JP2009085777A - 振動子チップ、検出センサ - Google Patents
振動子チップ、検出センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009085777A JP2009085777A JP2007256050A JP2007256050A JP2009085777A JP 2009085777 A JP2009085777 A JP 2009085777A JP 2007256050 A JP2007256050 A JP 2007256050A JP 2007256050 A JP2007256050 A JP 2007256050A JP 2009085777 A JP2009085777 A JP 2009085777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- wiring
- layer
- detection
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Micromachines (AREA)
Abstract
【解決手段】SOI基板を用い、その表面に形成する構造・配線層、振動子20を、SOI基板の高濃度Si層72によって形成した。さらに、高濃度Si層72上にメタルからなる導電体層73を形成し、この導電体層73に、検出電極30a、駆動電極40aと入出力電極30c、40cとを結ぶ信号配線を形成する配線導体57と、接地導体とを形成した。このような配線構造により、配線導体57と接地導体との間に一定の抵抗率を有する層が存在せず、高周波領域になっても信号配線による損失の増加が少なく、さらに信号の入出力間にできてしまう寄生結合容量を大きく減らすことが可能で、高性能な平面機械型の振動子20を有した振動子チップ100Bを提供できる。
【選択図】図4
Description
機械的振動子の周波数変化等によって物質の量を検出する装置は、QCM(Quarts Crystal Micro balance: 水晶天秤)センサとして良く知られている。これは、水晶振動子に物質が付着すると、付着したその質量に応じて振動周波数が変動する(下がる)性質を利用したもので、微小な質量を計測する質量センサとして優れた性能を有しており、さらに膜厚計(蒸着モニタ)としてもよく用いられている。
このような振動子は、その大きさが大幅に小さくなったことにより、振動子の周波数がGHzレベルにまで高くなり、しかもSiを材料とすることができるため、半導体回路との一体化を目指した研究に発展しつつある。
前述したように、MEMS化した振動子デバイスは、Siを材料としている。MEMSデバイスの適用周波数が高くなると、当然のことながら、デバイス材料に多用されているSOI基板の高周波損失特性やMEMS振動子の高周波対応構造が非常に重要になってくるのである。
ここで、駆動電極および駆動電極の信号配線と、検出電極および検出電極の信号配線との間に、接地導体が配置されているのが好ましい。
また、接地導体は、振動子、駆動電極、検出電極、信号配線を囲むように形成されたものとすることができる。
振動子の電気的ポテンシャルを、接地導体と同一とするのも有効である。
このような振動子チップは、いかなる目的、用途に用いることもできる。
ここで、振動子は、その表面に物質が付着するようにする。また、この検出センサは、振動子に付着した物質の量を検出することができる。
物質を付着または吸着させるには、例えば、振動子の表面に、分子の吸着を効率よく行えるような吸着材料を付加しても良い。これには、グローバルな認識材と、選択認識材がある。グローバルな認識材は、選択性は強くないが、ある特定の分子群、例えばアルコールやエーテル等を吸着するポリマーである。これらのポリマーをナノファイバー化したり、またポーラスにして表面積を増やすことも有効である。また選択性の強い認識材としては、抗原−抗体反応を起こすような生物由来の材料や、アクセプター−レセプターの組み合わせや、遺伝子やDNA、RNAとハイブリダイゼーションする特定の塩基配列を持ったプローブ等がある。また、脂質二重膜でも良い。
また、小型で安定な高感度な家庭用や個人用のガスセンサや、携帯性に優れる使い捨て型で空気中などに浮遊する有害物質の検出等の用途にも、本発明の検出センサや振動子を用いることも考えられる。更に高感度化が進めばその応用範囲はさらに広がり、「におい」の検出識別が可能となるまで発展することが可能であり、さらにこれ以外の用途に対しても、本発明の検出センサの利用を妨げるものではない。
しかも本発明の検出センサは、いわゆるSi単結晶を構造材料として用いることで、MEMS技術により製造することができることから、Si半導体と同一チップ内への作り込むことも可能となる。その場合、極めて安価でしかも高性能な微小物質の検出装置とすることができる。
図1は、本実施の形態におけるセンサ(検出センサ)10の基本的な構成を説明するための図である。
この図1に示すセンサ10は、ディスク状で、全体として円形、矩形、あるいは適宜他の形状を有し、質量を有した分子等の検出対象物が付着すると振動周波数が変化するディスク型の振動子(振動子)20を備えた振動子チップ100と、振動子20における振動特性の変化を検出する検出部30と、振動子20を振動させるための駆動部40と、を備えている。
駆動部40は、外部の図示しないコントローラで発生する電流によって、駆動電極40a、40bと振動子20との間に生じる静電効果を用い、振動子20を振動させる。
検出部30は、検出電極30a、30bと振動子20との間に生じる静電効果により、駆動部40によって駆動された振動子20における振動を検出し、電気信号として出力するようになっている。このとき、振動子20に質量を有した物質が付着すると、その質量の影響を受けて振動子20の振動数が変化する。検出部30では、検出部30から出力される電気的な振動をモニタリングすることで、振動子20への物質の付着の有無、あるいは振動子20への物質の付着量を検出することが可能となっている。
この例のような静電駆動型では、検出電極30a、30b、駆動電極40a、40bと振動子20の間にできる静電容量は、駆動インピーダンスを下げて駆動効率を上げるために少しでも大きな値が必要で、このために非常に狭い間隙が求められ、100nm前後の間隙で作成されている。
図2に示すように、従来型の振動子チップ100Aは、全体の基板としてSiサブストレート51を用い、その表面に不純物N+を注入(ドーピング)してドーピング層52を形成することで高導電率化を図り、これらを接地層(Ground Plane)53としている。接地層53上に誘電体層(Isolation Oxide)54を積層し、誘電体層54上に、高周波信号配線やVp用の構造・配線層55を形成し、さらにその上にポリシリコンを用いて振動子20や検出電極30a、30b、駆動電極40a、40bを形成する構造としている。
またこの接地層53をパッケージや配線基板の接地であるメタル電極56の上にダイボンディングし、振動子20を実装することになる。このような実装構造は、図3(a)に示すような、検出電極30a、30b、駆動電極40a、40bへの入出力のための高周波信号の伝送配線を構成する配線導体(信号配線)57を備えた伝送配線構造として考えることができる。
ここでは伝送配線としての構造を表すために実装したことを想定して、接地層53であるシリコン基板の下にメタル電極56を設けた。このような場合の伝送特性については、文献(1)のFig.3(2)のDielectric quasi−TEM Modeがこれに該当し、等価回路であらわすと図3(b)の通りであると言われている(文献(1):H. Hasegawa M. Furukawa and H. Yanai, “Properties of Microstrip Line on Si-Sio2 System,” IEEE Trans, Microwave Theory Tech., vol.MTT-19, no. 11 pp. 869-881, 1971年)。
ここに、Rは伝送配線を構成する配線導体(Line Metal)57の抵抗値、Lは配線導体57の等価インダクタンス、Cssは配線導体57と誘電体層54とで形成される容量、Csubは配線導体57と接地層53で形成される容量である。
すなわち伝送配線の標準的な等価回路に、損失のある誘電体層(ここでは最下層の接地層53となるSiサブストレート51)のコンダクタンス成分と、誘電体層54からなる伝送配線と考えることができるとされている。
配線導体57:配線幅W=30μm、厚さt=0.6μm、導電率σ =3×107S/m
誘電体層54:比誘電率εd=3.9、厚さhd=1μm、比抵抗ρ=∞
接地層53:比誘電率εs=11.9、厚さhs=400μm、比抵抗ρ=1,10,100および1000Ωcm,
接地導体(メタル電極56):配線幅Wg>>W,厚さt=0.6μm,導電率σ=3×107S/m
とした場合の伝送損を文献(1)に従い計算した。なお接地層53のコンダクタンスGsubは次式で表せることが文献(2)で示されており、コンダクタンスGsubの計算はこれに従った(文献(2):T. Shibata and E. Sano, “Characterization of MIS Structure Coplanar Transmission Lines for Investigation of Signal Propagation in Integrated Circuits,” IEEE Trans, Microwave Theory Tech., vol.MTT-38, no. 7, pp.881-890, 1990年)。
図4に示すように、本実施の形態における振動子チップ100Bの概略構成を示す。この振動子チップ100Bの基本的な構成は、図1に示したのと同様である。図4の例においては、(3,1)モードで振動させる場合の振動子20を例に挙げているため、振動子20に開口部が形成され、この振動子20を支持部20aにより6箇所で支持しているが、用いる振動モードに応じ、振動子20の形状、支持位置、支持箇所数等は適宜変更すればよい。
本実施の形態における振動子チップ100Bは、図2に示した構成と同様に、全体の基板としてSiサブストレート51を用い、その表面に不純物N+を注入(ドーピング)してドーピング層52を形成することで高導電率化を図り、これらを接地層(Ground Plane)53としている。接地層53上に誘電体層(Isolation Oxide)54を積層し、誘電体層54上に、高周波信号配線やVp用の構造・配線層55を形成し、さらにその上にポリシリコンを用いて振動子20や検出電極30a、30b、駆動電極40a、40bを形成する構造としている。
図4に示すように、この例では振動子チップ100Bの構造材料としてSOI基板を用い、その表面に形成する構造・配線層55、振動子20を、SOI基板の高濃度Si層(活性層)72によって形成した。さらに、高濃度Si層72上にメタルからなる導電体層73を形成し、この導電体層73に、検出電極30a、駆動電極40aと入出力電極30c、40cとを結ぶ信号配線を形成する配線導体57と、接地導体60とをパターニングにより形成した。
また、この構造では信号配線と接地配線がすべて同一の層にあるため、いわゆるスルーホールが基本的に不必要であり製造プロセスの簡素化を図ることも可能である。
すなわち、図5(a)に示すように、振動子チップ100Bを模式化すると、一定の抵抗率を有する接地層53を構成するSiサブストレート51に、図3(a)の例の場合と同様に誘電体層54を設け、その上に配線導体57と、接地導体60とを設けた構成となる。
このような配線構造は、配線導体57と接地導体60が同一層にあるため、これら二つ導体で作られる静電容量は、その一部は誘電体損が大きいSiサブストレート51を介して形成されるが、Siサブストレート51を全く介さずに形成されるものもある。従ってその等価回路は、図5(b)に示すように、Csgが新たな容量として付け加わり、この部分では誘電体損は発生しない。
先の例と同様に以下の条件で伝送損を計算した。
配線導体57:配線幅W=30μm、厚さt=0.6 μm、導電率σ=3×107S/m、間隔G=30μm
誘電体層54:比誘電率εd=3.9、厚さhd=1μm、比抵抗ρ=∞
接地層53:比誘電率εs=11.9、厚さhs=400μm、比抵抗ρ=1、10、100および1000Ωcm
接地導体60:配線幅Wg>>W、厚さt=0.6μm、導電率σ=3×107S/m
図5(c)の結果を図3(c)と比較すると、抵抗100Ωcmと1000Ωcmの場合には、伝送損の違いはほとんど判らないが、抵抗率が低い1Ωcmと10Ωcmの場合には高周波領域において明らかに図5(a)に示した配線構造のほうの損失が小さいことが判る。すなわち平面型の振動子20の場合、Siサブストレート51を用いてその上に誘電体層54を設け、さらに構造・配線層55を設ける構造が一般的であるが、この一般的な構造は、接地層53となるSiサブストレート51が大きいことが判る。
これに対し、図5(a)に示したような構造は、従来Siサブストレート51の下の設けていた接地導体60も構造・配線層55に設けることによって、高周波損失の面から有利であることが判った。
ここで、図6(a)に示すように、従来型に相当する試作品にて実験にて取得したデータによれば、入出力の配線導体57間の結合容量と思われる振動子20の共振特性に乱れを観測した。
この様子を図6(b)に示す。この特性は図6(a)に示す振動子20の配線導体(信号配線)57A、57Bの入出力端子部分の間の通過特性を測定した結果である。ここに下段の線は通過損、上段の線は通過位相である。下段の線により通過損特性を見ると、振動周波数はおよそ8.96MHzと観測されるが、波形は通常の共振特性とは大きく異なっている。
そこで、図7(a)に示すように、寄生容量Cpを打ち消す仮想的な容量−Cpを配線導体57A、57Bの間に挿入して同様のシミュレーションを行った。その結果、図7(b)に示すように、きれいな共振カーブを、実験値を基にしたデータから得ることができた。
ここで、配線導体57A、57Bは、共に幅W=30μm、配線導体57A、57Bの中心間隔を400μmとし、図3(a)および図5(a)と同様の層構造を持つものとした。図8(a)は、図3(a)のように表面に接地導体を持たない構造であり、二つの配線導体57A、57B間の結合容量は、この場合、
C12(配線間に接地導体が無い構造)= 7.83fF/mm
である。
一方、図8(b)に示したように、図5(a)のように配線表面に接地導体60を持ち、二つの配線導体57の中間に幅310μmの接地導体60を設けた構造では2つの配線導体57間に接地導体60が存在することで結合容量が大きく減少し、
C12(配線間に接地導体60を有する構造)= 0.802fF/mm
となり、図8(a)の場合に比べて、ほとんど10分の1まで減少する。これにより特別な処理を施さなくとも図7(a)に示すような理想的な共振特性が得やすくなり、高性能な平面機械型振動子の実現できることになる。
これまでの検討に従えば、表面に接地導体60を形成する配線構造により、高周波領域になっても信号配線による損失の増加が少なく、さらに信号の入出力間にできてしまう寄生結合容量を大きく減らすことが可能で、高性能な平面機械型の振動子20を有した振動子チップ100Bが提供できることになる。
振動子20とその保持部20aは、同じSOI(活性層)を加工して形成され、振動子20の電位が基本的に出来るだけ一定で同じであることが求められることから、高い導電率とするのが通例で、この場合、振動子20は高周波回路の接地導体と見ることができ、まさに図8(b)の接地導体(60)と同じように入出力電極やその配線の結合容量を少なくする働きをすることになるのは言うまでもない。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
Claims (8)
- ディスク状の振動子と、
前記振動子に対して間隙を隔てて設けられ、静電結合により前記振動子に電圧を加えて前記振動子を駆動する駆動電極と、
前記振動子に対して間隙を隔てて設けられ、静電結合により前記振動子の振動による電圧の変化を検出する検出電極と、が基板に形成され、
前記基板において、前記駆動電極および前記検出電極の信号配線が形成される層に、接地導体が形成されていることを特徴とする振動子チップ。 - 前記駆動電極および前記駆動電極の前記信号配線と、前記検出電極および前記検出電極の前記信号配線との間に、前記接地導体が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の振動子チップ。
- 前記接地導体は、前記振動子、前記駆動電極、前記検出電極、前記信号配線を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の振動子チップ。
- 前記振動子の電気的ポテンシャルが前記接地導体と同一とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の振動子チップ。
- 質量を有した物質の付着または吸着により振動特性が変化するディスク状の振動子と、
前記振動子を振動させる駆動電極と、
前記振動子における振動の変化を検出することで、前記物質を検出する検出電極と、が基板に形成され、
前記基板において、前記駆動電極および前記検出電極の信号配線が形成される層に、接地導体が形成されていることを特徴とする検出センサ。 - 前記振動子は、その表面に前記物質が付着することを特徴とする請求項5に記載の検出センサ。
- 前記振動子に付着した前記物質の量を検出することを特徴とする請求項5または6に記載の検出センサ。
- 前記物質が特定の分子、あるいは特定の特性または特徴を有する複数種の分子であることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の検出センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007256050A JP2009085777A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 振動子チップ、検出センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007256050A JP2009085777A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 振動子チップ、検出センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009085777A true JP2009085777A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40659385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007256050A Pending JP2009085777A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 振動子チップ、検出センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009085777A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004296356A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Japan Vilene Co Ltd | 電池用セパレータ及び電池 |
JP2005098986A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-04-14 | Ngk Insulators Ltd | 質量測定装置および方法 |
JP2006214744A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Gunma Univ | バイオセンサ及びバイオセンサチップ |
JP2006329931A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 検出センサ、振動子 |
JP2007187485A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 検出センサ |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007256050A patent/JP2009085777A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004296356A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Japan Vilene Co Ltd | 電池用セパレータ及び電池 |
JP2005098986A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-04-14 | Ngk Insulators Ltd | 質量測定装置および方法 |
JP2006214744A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Gunma Univ | バイオセンサ及びバイオセンサチップ |
JP2006329931A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 検出センサ、振動子 |
JP2007187485A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 検出センサ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gerardo et al. | Fabrication and testing of polymer-based capacitive micromachined ultrasound transducers for medical imaging | |
US8008835B2 (en) | Multiple element electrode cMUT devices and fabrication methods | |
US6812620B2 (en) | Micromachined capacitive electrical component | |
JP4961260B2 (ja) | 半導体装置 | |
CN102470396B (zh) | 塌陷模式电容性传感器 | |
CN104162505B (zh) | 超声检测设备和超声诊断设备 | |
US20120069701A1 (en) | Ultrasonic transducer and ultrasonic diagnostic apparatus provided with same | |
WO2010052841A1 (ja) | 検出センサ、検出センサの振動子 | |
JP2009100460A (ja) | 電気機械変換素子及びその製造方法 | |
WO2014134723A1 (en) | Capacitive micromachined ultrasonic transducer with multiple deflectable membranes | |
KR101761819B1 (ko) | 초음파 변환기 및 그 제조 방법 | |
JP2010117184A (ja) | 検出センサ | |
JP2007208549A (ja) | 音響センサ | |
Huang et al. | Capacitive micromachined ultrasonic transducers (CMUTs) with isolation posts | |
KR20200146015A (ko) | 광음향 가스 센서 및 압력 센서 | |
WO2009041675A1 (en) | Electrostatic transducer and manufacturing method therefor | |
Manwar et al. | Experimental analysis of bisbenzocyclobutene bonded capacitive micromachined ultrasonic transducers | |
CN102414855B (zh) | 如用于质量感测的单块fbar-cmos结构 | |
Dastidar et al. | An efficient electrostatic actuation model for MEMS-based ultrasonic transducers with fringing effect | |
Maity et al. | Fringing capacitive effect of silicon carbide based nano-electro-mechanical-system micromachined ultrasonic transducers: analytical modeling and FEM simulation | |
JP2012242279A (ja) | 検出センサ、物質検出システム | |
Zure et al. | Fabrication and measurements of dynamic response of an SOI based non-planar CMUT array | |
JP2009085777A (ja) | 振動子チップ、検出センサ | |
CN116087840A (zh) | 一种基于音叉式TPoS谐振器的磁场传感器 | |
Pal et al. | Performance analysis of nano-electro-mechanical-system ultrasonic sensor with fringing field effects |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20100924 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20120215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120704 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |