JP2009091009A - 粒状物収納袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラスチック製の表てシート体5と裏シート体6の上辺部1・下辺部2・左辺部3・右辺部4を融着して粒状物Kを封入する粒状物収納部21を形成した粒状物収納袋に於て、上辺部1は補強プラスチック材の表裏両面に熱可塑性プラスチック材55を積層させたラミネート帯体7が表てシート体5と裏シート体6にサンドイッチ状に配設され、かつ、ラミネート帯体7の中間部位Aは表てシート体5・裏シート体6の間に取っ手として引出可能に介設されており、ラミネート帯体7の一面をエンボス加工面とした。
【選択図】図1
Description
また、上記エンボス加工面の凹凸高さ寸法を3μm以上50μm以下に設定した。
また、散点状の上記小融着部が楕円状乃至長円形状であって、少なくとも上記中間部位の近傍域では、左右方向中央に向かって上方傾斜状に所定傾斜角をもって配設されている。
また、上記ラミネート帯体の上記左右両側の内の一方と、上記中間部位との境界域において、該ラミネート帯体と上記表てシート体と上記裏シート体とを、該ラミネート帯体を上下方向に横切るように融着した切取り線部を形成した。
また、上記表てシート体と裏シート体の上記左辺部・右辺部を、相互に融着する融着帯部は、上下中間位置が幅広として、上記粒状物収納部の上下中間位置に絞り部を形成した。
また、上記表てシート体と裏シート体の上記左辺部を相互に融着する融着帯部に非融着帯部を介在させるとともに、上記表てシート体と裏シート体の上記右辺部を相互に融着する融着帯部に非融着帯部を介在させた。
また、上記上辺部から上下方向切取り線部を形成し、かつ、該上下方向切取り線部の下端から、左右方向切取り線部を連結形成して、上記上下方向切取り線部と上記左右方向切取り線部を順次引き裂くことにより粒状物吐出口を形成可能に構成した。
図1〜図8は、本発明の第1の実施の形態を示す。図1に於て、粒状物収納袋20には粒状物K(例えば米)が封入(収納)された状態を例示する。図2は粒状物収納袋20の上辺部1とその近傍域を示す拡大図であり、図5は粒状物Kを吐出させるために上辺部1の一部を切り取った(取り去った)開封使用状態を示す要部拡大図である。
(図示省略したが、)下辺部2は粒状物Kを投入する前の状態───即ち粒状物未投入状態───では、未融着開口状であり、(後述の)図13に於て矢印C−C間を切断して分離した状態(但し、上下は逆に描かれている)である。
この多数の小融着部9の相互間は、粒状物排出(こぼれ)阻止のための小寸法の間隔Mの(小寸法)通気路10を多数形成する。
図3(C)に示すように、ラミネート帯体7の一面57のみをエンボス加工面59とするも良い。
なお、多数の小融着部9の内で、少なくとも中間部位Aの近傍域───つまり、収納袋部14の左辺・右辺を形成する小融着部9───では、左右中央に向かって上方傾斜状に傾斜角θをもって配設する。上記傾斜角θとしては、30°〜60°とするのが好ましく、特に、40°〜50°が、望ましい。その理由は、図2と図5のように、取っ手11として、引き出したラミネート帯体7を上方へ引き上げる力が作用した際に、取っ手11の左右の下端部に作用する上方向の外力に沿った方向に、小融着部9が傾斜していて、強度上有利となるからである。
なお、図7のように、小さなV型ノッチ18や引裂き開始短線切り目を、切取り線部15の最上端に形成するのが好ましい。また、図7のように、ミシン目19を付加形成しても好ましい。
他方、別のロール35には、帯状の長尺ラミネート帯体36が予め(ロール状に)巻設されている。長尺ラミネート帯体36は、図3に示したラミネート帯体7と同様に、各層を積層させる(すなわち補強プラスチック材51の表裏両面53,54に熱可塑性プラスチック材55を積層させる)とともに、一面57又は両面57,58にエンボス加工を行なったものである。一面57のみにエンボス加工を行なったものは、途中の工程でのハンドリングを容易に行なうことができる(エンボス加工を行なっていない他面58は、平面状なので、エンボスバキュームにて容易に吸着することができる)。このロール35から、長尺ラミネート帯体36を繰出しつつ、送りJを与える。この長尺ラミネート帯体36の送りJは間欠的であり、かつ、第1・第2プラスチックシート31, 32の送りGと同一方向である。
ところで、図10における溶断刃42を用いた場合、溶断の熱によって、図1に示した中間部位Aの幅方向両端縁(同図の上辺と下辺)が相互に融着する。
第1プラスチックシート31の前記送りGに伴って、仮付けされたラミネート帯体7は下流へ送られ、図9に示す融着装置43によって、第1・第2プラスチックシート31, 32の間にサンドイッチ状として、ラミネート帯体7を融着一体化する。このとき、同時に、左右辺部3,4も融着する。
その後、粒状物投入機45にて粒状物Kを投入するには、図12及び図13に示すように、図1とは上下逆として、送りQを与え、上端としての下辺部2を、吸盤46, 46にて吸引47, 47して開口状として、ホッパー48から粒状物Kの投入を行うと共に、直後に、上端としての下辺部2を、図外の融着機(超音波又は熱融着)にて融着して、粒状物Kを封入し、さらに、矢印C,Cのように、切断する。
この切断によって、図1に於て、取っ手11が、引き出される前の状態───収納袋部14に収納された状態───のものが、得られる。
本発明に於て、表てシート体5・裏シート体6は、例えば、ナイロン製の外層と、ポリエチレン又はポリプロピレン製の内層を装着一体化したものから成る。
さらに、粒状物収納袋20を積上げたときに、内部の空気がスムーズに排出されて、コンパクトに積上げ得る。
さらに、粒状物収納袋20を積上げたときに、内部の空気がスムーズに排出されて、コンパクトに積上げ得る。
2 下辺部
3 左辺部
4 右辺部
5 表てシート体
6 裏シート体
7 ラミネート帯体
8 左右両側
9 小融着部
10 小寸法通気路
11 取っ手
12 散点融着列
15 切取り線部
17 粒状物吐出口
21 粒状物収納部
23, 24 融着帯部
25 絞り部
61 左右方向融着部
62 上下方向傾斜融着部
63 台形状融着部
64 非融着帯部
65 非融着帯部
66 上下方向切取り線部
67 左右方向切取り線部
A 中間部位
h 凹凸高さ寸法
K 粒状物
Z 境界域
θ 傾斜角
Claims (11)
- プラスチック製の表てシート体(5)と裏シート体(6)の上辺部(1)・下辺部(2)・左辺部(3)・右辺部(4)を融着して粒状物(K)を封入する粒状物収納部(21)を形成した粒状物収納袋に於て、
上記下辺部(2)は粒状物未投入状態では未融着開口状であると共に、上記上辺部(1)は補強プラスチック材(51)の表裏両面(53)(54)に熱可塑性プラスチック材(55)を積層させたラミネート帯体(7)が上記表てシート体(5)と裏シート体(6)にサンドイッチ状に配設され、しかも、該ラミネート帯体(7)はその中間部位(A)を除いて、左右両側(8)(8)が粒状物排出阻止のための小寸法通気路(10)を多数形成するように散点状に小融着部(9)を多数配設して上記表てシート体(5)・裏シート体(6)に融着一体化し、かつ、上記ラミネート帯体(7)の上記中間部位(A)は上記表てシート体(5)・裏シート体(6)の間に取っ手(11)として引出可能に介設されており、
上記ラミネート帯体(7)の一面(57)又は両面(57)(58)をエンボス加工面(59)としたことを特徴とする粒状物収納袋。 - プラスチック製の表てシート体(5)と裏シート体(6)の上辺部(1)・下辺部(2)・左辺部(3)・右辺部(4)を融着して粒状物(K)を封入する粒状物収納部(21)を形成した粒状物収納袋に於て、
上記下辺部(2)は粒状物未投入状態では未融着開口状であると共に、上記上辺部(1)はナイロンフィルム(52)の表裏両面(53)(54)にLLDPEフィルム(56)を積層させたラミネート帯体(7)が上記表てシート体(5)と裏シート体(6)にサンドイッチ状に配設され、しかも、該ラミネート帯体(7)はその中間部位(A)を除いて、左右両側(8)(8)が粒状物排出阻止のための小寸法通気路(10)を多数形成するように散点状に小融着部(9)を多数配設して上記表てシート体(5)・裏シート体(6)に融着一体化し、かつ、上記ラミネート帯体(7)の上記中間部位(A)は上記表てシート体(5)・裏シート体(6)の間に取っ手(11)として引出可能に介設されており、
上記ラミネート帯体(7)の一面(57)又は両面(57)(58)をエンボス加工面(59)としたことを特徴とする粒状物収納袋。 - 上記エンボス加工面(59)は、上記粒状物収納部(21)と外気とを連通する多数の内外連続凹溝(60)を有する請求項1又は2記載の粒状物収納袋。
- 上記エンボス加工面(59)の凹凸高さ寸法(h)を3μm以上50μm以下に設定した請求項1,2又は3記載の粒状物収納袋。
- 上記ラミネート帯体(7)の中間部位(A)の下縁に沿って、上記表てシート体(5)と上記裏シート体(6)とを散点状に融着した散点融着列(12)を有している請求項1,2,3又は4記載の粒状物収納袋。
- 散点状の上記小融着部(9)が楕円状乃至長円形状であって、少なくとも上記中間部位(A)の近傍域では、左右方向中央に向かって上方傾斜状に所定傾斜角(θ)をもって配設されている請求項1,2,3,4又は5記載の粒状物収納袋。
- 上記ラミネート帯体(7)の上記左右両側(8)(8)の内の一方と、上記中間部位(A)との境界域(Z)において、該ラミネート帯体(7)と上記表てシート体(5)と上記裏シート体(6)とを、該ラミネート帯体(7)を上下方向に横切るように融着した切取り線部(15)を形成した請求項1,2,3,4,5又は6記載の粒状物収納袋。
- 上記表てシート体(5)と裏シート体(6)の上記左辺部(3)・右辺部(4)を、相互に融着する融着帯部(23)(24)は、上下中間位置が幅広として、上記粒状物収納部(21)の上下中間位置に絞り部(25)を形成した1,2,3,4,5,6又は7記載の粒状物収納袋。
- 上記ラミネート帯体(7)の中間部位(A)の下縁に沿って、上記表てシート体(5)と上記裏シート体(6)とを融着した左右方向融着部(61)と、該左右方向融着部(61)の左右両端から上方へ上記表てシート体(5)と上記裏シート体(6)と上記ラミネート帯体(7)を融着した上下方向傾斜融着部(62)と、から成る台形状融着部(63)を有する請求項1,2,3,4,6,7又は8記載の粒状物収納袋。
- 上記表てシート体(5)と裏シート体(6)の上記左辺部(3)を相互に融着する融着帯部(23)に非融着帯部(64)を介在させるとともに、上記表てシート体(5)と裏シート体(6)の上記右辺部(4)を相互に融着する融着帯部(24)に非融着帯部(65)を介在させた請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の粒状物収納袋。
- 上記上辺部(1)から上下方向切取り線部(66)を形成し、かつ、該上下方向切取り線部(66)の下端から、左右方向切取り線部(67)を連結形成して、上記上下方向切取り線部(66)と上記左右方向切取り線部(67)を順次引き裂くことにより粒状物吐出口(17)を形成可能に構成した請求項1,2,3,4,5,6,8,9又は10記載の粒状物収納袋。
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