JP2007076650A - 液体用容器付属容器及び容器複合体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液体用容器付属容器を取り付けたまま液体用容器の蓋を開けることができ、運送中等に外れにくく、例えば収容量が成人1回分の服用量である健康維持・増進剤収容体を飲料水と共に提供することができる液体用容器付属容器及び容器複合体を提供することを課題とする。
【解決手段】 本容器複合体は、飲料水用ペットボトル等の蓋付きの液体用容器6と液体用容器付属容器1とを備える。液体用容器付属容器は、液体用容器の蓋62の下部に位置する首部611に取り付けることができ、中央部に該傾斜部が貫通する貫通孔23を具備し、複数の係止爪31、32からなる係止手段を具備する筒状の容器本体2を、備え、該液体用容器付属容器は、該係止爪の先端が該傾斜部の段差、及び/又は該蓋の下端に接触することで該傾斜部に取着されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 本容器複合体は、飲料水用ペットボトル等の蓋付きの液体用容器6と液体用容器付属容器1とを備える。液体用容器付属容器は、液体用容器の蓋62の下部に位置する首部611に取り付けることができ、中央部に該傾斜部が貫通する貫通孔23を具備し、複数の係止爪31、32からなる係止手段を具備する筒状の容器本体2を、備え、該液体用容器付属容器は、該係止爪の先端が該傾斜部の段差、及び/又は該蓋の下端に接触することで該傾斜部に取着されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、飲料水用ペットボトル等の液体用容器の首部に取り付けて用いる液体用容器付属容器及び容器複合体に関する。更に詳しくは、本発明は、液体用容器付属容器を取り付けたまま液体用容器の蓋を開けることができ、運送中等に外れにくく、例えば収容量が成人1回分の服用量である健康維持・増進剤収容体を飲料水と共に提供することができる液体用容器付属容器及び容器複合体に関する。
栄養補助食品、健康食品又は医薬部外品等の健康維持・増進剤は、例えば、1週間分、10日分、1月分、又はそれ以上が、プラスチック製袋又は瓶等の容器に収容された、錠剤、粉末、カプセル等の形態で提供されており、服用に際し、消費者自らが必要分を小分けし、飲料水と共に飲用することが一般的である。しかし、複数回に小分けして使用することから、長期間保存することになり、消費期限内に服用しきることができない場合も生ずる。
また、健康維持・増進剤は、店頭販売が中心であり、一般消費者は、小売店、スーパーマーケットなどで購入することが多い。更に、薬店等の専門店へ出向けば、知識のない消費者にとって、薬剤師等の専門家と相談して自己に適合した栄養補助食品等の健康維持・増進剤を購入することができるという利点がある。しかし、店頭販売されている時間は決まっていることが多く、深夜等に購入を希望しても購入できない場合がある。
更に、健康維持・増進剤を飲用するには通常飲料水を用いるが、この飲料水は別途入手する必要がある。そこで、健康維持・増進剤を容易に飲用するために、飲料水及び健康維持・増進剤をそれぞれ収容可能な専用容器に収容し、自動販売機等で販売することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、健康維持・増進剤は、店頭販売が中心であり、一般消費者は、小売店、スーパーマーケットなどで購入することが多い。更に、薬店等の専門店へ出向けば、知識のない消費者にとって、薬剤師等の専門家と相談して自己に適合した栄養補助食品等の健康維持・増進剤を購入することができるという利点がある。しかし、店頭販売されている時間は決まっていることが多く、深夜等に購入を希望しても購入できない場合がある。
更に、健康維持・増進剤を飲用するには通常飲料水を用いるが、この飲料水は別途入手する必要がある。そこで、健康維持・増進剤を容易に飲用するために、飲料水及び健康維持・増進剤をそれぞれ収容可能な専用容器に収容し、自動販売機等で販売することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、専用容器を用いる場合は、既製の飲料水及びその飲料水容器を用いることができないため、容易に提供することが困難である。
また、飲料水や調味料等の液体用容器の蓋を取り付ける首部に、景品を入れた袋等をぶら下げることが一般に行われているが、ぶら下げたままを通常の梱包材で梱包することが困難であるため、梱包材から飲料水容器を取り出した後にぶら下げる必要があった。さらに、袋等は液体用容器から容易にとりはずすことができるために紛失しやすく、比較的高価な健康維持・増進剤の収容には適さなかった。更に、このような袋は、液体用容器から中身を取り出すときの邪魔になることが多い。また、健康維持・増進剤を収容したまま、液体用容器を持ち歩くには、袋等が扱いづらく不便であった。また、装置内で外れたり詰まったりするため、自動販売機を用いて販売することができなかった。
また、飲料水や調味料等の液体用容器の蓋を取り付ける首部に、景品を入れた袋等をぶら下げることが一般に行われているが、ぶら下げたままを通常の梱包材で梱包することが困難であるため、梱包材から飲料水容器を取り出した後にぶら下げる必要があった。さらに、袋等は液体用容器から容易にとりはずすことができるために紛失しやすく、比較的高価な健康維持・増進剤の収容には適さなかった。更に、このような袋は、液体用容器から中身を取り出すときの邪魔になることが多い。また、健康維持・増進剤を収容したまま、液体用容器を持ち歩くには、袋等が扱いづらく不便であった。また、装置内で外れたり詰まったりするため、自動販売機を用いて販売することができなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、液体用容器付属容器を取り付けたまま液体用容器の蓋を開けることができ、運送中等に外れにくく、例えば、収容量が成人1回分の服用量である健康維持・増進剤収容体を飲料水と共に提供することができる液体用容器付属容器及び容器複合体を提供することを解決すべき課題とする。
本発明は、以下の通りである。
1.蓋付きの液体用容器の蓋の下部に位置する首部を取り付けることができる液体用容器付属容器であって、該液体用容器付属容器は、該首部を貫通させるための貫通孔を具備する係止手段を備え、該係止手段は複数の係止爪を有し、該係止爪の先端が該首部の段差、及び/又は該蓋の下端に接触することで該首部に取着されていることを特徴とする液体用容器付属容器。
2.上記貫通孔は、貫通する上記首部の蓋側に向かって細くなるテーパ状である上記1.記載の液体用容器付属容器。
3.上記容器本体には、少なくとも1つの上記係止爪の根本から、該容器本体の外周を縦断するようにミシン目が設けられた上記1.又は2.記載の液体用容器付属容器。
4.上記容器本体は、樹脂製であり、上記液体用容器と同じ又は小さい外径の上部容器部及び下部容器部から構成され、該上部容器部は、円筒部と、該円筒部の上部周縁に延設され、中心部に上記貫通孔を具備する円盤部と、を備え、該下部容器部は、上部側の径が小さくなる漏斗状体であり、該漏斗状体の下部周縁は該円筒部の下部周縁と接合され、上記係止爪は、該円盤部の該内周縁、及び該漏斗状体の上部周縁に沿って設けられている上記1.乃至3.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
5.上記上部容器部及び上記下部容器部は、それぞれ下部周縁に嵌合部を更に備え、各々の該嵌合部が互いに嵌合されて取着されている上記4.記載の液体用容器付属容器。
6.上記液体用容器は、飲料水用ペットボトルである上記1.乃至5.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
7.上記容器本体は、包装体を収容し、該包装体は、包装容器と、該包装容器に収容された健康維持・増進剤とを有する上記1.乃至6.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
8.上記健康維持・増進剤が栄養補助食品である上記7.記載の液体用容器付属容器。
9.上記健康維持・増進剤の収容量は成人1回分の服用量である上記7.又は8.記載の液体用容器付属容器。
10.上記容器本体の表面及び/又は内面に、上記健康維持・増進剤に関する情報が記載されている上記7.乃至9.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
11.液体用容器と、該液体用容器の首部に取り付けられた上記1.乃至10.のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器と、を備えることを特徴とする容器複合体。
1.蓋付きの液体用容器の蓋の下部に位置する首部を取り付けることができる液体用容器付属容器であって、該液体用容器付属容器は、該首部を貫通させるための貫通孔を具備する係止手段を備え、該係止手段は複数の係止爪を有し、該係止爪の先端が該首部の段差、及び/又は該蓋の下端に接触することで該首部に取着されていることを特徴とする液体用容器付属容器。
2.上記貫通孔は、貫通する上記首部の蓋側に向かって細くなるテーパ状である上記1.記載の液体用容器付属容器。
3.上記容器本体には、少なくとも1つの上記係止爪の根本から、該容器本体の外周を縦断するようにミシン目が設けられた上記1.又は2.記載の液体用容器付属容器。
4.上記容器本体は、樹脂製であり、上記液体用容器と同じ又は小さい外径の上部容器部及び下部容器部から構成され、該上部容器部は、円筒部と、該円筒部の上部周縁に延設され、中心部に上記貫通孔を具備する円盤部と、を備え、該下部容器部は、上部側の径が小さくなる漏斗状体であり、該漏斗状体の下部周縁は該円筒部の下部周縁と接合され、上記係止爪は、該円盤部の該内周縁、及び該漏斗状体の上部周縁に沿って設けられている上記1.乃至3.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
5.上記上部容器部及び上記下部容器部は、それぞれ下部周縁に嵌合部を更に備え、各々の該嵌合部が互いに嵌合されて取着されている上記4.記載の液体用容器付属容器。
6.上記液体用容器は、飲料水用ペットボトルである上記1.乃至5.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
7.上記容器本体は、包装体を収容し、該包装体は、包装容器と、該包装容器に収容された健康維持・増進剤とを有する上記1.乃至6.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
8.上記健康維持・増進剤が栄養補助食品である上記7.記載の液体用容器付属容器。
9.上記健康維持・増進剤の収容量は成人1回分の服用量である上記7.又は8.記載の液体用容器付属容器。
10.上記容器本体の表面及び/又は内面に、上記健康維持・増進剤に関する情報が記載されている上記7.乃至9.のいずれかに記載の液体用容器付属容器。
11.液体用容器と、該液体用容器の首部に取り付けられた上記1.乃至10.のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器と、を備えることを特徴とする容器複合体。
本発明の液体用容器付属容器によれば、液体用容器の蓋の下部に位置する首部によって貫かれた状態で取り付けることができるため、取り付けた状態でも液体用容器の蓋を開け閉めし、液体用容器の中身を取り出すことができる。また、係止爪によって首部に取り付られているため、液体用容器から液体用容器付属容器が外れにくい。このため、液体用容器付属容器を液体用容器に取り付けたまま持ち運んだり、自動販売機を用いて販売したりしても液体用容器付属容器が容易に外れないし、液体用容器を箱詰めして搬送するのに邪魔にならない。
貫通孔がテーパを備える場合は、貫通孔の形状を液体用容器の首部の形状に合わせることができ、安定して液体用容器付属容器を液体用容器に取り付けることができるようになり、液体用容器付属容器内の空間を大きくすることもできる。
容器本体にミシン目を設けた場合は、容器本体を容易に切り開くことができるため、液体用容器付属容器内の包装体等の収容物を容易に取り出すことができる。また、貫通孔を切り開くため、液体用容器付属容器を液体用容器から外しやすくすることができる。更に、液体用容器付属容器を廃棄するときに、容器本体を切り開いて平坦にし、折り畳み等がし易くなるため、嵩を減らして嵩張らないようにすることができる。
容器本体が液体用容器と略同じ外径の上部容器部及び下部容器部からなる場合は、それぞれに設けた係止爪によって液体用容器付属容器を液体用容器から容易に外れないように取り付けることができる。また、容器本体を2つに分けることによって各容器部を容易に形成することができ、容器本体を容易に製造することができる。更に、同じ外径にすることによって液体用容器付属容器を取り付けたまま、従来の梱包材を用いて液体用容器を梱包することができる。
また、嵌合部を設けた場合は、上部容器部及び下部容器部を嵌め合わせることによって容器本体を組み立てることができるため、液体用容器付属容器の作製がより簡単となる。
液体用容器が飲料水用ペットボトルである場合は、液体用容器内の飲料水を液体用容器付属容器内に収容した飲食物の飲用に用いることができる。
容器本体にミシン目を設けた場合は、容器本体を容易に切り開くことができるため、液体用容器付属容器内の包装体等の収容物を容易に取り出すことができる。また、貫通孔を切り開くため、液体用容器付属容器を液体用容器から外しやすくすることができる。更に、液体用容器付属容器を廃棄するときに、容器本体を切り開いて平坦にし、折り畳み等がし易くなるため、嵩を減らして嵩張らないようにすることができる。
容器本体が液体用容器と略同じ外径の上部容器部及び下部容器部からなる場合は、それぞれに設けた係止爪によって液体用容器付属容器を液体用容器から容易に外れないように取り付けることができる。また、容器本体を2つに分けることによって各容器部を容易に形成することができ、容器本体を容易に製造することができる。更に、同じ外径にすることによって液体用容器付属容器を取り付けたまま、従来の梱包材を用いて液体用容器を梱包することができる。
また、嵌合部を設けた場合は、上部容器部及び下部容器部を嵌め合わせることによって容器本体を組み立てることができるため、液体用容器付属容器の作製がより簡単となる。
液体用容器が飲料水用ペットボトルである場合は、液体用容器内の飲料水を液体用容器付属容器内に収容した飲食物の飲用に用いることができる。
健康維持・増進剤を有する包装体を収容する場合は、液体用容器及び包装体を一体として販売して、健康維持・増進剤を利用しやすくすることができる。
健康維持・増進剤の収容量が成人1回分の服用量である場合は、出先等で1回分及び/又は1日分のみ必要となった場合、所要量を購入することができる。また、長期間保存することもないため、消費期限内に服用しきることができる。
健康維持・増進剤に関する情報が記載されている場合は、健康維持・増進剤に関して対面販売において得られると同様の情報が得られるため、安心して服用することができる。
健康維持・増進剤の収容量が成人1回分の服用量である場合は、出先等で1回分及び/又は1日分のみ必要となった場合、所要量を購入することができる。また、長期間保存することもないため、消費期限内に服用しきることができる。
健康維持・増進剤に関する情報が記載されている場合は、健康維持・増進剤に関して対面販売において得られると同様の情報が得られるため、安心して服用することができる。
本発明の容器複合体によれば、液体用容器の蓋の下部に位置する首部によって貫かれた状態の液体用容器付属容器を備えるため、液体用容器付属容器を取り付けた状態であっても液体用容器の蓋を開け閉めし、液体用容器の中身を取り出すことができる。また、液体用容器付属容器は、係止爪によって取り付けられるため、液体用容器から液体用容器付属容器が外れにくい。このため、液体用容器付属容器を液体用容器に取り付けたまま、持ち運んでも液体用容器付属容器が容易に外れないし、箱詰めして搬送するのに邪魔にならない。また、自動販売機を用いて本容器複合体を販売しても液体用容器付属容器が外れたり、自動販売機内で詰まったりしない。更に、液体用容器、及び液体を収容した液体用容器は、既製品を用いることができるため、容器複合体を容易に提供することができる。
以下、図1〜15を例にして本発明の液体用容器付属容器及び容器複合体を詳細に説明する。
本容器複合体は、例えば図1〜3に例示するように、液体用容器6と、液体用容器6の首部611に取り付けることができる液体用容器付属容器1と、を備える。
上記「液体用容器6」は、水、お茶及びジュース等の飲料水、飲み薬、栄養ドリンク剤並びに酒等の主に飲用の液体を入れることができる容器である。また、液状の調味料の他、化粧品、塗料及び薬品等の飲用以外の任意の液体用の容器であってもよい。
この液体用容器6は、例えば図1及び図3に例示するように、蓋62の下部の径が液体用容器本体61の胴よりも細く、任意の形状のテーパを備える「首部611」を有した瓶形状であればよく、通常用いられるものを用いることができる。この例として、ペットボトル、アルミニウム瓶、スチール瓶及びガラス瓶等を挙げることができる。このうち、飲料水用容器として多く使われているペットボトルが好ましい。また、例示した図1及び図3は、円柱状の容器であるがこれに限らず、3角柱、4角柱及び5角柱等の角柱状であってもよいし、楕円形状等であってもよい。
上記「段差」は、蓋をしめるためのねじ山や、図1及び図3に例示するような蓋62の装着位置の下方につば状部分6111等、凹凸が形成されている部分をいう。
本容器複合体は、例えば図1〜3に例示するように、液体用容器6と、液体用容器6の首部611に取り付けることができる液体用容器付属容器1と、を備える。
上記「液体用容器6」は、水、お茶及びジュース等の飲料水、飲み薬、栄養ドリンク剤並びに酒等の主に飲用の液体を入れることができる容器である。また、液状の調味料の他、化粧品、塗料及び薬品等の飲用以外の任意の液体用の容器であってもよい。
この液体用容器6は、例えば図1及び図3に例示するように、蓋62の下部の径が液体用容器本体61の胴よりも細く、任意の形状のテーパを備える「首部611」を有した瓶形状であればよく、通常用いられるものを用いることができる。この例として、ペットボトル、アルミニウム瓶、スチール瓶及びガラス瓶等を挙げることができる。このうち、飲料水用容器として多く使われているペットボトルが好ましい。また、例示した図1及び図3は、円柱状の容器であるがこれに限らず、3角柱、4角柱及び5角柱等の角柱状であってもよいし、楕円形状等であってもよい。
上記「段差」は、蓋をしめるためのねじ山や、図1及び図3に例示するような蓋62の装着位置の下方につば状部分6111等、凹凸が形成されている部分をいう。
本液体用容器付属容器は、例えば図4、5に例示するように、容器本体2と、係止爪31、32からなる係止手段とを備える。
上記「容器本体」は一体に形成されていてもよいし、2以上の部材から構成されていてもよい。2以上の部材から構成されている例として、図1〜図11に例示するように、円筒部211、及び円筒部211の上部周縁に延設され、中心部に上記貫通孔23を具備する円盤部212を備えた上部容器部21と、漏斗状の下部容器部22を組み立てた容器本体2を挙げることができる。
このような容器本体を一体にする方法は任意に選択することができ、例えば図1〜図11に例示するように、上部容器部21及び下部容器部22のそれぞれの下部周縁に嵌合部213、221を設け、これら嵌合部213、221を嵌合させることによって一体に組み立てることができる。尚、この嵌合部を設ける位置は下側周縁に限られず、図15に例示するように容器本体2の上側に嵌合部24を設けてもよいし、他の部位にも嵌合部を設けてもよい。更に、複数の部材からなる容器本体を一体にする方法は嵌合に限らず、ヒートシールや接着剤による接着を行ってもよい。
更に、液体用容器付属容器の形状は、椀状の上部容器部(例えば、図14の上部容器部21Aを参照)等、任意の形状にすることができる。特に、取り付ける液体用容器の形状に合わせた形状とすることで、全体としての意匠性に優れたものにすることができる。
容器本体の大きさは、液体用容器の首部に取り付けたときに、液体用容器の外周、及び首部の高さを超えないことが好ましい。これらの大きさを超えると、液体用容器を収納する通常の梱包材及び自動販売機に収納することができなくなるからである。また、携行するときにも不便であるからである。
また、容器本体の材質は任意に選択することができ、樹脂、紙及び金属等を挙げることができる。また、これらの複合材(例えば積層材等)でもよい。このうち、樹脂が美観と扱いやすさに優れているため好ましい。更に、樹脂の種類は特に問わず、例えば、通常容器及び包装に用いられる樹脂を用いることができる。このような樹脂として、PET、PP、PE等を挙げることができる。
上記「容器本体」は一体に形成されていてもよいし、2以上の部材から構成されていてもよい。2以上の部材から構成されている例として、図1〜図11に例示するように、円筒部211、及び円筒部211の上部周縁に延設され、中心部に上記貫通孔23を具備する円盤部212を備えた上部容器部21と、漏斗状の下部容器部22を組み立てた容器本体2を挙げることができる。
このような容器本体を一体にする方法は任意に選択することができ、例えば図1〜図11に例示するように、上部容器部21及び下部容器部22のそれぞれの下部周縁に嵌合部213、221を設け、これら嵌合部213、221を嵌合させることによって一体に組み立てることができる。尚、この嵌合部を設ける位置は下側周縁に限られず、図15に例示するように容器本体2の上側に嵌合部24を設けてもよいし、他の部位にも嵌合部を設けてもよい。更に、複数の部材からなる容器本体を一体にする方法は嵌合に限らず、ヒートシールや接着剤による接着を行ってもよい。
更に、液体用容器付属容器の形状は、椀状の上部容器部(例えば、図14の上部容器部21Aを参照)等、任意の形状にすることができる。特に、取り付ける液体用容器の形状に合わせた形状とすることで、全体としての意匠性に優れたものにすることができる。
容器本体の大きさは、液体用容器の首部に取り付けたときに、液体用容器の外周、及び首部の高さを超えないことが好ましい。これらの大きさを超えると、液体用容器を収納する通常の梱包材及び自動販売機に収納することができなくなるからである。また、携行するときにも不便であるからである。
また、容器本体の材質は任意に選択することができ、樹脂、紙及び金属等を挙げることができる。また、これらの複合材(例えば積層材等)でもよい。このうち、樹脂が美観と扱いやすさに優れているため好ましい。更に、樹脂の種類は特に問わず、例えば、通常容器及び包装に用いられる樹脂を用いることができる。このような樹脂として、PET、PP、PE等を挙げることができる。
上記「係止手段」は、係止爪からなる。上記「係止爪」は、例えば図1〜3に例示するように、係止爪31、32の先端を首部611に形成されている段差6111、及び/又は液体用容器6の蓋62の下端621に突き当たるように接触させることによって、液体用容器付属容器1が蓋62側に移動するのを阻止して液体用容器6から外れないようにして、首部611に取り付けるための部材である。
係止爪の先端形状は、任意に選択することができ、例えば、図6〜11に例示するように先端が鋭角の三角形状の係止爪31、32を挙げることができる。また、台形状(例えば、図15に例示する係止爪33、34を参照。)、接触先の形状に合わせた弧状、並びに波状及びジグザグ状等を挙げることができる。
更に、係止爪は、1種類のみを複数備えてもよいし、例えば図4に例示するように、2種類以上の係止爪31、32を備えてもよい。
また、係止爪は、容器本体と同じ材質を用い、一体に形成することができる。更に、係止爪は、容器本体と異なる任意の材質を用いることができる。
係止爪の先端形状は、任意に選択することができ、例えば、図6〜11に例示するように先端が鋭角の三角形状の係止爪31、32を挙げることができる。また、台形状(例えば、図15に例示する係止爪33、34を参照。)、接触先の形状に合わせた弧状、並びに波状及びジグザグ状等を挙げることができる。
更に、係止爪は、1種類のみを複数備えてもよいし、例えば図4に例示するように、2種類以上の係止爪31、32を備えてもよい。
また、係止爪は、容器本体と同じ材質を用い、一体に形成することができる。更に、係止爪は、容器本体と異なる任意の材質を用いることができる。
上記「貫通孔」は、液体用容器の首部が貫通することができれば、その形状は特に問わない。また、貫通孔は、貫通する上記首部の蓋側に向かって細くなるテーパ状にすることで、安定して液体用容器付属容器を液体用容器に取着できるようになり、液体用容器付属容器内の空間を大きくすることができる。
上記「ミシン目」は、例えば、図6〜13に例示するように、容器本体の一部を切り開くことで容器本体を解体するために設けられている。このミシン目4は図6〜11に例示するように、少なくとも1つの係止爪31、32の根本から、上記容器本体の外周縁部である嵌合部213、221にかけて、容器本体の外周を縦断するように設けるのが好ましい。このように設けることによって、係止爪31、32をつまみとして用いることができ、ミシン目に沿って容器本体の一部を切り開くことができる。また、ミシン目を設ける長さを短くすることができ、容器本体の解体が容易となる。更に、貫通孔23が切り開くように解体することができるため、容器本体内に収容された収納物を取り出したり、容器本体を液体用容器から外したりすることができる。
上記「ミシン目」は、例えば、図6〜13に例示するように、容器本体の一部を切り開くことで容器本体を解体するために設けられている。このミシン目4は図6〜11に例示するように、少なくとも1つの係止爪31、32の根本から、上記容器本体の外周縁部である嵌合部213、221にかけて、容器本体の外周を縦断するように設けるのが好ましい。このように設けることによって、係止爪31、32をつまみとして用いることができ、ミシン目に沿って容器本体の一部を切り開くことができる。また、ミシン目を設ける長さを短くすることができ、容器本体の解体が容易となる。更に、貫通孔23が切り開くように解体することができるため、容器本体内に収容された収納物を取り出したり、容器本体を液体用容器から外したりすることができる。
本液体用容器付属容器は、容器本体内に収まる大きさの任意の物を収容することができる。この例として、包装体に収容した健康維持・増進剤を挙げることができる。また、液体用容器付属容器は、健康維持・増進剤を収容するに限られず、栄養補給食品(エネルギーバー、チョコレート、キャラメル、カンパン等)、粉末飲料(お茶、ジュース、ココア、酒等)、おつまみ等の食品を収容することができる。また、景品、試食・試飲品、印刷物等も収容することができる。特に、液体用容器に水を収容し、且つ栄養補給食品及びカンパン等を収容した場合は、登山及び避難等の際に食品及び水の携行に適する。
上記「健康維持・増進剤」は、栄養補助食品、健康食品又は医薬部外品等、特に、栄養補助食品の健康の維持・増進に用いられる飲用物である。この健康維持・増進剤の形状は特に限定されず、例えば、錠剤状、カプセル状又は粉末状等とすることができる。これらのうちでは、服用が容易である錠剤状又はカプセル状であることが好ましい。これらの健康維持・増進剤は、通常、上記「包装体」に収容されており、この包装体の材質は特に限定されないが、通常、紙及びプラスチックフィルム等である。この包装体は、少なくとも1本のミシン目が設けられ、2個以上の容器部に分割可能とされていてもよい。
上記「健康維持・増進剤」は、栄養補助食品、健康食品又は医薬部外品等、特に、栄養補助食品の健康の維持・増進に用いられる飲用物である。この健康維持・増進剤の形状は特に限定されず、例えば、錠剤状、カプセル状又は粉末状等とすることができる。これらのうちでは、服用が容易である錠剤状又はカプセル状であることが好ましい。これらの健康維持・増進剤は、通常、上記「包装体」に収容されており、この包装体の材質は特に限定されないが、通常、紙及びプラスチックフィルム等である。この包装体は、少なくとも1本のミシン目が設けられ、2個以上の容器部に分割可能とされていてもよい。
包装体に収容される健康維持・増進剤に含有される栄養素は特に限定されず、例えばCa、Mg、Zn、Fe、Na、K、Cr、P、Se、Mo、Mn、Cu及びIのうちの少なくとも1種のミネラル分、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンP及びビタミンQ(補酵素Q10、コエンザイムQ10ともいわれる。)のうちの少なくとも1種のビタミン、並びにエイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、乳酸菌、食物繊維、α−リポ酸、コンドロイチン、ヒアルロン酸、グルコサミン酸、プロテイン、コラーゲン、L−カルミチン等が挙げられる。そして、例えば、朝は、貧血を防いでFe、昼は目の疲れを癒すためビタミンB群というように、特に必要とされる特定の栄養素を摂取することができる。
包装体には、異なる栄養素が含有される健康維持・増進剤が、特定の組み合わせで収容されていることが好ましい。この組み合わせは特に限定されないが、例えば、ビタミンB1とビタミンCとミネラル分であるZn、ビタミンB群とビタミンCとミネラル分であるZn、ビタミンB1とエイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸、ビタミンB群とエイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸、ビタミンAとビタミンB群とビタミンC、ビタミンB1とビタミンE、ビタミンB群とビタミンE、ビタミンB1とビタミンCとビタミンE、ビタミンB群とビタミンCとビタミンE、ビタミンQとヒアルロン酸、又はビタミンQとヒアルロン酸とコラーゲン、の組み合わせ等が挙げられる。このようにすれば、それぞれの効能を有する複数の健康維持・増進剤を、朝昼夜等の最適な時期に摂取することができ、必要であればこれらを一時に摂取することもできる。
包装体に収容される健康維持・増進剤は1種のみでもよく、異なる栄養素を含有する2種以上が収容されていてもよい。2種以上が収容される場合、2〜5種とすることができるが、通常、2〜3種である。また、2種以上が収容される場合、各々異なる栄養素を含有する健康維持・増進剤は、錠剤、カプセルであれば、それぞれ2〜3個、粉末であれば、それぞれ2〜3包み、収容されることになる。
尚、液体用容器付属容器には、同種の栄養素が含有される健康維持・増進剤が、錠剤、カプセルであれば2〜3個、粉末であれば2〜3包み収容されていてもよい。また、健康維持・増進剤が、錠剤、カプセル等であれば、包装体に収納することなく、そのまま液体用容器付属容器内に収容してもよい。
上記のように複数の健康維持・増進剤が収容されておれば、例えば、朝、昼、夜と各々に必要な栄養素を含有する健康維持・増進剤を服用することができる。更に、液体用容器付属容器には、2又は3個の包装体が収容されていてもよい。
尚、液体用容器付属容器には、同種の栄養素が含有される健康維持・増進剤が、錠剤、カプセルであれば2〜3個、粉末であれば2〜3包み収容されていてもよい。また、健康維持・増進剤が、錠剤、カプセル等であれば、包装体に収納することなく、そのまま液体用容器付属容器内に収容してもよい。
上記のように複数の健康維持・増進剤が収容されておれば、例えば、朝、昼、夜と各々に必要な栄養素を含有する健康維持・増進剤を服用することができる。更に、液体用容器付属容器には、2又は3個の包装体が収容されていてもよい。
更に、各々の液体用容器付属容器の表面及び/又は内面には、情報を記載することができる。例えば、図15に例示するように、液体用容器付属容器1の容器本体2の表面に、収容された健康維持・増進剤に関する情報7を記載することができる。この情報7は、容器本体2の内面に記載することもできるが、通常、その表面に記載される。
また、容器本体には、情報が記載された文書を健康維持・増進剤と共に収容することもできる。特に、この文書に、収容されている健康維持・増進剤の摂取量の目安としての天然物で摂取した場合との対比(例えば、Znが柿100個分含有されている等)、摂取時期(食事とともに又は食後等)を記載することができる。このようにすれば、対面販売で購入するときと同様の情報を得ることができ、安心して健康維持・増進剤を服用することができる。
更に、文書には、健康維持・増進に関する最新情報、豆知識等を記載することもできる。これにより、収容されている健康維持・増進剤ばかりでなく、他の健康維持・増進剤も含めて、より幅広く健康維持・増進及び健康維持・増進剤に関する知識を提供することができるとともに、他の健康維持・増進剤の宣伝広告をすることもできる。
また、容器本体には、情報が記載された文書を健康維持・増進剤と共に収容することもできる。特に、この文書に、収容されている健康維持・増進剤の摂取量の目安としての天然物で摂取した場合との対比(例えば、Znが柿100個分含有されている等)、摂取時期(食事とともに又は食後等)を記載することができる。このようにすれば、対面販売で購入するときと同様の情報を得ることができ、安心して健康維持・増進剤を服用することができる。
更に、文書には、健康維持・増進に関する最新情報、豆知識等を記載することもできる。これにより、収容されている健康維持・増進剤ばかりでなく、他の健康維持・増進剤も含めて、より幅広く健康維持・増進及び健康維持・増進剤に関する知識を提供することができるとともに、他の健康維持・増進剤の宣伝広告をすることもできる。
以下、実施例により本発明の液体用容器付属容器を具体的に説明する。
本実施例は、図1〜3に示すように、500mLのお茶等の飲料水を収容した飲料水用ペットボトルである液体用容器6と、液体用容器6に取り付けて用いる液体用容器付属容器1と、を備える容器複合体である。
液体用容器付属容器1は、PET製であり図1〜5に示すように、上部容器部21及び下部容器部22からなり、係止爪31、32と、上部容器部21及び下部容器部22の中心を上下に貫き、係止爪31、32から形成される貫通孔23と、を備える容器本体2を備える。また、液体用容器付属容器1の外径は、取り付け対象の液体用容器6の外径と略同じであり、高さは、液体用容器6の首部611の高さより低い。
本実施例は、図1〜3に示すように、500mLのお茶等の飲料水を収容した飲料水用ペットボトルである液体用容器6と、液体用容器6に取り付けて用いる液体用容器付属容器1と、を備える容器複合体である。
液体用容器付属容器1は、PET製であり図1〜5に示すように、上部容器部21及び下部容器部22からなり、係止爪31、32と、上部容器部21及び下部容器部22の中心を上下に貫き、係止爪31、32から形成される貫通孔23と、を備える容器本体2を備える。また、液体用容器付属容器1の外径は、取り付け対象の液体用容器6の外径と略同じであり、高さは、液体用容器6の首部611の高さより低い。
上部容器部21は図1〜8に示すように、円筒部211と、円筒部211の上部周縁に延設され、中心部に貫通孔23を形成する円盤部212と、円筒部211の下部周縁に具備する嵌合部213と、を備える。
下部容器部22は図1〜5及び図9〜11に示すように、上部側の径が小さくなり、中心に液体用容器6の首部611と略同じ勾配を備えた貫通孔23を備える漏斗状であり、下部周縁に嵌合部213と嵌合する嵌合部221を備える。
上部容器部21に設けられた係止爪31は三角形片であり、円盤部212の内周縁に沿って8片設けられている。また、下部容器部22に設けられた係止爪32も係止爪31と同様に三角形片であり、上部周縁に沿って8片設けられている。更に、係止爪31、32と、上部容器部21及び下部容器部22とは一体に形成されている。これら係止爪31、32の先端が集まる部分を貫通することで貫通孔23が形成される。各係止爪31、32を配列すると、蓋62を貫通させたときに形成される貫通孔23より径が小さな貫通孔が形成されるため、蓋62を貫通させるには、各係止爪31、32を押し曲げながら行う必要がある。このため、係止爪31、32の先端は、押し曲げられた係止爪31、32の復元力によって首部611に押しつけられる。
また、上部容器部21及び下部容器部22は、係止爪31、32の1つの根本の両側から嵌合部213、221にかけて略平行の2本のミシン目4が設けられており、その係止爪31、32をつまんで外側に力をかけることで、ミシン目4に沿って切り開くことができる。これによって、上部容器部21及び下部容器部22は、図12及び13に示すように、貫通孔23が形成されないよう解体することができる。
下部容器部22は図1〜5及び図9〜11に示すように、上部側の径が小さくなり、中心に液体用容器6の首部611と略同じ勾配を備えた貫通孔23を備える漏斗状であり、下部周縁に嵌合部213と嵌合する嵌合部221を備える。
上部容器部21に設けられた係止爪31は三角形片であり、円盤部212の内周縁に沿って8片設けられている。また、下部容器部22に設けられた係止爪32も係止爪31と同様に三角形片であり、上部周縁に沿って8片設けられている。更に、係止爪31、32と、上部容器部21及び下部容器部22とは一体に形成されている。これら係止爪31、32の先端が集まる部分を貫通することで貫通孔23が形成される。各係止爪31、32を配列すると、蓋62を貫通させたときに形成される貫通孔23より径が小さな貫通孔が形成されるため、蓋62を貫通させるには、各係止爪31、32を押し曲げながら行う必要がある。このため、係止爪31、32の先端は、押し曲げられた係止爪31、32の復元力によって首部611に押しつけられる。
また、上部容器部21及び下部容器部22は、係止爪31、32の1つの根本の両側から嵌合部213、221にかけて略平行の2本のミシン目4が設けられており、その係止爪31、32をつまんで外側に力をかけることで、ミシン目4に沿って切り開くことができる。これによって、上部容器部21及び下部容器部22は、図12及び13に示すように、貫通孔23が形成されないよう解体することができる。
このような液体用容器付属容器1は、図1〜3に示すように、上部容器部21及び下部容器部22を嵌合させて、上部容器部21及び下部容器部22の間にできる空間内に包装体5を収容することができる。この包装体5の包装容器には、成人1回分の服用量の栄養補助食品等の健康維持・増進剤が収容されている。
また、液体用容器付属容器1は図1〜3に示すように、液体用容器6の蓋62及び首部611を下部容器部22側から貫通孔23に差し込み、蓋62が上部容器部21から全て露出するように挿通させて液体用容器6に取り付けることができる。
このとき、係止爪31、32が図3に示すように、その先端を該蓋62の下端621及び首部611によって形成する段差6111に接触することで、液体用容器付属容器1を首部611から容易に外れないように取着することができる。
また、液体用容器付属容器1は、液体用容器6の外径と同じ外径であり、且つ高さが首部611より低いため、液体用容器6に取り付けても、液体用容器6の外径及び高さを超えることが無く、自動販売機に取り付けたまま収容して販売することができる。また、通常の、液体用容器6の梱包材を用いて梱包することができる。更に、携行するときに、邪魔にならない。
このとき、係止爪31、32が図3に示すように、その先端を該蓋62の下端621及び首部611によって形成する段差6111に接触することで、液体用容器付属容器1を首部611から容易に外れないように取着することができる。
また、液体用容器付属容器1は、液体用容器6の外径と同じ外径であり、且つ高さが首部611より低いため、液体用容器6に取り付けても、液体用容器6の外径及び高さを超えることが無く、自動販売機に取り付けたまま収容して販売することができる。また、通常の、液体用容器6の梱包材を用いて梱包することができる。更に、携行するときに、邪魔にならない。
更に、液体用容器付属容器1から液体用容器6を引き抜くときは、係止爪31、32が下端621及び段差6111につっかえるため大きな力が必要となり、運送中の振動及び衝撃によって外れることがない。更に、蓋62が液体用容器付属容器1から露出しているため、液体用容器付属容器1を液体用容器6に取り付けたまま蓋62を取り外し、液体用容器6内の飲料水を取り出すことができる。
また、包装体5を取り出すなどの目的で、液体用容器付属容器1を液体用容器6から取り外すときは、取り付けたときとは逆方向に力をかけて引き抜くことができる。更に、ミシン目4につながる係止爪31をつまんで、上部容器部21及び下部容器部22を解体して取り除くことができる。
また、包装体5を取り出すなどの目的で、液体用容器付属容器1を液体用容器6から取り外すときは、取り付けたときとは逆方向に力をかけて引き抜くことができる。更に、ミシン目4につながる係止爪31をつまんで、上部容器部21及び下部容器部22を解体して取り除くことができる。
1;液体用容器付属容器、2;容器本体、21;上部容器部、211;円筒部、212;円盤部、213、221;嵌合部、22;下部容器部、23;貫通孔、31、32;係止爪、4;ミシン目、5;包装体、6;液体用容器(ペットボトル)、61;液体用容器本体、611;首部、62;蓋。
Claims (11)
- 蓋付きの液体用容器の蓋の下部に位置する首部を取り付けることができる液体用容器付属容器であって、
該液体用容器付属容器は、該首部を貫通させるための貫通孔を具備する係止手段を備え、該係止手段は複数の係止爪を有し、
該係止爪の先端が該首部の段差、及び/又は該蓋の下端に接触することで該首部に取着されていることを特徴とする液体用容器付属容器。 - 上記貫通孔は、貫通する上記首部の蓋側に向かって細くなるテーパ状である請求項1記載の液体用容器付属容器。
- 上記容器本体には、少なくとも1つの上記係止爪の根本から、該容器本体の外周を縦断するようにミシン目が設けられた請求項1又は2記載の液体用容器付属容器。
- 上記容器本体は、樹脂製であり、上記液体用容器と同じ又は小さい外径の上部容器部及び下部容器部から構成され、
該上部容器部は、円筒部と、該円筒部の上部周縁に延設され、中心部に上記貫通孔を具備する円盤部と、を備え、
該下部容器部は、上部側の径が小さくなる漏斗状体であり、該漏斗状体の下部周縁は該円筒部の下部周縁と接合され、
上記係止爪は、該円盤部の該内周縁、及び該漏斗状体の上部周縁に沿って設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器。 - 上記上部容器部及び上記下部容器部は、それぞれ下部周縁に嵌合部を更に備え、各々の該嵌合部が互いに嵌合されて取着されている請求項4記載の液体用容器付属容器。
- 上記液体用容器は、飲料水用ペットボトルである請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器。
- 上記容器本体は、包装体を収容し、該包装体は、包装容器と、該包装容器に収容された健康維持・増進剤とを有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器。
- 上記健康維持・増進剤が栄養補助食品である請求項7記載の液体用容器付属容器。
- 上記健康維持・増進剤の収容量は成人1回分の服用量である請求項7又は8記載の液体用容器付属容器。
- 上記容器本体の表面及び/又は内面に、上記健康維持・増進剤に関する情報が記載されている請求項7乃至9のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器。
- 液体用容器と、該液体用容器の首部に取り付けられた請求項1乃至10のいずれか1項に記載の液体用容器付属容器と、を備えることを特徴とする容器複合体。
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JP2005263041A JP2007076650A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | 液体用容器付属容器及び容器複合体 |
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JP2009082357A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Ots:Kk | 薬袋及び薬袋集合体 |
JP2011000304A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Shinko Chemical Co Ltd | 錠剤容器 |
-
2005
- 2005-09-09 JP JP2005263041A patent/JP2007076650A/ja active Pending
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