JP2009085301A - 弁装置用の合成樹脂ハウジング - Google Patents

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Abstract

【課題】弁ハウジングを構成するケース本体とカバーケースとを超音波溶着によって接合する際に、溶融樹脂の容積を必要最小限に抑えつつ接合強度及び気密性を必要十分に高める。
【解決手段】ケース本体20aとそのカバーケース20cとの一方の接合面部には環状突起部35と環状溝部36とが備わっており、両者は超音波溶着時の押圧方向と実質的に垂直な方向に隣接して設けられ、環状溝部36は環状突起部を含む接合部が超音波振動の印加により溶融するときの溶融樹脂の溜まり場となる大きさを有する。
この構成を備えて超音波溶着される弁ハウジングは、溶融樹脂が固化して得られる接合部が非直線状となってケース本体20aとカバーケース20c間の接合強度及び気密性の向上が図られ、環状突起部35の断面形状を先端側が尖った三角形状とすることで、カバーケースの押込み量を適切に管理することが容易である。
【選択図】図4

Description

この発明は、給湯システムの流路を切り換える三方切換弁や四方切換弁等として用いられる弁装置用の合成樹脂ハウジングに関する。
従来から、流体の流れを切り換えるために三方切換弁や四方切換弁等の弁装置が知られている。かかる弁装置における弁ハウジングはケース本体とそのカバーケースとからなり、シール用のOリングを介在させて両者をねじによって合体結合するのが一般的であるが、かかる構造では部品点数及び組付け工数が多くなり、組付けの作業性も悪い。そこで、ケース本体とそのカバーケースを合成樹脂製とし、両者を超音波溶着技術を利用して合体接合することが、例えば特許文献1等により提案されている。
特開2004−278631号公報(段落0003〜0005、0017〜0019、図2〜図4)
合成樹脂製のケース本体とそのカバーケースとを超音波溶着によって固定する場合、公知構造ではケース本体とカバーケースとの間の接合強度(耐剥離性)及び気密性等の面で改善すべき課題を有していた。殊に、流路を囲む環状領域で超音波溶着することになるから、超音波溶着による接合では、溶けた樹脂を処理する必要があり、ハウジング内側は湯水の通路や弁体との摺接部分等のような切換弁の主要な部分であるので、内側に溶融樹脂が異物としてはみでることは、製品として好ましいことではない。
そこで、この発明の目的は、合成樹脂製のケース本体とそのカバーケースとを超音波溶着技術を利用して合体接合される弁装置用の合成樹脂ハウジングにおいて、溶融樹脂の容積を必要最小限に抑えかつケース本体とそのカバーケースとの間の接合強度(耐剥離性)及び気密性を必要十分に高めることである。
上記目的を達成するために、この発明による弁装置用の合成樹脂ハウジングは、合成樹脂製のケース本体とカバーケースとの一方の接合面部に環状突起部と環状溝部とが備わっており、環状突起部と環状溝部とは超音波溶着時の押圧方向と実質的に垂直な方向に隣接して設けられ、環状溝部は環状突起部を含む接合部が超音波振動の印加により溶融するときの溶融樹脂の溜まり場となる大きさを有する。
超音波溶着前の環状突起部は、好ましく、先端が一つの頂点となって突出した三角形状をなし、当該頂点の角度が45〜60度の範囲内の鋭角である断面形状を有する。
さらに好ましくは、環状突起部の外周面は環状溝部に臨む円錐状の斜面に形成される。
さらに好ましくは、カバーケースは、ケース本体への合体装着時にケース本体の受け部に入り込む軸筒部と、当該軸筒部の基部から径方向外側に張り出して環状突起部と環状溝部とに対向する段部とを備える。
この発明による弁装置用の合成樹脂ハウジングによれば、合成樹脂製のケース本体とそのカバーケースとを超音波溶着技術を利用して合体接合する構造において、溶融樹脂の容積を必要最小限に抑えながら必要十分に高い接合強度(耐剥離性)及び気密性を確保でき、流体圧の高い弁装置にも適用することができる。すなわち、環状突起部の先端が超音波溶着時に溶けた樹脂は当該環状突起部に隣接して形成された環状溝に溜められるので、溶融樹脂が異物として切換弁の内側に出ることがなく、環状領域の全周で均質な溶着が可能となり、また溶融固化した部分が直線的にならないために、高い接合強度(耐剥離性)及び気密シール性が得られる
以下、添付した図面に基づいて、この発明による弁装置用の合成樹脂ハウジングの好適な実施形態について説明する。この好適な実施形態は、本発明に係わる合成樹脂ハウジングを弁装置の一例として三方切換弁に適用した例であり、この三方切換弁の構造から説明する。
図1において、この三方切換弁のハウジング20の弁室21内には、球体状の弁体10が回転可能に支持されている。弁体10には、流入路11と当該流入路11に連なる流出路12とからなる流路が形成されている。ハウジング20は、ケース本体20aと、ケース本体20aに対して後述の超音波溶着技術により合体接合されるカバーケース20cとから成っている。ケース本体20aには流入路11と接続される流入口22と、流出口としての第1流出口23とが形成されている。ケース本体20aとケースカバー20cとからなるハウジング20は、例えば、軽量で耐熱・耐薬品性に優れたSPS(シンジオタクチックポリスチレン樹脂)等の合成樹脂で成形される。
図1及び図3に示されるように、カバーケース20cには、この実施例では、もう一つの流出口である第2流出口24が形成されている。カバーケース20cは、その基端部25において超音波溶着によってケース本体20aに固定される。基端部25は、ケース本体20a側の環状の溶接部22aに対して、環状の溶接部25aで溶着されている。基端部25には、溶接部25aの内側に環状の弁体当接部25bが形成されており、球状の弁体10がこの弁体当接部25bに回転摺動自在に当接している。
弁体10を回転駆動するための駆動部としてのギヤードモータ30が、ハウジング20のモータ装着部26に取り付けられている。ギヤードモータ30の出力軸に連結された弁軸31は、ハウジング20のモータ装着部26に形成された貫通孔27内を貫通して延びており、先端が弁体10に連結されている。ギヤードモータ30を駆動することにより、弁軸31の回転は弁体10に伝達されて、弁体10が弁室21内において回転する。
弁軸31には、複数個所(図示の例では、軸方向に2個所)に周溝32が形成されており、各周溝32にはOリング33が嵌着されている。Oリング33は、貫通孔27の内周面に圧接されていて、弁室21内の湯水等の流体が貫通孔27を通じて外部に漏れ出るのを防止している。
弁体10を回転させることで、弁体10の流出路12を第1流出口23又は第2流出口24に連通させることにより、流入口22は流路11,12を通じて第1流出口23と第2流出口24とのいずれかに選択的に連通させることができる。
図1に示されているように、弁体10、ギヤードモータ30、弁軸31及びOリング33を組み込んだハウジング20は、ケース本体20aとカバーケース20cとが超音波溶着技術によって合体接合される。超音波溶着の際には、カバーホルダ20cをカバー本体20aに押し当てながら、図示しない超音波発振器からの超音波振動がカバーケース20cに印加されることにより両者の接合部の樹脂が発熱溶融し、次いで超音波振動の印加を解除することにより溶融した樹脂が固化し、ケース本体20aとカバーケース20cとが一体に合体接合される。
このとき、ホルダ20cが当該振動を受けながらケース本体20aの挿入口20b内に矢印の方向に押し込まれることで、図3にも示すように、カバーケース20cの基端部25の環状の溶接部25aがケース本体20aの挿入口20bに形成されている環状の溶接部22aにおいて溶着される。
ハウジング20の溶着後の状態である図2に示されるように、ギヤードモータ30はタップねじ34によってハウジング20のモータ装着部26に固定される。カバーケース20cはその基端部25においてケース本体20aに対して超音波溶着にて固定されるので、ねじのような固着具を用いることなくケース本体20aと一体化される。
ケース本体20aは、超音波溶着前の状態では、図4に示すように、ホルダ挿入口20bの開口周囲に環状突起部35と環状溝部36とが超音波振動の印加押圧方向と実質的に垂直な方向(図4縦方向)に隣接して形成されている。環状突起部35は、横断断面で見て、頂点35aがケース本体20aからカバー挿入口20bの開口側に一体的に突き出た先端となる三角形状を有している。この断面三角形で見て、環状突起部35の環状の頂点35aからカバー挿入口20b内に延びる内周面は、カバー挿入口20bの内周面に連続する筒状面35bとなっており、環状の頂点35aから外側に延びる環状突起部35の外周面は円錐状の斜面35cとなっている。
環状突起部35の頂点35aの角度は、45〜60度の範囲内の鋭角とすることが好適である。これは、ケース本体20aとカバーケース20cとの溶着における最低溶着面積は製品サイズ及び必要強度に基づいて決まるが、より安定した接合強度(耐剥離性)及び気密性を確保するには、カバーケース20cの挿入口20b内への押込み量が適度に大きく且つ環状突起部35を含む当接部が溶融した後に再び固化することになる非直線状に広がった環状の溶着部が生成されることが好ましいことによる。
ここで、押込み量とは、カバーケース20cの基端部25がホルダ挿入口20b内に挿入されて環状突起部35の頂点35aに当接した状態から環状突起部35の頂点35aを含む先端部の樹脂を溶かしながら所定深さまで押し込んだとき(このとき環状突起部35が当接するカバーケース20c側も部分的に発熱溶融する)の距離のことである。環状突起部35の頂点35aの角度範囲は、超音波溶着技術に関する技術的知見に基づき、カバーケース20cの押込み量を適正に管理しかつ必要な溶着面積を確保するための条件として定められている。
所望の成形寸法精度が確保可能な材質では頂点35aの角度を比較的大きな角度に設定可能である。また所望の成形寸法精度が出し難い材質の場合は比較的小さな角度に設定し、押込み量を多くするようにすることが望ましい。環状突起部35の先端角度を60度よりも大きくすると、溶着部の樹脂押込み量が少なくなり過ぎ、溶着性、気密性、溶着強度の確保が困難になったり不均一になる。また、環状突起部35の先端角度を45度よりも小さくして更に鋭角にすると、溶融樹脂の容積が多くなり、溶融樹脂が製品内部へ不必要にはみ出す不具合を生じ易い。
環状突起部35の円錐面35cの径方向外側、つまり環状突起部35に対し超音波振動の押圧印加方向と垂直な方向に隣接する位置には、環状溝部36が形成されている。環状溝部36は、環状突起部35の先端が超音波溶着時の溶融樹脂が流れ込んで該溶融樹脂の溜まり場となる大きさを有する。環状溝部36の内周面37はその周囲の端面39と連続しており、内周面37と端面39との間の周縁38は、カバーケースの装着を容易にするために曲面に形成されている。
カバーケース20cの基端部25は、カバー挿入口20b内に入り込む軸筒部40と、軸筒部40の基部から径方向外側に張り出す段部42とが備わっている。ケース本体20aのカバー挿入口20bの内周面とカバーケース20cの軸筒部40の外周面との間には、例えば、0.1mmのような若干の隙間41が形成されるように樹脂成形されている。これによって、ケース本体20aとホルダ20cとの径方向の位置合わせがなされるとともに、組立に際して挿入方向の良好なガイドが得られる。段部42は、軸方向に向いた端面43と径方向外方に向いた周面44とを有している。段部42の端面43は、ケース本体20aの環状突起部35と環状溝部36とに対向する。段部42の端面43と周面44とが交差する周縁45は、カバーケース20cの装着を容易にするために小さな曲面に形成されている。段部42の周囲には軸方向と直交する端面46が形成されている。
次に、ケース本体20aへのカバーケース20cの超音波溶着の工程を説明する。
超音波溶着に先立って、ケース本体20aには、弁体10や弁軸31及びOリング33が組み込まれる。まず、カバーケース20cの軸筒部40をケース本体20aのカバー挿入口20b内に挿入して軸筒部40を案内させつつ、カバーケース20cをカバー挿入口20b内に押し込む。カバーケース20cの段部42は、ケース本体20aの環状突起部35に対して、その三角形断面の先端(頂点35a)側から当接する。この当接部に、超音波振動を押圧印加することによって環状突起部35及びこれと当接する部分の樹脂を溶かしつつ段部42が環状溝部36内に入り込む。このとき、周縁38、45が小曲面となっているので、段部42の環状溝部36内への進入がスムーズになる。
環状突起部35の先端は三角形の尖った頂点35aであるので、カバーケース20cの押込みの初期においては、カバーケース20cの押込みは早く進行する。成形精度に起因して環状突起部35の大きさに誤差が生じていても、そうした誤差は、押込み動作が比較的早く進行する初期のプロセスにおいて吸収される。
カバーケース20cの押込みが進み段部42が環状突起部35の基部に近づくにしたがって、環状突起部35との当接面積が拡大しながら樹脂溶融が進行する。環状突起部35の一部及びこれと当接する段部42の一部が溶けて生じた溶融樹脂は、斜面35cに案内されて環状突起部35の径方向外側に隣接して形成されている環状溝部36に流れ込む。このとき、軸筒部40の外周面とカバー挿入口20bの内周面との間の隙間41は狭いので、超音波振動をかけたときに軸筒部40とホルダ挿入口20bとがぶつかって溶けることはなく、溶融樹脂の量は適切にコントロールされる。溶融樹脂は、その一部47のみが隙間41に入り込むがその殆どは環状溝部36内に収容された状態で固化する(塗りつぶして示す範囲)。すなわち、溶融樹脂は、殆どが環状溝36に流れ込んで非直線状に固化して接合強度(耐剥離性)及び気密性が向上するとともに不必要部分へはみ出すことはない。
このように、カバーケース20cとカバー挿入口20bとの間において、環状突起部35の内側に形成される隙間41を、環状突起部35の外側に形成される環状溝部36の幅と比較して圧倒的に狭くしているので、超音波振動の印加に伴って生じる溶融樹脂は、抵抗の強い隙間41側、即ち、弁の主要部分が存在する内側に流れ出ることがない。また、環状突起部35の断面形状を先端側が尖った三角形状としたので、カバーケース20cの押込み量の管理が容易に行える。そして、所要の部分が溶融・固化して得られる超音波溶着領域(図5で黒く塗り潰された部分)が全周で均質に形成され、一層確実な気密性及び接合強度の向上が図られる。
超音波溶着の完了後の状態では、図5に示されているように、カバーケース20cは、その段部42において、端面43の一部と環状突起部35の一部とが溶けて端面43の残る部分が環状溝部36に入り込んだ状態となり、この状態で環状溝部36の空間部分が溶融樹脂の溜まり場となっており、溶融樹脂はそこで固化する。カバーケース20cの基端部25の端面46がカバー挿入口20bの周りに形成されている端面39に当接するとカバーケース20cの押込みが終了する。このとき振動の印加を終了するとともに、カバーケース20cがケース本体20aに所定量だけ入り込んで、弁体当接部25bに弁体10が当接する。なお、弁体10は、ケース部材よりも軟質材料に形成されているために超音波振動が吸収され、超音波溶着時にケースカバー20cが弁体10に溶着されることはない。
[発明の変更例]
なお、上記実施例では、ケース本体20a側に環状突起部35と環状溝部36を隣接して設けてあるが、カバーケース20c側に環状突起部35と環状溝部36を隣接して設けるように変更することができる。
また、上記実施例では、環状突起部35の外側に環状溝部36を配置しているが、環状溝部36を内側(中心寄り)としその外側に環状突起部35を配置することもできる。さらに、上記実施例では、カバーケース20cは流体の流出口24を備えているが、流出口のない単純なカバー部材であっても構わない。
さらには、本発明は、三方切換弁に限られず、合成樹脂ハウジングを使用する弁装置に適用することができる。
本実施形態の切換弁の溶着前の状態における展開側面断面図である。 図1に示す切換弁の溶着後の状態における側面図である。 図1に示す切換弁の弁中心を通る平面断面図である。 図1に示す切換弁の溶着前の状態におけるケース本体とホルダの要部を示す拡大断面図である。 図1に示す切換弁の溶着後の状態におけるケース本体とホルダの要部を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 弁体 11 流入路
12 流出路
20 ハウジング 20a ケース本体
20b カバー挿入口 20c カバーケース
21 弁室 22 流入口
22a 溶接部
23 第1流出口 24 第2流出口
25 基端部 25a 接合部
25b 弁体当接部
26 モータ装着部 27 貫通孔
30 ギヤードモータ 31 弁軸
32 周溝 33 Oリング
35 環状突起部 35a 頂点
35b 筒状内面 35c 円錐面
36 環状溝部 37 内周面
38 周状縁 39 端面
40 軸筒部 41 隙間
42 段部 43 端面
44 周面 45 周縁
46 端面 47 樹脂の一部

Claims (4)

  1. 流体の流入口及び流出口を有し、流体の流れを切り換えるために内部に回転可能に配置される弁体を備える弁装置におけるハウジングが、超音波溶着技術によって互いに合体接合される合成樹脂ケース本体と合成樹脂カバーケースとからなり、
    前記ケース本体と前記カバーケースとの一方の接合面部には、環状突起部と環状溝部とが備わっており、
    前記環状突起部と環状溝部とは、超音波溶着時の押圧方向と実質的に垂直な方向に隣接して設けられ、
    前記環状溝部は、前記環状突起部を含む接合部が超音波振動の印加により溶融するときの溶融樹脂の溜まり場となる大きさを有する
    ことを特徴とする弁装置用の合成樹脂ハウジング。
  2. 超音波溶着前の前記環状突起部は、先端が一つの頂点となって突出した三角形状をなし、当該頂点の角度が45〜60度の範囲内の鋭角である断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の弁装置用の合成樹脂ハウジング。
  3. 前記環状突起部の外周面は前記環状溝部に臨む円錐状の斜面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弁装置用の合成樹脂ハウジング。
  4. 前記カバーケースは、前記ケース本体への合体装着時に前記ケース本体の受け部に入り込む軸筒部と、当該軸筒部の基部から径方向外側に張り出して前記環状突起部と前記環状溝部とに対向する段部とを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弁装置用の合成樹脂ハウジング。
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