JP2009086248A - 光制御装置 - Google Patents
光制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009086248A JP2009086248A JP2007255322A JP2007255322A JP2009086248A JP 2009086248 A JP2009086248 A JP 2009086248A JP 2007255322 A JP2007255322 A JP 2007255322A JP 2007255322 A JP2007255322 A JP 2007255322A JP 2009086248 A JP2009086248 A JP 2009086248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- wavefront
- distortion
- optical
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
【解決手段】レーザ光源301から出力された光は、ハーフミラー322を介して波面制御器326に入射されて波面が制御された後、ハーフミラー322に戻され、歪み生成素子327に入力される。光は歪み生成素子327において、非線形な光学歪みが付与され、ハーフミラー314を介して外部に出力される。この際において、ハーフミラー314で分離された一部の光が光検出器313に入力され、光量の変化が検出され、この検出された光量変化に基づいて計測制御装置325により、波面制御器326における波面の制御が行なわれるものであり、その際に、波面制御器326による制御が遺伝的アルゴリズムを用いて行われる。
【選択図】図1
Description
その中でも、記録容量を大幅に高めることができるという観点から、ホログラム記録再生方式を利用した種々の多重記録再生装置が提案されている(例えば、下記特許文献1)。
レーザ光源201から出射されたコヒーレントなレーザ光束は、発散レンズ202およびコリメートレンズ203からなるビームエキスパンダにより光束径を拡大され、半波長板204を透過し、偏光ビームスプリッタ206により2系の光束に分岐され、それぞれ信号光(物体光:実際には空間光変調素子208により信号光とされる)および参照光として機能せしめられる。
偏光ビームスプリッタ206により分岐された信号光は、偏光ビームスプリッタ207を介して空間光変調素子208に照射される。
入力される光波に対して非線形な光学歪みを生じさせる歪み生成素子を含み、該歪み生成素子により付与される光学歪みを補償する波面制御器、および該波面制御器により光学歪みが補償された光波を検出する光検出器を備えてなる光学系の制御装置において、該波面制御器による制御は遺伝的アルゴリズムを用いた制御により行われることを特徴とするものである。
データ情報を担持した信号光と、参照光との干渉により得られた干渉縞がページデータとして記録されてなるホログラム記録媒体に対し、前記参照光を照射して該ページデータを再生するホログラム再生装置に搭載したものとすることができる。
図1は、入力される光波に対して非線形な光学歪みを生じさせる歪み生成素子を含み、該歪み生成素子により付与される光学歪みを補償する波面制御器、および該波面制御器により制御された光波を検出する光検出器を備えた光制御装置の一態様を示す概念図である。
図3は本発明の実施例1に係るホログラム記録再生装置(本発明に係るホログラム再生装置の一態様である)の主要光学系を説明するための概略図である。以下、本装置を情報記録機能と情報再生機能とに分けて説明する。
図3に示すように、レーザ光源1から出射されたコヒーレントなレーザ光束は、発散レンズ2およびコリメートレンズ3からなるビームエキスパンダにより光束径を拡大され、半波長板4を透過し反射ミラー5により反射された後、偏光ビームスプリッタ6により2系の光束に分岐され、それぞれ信号光(物体光:実際には空間光変調素子8により信号光とされる)および参照光として機能せしめられる。
一方、上記信号光は、偏光ビームスプリッタ7を介して空間光変調素子8に照射される。
なお、参照光の光路中のシャッタ23の前後にはレンズ22、24が配設されている。
また、異なるページデータを空間光変調素子8に表示させつつ、参照光のホログラム記録媒体11への入射角度を少しずつ変化させることにより、互いに異なるページデータを記録媒体11中の同一領域へ多重記録することが可能となり、より高密度な情報格納が可能となる。
次に、情報再生時においては、シャッタ23を通過した参照光は、情報記録時と同様の入射角度および位置において、ホログラム記録媒体11の所定の領域に照射される。なお、シャッタ9は閉じた状態とされる。
図4は、本発明の実施例2に係るホログラム記録再生装置の主要光学系を示す概略図である。本実施例は、実施例1のホログラム記録再生装置と同様に構成されている(互いに対応する部材については、実施例1の部材の符号に100を加えた符号により表す)が、以下の点において異なっている。すなわち、フーリエ変換レンズ112とCCD113の間の再生光の光路中には、ハーフミラー114が配されていて、このハーフミラー114で偏向されたホログラム記録媒体111からの再生光は、波面センサ127により受光されて波面が測定されるようになっており、この測定された波面情報は、上述した計測制御装置125に送出される。計測制御装置125は、この波面情報に基づき、再生光の波面を揃えるべく、前述した如く波面制御器126により設定される波面を制御する。この場合の波面の制御においても、上記実施例1で説明したのと同様の、遺伝的アルゴリズムが用いられる。このとき、適応度はゼルニケ係数のRMSとして、RMSが小さくなる個体が残るように制御する。これにより、ホログラム記録媒体111の歪による再生光波面の乱れを補償することができる。これにより、ホログラム記録媒体111の所定の領域に局所的に、かつ不均一に歪みが生じるような場合であっても再生光波面の乱れを補償するように制御がなされることになる。
2、102、202 発散レンズ
3、103、203 コリメートレンズ
4、104、204 半波長板
5、105、128、205、221 ミラー
6、7、106、107、206、207 偏光ビームスプリッタ
8、108、208 空間光変調素子
9、23、109、123、209、223 シャッタ
10、12、22、24、110、112、122、124、210、212 レンズ
11、111、211 ホログラム記録媒体
114、314、322 ハーフミラー
13、113、213 CCD
25、125、325 計測制御装置
26、126、326 波面制御器
127 波面センサ
313 光検出器
327 歪み生成素子
Claims (6)
- 入力される光波に対して非線形な光学歪みを生じさせる歪み生成素子、該歪み生成素子により付与される光学歪みを補償する波面制御器、および該波面制御器により光学歪みが補償された光波を検出する光検出器を備えてなる光学系の制御装置において、該波面制御器による制御は遺伝的アルゴリズムを用いた制御により行われることを特徴とする光制御装置。
- データ情報を担持した信号光と、参照光との干渉により得られた干渉縞がページデータとして記録されてなるホログラム記録媒体に対し、前記参照光を照射して該ページデータを再生するホログラム再生装置に搭載されたことを特徴とする請求項1記載の光制御装置。
- 前記参照光の光路中に前記波面制御器を配設するとともに、前記再生光の光路中に光強度検出器からなる前記光検出器を配設したことを特徴とする請求項2記載の光制御装置。
- 前記参照光の光路中に前記波面制御器を配設するとともに、前記再生光の光路中に波面センサからなる前記光検出器を配設したことを特徴とする請求項2記載の光制御装置。
- 前記遺伝的アルゴリズムの初期集団の遺伝型の設定値を、前記歪み生成素子特有の歪みを補償し得る設定値としたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の光制御装置。
- 前記遺伝的アルゴリズムの初期集団の遺伝型の設定値を、前記ホログラム記録媒体特有の歪みを補償し得る設定値としたことを特徴とする請求項2から4のうちいずれか1項記載の光制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007255322A JP4964079B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 光制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007255322A JP4964079B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 光制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009086248A true JP2009086248A (ja) | 2009-04-23 |
JP4964079B2 JP4964079B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=40659763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007255322A Expired - Fee Related JP4964079B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 光制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4964079B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009148168A1 (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法 |
JP2010040161A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-02-18 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | ホログラム記録装置および遺伝的アルゴリズムを用いたホログラムの参照光の制御方法 |
JP2011158825A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 波面制御器の動作量制御方法およびホログラム再生装置 |
WO2015005520A1 (ko) * | 2013-07-09 | 2015-01-15 | 숭실대학교산학협력단 | 홀로그램 데이터 재생장치 및 그 방법 |
US9170562B2 (en) | 2010-05-10 | 2015-10-27 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd. | Holographic memory device and reproduction/recording method |
CN114545621A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-27 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种基于遗传算法的变形反射镜结构优化方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003204100A (ja) * | 2002-08-23 | 2003-07-18 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 波面制御器、波面制御器の調整装置、波面制御器の調整方法、およびその調整方法で実行する処理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2005338787A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-12-08 | Ntt Docomo Inc | 光波面制御パターン生成装置及び光波面制御パターン生成方法 |
JP2006293010A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Ntt Docomo Inc | 光波面制御パターン生成装置及び光波面制御パターン生成方法 |
JP2007141295A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | デジタルデータ記録波面補正方法および装置 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007255322A patent/JP4964079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003204100A (ja) * | 2002-08-23 | 2003-07-18 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 波面制御器、波面制御器の調整装置、波面制御器の調整方法、およびその調整方法で実行する処理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2005338787A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-12-08 | Ntt Docomo Inc | 光波面制御パターン生成装置及び光波面制御パターン生成方法 |
JP2006293010A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Ntt Docomo Inc | 光波面制御パターン生成装置及び光波面制御パターン生成方法 |
JP2007141295A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | デジタルデータ記録波面補正方法および装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009148168A1 (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板、パワーモジュール、及びパワーモジュール用基板の製造方法 |
JP2010040161A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-02-18 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | ホログラム記録装置および遺伝的アルゴリズムを用いたホログラムの参照光の制御方法 |
JP2011158825A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 波面制御器の動作量制御方法およびホログラム再生装置 |
US9170562B2 (en) | 2010-05-10 | 2015-10-27 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd. | Holographic memory device and reproduction/recording method |
WO2015005520A1 (ko) * | 2013-07-09 | 2015-01-15 | 숭실대학교산학협력단 | 홀로그램 데이터 재생장치 및 그 방법 |
US9495992B2 (en) | 2013-07-09 | 2016-11-15 | Foundation Of Soongsil University-Industry Cooperation | Holographic data reproduction apparatus and method thereof |
CN114545621A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-27 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种基于遗传算法的变形反射镜结构优化方法 |
CN114545621B (zh) * | 2022-03-15 | 2023-09-22 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种基于遗传算法的变形反射镜结构优化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4964079B2 (ja) | 2012-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4964079B2 (ja) | 光制御装置 | |
US9651918B2 (en) | Method and apparatus for holographic recording | |
JP5178411B2 (ja) | 光情報記録再生装置 | |
US9170562B2 (en) | Holographic memory device and reproduction/recording method | |
US7872787B2 (en) | Holographic multiplex recording method, holographic recording apparatus and holographic recording medium employing the method using interference fringes | |
JP2010040161A (ja) | ホログラム記録装置および遺伝的アルゴリズムを用いたホログラムの参照光の制御方法 | |
JP5084397B2 (ja) | ホログラム再生装置およびホログラム記録再生装置 | |
JP4129263B2 (ja) | Hddsシステムにおけるピクセル非マッチングイメージ補正方法 | |
WO2010035633A1 (ja) | 光情報記録装置 | |
JP5096267B2 (ja) | ホログラム再生装置 | |
JP2006154163A (ja) | ホログラム記録装置、ホログラム再生装置、ホログラム記録方法及びホログラム再生方法 | |
US20060285470A1 (en) | Hologram device and hologram recording/reproducing method | |
JP4974962B2 (ja) | 光制御装置 | |
JP4007352B2 (ja) | ホログラム記録方法及び装置 | |
JP5394275B2 (ja) | 波面制御器の動作量制御方法およびホログラム再生装置 | |
JP6525808B2 (ja) | ホログラム記録媒体多重記録再生方法およびホログラム記録媒体多重記録再生装置 | |
JP2007305218A (ja) | 角度多重ホログラム記録再生装置および角度多重ホログラム記録再生方法 | |
JP5163926B2 (ja) | 空間光変調器、情報記録装置および情報再生装置 | |
JP2010238305A (ja) | 情報記録装置および情報記録方法 | |
JP5898920B2 (ja) | ホログラム再生装置およびホログラム歪補償方法 | |
JP6694376B2 (ja) | ホログラム記録装置およびホログラム記録方法 | |
JP2014067017A (ja) | ホログラム再生装置およびホログラム歪補償方法 | |
KR102658893B1 (ko) | 홀로그래픽 디스플레이 장치 및 그 장치를 위한 홀로그램 최적화 방법 | |
JP2013097837A (ja) | ホログラム再生装置および再生時参照光入射角度の最適値探索方法 | |
JP6960143B2 (ja) | ホログラム記録装置及びホログラム製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110916 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120302 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4964079 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |