JP2009088129A - アレイ型半導体レーザ,およびそれを用いた半導体レーザ・モジュール - Google Patents

アレイ型半導体レーザ,およびそれを用いた半導体レーザ・モジュール Download PDF

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Abstract

【目的】アレイ型レーザから出射される複数のレーザ光のいずれもを同じ位置に導く。
【構成】ストライプ状の活性層14a〜14dを含むストライプ状の光導波路10a〜10dが,出射端面1aから後方端面1bにかけて互いに間隔をあけて複数形成されている。複数の光導波路10a〜10dのそれぞれには,光導波路ごとにピッチが異なる回折格子21a〜21dが形成されている。光導波路10a〜10dのそれぞれは,光導波路を導波される光の光軸線が出射端面1aの位置において出射端面1aの法線方向に対して斜めを向くように,半導体基板の基板面と平行な面内において曲がっている。複数の光導波路10a〜10dの曲がり部分のそれぞれは,光導波路を通じて出射端面1aから出射されるレーザ光のいずれもが同じ位置に達するように曲がっている。
【選択図】図1

Description

この発明は,アレイ型半導体レーザ,およびそれを用いた半導体レーザ・モジュールに関する。
互いに異なる波長をもつ複数のレーザ光のうちのいずれかを選択的に出射することができる波長可変レーザ・モジュールとして,非特許文献1にはアレイ型レーザおよびMEMs(Micro Electronic Mechanical System)チルト・ミラーを備えたレーザ・モジュールが記載されている。非特許文献1に記載のアレイ型レーザには複数の直線状かつストライプ状の光導波路が互いに間隔をあけて並列に配置されており,そのそれぞれから所定の波長のレーザ光が出射される。複数の光導波路のうちのいずれかの光導波路から出射されたレーザ光は,コリメート・レンズを介してMEMsチルト・ミラーに入射する。MEMsチルト・ミラーによって反射されたレーザ光がフォーカス・レンズを通ってファイバに入射する。
B.Pezeshki, E.Vail, J.Kubicky, G.Yoffe, S.Zou, J.Heanue, P.Epp, S.Rishton, D.Ton, B.Faraji, M.Emanuel, X.Hong, M.Sherback, V.Agrawal, C.Chipman, and T.Razazan "20-mW Widely Tunable Laser Module Using DFB Array and MEMS Selection"IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, Vol.14, No.10, October 2002 pp.1457-1459
アレイ型レーザに形成された複数の光導波路は互いに間隔をあけて配置されているので,複数の光導波路から出射されるレーザ光のそれぞれの出射位置は互いに異なる。異なる出射位置から出射されるレーザ光を一のファイバに導くために,MEMsチルト・ミラーが用いられる。非特許文献1において,MEMsチルト・ミラーは(互いに直交する)2平面(X平面およびY平面)をそれぞれ数度ずつ回転駆動する。これにより,MEMsチルト・ミラーによって反射されるレーザ光の進行方向が調節され,いずれの光導波路から出射されたレーザ光も効率よくファイバに入射する。
非特許文献1に記載のモジュールでは,上述のように,アレイ型レーザから出射される複数のレーザ光のいずれもがファイバに効率よく入射するように,レーザ光の進行方向がMEMsチルト・ミラーによって調節される。しかしながら,MEMsチルト・ミラーを用いたレーザ光の進行方向の調節には,次のような問題点がある。
MEMsチルト・ミラーを回転駆動させるには比較的高い電圧を印加する必要がある。
レーザ光のファイバへの入射効率を高く保つには,わずかなMEMsチルト・ミラーの角度位置制御のずれも許されず,MEMsチルト・ミラーの角度位置制御には高い精度が要求される。
MEMsチルト・ミラーは機械的な可動部材であるので,故障や不具合が生じる可能性または頻度が高い。
この発明は,MEMsチルト・ミラーのような機械的な可動部材を必要とすることなく,アレイ型レーザから出射される複数のレーザ光のいずれもを,所定位置に導くことを目的とする。
この発明によるアレイ型半導体レーザは,半導体基板の上方に,ストライプ状の活性層を含むストライプ状の光導波路が,出射端面から後方端面にかけて,互いに間隔をあけて複数形成され,前記複数の光導波路のそれぞれに,光導波路ごとにピッチが異なる回折格子が形成され,前記複数の光導波路のそれぞれが,前記光導波路を導波される光の光軸線が出射端面の位置において出射端面の法線方向に対して斜めを向くように,半導体基板の基板面と平行な面内において曲がっており,前記複数の光導波路の曲がり部分のそれぞれが,前記光導波路を通じて出射端面から出射される複数のレーザ光のいずれもが同じ位置に達するように曲がっていることを特徴とする。出射される複数のレーザ光のいずれもが達する(通過する)位置は一点であっても広がりを有する領域であってもよい。また,ストライプ状の光導波路はその全部がストライプ状の活性層であってもよいし,ストライプ状の活性層とストライプ状の受動的なガイド層とが連なっているものであってもよい。
複数の光導波路のそれぞれには,光導波路ごとにピッチが異なる回折格子が形成されている。回折格子は光導波路に含まれる前記活性層の上方または下方に形成されていてもよいし(DFB(Distributed FeedBack)型),光導波路に含まれる,活性層とは異なる半導体層(ガイド層)の上方または下方に形成されていてもよい(DBR(Distributed Bragg Reflector )型)。複数の光導波路のそれぞれの回折格子のピッチが異なっているので,複数の光導波路のそれぞれを導波されて出射端面から出射される複数のレーザ光の波長を,互いに異なる波長とすることができる。
この発明によると,複数のレーザ光が導波される複数の光導波路自体が,出射される複数のレーザ光のいずれもが同じ位置に達するように曲がって形成されている。このため,MEMsチルト・ミラーのような機械的な可動部材を用いることなく,複数の光導波路を導波されて出射端面から出射される複数のレーザ光のいずれもを,1本の光ファイバに効率よく入射させることができる。
またこの発明によると,光導波路のそれぞれは,出射端面の位置において光導波路を導波される光(レーザ光)の光軸線が出射端面の法線方向に対して斜めを向くように曲がっているので,レーザ光は出射端面から斜めに出射する。出射端面からその法線方向に出射する場合に比べて出射端面におけるレーザ光の反射率が低められるので,不適切な端面反射を抑えることができる。
好ましくは,前記複数の光導波路の前記活性層に駆動電流を供給するための出力調整電極が,前記光導波路ごとに設けられる。複数の光導波路のうちのいずれかの光導波路の活性層に駆動電流を与えることができる。複数の波長の異なるレーザ光のうちの所望の波長のレーザ光を,選択的に出射させることができる。
一実施態様では,前記複数の光導波路の前記回折格子を加熱するための発熱体が,光導波路ごとに設けられる。発熱体の温度(発熱体に供給する電力)を変化させることによって回折格子の温度が変化してその屈折率が変化する。発熱体が光導波路ごとに設けられているので,半導体レーザから出射される複数のレーザ光のそれぞれについて波長可変制御が実現される。
前記ストライプ状の光導波路がストライプ状の活性層および前記活性層に連なるストライプ状のガイド層を含み,上記ガイド層の上方または下方に前記回折格子が形成されている,いわゆるDBR型のアレイ型半導体レーザであれば,前記回折格子が形成されている領域に電流を注入するための波長調整電極を,光導波路ごとに設けてもよい。波長調整電極を用いて回折格子が形成されている領域に電流を注入すると,回折格子のブラッグ波長が変化する。半導体レーザから出射される複数のレーザ光のそれぞれについて波長可変制御が実現される。
この発明は,上述したアレイ型半導体レーザ,前記アレイ型半導体レーザの複数の光導波路のそれぞれから出射されるレーザ光を収束するレンズ,および前記レンズによって収束されたレーザ光が入射する光ファイバを備えた半導体レーザ・モジュールも提供している。アレイ型半導体レーザから出射される複数のレーザ光は,そのいずれもが同じ位置に達する(通過する)ので,アレイ型半導体レーザから出射される,互いに波長の異なる複数のレーザ光のいずれもを,レンズを介して一の光ファイバに効率よく入射させることができる。
図1はアレイ型半導体レーザの外観を,アレイ型半導体レーザに内包されている活性層,ガイド層および回折格子とともに示す斜視図である。図2は,図1に示す半導体レーザの平面図である。図2において,アレイ型半導体レーザに内包されている活性層,ガイド層および回折格子が実線で描かれている。
アレイ型半導体レーザ1は端面出射型の半導体レーザであり,その両端面(出射端面1aおよび後方端面1b)は互いに平行に劈開されている。アレイ型半導体レーザ1の出射端面1aには反射防止膜51が,後方端面1bには低反射の反射膜52がそれぞれコーティングされている。
アレイ型半導体レーザ1には,その基板面と平行な面内に,4つ(4本)のストライプ状(筋状,細線状)の光導波路が,出射端面1aから後方端面1bにかけて,互いに所定の間隔をあけて形成されている。以下,4つの光導波路のそれぞれを,第1,第2,第3および第4の光導波路10a〜10dと呼ぶ。
第1の光導波路10aは,光共振軸方向(出射端面1aと後方端面1bを結ぶ方向)に連なっているストライプ状の活性層14aおよびストライプ状のガイド層17aと,活性層14aの下方に形成された回折格子21aを含む。ストライプ状の活性層14aの一端がアレイ型半導体レーザ1の後方端面1bに接し,他端がストライプ状のガイド層17aの一端に接している。ストライプ状のガイド層17aの他端が半導体レーザ1の出射端面1aに接している。
第2〜第4の光導波路10b,10cおよび10dのそれぞれも,第1の光導波路10aと同様に,光共振軸方向に連なっているストライプ状の活性層14b,14c,14dおよびストライプ状のガイド層17b,17c,17dと,ストライプ状の活性層14b〜14dの下方に形成された回折格子21b,21c,21dを含む。
一般に半導体レーザは,半導体基板上に,組成,不純物の種類と量等の異なる複数の半導体層が積層されて構成される。ストライプ状の第1〜第4の光導波路10a〜10d(ストライプ状の活性層14a〜14dおよびストライプ状のガイド層17a〜17d)は,その一または複数層内にストライプ状に光を閉じ込めることができる形態で形成される。回折格子21b〜21dは上述のように活性層14a〜14dの下の半導体層に形成してもよいし,活性層14a〜14の上の半導体層,または半導体基板上に形成してもよい。
アレイ型半導体レーザ1の上面の,活性層14a〜14dのそれぞれの上方に対応する範囲に,上面電極41a,41b,41c,41dが互いに離れて設けられている。アレイ型半導体レーザ1の下面の全面には下面電極42が設けられている。第1の光導波路10aの活性層14aの上方の上面電極41aと下面電極42との間に電流を流すと,活性層14aにおいて光が発生する。活性層14aにおいて発生した光は活性層14a(活性層14aを含む光導波路10a)に沿って進行し,回折格子21aによって分布帰還し,これにより光が共振してレーザ光となる。レーザ光はガイド層17aを介して出射端面1aから出射される。
他の第2〜第4の光導波路10b〜10dも同様にして,上面電極41b〜41dと下面電極42との間に電流を流すと,活性層14b〜14dにおいて光が発生し,発生した光が回折格子21b〜21dによって分布帰還してレーザ光となり,ガイド層17b〜17dを介して出射端面1aから出射される。
上面電極41a〜41dのいずれかに選択的に電流を通電することによって,第1の光導波路〜第4の光導波路10a〜10dのいずれかを介して,出射端面1aから選択的にレーザ光を出射させることができる。もちろん,上面電極41a〜41dのうちの2つ以上の電極に同時に電流を通電してもよい。この場合には,2つ以上のレーザ光が出射端面1aから出射する。
第1〜第4の光導波路10a〜10dに含まれるストライプ状の活性層14a〜14dの下方に位置する回折格子21a〜21dは,互いにピッチを異ならせて形成されている。具体的には,第1の光導波路10aの回折格子21aのピッチは第2の光導波路10bの回折格子21bのピッチよりも広い。第2の光導波路10bの回折格子21bのピッチは第3の光導波路10cの回折格子21cのピッチよりも広い。第3の光導波路10cの回折格子21cのピッチは第4の光導波路10dの回折格子21dのピッチよりも広い。図1および図2では,回折格子21a〜21dのピッチが強調して描かれている。
回折格子を内包する半導体レーザから出射されるレーザ光の波長は,回折格子のピッチによって規定される。上述のように,第1〜第4の光導波路10a〜10dの回折格子21a〜21dは互いにピッチが異なるので,第1〜第4の光導波路10aを介して出射端面1aから出射される4つのレーザ光(以下,光導波路から出射されるレーザ光ともいう)の波長は,互いに異なる波長となる。具体的には,第1の光導波路10aの回折格子21aのピッチは第2の光導波路10bの回折格子21bのピッチよりも広いので,第1の光導波路10aから出射されるレーザ光の波長λ1 は,第2の光導波路10bから出射されるレーザ光の波長λ2 よりも長い。同様に,第2の光導波路10bから出射されるレーザ光の波長λ2 は第3の光導波路10cから出射されるレーザ光の波長λ3 よりも長く,第3の光導波路10cから出射されるレーザ光の波長λ3 は第4の光導波路10dから出射されるレーザ光の波長λ4 よりも長い(λ1 >λ2 >λ3 >λ4 )。
回折格子21a〜21dのピッチは,たとえば,隣合う光導波路から出射されるレーザ光との波長間隔が3nm程度になるように調整される。3nm間隔で波長の異なる4つのレーザ光のうちのいずれかを,アレイ型半導体レーザ1から選択的に出射させることができる。
上述したように,第1〜第4の光導波路10a〜10dから出射されるレーザ光は,ストライプ状のガイド層17a〜17dを介して出射端面1aから出射される。第1〜第4の光導波路10a〜10dに含まれるストライプ状のガイド層17a〜17dは,いずれも出射端面1aに向かう途中において曲がって形成されている。このため,第1〜第4の光導波路10a〜10dから出射されるレーザ光は,いずれも出射端面1aから斜めに出射し,半導体レーザ1の外部の一点(ある程度の広がりを持つ範囲を含む)に達する。ガイド層17a〜17dの曲がり構造(曲がり構造による複数のレーザ光の進行方向の関係)の詳細は後述する。
図3(A)〜図12(C)は,図1および図2に示すアレイ型半導体レーザ1の製造工程を示している。これらの図面において,(A)は紙面下側を出射端面とする平面図である。(B)および(C)は,それぞれ(A)におけるB−B線およびC−C線に沿う端面図である。なお,図3(A)〜図12(C)では,作図の便宜上および分かりやすくするために,半導体層の積層(厚さ)方向,回折格子の幅,回折格子のピッチ等が強調して描かれている。
図3(A)〜図3(C)を参照して,n型InP(インジウム−リン)基板11上に,InGaAsP(インジウム−ガリウム−ヒ素−リン)回折格子形成層12を結晶成長し,その後InGaAsP回折格子形成層12上の全面にレジスト36を塗布する。InGaAsP回折格子形成層12および後述する他の半導体層の結晶成長には,有機金属気相成長法(MOCVD法)(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)を用いることができる。
図4(A)〜図4(C)を参照して,レジスト36を電子ビームによるパターン描画によって露光する。最終的に作成されるアレイ型半導体レーザ1には,上述したように,第1〜第4の光導波路10a〜10dのそれぞれに,ピッチの異なる回折格子21a〜21dが形成される(図2参照)。電子ビームを用いたパターン描画は,第1〜第4の光導波路10a〜10dとなるべき領域のそれぞれに沿って,光導波路10a〜10dとなるべき領域の長手方向(光共振軸方向)と直交する方向に,互いにピッチを異ならせて行われる。
図5(A)〜図5(C)を参照して,レジスト36に対する上述した露光の後,現像を行い,露光によって感光した部分のレジスト36を除去する。この状態で全体を硫酸および過酸化水素水を含むエッチング液に浸す。回折格子形成層12に回折格子21a〜21dが形成される。その後,全てのレジスト36を除去する。
図6(A)〜図6(C)を参照して,InPスペーサ層13,InGaAsP活性層14,およびInPクラッド層15を順次結晶成長する。詳細な図示および説明は省略するが,InGaAsP活性層14は井戸層および障壁層を交互に複数積層した多重領域井戸構造を有している。活性層14の上層および下層にさらに光分離閉込め層を積層してもよい。
図7(A)〜図7(C)を参照して,InPクラッド層15の上面にプラズマCVD法(化学気相堆積法)(Chemical Vapor Deposition)を用いてSiO2膜を堆積し,その後回折格子21a〜21dに対応する領域にマスクを転写する。この状態でエッチングを行うことにより,SiO2 マスク16によってマスクされている領域以外の領域,すなわち,回折格子21a〜21dの上方の領域以外の領域に積層されていたInGaAsP回折格子形成層12,InPスペーサ層13,InGaAsP活性層14,およびInPクラッド層15が除去される。SiO2マスク16 によってマスクされている領域以外の領域には,n型InP基板11が露出する。
図8(A)〜図8(C)を参照して,SiO2 マスク16を結晶成長阻害マスクとして残した状態で,InGaAsPガイド層17を,InPクラッド層15の上面の高さに相当する高さまで結晶成長する。これにより,n型InP基板11が露出していた領域にInGaAsPガイド層17が積層される。SiO2 マスク16を取除き,その後p型InPクラッド層18を結晶成長する。
図9(A)〜図9(C)を参照して,p型InPクラッド層18上にプラズマCVD法によってSiO2 膜を堆積し,第1〜第4の光導波路となるべき領域のそれぞれについて,後方端面となるべき位置から出射端面となるべき位置にかけて,その途中において曲がっている4つ(4本)ストライプ状のマスクをSiO2 膜上に転写する。マスクされた部分以外のSiO2 膜を除去する。p型InPクラッド層18の上面には,曲がり部分を有する4つのストライプ状のSiO2 マスク19が残る。
図10(A)〜図10(C)を参照して,ストライプ状のSiO2 マスク19を残した状態でエッチングを行う。ストライプ状のSiO2 マスク19の周囲がエッチングによって削られ,4つのメサ構造が形成される。
図11(A)〜図11(C)を参照して,p型InPブロック層31およびn型InPブロック層32を順次結晶成長する。4つのメサ構造の両側がp型InPブロック層31およびn型InPブロック層32によって埋め込まれる。その後,SiO2 マスク19を除去する。
図12(A)〜図12(C)を参照して,p型InPクラッド層33およびp型InGaAsコンタクト層34を順次結晶成長する。その後,全体の厚さが100μm程度になるまでn型InP基板11の下面(裏面)を研磨する。p型InGaAsコンタクト層34の上面には,回折格子21a〜21dが形成されている範囲に沿って上面電極(p型電極)41a〜41dを蒸着し,n型InP基板11の下面の全体には下面電極(n型電極)42を蒸着する。その後,両端面(出射端面となるべき位置および後方端面となるべき位置)を劈開する。出射端面には反射防止膜51をコーティングし,後方端面には低反射の反射膜52をコーティングする。4つの光導波路を持つアレイ型半導体レーザ1が完成する。
図13は,アレイ型半導体レーザ1の第1〜第4の光導波路10a〜10dのそれぞれを介して出射端面1aから出射される4つのレーザ光の進行方向を示している。図13において,θ1 〜θ4 は第1〜第4の光導波路10a〜10dを介して出射端面1aに入射する4つのレーザ光と出射端面1aの法線方向とがなす角度(以下,導波路角度という)のそれぞれを,α1 〜α4 は出射端面1aから出射する4つのレーザ光と出射端面1aの法線方向とがなす角度(以下,出射角度という)のそれぞれを示している。
上述したように,第1〜第4の光導波路10a〜10d(第1〜第4の光導波路10a〜10dに含まれるストライプ状のガイド層17a〜17b)は,いずれも後方端面1bから出射端面1aに向かう途中において曲がって形成されている(図1および図2参照)。このため,第1〜第4の光導波路10a〜10dを介して半導体レーザ1の出射端面1aから出射される4つのレーザ光は,いずれも出射端面1aに斜めに入射し,出射端面1aから斜めに出射する。出射端面1aに垂直にレーザ光が入射する場合に比べて,レーザ光の出射端面1aにおける反射率を低く抑えることができる。
さらに,4つの光導波路10a〜10dの導波路角度θ1 〜θ4 は,4つのレーザ光のいずれもが半導体レーザ1の外部の一点(到達点または通過点)に達する(通過する)(導かれる)ような角度を持っている。この実施例では,第1の光導波路10a(ガイド層17a)の導波路角度θ1 は第2の光導波路10bの導波路角度θ2 より大きい。第2の光導波路10bの導波路角度θ2 は第3の光導波路10cの導波路角度θ3 よりも大きい。第3の光導波路10cの導波路角度θ3 は第4の光導波路10dの導波路角度θ4 よりも大きい(θ1 >θ2 >θ3 >θ4 )。もちろん,第1〜第4の光導波路10a〜10dから出射される4つのレーザ光の出射角度α1 〜α4 も,α1 >α2 >α3 >α4 の関係を持つ。
上述したように,アレイ型半導体レーザ1は,その上面に形成された上面電極41a〜41dに選択的に電流を通電することによって,第1〜第4の光導波路10a〜10dのそれぞれから波長の異なるレーザ光を選択的に出射することができる。そして,第1〜第4の光導波路10a〜10dのそれぞれから出射されるレーザ光はいずれも外部の一点(到達点,通過点)に達する(通過する)。このため,到達点の位置またはその近傍に光ファイバまたはレンズ部材を配置することによって,波長の異なる複数のレーザ光のいずれもを,一本の光ファイバまたはレンズ部材に入射させることができる。
アレイ型半導体レーザ1は,出射端面1aから到達点に至るまでの4つのレーザ光の光路長が異なる。互いの光路長を一致させるために,負の屈折率を持つ材料から構成される光路長差補正部材を,半導体レーザ1と光ファイバ(またはレンズ部材)との間に挿入してもよい。
図14はアレイ型半導体レーザの他の実施例を示すもので,図2に対応するアレイ型半導体レーザの平面図を示している。図2に示すアレイ型半導体レーザ1とは,第1〜第4の光導波路10a〜10dの曲がり方向および角度が異なっている。上述したアレイ型半導体レーザ1と同一の部材(半導体層等)には同一の符号を付し,重複説明を省略する。
アレイ型半導体レーザ1Aは,第1および第2の光導波路10a,10b(ガイド層17a,17b)と,第3および第4の光導波路10c,10d(ガイド層17c,17d)が,出射端面1aに向かう途中において,互いに向き合う方向に曲がっている。
アレイ型半導体レーザ1Aも,その上面に形成された上面電極41a〜41dに選択的に電流を通電することによって,第1〜第4の光導波路10a〜10dのいずれかから,レーザ光を選択的に出射させることができる。そして,第1〜第4の光導波路10a〜10dのそれぞれから出射されるレーザ光は,いずれも外部の一点(到達点,通過点)に達する(通過する)。到達点の位置に光ファイバまたはレンズ部材を配置することによって,アレイ型半導体レーザ1Aから出射される波長の異なる複数のレーザ光のいずれもを,一本の光ファイバまたはレンズ部材に入射させることができる。
アレイ型半導体レーザ1Aの場合,第2の光導波路10bと第3の光導波路10cとの間に,直線状の他の光導波路を設けることができるのは言うまでもない。
図15は,さらに他の実施例によるアレイ型半導体レーザを示すもので,図2に対応する平面図を示している。図16は図15のXVI−XVI線に沿う断面図である。上述したアレイ型半導体レーザ1と同一の部材(半導体層等)には同一の符号を付し,重複説明を省略する。
アレイ型半導体レーザ1(図1および図2参照)およびアレイ型半導体レーザ1A(図14参照)が,活性層14a〜14dの下方に回折格子21a〜21dが形成されているDFB(Distributed FeedBack)型の半導体レーザであるのに対し,図15および図16に示すアレイ型半導体レーザ2は,活性層14a〜14dに連続するガイド層17a〜17dの下方に回折格子44a〜44dが形成されている,いわゆるDBR(Distributed Bragg Reflector )型の半導体レーザである。出射端面2aには反射防止膜51が,後方端面2bには高反射の反射膜53がそれぞれコーティングされる。
上述したアレイ型半導体レーザ1,1Aと同じように,アレイ型半導体レーザ2も,4つのストライプ状の光導波路20a〜20dを含み,光導波路20a〜20dのそれぞれがストライプ状の活性層14a〜14dおよびストライプ状のガイド層17a〜17dを含む。上述のように,回折格子44a〜44dは,ガイド層17a〜17dの下方の半導体基板11上の一部に形成されている。回折格子44a〜44dのピッチがそれぞれ異なる点,および光導波路20a〜20d(ガイド層17a〜17d)のそれぞれが,後方端面2bから出射端面2aに向かう途中で曲がって形成されており,4つのレーザ光のいずれもが外部の一点(到達点,通過点)に達する(通過する)ことも,上述したアレイ型半導体レーザ1,1Aと同じである。
アレイ型半導体レーザ2の上面の,回折格子44a〜44dが形成されている領域に対応する範囲に,波長調整電極43a〜43dがそれぞれ形成されている。波長調整電極43a〜43dと下面電極42との間に電流を流すと,その下方に存在する回折格子44a〜44dによって反射される光の波長(ブラッグ波長)が変化する。これにより,4つの波長の異なるレーザ光のそれぞれについて広範囲の波長可変制御を行うことができる。
波長調整電極43a〜43dに代えて,アレイ型半導体レーザ2の上面の回折格子44a〜44dが形成されている領域に対応する範囲に,それぞれ,絶縁膜を介して発熱体(ヒータ,抵抗膜)を設けるようにしてもよい。発熱体に電力を供給して発熱体の温度を変化させると,回折格子44a〜44dの温度も変化し,これにより出射されるレーザ光の波長可変が実現される。発熱体を用いたレーザ光の波長可変制御は,DBR型のアレイ型半導体レーザ2のみならず,DFB型のアレイ型半導体レーザ(上述したアレイ型半導体レーザ1またはアレイ型半導体レーザ1A)にも適用することができる。
図17は,上述したアレイ型半導体レーザ1を備えた半導体レーザ・モジュールの一例を平面的に示すものである。
半導体レーザ・モジュールのパッケージ67内の底面に板状の冷却素子61が固定されている。この冷却素子61上に,アレイ型半導体レーザ1,サーミスタ62および受光素子63が固定されている。
サーミスタ62によって検出される周囲温度に基づいて,冷却素子61の温度が制御(冷却)される。
受光素子63はアレイ型半導体レーザ1の後方端面からわずかに出射する光を受光して,アレイ型半導体レーザ1の動作をモニタリングするものである。受光素子63は,その受光面がアレイ型半導体レーザ1の後方端面に対して斜めを向くように冷却素子61上に配置されている。これは,受光素子63の受光面に入射したアレイ型半導体レーザ1からの光が,再びアレイ型半導体レーザ1に戻ってしまうのを防止するためである。
アレイ型半導体レーザ1の出射端面からは,上述のように,波長の異なる4つのレーザ光のいずれかが出射される。4つのレーザ光は,そのいずれもが出射端面から斜めに出射して,到達点に達する(通過する)。この到達点の位置に光収束のためのレンズ64が配置されている。アレイ型半導体レーザ1から出射されたレーザ光(4つ波長の異なるレーザ光のうちの一つ)は,レンズ64および戻り光の阻止のための光アイソレータ65を通過した後,パッケージ67から出射される。レーザ光はパッケージ67に連結(接続)されている光ファイバ66に入射する。
アレイ型半導体レーザ1に代えて,上述したアレイ型半導体レーザ1A(図14)またはアレイ型半導体レーザ2(図15および図16)を,上述した半導体レーザ・モジュールに組み込むことができるのは言うまでもない。
アレイ型半導体レーザの斜視図を示す。 アレイ型半導体レーザの平面図を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 (A),(B)および(C)は,アレイ型半導体レーザの製造工程を示す。 アレイ型半導体レーザから出射される4つのレーザ光の進行方向を示す。 他の実施例によるアレイ型半導体レーザの平面図を示す。 他の実施例によるアレイ型半導体レーザの平面図を示す。 図15のXVI-XVI線に沿う断面図を示す。 半導体レーザ・モジュールのブロック図を示す。
符号の説明
1,1A,2 アレイ型半導体レーザ
10a,10b,10c,10d,20a,20b,20c,20d 光導波路
14a,14b,14c,14d 活性層
17a,17b,17c,17d ガイド層
21a,21b,21c,21d,44a,44b,44c,44d 回折格子
41a,41b,41c,41d 上面電極
42 下面電極
43a,43b,43c,43d 波長調整電極
60 半導体レーザ・モジュール
64 レンズ
66 光ファイバ

Claims (5)

  1. 半導体基板の上方に,ストライプ状の活性層を含むストライプ状の光導波路が,出射端面から後方端面にかけて,互いに間隔をあけて複数形成され,
    前記複数の光導波路のそれぞれに,前記光導波路ごとにピッチが異なる回折格子が形成され,
    前記複数の光導波路のそれぞれが,前記光導波路を導波される光の光軸線が出射端面の位置において出射端面の法線方向に対して斜めを向くように,半導体基板の基板面と平行な面内において曲がっており,
    前記複数の光導波路の曲がり部分のそれぞれが,前記光導波路を通じて出射端面から出射されるレーザ光のいずれもが同じ位置に達するように曲がっている,
    アレイ型半導体レーザ。
  2. 前記複数の光導波路の前記活性層に駆動電流を供給するための出力調整電極が,前記光導波路ごとに設けられている,
    請求項1に記載のアレイ型半導体レーザ。
  3. 前記複数の光導波路の前記回折格子を加熱するための発熱体が,光導波路ごとに設けられている,
    請求項1に記載のアレイ型半導体レーザ。
  4. 前記ストライプ状の光導波路は,前記ストライプ状の活性層に連なるストライプ状のガイド層を含み,上記ガイド層の上方または下方に前記回折格子が形成されており,
    前記回折格子が形成されている領域に電流を注入するための波長調整電極が,光導波路ごとに設けられている,
    請求項1に記載のアレイ型半導体レーザ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のアレイ型半導体レーザ,
    前記アレイ型半導体レーザの複数の光導波路のそれぞれから出射されるレーザ光を収束するレンズ,および
    前記レンズによって収束されたレーザ光が入射する光ファイバ,
    を備えた半導体レーザ・モジュール。
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