JP2009086388A - カラーフィルタ製造装置、カラーフィルタ製造方法、表示装置の製造装置、表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラーフィルタ製造装置1は、インクジェットヘッド5を移動させつつ基板3に対してインクを塗布し、送風装置9を用いて乾燥硬化前の着色層に対して、複数方向に指向性を有するエアを送風ヘッド51から吹き出す。着色層は、画素の開口部内をエアの方向に流動する。インクが画素の開口部内の全領域に濡れ広がり、着色層の端部膜厚が均一化される。また、着色層の形状に偏りが生じない。これにより、乾燥硬化後の着色層の形状が改善され、反射ムラや反射スジ等の欠陥の発生が抑制され、歩留まりが向上する。
【選択図】図1
Description
インクジェット法では、基板上にパターン形成されたインク受容層にインクを付与することにより、着色層が形成される。あるいは、基板上に遮光部により画設された開口部にインクを塗布することにより、着色層が形成される。
これにより、インクが画素開口部内の全領域に濡れ広がり、着色層の端部膜厚が均一化される。また、着色層の形状に偏りが生じない。乾燥硬化後の着色層の形状が改善され、反射ムラや反射スジ等の欠陥の発生が抑制され、歩留まりが向上する。また、着色層の形状改善によって色特性低下を抑制することができる。
最初に、図1を参照しながら、カラーフィルタ製造装置1の構成について説明する。
図1は、カラーフィルタ製造装置1の構成図である。
カラーフィルタ製造装置1は、基板3に対してインクジェットヘッド5からインクを吐出してパターニングを行い、カラーフィルタを製造する装置である。
吸着テーブル4は、基板3を吸着して固定するテーブルである。基板の吸着は、例えば、吸着テーブル4と基板3との間の空気を減圧あるいは真空にすることにより行われる。この場合、吸着テーブルには、空気を吸引するための小孔(図示しない)が設けられ、吸着の際には当該孔を通じて真空ポンプ(図示しない)等により空気の吸引が行われる。
移動回転部6は、吸着テーブル4及びインクジェットヘッド5及び送風装置9(送風ヘッド51)の移動及び回転及び位置決めを行う装置である。尚、移動機構としては、汎用のガイド機構や移動用アクチュエータを用いることができる。例えば、移動用アクチュエータとして、ステップモータ、サーボモータ、リニアモータを用い、ガイド機構として、直線移動機構、エアースライドを用いることができる。また、回転機構としては、汎用のものを用いることができる、例えば、ダイレクトドライブモータ等を用いることができる。
アライメントカメラ7は、基板3の位置座標を検出するために、基板3の所定箇所(基板上に形成されるアライメントマーク等)を撮像するカメラである。
次に、図2及び図3を参照しながら、カラーフィルタ製造方法について説明する。
図2は、インク受容層にインクを付与して着色層を形成するカラーフィルタ製造方法を示す図である。
図2(b)に示すように、フォトマスク24を用いて光23を照射してパターン露光が行われる。インク受容層22にネガ型の樹脂組成物が用いられる場合、露光部分のインク受容層22は、インク受容能を失って非着色域25となる。露光部分以外のインク受容層22は、着色域26となる。
図2(d)に示すように、送風装置9は、乾燥硬化前の着色層28にエア10(エアカーテン)を吹き出す。着色層28は、エア10を受けて、遮光層21間の画素開口部内を流動する。
図2(f)に示すように、着色層28上に保護層29が形成してもよい。
図3は、開口部にインクを付与して着色層を形成するカラーフィルタ製造方法を示す図である。
図3(b)に示すように、インクジェットヘッド5からインク32が吐出される。インク32は、染料あるいは顔料等の着色剤を含有する。開口部にインク32が塗布され、着色層33が形成される。この段階では、着色層33は、水分や溶剤成分を含み、湿潤状態(ウェット状態)である。着色層33の上方は、送風装置9により覆われる。
図3(d)に示すように、着色層33が形成された基板3は、乾燥装置8に搬送される。乾燥装置8は、基板3を減圧環境下で加熱し、着色層33に含まれる水分や溶剤成分を除去して乾燥させる。その後、乾燥装置8は、基板3をさらに高温で加熱して着色層33全体を硬化させる。
図3(e)に示すように、着色層33上に保護層34が形成してもよい。
次に、図4〜図9を参照しながら、インク着弾位置と着色層形状について説明する。
図4は、インク塗布時のインクジェットヘッド5と画素81との位置関係を示す図である。
図5は、画素81におけるインク着弾位置82を示す図である。
図6は、乾燥硬化後の着色層の断面形状を示す図である(図5のP−P線断面図)。
ここで、インクジェットヘッド5の回転角(θ)及び改行ピッチ(d)に関しては、高精度に調整することが望ましいが、厳密に調整することが困難な場合がある。
図7は、インク塗布時のインクジェットヘッド5と画素81との位置関係を示す図である。
図8は、画素81におけるインク着弾位置82を示す図である。
図9は、乾燥硬化後の着色層の断面形状を示す図である(図8のQ−Q線断面図)。
次に、図10及び図11を参照しながら、本発明の実施の形態に係る送風装置9の動作について説明する。
図10(a)に示すように、インクジェットヘッド5は、基板3の画素81に対して、インク45を吐出する。図10のインク45は、図2のインク27及び図3のインク32に相当する。
図10(b)に示すように、送風装置9は、乾燥硬化前(ウェット状態)のインク45に対して、所定方向(図では右方向)にエア10−1を吹き出す。
図10(c)に示すように、インク45は、エア10の方向に流動し、画素81の開口部内の隅部(図では右上隅及び右下隅)まで拡散する。
図10(d)に示すように、送風装置9は、乾燥硬化前(ウェット状態)のインク45に対して、他の方向(図では左方向)にエア10−2を吹き出す。
図10(e)に示すように、インク45は、エア10の方向に流動し、画素81の開口部内の隅部(図では左上隅及び左下隅)まで拡散する。
着色層43−5の端部44−5の端部膜厚(h5)と着色層43−6の端部44−6の端部膜厚(h6)とは、同一の長さである。また、遮光層42と着色層43との接点高さは、十分な高さである。また、着色層43の形状に偏りがない。
次に、図12〜図17を参照しながら、送風装置9が備える送風ヘッド51について説明する。
送風装置9の装置構成は特に限定されず、乾燥硬化前の着色層43に対して、複数方向に指向性を有するエア10を吹き出すものであればよい。送風装置9にエア10を吹き出す送風ヘッド51を設けてもよい。送風ヘッド51のノズル孔形状及びノズル孔方向、送風ヘッド51の移動方向及び角度、送風ヘッド51の数、送風タイミング、送風強度(供給圧、ノズル孔と基板との距離、風速)、ガス種類、温度等に関しては、パターン形状やインクの粘性等に応じて、適宜選択することができる。
図12は、送風ヘッド51のノズル孔形状の一態様を示す図である。
図12(a)の送風ヘッド51aは、矩形形状(スリット)のノズル孔52aを1つ有する。図12(b)の送風ヘッド51bは、矩形状のノズル孔52bを複数有する。図12(c)の送風ヘッド51cは、円形状のノズル孔52cを複数有する。
図13は、送風ヘッド51のノズル孔方向の一態様を示す図である(一方向)。図13(a)は、エア吹き出し側から見た図であり、図13(b)は、図13(a)のS−S線断面図である。
図13の送風ヘッド51dは、矩形形状のノズル孔52dを1つ有する。ノズル孔52dからのエア吹き出し方向54は、鉛直方向に対して送風ヘッド51の移動方向53前方に角度を持った方向(図では右下方向)である。
このように、エア吹き出し方向に関して送風ヘッド移動方向前方に角度を持たせることにより、着色層に指向性を有するエアを吹き出すことができる。
図14の送風ヘッド51eは、円形状のノズル孔52eを複数有する。ノズル孔52e毎にエア吹き出し方向55が異なる。ノズル孔52e−1のエア吹き出し方向55−1は、鉛直方向に対して角度を持った方向(図では右下方向)である。ノズル孔52e−2のエア吹き出し方向55−2は、鉛直方向に対してエア吹き出し方向55−1と逆向きの角度を持った方向(図では左下方向)である。
このように、送風ヘッドに複数のノズル孔を設け、エア吹き出し方向を複数方向とすることにより、1回の送風ヘッド走査により複数方向についてエアを吹き出すことができる。
図15は、送風ヘッド51の移動方向の一態様を示す図である。
図15(a)では、送風ヘッド51の移動方向61は、画素81の短軸方向である。図15(b)では、送風ヘッド51の移動方向62は、画素81の長軸方向である。図15(c)では、送風ヘッド51の移動方向63は、画素81の短軸方向から角度(θ)を持った方向である。
図16は、送風ヘッド51の角度の一態様を示す図である。
図16(a)では、送風ヘッド51の移動方向64は、画素81の短軸方向である。送風ヘッド51の角度は、画素81の長軸方向から所定角度(θ)回転させた角度である。
図16(b)では、送風ヘッド51の移動方向65は、画素81の長軸方向である。送風ヘッド51の角度は、画素81の短軸方向から所定角度(θ)回転させた角度である。
図17は、送風ヘッド51の一態様を示す図である。
図17では、送風ヘッド51fは、複数の送風ヘッド51−1及び送風ヘッド51−2から構成される。送風ヘッド51−1と送風ヘッド51−2のエア吹き出し方向は異なる。送風ヘッド51fは、矢印66方向に走査しながら、送風ヘッド51−1と送風ヘッド51−2により異なる方向にエアを吹き出す。
このように、複数の送風ヘッドを設けてエア吹き出し方向を複数方向とすることにより、1回の送風ヘッド走査により複数方向についてエアを吹き出すことができる。
図18は、複数回のインク塗布により形成された着色層43を示す図である。図18(a)は、送風装置9を用いて形成された着色層43aを示す。図18(b)は、送風装置9を用いずに形成された着色層43bを示す。送風装置9の送風タイミングや移動回数(片道や往復等)は特に限定されない。
送風装置9を用いて各回のインク塗布毎に、乾燥硬化前の着色層に送風することにより、インクが画素開口部内の全領域に濡れ広がり、着色層71a−1、着色層71a−2、…、着色層71a−nの端部72a及び端部73aの端部膜厚が均一化される。また、着色層71aの形状に偏りがない。
送風装置9を用いない場合、画素開口部内でインクが局在し、着色層71b−1、着色層71b−2、…、着色層71b−nの端部72b及び端部73bの端部膜厚が均一化されない。また、着色層71bの形状に偏りがある。
尚、送風装置9の送風タイミングは、各回のインク塗布終了毎に行うものとして説明したがこれに限られない。例えば、最終回のインク塗布終了後にのみ送風を行うようにしてもよい。しかしながら、最終的な着色層43aの形状は、初回の着色層71a−1の形状に大きく影響されるので、初回のインク塗布終了後には送風を行うことが望ましい。
図19は、表示装置91を示す図である。ここでは、表示装置91として液晶ディスプレイパネルを挙げて説明する。
基板92は、カラーフィルタ製造装置1により製造されたカラーフィルタである。基板92には、液晶封入空間を確保するためのスペーサ96が形成される。基板93は、TFT(Thin Film Transistor)等のアレイ基板である。基板92と基板93とを貼り合わせ、基板の周辺部分にシール材94を設け、基板間に液晶97を封入することにより、表示装置91が製造される。
[実施例1]
[1−1.基材の調製工程]
カラーフィルタ用ガラス基材として用いられている厚み0.7mm、横370mm、縦470mmのCorning社製EAGLE2000を用意し、このガラス基材上にフォトリソグラフィ法にて樹脂製のブラックマトリクスを形成した。
ブラックマトリクスは、開口部が100μm×300μm、遮光部分の線幅が20μmとなるように形成し、横方向に120μmピッチ、縦方向に320μmピッチにて縦横ともそれぞれ1000画素ずつ配置されるものとした。この際、遮光部分の膜厚は平均1.5μmとした。
上記ブラックマトリクス付ガラス基材に対して、フッ素化合物を導入ガスとしたプラズマ処理を加えることにより、ブラックマトリクスの表面を撥液性に、それ以外の領域(着色層形成領域)を親液性とした。この際、表面張力40mN/mの液体との接触角は、ブラックマトリクス上で65°、着色層形成領域で10°であった。
[1−2.インク塗布工程]
上記親疎液性を有する基板に対し、インクジェットヘッドを用いて着色層形成用インクを塗布した。
着色層形成用インクには、カラーフィルタ用顔料と熱硬化型樹脂等からなるRGB各色の顔料分散型インクを用い、1つの開口部(着色層形成領域)あたり1000plにて所望のカラーフィルタの色が表現できるように濃度を設計したものを用いた。
この時、インクジェットヘッドの印加電圧は、75V、パルス幅は6μsであった。インクジェットヘッドは、1色につき1ヘッド、すなわちRGB3色にて3ヘッドを用いた。
塗布は、ノズルから吐出された着色層形成用インクの各液滴が、上記着色層形成領域内に着弾するように行った。着色層形成用インクは、横方向にRGBの順に繰り返し配置し、縦方向には同色が並ぶように配置した。全着色層形成用インク量を1/4量ずつに4回に分けて塗布し、各回の塗布毎に送風工程を往復実施した。
[1−3.送風工程]
矩形形状のノズル孔1つを有した送風ヘッドを、ノズル孔長辺と画素短軸方向がほぼ平行になるよう設置し、上記基板に対し、画素短軸方向に45度角度を持った方向に移動させながらエアを吹き出した。エア吹き出し方向は鉛直方向に対して送風ヘッド移動方向前方に30度角度を持った方向とした。
[1−4.乾燥工程]
上記基板を、80℃のホットプレートに設置し、10分間プリベイクを実施後、200℃のオーブンにて30分間ポストベイクを実施し、着色層を乾燥、硬化させた。
[実施例1]と同様に基材の調製工程、インク塗布工程、送風工程、乾燥工程を行ったが、[実施例2]の送風工程では、送風ヘッドを、ノズル孔長辺と画素長軸方向がほぼ平行になるよう設置し、移動方向を画素長軸方向に45度角度を持った方向とした。
[実施例1]と同様に基材の調製工程、インク塗布工程、送風工程、乾燥工程を行ったが、[実施例3]の送風工程では、送風ヘッドを、画素短軸方向に45度傾けて、移動方向を画素短軸方向に垂直な方向とした。
[実施例1]と同様に基材の調製工程、インク塗布工程、送風工程、乾燥工程を行ったが、[実施例4]の送風工程では、送風ヘッドを、画素長軸方向に45度傾けて、移動方向を画素長軸方向に垂直な方向とした。
[実施例1]と同様に基材の調製工程、インク塗布工程、送風工程、乾燥工程を行ったが、[実施例5]の送風工程では、ノズル形状が円形でノズル孔を複数有した送風ヘッドを、ノズル列と画素長軸方向がほぼ平行となるように設置し、送風ヘッドの移動方向を画素長軸方向に45度角度を持った方向とした。
[実施例1]と同様に基材の調製工程、インク塗布工程、送風工程、乾燥工程を行ったが、[実施例6]の送風工程では、二つの送風ヘッドを、ノズル孔長辺が画素長軸方向に対して+45度、−45度となるように設置し、移動方向を画素長軸方向に垂直方向とした。
[実施例1]と同様に基材の調製工程、インク塗布工程、乾燥工程を行ったが、[比較例]では、送風工程を実施しなかった。
上記[実施例1]〜[実施例6]及び[比較例]において作製されたカラーフィルタに対して、以下に示すように着色層形状及び欠陥について評価を行った。
(1)着色層形状の評価
三次元非接触形状計測器(株式会社菱化システム製マイクロマップ)により着色層形状を測定した。[実施例1]〜[実施例6]において作製されたカラーフィルタでは、いずれも着色層端部膜厚は均一であった。これに対して、[比較例]において作製されたカラーフィルタでは、着色層端部膜厚は不均一であった。
(2)欠陥の評価
作製したカラーフィルタに対して蛍光灯およびナトリウム灯を用いて検査した。[実施例1]〜[実施例6]において作製されたカラーフィルタでは、いずれも欠陥が検出されなかった。これに対して、[比較例]において作製されたカラーフィルタでは、反射ムラや反射スジの欠陥が検出された。
以上詳細に説明したように、カラーフィルタ製造装置は、送風装置9を用いて、乾燥硬化前の着色層に対して、複数方向に指向性を有するエアを吹き出す。着色層は、画素の開口部内をエアの方向に流動し、インクが画素の開口部内の全領域に濡れ広がり、着色層の端部膜厚が均一化される。また、着色層の形状に偏りが生じない。これにより、乾燥硬化後の着色層の形状が改善され、反射ムラや反射スジ等の欠陥の発生が抑制され、歩留まりが向上する。また、着色層の形状改善によって色特性低下を抑制することができる。
また、インクの吐出は、インクジェットヘッドに限られず、例えば、ディスペンサ等を用いることもできる。
2………制御部
3………基板
4………吸着テーブル
5………インクジェットヘッド
6………移動回転部
7………アライメントカメラ
8………乾燥装置
9………送風装置
10………エア
21、31、42………遮光層
22………インク受容層
27、32、45………インク
28、33、43、71………着色層
44、72、73………着色層の端部
46………画素の隣接部
51………送風ヘッド
52………ノズル孔
81………画素
82………着弾位置
91………表示装置
92………カラーフィルタ基板
93………アレイ基板
Claims (10)
- 基板にインクを付与して着色層を形成するカラーフィルタ製造装置であって、
前記基板上に指向性を有する気体流を吹き出して前記基板に付与された乾燥硬化前のインクを流動させる送風装置を備え、
前記送風装置は、前記気体流を吹き出す1つまたは複数のノズルを有する1つまたは複数の送風ヘッドを備え、前記送風ヘッドは、前記基板に対して相対的に移動可能あるいは回転可能であり、前記送風ヘッドの移動方向または前記送風ヘッドの回転角の少なくともいずれかは、画素長軸方向あるいは画素短軸方向に対して角度を有することを特徴とするカラーフィルタ製造装置。 - 前記送風装置は、前記基板に対して前記送風ヘッドによる走査を1回または複数回行うことを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ製造装置。
- 前記送風装置は、前記送風ヘッドから一度に複数方向について前記気体流を吹き出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラーフィルタ製造装置。
- 前記送風装置は、同一の画素開口部にインクが複数回付与される場合には、少なくともいずれかの回のインク付与終了後に、前記気体流を吹き出すことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のカラーフィルタ製造装置。
- 基板にヘッドからインクを付与して着色層を形成するカラーフィルタ製造方法であって、
前記基板上に指向性を有する気体流を吹き出して前記基板に付与された乾燥硬化前のインクを流動させる送風ステップと、
前記気体流を吹き出す1つまたは複数のノズルを有する1つまたは複数の送風ヘッドを前記基板に対して相対的に移動あるいは回転させる移動回転ステップと、を備え、
前記移動回転ステップは、前記送風ヘッドの移動方向または前記送風ヘッドの回転角の少なくともいずれかについて、画素長軸方向あるいは画素短軸方向に対して角度を持たせることを特徴とするカラーフィルタ製造方法。 - 前記送風ステップは、前記基板に対して前記送風ヘッドによる走査を1回または複数回行うことを特徴とする請求項5に記載のカラーフィルタ製造方法。
- 前記送風ステップは、前記送風ヘッドから一度に複数方向について前記気体流を吹き出すことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のカラーフィルタ製造方法。
- 前記送風ステップは、同一の画素開口部にインクが複数回付与される場合には、少なくともいずれかの回のインク付与終了後に、前記気体流を吹き出すことを特徴とする請求項5から請求項7までのいずれかに記載のカラーフィルタ製造方法。
- 基板にインクを付与して着色層が形成されたカラーフィルタを備える表示装置の製造装置であって、
前記基板上に指向性を有する気体流を吹き出して前記基板に付与された乾燥硬化前のインクを流動させる送風装置を備え、
前記送風装置は、前記気体流を吹き出す1つまたは複数のノズルを有する1つまたは複数の送風ヘッドを備え、前記送風ヘッドは、前記基板に対して相対的に移動可能あるいは回転可能であり、前記送風ヘッドの移動方向または前記送風ヘッドの回転角の少なくともいずれかは、画素長軸方向あるいは画素短軸方向に対して角度を有することを特徴とする表示装置の製造装置。 - 基板にヘッドからインクを付与して着色層が形成されたカラーフィルタを備える表示装置の製造方法であって、
前記基板上に指向性を有する気体流を吹き出して前記基板に付与された乾燥硬化前のインクを流動させる送風ステップと、
前記気体流を吹き出す1つまたは複数のノズルを有する1つまたは複数の送風ヘッドを前記基板に対して相対的に移動あるいは回転させる移動回転ステップと、を備え、
前記移動回転ステップは、前記送風ヘッドの移動方向または前記送風ヘッドの回転角の少なくともいずれかについて、画素長軸方向あるいは画素短軸方向に対して角度を持たせることを特徴とする表示装置の製造方法。
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Legal Events
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