JP2009090344A - ロウ材シート製造方法及びロウ材シート製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】粉末圧延によるロウ材シートの歩留りの低下を抑制することが可能なロウ材シート製造方法及びロウ材シート製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着したロウ材シートの製造方法であって、上記原料粉末を分級する分級工程(ステップS2)と、分級した上記原料粉末を上記基材に固着する固着工程(ステップS5)とを有する。
【選択図】図3
【解決手段】基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着したロウ材シートの製造方法であって、上記原料粉末を分級する分級工程(ステップS2)と、分級した上記原料粉末を上記基材に固着する固着工程(ステップS5)とを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ロウ付け性を有するシートの製造方法及び製造装置であって、特に、粉末圧延により基材に原料粉末を固着させて成るロウ材シートの製造方法及び製造装置に関するものである。
現在、実用化されているロウ材シートは、ニッケルロウ材組成の金属を溶解し、急冷ロール法によりアモルファスのシート状にしたものや、粉末状のニッケルロウと特殊なバインダーによりスラリー状にしたものをドクターブレード法等によりロウ材をシート状にしたものがある。
近年、粉末圧延によるロウ材シートが注目されている。粉末圧延によるロウ材シートは、例えば、ステンレスの基材に、ロウ、ニッケル、クロム及びシリコンの粉末を混合し、その混合粉末を一対に対峙して設置された圧延ローラで圧着させ、圧着により数十ミクロンの粉体層を形成させたものをさらに焼成することで形成される(例えば、特許文献1〜4参照)。
この粉末圧延によるロウ材シートは、上記実用化されているロウ材シートと比較すると、曲げ加工、プレス加工等の加工性がよく、また、バインダーを使用しないため、ロウ付けの際、バインダーの揮発の必要がないためロウ付け性がよいという特徴がある。
この粉末圧延によるロウ材シートは、上記実用化されているロウ材シートと比較すると、曲げ加工、プレス加工等の加工性がよく、また、バインダーを使用しないため、ロウ付けの際、バインダーの揮発の必要がないためロウ付け性がよいという特徴がある。
粉末圧延によるロウ材シート製造方法では、ロウ材シート製造時、原料粉末の粒度調節が不十分であると、例えば、粗大粉末が圧延ローラに巻き込まれ、粉体層の厚みが不均一になることや、上記粗大粉末の混入により、粉末を混合する工程で振動等により粗大粉末が浮き上がる等の偏析が生じることで、粉体層内における成分が偏り、粉末圧延によるロウ材シートの加工性及びロウ付け性の低下が懸念される。
したがって、従来、混合粉末の原料粉末は、製粉所で粒度を調節されたものを使用していた。
特開2004−82218号公報
特開2005−186127号公報
特開2004−25251号公報
特開2006−297450号公報
したがって、従来、混合粉末の原料粉末は、製粉所で粒度を調節されたものを使用していた。
しかしながら、上記粒度を調節された原料粉末であっても、ある程度の粒度のばらつきが存在することは否めず、また、製粉所から原料粉末を搬送する際にも振動等によって粉末同士が凝集してしまうことや、湿度等の周囲の環境による影響でも粉末同士が凝集してしまうことがある。
したがって、粉末圧延によるロウ材シートを製造する際に、上記粗大粉末、凝集粉末が混入した原料粉末は、上述した現象を引き起こし、粉末圧延によるロウ材シートの歩留りを低下させる問題がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、粉末圧延によるロウ材シートの歩留りの低下を抑制することが可能なロウ材シート製造方法及びロウ材シート製造装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着したロウ材シートの製造方法であって、上記原料粉末を分級する分級工程と、分級した上記原料粉末を上記基材に固着する固着工程とを有するという構成を採用する。
このような製造方法を採用することで、原料粉末の粒度によって分級させたものを基材に固着させロウ材シートを製造することができる。
このような製造方法を採用することで、原料粉末の粒度によって分級させたものを基材に固着させロウ材シートを製造することができる。
また、本発明では、上記原料粉末は、複数種の粉末が混合された混合粉末であり、上記分級工程を各粉末毎にそれぞれ行うという構成を採用する。
このような製造方法を採用することで、混合粉末の各構成粉末に対応した分級を行い、各粉末毎に粒度を調節させることができる。
このような製造方法を採用することで、混合粉末の各構成粉末に対応した分級を行い、各粉末毎に粒度を調節させることができる。
また、本発明では、上記分級工程により分級した各粉末を混合する混合工程を有するという構成を採用する。
このような製造方法を採用することで、混合粉末の各粉末毎に分級された粉末を所望の割合で混合させることができる。
このような製造方法を採用することで、混合粉末の各粉末毎に分級された粉末を所望の割合で混合させることができる。
また、本発明では、上記分級工程で分級した、所定の大きさ以上の粉末を粉砕する粉砕工程と、粉砕した粉末を分級前の上記原料粉末に混入し、分級する第2分級工程とを有するという構成を採用する。
このような製造方法を採用することで、分級により固着工程へ移行されなかった所定以上の大きさ以上の粉末を粉砕することで小さくし、その粉砕された粉末をさらに分級させ、固着工程へ移行させることができるため、粗大粉末及び凝集粉末を廃棄することなく再利用できる。
このような製造方法を採用することで、分級により固着工程へ移行されなかった所定以上の大きさ以上の粉末を粉砕することで小さくし、その粉砕された粉末をさらに分級させ、固着工程へ移行させることができるため、粗大粉末及び凝集粉末を廃棄することなく再利用できる。
また、本発明では、基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着されるロウ材シートの製造装置であって、上記原料粉末を分級する分級装置と、分級された上記原料粉末を上記基材に固着させる固着装置とを有するという構成を採用する。
このような構成を採用することで、分級装置により原料粉末を分級したものを固着装置により固着させロウ材シートを製造することができる。
このような構成を採用することで、分級装置により原料粉末を分級したものを固着装置により固着させロウ材シートを製造することができる。
また、本発明では、上記原料粉末は、複数種の粉末が混合された混合粉末であり、各粉末毎にそれぞれ上記分級装置が設けられるという構成を採用する。
このような構成を採用することで、混合粉末の各構成粉末に対応した分級装置を用いることによって、各粉末毎に粒度を調節させることができる。
このような構成を採用することで、混合粉末の各構成粉末に対応した分級装置を用いることによって、各粉末毎に粒度を調節させることができる。
また、本発明では、上記分級装置により分級された各粉末を混合する混合装置を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することで、混合粉末の各粉末毎に分級された粉末を混合装置により所望の割合で混合させることができる。
このような構成を採用することで、混合粉末の各粉末毎に分級された粉末を混合装置により所望の割合で混合させることができる。
また、本発明では、上記分級装置により分級した、所定の大きさ以上の粉末を粉砕し、粉砕した粉末を分級前の上記原料粉末に混入させる粉砕装置を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することで、分級により固着装置へ搬送されなかった所定以上の大きさ以上の粉末は、粉砕装置により粉砕されることで小さくなり、その粉砕された粉末をさらに分級装置で分級させ、固着装置へ移行させることができる。
このような構成を採用することで、分級により固着装置へ搬送されなかった所定以上の大きさ以上の粉末は、粉砕装置により粉砕されることで小さくなり、その粉砕された粉末をさらに分級装置で分級させ、固着装置へ移行させることができる。
本発明によれば、基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着したロウ材シートの製造方法であって、上記原料粉末を分級する分級工程と、分級した上記原料粉末を上記基材に固着する固着工程とを有するという構成を採用する。そのため、原料粉末を分級したものを基材に固着させロウ材シートを製造することができる。つまり、所定の大きさ以上の粗大粉末及び凝集粉末を粒度の分級により排除した原料粉末によってロウ材シートを製造することが可能となる。
したがって、本発明によれば、粉末圧延によるロウ材シートの歩留りの低下を抑制することができる効果がある。
したがって、本発明によれば、粉末圧延によるロウ材シートの歩留りの低下を抑制することができる効果がある。
また、本発明によれば、基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着されるロウ材シートの製造装置であって、上記原料粉末を分級する分級装置と、分級した上記原料粉末を上記基材に固着させる固着装置とを有するという構成を採用する。そのため、分級装置により原料粉末を分級したものを固着装置により固着させロウ材シートを製造することができる。つまり、所定の大きさ以上の粗大粉末及び凝集粉末を分級装置により排除した原料粉末によってロウ材シートを製造させることが可能となる。
したがって、本発明によれば、粉末圧延によるロウ材シートの歩留りの低下を抑制することができる効果がある。
したがって、本発明によれば、粉末圧延によるロウ材シートの歩留りの低下を抑制することができる効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。また、理解を容易にするために、これらの図面は、縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態におけるロウ材シート製造装置Dの概略構成図である。
ロウ材シート製造装置Dは、原料粉末Xを分級する分級装置10と、分級された粗大粉末及び凝集粉末を粉砕する粉砕装置14と、分級され微細な粉末で構成された原料粉末Xを計量する計量装置11と、計量された原料粉末Xを混合する混合装置12と、混合された原料粉末Xを基材に固着させロウ材シート1を形成させる固着装置13とを有する。
ロウ材シート製造装置Dは、原料粉末Xを分級する分級装置10と、分級された粗大粉末及び凝集粉末を粉砕する粉砕装置14と、分級され微細な粉末で構成された原料粉末Xを計量する計量装置11と、計量された原料粉末Xを混合する混合装置12と、混合された原料粉末Xを基材に固着させロウ材シート1を形成させる固着装置13とを有する。
原料粉末Xは、ロウ(BNi−5)粉末X1、ニッケル粉末X2、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4から構成される。ここで、ロウ材シート製造装置Dは、該各粉末X1〜4毎に、分級装置10、粉砕装置14及び計量装置11が設けられ、混合装置12に各粉末X1〜4が供給され混合される構成となっている(図1では、ロウ(BNi−5)粉末X1についてのみ、分級装置10、粉砕装置14及び計量装置11を図示している)。
分級装置10は、開口された上部から原料粉末Xが供給可能な中空構造を有し、供給された原料粉末Xを粒度によって分級する篩が内部に設けられている。また、分級装置10は、不図示の振動機構(例えば、モータ、超音波発生装置等)により振動される構成となっている。さらに、分級装置10は、篩を通過した微細な原料粉末Xを計量装置11へ供給するノズル等が設けられている。
粉砕装置14は、分級装置10により分級された粗粉(粗大粉末及び凝集粉末)を吸引ノズル等で粉砕装置14内部に搬送し、内部に設けられた空間で気流や機械的作用によって粉砕処理をさせる構成となっている。粉砕処理には、気体中で粗大粉末や凝集粉末同士を衝突させるジェットミルや、上記粗粉をローラで粉砕するローラミル等を用いる。また、粉砕装置14は、粉砕して粒度が小さくなった原料粉末Xをベルト等の供給装置で、再び分級装置10へ搬送する構成となっている。
計量装置11は、分級装置10から供給された原料粉末Xを計量容器等に貯蓄し、計量する構成となっている。また、計量装置11は、原料粉末が所望の重量に達した場合に、混合装置12へ原料粉末Xを供給させる構成となっている。
混合装置12は、原料粉末Xを貯蓄する中空構造と、微粉として供給されたロウ粉末X1と、ニッケル粉末X2と、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4とを混合し、攪拌させるミキサー等とを有する構成となっている。また、混合装置12は、所望の重量比で混合された原料粉末Xを固着装置13に設けられた後述するホッパ3Aへ搬送させる構成となっている。
次に、固着装置13について、図2を参照して詳しく説明する。
固着装置13は、混合装置12によって混合された原料粉末Xを貯蓄するホッパ3Aと、ホッパ3Aから原料粉末Xを後述する圧延ローラ4Aの周面に供給するベルトフィーダ5Aと、供給された原料粉末Xと原料粉末Xが固着される金属板(基材)21とを圧延する圧延ローラ4A、4Bと、圧延加工された原料粉末Xと金属板21とを加熱処理する加熱炉6と、加熱処理の後に形成されるロウ材シート1を巻き取る回収ローラ8とを有する。
固着装置13は、混合装置12によって混合された原料粉末Xを貯蓄するホッパ3Aと、ホッパ3Aから原料粉末Xを後述する圧延ローラ4Aの周面に供給するベルトフィーダ5Aと、供給された原料粉末Xと原料粉末Xが固着される金属板(基材)21とを圧延する圧延ローラ4A、4Bと、圧延加工された原料粉末Xと金属板21とを加熱処理する加熱炉6と、加熱処理の後に形成されるロウ材シート1を巻き取る回収ローラ8とを有する。
金属板21は、例えば、ステンレスの金属の板から構成される。
ホッパ3Aは、原料粉末Xを貯蓄する中空構造を有し、ベルトフィーダ5Aを介して圧延ローラ4Aの周面に原料粉末Xを供給する構成となっている。
ベルトフィーダ5Aは、ホッパ3Aの下方に設けられ、不図示の回転駆動機構と接続されて回転駆動することで、ホッパ3Aの下部から供給される原料粉末Xを搬送する構成となっている。また、ベルトフィーダ5Aは、搬送先が、圧延ローラ4Aの上方に位置しており、原料粉末Xを圧延ローラ4Aの周面上に供給する構成となっている。
なお、ベルトフィーダ5Aは、圧延ローラ4Aの幅と略同一の幅を有しており、圧延ローラ4Aの幅方向に亘って均一に、原料粉末Xを供給可能な構成となっている。
なお、ベルトフィーダ5Aは、圧延ローラ4Aの幅と略同一の幅を有しており、圧延ローラ4Aの幅方向に亘って均一に、原料粉末Xを供給可能な構成となっている。
圧延ローラ4A、4Bは、ベルトフィーダ5Aの下方に一対となって設けられる。また、圧延ローラ4A、4Bは、互いの周面が所定の間隔で平行対峙するように配置される。そして、圧延ローラ4A、4Bは、不図示の回転駆動機構により回転駆動することによって、圧延ローラ4A、4Bの間に挿入される部材を圧延する構成となっている。
加熱炉6は、圧延ローラ4A、4Bの下方に設置される。そして、加熱炉6は、圧延ローラ4A、4Bにより圧延され、プーリ9を介して挿入された原料粉末X及び金属板21を加熱処理する構成となっている。
回収ローラ8は、不図示の回転駆動機構により回転駆動可能に担持される。そして、回収ローラ8は、加熱炉6による加熱処理の工程を経て得たロウ材シート1を巻き取る構成となっている。
続いて、図3のフローチャートを参照して、ロウ材シート1の製造工程及びそれに伴うロウ材シート製造装置Dの動作について説明する。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、原料粉末Xを構成するロウ(BNi−5)粉末X1、ニッケル粉末X2、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4の各粉末毎に設けられた分級装置10、粉砕装置14及び計量装置11の動作及び工程を一の説明で行うが、実際には、4種類の各粉末X1〜4それぞれに対して、分級装置10、粉砕装置14及び計量装置11の動作及び工程が行われる。
始めに、ユーザーは、分級装置10へ原料粉末Xを供給する(ステップS1)。
原料粉末Xを供給された分級装置10は、原料粉末Xを分級装置10の内部に設けられた篩によって分級処理を行い、原料粉末Xを所定の閾値以下の粒度か、それ以上の粒度かに分級する(ステップS2,分級工程)。
分級装置10は、粒度の大きさによって分級する篩を振動機構により振動させ、原料粉末Xを分級する。
分級装置10に設けられた篩は、ステンレスワイヤ等で網目状に形成されており、例えば、325メッシュの篩を使用する場合には、網目の一目45マイクロメートルで形成された値を閾値として、その網目を通過する微粉の原料粉末Xと、網目を通過できずに篩上に残留する、粗大粒子及び凝集粒子から成る原料粉末Xとに分級する。
分級装置10は、粒度の大きさによって分級する篩を振動機構により振動させ、原料粉末Xを分級する。
分級装置10に設けられた篩は、ステンレスワイヤ等で網目状に形成されており、例えば、325メッシュの篩を使用する場合には、網目の一目45マイクロメートルで形成された値を閾値として、その網目を通過する微粉の原料粉末Xと、網目を通過できずに篩上に残留する、粗大粒子及び凝集粒子から成る原料粉末Xとに分級する。
分級装置10に設けられた篩上に残留した粗大粒子及び凝集粒子から成る原料粉末Xは、分級装置10に接続された吸引ノズルによって、粉砕装置14に搬送され、粉砕装置14により粉砕処理される(ステップS6,粉砕工程)。
上記原料粉末Xは、気体中で上記原料粉末X同士を衝突させ粉砕するジェットミルや、上記原料粉末Xをローラで粉砕するローラミル等を用いて粉砕処理される。粉砕処理を経た原料粉末Xは、分級装置10内へ再び搬送され、分級処理される(第2分級工程)。
上記原料粉末Xは、気体中で上記原料粉末X同士を衝突させ粉砕するジェットミルや、上記原料粉末Xをローラで粉砕するローラミル等を用いて粉砕処理される。粉砕処理を経た原料粉末Xは、分級装置10内へ再び搬送され、分級処理される(第2分級工程)。
分級装置10により、所定の閾値以下の粒度に調整された原料粉末Xは、計量装置11
によって計量される(ステップS3)。
計量装置11は、分級装置10に設けられたノズルを介して篩を通過した微細な原料粉末Xが供給される。計量装置11は、分級装置10から供給された原料粉末Xを計量容器等に貯蓄し、計量する。また、計量装置11は、原料粉末が所望の重量に達した場合に、混合装置12へ原料粉末Xを供給させる。
によって計量される(ステップS3)。
計量装置11は、分級装置10に設けられたノズルを介して篩を通過した微細な原料粉末Xが供給される。計量装置11は、分級装置10から供給された原料粉末Xを計量容器等に貯蓄し、計量する。また、計量装置11は、原料粉末が所望の重量に達した場合に、混合装置12へ原料粉末Xを供給させる。
計量装置11により計量された原料粉末Xを供給された混合装置12は、混合処理を行う(ステップS4,混合工程)。
混合装置12には、ロウ(BNi−5)粉末X1、ニッケル粉末X2、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4の各粉末毎に設けられた計量装置11から計量された粉末X1〜4が供給され、混合装置12は、混合装置12内部に設けられたミキサーで混合し、攪拌する。
混合装置12は、例えば、所望に計量されたロウ(BNi−5)粉末X1と、ロウ(BNi−5)粉末X1を構成する粉末と同じ割合で、ニッケル粉末X2を71wt%、クロム粉末X3を19wt%、シリコン粉末X4を10wt%の重量比で計量された各粉末X2〜4とを混合させる。そして、混合装置12は、所望の割合で混合された原料粉末Xを固着装置13に設けられたホッパ3Aへ搬送する。
混合装置12には、ロウ(BNi−5)粉末X1、ニッケル粉末X2、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4の各粉末毎に設けられた計量装置11から計量された粉末X1〜4が供給され、混合装置12は、混合装置12内部に設けられたミキサーで混合し、攪拌する。
混合装置12は、例えば、所望に計量されたロウ(BNi−5)粉末X1と、ロウ(BNi−5)粉末X1を構成する粉末と同じ割合で、ニッケル粉末X2を71wt%、クロム粉末X3を19wt%、シリコン粉末X4を10wt%の重量比で計量された各粉末X2〜4とを混合させる。そして、混合装置12は、所望の割合で混合された原料粉末Xを固着装置13に設けられたホッパ3Aへ搬送する。
固着装置13は、ホッパ3Aに搬送された原料粉末Xを金属板21に固着させ、ロウ材シート1を形成する(ステップS5,固着工程)。
固着装置13は、ホッパ3Aに貯蓄された原料粉末Xをベルトフィーダ5Aを介して、圧延ローラ4Aの周面に連続的に供給する(図2参照)。
そして、圧延ローラ4Aに供給された原料粉末Xは、圧延ローラ4A、4Bの回転駆動によって、圧延ローラ4A、4Bの間に上方から下方へ挿通されて搬送されるシート状の金属板21と圧延される。当該圧延によって、原料粉末Xは、金属板21に固着されることとなる。
原料粉末Xが固着した金属板21は、圧延ローラ4A、4Bの下方に位置する加熱炉6にプーリ9を介して挿入され、原料粉末Xの融点(例えば、約1080℃)以下の温度まで加熱される。この結果、原料粉末Xが焼結して層となり、金属版21の表面にしっかりと固着されることによって、ロウ付け性を有するクラッド層22が形成される。なお、当該クラッド層22は、原料粉末Xを構成する構成粉末の構成比率を適宜調整することで、ロウ材シート1の用途に適した機能を備えさせることができる。
上記工程により、製造された金属板21及びクラッド層22から成るロウ材シート1は、回収ローラ8の回転駆動により巻き取られることによって回収されることとなる。なお、加熱炉6によって焼成されたロウ材シート1は、必要に応じて冷却されてから回収ローラ8によって回収されても良い。
固着装置13は、ホッパ3Aに貯蓄された原料粉末Xをベルトフィーダ5Aを介して、圧延ローラ4Aの周面に連続的に供給する(図2参照)。
そして、圧延ローラ4Aに供給された原料粉末Xは、圧延ローラ4A、4Bの回転駆動によって、圧延ローラ4A、4Bの間に上方から下方へ挿通されて搬送されるシート状の金属板21と圧延される。当該圧延によって、原料粉末Xは、金属板21に固着されることとなる。
原料粉末Xが固着した金属板21は、圧延ローラ4A、4Bの下方に位置する加熱炉6にプーリ9を介して挿入され、原料粉末Xの融点(例えば、約1080℃)以下の温度まで加熱される。この結果、原料粉末Xが焼結して層となり、金属版21の表面にしっかりと固着されることによって、ロウ付け性を有するクラッド層22が形成される。なお、当該クラッド層22は、原料粉末Xを構成する構成粉末の構成比率を適宜調整することで、ロウ材シート1の用途に適した機能を備えさせることができる。
上記工程により、製造された金属板21及びクラッド層22から成るロウ材シート1は、回収ローラ8の回転駆動により巻き取られることによって回収されることとなる。なお、加熱炉6によって焼成されたロウ材シート1は、必要に応じて冷却されてから回収ローラ8によって回収されても良い。
回収されたロウ材シート1は、金属板21の片面に全面に亘ってクラッド層22が形成されることとなる。そして、一連のロウ材シート1の製造工程及びそれに伴うロウ材シート製造装置Dの動作が終了する。
したがって、上述の本実施形態によれば、金属板21の少なくとも一方の面に原料粉末Xが固着したロウ材シート1の製造方法であって、上記原料粉末Xを分級する分級工程(ステップS2)と、分級した上記原料粉末Xを上記金属板21に固着する固着工程(ステップS5)とを有する。そのため、原料粉末Xを分級したものを金属板21に固着させロウ材シート1を製造することができる。つまり、所定の大きさ以上の粗大粉末及び凝集粉末を粒度の分級により排除した原料粉末Xによってロウ材シート1を製造することが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、所定の大きさ以上の粗大粉末及び凝集粉末が引き起こす諸問題を回避することができるため、粉末圧延によるロウ材シート1の歩留りの低下を抑制することができる効果がある。
したがって、本実施形態によれば、所定の大きさ以上の粗大粉末及び凝集粉末が引き起こす諸問題を回避することができるため、粉末圧延によるロウ材シート1の歩留りの低下を抑制することができる効果がある。
また、本実施形態では、上記原料粉末Xは、ロウ(BNi−5)粉末X1、ニッケル粉末X2、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4が混合された混合粉末であり、上記分級工程(ステップS2)を各粉末毎にそれぞれ行う。
したがって、本実施形態によれば、混合粉末の各構成粉末に対応した分級を行い、各粉末毎に粒度を調節させることができる。
したがって、本実施形態によれば、混合粉末の各構成粉末に対応した分級を行い、各粉末毎に粒度を調節させることができる。
また、本実施形態では、上記分級工程(ステップS2)により分級した各粉末を混合する混合工程(ステップS4)を有する。
したがって、本実施形態によれば、混合粉末の各粉末毎に分級された粉末を所望の割合で混合させることができる。
したがって、本実施形態によれば、混合粉末の各粉末毎に分級された粉末を所望の割合で混合させることができる。
また、本実施形態では、上記分級工程(ステップS2)で分級した、所定の大きさ以上の粉末を粉砕する粉砕工程(ステップS6)と、粉砕した粉末を分級前の上記原料粉末Xに混入し、分級する第2分級工程とを有する。
したがって、本実施形態によれば、分級により固着工程(ステップS5)へ移行されなかった所定以上の大きさ以上の粉末を粉砕することで小さくし、その粉砕された粉末をさらに分級させ、固着工程(ステップS5)へ移行させることができるため、粗大粉末及び凝集粉末を廃棄することなく再利用できる。
したがって、本実施形態によれば、分級により固着工程(ステップS5)へ移行されなかった所定以上の大きさ以上の粉末を粉砕することで小さくし、その粉砕された粉末をさらに分級させ、固着工程(ステップS5)へ移行させることができるため、粗大粉末及び凝集粉末を廃棄することなく再利用できる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態において、分級装置10は、篩を有する構成と説明した。しかしながら、本発明の分級装置10は、篩を有する構成に限定されず、気流式分級機を用いても適用可能である。気流式分級機は、例えば、重力式、サイクロン式、強制渦流れ式等の分級機が使用できる。また、分級装置10は、複数の気流式等の分級機又は、複数の篩を有する構成であってもよく、さらに、上記気流式等と、篩を有する構成との分級機を組み合わせて構成されても良い。
また、上記実施形態において、ロウ材シート1のクラッド層22は、金属板21の片面の全面に亘って設けられていると説明した。しかしながら、本発明は、金属板21の両面の全面に亘って設けられている場合であっても同様に適用可能である。この場合、ロウ材シート1の製造工程にあたり、ホッパ3B、ベルトフィーダ5Bを稼動させ、ホッパ3Bに混合工程を経た原料粉末Xを貯蓄し、圧延ローラ4Bの周面上に原料粉末Xを供給することで、金属板21の両面にクラッド層22を形成させることとなる(図2参照)。
また、上記実施形態において、金属板21はステンレスと説明した。しかしながら、本発明では、必ずしも金属板21はステンレスである必要はない。本発明の金属板21は、例えば、ニッケル基合金や銅等であってもよい。その場合、原料粉末Xは、基材となる金属板21より融点の低いロウ付け性を有する原料粉末Xを選択するのが好ましい。
また、上記実施形態において、原料粉末Xは、ロウ(BNi−5)粉末X1、ニッケル粉末X2、クロム粉末X3及びシリコン粉末X4から構成されると説明した。しかしながら本発明における原料粉末Xは、必ずしも上記構成に限定されない。原料粉末Xは、例えば、JIS規格のBNi−2であれば、ニッケル(Ni)粉末とニッケル−クロム(Ni−Cr)合金粉末とニッケル−ボロン(Ni−B)合金粉末と鉄−クロム(Fe−Cr)合金粉末と鉄−ニッケル(Fe−Ni)合金粉末と鉄−シリコン(Fe−Si)合金粉末とを混合し、全体の総和の成分比がニッケル(Ni)を母材成分とし、クロム(Cr)が6wt%以上かつ8wt%以下、ボロン(B)が2.75wt%以上かつ3.5wt%以下、鉄(Fe)が2.5wt%以上かつ3.5wt%以下、シリコン(Si)が4wt%以上かつ5wt%以下となるように調合したものであっても良い。
また、上記実施形態の固着装置13において、圧延ローラ4A上に供給された原料粉末Xの厚み(供給量)を調節する機構を設けても良い。
1…ロウ材シート、10…分級装置、12…混合装置、13…固着装置、14…粉砕装置、21…金属板(基材)、D…ロウ材シート製造装置(製造装置)、S2…分級処理(分級工程)、S4…混合処理(混合工程)、S5…固着処理(固着工程)、S6…粉砕処理(粉砕工程)、X…原料粉末
Claims (8)
- 基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着したロウ材シートの製造方法であって、
前記原料粉末を分級する分級工程と、
分級した前記原料粉末を前記基材に固着する固着工程とを有することを特徴とするロウ材シート製造方法。 - 前記原料粉末は、複数種の粉末が混合された混合粉末であり、前記分級工程を各粉末毎にそれぞれ行うことを特徴とする請求項1に記載のロウ材シート製造方法。
- 前記分級工程により分級した各粉末を混合する混合工程を有することを特徴とする請求項2に記載のロウ材シート製造方法。
- 前記分級工程で分級した、所定の大きさ以上の粉末を粉砕する粉砕工程と、粉砕した粉末を分級前の前記原料粉末に混入し、分級する第2分級工程とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のロウ材シート製造方法。
- 基材の少なくとも一方の面に原料粉末が固着されるロウ材シートの製造装置であって、
前記原料粉末を分級する分級装置と、
分級された前記原料粉末を前記基材に固着させる固着装置とを有することを特徴とするロウ材シート製造装置。 - 前記原料粉末は、複数種の粉末が混合された混合粉末であり、各粉末毎にそれぞれ前記分級装置が設けられることを特徴とする請求項5に記載のロウ材シート製造装置。
- 前記分級装置により分級された各粉末を混合する混合装置を有することを特徴とする請求項6に記載のロウ材シート製造装置。
- 前記分級装置により分級した、所定の大きさ以上の粉末を粉砕し、粉砕した粉末を分級前の前記原料粉末に混入させる粉砕装置を有することを特徴とする請求項の5〜7のいずれか一項に記載のロウ材シート製造装置。
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JP2007264458A JP2009090344A (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | ロウ材シート製造方法及びロウ材シート製造装置 |
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-
2007
- 2007-10-10 JP JP2007264458A patent/JP2009090344A/ja active Pending
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