JP2009089720A - 医用画像システム、読影オーダ生成装置及びプログラム - Google Patents

医用画像システム、読影オーダ生成装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読影オーダ情報を自動的に生成し、ユーザの作業負担を軽減させる。
【解決手段】RISは、電子カルテ端末から撮影オーダ情報を受信すると(ステップS1)、撮影オーダ情報を読影オーダ生成装置50に送信する(ステップS2)。読影オーダ生成装置は、RISから送信された撮影オーダ情報を取得し(ステップS4)、撮影オーダ情報から患者情報及び検査情報を取得する(ステップS5)。そして、読影オーダ生成装置は、患者情報及び検査情報に基づいて、当該患者情報及び検査情報に対応する医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成し(ステップS6)、読影オーダ情報を読影端末に送信する(ステップS7)。
【選択図】図5

Description

本発明は、医用画像システム、読影オーダ生成装置及びプログラムに関する。
近年、医療の分野では、患者を撮影した医用画像のデジタル化が実現されている。例えば、CR(Computed Radiography)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の画像生成装置(モダリティ)により撮影され、デジタル化された医用画像は、患者情報や検査情報等とともにPACS(Picture Archiving and Communication System)に保存され、管理されている。これに伴い、フィルムに出力された画像からモニタに表示された画像へと、医師による画像診断の対象が移行してきている。
ところで、撮影装置の種類も増え、より高解像度の画像が得られる等、技術の進歩により、医師の診断においても、より高度な専門性が要求されてきている。また、撮影される画像量が多くなってきているため、臨床医が患者と対面しながら画像診断をすることは困難である。そのため、大規模な病院では、読影専門の医師(読影医)が画像を診断し、読影レポート(報告書)を作成し、その結果に基づいて、臨床医が病名診断を行う場合が多い。
読影医が読影レポートを作成するための装置において、例えば、読影対象画像のリストを表示する際に、読影レポート作成の進捗状況(未読影、読影中、既読影)や、検査が確定診断待ちの状態にあるか否かを表示するものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−94515号公報
しかし、臨床医が読影医に対して読影を依頼する際には、紙の伝票を渡すか、撮影時に電子カルテ端末やオーダリングシステムを通じて、読影レポートを作成するための読影端末に読影オーダ情報を送る必要があった。紙の伝票を用いる場合には、臨床医が電子カルテ端末等で読影依頼内容を記載した伝票を作成し、読影医が読影端末において伝票に記載されている患者情報や検査情報を入力しなければならなかった。一方、電子カルテ端末等から読影端末に読影オーダ情報を送る場合には、臨床医が読影対象の検査毎に読影依頼内容を入力して読影オーダ情報を生成しなければならなかった。いずれにしても、読影依頼を行う際にはユーザによる操作が必要であり、煩雑な作業となっていた。
本発明は上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、読影オーダ情報を自動的に生成し、ユーザの作業負担を軽減させることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部機器と、読影オーダ生成装置と、読影端末とが通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された医用画像システムであって、前記読影オーダ生成装置は、前記外部機器から撮影オーダ情報を取得する取得手段と、前記取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する読影オーダ情報生成手段と、前記生成された読影オーダ情報を前記読影端末に送信する送信手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像システムにおいて、前記撮影オーダ情報は、患者情報及び/又は検査情報を含む。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の医用画像システムにおいて、前記読影オーダ情報生成手段は、前記取得手段により取得された撮影オーダ情報に基づいて、前記読影オーダ情報の緊急度、読影医師又はワークアイテムを設定する。
請求項4に記載の読影オーダ生成装置は、外部機器から撮影オーダ情報を取得する取得手段と、前記取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する読影オーダ情報生成手段と、前記生成された読影オーダ情報を読影端末に送信する送信手段と、を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の読影オーダ生成装置において、前記撮影オーダ情報は、患者情報及び/又は検査情報を含む。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の読影オーダ生成装置において、前記読影オーダ情報生成手段は、前記取得手段により取得された撮影オーダ情報に基づいて、前記読影オーダ情報の緊急度、読影医師又はワークアイテムを設定する。
請求項7に記載の発明は、コンピュータを、外部機器から撮影オーダ情報を取得する取得手段、前記取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する読影オーダ情報生成手段、前記生成された読影オーダ情報を読影端末に送信する送信手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1、4、7に記載の発明によれば、撮影オーダ情報に基づいて読影オーダ情報を自動的に生成するので、ユーザの作業負担を軽減させることができる。
請求項2、5に記載の発明によれば、患者情報及び/又は検査情報に基づいて読影オーダ情報を自動的に生成するので、ユーザの作業負担を軽減させることができる。
請求項3、6に記載の発明によれば、緊急度、読影医師又はワークアイテムを設定することにより、より詳細な読影オーダ情報を生成することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る医用画像システムの一実施の形態について説明する。
図1に、医用画像システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、医用画像システム100は、電子カルテ端末10と、RIS(Radiological Information System:放射線情報システム)20と、モダリティ30と、画像サーバ40と、読影オーダ生成装置50と、読影端末60とがLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNを介して接続され、それぞれがデータ通信可能に構成されている。
電子カルテ端末10は、電子カルテを作成する電子カルテ機能を有し、患者の病状や診断結果等を保存する。電子カルテ端末10は、臨床医の指示入力に基づいて、患者の撮影を依頼するための撮影オーダ情報を生成し、RIS20に送信する。撮影オーダ情報は、患者情報や検査情報等を含む。患者情報とは、検査対象患者の患者ID、患者名、生年月日、性別等の患者に関する情報をいう。検査情報とは、検査日、検査時刻、受付番号(検査毎に対応付けられた番号)、モダリティ、検査部位、手技、撮影方向、体位、撮影条件、依頼科、依頼医師、検査記述(検査理由等)等の検査に関する情報をいう。
RIS20は、放射線科部門内における診療予約、診断結果のレポート、実績管理、材料在庫管理等の情報管理を行う。RIS20は、電子カルテ端末10から受信した撮影オーダ情報をモダリティ30、画像サーバ40及び読影オーダ生成装置50に送信する。
図2に、RIS20の機能的構成を示す。図2に示すように、RIS20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24、ROM(Read Only Memory)25、記憶部26を備えて構成され、各部はバス27により接続されている。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、RIS20の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、ROM25に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部21に出力する。
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部21から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部24は、LANアダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNを介して接続された電子カルテ端末10、モダリティ30、画像サーバ40、読影オーダ生成装置50等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
ROM25は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
記憶部26は、ハードディスク等の記憶装置であり、撮影オーダ情報等のデータを記憶する。
モダリティ30は、RIS20から受信した撮影オーダ情報に従って、検査対象患者を撮影し、医用画像の画像データ(以下、医用画像データという。)を生成する。また、モダリティ30は、撮影オーダ情報に基づいて、医用画像データに関する付帯情報を生成する。そして、モダリティ30は、医用画像データに付帯情報を付帯させて、DICOM規格に則ったDICOM画像データを生成し、画像サーバ40に送信する。付帯情報は、患者情報、検査情報、シリーズ情報等を含む。シリーズ情報は、一つの検査の中で生成されるモダリティ30毎の一連の医用画像の単位(シリーズ)を示すシリーズIDやモダリティ30の種別を含むデータである。モダリティ30としては、CR装置、CT装置、MRI装置、内視鏡装置、超音波診断装置等、様々な種類の医用画像を撮影するモダリティが適用可能である。
画像サーバ40は、DICOM画像データを保存し、管理する。画像サーバ40は、外部機器から送信される各種情報の取得要求に応じて、当該外部機器に各種情報を提供する。
図3に、画像サーバ40の機能的構成を示す。図3に示すように、画像サーバ40は、制御部41、操作部42、表示部43、通信部44、ROM45、記憶装置46を備えて構成され、各部はバス47により接続されている。
制御部41は、CPU、RAM等から構成され、画像サーバ40の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部42から入力される操作信号又は通信部44により受信される指示信号に応じて、ROM45に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部42は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部41に出力する。
表示部43は、LCDにより構成され、制御部41から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部44は、LANアダプタ、ルータ、TA等を備え、通信ネットワークNを介して接続されたRIS20、モダリティ30、読影端末60等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
ROM45は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
記憶装置46は、ハードディスク等から構成され、モダリティ30により生成されたDICOM画像データ等を記憶する。DICOM画像データには、医用画像データと、各医用画像データに対応する付帯情報(患者情報、検査情報、シリーズ情報等)とが含まれる。
制御部41は、読影端末60から送信されるDICOM画像データの取得要求に応じて、通信部44を制御して、DICOM画像データを読影端末60に送信させる。
読影オーダ生成装置50は、RIS20から送信される撮影オーダ情報を取得し、撮影オーダ情報に基づいて読影オーダ情報を生成する。
図4に、読影オーダ生成装置50の機能的構成を示す。図4に示すように、読影オーダ生成装置50は、制御部51、操作部52、表示部53、通信部54、ROM55、記憶部56を備えて構成され、各部はバス57により接続されている。
制御部51は、CPU、RAM等から構成され、読影オーダ生成装置50の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部52から入力される操作信号又は通信部54により受信される指示信号に応じて、ROM55に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部52は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部51に出力する。
表示部53は、LCDにより構成され、制御部51から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部54は、LANアダプタ、ルータ、TA等を備え、通信ネットワークNを介して接続されたRIS20、読影端末60等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
ROM55は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
記憶部56は、ハードディスク等の記憶装置であり、緊急度設定テーブル561、読影医師設定テーブル562、ワークアイテム設定テーブル563等のデータを記憶する。
緊急度設定テーブル561は、撮影が行われたモダリティと緊急度とを対応付けるテーブルであり、各モダリティに対して「3時間以内」、「1日以内」、「3日以内」等の読影期限が緊急度として設定されている。例えば、救急外来で使用されるモダリティに対しては、「3時間以内」に読影を完了するように緊急度が設定される。
読影医師設定テーブル562は、撮影が行われたモダリティ、検査部位及び曜日と読影医師とを対応付けるテーブルであり、各モダリティ、検査部位及び曜日の組み合わせに対して読影医師が設定されている。例えば、モダリティや検査部位毎の専門分野に応じた医師や、各医師の勤務状況に応じた出勤予定の医師が設定される。
ワークアイテム設定テーブル563は、撮影が行われたモダリティ及び検査部位とワークアイテムとを対応付けるテーブルであり、各モダリティ及び検査部位の組み合わせに対してワークアイテムが設定されている。ワークアイテムとは、読影オーダの種類を示すもので、医用画像を診断して気付いたことを記述する「解釈」、二人の医師が個別に同一の医用画像を読影する「二重読影」等がある。例えば、PET(Positron Emission Tomography)検査の場合等、高度なスキルが必要とされる場合には「二重読影」が設定される。
制御部51は、RIS20から送信される撮影オーダ情報を通信部54を介して取得する。
また、制御部51は、取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する。制御部51は、読影オーダ情報を生成する際に、撮影オーダ情報に基づいて、読影オーダ情報の緊急度、読影医師及びワークアイテムを設定する。
また、制御部51は、通信部54を制御して、生成された読影オーダ情報を読影端末60に送信させる。
読影端末60は、医用画像を表示するモニタを有し、医師が医用画像の読影レポートを作成することを目的として設置されるPC(Personal Computer)等の端末である。読影端末60は、読影オーダ生成装置50から受信した読影オーダ情報に従って、読影対象となるDICOM画像データを画像サーバ40から取得し、医用画像及び付帯情報をモニタに表示する。
次に、動作を説明する。
図5は、医用画像システム100における処理を示すラダーチャートである。
まず、RIS20において、電子カルテ端末10から撮影オーダ情報が受信されると(ステップS1)、撮影オーダ情報はモダリティ30、画像サーバ40及び読影オーダ生成装置50にそれぞれ送信される(ステップS2)。図6(a)及び(b)に、撮影オーダ情報の例を示す。図6(a)及び(b)に示すように、撮影オーダ情報には、患者ID、患者名、生年月日、性別、アレルギー、感染症等の患者情報と、依頼科、依頼医師、受付番号、検査日、検査記述、モダリティ、検査部位、造影剤、臨床診断等の検査情報とが含まれる。
モダリティ30では、撮影オーダ情報に基づいて検査対象患者が撮影され、医用画像データに付帯情報が付帯されてDICOM画像データが生成される。そして、モダリティ30から画像サーバ40にDICOM画像データが送信されると、画像サーバ40では、通信部44によりDICOM画像データが受信され、制御部41により、DICOM画像データが記憶装置46に保存される(ステップS3)。
読影オーダ生成装置50では、制御部51により、RIS20から送信された撮影オーダ情報が通信部44を介して取得され(ステップS4)、撮影オーダ情報から患者情報及び検査情報が取得される(ステップS5)。そして、制御部51により、患者情報及び検査情報に基づいて、当該患者情報及び検査情報に対応する医用画像の読影オーダ情報生成処理が行われる(ステップS6)。
ここで、図7を参照して、読影オーダ情報生成処理を説明する。
まず、制御部51により、読影オーダ情報のオーダ番号が採番され(ステップT1)、撮影オーダ情報から取得した患者情報及び検査情報の内容が読影オーダ情報として記述される(ステップT2)。
次に、制御部51により、検査情報に含まれるモダリティに基づいて、緊急度設定テーブル561が参照され、撮影が行われたモダリティに対応する緊急度が設定される(ステップT3)。
次に、制御部51により、検査情報に含まれるモダリティ、検査部位及び検査日に基づいて、読影医師設定テーブル562が参照され、撮影が行われたモダリティ、検査部位及び曜日に対応する読影医師が設定される(ステップT4)。
次に、制御部51により、検査情報に含まれるモダリティ及び検査部位に基づいて、ワークアイテム設定テーブル563が参照され、撮影が行われたモダリティ及び検査部位に対応するワークアイテムが設定される(ステップT5)。
図8に、図6(a)に示す撮影オーダ情報に含まれる患者情報及び検査情報に基づいて生成された読影オーダ情報の例を示す。
読影オーダ生成装置50では、読影オーダ情報生成処理の後、制御部51の制御に従って、通信部54により、読影オーダ情報が読影端末60に送信される(ステップS7)。
読影端末60では、読影オーダ生成装置50から受信した読影オーダ情報に基づいて、読影すべき医用画像のワークリストがモニタに表示される(ステップS8)。ワークリストには、医用画像の識別情報とともに、緊急度、ワークアイテム等が表示される。読影医は、表示されているワークリストの中から読影対象画像を選択する。そして、読影端末60により、選択された読影対象画像のDICOM画像データを取得するための取得要求が画像サーバ40に送信される(ステップS9)。
画像サーバ40では、通信部44により、読影端末60からDICOM画像データの取得要求が受信されると、制御部41により、読影対象画像のDICOM画像データが記憶装置46から読み出され、通信部44を介して読影端末60に送信される(ステップS10)。
読影端末60では、画像サーバ40からDICOM画像データが取得され(ステップS11)、モニタに医用画像が表示される(ステップS12)。そして、読影医の操作入力により、読影レポートが作成される(ステップS13)。
以上で、医用画像システム100における処理が終了する。
以上説明したように、医用画像システム100によれば、読影オーダ生成装置50において、RIS20から送信される撮影オーダ情報を取得し、撮影オーダ情報に基づいて読影オーダ情報を自動的に生成するので、ユーザの作業負担を軽減させることができる。特に、撮影オーダ情報に含まれる患者情報及び検査情報を利用することにより、撮影オーダ情報を生成する電子カルテ端末10が持つ情報や、造影剤等の撮影条件を参照することができ、精度の高い読影を行うことができる。また、読影を依頼する際に紙の伝票を用いないので、読影端末60において患者情報や検査情報を読影医が入力する必要がなく、入力ミスを避けることができる。
また、読影オーダ生成装置50において読影オーダ情報を生成する際に、緊急度、読影医師、ワークアイテムを設定することにより、より詳細な読影オーダ情報を生成することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る医用画像システムの一例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、読影オーダ生成装置50が独立した装置の場合について説明したが、読影オーダ情報を生成する機能がRIS20、モダリティ30、画像サーバ40等においてソフトウェアで実現されることとしてもよい。また、上記実施の形態では、読影オーダ生成装置50がRIS20から撮影オーダ情報を取得する場合について説明したが、読影オーダ生成装置50は、電子カルテ端末10、モダリティ30、画像サーバ40から撮影オーダ情報を取得することとしてもよい。
また、撮影がキャンセルされた場合には読影対象画像が存在しないため、撮影オーダ情報が削除された場合には読影オーダ情報も削除されることが望ましい。
本発明の実施の形態における医用画像システムのシステム構成図である。 RISの機能的構成を示すブロック図である。 画像サーバの機能的構成を示すブロック図である。 読影オーダ生成装置の機能的構成を示すブロック図である。 医用画像システムにおける処理を示すラダーチャートである。 撮影オーダ情報の例である。 読影オーダ情報生成処理を示すフローチャートである。 読影オーダ情報の例である。
符号の説明
10 電子カルテ端末
20 RIS
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 ROM
26 記憶部
27 バス
30 モダリティ
40 画像サーバ
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 通信部
45 ROM
46 記憶装置
47 バス
50 読影オーダ生成装置
51 制御部
52 操作部
53 表示部
54 通信部
55 ROM
56 記憶部
57 バス
60 読影端末
100 医用画像システム
N 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 外部機器と、読影オーダ生成装置と、読影端末とが通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された医用画像システムであって、
    前記読影オーダ生成装置は、
    前記外部機器から撮影オーダ情報を取得する取得手段と、
    前記取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する読影オーダ情報生成手段と、
    前記生成された読影オーダ情報を前記読影端末に送信する送信手段と、
    を備える医用画像システム。
  2. 前記撮影オーダ情報は、患者情報及び/又は検査情報を含む、
    請求項1に記載の医用画像システム。
  3. 前記読影オーダ情報生成手段は、前記取得手段により取得された撮影オーダ情報に基づいて、前記読影オーダ情報の緊急度、読影医師又はワークアイテムを設定する、
    請求項1又は2に記載の医用画像システム。
  4. 外部機器から撮影オーダ情報を取得する取得手段と、
    前記取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する読影オーダ情報生成手段と、
    前記生成された読影オーダ情報を読影端末に送信する送信手段と、
    を備える読影オーダ生成装置。
  5. 前記撮影オーダ情報は、患者情報及び/又は検査情報を含む、
    請求項4に記載の読影オーダ生成装置。
  6. 前記読影オーダ情報生成手段は、前記取得手段により取得された撮影オーダ情報に基づいて、前記読影オーダ情報の緊急度、読影医師又はワークアイテムを設定する、
    請求項4又は5に記載の読影オーダ生成装置。
  7. コンピュータを、
    外部機器から撮影オーダ情報を取得する取得手段、
    前記取得された撮影オーダ情報に基づいて、当該撮影オーダ情報に従って検査対象患者を撮影した医用画像の読影を依頼する読影オーダ情報を生成する読影オーダ情報生成手段、
    前記生成された読影オーダ情報を読影端末に送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088969A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Infocom Corp 再撮指示情報登録が可能な診療画像撮影業務にかかわるシステム及び再撮指示登録方法。

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