JP2009087798A - 光源、照明装置および投写型映像表示装置 - Google Patents

光源、照明装置および投写型映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
投写型映像表示装置に適用可能な高光量の照明装置、投写型映像表示装置およびこの照明装置に用いられる光源を提供することを目的とする。
【解決手段】
長手方向を主軸Lとする発光管114と発光管114からの光を反射して所定の出射方向に出射させる反射部116とを設けた複数の光源112と、各光源112から夫々出射された光を合成する光合成部122とを備える照明装置110であって、各光源112は、それぞれの発光管114の主軸Lと出射方向Lとを異ならせると共に、それぞれの発光管114の主軸Lが互いに略平行となるように配置されたことを特徴とする。また、これを実現するため、光源112は、発光管114と反射部116とを備え、主軸Lの方向と出射方向Lとを異ならせるものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、投写型映像表示装置に適用可能な高光量の光源、照明装置およびこれらを用いた投写型映像表示装置に関する。
投写型映像表示装置においては、一般に、投写映像の輝度の高い装置ほど市場における商品価値が高く、このため、従来から高輝度化のための研究開発が広く行われてきている。投写型映像表示装置の光源としては、一般的に、メタルハライドランプや超高圧水銀ランプ等が用いられている。しかしながら、1台の光源、たとえば1台のメタルハライドランプを使用した投写型映像表示装置においては、光源の高輝度化を図ったとしても、この光源の輝度自体を高めるにも限度があった。また、光源の寿命が短くなるなどの特性の劣化を招くため、複数台の光源から得られる光を合成することによって、これらの特性の劣化を改善しようとする技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−296679号公報
特許文献1に開示されているようなプリズムアレイを用いて複数の光源から得られる複数の光を合成する照明装置の構成について、図11を用いて説明する。同図に示すように、2つのランプ12、12は、その出射光がプリズムアレイ22に向けて出射されるように、板状のプリズムアレイ22の反射面側に位置しており、板状のプリズムアレイ22の垂線を中心として互いに線対称となる位置に配置されている。このプリズムアレイ22の反射面は、一方のランプ12からの光を反射する帯状の反射面24Rと、他方のプリズムアレイ12からの光を反射する帯状の反射面24L、24Rとが、あたかも屏風のような状態で、交互に配置されている。そして、これらの反射面24Rと24Lとが反射する光は、互いに並行な光となって合成され、板状のプリズムアレイ22に垂直な方向に向けて、平行光線Vcを出射することになる。即ち、板状のプリズムアレイ22がX軸とY軸とからなるX−Y平面に平行に配置されている場合に、このプリズムアレイ22が反射する光は、X−Y平面に垂直なZ軸方向に出射することになる。
従って、このような照明装置を光源として用いる従来の投写型映像表示装置は、図12(a)、(b)に示すように、用途や状況によって、たとえば、投写型映像表示装置40の位置と映像を投写するためのスクリーン100の位置関係に応じて、投写型映像表示装置40を水平面(X−Z平面)に対して角度φ、詳細には、X軸に平行な軸P(図12(a))、軸Q(図12(b))を回動軸として角度φだけ傾けて使用するように、投写映像を斜めまたは上向きに投写する場合がある。この場合、該装置40の内部の光学系(光路)も、水平面に対して角度φだけ傾斜した状態で使用されることになる。
具体的には、図11に示すような前述の照明装置10を搭載した投写型映像表示装置40においては、図13に示すように、プリズムアレイ22がX−Y平面に平行に配置され、Z軸方向に反射光を出射する光学系を用いている場合、投写型映像表示装置40がX軸に平行な軸を回動軸として傾斜して配置されると、ランプ12(たとえば、メタルハライドランプや超高圧水銀ランプなど)に用いられている発光管14(楕円体状のガラス管の部分)の両端に高さ(鉛直方向の位置)の差が生じ、想定される通常の温度範囲を超過する大きな温度差が発光管内において発生してしまう惧れがある。
詳細には、図14に示すように、X−Z平面上において、X軸に対して角度θを持って発光管(太線)が配置され、これを、X軸を回動軸として角度φだけ回動したとする。すると、発光管はX−Z平面に対して角度ψの傾斜を持つこととなる。X−Z平面を水平面、発光管の長さを1と仮定すると、発光管の両端には高さh(=sinψ)の差が生じることになる。一般的に発光管の両端は傾斜角度ψが10°以下となるように配置することが望まれ、θはプリズムアレイとの関係から導出されるので、プリズムアレイ方式の照明装置を用いた投写型映像表示装置においては、X軸を回動軸とした許容回動量はψとθから式(1)のように導かれる。
許容される発光管の傾斜角度を超過して発光管内に温度差が生じた場合、発光管の膨張とその後の収縮の作用によって、ガラスに傷あるいは気泡が生じ、ランプの発光寿命が短くなってしまうという問題が生じる。X軸に対してθ=30°の方向から従来のランプ(発光管の許容傾斜角度ψ=10°)をプリズムアレイ22に照射する照明装置10を用いた投写型映像表示装置40では、X軸に平行な軸を回動軸とした場合、投写型映像表示装置40に許容される傾斜角度、具体的には、図12に示すような投写型映像表示装置40の傾斜配置は、φが約20°以内に制限されてしまうという問題があった。
本発明は、上記の事情を鑑み、投写型映像表示装置に適用可能な高光量の光源、照明装置およびこれらを用いた投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある態様は、たとえば、照明装置に用いられる光源であって、長手方向を主軸とする発光管と前記発光管からの光を所定方向に反射する反射部とを備え、前記反射部によって反射された光を所定方向に出射するものにおいて、前記主軸の方向と前記所定方向とを異ならせたことを特徴とするものである。
斯かる本発明の態様においては、発光管の主軸として、長手方向を有する発光管の場合、発光管の中心を通り、発光管の長手方向に伸びる軸を意味しており、一方に長い楕円体状の発光管の場合には、その楕円体の長手方向が主軸となる。また、このような発光管から生じた光を反射し、光束となって光源から出射する方向が所定方向となる。従来であれば、この主軸と所定方向とは、略一致するように発光管の主軸と反射部とを配置していたが、本光源は用途や状況によって、主軸と所定方向とを設定すれば良い。従って、従来の光源では発光管の長手方向の両端に鉛直方向の差がつかないようにするため、設計上の制約を受けていたが、本発明の態様の光源では、敢えて主軸の方向と光源から出射する方向とを異ならせることにより、光源の配置の自由度が高まり、高光量な照明装置の実現に貢献できる。
本発明の具体的な様態として、光源は、前記発光管に電圧を印加する一対の電極を、前記発光管へ導くバーナを有してなり、前記バーナの配列方向は、前記発光管の主軸の方向、即ち、楕円体をなすガラス管の長手方向と略平行とすることを特徴とするものである。すなわち、発光管とバーナとは、従来通り、軸が一致するように一体的に構成し、反射部を取り付ける際に、主軸と反射部によって反射された光が出射する所定方向とが傾斜するように配設する。このような光源であれば、主軸と所定方向とを傾斜させることも容易であり、従来の光源を用いた場合とあまり変わらない製造コストで、この照明装置を提供することが可能となる。
本発明の別の態様は、長手方向を主軸とする発光管と前記発光管からの光を反射して所定の出射方向に出射させる反射部とを設けた複数の光源と、前記複数の光源の各光源から夫々出射された光を合成する光合成部とを備える照明装置であって、前記各光源は、投写型映像表示装置に適用可能な照明装置に関するものであり、それぞれの発光管の前記主軸の方向と前記出射方向とを異ならせると共に、それぞれの発光管の前記主軸の方向が互いに略平行となるように配置されたことを特徴とするものである。
斯かる本発明の態様においては、照明装置の高光量を実現するための手段として、複数個の光源からの光を合成して出射する光合成手段を備えている。この光合成手段としては、たとえば、一方の光源から出射された光の光線方向と他方の光源から出射された光の光線方向とがおおよそ同一方向となるように両方の光線を曲折させて合成して出射するように構成されている。そのため、光合成手段からの光の出射方向と光源からの光の出射方向との間には、所定の角度を持ってこれらの相対的位置関係が設定されている。
従って、従来の光源の場合、発光管の主軸は光源の出射方向と一致しているため、光源の出射方向と同じ角度を持って、光合成手段に対して配置されることになるのに対して、本発明の態様の照明装置では、発光管の主軸は、照明装置が水平に設置されないときにも、発光管の両端に鉛直方向の位置の差が大きくならないように、敢えて主軸の方向と光軸の方向とを異ならせるものである。これにより、光源や光合成手段の配置の自由度が高まり、高光量な照明装置の実現に貢献できる。
また、この照明装置が水平面に対して許容された範囲内での傾斜角度をもった通常の使用状態で設置されるときに、発光管の主軸は、このような傾斜にかかわらず、水平面に対して略平行に配置されることができる。ここで、通常設置とは、例えば、この照明装置が投写型映像表示装置に導入されるのであれば、その投写型映像表示装置が水平面に対する傾斜角度の許容範囲内の傾斜角度をもって設置されることを意味しており、例えば、以下の2つを例示できる。すなわち、第1に、照明装置(たとえば、この照明装置を導入された投写型映像表示装置)を卓上に設置する場合に、同装置の構成部品が取り付けられて収納されている筐体の下面の前方(すなわち、光を出射する方向)に設けられた高さが調整できる機構をそなえた脚の高さ調整機構によって、所望の位置への照明を行うために(たとえば、所望の位置のスクリーンに映像を投写するために)、同装置は設置される面に対して傾斜角度を持って設定される。第2に、照明装置(たとえば、この照明装置を導入された投写型映像表示装置)を天井などから吊り下げる吊り下げ部材を用いて設置する場合、同装置の筐体の吊り下げ部材への取り付け角度を調整できる取り付け角度の調整機構によって、所望の位置への照明を行うために(たとえば、所望の位置のスクリーンに映像を投写するために)、同装置は設置される面に対して傾斜角度をもって設定される。
このような照明装置に用いる光源は、その主軸の方向を光の出射方向と異ならせることが可能な光源であるので、設計された光学系に必要な方向に向けて出射する光源の出射方向にかかわらずに、同光源の主軸を水平面に対して略平行になるように配置することが可能となる。従って、斯かる照明装置、および、この照明装置を用いた投写型映像表示装置などの機器の配置の自由度が向上する。たとえば、従来であれば、斯かる照明装置、および、この照明装置を用いた投写型映像表示装置などの機器の設置に当たっての傾斜角度の許容範囲が水平から±20°程度に制限されていたのに対して、この傾斜角度の許容範囲が増すことになる。なお、本発明において、同光源の主軸を水平面に対して略平行になるように配置されるときの略平行の意味については、従来の発光管の水平面に対する許容傾斜角度が10°程度であったことに照らして、水平面に対して±10°の範囲までの傾斜を許容するものであると理解できる。
さらに、この照明装置の光合成手段は、一方の光源から出射された光を反射する第1の反射面と他方の光源から出射された光を反射する第2の反射面とを有する反射型の光合成手段としてもよい。反射部材の反射率と透過部材の透過率とを比較すると、一般的に前者の反射率の方が高い場合が多い。したがって、光合成手段として反射型のものを用いた方が照明装置の光の利用効率させることが可能になる。逆に、透過型のものを用いると、光の利用効率がわずかに低下してしまう場合もあるが、照明装置の幅寸法を小さく抑えることができ、全体として投写型映像表示装置の小型化を図ることも可能となる。
本発明の別の様態として、投写型映像表示装置であって、長手方向を主軸とする発光管と発光管からの光を反射して所定の出射方向に出射させる反射部とを設けた複数の光源と、複数の光源の各光源から夫々出射された光を合成する光合成部と、光合成手段から出射された光を複数の色成分に分離する色分離部と、色分離部から出射された各色の成分光を各色用の信号に応じて変調する光変調部と、光変調部から出射された各色の映像光を合成する色合成部と、色合成部から出射された合成光を投写する投写部とを備えており、この複数の光源、光合成部、色分離部、光変調部、色合成部ならびに投写部を直接的または間接的に支持する筐体とを備える。そして、複数の光源の各光源の発光管の前記主軸の方向を各光源の反射部から光合成部に向けて出射する出射方向と異ならせると共に、筐体を水平面に対して傾斜させて使用する場合の回動軸に対して略平行となるように、前記複数の光源を配置したことを特徴とするものである。
ここで、光変調部には、透過型液晶のほか、反射型液晶、DMD(Digital Micromirror Device)のような素子が挙げられる。また、光源、光合成部、色分離部、光変調部、色合成部ならびに投写部を直接的または間接的に支持するとは、筺体自体に各構成部品を支持する支持部材が形成されている(直接的に支持する)形態のほか、各構成部品を筺体に取り付けるための支持部材が筺体とは別部品として形成され、各構成部品を支持した支持部材を筺体に取り付ける(間接的に支持する)形態を意味している。
投写型映像表示装置は特に、用途や状況によって、照明装置、色分離部、光変調部、色合成部および投写部のような光学系を、一定の水平または鉛直方向に保持した状態ではなく、傾斜した状態で使用される場合がある。このような投写型映像表示装置において、照明装置に、発光部の主軸が、反射部と開口部とによって特定される光源からの光の出射方向と交差すると共に筐体の回動軸に略平行となる光源を用いたものを導入することにより、複数の光源にて高輝度な投写型映像表示装置を提供できるほか、傾斜角を大きくとっても発光部の両端に高さの差が大きくならず、発光部の両端において想定される温度差の範囲を超過することがない。したがって、投写型映像表示装置の配置の自由度が向上し、ユーザーが使いやすい投写型映像表示装置を提供することが可能となる。
本発明によれば、投写型映像表示装置に適用可能な高光量の光源、照明装置およびこれらを用いた投写型映像表示装置を提供することができる。
本発明の照明装置10を用いる投写型映像表示装置40について、図1を用いて詳細に説明する。図1に示す投写型映像表示装置40では、照明装置10から出射された光がダイクロイックミラー52とダイクロイックミラー54とを備える色分離部50にて、波長約450nm以下の範囲の青色(B)光と、波長約450nm以上550nm以下の範囲の緑色(G)光と、波長約550nm以上の範囲の赤色(R)光とに分離される。本実施の形態では、照明装置10の白色光からB光を分離するダイクロイックミラー52は505nmを中心カットオフ波長とし、B光が分離された残りの光からG光を分離するダイクロイックミラー54は593nmを中心カットオフ波長とするダイクロイックミラーである。分離された各色光はそれぞれ、ミラー30、32、34を含む導光路を経由して光変調素子60R、60G、60Bへ導かれる。
各光変調素子60R、60G、60Bにて各色における映像信号が付与された光(映像光)が色合成部70に導かれ、各色の映像光が合成されて投写レンズ部80を通り、図示しない投写型映像表示装置40外部のスクリーンに映像が映し出される構成となっている。また、照明装置10、ダイクロイックミラー52、54を含む色分離部50、光変調素子60、色合成部70ならびに投写レンズ部80など投写型映像表示装置40を構成する構成部材は、筐体20に直接的または間接的に支持されている。
このような投写型映像表示装置40は、たとえば、図12(a)(b)に示すように、投写型映像表示装置40とスクリーン100との位置関係が設定される。具体的に投写型映像表示装置40とスクリーンとの距離あるいは高さの差によって、投写型映像表示装置40は水平面(X−Z平面)に対して傾きψを持って、投写型映像表示装置40が配置される。このような場合においても、照明装置10内部に設けられた発光管の両端に鉛直方向の位置の差がほとんど生じない(例えば、±10°以内)ようにしつつ、投写型映像表示装置40の配置の自由度を向上させる本発明の実施例を以下に説明する。
図2は本発明に係る照明装置110を用いる投写型映像表示装置140の模式図、図3は本発明に係る実施例1の照明装置110の模式図、図4は図3の光源112部分を拡大した拡大模式図である。
これらの図に示した本実施例の照明装置110に用いられる光源112は、楕円体をなす発光管114と、発光管114より生じた光を反射し、この反射光を所定の方向、及び範囲へ導くリフレクタ116を備えている。発光管114は中空をなし、内部には水銀が封入されている。以下、本実施の形態では、発光管114内に水銀が封入された超高圧水銀ランプについて説明する。発光管114に電圧を印加して光を生じさせるため、発光管114の両端には一対の電極が設けられており、この一対の電極はバーナ118によって発光管114に導かれている。斯かる発光管114は、ガラス管の中央部を膨張させて形成した、例えばラグビーボールのような楕円体の形状をなす。詳細には、楕円体の発光管114の長手方向に一対の電極としてバーナ118が配置される構成となっている。
すなわち、本実施例では、発光管114の両端が、本発明の照明装置110が搭載された投写型映像表示装置140の配置を変更しても、即ち、投写型映像表示装置40の水平面に対する傾きψ(通常の許容範囲である10°以上)を持たせて配置したとしても、可及的に水平を維持できるように、発光管114の構成とその配置を以下のとおりに設定する。
具体的には、ある軸方向、たとえば、電極対の配置方向に沿って配置された楕円体の発光管114の長手方向である主軸方向を主軸Lとし、光源112から出射される光の光軸、詳細には、リフレクタ116の開口部120の中心Cと発光管114の中心C(あるいはリフレクタ116の最凹部C)とを結んだ線を光軸Lとした場合について、以下に説明を加える。
このように軸を定義したときに、バーナ118は主軸Lと略平行となるように(略一致するように)発光管114と接続されると共に、主軸Lと光軸Lとは傾きφを有するように、リフレクタ116はバーナ118の一端に配設される。すなわち、従来であれば、バーナ118はリフレクタ116の凹部の最凹部Cを貫通するように設けられていたが、本光源112では、主軸Lがリフレクタ116の開口部120の中心Cと最凹部Cとを結んだ光軸Lに対して傾きφを有し、かつ、発光管114の中心Cは光軸Lとするように発光管114およびバーナ118をリフレクタ116に対して斜めに配設する。
ここで、図3に基づいて、さらに説明を加える。光軸Lは、プリズムアレイ122の出射方向、詳細には、プリズムアレイ122の主面に垂直な方向Vに対し、角度β(60°程度)を持ち、かつ、開口部120から出射された光は、プリズムアレイ122の略全面に照射されるように、光源112とプリズムアレイ122とを配置する。図5は照明装置110の斜視図である。プリズムアレイ122は、矩形状の第1の反射面124L及びそれと同形の第2の反射面124Rとが交互配置された断面鋸刃状の反射面を備えており、第1の反射面124Lと第2の反射面124Rはともに両反射面124に対して垂直な平面P上において、プリズムアレイ122の出射方向Vと所定の角度α(120°程度)をもって配置される。角度αを90°に近づけると、光源112の光軸Lとプリズムアレイ122の出射方向Vとがなす角βが小さくなり、照明装置110の幅Wを小さくすることができるが、二つの光源112、112の距離が狭くなり、プリズムアレイ122にて合成されて出射する合成光が通る光路も狭くなってしまう。また、角度αを135°に近づけると、プリズムアレイ122にて合成されて出射する合成光が通る光路を確保することは容易であるが、第1の反射面124Lと第2の反射面124Rとから形成される凸部の影が隣接する凸部にかかり、合成光に縞状の明暗部がわずかに形成されてしまう。したがって、角度αは90°<α<135°、好適には110°≦α≦130°に設定し、角度αに応じて、プリズムアレイ122の出射方向Vにおける光量が最大となるように光源112の光軸Lを配置する。
一方、主軸Lは、照明装置110が使用される状況に鑑み、照明装置110がX軸に平行な軸を回動軸として回動しても主軸Lが水平面に対して平行となるように配される。例えば、図2に示したような投写型映像表示装置140では、投写レンズ部180から出射される映像光が上下方向に移動するように、水平面上であって映像光の出射方向Vに垂直な線を軸Lとして回動する使用状況がある。したがって、照明装置110を投写型映像表示装置140に搭載する場合には、回動軸Lと主軸Lとが平行となるように照明装置110を配置することが望ましく、図2に示すように、照明装置110、青色成分光を透過して緑色および赤色成分光を反射する第1ダイクロイックミラー152と緑色成分光を反射して赤色成分光を透過する第2ダイクロイックミラー154を含む色分離部150、および、クロスダイクロイックキューブ170がこの順に、略直線状に並ぶように配置される場合には特に問題はないが、内部構成や筐体の設計上、直線状に配置できない場合にはミラーのような光路曲折手段を用いて、回動軸Lと主軸Lとが平行となるように照明装置110を配置する。
本実施例のように、リフレクタ116を、発光管114およびバーナ118の軸とは傾斜させて配設することにより、プリズムアレイ122には光源112からの光を十分照射させることができるので、高光量の照明装置を提供することができる。さらに、リフレクタ116の配設角度を傾斜させるだけなので、光源112の製造工程もさほど増加することはない。したがって、高光量かつ高自由度の照明装置を、比較的低コストで提供することが可能となる。
図6は本発明に係る実施例2の照明装置210の模式図、図7は図6の光源212部分を拡大した拡大模式図である。本発明に係る照明装置210は、図1に示した投写型映像表示装置40の照明装置10の部分に導入可能な照明装置である。
本実施例の照明装置210に用いられる光源212は、図7に示すように、発光部である発光管214と、発光管214より生じた光を反射し、所定の方向・範囲へ導くリフレクタ216とから構成される。そして、発光管214に電圧をかける一対の電極部を導くバーナ218が発光管214に設けられているが、本実施例では、ラグビーボールのように、ある軸方向に長い楕円体状の発光管214の長軸方向を主軸L、光源212から出射される光の光軸、詳細には、リフレクタ216の開口部220の中心Cと発光管214の中心Cとを結んだ線を光軸Lとしたときに、バーナ218が光軸Lと略平行となるように(略一致するように)、リフレクタ216はバーナ218の一端に配設されると共に、主軸Lと光軸Lとは傾きφを有するように、発光管214とバーナ218とは接続される。但し、バーナ218によって発光管214に導かれる一対の電極は、主軸Lと平行となるように接続される。
図6において、光軸Lは、プリズムアレイ222の出射方向、詳細には、プリズムアレイ222の主面に垂直な方向Vに対し、角度β(60°程度)を持ち、かつ、開口部220から出射された光は、プリズムアレイ222の略全面に照射されるように、光源212とプリズムアレイ222とを配置する。プリズムアレイ222は、実施例1と同様に、矩形状の第1の反射面224L及びそれと同形の第2の反射面224Rとが交互配置された断面鋸刃状の反射面を備えており、両反射面224と出射方向Vとの角度α(図示しない)は90°<α<135°、好適には110°≦α≦130°に設定し、角度αに応じて、プリズムアレイ222の出射方向Vにおける光量が最大となるように光源212の光軸Lを配置する。また、主軸Lは、照明装置210が使用される状況を鑑み、照明装置210が回動しても主軸Lが水平面に対して平行となるように配されるのが好ましく、照明装置210を投写型映像表示装置に搭載する場合には、回動軸Lと主軸Lとが平行となるように照明装置210を配置する。
本実施例のように、発光管214を、リフレクタ216およびバーナ218の軸とは傾斜させて配設することにより、リフレクタ216の焦点と発光管214の中心とを一致させることができるので、効率よく高光量の照明装置を提供することができる。さらに、照明装置の自由度を向上させることが可能となる。
図8は本発明に係る実施例3の照明装置310の模式図である。本発明に係る照明装置310は、図1に示した投写型映像表示装置40の照明装置10の部分に導入可能な照明装置である。本実施例の照明装置310に用いられる光源312は実施例1の光源と同様のものであるが、プリズムアレイ322の構成が異なる。
本実施例において、光軸Lは、プリズムアレイ322の出射方向、詳細には、プリズムアレイ322の主面に垂直な方向Vに対し、角度β(150°程度)の角度を持ち、かつ、開口部320から出射された光は、プリズムアレイ322の略全面に照射されるように、光源312とプリズムアレイ322とを配置する。
図9は図8のプリズムアレイ322の部分を拡大した拡大模式図である。プリズムアレイ322は、入射面326と、矩形状の第1の透過面328L及びそれと同形の第2の透過面328Rとが交互配置された断面鋸刃状の出射面328とを備えており、第1の透過面328Lと第2の透過面328Rはともに両反射面(出射面)328に対して垂直な平面上において、プリズムアレイ322の材質(屈折率)にも依るが、プリズムアレイ322の出射方向Vと所定の角度α(75°程度)をもって配置される。ここで角度αは、空気とプリズムアレイ322を構成する材料の屈折率の差に依存し、一方、本実施例の場合、二つの光源322、322の距離が狭くなってプリズムアレイ322にて合成された合成光が通る光路の幅を考慮する必要が無いので、可及的に二つの光源322、322を近づけたときに、要求されるプリズムアレイ322の角度αを算出すればよい。
また、主軸Lは、照明装置310が使用される状況を鑑み、照明装置310が回動しても主軸Lが水平面に対して平行となるように配されるのが好ましく、照明装置310を投写型映像表示装置に搭載する場合には、投写型映像表示装置の回動軸Lと照明装置の主軸Lとが平行となるように照明装置310を配置する。本実施例の場合、二つの光源322、322の間に合成光が通る光路を設ける必要が無いので、二つの光源322、322を極めて近づけたときに、主軸Lと光軸Lとが直交に近い角度をなす場合が考えられる。このような場合には、バーナ318がリフレクタ316に接触する、あるいは、バーナ318の影が大きく影響する虞があるので、実施例2のように発光管のみを傾斜配置した光源の方が好適である。
本実施例のように、透過型のプリズムアレイ322を用いることにより、合成光が通る光路が光源312によって遮蔽されることがないので、高光量の照明装置を提供することができる。さらに、可及的に二つの光源322、322を近づけることができるので、照明装置310の幅(W)寸法を小さくすることができる。したがって、小型で、高光量かつ高自由度の照明装置を提供することが可能となる。
なお、従来より±10°の範囲では発光管が傾いて配置されることを許容していたので、本実施の形態における所定の軸あるいは方向に対して一致あるいは平行との説明は、この範囲は許容されるものとする。
本実施の形態では、二つの光源からの光を合成して出射する照明装置を用いて説明したが、図10に示すように、四つの光源を合成することも可能であり、任意の複数個の光源からの光を合成することにより、より高光量の照明装置を提供することが可能となる。このとき、照明装置内外の寸法的な制限や、照明装置が使用される状況の水平面からの回動量などに応じて、本実施の形態に挙げた実施例を組み合わせることで、実施可能である。また、本発明の照明装置を導入する応用機器として投写型映像表示装置を例に挙げて説明したが、照明装置の応用機器としては、投写型映像表示装置に限定されるものではなく、さらに投写型映像表示装置にも様々なタイプが存在する。
本発明に係る投写型映像表示装置の構成を示す構成模式図である。 本発明の一実施例に係る投写型映像表示装置の構成を示す構成模式図である。 本発明の一実施例に係る照明装置の模式図である。 本発明の一実施例に係る照明装置の光源を拡大した拡大模式図である。 本発明の一実施例に係る照明装置の斜視図。 本発明の他の実施例に係る照明装置の模式図である。 本発明の他の実施例に係る照明装置の光源を拡大した拡大模式図である。 本発明のさらに他の実施例に係る照明装置の模式図である。 本発明のさらに他の実施例に係る照明装置のプリズムアレイを拡大した拡大模式図である。 本発明に係る任意の複数個の光源を用いた照明装置の模式図である。 従来の照明装置の斜視図である。 投写型映像表示装置の代表的な設置状況を示す模式図である。 従来の照明装置を用いた投写型映像表示装置の構成を示す構成模式図である。 プリズムアレイ方式の照明装置を用いた投写型映像表示装置の許容回動量を説明する説明図である。
符号の説明
10、110、210、310 照明装置
20、120 筐体
30、32、34、130、132、134 ミラー
40、140、240、340 投写型映像表示装置
50、150 色分離部
60 光変調素子(赤色用:60R、緑色用:60G、青色用:60B)
70 色合成部
80 投写レンズ部
90 制御部
112、212、312 光源
114、214、314 発光管
116、216、316 リフレクタ
118、218、318 バーナ
120、220、320 開口部
122、222、322 プリズムアレイ
124 反射面(第1の反射面:124L、第2の反射面:124R)
152 第1ダイクロイックミラー
154 第2ダイクロイックミラー
170 クロスダイクロイックキューブ
224 反射面(第1の反射面:224L、第2の反射面:224R)
326 入射面
328 出射面(第1の透過面:328L、第2の透過面:328R)

Claims (5)

  1. 長手方向を主軸とする発光管と前記発光管からの光を所定方向に反射する反射部とを備えた光源において、
    前記発光管の主軸の方向と前記反射部が光を反射する所定方向とを異ならせたことを特徴とする光源。
  2. 請求項1記載の前記光源において、
    前記発光管に電圧を印加する一対の電極を前記発光管へ導くバーナを有してなり、前記バーナの配列方向は、前記発光管の主軸の方向と略平行とすることを特徴とする光源。
  3. 長手方向を主軸とする発光管と前記発光管からの光を反射して所定の出射方向に出射させる反射部とを備えた複数の光源、および前記複数の光源の各光源の前記反射部から夫々出射された光を合成する光合成部を設けてなる照明装置であって、
    前記各光源において、前記発光管の主軸の方向と前記反射部が光を反射する所定方向とを異ならせると共に、前記各発光管の主軸の方向を互いに略平行とさせたことを特徴とする照明装置。
  4. 前記光源を2つ備えた請求項3記載の照明装置において、
    前記光合成部は、一方の前記光源から出射された光を反射する第1の反射面と他方の前記光源から出射された光を反射する第2の反射面とを有することを特徴とする照明装置。
  5. 長手方向を主軸とする発光管と前記発光管からの光を反射して所定の出射方向に出射させる反射部とを設けた複数の光源と、
    前記複数の光源の各光源から夫々出射された光を合成する光合成部と、
    前記光合成手段から出射された光を複数の色成分に分離する色分離部と、
    前記色分離部から出射された各色の成分光を各色用の信号に応じて変調する光変調部と、
    前記光変調部から出射された各色の映像光を合成する色合成部と、
    前記色合成部から出射された合成光を投写する投写部と、
    前記複数の光源、前記光合成部、前記色分離部、前記光変調部、前記色合成部ならびに前記投写部を直接的または間接的に支持する筐体と、
    を備える投写型映像表示装置において、
    前記複数の光源の各光源の発光管の前記主軸の方向を前記各光源の反射部から前記光合成部に向けて出射する出射方向と異ならせると共に、前記筐体を水平面に対して傾斜させて使用する場合の回動軸に対して略平行となるように、前記複数の光源を配置したことを特徴とする投写型映像表示装置。
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