JP2009088680A - 動画配信装置、端末装置、動画配信システム、方法、および端末装置のプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】動画データ全体の受信が完了しなくても、サーチ操作に対して端末装置がサーチ画面を表示でき、操作に対する高いレスポンスを実現することができるようにする。また、時間的にノンリニアなサーチについても、動画データ全体の受信完了を待つことなく端末装置によりサーチ画面を表示することができるようにする。
【解決手段】サーバ装置2のデータ処理部21は、端末装置1からの送信要求を受信すると、端末装置1に対して「動画データ」および「サーチ用データ(#1)〜(#n)」の送信を開始する。「サーチ用データ」は、「動画データ」のデータ量を小さくするよう処理されて構成されている。
【選択図】図3
【解決手段】サーバ装置2のデータ処理部21は、端末装置1からの送信要求を受信すると、端末装置1に対して「動画データ」および「サーチ用データ(#1)〜(#n)」の送信を開始する。「サーチ用データ」は、「動画データ」のデータ量を小さくするよう処理されて構成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、動画データを配信することで、ユーザが端末装置で動画のサーチを行うなどの利用方法を提供することができる動画配信装置、端末装置、動画配信システム、方法、および端末装置のプログラムに関する。
近年、動画配信システムでは、動画データ全体を受信するまで待つことなく、受信済みの動画データを用いて動画再生を開始する技術がある。
こうした動画データに対してユーザがサーチを行う場合、ユーザによるサーチ操作を端末装置が受け付けると、その端末装置内に受信された動画データにより、端末装置がサーチ画面を表示する。このサーチ画面により、サーチ対象の動画データ内容をユーザが確認できるようにしている。
こうした動画データに対してユーザがサーチを行う場合、ユーザによるサーチ操作を端末装置が受け付けると、その端末装置内に受信された動画データにより、端末装置がサーチ画面を表示する。このサーチ画面により、サーチ対象の動画データ内容をユーザが確認できるようにしている。
また、本発明の関連技術として、MPEGのGOP(Group of Pictures)先頭位置として独立して符号化されるIフレームの位置と、そのコンテンツ単位のデータ量とを含むテーブルとをサーバ装置が端末に送信するものがある。この端末は、テーブルを参照してデータ位置と所定のデータ量とをサーバに送信し、対応するコンテンツのデータをサーバから受信することで、早送り再生や巻き戻し再生を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−111048号公報
しかしながら、上述した動画配信システムによるサーチでは、受信された動画データによりサーチ画面を表示するため、動画データ全体の受信が完了するまではサーチ画面を表示させることができなかった。
また、上述した特許文献1のものでは、サーチ画面を表示させるに当たって、ユーザ操作に対するレスポンスを改善しようとしても、Iフレームの位置を含むテーブルを受信するなどのデータのやりとりをサーバ装置と端末装置間で行うための時間が必要となってしまっていた。
また、一定の速度で早送り表示する時間的にリニアなサーチだけでなく、時間軸上の任意の映像フレームを瞬時に表示するような時間的にノンリニアなサーチを行うためには、ユーザ操作に対するサーチ画面表示のレスポンスをさらに改善する必要がある。
こうした時間的にノンリニアなサーチは、ユーザがマウスでサーチ操作を行う場合に適しているため、PC(Personal Computer)を利用した今後の動画配信においては必要性が高まることが考えられる。
こうした時間的にノンリニアなサーチは、ユーザがマウスでサーチ操作を行う場合に適しているため、PC(Personal Computer)を利用した今後の動画配信においては必要性が高まることが考えられる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、動画データ全体の受信が完了しなくても、サーチ操作に対して端末装置がサーチ画面を表示でき、操作に対するレスポンスのよい動画配信装置、端末装置、動画配信システム、方法、および端末装置のプログラムを提供することを目的とする。
また、他の目的として、時間的にノンリニアなサーチについても、動画データ全体の受信完了を待つことなく端末装置がサーチ画面を表示できる動画配信装置、端末装置、動画配信システム、方法、および端末装置のプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る動画配信装置は、動画データの未送信部分の映像についても映像付きサーチを可能とさせ、かつ全体として該動画データよりもデータ量が小さいサーチ用データを、該動画データと共に送信することを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置は、動画データおよびサーチ用データを受信する受信手段と、サーチ操作の際に該サーチで表示する部分の動画データが上記受信手段により受信されている場合、該受信されている動画データによりサーチ画面表示を行い、該サーチで表示する部分の動画データが受信されていない場合、上記受信手段により受信されているサーチ用データによりサーチ画面表示を行うサーチ手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る動画配信システムは、上述した本発明に係る動画配信装置に、上述した本発明に係る端末装置がネットワークを介して接続されて構成されたことを特徴とする。
また、本発明に係る動画配信方法は、動画データの未送信部分の映像についても映像付きサーチを可能とさせ、かつ全体として該動画データよりもデータ量が小さいサーチ用データを、該動画データと共に送信することを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置のプログラムは、動画データおよびサーチ用データを受信する受信処理と、サーチ操作の際に該サーチで表示する部分の動画データが上記受信処理により受信されている場合、該受信されている動画データによりサーチ画面表示を行い、該サーチで表示する部分の動画データが受信されていない場合、上記受信処理により受信されているサーチ用データによりサーチ画面表示を行うサーチ処理と、を端末装置に実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、動画データ全体の受信が完了しなくても、サーチ操作に対して端末装置がサーチ画面を表示でき、操作に対する高いレスポンスを実現することができる。
さらに、時間的にノンリニアなサーチについても、動画データ全体の受信完了を待つことなく端末装置によりサーチ画面を表示することができる。
さらに、時間的にノンリニアなサーチについても、動画データ全体の受信完了を待つことなく端末装置によりサーチ画面を表示することができる。
次に、本発明に係る動画配信装置、端末装置、動画配信システム、方法、および端末装置のプログラムを適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態の動画配信システムは、動画データの未送信部分の映像についても映像付きサーチを可能とさせ、かつ全体としてその動画データよりもデータ量が小さいサーチ用データを、その動画データと共に送信することで、動画配信機能における映像付きサーチ手段を快適な操作感で実現できるようにするものである。
本実施形態の動画配信システムは、動画データの未送信部分の映像についても映像付きサーチを可能とさせ、かつ全体としてその動画データよりもデータ量が小さいサーチ用データを、その動画データと共に送信することで、動画配信機能における映像付きサーチ手段を快適な操作感で実現できるようにするものである。
本実施形態では、以下の2点を前提として着目する。
<前提1> 動画配信サービスで配信する動画のビットレートは、想定される通信帯域に対して十分なマージンをもたせていることが多い。
<前提2> サーチを行うときの映像品質(解像度や時間あたりのコマ数など)は、動画本編を楽しむときの映像品質より低くても、サーチの実用上問題となることは少ない。
<前提1> 動画配信サービスで配信する動画のビットレートは、想定される通信帯域に対して十分なマージンをもたせていることが多い。
<前提2> サーチを行うときの映像品質(解像度や時間あたりのコマ数など)は、動画本編を楽しむときの映像品質より低くても、サーチの実用上問題となることは少ない。
本実施形態は、通信帯域のマージンを活用して、動画本編のデータ(「動画データ」)よりも先行データとして先に送信するための低品質なデータ(「サーチ用データ」)を配信することにより、端末装置単体で高レスポンスのサーチを実現するものである。
また、ユーザ環境によっては通信帯域のマージンが少ない場合があることも考慮して、「サーチ用データ」は分割して配信することを想定している。
また、ユーザ環境によっては通信帯域のマージンが少ない場合があることも考慮して、「サーチ用データ」は分割して配信することを想定している。
本実施形態としての動画配信システムは、図1に示すように、端末装置1とサーバ装置2とが、ネットワークを介して接続されて構成される。
端末装置1は、ユーザの操作入力を受ける操作入力部11と、画面表示を行う表示部12と、端末装置1全体の各種データ処理を行うデータ処理部13と、データ格納部14とを備える。
端末装置1は、データ処理部13の制御によりサーバ装置2から「動画データ」および「サーチ用データ」を受信してデータ格納部14に格納する。また、「動画データ」の受信を開始すると、最初から最後まで全体を受信するまで待つことなく、受信済みの動画データを用いて順次、表示部12での動画再生を開始する。
端末装置1は、データ処理部13の制御によりサーバ装置2から「動画データ」および「サーチ用データ」を受信してデータ格納部14に格納する。また、「動画データ」の受信を開始すると、最初から最後まで全体を受信するまで待つことなく、受信済みの動画データを用いて順次、表示部12での動画再生を開始する。
サーバ装置2は、このサーバ装置2全体の各種データ処理を行うデータ処理部21と、データ格納部22とを備える。
データ格納部22は、「動画データ」と、その動画データのデータ量を小さくするように処理された「サーチ用データ(#1)〜(#n)」とを格納する。
データ格納部22は、「動画データ」と、その動画データのデータ量を小さくするように処理された「サーチ用データ(#1)〜(#n)」とを格納する。
「サーチ用データ」は、予め他の装置で作成されたものをサーバ装置2が格納する構成であってもよく、サーバ装置2の処理能力に余裕があれば必要に応じてサーバ装置2がリアルタイムに作成する構成であってもよい。すなわち、サーバ装置2が、サーチ用データ作成手段をさらに備える構成であってもよい。
このように、「サーチ用データ」はサーバ装置から配信可能な状態とされていれば、その作成手段や格納手段は特に限定されず、各種のものであってよい。
このように、「サーチ用データ」はサーバ装置から配信可能な状態とされていれば、その作成手段や格納手段は特に限定されず、各種のものであってよい。
次に、本実施形態で用いる「サーチ用データ」について、図2を参照して説明する。
本実施形態では、「サーチ用データ」を実現する一形態として、「動画データ」全体、すなわち動画データの最初から最後までについて、映像を構成するフレームデータを時間方向に一定間隔で間引くことを想定している。
本実施形態では、「サーチ用データ」を実現する一形態として、「動画データ」全体、すなわち動画データの最初から最後までについて、映像を構成するフレームデータを時間方向に一定間隔で間引くことを想定している。
ユーザ環境によっては通信帯域のマージンが少ないことも考えられるので、その場合に「サーチ用データ」の受信が滞らないよう、「サーチ用データ」は間引く箇所をずらした複数の「サーチ用データ(#1)〜(#n)」に分割する。そして、「動画データ」から間引いた各フレームデータに、そのフレームを特定するための時間データが関連付けられることで、「サーチ用データ」が構成される。
図2の例では、「動画データ」を構成する最初から最後までのフレームデータから、30秒に1フレームを抽出し、動画データ中における各フレームの時間位置を示す時間データがそのフレームデータに関連付けられて「サーチ用データ」が構成されている。
図2の例では、「動画データ」は毎秒30フレームとし、その「動画データ」からフレームデータの抽出位置を変えていくことで、複数の「サーチ用データ(#1)〜(#n)」が作成されている。
図2の例では、「動画データ」は毎秒30フレームとし、その「動画データ」からフレームデータの抽出位置を変えていくことで、複数の「サーチ用データ(#1)〜(#n)」が作成されている。
「動画データ」からサーチ用データとして用いるためのフレームデータを抽出する抽出位置について、以下により詳述する。
まず、「サーチ用データ(#1)」は、「動画データ」全体(最初から最後まで)を構成するフレームデータから予め定められた割合(図2の例では30秒に1フレーム)が抽出され、その抽出された各フレームデータにそのフレームを特定するための時間データが関連付けられて構成される。
まず、「サーチ用データ(#1)」は、「動画データ」全体(最初から最後まで)を構成するフレームデータから予め定められた割合(図2の例では30秒に1フレーム)が抽出され、その抽出された各フレームデータにそのフレームを特定するための時間データが関連付けられて構成される。
n≧2である「サーチ用データ(#n)」は、「サーチ用データ(#1)〜(#n−1)」で抽出済みのフレームデータと重複しないように、「動画データ」全体を構成するフレームデータから予め定められた割合が抽出され、その抽出された各フレームデータにそのフレームを特定するための時間データが関連付けられて構成される。
「サーチ用データ」をこのように構成することにより、端末装置1が「サーチ用データ(#1)」を受信完了した時点で動画全体に対するサーチが可能となる。さらに、端末装置1が「サーチ用データ(#2〜#n)」を順次受信して合成することにより、受信の進展とともにサーチ時に表示する映像の品質(時間あたりのフレーム数)を高めることができるようになっていく。
なお、「サーチ用データ」はデータ量を本編の「動画データ」よりも少なくすることが要旨であり、その作成方法は上述したものに限定されず、例えば、映像の解像度を落とす、圧縮率を上げるなど、各種の手法を用いてよい。
次に、本実施形態としての動画配信システムで動画再生を開始するプロセスについて、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザの動画再生操作を端末装置1の操作入力部11が受けると(ステップS1)、データ処理部13は、サーバ装置2に対して「動画データ」の送信要求を行う(ステップS2)。
サーバ装置2のデータ処理部21は、この送信要求を受信すると、端末装置1に対して「動画データ」および「サーチ用データ(#1)〜(#n)」の送信を開始する(ステップS3)。
サーバ装置2のデータ処理部21は、この送信要求を受信すると、端末装置1に対して「動画データ」および「サーチ用データ(#1)〜(#n)」の送信を開始する(ステップS3)。
端末装置1は、「サーチ用データ(#1)」および「動画データ」の一部を受信すると、表示部12により「動画データ」の再生を開始する(ステップS4)。本実施形態では、一般的な動画配信サービス(例えばYouTube(登録商標)など)と同じく、端末装置1が「動画データ」の冒頭の一部を受信完了した段階で再生を開始する。
また、本実施形態では、ステップS4の再生開始の時点で、少なくとも「サーチ用データ(#1)」の受信を完了しているものとする。
このため、「動画データ」の再生が開始された時点で、「サーチ用データ(#1)」を用いることで、「動画データ」全体について、映像付きサーチを行うこともできるようになっている。
このため、「動画データ」の再生が開始された時点で、「サーチ用データ(#1)」を用いることで、「動画データ」全体について、映像付きサーチを行うこともできるようになっている。
こうして「動画データ」の再生が開始されると、以降、端末装置1は、「動画データ」を再生しながら「サーチ用データ(#2以降)」と残りの「動画データ」を受信し続けることとなる。
次に、本実施形態としての動画配信システムでユーザがサーチを行い、サーチ結果としての所望の映像フレームから動画再生を再開するプロセスについて、図4のフローチャートを参照して説明する。
ユーザが端末装置1の操作入力部11により動画のサーチ操作を行うと(ステップS11)、データ処理部13は、動画のサーチ処理として、まず、サーチ部分の映像が受信済みの「動画データ」に含まれるか否かを確認する(ステップS12)。
ユーザによるサーチ部分の映像が受信済みの「動画データ」に含まれない場合、データ処理部13は、受信済みの「サーチ用データ」を用いてサーチ部分の映像表示を行う(ステップS13)。すなわち、「動画データ」全体の受信が完了していない段階で未受信の映像フレームをサーチする時、端末装置1は「サーチ用データ」を利用して映像フレームを表示する。
既に「動画データ」として受信済みの映像フレームの範囲内でサーチが行われている場合、データ処理部13は、その「動画データ」を用いてサーチ映像を表示する(ステップS14)。
その後、サーチ操作で所望の映像フレームを特定したユーザが、そのフレームを基点として本編の視聴を再開するよう操作入力部11から再生操作を行った場合(ステップS15;行った)、データ処理部13は、再生操作を受けた時点で、再生開始位置のフレームが受信済みの「動画データ」に含まれるか否かを確認する(ステップS16)。
サーチ段階でステップS13として「サーチ用データ」を用いてサーチを行い、その後再生操作の時点でもまだ再生開始位置のフレームまで「動画データ」の受信が進んでいない場合、上記再生開始位置のフレームが受信済みの「動画データ」に含まれていないこととなる(ステップS16;含まれない)。
この場合、端末装置1のデータ処理部13は、「サーチ用データ」における再生開始位置のフレームに関連付けられた時間データを用いて、その時間データで特定されるフレーム以降の「動画データ」の送信をサーバ装置2に要求する(ステップS17)。
この場合、端末装置1のデータ処理部13は、「サーチ用データ」における再生開始位置のフレームに関連付けられた時間データを用いて、その時間データで特定されるフレーム以降の「動画データ」の送信をサーバ装置2に要求する(ステップS17)。
サーバ装置2のデータ処理部21は、要求されたフレーム位置以降の「動画データ」を端末装置1に送信する(ステップS18)。この時、「サーチ用データ」の送信がまだ完了していなければ、その送信も「動画データ」送信と共に継続されることとなる。
端末装置1は、受信した「動画データ」を再生することで、サーチ結果としてのフレーム位置からの映像を表示部12に表示させる(ステップS19)。
端末装置1は、受信した「動画データ」を再生することで、サーチ結果としてのフレーム位置からの映像を表示部12に表示させる(ステップS19)。
上述した動作で、既に「動画データ」として受信済みの映像フレームから再生を開始する場合(ステップS16;含まれる)、データ処理部13は、その受信済みの「動画データ」を用いて再生画像を表示部21に表示する。
以上のように、上述した実施形態によれば、端末装置1が動画データ全体を受信するまで待つ必要なく、再生開始と同時に映像付きのサーチが可能となる。
これにより、例えば以前に見たことのある動画データの最後の一部分だけをもう一度見たいといった場合に、動画データ全体を受信するまで待つ必要なく、映像付きのサーチが可能となるので、目的の映像を短い待ち時間で容易に見つけられるようになる。
これにより、例えば以前に見たことのある動画データの最後の一部分だけをもう一度見たいといった場合に、動画データ全体を受信するまで待つ必要なく、映像付きのサーチが可能となるので、目的の映像を短い待ち時間で容易に見つけられるようになる。
また、サーチ結果として、時間軸上の任意の映像フレームを瞬時に表示するといった時間的にノンリニアなサーチについても、操作に対する映像表示機能のレスポンスを改善して、快適なサーチ操作と映像表示を実現できる。
こうした時間的にノンリニアなサーチは、例えばマウスでサーチ操作を行うといった場合に適しており、今後PCを利用した動画配信においては、格別に便利な操作感をユーザに提供することができる。
こうした時間的にノンリニアなサーチは、例えばマウスでサーチ操作を行うといった場合に適しており、今後PCを利用した動画配信においては、格別に便利な操作感をユーザに提供することができる。
以上のように、上述した実施形態によれば、必要最小限の待ち時間かつ最良のレスポンスで、動画データ全体に対する映像付きサーチが可能となる。
また、レスポンスの改善に伴い、従来技術では難しかったノンリニアな映像付きサーチも比較的容易に実現できるようになる。
また、レスポンスの改善に伴い、従来技術では難しかったノンリニアな映像付きサーチも比較的容易に実現できるようになる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、動画再生を開始する際に、サーバ装置2が端末装置1から「動画データ」の要求を受けると、「動画データ」および「サーチ用データ」を送信することとして説明したが、トラフィックの混み具合に応じて送信内容を変更する構成であってもよい。
すなわち、例えば、サーバ装置2が端末装置との信号のやりとりに基づいてトラフィックの混み具合を検出する検出手段を備え、トラフィックが所定閾値を越えて混んでいるとその検出手段で検出された場合、サーチ用データを送信せずに動画データだけを送信する構成であってもよい。
例えば、上述した実施形態では、動画再生を開始する際に、サーバ装置2が端末装置1から「動画データ」の要求を受けると、「動画データ」および「サーチ用データ」を送信することとして説明したが、トラフィックの混み具合に応じて送信内容を変更する構成であってもよい。
すなわち、例えば、サーバ装置2が端末装置との信号のやりとりに基づいてトラフィックの混み具合を検出する検出手段を備え、トラフィックが所定閾値を越えて混んでいるとその検出手段で検出された場合、サーチ用データを送信せずに動画データだけを送信する構成であってもよい。
換言すると、サーバ装置2のデータ処理部21を、「動画データ」と共に「サーチ用データ」を送信する並行送信手段として機能させるだけでなく、トラフィックに余裕がないことが「検出手段」により検出された場合には、「サーチ用データ」を送信せずに「動画データ」だけを送信する動画データ送信手段として機能させる構成であってもよい。
また、上述のように、「サーチ用データ」は「動画データ」データ量を小さくするよう処理されたものであるため、「サーチ用データ」の作成方法は図2を参照して上述した方法に限定されず、例えば下記の方法など、各種の技術を用いてよい。
・ 音声データを削除する
・ デジタル放送におけるデータ放送部分のデータを削除する
・ 映像の解像度を下げる
・ 圧縮時のビットレートを下げる、等
いずれの場合にも、フレームデータにそのフレームを特定するための時間データが関連付けられて「サーチ用データ」が構成されることとなる。
・ 音声データを削除する
・ デジタル放送におけるデータ放送部分のデータを削除する
・ 映像の解像度を下げる
・ 圧縮時のビットレートを下げる、等
いずれの場合にも、フレームデータにそのフレームを特定するための時間データが関連付けられて「サーチ用データ」が構成されることとなる。
また、上述した実施形態としての動画配信システムや端末装置1を実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御される動画配信システムや端末装置に、上述した実施形態における各機能を実現させることができる。
以上のように、本発明に係る動画配信システムは、BIGLOBE(登録商標)ストリームやYouTube(登録商標)など、各種の動画配信サービスに適用可能である。
また、本発明に係る端末装置は、パソコンやVOD(Video on Demand)専用端末など、通信機能を備えて映像表示可能な各種の端末装置に適用可能である。
また、本発明に係る端末装置は、パソコンやVOD(Video on Demand)専用端末など、通信機能を備えて映像表示可能な各種の端末装置に適用可能である。
1 端末装置
11 操作入力部
12 表示部
13 データ処理部
14 データ格納部
2 サーバ装置
21 データ処理部
22 データ格納部
11 操作入力部
12 表示部
13 データ処理部
14 データ格納部
2 サーバ装置
21 データ処理部
22 データ格納部
Claims (12)
- 動画データの未送信部分の映像についても映像付きサーチを可能とさせ、かつ全体として該動画データよりもデータ量が小さいサーチ用データを、該動画データと共に送信することを特徴とする動画配信装置。
- 動画データと共に、当該動画データのデータ量を小さくするよう処理されたサーチ用データを送信する並行送信手段を備えたことを特徴とする動画配信装置。
- 前記サーチ用データは、前記動画データのフレームデータに当該フレームの時間データが関連付けられて構成されたことを特徴とする請求項2記載の動画配信装置。
- 前記サーチ用データは、複数の分割データに分割されて構成され、
1番目の分割データは、前記動画データ全体を構成するフレームデータから予め定められた割合が抽出され、当該抽出された各フレームデータに当該フレームの時間データが関連付けられて構成され、
n≧2であるn番目の分割データは、1番目からn−1番目の分割データで抽出済みのフレームデータと重複しないように、前記動画データ全体を構成するフレームデータから予め定められた割合が抽出され、当該抽出された各フレームデータに当該フレームの時間データが関連付けられて構成されたことを特徴とする請求項3記載の動画配信装置。 - 端末装置からの要求を受信する受信手段を備え、
前記並行送信手段は、前記動画データおよび前記サーチ用データの端末装置への送信が完了していない状態で、前記サーチ用データの時間データにより特定されるフレームデータ以降の動画データの送信要求が該端末装置から前記受信手段により受信されると、該フレームデータ以降の動画データを該端末装置に送信すると共に、前記サーチ用データの送信を継続することを特徴とする請求項3または4記載の動画配信装置。 - 動画データおよびサーチ用データを受信する受信手段と、
サーチ操作の際に該サーチで表示する部分の動画データが前記受信手段により受信されている場合、該受信されている動画データによりサーチ画面表示を行い、該サーチで表示する部分の動画データが受信されていない場合、前記受信手段により受信されているサーチ用データによりサーチ画面表示を行うサーチ手段と、を備えたことを特徴とする端末装置。 - 前記サーチ手段でのサーチ結果により特定されたフレームからの再生操作が行われ、該サーチ結果により特定されるフレームデータが前記受信手段により受信された動画データに含まれない場合、該フレーム以降の動画データの送信要求を行うデータ要求手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の端末装置。
- 請求項1から5の何れか1項に記載の動画配信装置に、請求項6または7記載の端末装置がネットワークを介して接続されて構成されたことを特徴とする動画配信システム。
- 動画データの未送信部分の映像についても映像付きサーチを可能とさせ、かつ全体として該動画データよりもデータ量が小さいサーチ用データを、該動画データと共に送信することを特徴とする動画配信方法。
- 動画データを送信する際に、当該動画データのデータ量を小さくするよう処理されたサーチ用データを並行して送信することを特徴とする動画配信方法。
- 前記動画データおよび前記サーチ用データの端末装置への送信が完了していない状態で、所定のフレームデータ以降の動画データの送信要求が該端末装置から受信されると、該フレームデータ以降の動画データを該端末装置に送信すると共に、前記サーチ用データの送信を継続することを特徴とする請求項10記載の動画配信方法。
- 動画データおよびサーチ用データを受信する受信処理と、
サーチ操作の際に該サーチで表示する部分の動画データが前記受信処理により受信されている場合、該受信されている動画データによりサーチ画面表示を行い、該サーチで表示する部分の動画データが受信されていない場合、前記受信処理により受信されているサーチ用データによりサーチ画面表示を行うサーチ処理と、を端末装置に実行させることを特徴とする端末装置のプログラム。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20101207 |