JP2009082357A - 薬袋及び薬袋集合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写ラベルを破ることなく容易に剥ぎ取ることができる薬袋を提供する。
【解決手段】患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋1において、所定の基本情報が記入された基本ラベル5と、所定の個人情報が記入された転用ラベル4が貼り合わせられると共に、基本ラベルと転用ラベルとを、所定の一方向のみに形成された切り離し線6を介して結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は薬袋及び薬袋集合体に関する。詳しくは病院等で使用される薬剤を収容する薬袋及びこうした薬袋から成る薬袋集合体に係るものである。
入院患者への投薬は、担当医の処方箋に基づいて薬剤師がトレーやビニール製の薬袋に必要な薬剤(例えばアンプル等の注射薬)の払い出しを行っている。これら薬袋は病棟ごとにまとめられてナースステーションに搬送される。
ナースステーションでは看護師が、薬袋の表面に貼り合わせられたラベルに印字された患者情報や薬剤情報等に基づいて誰のための何の薬剤であり、いかなるタイミングで用いられる薬剤であるかといった情報の確認を行っている。
また、薬袋に点滴用のアンプルが収納されている場合には、患者への投薬に際して、薬袋の表面に貼り合わせられたラベルを剥がした上で輸液ボトルや輸液バッグに同ラベルを再び貼り合せているのが現状である。
そこでラベルの剥がし易さと再び貼り合わせた際の剥れ難さが必要とされ、例えば図8に示す様なラベル付薬袋が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、特許文献1で提案されているラベル付薬袋101は、患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋102と、薬袋102の表面に剥離剤が塗布され、その上にラベル103が貼り合わせられることにより、ラベル103の裏面に貼り付け強度の高い粘着剤を塗布しても剥離剤によって剥がれ易く、かつ輸液ボトルに再度貼り合わせた場合には剥れ難くなるといったものである。
なお、特許文献1で提案されているラベル付薬袋においては、ラベル103は、個人情報や処方内容が印字された基本ラベル104に隣接して(紙面上での下方に隣接して)複数の転用ラベル106が設けられており、各転用ラベルに着目した場合には、一の方向(図8では水平方向)に形成されたミシン目105を介して基本ラベルと結合されており、他の方向(図8では垂直方向)に形成されたミシン目105を介して他の転用ラベルと結合されている。
即ち、各転用ラベルは、複数方向に形成されたミシン目を介して他のラベル(基本ラベル及び転用ラベル)と結合されている。
実用新案登録第3127034号公報(要約書、第1図)
ここで、転用ラベル106を剥がす際には、ミシン目105に沿って切り離すこととなるのであるが、上記した特許文献1で提案されているラベル付薬袋においては、各転用ラベルが複数方向に形成されたミシン目を介して他のラベルと結合されているが故に、転用ラベルを剥がす際に、剥がそうとする転用ラベルが破れてしまったり、剥がそうとする転用ラベルに隣接するラベル(基本ラベル、転用ラベル)が破れてしまったりしている。
即ち、ミシン目に沿って切り離し作業を行なう際には、ミシン目を介して結合されている2つのラベルに対して、それらが互いに離間する方向に応力を加える必要が生じるのであるが、各転用ラベルが複数方向に形成されたミシン目を介して複数のラベルと結合している場合には、各々の結合に応じて応力を加える方向を変化しなければならず、意図しない方向に応力が加わることによって、剥がそうとする転用ラベルが破れてしまったり、剥がそうとする転用ラベルに隣接するラベルが破れてしまったりしているのである。
なお、現在は電子カルテを利用した医療機関が増加しつつあり、基本ラベルや転用ラベルにバーコードが印字され、基本ラベルや転用ラベルに印字されたバーコードをバーコードリーダーで読み取る必要が生じるケースも増えてきており、基本ラベルや転用ラベルが破れてしまうことによる不具合は、電子カルテ化が進むにつれて深刻な問題と考えられる。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、ラベルを剥がす際における破損を抑制することができる薬袋及びこうした薬袋から成る薬袋集合体を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る薬袋は、患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋において、所定の基本情報が記入された基本ラベルと、所定の個人情報が記入された転用ラベルが貼り合わせられると共に、前記基本ラベルと前記転用ラベルとは、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合されている、若しくは、前記基本ラベルと前記転用ラベル及び前記転用ラベル同士は、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合されている。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る薬袋集合体は、患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋を複数有し、それぞれの薬袋が切り離し可能に構成された薬袋集合体本体と、該薬袋集合体本体の始端と終端の薬袋に設けられた接合部とを備える薬袋集合体であって、各薬袋には、所定の基本情報が記入された基本ラベルと、所定の個人情報が記入された転用ラベルが貼り合わせられると共に、前記基本ラベルと前記転用ラベルとは、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合され、若しくは、前記基本ラベルと前記転用ラベル及び前記転用ラベル同士は、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合され、先発の薬袋集合体本体の終端の薬袋に設けられた前記接合部と、後発の薬袋集合体本体の始端の薬袋に設けられた前記接合部とが接合可能に構成されている。
ここで、前記基本ラベルと前記転用ラベルとは、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合され、若しくは、前記基本ラベルと前記転用ラベル及び前記転用ラベル同士は、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合されていることによって、転用ラベルの剥離を行なうにあたって加えなければならない応力の方向が一方向のみで良いこととなり、容易に転用ラベルを剥がすことができると共にラベル自体を破損することなく確実に剥がすことができる。
ここで、先発の薬袋集合体本体の終端の薬袋に設けられた接合部と、後発の薬袋集合体本体の始端の薬袋に設けられた接合部とが接合可能に構成されていることによって、先発の薬袋集合体本体を使い切って後発の薬袋集合体本体を新たに補充する際の作業の簡素化が実現する。
以下、この点について詳細に説明を行なう。
一般に、薬袋に注射アンプルやカプセル剤、錠剤等を収納する作業については、機械による自動化が進んでおり、複数の薬袋が切り離し可能な状態で結合されたロール状の薬袋集合体本体が薬剤自動払出装置にセットされ、担当医からの処方箋に基づいて順次薬袋に薬剤を収納している。ここで、ロール状の薬袋集合体本体から順次薬袋を供給するために、薬袋集合体の始端側に引張力を印加しているのであるが、引張力を印加するためには、当然のことではあるが、何らかの装置で薬袋集合体本体の始端を把持する必要がある。
ところで、1つの薬袋集合体本体から無限に薬袋が供給されるわけではないので、先発の薬袋集合体本体を使い切った場合には、次の(後発の)薬袋集合体本体を補充する必要があるが、先発の薬袋集合体本体と後発の薬袋集合体本体とが連続的でない場合には、後発の薬袋集合体本体に引張力を印加すべく、薬袋集合体本体の補充後に改めて何らかの装置で薬袋集合体本体の始端(後発の薬袋集合体本体の始端)を把持しなおす必要がある。
これに対して、先発の薬袋集合体本体の終端の薬袋に設けられた接合部と、後発の薬袋集合体本体の始端の薬袋に設けられた接合部とが接合可能に構成されている場合には、先発の薬袋集合体本体と後発の薬袋集合体本体とを連続的に取り扱うことが可能となり、改めて薬袋集合体本体を把持する必要が無くなることとなるために、上述の様に、先発の薬袋集合体本体を使い切って後発の薬袋集合体本体を新たに補充する際の作業の簡素化が実現するのである。
また、輸液ボトル、あるいは輸液バックの口頭部分が貫通し、かつ係留するフック穴開口手段が設けられることにより、極めて容易に薬袋を輸液ボトルや輸液バックの口頭部分に係留させることが可能となる。
以下、この点について詳細に説明を行なう。
一般に、注射オーダーのほとんどのものがアンプル/バイアルなどの薬剤単体での投与ではなく、「輸液」と呼ばれる製剤(生理食塩水:生食、蒸留水、ブドウ糖液など)に溶解されて点滴投与されるために、薬袋に入ったアンプル/バイアルと輸液(おもに250ml〜500mlボトルやソフトバックなどが対象)をセット化して病棟へ払い出されている。そして、病棟への払い出しの際には、図9で示す様に、輸液ボトル107に薬袋102を輪ゴム108によって巻き付け、あるいはセロハンテープ(図示せず。)で巻き付けて払い出されるケースが多いのであるが、薬剤の追加等の事後処理に非常に手間がかかると共に輪ゴムやセロハンテープなどの余分なコストがかかってしまうこととなる。
これに対して、輸液ボトル、あるいは輸液バックの口頭部分が貫通し、かつ係留するフック穴開口手段を薬袋に設けることによって、上述の通り極めて容易に薬袋を輸液ボトルや輸液バックの口頭部分に係留させることが可能となり、薬剤の追加等の事後処理の簡易化が実現すると共に余分なコストを削減することができる。
なお、フック穴開口手段を薬袋の上端の開口領域に形成した場合には、フック穴開口手段に輸液ボトル、あるいは輸液バックの口頭部分が貫通し係留されることにより薬袋内に収納された薬剤が出難くなり、意図せずに薬袋から薬剤がこぼれ落ちるといった現象を抑制することができる。一方、フック穴開口手段を薬袋の上端の非開口領域に形成した場合には、フック穴開口手段に輸液ボトル、あるいは輸液バックの口頭部分が貫通し係留されたとしても、事後的に薬袋内に収納された薬剤の出し入れを容易に行うことができる。
なお、ここでいう「所定の基本情報」とは、病棟名、患者名、薬剤処方年月日などであり、「所定の個別情報」とは、薬剤名、用法及び用量などである。
更に、ここでいう「切り離し線」とは、一定のカット幅を有するミシン目、あるいは点付けすることにより容易に切り離すことができるものを意味している。
本発明の薬袋及び薬袋集合体によれば、転用ラベルの剥離方向が一方向のみであるために、転用ラベルを剥がす際におけるラベルの破損を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
実施例1
図1は本発明を適用したラベル付き薬袋の一例を示す説明図であり、図2は本発明を適用したラベル付き薬袋の他の例を示す説明図である。
ここで示す薬袋本体1は、ポリエチレンなどの一般的な合成樹脂からなり、その上端には薬剤を出し入れする開口部2が形成されており、この薬袋本体1内には注射アンプルやカプセル剤、錠剤等が収容されることとなる。
また、薬袋本体1の表面には、患者への施行払出用としてのラベル3が貼り合わせられており、このラベル3は転用ラベル4と基本ラベル5とから構成されている。転用ラベル4には患者の基本情報(入院病棟、診療科、患者ID、患者名、年齢、施用日など)及び施行単位でのオーダー番号をバーコード化したものが印字されており、基本ラベル5にはオーダーされた内容(処方薬剤、投与量、医師のコメントなど)が印字されており、基本ラベルにオーダーされた内容が印字されているために、薬剤の払い出し時に薬剤師が薬袋に収納された薬剤の監査を行なうことができる。なお、上述の「施行払出方式」とは、患者に対して1回分ずつ薬剤の払い出しを行なう方式である。
また、ラベル3の裏面には粘着剤が塗布されており、ラベル3の転用ラベル4と基本ラベル5は切り離し線(本実施例では「ミシン目」とする。)6により切り離すことができる様に構成されている。更に、薬袋本体1より転用ラベル4、あるいは基本ラベル5を剥がした際には薬袋本体1の表面に粘着剤が残置することなく剥がすことができる様に構成されている。
ところで、薬袋に薬剤を収納して払い出しを行なう場合においては、必ずしも施行払出方式ばかりではなく、1枚の薬袋本体1に複数回分をまとめて払い出しを行う場合(例えば、同様の処方内容で朝/昼/夕といった具合に1日数回投与する場合)があり(一般に「Rp払出方式」と称されている。)、こうしたRp払出方式に対応したラベルを図2に示している。
Rp払出方式の場合には、ラベル3に複数の転用ラベル4が存在することとなり、薬剤の投薬毎に転用ラベル2の内容確認を行いながら同転用ラベルを剥がすこととなる。
上記の様に構成された薬袋では、転用ラベル4は、切り離し線6が一方向のみ(本実施例の場合には紙面の横方向のみ)であるため、転用ラベル4の一端を剥がして一方向へ引っ張ることにより容易に剥がすことが可能となる。なお、切り離し線6部分のカット幅、アンカット幅の最適化を行なうことで剥がし易さの調整は可能となる。
また、病院運営の事情等によって、基本ラベル5に処方内容を示したくない場合(例えば、癌患者に対して抗がん剤投与を知らせたくない場合など)は、基本ラベル5には処方内容を印字せず、転用ラベル4に患者基本情報及びバーコードのみを印字して使用することが考えられる。これにより患者の個人情報の保護を図ることが可能となるとともに、転用ラベルを剥がした後の薬袋を一般ゴミとして廃棄することができる。
即ち、個人情報が印字されていない薬袋については医療用廃棄物として処理する必要が低く、医療用廃棄物として廃棄するのに比べて処分コストが安価な一般ゴミとしての廃棄が可能となり、処分コストを大幅に抑えることができる。
次に、図3(イ)は本発明を適用したラベル付き薬袋にフック穴を設けた一例を示す説明図であり、ここで示す薬袋本体1の上部中央付近には、十字状の切り離し線6Aが設けられている。ここで、切り離し線6Aは薬袋本体1の両側面に設けられるとともに、輸液ボトルあるいは輸液バックの口頭部分がひっかけられる口径となるような長さとしたフック穴7が設けられている。
また、図4(イ)は本発明を適用したラベル付き薬袋にフック穴を設けた他の例を示す説明図であり、ここで示す薬袋本体1の上部の開口状とされる一端側に十字状の切り離し線6Aが設けられている。ここで、切り離し線6Aは薬袋本体1の両側面に設けられるとともに、輸液ボトルの口頭部分がひっかけられる口径となるような長さとしたフック穴7が設けられている。
なお、図3(イ)に示すラベル付き薬袋及び図4(イ)に示すラベル付き薬袋は双方共に、薬袋本体1内に薬剤が収納された後に一端側に2〜3cmを残した状態で薬袋本体1の開口端が閉じられることとなるが、これは薬剤の調整を行うために薬剤の出し入れができる様にするためである。
図3(イ)の様に構成されたラベル付き薬袋では、図3(ロ)に示す様に、輸液ボトル8の口頭部分を十字状の切り離し線6Aに押し入れることによって切り離し線6Aが十字状に切り裂かれてフック穴7が形成され、輸液ボトル8の口頭部分が貫通して輸液ボトル8と薬袋本体1とをセットすることができる。なお、図3(イ)の様に構成されたラベル付き薬袋にあっては、セットされた輸液ボトルが開口端を閉塞することがないために、事後的に薬袋への薬剤の出し入れが容易である。
また、図4(イ)の様に構成されたラベル付き薬袋では、図4(ロ)に示す様に、輸液ボトル8の口頭部分を十字状の切り離し線6Aに押し入れることによって切り離し線6Aが十字状に切り裂かれてフック穴7が形成され、輸液ボトル8の口頭部分が貫通して輸液ボトル8と薬袋本体1とをセットすることができる。なお、図4(イ)の様に構成されたラベル付き薬袋にあっては、セットされた輸液ボトルが開口端を閉塞するために、薬袋に収納された薬剤の漏出を抑制することができる。
なお、上記の実施例においては、フック穴をあける部分に十字状の切り離し線(ミシン目)を入れているが、切り離し線を長く取りすぎると機械による薬剤投入時に意図せずに切り離し線が破れてしまって、そこから薬剤がこぼれてしまうこともあり得るために、切り離し線の入れ方には充分な注意が必要となる。また、切り離し線は必ずしも十字状とする必要はなく、三方形式や丸形式などが考えられ機械的に入れやすい形式を採用することが望ましい。
実施例2
図5は、本発明を適用した連続するラベル付き薬袋の一例を示す説明図である。
ここで示すロール式の連続するラベル付き薬袋10は、一定幅を有するポリエチレンなどの一般的な合成樹脂製フィルムを、その長手方向に沿って二つ折りにすると共に一定幅ごとに溶着することにより形成されている。
そして、連続するラベル付き薬袋10を構成する各袋体(薬袋)11は、隣接する溶着部12、12間に入れられた切り離し線(本実施例では「ミシン目6B」とする。)によって繋がっており、更に袋体11にはラベル3が貼り合わされている。
また、袋体11の溶着部12、12は、袋体11の開口端より手間約3cmまで形成されており、これにより薬剤自動払出装置(図示せず。)にロール式の連続するラベル付き薬袋10をセットした際に開閉用の爪によって機械的に開くことができる。
なお、薬剤自動払出装置を用いて薬剤を袋体内に収納する際には、袋体の開口端を拡げる必要があり、かかる作業は図10(イ)(ロ)で示す様に、袋体の開口端に上部の爪109及び下部の爪110を袋体101の開口端側内部に挿入した状態で、上部の爪109及び下部の爪110の外側に配置される固定バー111との間で袋体101の開口端を挟むことによって行われている。
また、本実施例の連続するラベル付き薬袋10では、図6に示す様に、連続するラベル付き薬袋10の始端15及び終端14に接合部13が設けられている。なお、接合部13には色付きの粘着テープ16が貼り合わせられている。
なお、各袋体11に貼り合わせられているラベル3については実施例1で詳述したのと同様であると共に、各袋体11に設けられたフック穴についても実施例1で詳述したのと同様である。
上記の様に構成された連続するラベル付き薬袋では、図7(イ)(ロ)に示す様に、旧連続するラベル付き薬袋10(先発の連続するラベル付き薬袋)の終端14に設けられた接合部の外面を、新連続するラベル付き薬袋10(後発の連続するラベル付き薬袋)の始端15に設けられた接合部の内面に色付きの粘着テープ16を用いて貼り合わせることによって、旧連続するラベル付き薬袋10と新連続するラベル付き薬袋10とを一体的に接合することができ、薬剤自動払出装置の運転を継続して行えることとなる。
また、接合部分に色付きのテープを使用することで、接合部分であることを光学センサー等で認識を行なうことが可能となり、薬剤自動払出装置を制御するにあたって有益な情報を提供することが可能となる。
本発明の実施例1におけるラベル付き薬袋の一例を示す説明図である。 本発明の実施例1におけるラベル付き薬袋の他の例を示す説明図である。 本発明の実施例1におけるラベル付き薬袋にフック穴を設けた一例を示す説明図である。 本発明の実施例1におけるラベル付き薬袋にフック穴を設けた他の例を示す説明図である。 本発明の実施例2における連続するラベル付き薬袋の一例を示す説明図である。 本発明の実施例2における連続するラベル付き薬袋に接合部を設けた一例を示す説明図である。 図6における接合状態を示す説明図である。 従来のラベル付き薬袋の一例を示す説明図である。 従来のラベル付き薬袋と輸液ボトルとのセットの一例を示す説明図である。 従来の連続するラベル付き薬袋を自動払出装置にセットする一例を示す説明図である。
符号の説明
1 薬袋本体
2 開口部
3 ラベル
4 転用ラベル
5 基本ラベル
6、6A、6B 切離し線(ミシン目)
7 フック穴
8 輸液ボトル
10 連続するラベル付き薬袋
11 袋体
12 溶着部
13 接合部
14 終端
15 始端
16 粘着テープ

Claims (8)

  1. 患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋において、
    所定の基本情報が記入された基本ラベルと、所定の個人情報が記入された転用ラベルが貼り合わせられると共に、
    前記基本ラベルと前記転用ラベルとは、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合されている、
    若しくは、前記基本ラベルと前記転用ラベル及び前記転用ラベル同士は、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合されている
    ことを特徴とする薬袋。
  2. 輸液ボトル、あるいは輸液バックの口頭部分が貫通し、かつ係留するフック穴開口手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の薬袋。
  3. 上端の開口領域に前記フック穴開口手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項2記載の薬袋。
  4. 上端の非開口領域に前記フック穴開口手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項2記載の薬袋。
  5. 患者ごとの処方箋に基づいて薬剤が収納される上端開口状の薬袋を複数有し、それぞれの薬袋が切り離し可能に構成された薬袋集合体本体と、
    該薬袋集合体本体の始端と終端の薬袋に設けられた接合部とを備える薬袋集合体であって、
    各薬袋には、所定の基本情報が記入された基本ラベルと、所定の個人情報が記入された転用ラベルが貼り合わせられると共に、前記基本ラベルと前記転用ラベルとは、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合され、若しくは、前記基本ラベルと前記転用ラベル及び前記転用ラベル同士は、所定の一方向のみに形成された切り離し線を介して結合され、
    先発の薬袋集合体本体の終端の薬袋に設けられた前記接合部と、後発の薬袋集合体本体の始端の薬袋に設けられた前記接合部とが接合可能に構成されている
    薬袋集合体。
  6. 各薬袋に、輸液ボトル、あるいは輸液バックの口頭部分が貫通し、かつ係留するフック穴開口手段が設けられた
    請求項5に記載の薬袋集合体。
  7. 各薬袋の上端の開口領域に前記フック穴開口手段が設けられた
    請求項6に記載の薬袋集合体。
  8. 各薬袋の上端の非開口領域に前記フック穴開口手段が設けられた
    請求項6に記載の薬袋集合体。
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