JP2009092724A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックライト装置が正常に点灯されていない状態を明確に判定し、かつ異常の場合には不要な電力の消費や安全上の危険を起こさない液晶表示装置を得る事を目的とする。
【解決手段】本発明に係る液晶表示装置20は、液晶表示パネル10、液晶表示パネル10を背面側から照明するバックライト装置11、液晶表示パネル10とバックライト装置11とを収納し背面または側面に開口部2を有する筐体1を備える。さらに、開口部2に隣接して配置されバックライト装置11の光を検知する光電変換素子3、光電変換素子3の出力に基づいてバックライト装置11の動作状態の正常/異常を判定し、異常のとき液晶表示装置20への電源供給を停止するマイクロプロセッサ6を備えて構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
従来の液晶表示装置では、バックライト装置として冷陰極管を使用したものが主流であるが、冷陰極管の端子には通常動作時において4kVピーク程度のパルス電圧が印加されている。そのためバックライト駆動回路は電圧的にも電力的にも高出力になっており、バックライト駆動回路の部品不良やバックライト装置の経年劣化などによる構造不良によって異常が発生した場合、バックライト駆動回路の異常温度上昇などの不具合が起こる可能性があった。
この改善策として、冷陰極管(以下、バックライト装置とする)の負荷状態を検出する検出部と、この検出部によりバックライト装置の無負荷状態が所定時間検出された際に、バックライト駆動回路への電圧供給を停止する保護回路を設ける方法が、例えば特許文献1に示されている。このように、従来はバックライト装置やバックライト駆動回路で発生した異常に対して、液晶表示装置内部の保護回路を動作させて電源電圧の供給を停止している。
特開2007−115568号公報
しかしながら、上記の方法においては保護回路が動作しバックライト駆動回路が停止した状態であっても、保護回路が動作したことを検出する手段を持たないため、放送受信部や映像処理部、音声処理部などのバックライト駆動回路以外は動作し続け、不要な電力を消費してしまうといった問題があった。
また、バックライト駆動回路について想定外の不具合が起きる可能性があり、そのために保護回路が正常に動作しなかった場合は、バックライト駆動の異常によりバックライト装置が正常に点灯されていないにもかかわらず電源電圧が継続して供給され続けるため、バックライト駆動回路の異常温度上昇などの不具合が起こりうる。
さらに、近年安価な液晶表示装置も開発されているが、その中には上述した保護回路が十分に配慮されていないものもあり、その場合も不具合が発生したまま動作が継続してしまい、上記と同様の問題が起こりうる。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、バックライト装置が正常に点灯されていない状態を明確に判定し、かつ異常の場合には不要な電力の消費や安全上の危険を起こさない液晶表示装置を得る事を目的とする。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶表示パネル、液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト装置、液晶表示パネルとバックライト装置とを収納し背面または側面に開口部を有する筐体を備える。さらに、開口部に隣接して配置されバックライト装置の光を検知する光検知部、光検知部の出力に基づいてバックライト装置の動作状態の正常/異常を判定する判定部、判定部が異常と判定したとき液晶表示装置への電源供給を停止する電源制御部を備えて構成される。
本発明の効果として、液晶表示装置におけるバックライト装置の動作異常をその明るさにより検知することにより、従来の保護回路を使用する場合に比べて、正常に点灯されていない状態を明確に判定することが可能である。また、異常の際には液晶表示装置全体の電源を停止するようにしたことで、電源電圧がバックライト駆動回路およびそれ以外の回路に対しても継続して供給され続けることを防止し、回路の異常温度上昇などの不具合や、不要な電力消費を回避することが可能である。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(構成)
図1は本発明に係る液晶表示装置20の内部構成および外観を概念的に示す斜視図、図2は横方向から見た断面図を示す。
液晶表示装置20は、図2に示すように映像を表示する為の液晶表示パネル10、液晶表示パネル10を背面側から照明する冷陰極管などのバックライト装置11、および液晶表示パネル10とバックライト装置11を収納する筐体1を備える。液晶表示パネル10とバックライト装置11の間には、バックライト装置11の光を液晶表示パネル10の方向に集光拡散する光学シート12が配置される。
また、図1に示すように筐体1内部において、液晶表示装置20全体に電源を供給する電源回路9、バックライト装置11を駆動するためのバックライト駆動回路7、およびマイクロプロセッサ6などが搭載され液晶表示装置20の映像音声信号を処理するメインシャーシ8が配置される。電源回路9はバックライト駆動回路7およびメインシャーシ8と接続される。
図1、図2に示すように、筐体1の背面にはバックライト装置11の光を検知するための開口部2が形成される。バックライト装置11からの光は液晶表示パネル10を通って液晶表示パネル10で再現された映像を画面として表示するが、同時に筐体1の背面方向や側面方向にも出ており、開口部2があればそこを通って光は外部に出力される。筐体1の前方は画面として映像を表示する為の液晶表示パネル10があるため開口部2を設けることはできないが、側面および背面は構造的な取り付け部分や、液晶表示パネル10の駆動回路などがなければ開口部2を設けることができる。光が側面に出ている場合は、開口部2は筐体1の側面に形成されてもよい。
通常、液晶表示パネル10の背面には、バックライト装置11の光を液晶表示パネル10側に反射する為の反射シート(図示せず)が取り付けられているが、この反射シートを通して内部の光がある程度通過するのであれば、開口部2の位置の反射シートは取り除かれていても、そのままであってもよい。反射シートが内部の光をほとんど通さない材料の場合は、開口部2に相当する大きさで取り除かれるのが望ましい。
また、図1、図2に示すように、筐体1の外側において、基板5が開口部2に対面して配置される。図3は基板5における開口部2に対面する面を拡大した図である。該面には、バックライト装置11の光を検知する光電変換素子(光検知部)3が、開口部2の方向を向くように開口部2に隣接して配置される。
基板5における光電変換素子3の横には、光電変換素子3の出力を増幅する増幅回路4が配置される。増幅回路4は、メインシャーシ8に配置されるマイクロプロセッサ6と接続される。マイクロプロセッサ6は、増幅回路4の出力と、正常動作状態時の値としてあらかじめ設定されている基準値との大小関係を比較し、バックライト装置11の動作状態の正常/異常を判定する。すなわち、マイクロプロセッサ6は増幅回路4の出力に基づいてバックライト装置11の動作状態の正常/異常を判定する判定部の機能を備える。また、異常と判定したときに電源回路9を制御し、液晶表示装置20への電源供給を停止する電源制御部としての機能も備える。
なお、図示していないが、増幅回路4の出力と基準値との大小関係を比較し、比較結果を出力するコンパレータ(比較部)が別に設置されてもよい。その場合マイクロプロセッサ6は、コンパレータの比較結果に基づいてバックライト装置の動作状態の正常/異常を判定する。従ってマイクロプロセッサ6内部において比較する必要が無いため、マイクロプロセッサ6の機能を簡略化することが可能である。
図4は、基板5を筐体1の背面に取り付ける場合の実施例を示す図である。図に示すように、筐体1の背面の板金に開口部2を形成する際に、金型で開口部2の板材を外側にL型に折り曲げる事で取り付け台を構成し、基板5をネジなどで固定する方法が安価で簡易的な方法である。
(動作)
次に、動作の説明を行う。
開口部2から外部に出た光は、すぐ近傍に取り付けられた基板5上に実装された光電変換素子3により電気信号に変換される。電気信号に変換された後、基板5上に実装された増幅回路4により相当の電圧に増幅され、メインシャーシ8に実装されたマイクロプロセッサ6に入力され、基準値との比較および判定結果の検出が行われる。増幅回路4の出力が基準値を下回り異常と判定されたとき、マイクロプロセッサ6は電源回路9を制御し液晶表示装置20への電源供給を停止する。
なお、上述したマイクロプロセッサ6における比較および判定結果の検出について、一瞬でも基準値を切れば異常状態として判定する方法もあるが、一定時間継続して異常領域にある場合に異常状態と判定してもよい。また、コンパレータが設置された場合についても、コンパレータの比較結果が一定時間継続して異常領域にある場合に異常状態と判定してもよい。すなわち、マイクロプロセッサ6は増幅回路4の出力またはコンパレータによる比較結果の継続時間にも基づいてバックライト装置11の動作状態の正常/異常を判定してもよい。
その場合は、動作開始時のバックライト装置11の非点灯期間や、バックライト装置11の動作を動的に変化させ液晶表示装置の弱点である動画応答性の改善を行う場合などのような、正常動作中におけるバックライト非点灯時にも対応可能である。
(効果)
本発明の効果として、液晶表示装置20におけるバックライト装置11の動作異常をその明るさにより検知することにより、従来のバックライト装置11の負荷状態から検知する場合に比べて、正常に点灯されていない状態を明確に判定することが可能である。また、異常の際には液晶表示装置全体の電源を停止するようにしたことで、電源電圧がバックライト駆動回路7およびそれ以外の回路に対しても継続して供給され続けることを防止し、回路の異常温度上昇などの不具合や、不要な電力消費を回避することが可能である。
この発明に係る液晶表示装置を示す斜視図である。 この発明に係る薄型表示装置を示す断面図である。 この発明に係る基板を示す斜視図である。 この発明に係る開口部の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 筐体、2 開口部、3 光電変換素子、4 増幅回路、5 基板、6 マイクロプロセッサ、7 バックライト駆動回路、8 メインシャーシ、9 電源回路、10 液晶表示パネル、11 バックライト装置、12 光学シート、20 液晶表示装置。

Claims (4)

  1. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト装置と、
    前記液晶表示パネルと前記バックライト装置とを収納し、背面または側面に開口部を有する筐体と、
    前記開口部に隣接して配置され前記バックライト装置の光を検知する光検知部と、
    前記光検知部の出力に基づいて前記バックライト装置の動作状態の正常/異常を判定する判定部と、
    前記判定部が異常と判定したとき液晶表示装置への電源供給を停止する電源制御部と
    を備える液晶表示装置。
  2. 前記光検知部の出力とあらかじめ設定された基準値との大小を比較し比較結果を出力する比較部をさらに備え、
    前記判定部は前記比較結果に基づいて前記バックライト装置の動作状態の正常/異常をを判定する
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記判定部は前記光検知部の出力または前記比較結果の継続時間にも基づいて前記バックライト装置の動作状態の正常/異常を判定する
    請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記筐体の外側において前記開口部に対面して配置される基板をさらに備え、前記光検知部は前記基板に配置される
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
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