JP2009088017A - 受光素子用保護シート - Google Patents

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Abstract

【課題】受光素子用保護シートが積層された個々の光ピックアップ装置において、加熱処理を行った後に、光ピックアップ装置から受光素子用保護シートを剥離する際に、前記受光素子上に粘着層の一部が残存する恐れのない受光素子用保護シートを提供することを目的とする。
【解決手段】有機フィルム上に、発泡剤および樹脂成分を含有する粘着層が積層されてなり、前記粘着層を構成する発泡剤の重量Xと、該粘着層の厚さY(μm)とが下記関係式を有することを特徴とする請求項1に記載の受光素子用保護シートである。
【数1】
Figure 2009088017

但し、Xは樹脂成分100重量部に対する発泡剤の重量部を示す。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ピックアップ装置の受光素子を基板上にて保護する受光素子用保護シートであって、加熱処理後において前記受光素子からの前記受光素子用保護シートの剥離性を向上させるとともに、剥離性の目安となる加熱処理後の粘着層の発泡状態を目視にて確認することができる受光素子用保護シートに関する。
CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルバーサタイルディスク)、ブルーレイおよびHD DVD等の光ディスクは、その再生・記録を行うために光ピックアップ装置が使用されている。光ピックアップ装置の製造過程は、第1のフレキシブル基板上にLSIチップ部品を半田により固定・実装するステップ、第1のフレキシブル基板上に第2のフレキシブル基板を半田接続するステップ、第2のフレキシブル基板上に各種光学部品・受光素子を調整・接着するステップ、第2のフレキシブル基板を第1のフレキシブル基板に接続するステップ、第1および第2のフレキシブル基板上に金属製カバー付けを行うステップ、最終チェックを行うステップを経る(例えば、特許文献1参照)。
上記光ピックアップ装置は、熱処理によって各部位を接続することができる。該熱処理時において、その使用に供する半田や接着剤等が受光素子上に付着することを防ぐために、該受光素子を保持する基板上には受光素子用保護シートが積層される。該保護シートは、半田付けによる熱処理に耐えることができ、且つ、CD、DVD、ブルーレイおよびHDDVD等の各光ディスクに使用する少なくとも1つ以上の波長を透過させるものであればよい。
光ピックアップ装置の受光素子上に保護シートを積層し、熱処理によって各部位を接続した後、受光素子が光を受光するか否かの検査を行うことができる。
特開2006−202367号公報
受光素子を有する光ピックアップ装置上に、受光素子用保護シートを積層する方法は、個々の光ピックアップ装置上に受光素子用保護シートを積層するよりも、複数個の連続した光ピックアップ装置を作製した後、これらの光ピックアップ装置を覆うように受光素子用保護シートを積層する方が効率的である。この場合、複数個の光ピックアップ装置に受光素子用保護シートを積層した後、分断して個々の光ピックアップ装置とする必要がある。
しかし、受光素子用保護シートを積層した光ピックアップ装置を個々に分断する際に、受光素子用保護シートが光ピックアップ装置から剥離する場合があり、受光素子に傷などの外観欠陥を生じる問題を有していた。この問題を防ぐために、受光素子用保護シートと光ピックアップ装置の接着力を向上させることが必要であった。
この場合、従来技術による受光素子用保護シートは、有機フィルム上にシリコーン成分からなる粘着層を積層したものであった。
しかしながら、従来の受光素子用保護シートは、接着力は十分であったが、最終的に受光素子用保護シートを剥離する際に、受光素子上に粘着層の一部が残存してしまい、受光素子の感度が減少する問題を有していた。
また、従来技術による受光素子用保護シートは、複数の光ピックアップ装置上に受光素子用保護シートを積層し、個々に分断した後、半田リフロー等の加熱処理によって光ピックアップ装置を構成する各部品を接続させる際に、該光ピックアップ装置の加熱処理が十分に行き届かなくなる場合があり、これによって光ピックアップ装置を構成する各部品の接続が不十分になる問題を有していた。つまり、従来の保護シートを使用する限り、光ピックアップ装置に加熱処理が十分に行き届いたか否かについて、容易に識別し得る方法は提案されていなかった。
本発明は、複数個の光ピックアップ装置を分断する際においても剥離する恐れがない受光素子用保護シートを提供することを目的とする。
また、本発明は、受光素子用保護シートが積層された個々の光ピックアップ装置において、半田リフロー等の加熱処理を行った後に、光ピックアップ装置から受光素子用保護シートを剥離する際に、前記受光素子上に粘着層の一部が残存する恐れのない受光素子用保護シートを提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は、受光素子用保護シートが積層された個々の光ピックアップ装置において、半田リフロー等の加熱処理を行った後に、該光ピックアップ装置に十分な加熱処理が施されたか否かを容易に識別することができる受光素子用保護シートを提供することを目的とする。
本発明は、有機フィルム上に、発泡剤および樹脂成分を含有する粘着層が積層されてなり、該粘着層を構成する発泡剤の重量Xと、該粘着層の厚さY(μmm)とが下記関係式を有することを特徴とする請求項1に記載の受光素子用保護シートである。
Figure 2009088017
但し、Xは樹脂成分100重量部に対する発泡剤の重量部を示す。
前記発泡剤がアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p,p'オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、炭酸水素ナトリウム、ヒドラゾジカルボンアミド、5,5−ビス−1H−テトラゾール、有機過酸化物、から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
前記樹脂成分がシリコーン成分を含有することが好ましい。
前記有機フィルムがエポキシアクリレート樹脂であることが好ましい。
前記エポキシアクリレート樹脂フィルムのガラス転移温度が70℃以上であることが好ましい。
前記粘着層上に剥離フィルムが積層されてなることが好ましい。
本発明によれば、複数個の光ピックアップ装置を分断する際においても剥離する恐れがない受光素子用保護シートを提供することができる。
また、半田リフロー等の加熱処理を行った後に、光ピックアップ装置から受光素子用保護シートを剥離する際に、前記受光素子上に粘着層の一部が残存する恐れのない受光素子用保護シートを提供することができる。
さらにまた、本発明は、受光素子用保護シートが積層された個々の光ピックアップ装置において、半田リフロー等の加熱処理を行った後に、該光ピックアップ装置からの剥離性の目安となる十分な加熱処理による発泡がなされたか否かを容易に識別することができる受光素子用保護シートを提供することができる。
以下、本発明を図を用いて説明する。
本発明は、光ピックアップ装置上に積層する受光素子用保護シートである。
本発明を貼着する対象となる光ピックアップ装置とは、図1に示すように、基板10と受光素子11を有する光ピックアップ装置20である。受光素子11は基板10に1つ以上存在すればよいのであって、図1に示すものに制限されない。
本発明における受光素子用保護シートとは、図2に示すように、有機フィルム30の片面に粘着層40を有する受光素子用保護シート50をいう。
図3に示すように、粘着層40上に剥離フィルム31を積層したものも本発明の受光素子用保護シート51である。該剥離フィルム31は、粘着層40へのゴミの付着を防止するためのものであって、光ピックアップ装置20を構成する基板10に貼着する際には剥離される。
図4に示すように、受光素子用保護シート50を構成する粘着層40を、光ピックアップ装置20の構成部材である基板10上に貼着して積層体60とすることにより、受光素子11に傷がついたり、ゴミが付着することを防ぐことができる。
光ピックアップ装置20上に受光素子用保護シート50を積層した積層体60とした後、該積層体60は、図5に示す鎖線部において分断される。分断した後の積層体61は、図6に示すように、少なくとも一つの受光素子11を有するものであればよいのであって、鎖線部は適宜調節することができる。したがって、図5に示す鎖線部は直線状であっても波線状であってもよいし、分断した後の積層体が複数個の受光素子を有するものであってもよい。また、図5に示す積層体60を分断する方法は制限されない。
積層体60を分断する際において、受光素子用保護シート50を構成する粘着層40と光ピックアップ装置20を構成する基板10との接着力は2.5N/cm以上あることが好ましく、2.7N/cm以上あることがさらに好ましく、3.0N/cm以上あることが特に好ましい。加熱処理前の接着力が2.5N/cm未満であると、分断する際に、基板10から受光素子用保護シート50が剥離する恐れがある。
本発明における接着力は、粘着層40と有機フィルム30からなる受光素子用保護シート50の粘着層40面を基板10またはSUSに貼着させた積層体を、テンシロン万能試験機(ORIENTEC社製 商品名:RTC−1210A)をフルスケール10N(1kg)によって測定した値を意味する。
積層体60を分断して図6に示す積層体61とした後、半田リフロー等の加熱処理を行うことによって、光ピックアップ装置20を構成する各部品の接続を行うことができる。この際、受光素子用保護シート50を構成する粘着層40から発泡が生じる。発泡量の増大に伴い、粘着層40内、粘着層40と有機フィルム30間、または粘着層40と基板10間に気体が集合するため、気泡を目視によって視認できる。また、粘着層40の発泡により、基板10と受光素子用保護シート50を構成する粘着層40間の接着力が減少するため、光ピックアップ装置20を構成する基板10から、受光素子用保護シート50を容易に剥離させることができる。
粘着層40の発泡は加熱処理が十分でないと生じないため、受光素子用保護シート50に気泡が視認できるか否かにより、積層体61に加熱処理が十分に施されたか否かを目視によって識別することができる。
加熱処理後の受光素子用保護シート50を基板10から剥離する時、受光素子用保護シート50を構成する粘着層40と基板10との接着力は1N/cm以下であることが好ましく、0.9N/cm以下であることがさらに好ましく、0.8N/cm以下であることがさらにまた好ましく、0.7N/cm以下であることが特に好ましい。加熱処理後の接着力が1N/cm超であると、受光素子用保護シート50を基板10から剥離しにくくなってしまい、受光素子11上に糊残りが発生する恐れがある。受光素子11上の糊残りは目視によって確認することができる。受光素子11上の糊残りを確認する代わりに、基板10上の糊残りを確認してもよい。
なお、本発明において加熱処理後の受光素子用保護シートの接着力を測定する方法は、加熱処理前の接着力の測定方法と同様の方法により測定した値をいう。
本発明の受光素子用保護シートを使用する際の加熱処理とは、光ピックアップ装置を構成する部材の接着を行うことができる方法であればよく、加熱温度が200〜260℃程度の範囲内であれば十分接着可能である。具体的な加熱処理として、半田リフローを挙げることができる。
本発明における半田リフローとは、受光素子用保護シート50の粘着層40面を基板10と貼着した後、基板10面を金属メッシュ(7mm間隔のメッシュ)上に設置し、小型窒素リフロー炉(Asahi Electronics社製)上に載せ、計4分間加熱することを意味する。なお、上記小型窒素リフロー炉はゾーン1からゾーン4までを順次0.3m/minの速度で移動するものであり、各ゾーンにおける雰囲気温度は、200〜260℃の範囲内であれば好適に評価をすることができる。
積層体61に半田リフロー等の加熱処理を行った後、受光素子用保護シート50を積層した状態のままで、受光素子11が所定の波長を受光するか否かを検査する。その際の光透過率は高い方が好ましいが、実用上70%程度あればよく、80%程度あればさらに好ましい。光透過率の測定方法は、積層体61において測定してもよいが、積層体61から受光素子用保護シート50を剥離した後、該受光素子用保護シート50の光透過率を測定してもよい。
本発明における受光素子用保護シート50の光透過率は、JIS−K7105に準じて測定した値をいう。
図7は、図6に示す積層体61から、受光素子用保護シート50を剥離した光ピックアップ装置21である。
以下、本発明を構成する材料について説明する。
<粘着層>
本発明を構成する粘着層は、発泡剤および樹脂成分を含有することが必要である。
本発明の粘着層の厚さは特に制限されないが、50μm以下であることが好ましい。より好ましくは25μm以下であり、さらに好ましくは15μm以下である。50μm以下であれば、受光素子用保護シートと基板を半田リフローによって貼着した後、該受光素子用保護シートを基板から剥離しやすくなる。50μm超であると、光透過率が減少するため好ましくない。
粘着層に含有させる発泡剤の量は特に制限されないが、粘着層を構成する発泡剤の重量Xと、該粘着層の厚さY(μm)とが下記関係式を有することが必要である。下記関係式で示したXをYで除した値は0.40以上であることがさらに好ましく、0.60以上であることが特に好ましい。0.30未満であると半田リフロー等の加熱処理後において、粘着層と基板との接着力が減少しにくくなるため、基板から受光素子用保護シートを剥離しにくくなる。これによって、受光素子上および基板上に糊残りが発生しやすくなる。
Figure 2009088017
但し、Xは樹脂成分100重量部に対する発泡剤の重量部を示す。
[発泡剤]
発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p,p'オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、炭酸水素ナトリウム、ヒドラゾジカルボンアミド、5,5−ビス−1H−テトラゾール、各種有機過酸化物等から選ばれる少なくとも1種を使用することができる。これらの発泡剤は1種を使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。本発明においては、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p,p'オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、炭酸水素ナトリウム、ヒドラゾジカルボンアミド、5,5−ビス−1H−テトラゾールが発泡量が多いため好ましい。アゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミンは発泡量に優れるため、さらに好ましい。これらの材料を粘着層に配合した受光素子用保護シートは、半田リフロー等の加熱処理時において発泡量が多いため基板から剥離しやすくなる。
発泡剤の発泡温度を調節するために発泡助剤を添加してもよい。発泡助剤としては、例えば、尿素系助剤を使用することができる。
[樹脂成分]
樹脂成分は、半田リフロー等の加熱処理に耐えうる程度の耐熱性を有するものであればよく、例えば、シリコーン成分やポリエステル成分等を使用することができる。本発明を構成する粘着層には、シリコーン成分を含有する樹脂成分を使用することが好ましい。
シリコーン成分は、シリコーンオイル、シリコーンワニスおよびシリコーン樹脂のいずれも本発明に適用可能で、樹脂成分と発泡剤を混合した後、有機フィルム上に塗布することにより粘着層を作製することができる。粘着層を形成させるための加熱温度や加熱時間は制限されない。
<有機フィルム>
本発明における有機フィルムとしては、例えば、ポリイミドフィルム、エポキシアクリレート樹脂フィルム、アラミドフィルム等を挙げることができる。これらの有機フィルムは、半田リフロー等の加熱処理時において、実質的に変形が生じないため本発明において好適に使用することができる。なお、本発明において実質的に変形が生じない有機フィルムとは、200〜260℃程度の加熱処理を有機フィルムに施した際に、その加熱前後の形状に全く変化がないフィルムであるか、若干の波うちが認められるもののその使用に際して問題を生じないフィルムをいう。
本発明においては、エポキシアクリレート樹脂フィルムを使用することが下記の理由で好ましい。
エポキシアクリレート樹脂フィルムは、約780nmの波長、約650nmの波長、約405nmの波長の透過率がいずれも80%以上であるため、CD、DVD、HD DVDおよびブルーレイのいずれの用途に対しても良好に使用することができる。
また、半田リフロー等の加熱処理により、エポキシアクリレート樹脂フィルムが発泡を生じるため、該加熱処理後の接着力を減少させることができる。
エポキシアクリレート樹脂としては、一般的なビスフェノール型または脂環式のエポキシ化合物と、(メタ)アクリル酸とを反応させたビニルエステル樹脂が挙げられるが、特に、該ビニルエステル樹脂とビニル化合物あるいはアリル化合物から選ばれた1種類または複数種のモノマーおよび重合開始剤の混合物を硬化させた樹脂が好適に用いられる。
上記ビニルエステル樹脂は、ビスフェノール型又は脂環式エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸とを反応させて生成されるビニルエステル樹脂であり、エポキシ樹脂としては、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンの反応物、ビスフェノールFとエピクロルヒドリンの反応物、水素化ビスフェノールAとエピクロルヒドリンの反応物、シクロヘキサンジメタノールとエピクロルヒドリンの反応物、ノルボルナンジアルコールとエピクロルヒドリンの反応物、テトラブロモビスフェノールAとエピクロルヒドリンの反応物、トリシクロデカンジメタノールとエピクロルヒドリンの反応物、アリサイクリックジエポキシアジペート、アリサイクリックジエポキシカーボネート、アリサイクリックジエポキシアセタール、アリサイクリックジエポキシカルボキシレート等が例示される。
また、ビニル化合物及びアリル化合物としては、例えば、アリルエステルモノマー、アクリル酸エステルモノマー、メタクリル酸エステルモノマー、スチレンモノマー、α−メチルスチレンモノマー、アクリロニトリルモノマー等一般的なものが使用できる。具体的には、アリルエステルモノマーとしては、オルソフタル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル、テレフタル酸ジアリル、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジアリル、コハク酸ジアリル等を用いることができる。また、アクリル酸エステルモノマー及びメタクリル酸エステルモノマーとしては、メチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジメタクリレート、ビスフェノールAのEO付加物ジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、イソボルニルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリス−オキシエチレンアクリレート、トリメチロールプロパントリス−オキシエチレンメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、グリセリンジアクリレート、グリセリンジメタクリレート、2,6−ジブロム−4−ターシャリーブチルフェニルアクリレート等を用いることができる。
本発明に用いられる有機フィルムを構成する樹脂成分を硬化させるためには、光硬化、熱硬化および電子線照射による硬化が有用である。
光重合開始剤としては、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、ベンゾフェノン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モンフォリノプロパン−1,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1等が挙げられる。
また、熱硬化の場合には、ジアルキルパーオキサイド、アシルパーオキサイド、ハイドロキシパーオキサイド、ケトンパーオキサイド、パーオキシエステル等の有機過酸化物が用いられる。
さらにまた、電子線照射による硬化の場合は、上記の光重合開始剤および上記の有機過酸化物を含有させることなく、硬化反応を進行させることができる。
エポキシアクリレート樹脂フィルムのガラス転移温度は70℃以上であることが好ましく、100℃以上であることがさらに好ましい。このガラス転移温度が70℃未満では、耐熱性に乏しくなる。また、本発明における有機フィルムの厚さは、10〜300μmであることが好ましく、20〜200μmであることがより好ましい。さらに好ましくは、25〜50μmである。この厚さが10μm未満では粘着剤を介して基板と貼着し、半田リフロー等の加熱処理により該粘着層の発泡を生じさせた後、受光素子用保護シートが基板から剥離しにくくなるとともに、波うちが生じやすくなってしまう。一方、300μmを超えると基板から剥離しにくくなってしまう。なお、本発明におけるガラス転移温度は、示差走査熱量計(DSC)により測定を行った値を意味する。
本発明を構成する有機フィルムにエポキシアクリレート樹脂を用いる場合は、該エポキシアクリレート樹脂を光あるいは熱によって硬化させることが必要である。その場合は、該樹脂をビニルエステル樹脂とビニル化合物あるいはアリル化合物から選ばれた1種類又は複数種のモノマー及び重合開始剤をよく混合し、平滑性の高いガラスなどの基材等により狭持させ、熱あるいは光(UV光)を加えて硬化させることで得ることができる。
また、本発明を構成する有機フィルムにエポキシアクリレート樹脂を用いる場合は、該エポキシアクリレート樹脂を電子線の照射によって硬化させてもよい。その場合、支持フィルム上にエポキシアクリレート樹脂を塗布した後、電子線を照射して硬化させ、該支持フィルムから硬化させたフィルムを剥離することにより、作製することができる。
<剥離フィルム>
本発明に使用する剥離フィルムとしては、上記に示した有機フィルムに加え、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオレフィン、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルケトン等のフィルムを使用することができる。これらのフィルムの片面または両面には、シリコーン成分を含有する剥離粘着層を設けてなるものであってもよい。
本発明の受光素子用保護シートが適用される光ピックアップ装置の基板としては、例えば、シリコーン、ステンレス鋼(SUS)、ガラス板、プラスチックを挙げることができる。
本発明の受光素子用粘着シートと基板の接着力を測定する際には、これらいずれかの材料からなる基板を使用すればよい。また、本発明の接着力を測定する際の基板は、これらの材料からなる基板であればよいのであって、受光素子の有無は問わない。基板上に糊残りが発生しなければ受光素子上にも糊残りが発生しない。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は何等これに限定されるものではない。
有機フィルムとして使用するエポキシアクリレート樹脂フィルムを以下のようにして作製した。
温度計、撹拌装置、分溜コンデンサー及びガス導入管を取り付けた1リットルのフラスコに下記材料を加えた。
・ビスフェノールAジエポキシ化合物 374.4g
・メタクリル酸 206.4g
・オクチル酸クロム 1.5g
・亜燐酸 0.15g
・ハイドロキノン 0.2g
然る後、該フラスコに窒素ガスを吹き込みながら120〜125℃で2時間反応させた。その後、酸価が11.0になった時点でフラスコ内容物を金属製バットに移して冷却し、エポキシアクリレート樹脂Aを得た。
次に、上記エポキシアクリレート樹脂Aに対して、下記配合比にてモノマー材料等を均一に溶解混合して混合物を作製し、真空脱泡器にて脱泡した。
・エポキシアクリレート樹脂A 70重量部
・メチルメタクリレート 10重量部
・スチレン 20重量部
・N−ニトロソフェニルヒドロキシアミンアルミニウム塩 0.003重量部
・1,1,3,3−トリメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネート 1.5重量部
次いで、四隅に厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを挟んだ2枚の平板ガラス内に、上記混合物を満たし、130℃のオーブンに5分間投入して熱硬化させた。さらに、常温冷却後、ガラスを取り外して、エポキシアクリレート樹脂フィルムからなる有機フィルムを作製した(膜厚100μm、ガラス転移温度96℃)。
上記の有機フィルム上に、下記組成からなる粘着層塗料を塗布した。
・シリコーン粘着剤(主剤:東レ・ダウコーニング社製、商品名:SD4600FC) 100重量部
・硬化剤(東レ・ダウコーニング社製、商品名:BY24−741) 2.25重量部
・触媒(東レ・ダウコーニング社製、商品名:NC−25cat) 1.35重量部
・発泡剤(アゾジカルボンアミド) 3.3重量部
・トルエン 50重量部
次に、150℃、5分間の乾燥処理を行い、有機フィルム上に厚さ5μmの粘着層を形成した。この粘着層の上に、ポリエチレンテレフタレートフィルムにシリコーンワニスを塗布してなるシリコーン剥離フィルム(リンテック社製 商品名:PET5001)からなる剥離フィルムを積層し、図3に示す受光素子用保護シートを作製した。
粘着層の厚さが8μmであった以外は実施例1と同様にして、図3に示す受光素子用保護シートを作製した。
下記組成からなる粘着層形成用塗料を使用した以外は、実施例1と同様にして図3に示す受光素子用保護シートを作製した。
・シリコーン粘着剤(主剤:東レ・ダウコーニング社製、商品名:SD4600FC) 100部
・硬化剤(東レ・ダウコーニング社製、商品名:BY24−741) 2.25重量部
・触媒(東レ・ダウコーニング社製、商品名:NC−25cat) 1.35重量部
・発泡剤(ジニトロソペンタメチレンテトラミン) 3.3重量部
・トルエン 50重量部
[比較例1]
発泡剤を含有させなかった以外は実施例1と同様にして図3に示す受光素子用保護シートを作製した。
[比較例2]
下記組成からなる粘着層形成用塗料を使用し、乾燥後の粘着層の膜厚が15μmであって、発泡剤の重量Xと膜厚との関係(X/Y)が0.07であること以外は、実施例1と同様にして図3に示す受光素子用保護シートを作製した。
・シリコーン粘着剤(主剤:東レ・ダウコーニング社製、商品名:SD4600FC) 100部
・硬化剤(東レ・ダウコーニング社製、商品名:BY24−741) 2.25重量部
・触媒(東レ・ダウコーニング社製、商品名:NC−25cat) 1.35重量部
・発泡剤(アゾジカルボンアミド) 1.0重量部
・トルエン 50重量部
[比較例3]
粘着層の膜厚が15μmであって、発泡剤Xと膜厚との関係(X/Y)が0.22であること以外は、実施例1と同様にして図3に示す受光素子用保護シートを作製した。
実施例1〜3および比較例1〜3の受光素子用保護シートについて、発泡剤の配合量、粘着層の膜厚、発泡剤の重量を粘着層の膜厚(μm)で除した値を表1に示した。
Figure 2009088017
<加熱処理後の光透過率>
実施例1〜3および比較例1〜3の受光素子用保護シートの加熱処理を半田リフローにより行った。半田リフローは、金属メッシュ(7mm間隔のメッシュ)上にこれらの受光素子用保護シートを設置した後、小型窒素リフロー炉(Asahi Electronics社製)上に載せ、金属メッシュおよび本発明を評価するための試料を計4分間加熱することにより行った。金属メッシュおよび本発明を評価するための試料は、ゾーン1からゾーン4よりなる上記小型窒素リフロー炉において、順次0.3m/minの速度で計4分間移動するものであり、各ゾーンにおける雰囲気温度は順に210℃、230℃、238℃、260℃であった。
室温下で十分に放冷した後、全光線透過率および405nmにおける光透過率を、JIS−K7105に準じた方法によって測定した。
<評価試料の作製>
実施例1〜3および比較例1〜3の受光素子用保護シートを構成するシリコーン剥離フィルムを剥離し、露出した粘着層面とSUSを貼着することにより、本発明を評価するための試料を作製し、以下に示す測定項目について評価した。
1.加熱処理前の接着力
SUSと貼着した受光素子用保護シートをテンシロン万能試験機(ORIENTEC社製、商品名:RTC−1210A)にて、フルスケール10N(1kg)の条件によって、これらの積層体を構成する受光素子用保護シートをSUS表面から剥離し、粘着層とガラス板間の接着力を測定した。
接着力が2.5N/cm以上であったものを○とし、2.5N/cm未満であったものを×とした。
2.加熱処理後の接着力およびガラス板上の糊残り
SUSと貼着した受光素子用保護シートの加熱処理を半田リフローにより行った。
半田リフローは、金属メッシュ(7mm間隔のメッシュ)上にSUS面を設置した後、小型窒素リフロー炉(Asahi Electronics社製)上に載せ、金属メッシュおよび本発明を評価するための試料を計4分間加熱することにより行った。金属メッシュおよび本発明を評価するための試料は、ゾーン1からゾーン4よりなる上記小型窒素リフロー炉において、順次0.3m/minの速度で計4分間移動するものであり、各ゾーンにおける雰囲気温度は順に210℃、230℃、238℃、260℃であった。
室温下で十分に放冷した後、SUSと貼着した受光素子用保護シートをテンシロン万能試験機(ORIENTEC社製、商品名:RTC−1210A)にて、フルスケール10N(1kg)の条件によって、これらの積層体を構成する受光素子用保護シートをSUS表面から剥離し、該受光素子用保護シートを構成する粘着層とSUS間の接着力を測定した。1N/cm以下であったものを○とし、1N/cm超であったものを×とした。
続いて、接着力測定後のSUS表面の糊残りを目視にて確認した。その判断基準は、糊残りが認められなかったものを○、糊残りが認められたものを×とした。
Figure 2009088017
粘着層に発泡剤を含有させた実施例1〜3および比較例2〜3の受光素子用保護シートに加熱処理を施した後の光透過率は、全光線透過率で90%程度、405nmで80%程度であった。当該加熱処理により、受光素子用保護シートを構成する粘着層から発泡が生じるが、全光線透過率および405nmにおける光透過率について、いずれも実用上望まれる光透過率を満足するものであった。
実施例1〜3の受光素子用保護シートは、該受光素子用保護シートを構成する粘着層に発泡剤が含有されてなるため、加熱処理後の接着力がいずれも1.0N/cm以下であった。また、実施例1〜3の受光素子用保護シートを剥離したSUSには、糊残りが認められなかった。
比較例1の受光素子用保護シートは、該受光素子用保護シートを構成する粘着層に発泡剤が含有されていないため、加熱処理後の接着力が1.0N/cmを越えるものであった。また、比較例1の受光素子用保護シートを剥離したSUSには糊残りが認められた。
比較例2〜3の受光素子用保護シートは、該受光素子用保護シートを構成する粘着層に含まれる発泡剤量を該粘着層の厚さで除した値が0.30未満であるため、加熱処理後の接着力がいずれも1N/cmを超えるものであり、比較例2〜3の受光素子用保護シートを剥離したSUSには、糊残りが認められた。
実施例1〜3および比較例2〜3の受光素子用保護シートは、加熱処理を行うことによって、これらの受光素子用保護シートを構成する粘着層から発泡が生ずるため、該受光素子用保護シートに気泡を視認することができた。この気泡は、発泡剤量を粘着層で除した値が0.30以上である実施例1〜3のものの方が、0.30未満であった比較例2〜3のものよりも大きく、より視認しやすいものであった。
以上のように、本発明によれば、加熱前の接着力が2.5N/cm以上であるため複数個の光ピックアップ装置を分断する際においても剥離する恐れがない受光素子用保護シートを提供することができる。
また、受光素子用保護シートが積層された個々の光ピックアップ装置において、半田リフロー等の加熱処理を行った後に、光ピックアップ装置から受光素子用保護シートを剥離する際に、前記受光素子上に粘着層の一部が残存する恐れのない受光素子用保護シートを提供することができ、且つ、受光素子用保護シートが積層された個々の光ピックアップ装置において、半田リフロー等の加熱処理を行った後に、該光ピックアップ装置に十分な加熱処理が施されたか否かを容易に識別することができる受光素子用保護シートを提供することができる。
光ピックアップ装置の斜視図である。 本発明の受光素子用保護シートの断面図である。 本発明の受光素子用保護シートの断面図である。 図1に示した光ピックアップ装置に本発明の受光素子用保護シートを積層した積層体の斜視図である。 図4に示した積層体が鎖線部で分断されることを示した斜視図である。 分断された積層体の斜視図である。 図6に示す積層体から受光素子用保護シートを剥離した光ピックアップ装置の斜視図である。
符号の説明
10 基板
11 受光素子
20、21 光ピックアップ装置
30 有機フィルム
31 剥離フィルム
40 粘着層
50、51 受光素子用保護シート
60、61 積層体

Claims (6)

  1. 有機フィルム上に、発泡剤および樹脂成分を含有する粘着層が積層されてなり、該粘着層を構成する発泡剤の重量Xと、該粘着層の厚さY(μm)とが下記関係式を有することを特徴とする請求項1に記載の受光素子用保護シート。
    Figure 2009088017
    但し、Xは樹脂成分100重量部に対する発泡剤の重量部を示す。
  2. 前記発泡剤がアゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p,p'オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、炭酸水素ナトリウム、ヒドラゾジカルボンアミド、5,5−ビス−1H−テトラゾール、有機過酸化物、から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする受光素子用保護シート。
  3. 前記樹脂成分がシリコーン成分を含有することを特徴とする請求項1乃至2に記載の受光素子用保護シート。
  4. 前記有機フィルムがエポキシアクリレート樹脂であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の受光素子用保護シート。
  5. 前記エポキシアクリレート樹脂フィルムのガラス転移温度が70℃以上であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の受光素子用保護シート。
  6. 前記粘着層上に剥離フィルムが積層されてなることを特徴とする請求項1乃至5に記載の受光素子用保護シート。
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