JP2009088213A - 描画装置及び描画時間の取得方法 - Google Patents

描画装置及び描画時間の取得方法 Download PDF

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Abstract

【目的】描画が終了するまでに随時予測した描画時間を修正して高精度な描画時間を取得する描画装置を提供することを目的とする。
【構成】本発明の一態様の描画装置100は、描画データを基に、ショット数と第1の係数とを用いて総描画時間を予測する描画時間予測部120と、試料101の一部の領域を描画する間に実測される第1の所定の係数の基になるデータを基に、第1の所定の係数の代わりとなる第2の所定の係数を取得する係数取得部30と、ショット数と一部の領域を描画する間に照射したショット数と第2の所定の係数とを用いて残りの描画時間を演算する残描画時間演算部32と、描画データに基づいて、電子ビーム200の複数のショットを照射することにより試料101に所定のパターンを描画する描画部150と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、描画が終了するまでに随時予測した描画時間を修正することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、描画装置及び描画時間の取得方法に係り、特に、電子ビームを用いて試料にパターンを描画する描画装置およびその描画時間の取得方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図9は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線描画装置(EB(Electron beam)描画装置)における第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
かかる電子ビーム描画を行なうにあたり、描画に要する時間を予めユーザが知ることは生産管理をする上で非常に重要である。例えば、描画時間は、試料の感光剤の感度と電流密度から決まるショット滞在時間(照射時間)とビーム偏向待ち時間(セトリング時間)の和にショット数を乗じて、更に全体のオーバーヘッド時間を加えれば求めることができる(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、上述した照射時間及びセトリング時間についても予め計算で求めた時間と実際に描画した際にかかった時間とでは、ずれ(或いは誤差)が生じてしまう。同様に、ショット数についても予測したショット数と実際のショット数とでは、ずれが生じてしまう。その結果、描画時間についても予測した描画時間とは、ずれが生じてしまう。場合によっては予測した描画時間と実際の描画時間とが大きく異なってしまう場合が発生する。このように予測した描画時間の精度が低いとユーザは生産管理が困難となってしまう。
特開2002−203777号公報(段落番号0025)
上述したように、予測した描画時間と実際の描画時間とが大きく異なってしまう場合が発生するといった問題があった。そのため、できるだけ高精度に描画時間を予測することが望まれる。そのためには、最初に予測した描画時間のずれが大きくてもこのずれをできるだけ最小にするように随時修正することが望ましい。
本発明は、かかる問題点を克服し、描画が終了するまでに随時予測した描画時間を修正して高精度な描画時間を取得する描画装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の描画装置は、
描画データを基に、ショット数と第1の所定の係数とを用いて試料に所定のパターンを描画するための総描画時間を予測する予測部と、
試料の一部の領域を描画する間に実測される第1の所定の係数の基になるデータを基に、第1の所定の係数の代わりとなる第2の所定の係数を取得する取得部と、
ショット数と、一部の領域を描画する間に照射したショット数と、第2の所定の係数とを用いて試料の残りの領域を描画するための描画時間を演算する演算部と、
描画データに基づいて、荷電粒子ビームの複数のショットを照射することにより試料に前記所定のパターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
第1の所定の係数の代わりに実測されたデータを基に得られた第2の所定の係数を用いることで、係数の精度を向上させることができる。そして、残りのショット数と、第2の所定の係数とを用いて試料の残りの領域を描画するための描画時間を演算する。そのため、残りの領域を描画するための描画時間を高精度に算出することができる。
また、本発明の他の態様の描画装置は、
描画データを基に、描画領域を仮想分割した描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでの各第1の描画時間を予測する予測部と、
描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでにかかった各第2の描画時間を取得する取得部と、
各第1の描画時間を一方の座標値及び各第2の描画時間を他方の座標値とした複数の2次元座標値を所定の近似式で近似して、所定の近似式の係数を演算する第1の演算部と、
係数を用いた所定の近似式に最終の描画単位領域を描画するまでの第1の描画時間を代入して、最終の描画単位領域を描画するまでの第2の描画時間を演算する第2の演算部と、
荷電粒子ビームを用いて、描画データに基づくパターンを試料に描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
予測値の各第1の描画時間を一方の座標値とし、実測値の各第2の描画時間を他方の座標値とする。そして、得られた複数の2次元座標値を所定の近似式で近似(フィッティング)する。そして得られた近似式に最終の描画単位領域を描画するまでの予測時間となる第1の描画時間を代入することで、この第1の描画時間よりも実測値に近い最終の描画単位領域を描画するまでの第2の描画時間を描画終了前に演算により求めることができる。
本発明の一態様の描画時間の取得方法は、
描画データを基に、ショット数と第1の所定の係数とを用いて試料に所定のパターンを描画するための総描画時間を予測する工程と、
試料の一部の領域を描画する間に実測される第1の所定の係数の基になるデータを基に、第1の所定の係数の代わりとなる第2の所定の係数を取得する工程と、
ショット数と、一部の領域を描画する間に照射したショット数と、第2の所定の係数とを用いて試料の残りの領域を描画するための描画時間を演算し、結果を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様の描画時間の取得方法は、
描画データを基に、描画領域を仮想分割した描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでの各第1の描画時間を予測する工程と、
描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでにかかった各第2の描画時間を取得する工程と、
各第1の描画時間を一方の座標値及び各第2の描画時間を他方の座標値とした複数の2次元座標値を所定の近似式で近似して、所定の近似式の係数を演算する工程と、
係数を用いた所定の近似式に最終の描画単位領域を描画するまでの第1の描画時間を代入して、最終の描画単位領域を描画するまでの第2の描画時間を演算し、結果を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、描画が終了するまでに随時予測した描画時間を修正することができる。そのため、修正された高精度な描画時間を取得することができる。よって、生産管理を容易にすることができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、荷電粒子ビーム装置の一例として、荷電粒子ビーム描画装置、特に、可変成形型の電子ビーム描画装置について説明する。
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図1において、描画装置100は、電子ビーム描画装置の一例である。描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画部150は、描画室103と描画室103の上部に配置された電子鏡筒102を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208を有している。そして、描画室103内には、XYステージ105が配置され、XYステージ105上に描画対象となる試料101が配置される。制御部160は、描画制御回路110、描画時間予測部120、描画時間修正部130、及び磁気ディスク装置109,140,142を備えている。磁気ディスク装置109,140,142は、記憶装置の一例である。制御部160の各構成は図示しないバスを介して互いに接続されている。また、描画制御回路110には、外部の端末300が図示しないバスを介して接続され、端末300にはモニタ302が接続されている。
描画時間予測部120は、メッシュ分割部122、ショット分割部124、ショット数カウント部126、描画時間演算部128、及びメモリ121を有している。ここで、メッシュ分割部122、ショット分割部124、ショット数カウント部126、及び描画時間演算部128は、プログラムを実行させるCPU等の計算機で実行される各処理機能として構成してもよい。或いは、メッシュ分割部122、ショット分割部124、ショット数カウント部126、及び描画時間演算部128の各構成を電気的な回路によるハードウェアにより構成してもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、処理を実行する計算機に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ121に記憶される。
また、描画時間修正部130は、係数取得部30、残描画時間演算部32、終了時刻演算部34、時計36、及びメモリ38を有している。また、描画制御回路110には、測定部112が配置されている。メモリ38,121は、記憶装置の一例である。ここで、係数取得部30、残描画時間演算部32、及び終了時刻演算部34は、プログラムを実行させるCPU等の計算機で実行される各処理機能として構成してもよい。或いは、係数取得部30、残描画時間演算部32、及び終了時刻演算部34の各構成を電気的な回路によるハードウェアにより構成してもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、処理を実行する計算機に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ38に記憶される。
図1では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
電子ビーム描画を行なうにあたり、まず、半導体集積回路のレイアウトが設計され、パターンレイアウトが定義された設計データが生成される。そして、外部の変換装置でかかる設計データが変換され、描画装置100に入力可能な描画データが生成される。描画データは、磁気ディスク装置109に格納される。
図2は、実施の形態1における描画データの階層構造の一例を示す図である。
描画データでは、描画領域が、チップ10の層、チップ領域を例えばy方向に向かって短冊状に仮想分割したフレーム14の層、フレーム14を分割したブロック16の層、少なくとも1つ以上の図形で構成されるセル18の層、かかるセル18を構成する図形19の層といった一連の複数の内部構成単位ごとに階層化されている。また、1つの試料101の描画領域に対して複数のチップ10の層がレイアウトされていることが一般的である。尚、ここではフレーム14についてチップ領域を例えばy方向(所定の方向)に向かって短冊状に分割した領域としてあるが、これは一例であり、描画面と平行しy方向と直交するx方向に分割する場合もありうる。或いは描画面と平行するその他の方向であっても構わない。
まず、磁気ディスク装置109に格納された描画データに定義されるパターンを試料101に描画するにあたって、まず、描画時間予測工程として、描画に必要な描画時間を予測する。描画時間の予測は、描画時間予測部120が行なう。描画時間予測部120は、描画データを基に、総ショット数Ntotalと係数α,β(第1の所定の係数)とを用いて試料101に所定のパターンを描画するための総描画時間Tesを予測する。具体的には以下のように動作することで総描画時間Tesを予測することができる。
図3は、実施の形態1におけるメッシュ分割の一例を示す図である。
描画時間予測部120が磁気ディスク装置109から描画データを入力すると、まず、メッシュ分割部122は、試料101の描画領域を所定のサイズのグリッドでメッシュ状の複数の小領域20に仮想分割する。
図4は、実施の形態1におけるショット分割の一例を示す図である。
チップ10領域がメッシュ分割された後、ショット分割部124は、各小領域20内に位置する図形19をショット可能な形状の複数の図形22に仮想分割する。例えば、ショット分割される各図形22は、例えば、第1のアパーチャ203の開口と第2のアパーチャ206の開口との組み合わせで成形されるサイズができるだけ最大ショットサイズに近づくように分割されると好適である。
全ての小領域20内の図形19がショット分割された後、ショット数カウント部126は、総ショット数Ntotalを数える。ここでは、試料101の描画領域全体を描画する際の総ショット数をカウントしても良いし、描画する際の描画単位領域となるストライプ領域毎に該当する領域内のショット数をカウントして、それらの総和を求めてもよい。
そして、描画時間演算部128は、例えば、以下の式(1)を用いて、試料101の描画領域全体を描画するための総描画時間Tesを算出する。
(1) Tes=α・Ntotal+β
ここで、係数αは、1ショットあたりに必要な時間(ショットサイクル)を示す。例えば、必要なドーズDを得るための時間tと電子ビーム200を偏向させるための時間t(セトリングタイム)の和で示すことができる。また、電流密度をJとすると、例えば、t=D/Jで示すことができる。また、係数βは、1つのストライプ領域を描画した後に、次のストライプ領域の描画開始位置にXYステージ105が移動する際に必要な時間の総和を示す。これらの係数α,βは、予めパラメータとして設定しておけばよい。
以上のようにして得られた総描画時間Tes、及び総ショット数Ntotalは、磁気ディスク装置140に格納される。また、描画時間予測部120は、描画データからストライプ領域数を読み出し、ストライプ領域数も磁気ディスク装置140に格納される。描画制御回路110は、磁気ディスク装置140に格納された総描画時間Tesを読み出し、磁気ディスク装置142に格納する。また、描画開始時刻が設定されていれば、描画開始時刻に総描画時間Tesを加算することで描画終了時刻を得ることができる。よって、描画制御回路110は、描画終了時刻を演算し、磁気ディスク装置142に格納する。描画終了時刻の演算は、描画時間予測部120が行なっても好適である。ユーザは、予測された総描画時間Tes或いは描画終了時刻を確認したい場合には、端末300を操作して、描画制御回路110を介して磁気ディスク装置142に格納された総描画時間Tes或いは描画終了時刻を読み出せばよい。そして、読み出した総描画時間Tes或いは描画終了時刻をモニタ302に表示させることで視認することができる。しかしながら、上述したように、この予測された総描画時間Tesは、実際の描画にかかる総描画時間Tsに比べてずれが生じてしまう。同様に、描画終了時刻も実際に終了する時刻に比べてずれが生じてしまう。そのため、実施の形態1では、描画の途中で随時、この総描画時間Tes或いは描画終了時刻を修正することで実際の描画にかかる総描画時間Ts或いは描画終了時刻に近づけていく。まずは、描画動作を開始する。
以上のように、総描画時間Tesの予測が行なわれた後、或いは予測処理と並行に、描画制御回路110は、磁気ディスク装置109から描画データを読み出し、複数段のデータ変換を行なう。そして、描画工程として、描画部150は、電子ビーム200を用いて、描画制御回路110によって変換されたデータに定義されたパターンを試料101に描画する。言い換えれば、描画部150は、描画データに基づいて、電子ビーム200の複数のショットを照射することにより試料101に所定のパターンを描画する。具体的には、以下のように描画動作が行なわれる。
電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形、例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形、例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向されて、移動可能に配置されたXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
図5は、実施の形態1におけるステージ移動の様子を説明するための図である。
試料101に描画する場合には、XYステージ105を例えばX方向に連続移動させながら、描画(露光)面を電子ビーム200が偏向可能な短冊状の複数のストライプ領域24に仮想分割された試料101の1つのストライプ領域上を電子ビーム200が照射する。XYステージ105のX方向の移動は、連続移動とし、同時に電子ビーム200のショット位置もステージ移動に追従させる。連続移動させることで描画時間を短縮させることができる。そして、1つのストライプ領域を描画し終わったら、XYステージ105をY方向にステップ送りしてX方向(今度は逆向き)に次のストライプ領域の描画開始位置まで戻る。そして、そこから次のストライプ領域の描画動作を行なう。このように、フォワード(Fwd)−フォワード(Fwd)移動で描画動作を行なっていく。フォワード(Fwd)−フォワード(Fwd)で進めることでステージ系の行きと戻りの間で生じ得る位置ずれを回避することができる。ただし、1つのストライプ領域を描画し終わったら、XYステージ105をY方向にステップ送りしてX方向(今度は逆向き)に次のストライプ領域の描画動作を行なうフォワード(Fwd)−バックフォワード(Bwd)移動でも構わない。この場合には、各ストライプ領域の描画動作を蛇行させるように進めることでXYステージ105の移動時間を短縮することができる。
ここで、描画制御回路110内の測定部112は、1つのストライプ領域24を描画する間に実際に1ショットあたりに必要であった時間(ショットサイクル)と次のストライプ領域24を描画するためにXYステージ105が移動した時間を測定する。この測定は、1つのストライプ領域24を描画する毎に行なうと好適である。
次に、係数取得工程として、係数取得部30は、試料101の一部の領域を描画する間に実測される係数α,βの基になるデータを基に、係数α,βの代わりとなる係数αk1,βk1(第2の所定の係数)を取得する。ここでは、1つのストライプ領域24を描画する毎に、測定部112が測定したショットサイクルとXYステージ105移動時間を入力する。そして、このショットサイクルを係数αk1とする。また、XYステージ105移動時間に残りのステージ移動回数を乗じた値を係数βk1とする。上述した予め設定された係数α,βとは異なり、実測された係数αk1,βk1を得ることで係数の精度を向上させることができる。
次に、残描画時間演算工程として、残描画時間演算部32は、総ショット数Ntotalと一部の領域を描画する間に照射したショット数(ここでは既に描画が終了したストライプ領域24を描画する間に実際に照射したショット数Nの合計)との差分と、係数αk1,βk1とを用いて試料101の残りの領域を描画するための描画時間Tsを演算する。具体的には、以下の式(2)を用いて、試料101の残りの描画領域を描画するための残描画時間Tsを算出する。
(2) Ts=αk1・(Ntotal−ΣN)+βk1
図6は、実施の形態1における残ショット数を説明するための図である。
描画開始前は、図6(a)に示すように、総ショット数Ntotalだけ電子ビーム200のショットが必要と予想される。他方、既に描画が終了したストライプ領域26の実際のショット数Nの合計がΣNである場合には、図6(b)に示すように残りのショット数は(Ntotal−ΣN)と予想される。よって、精度を高めた係数αk1に残りのショット数(Ntotal−ΣN)を乗じて実測されたXYステージ105移動時間に残りのステージ移動回数を乗じた係数βk1を加算することで精度を向上させた残描画時間Tsを得ることができる。この演算を1つのストライプ領域24を描画する毎に行なうことで、より高精度な残描画時間Tsを得ることができる。そして、演算結果となる残描画時間Tsは、終了時刻演算部34に出力される。或いは、描画制御回路110を介して磁気ディスク装置142に格納されても好適である。そうすれば、ユーザはモニタ302で残描画時間Tsを随時視認することができる。
そして、描画終了時刻演算工程として、終了時刻演算部34は、時計36から現在の時刻を入力して残描画時間Tsに加算することで、試料101の描画終了時刻を演算する。そして、演算された描画終了時刻は、描画制御回路110を介して磁気ディスク装置142に格納される。その際、元々磁気ディスク装置142に格納されていた描画終了時刻を上書きすればよい。或いは磁気ディスク装置142に適宜修正された履歴を残しても好適である。
以上のように、描画時間の演算式の係数を随時修正すると共に、実際にショットされた分を引いた残りのショット数で残描画時間Tsを演算することで、残りの領域を描画するための残描画時間Tsを高精度に算出することができる。よって、描画終了時刻も元々の総描画時間Tesを用いる場合より実際の終了時刻に近づけることができる。
ここで、総ショット数Ntotalは、実際に描画された際のショット数の合計ではなく、予め見積もったショット数なので誤差が生じる場合がある。そのため、描画が終盤に迫ると場合によっては、(Ntotal−ΣN)が0以下になってしまう可能性もあり得る。そのため、0以下になってしまう可能性を排除すべく、総ショット数Ntotalを見積もる段階で例えば0<k<1程度の係数kを総ショット数Ntotalに乗じてマージンを確保するようにしても好適である。
あるいは、描画が終了した部分までの、実際のショット数と当該部分までの見積もりショット数との比率を、残りの見積もりショット数を予測に乗じる等の方法で、残りのショット数をみつもり直し、当該ショット数を残描画時間の計算ヲすることも好適である。
実施の形態2.
実施の形態1では、描画時間の演算式の係数を随時修正すると共に、実際にショットされた分を引いた残りのショット数で残描画時間Tsを演算するように構成したが、描画時間の修正方法はこれに限るものではない。実施の形態2では、別の方法で描画時間を修正する構成について説明する。
図7は、実施の形態2における描画装置の構成を示す概念図である。
図7において、描画時間修正部130の内部構成が、描画時間取得部40、係数演算部42、描画時間演算部44、終了時刻演算部46、及びメモリ48に置き換わった点と、測定部112が測定部114に代わった点以外は、図1と同様である。メモリ48は、記憶装置の一例である。ここで、描画時間取得部40、係数演算部42、描画時間演算部44、及び終了時刻演算部46は、プログラムを実行させるCPU等の計算機で実行される各処理機能として構成してもよい。或いは、描画時間取得部40、係数演算部42、描画時間演算部44、及び終了時刻演算部46の各構成を電気的な回路によるハードウェアにより構成してもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、処理を実行する計算機に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ48に記憶される。図7では、本実施の形態2を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
まず、磁気ディスク装置109に格納された描画データに定義されるパターンを試料101に描画するにあたって、まず、描画時間予測工程として、描画時間予測部120が描画に必要な描画時間を予測する。描画時間予測部120は、描画データを基に、描画領域を仮想分割したストライプ領域毎に該当するストライプ領域を描画するための各描画時間Tek(第1の描画時間)を予測する。予測の仕方は、以下のように行なわれる。
実施の形態1と同様、全ての小領域20内の図形19がショット分割された後、ショット数カウント部126は、ストライプ領域毎に該当するストライプ領域を描画するための各ショット数Nekを数える。
そして、描画時間演算部128は、例えば、以下の式(3)を用いて、ストライプ領域毎に第1のストライプ領域の描画開始時点から該当するストライプ領域を描画するまでの各描画時間Tekを算出する。
(3) Tek=Σ(α・Nek+β
ここで、係数αは、1ショットあたりに必要な時間(ショットサイクル)を示す。係数αは、実施の形態1における係数αと同様である。また、係数βは、1つのストライプ領域を描画した後に、次のストライプ領域の描画開始位置にXYステージ105が移動する際に必要な時間を示す。これらの係数α,βは、予めパラメータとして設定しておけばよい。
以上のようにして得られた各描画時間Tek、及び各ショット数Nekは、磁気ディスク装置140に格納される。また、描画時間予測部120は、描画データからストライプ領域数を読み出し、ストライプ領域数も磁気ディスク装置140に格納される。描画制御回路110は、磁気ディスク装置140に格納された最終のストライプ領域を描画し終えるまでの総描画時間Tesを読み出し、磁気ディスク装置142に格納する。また、描画開始時刻が設定されていれば、描画開始時刻に総描画時間Tesを加算することで描画終了時刻を得ることができる。よって、描画制御回路110は、描画終了時刻を演算し、磁気ディスク装置142に格納する。描画終了時刻の演算は、描画時間予測部120が行なっても好適である。ユーザは、予測された総描画時間Tes或いは描画終了時刻を確認したい場合には、端末300を操作して、描画制御回路110を介して磁気ディスク装置142に格納された総描画時間Tes或いは描画終了時刻を読み出せばよい。そして、読み出した総描画時間Tes或いは描画終了時刻をモニタ302に表示させることで視認することができる。しかしながら、上述したように、実施の形態1と同様、この予測された総描画時間Tesは、実際の描画にかかる総描画時間Tsに比べてずれが生じてしまう。同様に、描画終了時刻も実際に終了する時刻に比べてずれが生じてしまう。そのため、実施の形態2でも、描画の途中で随時、この総描画時間Tes或いは描画終了時刻を修正することで実際の描画にかかる総描画時間Ts或いは描画終了時刻に近づけていく。まずは、描画動作を開始する。
以上のように、総描画時間Tesの予測が行なわれた後、或いは予測処理と並行に、描画制御回路110は、磁気ディスク装置109から描画データを読み出し、複数段のデータ変換を行なう。そして、描画工程として、描画部150は、電子ビーム200を用いて、描画制御回路110によって変換されたデータに定義されたパターンを試料101に描画する。言い換えれば、描画部150は、描画データに基づいて、電子ビーム200の複数のショットを照射することにより試料101に所定のパターンを描画する。描画動作は実施の形態1と同様である。
ここで、描画制御回路110内の測定部114は、1つのストライプ領域24を描画する毎に、描画開始から該当するストライプ領域24を描画し終えるまでにかかった各描画時間Tk(第2の描画時間)をそれぞれ測定する。
次に、描画時間取得工程として、描画時間取得部40は、ストライプ領域24毎に該当するストライプ領域24を描画するまでに実際にかかった各描画時間Tkを入力することで取得する。
次に、係数演算工程として、係数演算部42(第1の演算部)は、各描画時間Tekを一方の座標値及び各描画時間Tkを他方の座標値とした複数の2次元座標値(Tek,Tk)をプロットする。そして、係数演算部42は、プロットされた複数の2次元座標値(Tek,Tk)を以下の式(4)で示す近似式で近似(フィッティング)して、この式(4)の係数αk2,βk2を演算する。
(4) Tk=αk2・Tek+βk2
図8は、実施の形態2における予測時間と実測時間との関係を示す図である。
図8において、横軸に予測時間となる描画時間Tekを、縦軸に実測時間となる描画時間Tkをプロットする。そして、得られた複数の2次元座標値(Tek,Tk)を近似する。その結果、近似関数となる式(4)が求まる。
そして、描画時間演算工程として、描画時間演算部44(第2の演算部)は、係数αk2,βk2を用いた式(4)に最終のストライプ領域を描画するまでの総描画時間TesをTekとして代入して、最終のストライプ領域を描画するまでの描画時間Tkとなる総描画時間Tskを演算する。
図8に示すように、描画が進むと、それに伴い実測される座標数も増えてくる。そのため、例えば、k番目のストライプ領域24まで描画した際に得られた描画時間Tkまでプロットした場合の近似線と、その次のk+1番目のストライプ領域24まで描画した際に得られた描画時間Tk+1までプロットした場合の近似線とは若干異なってくる。すなわち、係数演算部42は、ストライプ領域24の描画が終了する毎に係数αk2,βk2を演算し直す。よって、実線の近似線で示すk番目のストライプ領域24まで描画した際に演算される総描画時間Tskと、1点鎖線の近似線で示すk+1番目のストライプ領域24まで描画した際に演算される総描画時間Tsk+1とは異なる値となる。このように、描画が進むにつれてプロットされる座標値が増えてくるので近似線の精度を向上させていくことができる。よって、ストライプ領域24の描画が終了する毎に予測される総描画時間Tskの精度を向上させることができる。よって、元々予測していた総描画時間Tesよりも実測値に近い総描画時間Tskを描画終了前に演算により求めることができる。そして、演算結果となる総描画時間Tskは、終了時刻演算部46に出力される。或いは、描画制御回路110を介して磁気ディスク装置142に格納されても好適である。そうすれば、ユーザはモニタ302で総描画時間Tskを随時視認することができる。
そして、描画終了時刻演算工程として、終了時刻演算部46は、総描画時間Tskに描画開始時刻を加算することで、試料101の描画終了時刻を演算する。そして、演算された描画終了時刻は、描画制御回路110を介して磁気ディスク装置142に格納される。その際、元々磁気ディスク装置142に格納されていた描画終了時刻を上書きすればよい。或いは磁気ディスク装置142に適宜修正された履歴を残しても好適である。
以上のように、予測時間と実測時間を2次元座標とする近似線を随時更新していくことで、総描画時間Tskを高精度に算出することができる。
上述した各実施の形態のいずれかの手法で描画前に予測した描画時間を随時修正していくことで、より正確な描画時間に近づけることができる。その結果、ユーザは高精度な生産管理を行なうことができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、可変成形型EB描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画装置、荷電粒子ビーム描画方法、及び描画時間の取得方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画データの階層構造の一例を示す図である。 実施の形態1におけるメッシュ分割の一例を示す図である。 実施の形態1におけるショット分割の一例を示す図である。 実施の形態1におけるステージ移動の様子を説明するための図である。 実施の形態1における残ショット数を説明するための図である。 実施の形態2における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態2における予測時間と実測時間との関係を示す図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
10 チップ
12 描画データ
14 フレーム
16 ブロック
18 セル
19,22 図形
20 小領域
24,26 ストライプ領域
30 係数取得部
32 残描画時間演算部
34,46 終了時刻演算部
36 時計
38,48,121 メモリ
40 描画時間取得部
42 係数演算部
44 描画時間演算部
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
109,140,142 磁気ディスク装置
110 描画制御回路
112,114 測定部
120 描画時間予測部
122 メッシュ分割部
124 ショット分割部
126 ショット数カウント部
128 描画時間演算部
130 描画時間修正部
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
206,420 第2のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
207 対物レンズ
300 端末
302 モニタ
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (4)

  1. 描画データを基に、ショット数と第1の所定の係数とを用いて試料に所定のパターンを描画するための総描画時間を予測する予測部と、
    前記試料の一部の領域を描画する間に実測される前記第1の所定の係数の基になるデータを基に、前記第1の所定の係数の代わりとなる第2の所定の係数を取得する取得部と、
    前記ショット数と、前記一部の領域を描画する間に照射したショット数と、前記第2の所定の係数とを用いて前記試料の残りの領域を描画するための描画時間を演算する演算部と、
    前記描画データに基づいて、荷電粒子ビームの複数のショットを照射することにより前記試料に前記所定のパターンを描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  2. 描画データを基に、描画領域を仮想分割した描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでの各第1の描画時間を予測する予測部と、
    前記描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでにかかった各第2の描画時間を取得する取得部と、
    各第1の描画時間を一方の座標値及び各第2の描画時間を他方の座標値とした複数の2次元座標値を所定の近似式で近似して、前記所定の近似式の係数を演算する第1の演算部と、
    前記係数を用いた前記所定の近似式に最終の描画単位領域を描画するまでの第1の描画時間を代入して、前記最終の描画単位領域を描画するまでの第2の描画時間を演算する第2の演算部と、
    荷電粒子ビームを用いて、前記描画データに基づくパターンを試料に描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  3. 描画データを基に、ショット数と第1の所定の係数とを用いて試料に所定のパターンを描画するための総描画時間を予測する工程と、
    前記試料の一部の領域を描画する間に実測される前記第1の所定の係数の基になるデータを基に、前記第1の所定の係数の代わりとなる第2の所定の係数を取得する工程と、
    前記ショット数と、前記一部の領域を描画する間に照射したショット数と、前記第2の所定の係数とを用いて前記試料の残りの領域を描画するための描画時間を演算し、結果を出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする描画時間の取得方法。
  4. 描画データを基に、描画領域を仮想分割した描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでの各第1の描画時間を予測する工程と、
    前記描画単位領域毎に該当する描画単位領域を描画するまでにかかった各第2の描画時間を取得する工程と、
    各第1の描画時間を一方の座標値及び各第2の描画時間を他方の座標値とした複数の2次元座標値を所定の近似式で近似して、前記所定の近似式の係数を演算する工程と、
    前記係数を用いた前記所定の近似式に最終の描画単位領域を描画するまでの第1の描画時間を代入して、前記最終の描画単位領域を描画するまでの第2の描画時間を演算し、結果を出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする描画時間の取得方法。
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