JP2009083129A - 繊維強化樹脂製中空体 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い接合強度で2つの部材が接合された、繊維強化樹脂製中空体を提供する。
【解決手段】平板状の繊維強化樹脂製の第1の部材20と、第1の部材20と接合して中空体を形成したとき、該第1の部材の平板から立ち上がる壁体を形成する側板部31、32を有する繊維強化樹脂製の第2の部材30とが、接合した繊維強化樹脂製中空体であって、第1の部材20は、平板本体21と、平板本体21の片面に凸条22、23を備え、第2の部材30と接合した際に、該凸条の外側面24、25が、第2の部材の壁体の内側面34、35と密着するように傾斜しており、第2の部材30は、壁体の内側面34、35が第1の部材20の平板から遠ざかるにつれて内側に傾斜しており、第1の部材の凸条の外側面24、25と、第2の部材の内側面34、35とが接着剤41を介して接合されている繊維強化樹脂製中空体10。
【選択図】図2

Description

本発明は、構造材などに使用される繊維強化樹脂製の中空体に関する。
従来、軽量性と高強度・高剛性が要求される構造体の材料として、繊維強化樹脂製の中空体が利用されている。例えば、ロボットアーム、遮断機バーはその好例である。
繊維強化樹脂製中空体としては、特許文献1に、2つのL字型部材を接着剤で接合する中空ドアの製造方法が示されている。しかし、この中空体では、互いの部材を直接接合している接合面が、両L字型部材の端部のみに限定されている。繊維強化樹脂製中空体は軽量かつ高強度であることを目的とした構造体であるので、中空体を形成させる部材はできるだけ薄くすることが要求される。したがって、特許文献1の技術では、部材を薄くするほど接合面が小さくなるため、高い接合強度が得られない。
そこで、中空体を形成する際の接合面を広くする手段が必要である。例えば、長尺の底板部と、底板部の幅方向の両側に該底板部の長手方向に沿って、底板部から垂直に立ち上がった側板部が設けられた第1の部材と、第1の部材の内側に密着する、同形状の一回り小さな第2の部材とを、逆向きに嵌め込み、接着剤で接合して中空体を得ることが考えられる。このような中空体では、互いの部材の側板部の面を接合面として利用できるため、部材を薄くしても接合面が減少しないので、高い接合強度が期待される。
しかし、この場合には、接合面に塗布された接着剤が、互いの部材によって削ぎ落とされてしまうことが問題となる。これは、2つの部材の接合面の全面を、同時に接触させられないためである。つまり、初めに接合面の端同士を接触させ、その後に互いの部材を嵌め込んでいかなければならないため、互いの部材により接合面に塗布した接着剤が削ぎ落とされてしまう。したがって、このような方法では広い接合面が設けられたとしても、高い接合強度が期待できない。
特開2004−339778号公報
そこで、本発明は、高い接合強度で2つの部材が接合された、繊維強化樹脂製中空体を提供する。
上記の課題を解決するため、本発明は、平板状の繊維強化樹脂製の第1の部材と、第1の部材と接合して中空体を形成したとき、該第1の部材の平板から立ち上がる壁体を有する繊維強化樹脂製の第2の部材とが、接合した繊維強化樹脂製中空体であって、第1の部材は、平板本体と、平板本体の片面に凸条を1つ以上備え、該凸条の外側面が、第2の部材と接合した際に、第2の部材の壁体の内側面と密着するように傾斜しており、第2の部材は、壁体の内側面が第1の部材の平板から遠ざかるにつれて内側に傾斜しており、第1の部材の凸条の外側面と、第2の部材の内側面とが接着剤を介して接合されている繊維強化樹脂製中空体を提供する。
本発明によれば、高い接合強度で2つの部材が接合された、繊維強化樹脂製中空体が提供できる。
以下、図1及び図2に基づいて、本発明の繊維強化樹脂製中空体(以下、中空体と略すことがある。)の一実施形態について詳細に説明する。
繊維強化樹脂製中空体10は、第1の部材20と、第2の部材30とが接着剤41を介して接合されている。
第1の部材20は、長尺の平板本体21と、平板本体21の幅方向の両側に該平板本体の長手方向に沿って設けられた断面三角状の凸条22、23とからなる。また、凸条の外側面24、25は、それぞれ傾斜している。凸条の外側面24、25と、平板本体21の垂直方向とがなす角度α、βは、それぞれ3°〜60°であるのが好ましく、5°〜15°であるのが更に好ましい。傾斜角度α及びβが3°以上であれば、互いの部材を接合する際の接着剤の削ぎ落としを防ぎ易い。また、傾斜角度α及びβが60°以下であれば、十分な中空空間を有する中空体が形成し易い。
第2の部材30は、第1の部材20と接合して中空体を形成したときに、中空体10の壁体を形成する長尺の側板部31、32、及び前記側板部31と側板部32との間に設けられた長尺の底板部33を有する。本実施形態例の中空体10では、底板部33は、第1の部材20の平板本体21と平行な底板部33aと、該底板部33aの幅方向の両端部に、底板部33bが側板部31、32側へと傾斜するように設けられている。
側板部31、32は、第1の部材20と接合した際、第1の部材の平板本体21から遠ざかるにつれて内側に傾斜するように設けられる。したがって、内側面34と内側面35も同様に傾斜している。内側面34、35の傾斜角度、すなわち、内側面34、35と、内底面36(底板部33aの内側面)の垂直方向とがなす角度α、βは、それぞれα、βと同等である。したがって、第1の部材20の凸条の外側面24に内側面34が密着でき、第1の部材20の凸条の外側面25に内側面35が密着できるようになっている。
上記の中空体10の製造例について説明する。
まず、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを用意する。次に、平板本体21成型用の金型内に、プリプレグを一層又は複数積層して配置する。それとともに、凸条22、23を形成する部分にシートモールディングコンパウンド(SMC)等の成型材料を配置する。そして、これらを圧縮成形法により成形して、凸条22、23を有する第1の部材20を得る。
また、第2の部材30成型用の金型内に、プリプレグを一層又は複数積層して配置し、バギングした後にオートクレーブ成形する。または別の方法として、圧縮成形用の金型内にプリプレグを一層又は複数積層して配置した後に型締めして圧縮成形することにより、第2の部材30を得ることができる。
強化繊維としては、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、炭化珪素繊維、高強度ポリエチレン、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維、ナイロン繊維、ステンレススチール繊維等が挙げられ、なかでも軽量で剛性が高いことから炭素繊維が望ましい。また、補強繊維としては、長繊維及び短繊維が挙げられ、なかでも剛性の点から長繊維が望ましい。長繊維の形態としては、一方向に揃えられたもの、長繊維からなる織物などが挙げられる。
また、熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、マレイミド樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。補強繊維として炭素繊維を用いる場合は、炭素繊維との接着性の点からエポキシ樹脂やビニルエステル樹脂が望ましい。エポキシ樹脂組成としてエポキシ樹脂成分、硬化剤成分以外に、エラストマー成分を含有することが更に好ましい。エラストマー成分としてCarboxy-Terminated Butadiene Acrylonitrile Copolymer(CTBN)などが挙げられる。
次いで、第1の部材20の、凸条の外側面24、25、及び平板本体の幅方向の端部の面26、27に接着剤41を塗布し、第2の部材30と接合して繊維強化樹脂製中空体10を得る。
ここで、接着剤41としては、例えば、2液型エポキシ接着剤、2液型ウレタン接着剤、ゴム強化メチルメタクリレート、1液型エポキシ接着剤を用いることができる。1液型接着剤の例としてはスリーエム社製、製品名;スコッチウエルド2214等が挙げられる。
または、予めフィルム状に成形された接着剤を用いることができる。フィルム形態の接着剤は、均一の厚みを有するので、厚み斑が生じ難く、所定の接合圧で接合することにより、安定な接合強度を得ることができる。
フィルム形態の接着剤を構成する樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などが挙げられ、接合強度の点でエポキシ樹脂が好ましい。エポキシ樹脂組成としてエポキシ樹脂成分、硬化剤成分、およびエラストマー成分を含有することが更に好ましい。エラストマー成分としてはCTBNなどが挙げられる。
また、フィルム形態の接着剤を、不織布又は織布からなる基材を含む構成とすれば、フィルム形態の接着剤の取り扱い性や接着剤保持性が向上するので好ましい。更に、硬化後の接着剤41に応力が負荷された場合に、微小な亀裂が発生しても、亀裂の進展を抑えることができるので、接着剤41の強度を向上させることができる。
接着剤41に用いられる不織布及び織布の材料としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維、アクリル繊維、ガラス繊維などが使用できるが、これに限定するものではない。
以上説明した中空体10では、第1の部材の凸条の外側面24、25及び第2の部材の内側面34、35はそれぞれ傾斜している。そのため、第1の部材20と第2の部材30とを接合する際、第1の部材の凸条の外側面24、25は、全ての面を同時に第2の部材30に接触させることができる。したがって、塗布した接着剤41が、互いの部材によって削ぎ落とされない。
また、中空体10は、互いの部材を接合するための接合面として、第1の部材20の凸条の外側面と第2の部材の壁体の内側面を利用している。そのため、第1の部材と第2の部材を薄く設計したとしても、接合面を広くできる。したがって、高い接合強度で互いの部材が接合された繊維強化樹脂製中空体が製造できる。
次に、本発明の繊維強化樹脂製中空体の他の実施形態例について、図3及び図4に基づいて詳細に説明する。
繊維強化樹脂製中空体50は、第1の部材60と、第2の部材70とが接着剤41を介して接合されたものである。
第1の部材60は、長尺の平板本体61と、平板本体61の幅方向の両側に該平板本体の長手方向に沿って設けられた断面三角状の凸条62、63とからなる。また、凸条の外側面64、65は、それぞれ傾斜している。凸条の外側面64、65と、平板本体61の垂直方向とがなす角度α、βは、15°〜60°の範囲であるのが望ましい。傾斜角度α、βが上記の範囲内であれば、接着剤の削ぎ落としを防ぎ易く、充分な中空空間を有する中空体が形成し易い。
第2の部材70は、中空体の壁体を形成する長尺の側板部71、72からなる。側板部71、72の内側面73、74は、第1の部材の平板本体61の垂直方向の直線51を基準として、α、βの角度で傾斜している。傾斜角度α、βは、それぞれα、βと同等である。したがって、第1の部材60の凸条の外側面64に内側面73が密着でき、第1の部材60の凸条の外側面65に内側面74が密着できるようになっている。
中空体50の製造方法及び材料については、中空体10の場合と同じものをそのまま用いることができる。
中空体50についても、第1の部材60と第2の部材70とを接合する際、第1の部材の凸条の外側面64、65は、全ての面を同時に第2の部材70に接触させることができる。そのため、塗布した接着剤が、互いの部材によって削ぎ落とされることがなく、部材を薄く設計しても接合面を広くできるので、高い接合強度で互いの部材が接合される。
尚、本発明の繊維強化樹脂製中空体は上述したものに限られない。例えば、中空体10の第2の部材30の底板部33(図1および図2を参照。)は、第1の部材20の平板本体21に平行な底板部33aのみからなっていてもよい。また、図5及び図6に示すように、中空体を形成する第2の部材は、内側面が傾斜していれば、壁体自体が傾斜していなくともよい。
繊維強化樹脂製中空体110は、第1の部材120と、第2の部材130とが接着剤41を介して接合されている。
第1の部材120は、長尺の平板本体121と、平板本体121に該平板本体の長手方向に沿って設けられた断面三角状の凸条122、123とからなる。凸条の外側面124、125は、それぞれ傾斜している。凸条の外側面124、125と、平板本体121の垂直方向とがなす角度α、βは、中空体10の場合と同様に、それぞれ3°〜60°であるのが好ましく、5°〜15°であるのが更に好ましい。
第2の部材130は、長尺の底板部133と、該底板部133に、中空体110の壁体を形成する長尺の側板部131、132が設けられている。また、内側面134と内側面135は、第1の部材120と接合した際、第1の部材の平板本体121から遠ざかるにつれて内側に傾斜するように設けられる。内側面134、135の傾斜角度、すなわち、内側面134、135と、内底面136の垂直方向とがなす角度はα、βは、α、βとほぼ同等である。したがって、第1の部材120の凸条の外側面124に内側面134が密着でき、第1の部材120の凸条の外側面125に内側面135が密着できるようになっている。一方、第2の部材の側板部131、132の外側面137、138は傾斜していない。
以上のような中空体110は、側板部131、132の外側面137、138が傾斜していないこと以外は、中空体10と同様の特徴を有している。したがって、両部材を接合する際に、接着剤が削ぎ落とされることがなく、高い強度で互いの部材を接合できる。
また、本発明の中空体は、第1の部材の凸条が2つでなくともよく、例えば、第1の部材の平板に凸条を1つだけ設けて、中空体を形成させてもよい。
また、平板に設ける凸条の位置は、図示例のような、平板の端縁部に限定されない。例えば、図1に示した第1の部材よりも幅の広い平板本体を有する部材を用い、その平板本体の幅方向の中央付近に該平板本体の長手方向に沿って凸条を設け、その位置に第2の部材を接合させることにより、平板の中央部分にのみ中空体を形成させてもよい。
以下に、本発明の実施例を具体的に示し、詳細に説明する。尚、本発明は以下に記載された事項によって限定されるものではない。
実施例1
まず、フィラメント数が3000本の炭素繊維束を平織で製織した炭素繊維織布にエポキシ樹脂を含浸してプリプレグ(a)を調製した。また、一方向に引き揃えられた炭素繊維にエポキシ樹脂を含浸して一方向プリプレグ(b)と、CF(炭素繊維)−SMCを調製した。
次いで、第1の部材20成型用の金型を用意し、これに、1層のプリプレグ(a)、5層の一方向プリプレグ(b)を積層した。プリプレグを積層後、凸条22、23を形成する位置にCF−SMC(c)を配置し、型締めした後に、圧縮成形して繊維強化樹脂製の第1の部材20を得た。第1の部材20は、平板本体21と、平板本体21に該平板本体の長手方向に沿って設けられた断面三角状の凸条22、23とからなる。凸条の外側面24、25は、それぞれ傾斜している。凸条の外側面24、25と、平板本体21の垂直方向とがなす角度α、βは、それぞれαが10°、βが40°である。
また、第1の部材20の場合と同様の2種類のプリプレグを調製した。
次いで、第2の部材30成型用の金型を用意し、これに、1層のプリプレグ(a)、5層の一方向プリプレグ(b)を積層した後、バギングし、オートクレーブ内で加熱、加圧して(80℃60分間に続き、130℃90分間(0.4MPa))、繊維強化樹脂製の第2の部材30を得た。側板部31、32は、第1の部材20と接合した際、第1の部材の平板本体21から遠ざかるにつれて内側に傾斜するように設け、内側面34と内側面35を傾斜させた。内側面34、35の傾斜角度、すなわち、内側面34、35と内底面36の垂直方向とがなす角度は、αが10°、βが40°である。したがって、第1の部材20の凸条の外側面24に内側面34が密着でき、第1の部材20の凸条の外側面25に内側面35が密着できるようになっている。
次に、第1の部材20の凸条の外側面24、25及び平板本体の幅方向の端部の面26、27に、接着剤41としてハンツマン・アドバンスド・マテリアルズ社製アラルダイトAW106(主剤)と同社製ハードナーHV953U(硬化剤)とを100:60で混合したものを塗布し、第2の部材30と接合して繊維強化樹脂製中空体10を得た。
この繊維強化樹脂製中空体10は、非常に高い接合強度で両部材が接合されていた。
本発明の繊維強化樹脂製中空体の一実施形態例を示す斜視図である。 図1の線A−Aで切断した断面図である。 本発明の繊維強化樹脂製中空体の他の実施形態の一例を示す斜視図である。 図3の線B−Bで切断した断面図である。 本発明の繊維強化樹脂製中空体の他の実施形態の一例を示す斜視図である。 図5の線C−Cで切断した断面図である。
符号の説明
10 繊維強化樹脂製中空体
20 第1の部材
21 平板本体
22、23 凸条
24、25 凸条の外側面
30 第2の部材
31、32 壁体を形成する側板部
34、35 壁体の内側面
41 接着剤
50 繊維強化樹脂製中空体
60 第1の部材
61 平板本体
62、63 凸条
64、65 凸条の外側面
70 第2の部材
71、72 壁体を形成する側板部
73、74 壁体の内側面
110 繊維強化樹脂製中空体
120 第1の部材
121 平板本体
122、123 凸条
124、125 凸条の外側面
130 第2の部材
131、132 壁体を形成する側板部
134、135 壁体の内側面

Claims (1)

  1. 平板状の繊維強化樹脂製の第1の部材と、第1の部材と接合して中空体を形成したとき、該第1の部材の平板から立ち上がる壁体を有する繊維強化樹脂製の第2の部材とが、接合した繊維強化樹脂製中空体であって、
    第1の部材は、平板本体と、平板本体の片面に凸条を1つ以上備え、該凸条の外側面が、第2の部材と接合した際に、第2の部材の壁体の内側面と密着するように傾斜しており、
    第2の部材は、壁体の内側面が第1の部材の平板から遠ざかるにつれて内側に傾斜しており、
    第1の部材の凸条の外側面と、第2の部材の内側面とが接着剤を介して接合されている繊維強化樹脂製中空体。
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