JP2009083732A - 車両走行制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の発進時の過度な急加速を防止することができる車両走行制御装置を提供することである。
【解決手段】車両走行制御装置1は、アクセルペダル7とは別に運転者の手による操作で車両を加速させるための補助加速操作レバー8と、ECU2と、アクセルペダル7の踏み込み量を検出するアクセル開度センサ3と、補助加速操作レバー8の操作量を検出するレバー操作量センサ4と、車両の車速を検出する車速センサ5とを備えている。ECU2は、アクセルペダル7の踏み込み量、補助加速操作レバー8の操作量、車速に基づいてスロットルバルブ6の開度(スロットル開度)を設定する。このとき、アクセルペダル7及び補助加速操作レバー8によるスロットル開度の設定に対する寄与度を変更する。
【選択図】図1
【解決手段】車両走行制御装置1は、アクセルペダル7とは別に運転者の手による操作で車両を加速させるための補助加速操作レバー8と、ECU2と、アクセルペダル7の踏み込み量を検出するアクセル開度センサ3と、補助加速操作レバー8の操作量を検出するレバー操作量センサ4と、車両の車速を検出する車速センサ5とを備えている。ECU2は、アクセルペダル7の踏み込み量、補助加速操作レバー8の操作量、車速に基づいてスロットルバルブ6の開度(スロットル開度)を設定する。このとき、アクセルペダル7及び補助加速操作レバー8によるスロットル開度の設定に対する寄与度を変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の加速量を制御する車両走行制御装置に関する。
従来の車両走行制御装置としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の車両走行制御装置は、車両の駆動操作と制動操作とを行う方法として、アクセルペダル及びブレーキペダルの足踏操作に加えて、ステアリングホイールに備えられたボタンスイッチによる手動操作でも行えるようにし、両操作を選択可能としている。
特開2003−48452号公報
一般に、低燃費走行を実現するにあたっては、特に発進加速時の滑らかなアクセルペダルの踏み込み操作が要求される。しかし、実際に足によるアクセルペダルの踏み込み操作では、ドライバーの感覚よりも踏み過ぎでしまう場合がある。また、足は靴などを履いているために鈍感であり、アクセルペダルの踏み込みに対する反力の調整だけでは踏み込み加減の制御を行うことが難しいという問題があった。
このような不具合に対し、上記従来技術においては、アクセルペダルだけでなく、ボタンスイッチの手動操作によっても車両を加速させることができる。しかしながら、上記従来技術は、手によるボタンスイッチの操作と足によるアクセルペダルの操作との制御が同様であり、操作性の拡張のみを考慮したものである。したがって、手及び足の操作によって車両の発進時の加速をきめ細やかに制御することは困難であり、過度な急加速が生じることがあった。
本発明の目的は、車両の発進時の過度な急加速を防止することができる車両走行制御装置を提供することである。
本発明は、車両の加速量を制御する車両走行制御装置であって、車両を運転者の手による操作で加速させるための補助加速操作手段と、車両のアクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、補助加速操作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、アクセルペダルの踏み込み量、補助加速操作手段の操作量、及び車両の車速に基づいて車両の加速量を設定する設定手段と、を備え、設定手段は、車両の車速に応じて、アクセルペダル及び補助加速操作手段による加速量の設定に対する寄与度を変更することを特徴とする。
本発明に係る車両走行制御装置においては、足によるアクセルペダルの踏み込みと手による補助加速操作手段の操作の2つが車両の加速量の設定に寄与している。このとき、車両の車速に応じて、アクセルペダル及び補助操作手段による加速量の設定に対する寄与度を変更している。一般的に、手(指)は足と比べて操作性が高いことが知られている。そこで、例えば、車速が上がるにつれて補助加速操作手段の加速量の設定に対する寄与度を低下させることにより、車両の発進加速時には、主として操作性の高い手による補助加速操作手段の操作を行い、車速が上がった場合には、主として従来通り足によるアクセルペダルの操作を行うことができる。この場合には、車両の発進操作を無駄なくスムーズに行うことができるので、車両の発進時の過度な急加速を防止することができる。
好ましくは、設定手段は、車両の車速に応じて、補助加速操作手段の操作量に対する加速量のゲインを変更する。この場合には、アクセルペダル及び補助加速操作手段による加速量の設定に対する寄与度を、車両の車速に応じて簡単に且つ確実に変更することができる。
好ましくは、開度設定手段は、アクセルペダルの踏み込み量に応じた第1加速量を求める手段と、補助加速操作手段の操作量及び車両の車速に応じた第2加速量を求める手段と、第1加速量と第2加速量とに基づいて加速量を決定する手段と有している。この場合には、アクセルペダルの踏み込み量と第1加速量との関係を示すマップと、補助加速操作手段の操作量と車両の車速と第2加速量との関係を示すマップとを予め決定しておくことで、特に複雑な計算処理行うことなく車両の加速量を設定することができる。
本発明によれば、車両の発進時の過度な急加速を防止することができる。これにより、低燃費走行を行うことが可能となる。
以下、本発明に係わる車両走行制御装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる車両走行制御装置の一実施形態を示す概略構成図である。図1において、この車両走行制御装置1は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主要構成部品とするECU(Electronic Control Unit)2を備えている。
ECU2には、アクセル開度センサ3と、レバー操作量センサ4と、車速センサ5と、スロットルバルブ6とが接続されている。
アクセル開度センサ3は、アクセルペダル7(図2参照)の踏み込み量(アクセル開度)を検出する踏み込み量検出である。レバー操作量センサ4は、補助加速操作レバー8(図2参照)の操作量を検出する操作量検出手段である。補助加速操作レバー8は、運転者の手による操作で自車両を加速させるための補助加速操作手段である。車速センサ5は、自車両の走行速度(車速)を検出する車速検出手段である。スロットルバルブ6は、エンジンに吸入される空気量を調整するバルブである。このスロットルバルブ6の開度(スロットル開度)を制御することよって自車両の加速量が制御される。
補助加速操作レバー8は、例えば図2に示すように、ステアリングホイール9の背面側において、ステアリングホイール9を握ったままでも操作可能な位置に配置され、例えば運転者側に向かって手前に引くことによって操作することができる。また、補助加速操作レバー8は、例えばハプティックデバイスを備え、反力を可変とすることで運転者の操作を制御することが可能となっている。
ECU2は、アクセル開度センサ3で検出されたアクセルペダル7の踏み込み量、レバー操作量センサ4で検出された補助加速操作レバー8の操作量、及び車速センサ5で検出された車速に基づいてスロットル開度を設定し、その設定したスロットル開度に応じた制御信号をスロットルバルブ6に送出する。
図3は、ECU2の機能ブロックを示す図である。図3において、ECU2は、主スロットル開度生成部10と、補助スロットル開度生成部11と、スロットル開度決定部12とを有している。
主スロットル開度生成部10は、アクセルペダル7の踏み込み量に応じた主スロットル開度(第1加速量)を求める。主スロットル開度生成部10のメモリ(図示せず)には、アクセルペダル7の踏み込み量Sと主スロットル開度P(S)との関係を示すマップが予め記憶されている。主スロットル開度P(S)は、アクセルペダル7の踏み込み量Sの増加に応じて増加する。
補助スロットル開度生成手段11は、補助加速操作レバー8の操作量X及び車両の車速Vに応じた補助スロットル開度(第2加速量)を求める。補助スロットル開度生成部11のメモリ(図示せず)には、補助加速操作レバー8の操作量X及び車両の車速Vと補助スロットル開度K(V,X)との関係を示すマップが予め記憶されている。
補助スロットル開度K(V,X)は、補助加速操作レバー8の操作量Xの増加に応じて増加する。また、車速Vが上がるにつれて、補助スロットル開度K(V,X)のゲインが低下するようになっている。このとき、例えば車両が高速走行を行っている場合には、補助スロットル開度K(V,X)のゲインをほぼ0としてもよい。また、補助スロットル開度K(V,X)の全体のゲインは、主スロットル開度P(S)のゲインよりも小さくなっている。
スロットル開度決定部12は、主スロットル開度P(S)と補助スロットル開度K(V,X)とを足し合わせ、これをスロットルバルブ6に対する最終的なスロットル開度(加速量)に決定する。
以上のように本実施形態にあっては、アクセルペダル7の踏み込み量による主スロットル開度と、補助加速操作レバー8の操作量及び車速による補助スロットル開度とによって最終的なスロットル開度が設定される。つまり、車速に応じて、主スロットル開度P(S)及び補助スロットル開度K(V,X)の設定に対する寄与度が変更されることになる。
従って、車両の発進加速時には、主として操作性の高い手や指による補助加速操作レバー8の操作を行うようにすることで、発進操作を無駄なくスムーズに行うことができるので、車両の発進時の過度な急加速を防止することができる。一方、車速が上がった場合には、主として足によるアクセルペダル7の操作を行うことで、従来通りの運転操作を実施することができる。従って、低燃費走行ひいてはエコ運転を実施することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、運転者の手で車両を加速させるための補助加速操作手段として補助加速操作レバー8を用いたが、これ以外にも例えばステアリングホイール9に配置されたスイッチボタン等を用いてもよい。
また、本発明の車両走行制御装置は、例えば電気自動車にも適用可能である。この場合には、上記のスロットルバルブ6の開度の代わりに、電動モータの駆動力を制御することとなる。
1…車両走行制御装置、2…ECU(設定手段)、3…アクセル開度センサ(踏み込み量検出手段)、4…レバー操作量センサ(操作量検出手段)、5…車速センサ(車速検出手段)、6…スロットルバルブ、7…アクセルペダル、8…補助加速操作レバー(補助加速操作手段)、10…主スロットル開度生成部、11…補助スロットル開度生成部、12…スロットル開度決定部。
Claims (3)
- 車両の加速量を制御する車両走行制御装置であって、
前記車両を運転者の手による操作で加速させるための補助加速操作手段と、
前記車両のアクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、
前記補助加速操作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、
前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記アクセルペダルの踏み込み量、前記補助加速操作手段の操作量、及び前記車両の車速に基づいて前記車両の加速量を設定する設定手段と、を備え、
前記設定手段は、前記車両の車速に応じて、前記アクセルペダル及び前記補助加速操作手段による前記加速量の設定に対する寄与度を変更することを特徴とする車両走行制御装置。 - 前記設定手段は、前記車両の車速に応じて、前記補助加速操作手段の操作量に対する前記加速量のゲインを変更することを特徴とする請求項1記載の車両走行制御装置。
- 前記設定手段は、前記アクセルペダルの踏み込み量に応じた第1加速量を求める手段と、前記補助加速操作手段の操作量及び前記車両の車速に応じた第2加速量を求める手段と、前記第1加速量と前記第2加速量とに基づいて前記車両の加速量を決定する手段とを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の車両走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007257921A JP2009083732A (ja) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | 車両走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007257921A JP2009083732A (ja) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | 車両走行制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009083732A true JP2009083732A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40657707
Family Applications (1)
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JP2007257921A Pending JP2009083732A (ja) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | 車両走行制御装置 |
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JP (1) | JP2009083732A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103153746A (zh) * | 2010-10-13 | 2013-06-12 | 丰田自动车株式会社 | 驾驶辅助系统和驾驶辅助方法 |
JP2015190389A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 本田技研工業株式会社 | 車両の推進操作装置 |
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2007
- 2007-10-01 JP JP2007257921A patent/JP2009083732A/ja active Pending
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