JP2009086864A - 部品干渉チェック装置及び方法 - Google Patents

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克利 甲斐
Kiyoshi Kono
潔 河野
Tetsushi Watabe
哲士 渡部
Naoto Yokoi
直人 横井
Toshihiro Morishita
俊裕 森下
Kenji Iida
健次 飯田
Sho Yamamoto
祥 山本
Noriyuki Kawaichi
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Yosuke Iwasaki
陽介 岩▲崎▼
Hiroshi Tanaka
洋 田中
Yoriaki Kondo
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Abstract

【課題】必要な部品の干渉チェックを漏れなく行うことができる部品干渉チェック装置及び方法の提供。
【解決手段】車両を構成する部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データを格納したデータベース1と、指定された評価単位に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群に関する部品データ11,12を、それぞれデータベース1から抽出する抽出手段と、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行う干渉チェック手段と、干渉手段による干渉チェック結果を表示する表示手段とを備え、データベース1は、車両を分割した複数のブロック13をそれぞれ評価単位とし、各ブロック13に部品をそれぞれ分類する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータを利用した部品干渉チェック装置及び方法に係り、より詳細には、必要な干渉チェックを漏れなく行うことができる部品干渉チェック装置及び方法に関する。
下記の特許文献1には、コンピュータを利用した3次元CAD(computer aided design)システムにおいて、干渉チェック対象の部品をマウス等のポインティングデバイスを使用して指定することにより、干渉チェック対象を簡単に設定する技術が開示されている。
特開平11−296571号公報
しかしながら、干渉チェック対象となる個々の部品をマウス等で指定する場合、指定されなかった部品については、干渉チェックが行われない。このため、干渉チェックに漏れが生じるおそれがある。
そこで、本発明は、必要な部品の干渉チェックを漏れなく行うことができる部品干渉チェック装置及び方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の部品干渉チェック装置は、車両を構成する部品間の干渉チェックを行うための部品干渉チェック装置であって、部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データを格納したデータベースと、指定された評価単位に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群に関する部品データを、それぞれ上記データベースから抽出する抽出手段と、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行う干渉チェック手段と、干渉手段による干渉チェック結果を表示する表示手段と、を備えることを特徴としている。
このように構成された本発明の部品干渉チェック装置によれば、指定された分類に属する全ての部品どうしの組合せについて干渉チェックが行われる。このため、干渉チェックが網羅的に行われる。また、指定された分類に属する部品の干渉チェックを行うため、車両を構成する全ての部品についての干渉チェックを行う場合よりも、効率的に干渉チェックが行われる。したがって、本発明によれば、必要な部品の干渉チェックを漏れなく行うことができる。
また、本発明において好ましくは、データベースは、車両を分割した複数のブロックをそれぞれ上記評価単位とし、各ブロックに部品をそれぞれ分類する。
これにより、ブロック毎に網羅的に部品の干渉チェックを行うことができる。
また、本発明において好ましくは、データベースは、各ブロックについて、当該ブロックに隣接する他のブロックに属する部品のうち、当該ブロックに属する部品との干渉をチェックすべき部品を、各ブロックとは別のサブブロックに重複して分類しておき、抽出手段は、指定されたブロックに属する部品に加えて、上記サブブロックに属する部品を上記第1及び第2部品群にそれぞれ追加する。
これにより、所望の対象ブロック内の部品どうしの干渉チェックを行う際に、そのブロックと隣接する他のブロック内の部品であって、対象ブロック内の部品との干渉チェックを行うべき部品との組合せについても干渉チェックが行われる。これにより、ブロックごとに漏れなく干渉チェックを行うことができる。
また、本発明において好ましくは、データベースは、形状が変化する部品について、複数の形状の部品データを格納する。
これにより、可動部品を考慮した干渉チェックを行うことができる。
また、本発明において好ましくは、上記データベースの部品データが変更された場合、上記データベースは、部品データが変更された部品と、部品データが未変更の部品とを識別可能にそれぞれの部品データを格納する。
これにより、データベースの部品データが、干渉チェック後に変更された場合、部品データの変更された部品について、再度干渉チェックを行うことができる。その結果、部品データが変更された部品について選択的かつ効率的に詳細な検討を行うことができる。
また、本発明において好ましくは、基準距離は、互いに取付関係にある部品どうしの組合せと、取付関係にない部品どうしの組合せとで異なる。
互いに取付関係にある部品どうしの組合せでは、原則的に部品どうしが接触する必要がある。一方、互いに取付関係にない部品どうしの組合せでは、原則的に部品どうしが所定距離以上離れている必要がある。したがって、取付関係にある部品どうしの組合せと、取付関係にない部品どうしの組合せとで、互いに異なる基準距離を用いることにより、より的確に干渉チェックを行うことができる。
また、本発明において好ましくは、基準距離は、部品の組合せにごとに、第1基準距離と、当該第1基準距離よりも短い第2基準距離と、を含み、干渉チェック手段は、部品どうしの最短距離が、上記第1基準距離より長い部品どうしの組合せについて干渉なしとし、上記第2基準距離未満の部品どうしの組合せについて干渉ありとする。
これにより、部品間の最短距離が第1基準距離より長い組合せは一律に干渉なし(OK)と判断され、かつ、最短距離が第2基準距離より短い組合せは一律に干渉あり(NG)と判断される。その結果、第1基準距離と第2基準距離の間の最低距離である組合せについて、詳細な検討を行うことが可能となる。このため、効率的かつ的確な干渉チェックを行うことができる。
また、本発明において好ましくは、表示手段は、第1部品群の各部品をそれぞれ行に割り当て、かつ、第2部品群の各部品をそれぞれ列に割り当てた対戦マトリクスに、干渉チェック結果を表示し、当該対戦マトリクス上に、部品どうしの最短距離が所定の基準距離以下である組合せを、残りの組合せと識別可能に表示する。
これにより、第1部品群と第2部品群の干渉チェック結果が一目で容易に把握される。
また、本発明にいおいて好ましくは、データベースは、部品データに、部品の完成度を含み、表示手段は、対戦マトリクスにおいて、部品どうしの最短距離が所定の基準距離以下である組合せについて、組み合わされる部品の完成度どうしの組合せに対応した表示を行う。
これにより、課題が残っている組合せが容易に把握される。また、干渉をチェックして詳細な検討が必要な部品の組合せが分かるので、どの部位との関係で検討が必要であるかとうことが容易に把握される。
また、本発明において好ましくは、表示手段は、第1部品群の部品ごとに、部品どうしの最短距離が基準距離以下である組合せのうち、第2部品群の部品が完成しているものの割合を表示する。
これにより、特定に部品について、その周辺部品との組合せの完成度が容易に把握される。
また、本発明において好ましくは、データベースは、部品データに、部品の設計上検討すべき事項に関する情報を含み、表示手段は、対戦マトリクス上の第1又は第2部品群の部品のうち、指定された部品について設計上検討すべき事項に関する情報を表示する。
これにより、指定された部位品についての設計上検討すべき事項を容易に把握することができる。
また、本発明において好ましくは、表示手段は、対戦マトリクスにおいて、第1及び第2部品群の少なくとも一方の部品群の各部品を、当該部品が車両に組み付けられる順序に配列させる。
これにより、組み付け段階ごとの干渉の有無を容易が把握される。
また、本発明において好ましくは、表示手段は、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せのうち、部品どうしの最短距離が所定の基準距離以下である組合せを選択して一覧表に表示する。
これにより、干渉をチェックして詳細な検討が必要な部品の組合せが選択的に表示されるので、干渉をチェックすべき部品の組合せを容易に把握することができる。
また、本発明において好ましくは、表示手段は、第1部品群の一つの部品について、第2部品群のうち当該部品との最短距離が所定の基準距離以下である部品を選択して一覧表に表示する。
これにより、特定の部品について、干渉チェックの必要な部品の組合せが表示される。
また、本発明において好ましくは、表示手段は、指定された部品、及び、選択された部品の少なくとも一つの部品の配置関係を画像表示する。
これにより、詳細な検討の必要な部品の配置関係を視覚的に容易に把握することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の部品干渉チェック方法は、車両を構成する部品間の干渉チェックを行うための部品干渉チェック方法であって、部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データをデータベースに格納しておき、指定された分類に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群を、それぞれ上記データベースから抽出し、第1部品群の各部品と上記第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行い、干渉チェック結果を表示する、ことを特徴としている。
このように、本発明の部品干渉チェック方法によれば、指定された分類に属する全ての部品どうしの組合せについて干渉チェックが行われる。このため、干渉チェックが網羅的に行われる。また、指定された分類に属する部品の干渉チェックを行うため、車両を構成する全ての部品についての干渉チェックを行う場合よりも、効率的に干渉チェックが行われる。したがって、本発明によれば、必要な部品の干渉チェックを漏れなく行うことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態の部品干渉チェック装置を実現するための構成について説明する。
本実施形態の部品干渉チェック装置は、車両を構成する部品間の干渉チェックを行うための部品干渉チェック装置であって、部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データを格納したデータベースと、指定された評価単位に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群に関する部品データを、それぞれ上記データベースから抽出する抽出手段と、第1部品群の各部品と上記第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行う干渉チェック手段と、干渉手段による干渉チェック結果を表示する表示手段と、を備えている。
本実施形態では、抽出手段及び干渉チェック手段は、サーバコンピュータ2において所定のプログラムを実行することにより実現される。また、表示手段は、サーバコンピュータに直接又は通信回線を介して接続された端末コンピュータユニット3のディスプレイにより実現される。
さらに、図2を参照して、部品干渉チェック装置の概略について説明する。図2に模式的に示すように、データベース1には、部品データとして、車両を構成する部品の3D−CADデータ11、及び、部品に関する種々のデータ12が格納されている。部品データ12には、例えば、部品ごとの設計の完成度、部品の設計上検討すべき課題等の事項に関する情報、部品どうしが互いに取付けられるものか否か、及び、その部品が組み付けられる工程順序についての情報が含まれる。
また、このデータベース1では、部品データ11及び12は、部品を複数の評価単位に分類されている。ここでは、車両を分割した複数のブロックをそれぞれ評価単位とし、各ブロックに部品がそれぞれ分類されている。図2では、評価ブロック毎の部品搭載3D−CADデータ13として分類されている。車両を複数のブロックに分割するにあたっては例えば、エンジンルーム、フロア、キャブサイド及びルーフ、ダッシュパネル及びカウル等のブロックに分割するとよい。
さらに、データベースは、各ブロックについて、当該ブロックに隣接する他のブロックに属する部品のうち、当該ブロックに属する部品との干渉をチェックすべき部品を、各ブロックとは別のサブブロックに重複して分類している。
図3に示すように、例えば、エンジンルームのブロック131のサブブロックには、エンジンルームに隣接するダッシュパネル及びカウルのブロック132に属する部品のうち、エンジンルームに隣接する部品、すなわち、エンジンルームのブロックに属する部品との干渉チェックが必要と考えられる部品が含まれる。サブブロックの部品の設定にあたっては、例えば、ダッシュパネル及びカウルのブロック132に属する部品のうち、エンジンルームのブロックに属する各部品との最短距離が所定距離(例えば、数十ミリメートル)以下の部品を予め選択して、エンジンルームのブロックに対するサブブロックを構成するようにするとよい。
なお、図3に示す例では、評価単位として、車両を複数の搭載ブロックに分割したが、本発明では、評価単位はこれに限定されない。例えば、システム単位を評価単位としてもよい。システム単位の例として、燃料システム及びブレーキシステムが挙げられる。また、ユニットや組立体といったの納入単位を評価単位としてもよい。さらに、1つの部品を分割し、分割された部品それぞれを評価単位としてもよい。
そして、端末コンピュータユニット3のキーボード等の入力手段によって、評価単位としてエンジンブロックが指定された場合、エンジンブロックに属する部品に加えて、サブブロックに属する部品も第1及び第2部品群にそれぞれ追加されて、サーバコンピュータ2に読み出される。そして、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックが行われる。個々の部品間の干渉チェックは、部品間隙計測プログラムを実行することによって行われる。部品間隙計測ブログラム21は、通常のCADで使用されるものを使用するとよい。
また、データベース1は、シート等の形状が変化する部品について、複数の形状の部品データを格納している。これにより、種々の変形した形状ごとに別個の部品として、部品干渉チェックが行われる。
また、図4のフローチャートに示すように、データベース1の部品データが変更された場合、データベース1は、部品データが変更された部品と、部品データが未変更の部品とを識別可能にそれぞれの部品データを格納する。本実施形態では、データベース1に格納されている部品データの変更時に、又は、定期的に(例えば、1日ごとに)、データ変更の有無をチェックする割り込み処理が実行される。
図4に示す処理では、割り込み処理により、データ変更の有無がチェックされる(ステップS41)。データ変更が有る場合(ステップS42で「Yes」の場合)、データベース1に格納されている部品データのうち、変更された部品データに、変更されたことを示すフラグ「1」が設定される(ステップS43)。一方、データ変更が無い場合(ステップS42で「No」の場合)、未変更であることを示すフラグ「0」が設定される(ステップS44)。
これにより、干渉チェック後に部品データが変更された場合に、部品データの変更された部品について、再度干渉チェックを行うことができる。その結果、部品データが変更された部品について選択的かつ効率的に詳細な検討を行うことができる。
なお、部品データの変更は、部品の3D−CADデータの変更に限定されず、例えば、部品ごとの設計の完成度、部品の検討課題、及び、その部品が組み付けられる工程についての情報の変更も含まれる。
また、データベース1には、干渉チェックの際に使用する基準距離のデータも格納されている。本実施形態では、基準距離は、互いに取付関係にある部品どうしの組合せと、取付関係にない部品どうしの組合せとで異なる。例えば、図5の模式図に示すように、部品Aと部品Bとの干渉をチェックする場合、部品Aと部品Bとが、図5中のαで示す部分のように取付関係にある場合には、部品Aと部品Bとの最短距離は零となるべきである。一方、部品Aと部品Bとが、図5中のβで示す部分のように取付関係にない場合には、部品Aと部品Bとは、所定の基準距離以上離れているべきである。
さらに、本実施形態では、基準距離には、第1及び第2部品群の全ての部品について一律に適用する予備的な基準距離(例えば30ミリメートル)と、部品の組合せごとに設定されたより短い基準距離とが含まれる。予備的な基準距離で予め一律にチェックすることにより、干渉を詳細に検討する必要のない部品どうしの組合せが除外される。その結果、干渉チェックの効率が向上する。
より短い基準距離は、部品の組合せにごとに、予め基準距離を設定しておくとよい。更に、基準距離として、部品の組合せごとに、第1基準距離と、当該第1基準距離よりも短い第2基準距離とを各々設定してもよい。
ここで、図6の図表に、第1及び第2基準距離(隙基準距離)の一例を示す。図6に示す例では、部品Aと部品Bとの組合せについては、第1基準距離が20ミリメートルであり、第2基準距離が10ミリメートルである。また、部品Aと部品Cとの組合せについては、第1基準距離が25ミリメートルであり、第2基準距離が15ミリメートルである。
そして、部品どうしの最短距離が、第1基準距離より長い部品どうしの組合せについては、干渉なし(OK)と判定され、第2基準距離未満の部品どうしの組合せについては、干渉あり(NG)と判定される。例えば、図6に示す部品Aと部品Bとの組合せについては、最短距離が、第1基準距離の20ミリメートルより長い場合には、干渉なし(OK)と判定される。一方、最短距離が、第2基準距離の10ミリメートル未満である場合には、干渉あり(NG)と判定される。このように、部品どうしの組合せによって、個別の基準距離が設定されることにより、より的確な干渉チェックを効率的に行うことができる。
干渉チェック結果は、端末コンピュータユニット3のディスプレイに表示される。干渉チェック結果は、図2に示すように、評価単位のブロックごとに、対戦マトリクス(対戦表)31の形態で表示してもよいし、評価単位のブロックごとに、一覧表(隙チェックリスト)32の形態で表示してもよい。
なお、干渉チェック結果の表示形態の具体例については、後述の部品干渉チェック方法の実施形態として詳細に説明する。
以下、本発明の部品干渉チェック方法の第1実施形態について説明する。
図7のフローチャートに示すように、本実施形態の部品干渉チェック方法は、車両を構成する部品間の干渉チェックを行うための部品干渉チェック方法であって、部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データをデータベースに格納しておくステップ(S71)と、指定された分類に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群を、それぞれ上記データベースから抽出するステップ(S72)と、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行うステップ(S73)と、干渉チェック結果を表示するステップ(S74)とを含む。
データベース1に格納された部品データは、上述したように、評価単位ごとに分類されている。ここで、図8に、端末コンピュータユニット3のディスプレイに表示される評価単位を設定するための操作画面の一例を示す。図8に示す操作画面では、「大分類」と「小分類」の入力欄が表示されている。「大分類」の入力欄には、データベースにおいて部品を評価単位する分類方法の種類が選択して入力される。例えば、分類方法に種類には、例えば、「搭載ブロック単位」、「システム単位」、「納入単位」といった分類種類が含まれる。
また、「小分類」の入力欄には、「大分類」の入力欄に入力された分類種類によって分類された評価単位が入力される。例えば、「大分類」の入力欄に「搭載ブロック単位」が入力されている場合、「小分類」の入力欄には、「エンジンルーム」、「フロア」、「キャブサイド及びルーフ」といった評価単位のブロック名が選択して入力される。図8に示す例では、「小分類」の入力欄に「エンジンルーム」と入力されている。そして、「大分類」及び「小分類」の入力欄が入力された後、操作画面の「設定」ボタンをマウス等のポインティングで指示操作することにより、評価単位の指定が確定される。
次に、図9のフローチャートを参照して、指定された評価単位に属する部品の部品データの抽出処理(図7のステップS72)について説明する。
評価単位の指定があった場合(ステップS721で「Yes」の場合)、サーバコンピュータ2は、データベース1から、指定された評価単位に属する部品の部品データを読み出す。上記操作画面で、「大分類」として「搭載ブロック単位」が選択され、かつ、「小分類」として「エンジンルーム」が選択された場合、データベース1から、エンジンルームのブロックに属する部品の部品データを抽出する(ステップS722)。
続いて、サーバコンピュータ2は、データベース1から、「エンジンルーム」のブロックに隣接するサブブロックに属する部品の部品データを読み出す(ステップS723)。「エンジンルーム」のブロック131のサブブロックには、エンジンルームに隣接する「ダッシュパネル及びカウル」のブロック132に属する部品のうち、「エンジンルーム」のブロックに隣接する部品、すなわち、「エンジンルーム」のブロックに属する部品との干渉チェックが必要と考えられる部品が含まれる。
続いて、サーバコンピュータ2は、指定された「エンジンルーム」のブロックに属する部品に加えて、サブブロックに属する部品を第1及び第2部品群として、それぞれワーキングメモリ等に記憶する(ステップS724)。これにより、ブロックごとに漏れなく干渉チェックを行うことができる。
次に、図10のフローチャートを参照して、干渉チェック処理(図7のステップS73)について説明する。
干渉チェック処理にあたって、まず、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離を算出する(ステップS731)。
ここで、図11に部品どうしの最短距離の算出例を示す。図11の上段の画像表示は、ブレーキパイプA41、ブレーキパイプB42、フューエルパイプA43及びフューエルフィルタ44の各部品どうし配置関係を模式的に示す。干渉チェックにあたっては、3D−CADの隙計算プログラムを実行することにより、部品間の最短距離が算出される。
また、図11の下段の図表は、これらの部品どうしの最短距離(最短隙)の計算結果を示す。ここでは、第1部品群の「ブレーキパイプA」と第2部品群の「フューエルパイプA」との最短隙が15ミリメートルである。また、第1部品群の「ブレーキパイプB」と第2部品群の「フューエルフィルタ」との最短隙が、5ミリメートルである。また、第1部品群の「フューエルパイプA」と第2部品群の「ブレーキパイプA」との最短隙が、10ミリメートルである。
続いて、部品どうしの最短距離(最短隙)と、予備的な基準距離(例えば、30ミリメートル)とを一律に比較して、最短距離がこの基準距離以下となる部品どうしの組合せを抽出する(ステップS732)。予備的な基準距離で予め一律にチェックすることにより、干渉を詳細に検討する必要のない部品どうしの組合せが除外される。
次に、図12のフローチャートを参照して、第1実施形態におけるチェック結果の表示処理(図7のステップ74)について説明する。第1実施形態では、干渉チェック結果は、図13に示す対戦マトリクス(対戦表)として表示される。対戦マトリクスでは、第1部品群の各部品がそれぞれ行に割り当てられ、かつ、第2部品群の各部品がそれぞれ列に割り当てられている。そして、対戦マトリクス上に、部品どうしの最短距離が予備的基準距離以下である組合せを、残りの組合せと識別可能に表示される。ここでは、部品どうしの最短距離が予備的基準距離以下である組合せについてのみ、所定の表示を行う。
このような対戦マトリクスを表示するために、まず、部品どうしの最短距離が予備的基準距離以下となる組合せの部品の検討課題データを、データベース1から読み出す(ステップS741)。
続いて、各部品ごとのデータの完成度を算出する(ステップS742)。ここでは、第1部品群の部品ごとに、部品どうしの最短距離が基準距離(例えば、30ミリメートル)以下である組合せのうち、第2部品群の部品が完成しているものの割合を算出する。
続いて、評価単位のブロック全体の完成度を算出する(ステップS743)。この完成度の数値は、第1部品群の各部品ごとのデータの完成度の数値の平均値である。
続いて、これらの算出結果等に基づいて、図13に示す対戦マトリクスを作成して表示する(ステップS744)。
図13に示す対戦マトリクス(対戦表)では、第1部品群の各部品がそれぞれ行に割り当てられ、かつ、第2部品群の各部品がそれぞれ列に割り当てられている。そして、対戦マトリクス上に、部品どうしの最短距離が予備的基準距離以下である組合せを、残りの組合せと識別可能に表示される。ここでは、部品どうしの最短距離が予備的基準距離以下である組合せについてのみ、所定の表示を行う。
図13に示す対戦マトリクスには、第1及び第2部品群の各部品ごとに、当該部品の完成度の情報の表示欄が設けられている。そして、設計が完成している部品については「○」印が表示され、設計が未完成の部品については「×」印が表示される。例えば、第1部品群の1番目の部品である「フューエルフィルタ」の完成度の欄には「×」印が表示されており、この「フューエルフィルタ」の設計は未完成であることが分かる。また、第1部品群の2番目の部品である「ハーネスA」の完成度の欄には「○」印が表示されており、この「ハーネスA」の設計は完成していることが分かる。
また、図13に示す例では、第1部品群の部品ごとに、残っている課題数が表示される。例えば、未完成の「フューエルフィルタ」の残課題数は「4」である。また、完成している「ハーネスA」の残課題数は「0」である。
さらに、この対戦マトリクスには、部品どうしの最短距離が予備的な基準距離(例えば、30ミリメートル)以下である組合せについて、組み合わされる部品の完成度どうしの組合せに対応した表示が、当該部品どうしの行列の交点に表示される。すなわち、組み合わせた部品どうしが、両方共に完成している場合には、「○」印が表示される。また、組み合わせた部品どうしが、両方共に未完成である場合には、「×」印が表示される。また、組み合わせた部品の一方が完成であり、かつ、他方が未完成である場合には、「△」印が表示される。
図13に示す例では、第1部品群の1番目の部品である「フューエルフィルタ」の行と、第2部品群の2番目の部品である「ハーネスA」の列との交点の欄には、「△」印が表示されている。これは、「フューエルフィルタ」と「ハーネスA」との組合せの一方(この場合は「フューエルフィルタ」)が未完成であり、他方(この場合「ハーネスA」)が完成していることを示す。また、第1部品群の1番目の部品である「フューエルフィルタ」の行と、第2部品群の3番目の部品である「フューエルパイプA」の列との交点の欄には、「×」印が表示されている。これは、「フューエルフィルタ」及び「フューエルパイプA」の両方が共に未完成であることを示す。
このように、部品の完成度どうしの組合せに対応した表示を行うことにより、どの部品との組合せに課題が残っているかが容易に把握される。また、干渉をチェックして詳細な検討が必要な部品の組合せが分かるので、どの部位との関係で検討が必要であるかとうことが容易に把握される。
なお、第1部品群の1番目の部品である「フューエルフィルタ」と、第2部品群の1番目の部品である「フューエルフィルタ」とは、互いに同一部品であるので、組合せの対象とならない。したがって、対戦マトリクスの「フューエルフィルタ」どうしの行列の交点の欄は空欄となっている。
また、干渉チェック処理において、部品間の最短距離が、予備的な基準距離よりも長いと判定された部品どうしの組合せについては、干渉の詳細な検討をする必要がない。このため、対戦マトリクスの該当する行列の交点の欄が空欄となっている。
さらに、この対戦マトリクスでは、上記第1部品群の部品ごとに、部品どうしの最短距離が基準距離以下である組合せのうち、第2部品群の部品が完成しているものの割合が表示される。すなわち、第1部品群の各部品の列上の、「○」印の数を、「○」印、「△」印及び「×」印の数の合計数で除した値が、対戦マトリクスの右端の欄にそれぞれ表示される。これにより、特定に部品について、その周辺部品との組合せの完成度が容易に把握される。図13に示す例では、第1部品群の「フューエルフィルタ」に関するデータ完成度は、「75%」である。また、第1部品群の「ハーネスA」に関するデータ完成度は、「86%」である。
さらに、評価対象のブロック全体の完成度が、対戦マトリクスの右下欄に表示される。この完成度の数値は、第1部品群の各部品ごとのデータ完成度の数値の平均値である。図13の対戦マトリクスでは、評価対象のエンジンルームのブロック全体の完成度は、「58%」である。これにより、エンジンルームのブロック全体の設計の完成度を容易に把握することができる。
また、この対戦マトリクスには、部品ごとの設計上の検討課題の情報の表示欄も設けられている。図13に示す対戦マトリクスでは、第1部品群の個々の部品ごとに、設計上御検討課題の概略が表示されている。例えば、第1部品具の「フューエルパイプA」の検討課題の欄には、「固定構造検討中」の表示がされている。
この「固定構造検討中」と表示された欄についてマウス等のポインティングデバイスでクリック等の指定操作を行うと、図14に示すように、この「フューエルパイプA」と関係する課題が表示される。図14に示す例では、関係部品として、「ダッシュパネル」及び「ショートハーネス」等が挙げられている。そして、「フューエルパイプA」と「ダッシュパネル」との検討課題として、「経路検討中」の文字が表示されている。また、「フューエルパイプA」と「ショートハーネス」との検討課題として、「ハーネス経路検討中」の文字が表示されている。このように、特定の部品に関する検討課題が容易に把握することができる。また、どの部品との間にどのような課題が残されているかが容易に把握される。
さらに、図13の対戦マトリクスの左下に表示されている「組み立て順に並べ替え」の表示ボタンが、マウス等のポインティングデバイスによって指示操作された場合(図12にステップS745で「Yes」の場合)、第1部品群の各部品が、組み付け順に並び替えられて表示される(ステップS746)。
図15に、組み付け順に並び替えられた対戦マトリクスの例を示す。このように、部品を組み付け順に並べることにより、組み付け段階ごとの干渉の有無を容易が把握される。
さらに、画像表示の要求があった場合(図12のステップS747で「Yes」の場合)、部品周りの組み立て画像が表示される。
図16に、フューエルパイプA43の周囲の部品群の画像表示例を示す。画像表示にあたっては、フューエルパイプA43との最短距離が基準距離未満の部品を選択的に表示するとよい。画像表示により、部品どうしの配置関係が容易に把握される。
次に、本発明の部品干渉チェック方法の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の基本的な処理の流れは、図7のフローチャートに示したものと同じである。ただし、第2実施形態では、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行うステップ(S72)と、干渉チェック結果を表示するステップ(S73)の内容が、第1実施形態とは異なっている。以下、主に第1実施形態と異なる点について説明する。
第2実施形態では、干渉チェック処理(図7のステップS72)において、まず、予備的な処理として隙仮判定処理を行う。この隙仮判定処理は、後述する干渉チェック結果を示す一覧表(リスト)に掲載する部品の組合せを絞り込むために行う。干渉チェックを詳細に評価すべき部品の組合せを減らすことにより、設計者の負担の軽減を図ることができる。
以下、図17のフローチャートを参照して、隙仮判定処理について説明する。
まず、上述の部品データ抽出処理(図7のステップ72)により抽出された第1部品群の部品と第2部品群の部品とを一つずつ読み出して、部品の組合せを作る(ステップS7031)
続いて、その組合せの部品どうしの最短距離を算出する(ステップS7302)。
続いて、抽出した部品の組合せについての基準距離L0をデータベース1から読み出す(ステップS7303)。
そして、部品どうしの最短距離と、その部品の組合せの基準距離L0とを比較する(ステップS7304)。
比較の結果、最短距離が、基準距離L0未満である場合(ステップS7304において「Yes」の場合)、その部品の組合せを一覧表へ掲載する設定をする(ステップS7305)。
一方、比較の結果、最短距離が、基準距離L0以上である場合(ステップS7304)において「No」の場合)、その部品の組合せを一覧表へ不掲載とする設定をする(ステップS7306)。
そして、上記の一連の処理を、同一の部品どうしの組合せを除く、第1部品群の各部品と第2部品群の各部品との全ての組合せについて実行する(ステップS7307)。
図18の一覧表に、隙仮判定処理の結果を示す。
図18に示す例では、「部品A」と「部品B」との組合せの場合、最短距離(最短隙)「15ミリメートル」は、この組合せの基準距離L0「20ミリメートル」よりも短いので、この部品の組合せは、干渉チェック結果の一覧表に掲載される。一方、「部品A」と「部品D」との組合せの場合、最短距離(最短隙)「25ミリメートル」は、この組合せの基準距離L0「15ミリメートル」よりも長いので、この部品の組合せは、干渉チェック結果の一覧表には記載されない。同様にして、「部品B」と「部品D」との組合せも、一覧表に不掲載となる。このように、最短距離が十分長い部品どうしの組合せを除外することにより、一覧表を見る設計者の負担の軽減を図ることができる。
次に、第2実施形態では、干渉チェック処理(図7のステップS72)において、隙仮判定処理に続いて、隙判定処理を行う。この隙判定処理においては、互いに取付関係にある部品どうしの組合せと、取付関係にない部品どうしの組合せとで異なる基準距離を適用する。さらに、この隙判定処理では、取付関係にない部品の組合せにごとに、第1基準距離と、当該第1基準距離よりも短い第2基準距離とを設定しておき、部品どうしの最短距離が、第1基準距離より長い場合に干渉なしと自動的に判定し、第2基準距離未満の部品どうしの組合せについて干渉ありと自動的にする。
以下、図19のフローチャートに、隙判定処理について説明する。
まず、上述の隙仮判定処理(図17)によって、一覧表に掲載することに設定された部品の組合せの中から組合せを一つずつ読み出す(ステップS191)。
続いて、読み出された組合せの部品が互いに取付関係にある場合(ステップS192において「Yes」の場合)、その組合せの部品どうしの最短距離(最短隙)が、取付関係にある部品どうしの基準距離(取付基準)に一致しているか否かを判定する(ステップS193)。
なお、部品どうしの最短距離は、上述の隙判定処理時に算出したものを利用してもよいし、再度算出してもよい。また、本実施形態では、取付関係にある部品どうしの基準距離(取付基準)は、「0ミリメートル」である。したがって、部品どうしの最短隙がこの取付基準未満の場合には、部品どうしが空間的に重なってしまっていることになる。
したがって、ステップS193の判定の結果、最短隙が取付基準と一致しない場合(ステップS193において「No」の場合)、干渉チェック結果(取付判定)は干渉あり(NG)と判定される。例えば、第1部品群の「フューエルパイプA」と、第2部品群の「フューエルフィルタ」との最短隙が「−5ミリメートル」の場合、最短隙が取付基準「0ミリメートル」未満となり、取付判定は「NG」となる。
一方、ステップS193の判定の結果、最短隙が取付基準と一致する場合(ステップS193において「Yes」の場合)、取付判定は干渉なし(OK)と判定される。例えば、第1部品群の「フューエルパイプA」と、第2部品群の「フューエルフィルタ」との最短隙が「+0ミリメートル」の場合、最短隙が取付基準「0ミリメートル」と一致し、取付判定は「PEND」となる。
また、読み出された組合せの部品が互いに取付関係にない場合(ステップS192で「No」の場合)、その組合せの部品どうしの最短距離(最短隙)が、取付関係にない部品どうしの第1の基準距離(第1隙基準)より大きいか否かを判定する(ステップS196)。
なお、この第1隙基準及び後述の第2隙基準の値は、それぞれ部品の組合せごとに予め設定してデータベース1に格納しておいたものを読み出して用いるのがよい。
ステップS196の判定の結果、最短隙が第1隙基準より大きい場合(ステップS106において「Yes」の場合)、干渉チェック結果(隙判定)は、干渉なし(OK)と判定される(ステップS197)。例えば、第1部品群の「フューエルパイプA」と、第2部品群の「ブレーキパイプA」との最短隙が「25ミリメートル」であり、かつ、この部品の組合せの第1隙基準が「20ミリメートル」である場合、最短隙が第1隙基準より大きいため、隙判定は自動的に「OK」となる。
一方、ステップS196の判定の結果、最短隙が第1隙基準以下の場合(ステップS196において「No」の場合)、続いて、その最短隙が、取付関係にない部品どうしの第2の基準距離(第2隙基準)未満か否かを判定する(ステップS198)。
ステップS198の判定の結果、最短隙が第2隙基準未満の場合(ステップS198において「Yes」の場合)、隙判定は干渉あり(NG)と判定される(ステップS199)。例えば、第1部品群の「フューエルパイプA」と、第2部品群の「ブレーキパイプA」との最短隙が「5ミリメートル」であり、かつ、この部品の組合せの第2隙基準が「10ミリメートル」である場合、最短隙が第2隙基準未満であるため、隙判定は自動的に「NG」となる。
一方、ステップS199の判定の結果、最短隙が第2隙基準以上の場合(ステップS199において「No」の場合)、即ち、最短隙が、第1隙基準以下かつ第2隙基準以上の場合、隙判定は保留(PEND)とされる(ステップS200)。例えば、第1部品群の「フューエルパイプA」と、第2部品群の「ブレーキパイプA」との最短隙が「15ミリメートル」であり、かつ、この部品の組合せの第1隙基準が「20ミリメートル」であり、第2隙基準が「10ミリメートル」である場合、最短隙は第1隙基準以下かつ第2隙基準以上となり、隙判定は自動的に留保「PEND」となる。
なお、最短隙が、最短隙は第1隙基準以下かつ第2隙基準以上の場合、更に詳細な基準距離と最短隙とを比較して、干渉チェックを行ってもよい。その場合、詳細な基準距離は、部品の組合せごとに設定されているのがよい。
そして、上述の隙仮判定処理(図17)によって、一覧表に掲載することに設定された全ての部品の組合せについて、上記の一連の処理を実行する(ステップS201)。
図20に、干渉チェック結果の一覧表(リスト)を示す。
図20の一覧表には、上述の隙仮判定処理(図17)によって絞り込まれた部品の組合せのみが掲載される。そして、この一覧表には、第1部品群の部品と第2部品群の部品の部品名の欄と、第1及び第2基準及び取付基準の欄と、第1及び第2部品群の部品のデータ変更の有無を示す欄と、隙判定及び取付判定の欄が設けられている。
例えば、第1部品群の「フューエルパイプA」と第2部品群の「ブレーキパイプA」との組合せについては、第1隙基準が「20ミリメートル」であり、第2隙基準が「10ミリメートル」であることが分かる。また、「フューエルパイプA」及び「ブレーキパイプA」のいずれも部品データが変更されていないことが分かる。さらに、この組合せについては、隙判定が干渉なし(OK)であることが分かる。したがって、設計者は、この部品の組合せについては、更なる検討が不要であることが分かる。
また、第1部品群の「フューエルパイプA」と第2部品群の「フューエルフィルタ」との組合せについては、取付基準が「0ミリメートル」であることが分かる。また、第2部品群の「フューエルフィルタ」の部品データが変更されていることが分かる。さらに、この組合せについては、取付判定が干渉あり(NG)であることが分かる。したがって、設計者は、この部品の組合せについて、更なる設計変更等の検討が必要であることが分かる。
また、第1部品群の「フューエルパイプA」と第2部品群の「ハーネスA」との組合せについては、第1隙基準が「20ミリメートル」であり、第2隙基準が「8ミリメートル」であることが分かる。また、第2部品群の「ハーネスA」の部品データが変更されていることが分かる。さらに、この組合せについては、隙判定が保留(PEND)であることが分かる。したがって、設計者は、この部品の組合せについて詳細な検討が必要であることが分かる。
かかる一覧表により、設計者は、部品どうしの組合せごとに、干渉の有無等を容易に把握することができる。このため、設計者の負担の軽減を図ることができる。
次に、図21のフローチャートを参照して、図20の一覧表のうち、第1部品群の特定の部品について、第2部品群のうち当該部品との最短距離が所定の基準距離以下である部品を選択して一覧表に表示する処理について説明する。
まず、第1部品群のうちから一つの特定部品を選択する(ステップS211)。
図22に、特定部品についての一覧表を表示するための操作画面の一例を示す。この操作画面では、特定部品の入力欄に部品名「フューエルフィルタ」が入力されている。
続いて、選択条件の入力の有無を判定する(ステップS212)。
図22の操作画面では、第2部品群から選択される部品の選択条件として、特定部品「フューエルフィルタ」との最短隙が、第2隙基準又は取付基準未満であることが指定されている。なお、所望の基準値を入力して、最短隙がこの基準値以下となる部品を第2部品群から選択するようにしてもよい。また、図22の操作画面では、適用条件が合致する者が指定されている、適用条件の合致とは、例えば、同一車種に適用される部品であることである。かかる適用条件は、予めデータベース1に部品ごとに登録しておいたものを用いるとよい。
そして、特定部品の周利の一覧表が表示される(ステップS213)。
図23に、特定部品の周りの部品の一覧表の一例を示す。この一覧表では、第1部品群の特定部品である「フューエルフィルタ」の周りの部品として、第2部品群から「フューエルパイプA」等の部品が表示されている。さらに、これらの各部品が、適用条件を満たしていることが表示されている。また、これらの部品の完成度が1〜3の指数で示されている。ここでは、指数「3」の完成度が高く、指数「1」完成度が低いことを表している。また、これらの部品ごとに、最小隙及び基準値が表示されている。
また、図23の一覧表には、部品どうしの干渉チェック上の要件も表示されている。例えば、「フューエルパイプA」については、「エンジン振れ方向で18隙(ミリメートル)確保」という要件が表示されている。さらに、特定部品との組合せごとの干渉チェック結果が「○」印又は「×」印で表示されている。かかる一覧表により、特定の部品の周辺で干渉チェックが必要な部品との組合せを把握することができる。
さらに、図23の一覧表に表示された第2部品群の部品の中から一つ以上の部品を選択することにより(ステップS214)、第1部品群の特定部品と、第2部品群のここで選択された部品との配置関係が画像表示される(ステップS215)。
図24に、特定の部品である「フューエルフィルタ」の周囲の部品の配置関係の画像表示例を示す。画像表示においては、例えば、部品どうしの干渉箇所について、ハッチングを付す等の視覚的に他の部分と区別可能な表示を行うとよい。かかる画像表示により、詳細な検討の必要な部品の配置関係を視覚的に容易に把握することができる。
上述した実施形態においては、本発明を所定の条件で構成した例について説明したが、本発明は種々の変更及び変形を行うことができる。例えば、上述した実施形態では、車両を分割した一つのブロックを評価単位とした例について説明したが、評価単位の分類はこれに限定されない。また、同時に複数のブロックを評価単位としてもよい。
本実施形態の部品干渉チェック装置の構成を示す図である。 部品干渉チェック装置の概略を説明するための模式図である。 評価単位のブロックを示す模式図である。 部品データの変更をチェックのための割り込み処理を説明するフローチャートである。 部品どうしの取付関係の有無を説明するための模式図である。 干渉チェックのための基準距離の例を示す図表である。 本実施形態の部品干渉チェック方法の概略を説明するフローチャートである。 評価単位設定のための操作画面例である。 部品データ抽出処理を説明するフローチャートである。 干渉チェック処理を説明するフローチャートである。 部品間の最短距離の算出結果を示す図である。 干渉チェック結果の表示処理を説明するフローチャートである。 干渉チェック結果の対戦マトリクスの例である。 課題リストの例である。 部品を組み付け順に並べた対戦マトリクスの例である。 特定の部品の周囲の配置関係の画像表示である。 隙仮判定処理を説明するフローチャートである。 隙仮判定処理結果を示す表である。 隙判定処理を説明するフローチャートである。 干渉チェック結果の一覧表の例である。 特定の部品の周囲の配置関係を画像表示するための処理を説明するフローチャートである。 特定の部品の周囲の配置関係を画像表示するための操作画面の一例である。 干渉チェック結果の一覧表から、特定の部品の周囲の部品との組合せを抽出した図表である。 特定の部品の周囲の配置関係の画像表示である。
符号の説明
1 データベース
2 サーバコンピュータ
3 端末コンピュータユニット
11 3D−CADデータ
12 部品データ
13 評価ブロックごとの部品搭載3D−CADデータ
14 隙判定の基準データ
21 部品間隙計測プログラム
31 対戦マトリクス(対戦表)
32 一覧表(隙チェックリスト)
41 ブレーキパイプA
42 ブレーキパイプB
43 フューエルパイプA
44 フューエルフィルタ
45 ハーネス
131 エンジンルームブロック
132 ダッシュパネル及びカウルブロック

Claims (16)

  1. 車両を構成する部品間の干渉チェックを行うための部品干渉チェック装置であって、
    部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データを格納したデータベースと、
    指定された評価単位に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群に関する部品データを、それぞれ上記データベースから抽出する抽出手段と、
    上記第1部品群の各部品と上記第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行う干渉チェック手段と、
    上記干渉手段による干渉チェック結果を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする部品干渉チェック装置。
  2. 上記データベースは、車両を分割した複数のブロックをそれぞれ上記評価単位とし、各ブロックに部品をそれぞれ分類する、
    ことを特徴とする請求項1記載の部品干渉チェック装置。
  3. 上記データベースは、各ブロックについて、当該ブロックに隣接する他のブロックに属する部品のうち、当該ブロックに属する部品との干渉をチェックすべき部品を、各ブロックとは別のサブブロックに重複して分類しておき、
    上記抽出手段は、指定されたブロックに属する部品に加えて、上記サブブロックに属する部品を上記第1及び第2部品群にそれぞれ追加する、
    ことを特徴とする請求項1記載の部品干渉チェック装置。
  4. 上記データベースは、形状が変化する部品について、複数の形状の部品データを格納する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の部品干渉チェック装置。
  5. 上記データベースの部品データが変更された場合、上記データベースは、部品データが変更された部品と、部品データが未変更の部品とを識別可能にそれぞれの部品データを格納する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の部品干渉チェック装置。
  6. 上記干渉チェック手段において、上記基準距離は、互いに取付関係にある部品どうしの組合せと、取付関係にない部品どうしの組合せとで異なる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の部品干渉チェック装置。
  7. 上記干渉チェック手段において、上記基準距離は、部品の組合せにごとに、第1基準距離と、当該第1基準距離よりも短い第2基準距離と、を含み、
    上記干渉チェック手段は、取付け関係にない部品については、部品どうしの最短距離が、上記第1基準距離より長い部品どうしの組合せであるとき、又は、取付け関係にある部品については、部品どうしの最短距離が上記第1基準距離である部品どうしの組合せであるとき、干渉なしとし、取付け関係にない部品については、部品どうしの最短距離が上記第2基準距離未満の部品どうしの組合せであるとき、又は、取付け関係にある部品については、部品どうしの最短距離が上記第1基準距離でない部品どうしの組合せであるときは、干渉ありとする、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の部品の干渉チェック装置。
  8. 上記表示手段は、上記第1部品群の各部品をそれぞれ行に割り当て、かつ、第2部品群の各部品をそれぞれ列に割り当てた対戦マトリクスに、干渉チェック結果を表示し、
    当該対戦マトリクス上に、部品どうしの最短距離が所定の基準距離以下である組合せを、残りの組合せと識別可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の部品干渉チェック装置。
  9. 上記データベースは、部品データに、部品の完成度を含み、
    上記表示手段は、上記対戦マトリクスにおいて、部品どうしの最短距離が所定の基準距離以下である組合せについて、組み合わされる部品の完成度どうしの組合せに対応した表示を行う、
    ことを特徴とする請求項7記載の部品干渉チェック装置。
  10. 上記表示手段は、上記第1部品群の部品ごとに、部品どうしの最短距離が基準距離以下である組合せのうち、第2部品群の部品が完成しているものの割合を表示する、
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の部品干渉チェック装置。
  11. 上記データベースは、部品データに、部品の設計上検討すべき事項に関する情報を含み、
    上記表示手段は、上記対戦マトリクス上の第1又は第2部品群の部品のうち、指定された部品について設計上検討すべき事項に関する情報を表示する、
    ことを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の部品干渉チェック装置。
  12. 上記表示手段は、上記対戦マトリクスにおいて、上記第1及び第2部品群の少なくとも一方の部品群の各部品を、当該部品が車両に組み付けられる順序に配列させる、
    ことを特徴とする請求項7乃至10の何れか一項に記載の部品干渉チェック装置。
  13. 上記表示手段は、上記第1部品群の各部品と上記第2部品群の各部品との組合せのうち、部品どうしの最短距離が所定の基準距離以下である組合せを選択して一覧表に表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の部品干渉チェック装置。
  14. 上記表示手段は、上記第1部品群の一つの部品について、上記第2部品群のうち当該部品との最短距離が所定の基準距離以下である部品を選択して一覧表に表示する
    ことを特徴とする請求項12記載の部品干渉チェック装置。
  15. 上記表示手段は、指定された部品、及び、選択された部品の少なくとも一つの部品の配置関係を画像表示する、
    ことを特徴とする請求項13記載の部品干渉チェック装置。
  16. 車両を構成する部品間の干渉チェックを行うための部品干渉チェック方法であって、
    部品を複数の評価単位に分類し、各部品に関する部品データをデータベースに格納しておき、
    指定された分類に属する全ての部品を含み、かつ、互いに同一の部品からなる第1部品群及び第2部品群を、それぞれ上記データベースから抽出し、
    上記第1部品群の各部品と上記第2部品群の各部品との組合せについて、同一の部品どうしの組合せを除いて、部品どうしの最短距離と所定の基準距離とを比較して干渉チェックを行い、
    干渉チェック結果を表示する、
    ことを特徴とする部品干渉チェック方法。
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