JP2009081335A - 光源装置及び実装部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性に優れ、かつ、製造時における電気的接続が容易な実装部材及びこれを備えた光源装置を提供する。
【解決手段】内周に雌ねじが形成されたねじ穴21を有する放熱体2と、雌ねじと螺合する雄ねじが外周に形成されたねじ部31、ねじ部31から雄ねじの軸方向に突出しねじ部31よりも径方向に小さく形成される実装部33、及び、ねじ部31を軸方向に貫通する配線孔35を有する実装部材3と、実装部材3の実装部33に実装されLED素子を有する光源部4と、を備え、実装部材3と放熱体2との接触面積が大きいので放熱体2への熱伝達が良好であり、また、配線7を光源部4に接続した状態で実装部材3と放熱体2との螺合が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED素子を有する光源部が実装される実装部材に関し、また、この実装部材を備えた光源装置に関する。
LED素子を用いた光源装置として、LED光源が平面状基板に取り付けられ、平面状基板が反射鏡にねじ込まれるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の光源装置では、平面状基板は、LED光源と熱的に接触している少なくとも1つの高い熱伝導の部分を備えるとされている。また、反射鏡は、照射される領域に向かって開いた開口部を備えるとされている。さらに、特許文献1では、平面状基板と外部の電力供給源とが電気的に接続された状態が図示されている。
また、他の光源装置として、発光ダイオード・チップが金属ベースに取付けられ、金属ベースがネジを有しヒートシンクと緊密に熱連結および機械連結されるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。金属ベースのネジは、発光ダイオード・チップの取り付け部分よりも小径に形成されている。特許文献2に記載の光源装置では、回路基板が金属ベースの周囲に置かれ、その上表面の導電層には引出線が接続されている。引出線は、金属ベースに形成される絶縁層を貫通し垂直に下に向けて延び、外部電源に接続されている。
特開2006−32348号公報 特開2005−513815号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光源装置では、配線と平面状基板との接続部分が外部へ露出するため、電気的接続の信頼性が低い。また、平面状基板に部分的に形成される高い熱伝導の部分のみにより、LED光源にて生じた熱を放散しているため、放熱性能が極めて低い。
また、特許文献2に記載の光源装置では、金属ベースをヒートシンクに組み付けた後に、引出線を金属ベースの絶縁層を挿通して回路基板に接続しなければならず。製造時における電気的な接続作業が極めて面倒であり、装置の製造コストが嵩むという問題点がある。さらに、金属ベースのネジは発光ダイオード・チップの取り付け部分よりも小径であることから、ヒートシンクと金属ベースとの螺合部分の接触面積が小さく、ヒートシンクへ的確に熱伝達を行うことができない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、放熱性に優れ、かつ、製造時における電気的接続が容易な実装部材及びこれを備えた光源装置を提供することにある。
本発明によれば、内周に雌ねじが形成されたねじ穴を有する放熱体と、前記雌ねじと螺合する雄ねじが外周に形成されたねじ部と、前記ねじ部から前記雄ねじの軸方向に突出し前記ねじ部よりも径方向に小さく形成される実装部と、前記ねじ部を前記軸方向に貫通する配線孔と、を有する実装部材と、前記実装部材の前記実装部に実装されLED素子を有する光源部と、を備えた光源装置が提供される。
上記光源装置において、前記光源部は、前記LED素子を封止するガラス封止部を有することが好ましい。
上記光源装置において、前記実装部材の前記実装部に固定されるカバー部材を備え、前記光源部から出射した光は、前記放熱体及び前記カバー部材の間を通じて外部へ照射される構成とすることができる。
上記光源装置において、前記実装部材と前記カバー部材とにより挟み込まれ、前記光源部から出射した光を光学的に制御する光学制御部材を備えることが好ましい。
上記光源装置において、前記実装部材は、前記ねじ部の軸方向一端から径方向外側へ延び前記放熱体と面接触する鍔部を有することが好ましい。
上記光源装置において、前記実装部材の前記鍔部と前記放熱体との相対回転を阻止する阻止部材を備えることが好ましい。
また、本発明によれば、雄ねじが外周に形成されたねじ部と、前記ねじ部から前記雄ねじの軸方向に突出し、前記ねじ部よりも径方向に小さく形成され、LED素子を有する光源を実装するための実装部と、前記ねじ部を前記軸方向に貫通する配線孔と、を有する実装部材が提供される。
上記実装部材において、前記ねじ部の軸方向一端から径方向外側へ延びる鍔部を有することが好ましい。
本発明によれば、光源部の発熱時の放熱性に優れ、光源装置の製造時における電気的接続が容易である。
図1から図5は本発明の第1の実施形態を示し、図1は光源装置の断面図である。
図1に示すように、光源装置1は、内周に雌ねじが形成されたねじ穴21を有する放熱体2と、この雌ねじと螺合する雄ねじが外周に形成されたねじ部31を有する実装部材3と、実装部材3の実装部32に実装されガラス封止LED8を有する光源部4と、光源部4から放射した光を光学制御する光学制御部5と、を備えている。
放熱体2は、例えばアルミニウム(熱伝導率:200W・m−1・K−1)からなり、円板状に形成された本体20と、本体20の中央に形成された平面視円形のねじ穴21と、を有している。本体20の外縁には、上方へ延びるフランジ部22が周方向にわたって形成される。
図2は光源装置の底面図である。
図2に示すように、本体20の下面には、全面的に、下方へ延び延び互い平行な複数のフィン23が形成される。各フィン23は、本体20と螺合する実装部材3と干渉しないように、ねじ穴21から所定の範囲内には形成されていない。
実装部材3は、ねじ部31の軸方向一端(図1中下端)から径方向外側へ延びる鍔部32を有している。鍔部32は、ねじ部31の周方向にわたって形成され、放熱体2の本体20の下面と接触する。
図1に示すように、実装部材3は、ねじ部31の中央に配置され、ねじ部31の上面から上方へ突出し、ねじ部31よりも径方向に小さく形成される実装部33を有している。実装部33は、上面視にて正六角形を呈し、6つの側面33aにそれぞれ光源部4が搭載される。実装部33の上面は、平坦に形成され、後述するカバー部材6が固定される。実装部33の上面には、カバー部材6を固定するための雌ねじ34が形成される。また、実装部33のねじ部31には、ねじ部31を上下方向に貫通する配線孔35が形成される。配線孔35には、外部から光源部4へ電力を供給するための配線7が挿通する。本実施形態においては、ねじ部31の上面には、実装部33に沿って周方向にわたって凹部36が形成される。装置内部の配線7はこの凹部36に収容される。
図3は光源部の断面図である。図3においては、実装基板におけるガラス封止LEDの搭載面を上面として図示している。
図3に示すように、光源部4は、実装部33にはんだ材(図示せず)を介して接続される実装基板41と、実装基板41の表面に搭載されるガラス封止LED8と、を有している。ガラス封止LED8は、フリップチップ型のGaN系半導体材料からなるLED素子82と、LED素子82を搭載するセラミック基板81と、セラミック基板81に形成されLED素子82へ電力へ供給するための回路パターン84と、LED素子81をセラミック基板82上にて封止するガラス封止部83と、を備えている。本実施形態においては、1つのガラス封止LED8には、セラミック基板81上に所定方向へ並んだ3つのLED素子82が搭載される。
LED素子82は、GaNからなる成長基板の表面に、III族窒化物系半導体をエピタキシャル成長させることにより、n型層と、MQW層と、p型層とがこの順で形成されている。このLED素子82は、700℃以上でエピタキシャル成長され、その耐熱温度は600℃以上であり、低融点の熱融着ガラスを用いた封止加工における加工温度に対して安定である。また、LED素子82は、p型層の表面に設けられるp側電極と、p側電極上に形成されるp側パッド電極と、を有するとともに、p型層からn型層にわたって一部をエッチングすることにより露出したn型層に形成されるn側電極を有する。p側パッド電極とn側電極には、それぞれバンプ85が形成される。本実施形態においては、LED素子82は、厚さ250μmで346μm角に形成される。また、LED素子22の成長基板の厚さ寸法は、LED素子22の1辺の寸法の1/2以上となっている。
セラミック基板81は、アルミナ(Al)の多結晶焼結材料からなる。図3に示すように、回路パターン84は、セラミック基板81の上面に形成されてLED素子82と電気的に接続される上面パターン84aと、セラミック基板81の下面に形成されて実装基板41と電気的に接続される電極パターン84bと、上面パターン84aと電極パターン84bを電気的に接続するビアパターン84cと、を有している。電極パターン84bはセラミック基板81の所定方向両端に形成され、一方が正電極、他方が負電極をなす。また、セラミック基板81の裏面における各電極パターン84bの間には、放熱パターン86が形成される。
上面パターン84a、電極パターン84b及び放熱パターン86は、セラミック基板81の表面に形成されるW層と、W層の表面を覆う薄膜状のNiメッキ層と、Niメッキ層の表面を覆う薄膜状のAgメッキ層と、を含んでいる。ビアパターン84cは、Wからなり、セラミック基板81を厚さ方向に貫通するビアホールに設けられる。本実施形態においては、電極パターン84b及び放熱パターン86は矩形状に形成される。本実施形態においては、放熱パターン86は、セラミック基板81の厚さ方向について各LED素子82と重なるように形成されている。
ガラス封止部83は、ZnO−B−SiO−Nb−NaO−LiO系の熱融着ガラスからなる。尚、ガラスの組成はこれに限定されるものではなく、例えば、熱融着ガラスは、LiOを含有していなくてもよいし、任意成分としてZrO、TiO等を含んでいてもよい。さらには、ガラスは、金属アルコキシドを出発原料として形成されるゾルゲルガラスであってもよい。ガラス封止部83は、セラミック基板81上に直方体状に形成される。ガラス封止部83は、ホットプレス加工によってセラミック基板81と接着された板ガラスが、セラミック基板81とともにダイサー(dicer)でカットされることにより形成される。この熱融着ガラスは、ガラス転移温度(Tg)が490℃、屈伏点(At)が520℃、100℃〜300℃における熱膨張率(α)が6×10−6/℃、屈折率が1.7となっている。
また、ガラス封止部83には蛍光体83aが分散されている。蛍光体83aは、MQW層から発せられる青色光により励起されると、黄色領域にピーク波長を有する黄色光を発する黄色蛍光体である。本実施形態においては、蛍光体83aとしてYAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体が用いられる。尚、蛍光体83aは、珪酸塩蛍光体や、YAGと珪酸塩蛍光体を所定の割合で混合したもの等であってもよい。
図3に示すように、実装基板41は、金属からなる基板本体42と、基板本体42上に形成され樹脂からなる絶縁層43と、絶縁層43上に形成され金属からなる回路パターン44と、回路パターン44上に形成され樹脂からなるレジスト層45と、を有している。
基板本体42は、例えば銅(熱伝導率:380W・m−1・K−1)からなり、各ガラス封止LED8の放熱パターン86とはんだ材46を介して接続される。絶縁層43は、例えばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等からなり、導電性を有する基板本体42と回路パターン44との絶縁を図る。回路パターン44は、例えば表面に薄膜状の金を有する銅からなり、各ガラス封止LED8の電極パターン84bとはんだ材47を介して接続される。レジスト層45は、例えば酸化チタンのフィラーが混入されたエポキシ系の樹脂からなり白色を呈する。これにより、実装基板41の上面の反射率の向上が図られている。実装基板41は、実装部材31の凹部36に配される配線7と電気的に接続するために、回路パターン44を露出させたパターン露出部を有する。
図4は光源装置の上面図である。
図4に示すように、光学制御部5は、ガラス封止LED8から放射された光を、径方向(図中水平方向)の光とするための光学制御部材51と、光学制御部材51から入射した光を装置外部へ向かう軸方向(本実施形態においては上方向)の光とするための導光板52と、を有する。光学制御部材51は各ガラス封止LED8の径方向外側に配置され、導光板52は光学制御部材51の径方向外側に配置される。光学制御部材51及び導光板52は、実装部材3のねじ部31とカバー部材6とで挟み込むことにより固定されている。
図5は図4のA−A断面図である。尚、図5は図1とは異なる断面を示している。
図5に示すように、光学制御部材51は、例えばアクリル樹脂からなり、実装部材3の実装部33を平面視にて包囲し、径方向外縁が放熱体2の本体20のフランジ部22と当接する。光学制御部材51は、ガラス封止LED8と接続される入射部51aと、光学制御部材51内に入射した光を反射する反射面51bと、光学制御部材51内の光を外部へ出射する出射面51cと、を有する。入射部51aは、各ガラス封止LED8を受容する形状をなし、各ガラス封止LED8から放射される光が入射する。反射面51bは、光学制御部材51の軸方向(図5中上下方向)側部に形成され、縦断面において、ガラス封止LED8のLED素子82を焦点とする放物線形状を呈する。出射面51cは、縦断面において実装部33の側面33aと平行に形成される。本実施形態においては、光学制御部材51は、6つの各ガラス封止LED8に対応して周方向に6つに分割して形成される。光学制御部材51の6つの分割体は、平面視にて径方向外側へ向かって拡がる台形状を呈し、下底が出射面51cをなしている。すなわち、光学制御部材51の出射面51cは、平面視にて正六角形状となっている(図4参照)。
導光板52は、例えばアクリル樹脂からなり、平面視にて光学制御部材51を包囲するよう形成される。導光板52は、光学制御部材51と接続される入射面52aと、導光板52内に入射した光を反射する反射面52bと、導光板52内の光を外部へ出射する出射面52cと、を有する。入射面52aは、光学制御部材51の出射面51cと同形状をなし、光学制御部材51から出射される光が入射する。反射面52bは導光板52の一方の面に階段状に形成され、出射面52cは導光板52の他方の面に平坦に形成される。導光板52は、径方向外側へ向かって薄くなるよう形成される。
反射面52bは、出射面52cと平行な平行領域52dと、平行領域52dに対して所定の角度だけ傾斜する傾斜領域52eと、を径方向について交互に有している。平行領域52d及び傾斜領域52eは、それぞれ平面視にてリング状に形成される。各傾斜領域52eは、径方向に対して45°だけ傾斜し、入射面52aから入射した径方向の光を、出射面52cへ向かう軸方向の光となるよう反射する。各傾斜領域52eは、互いに径方向寸法が同じであり、互いに径方向に等間隔で形成されている。尚、各傾斜領域52eの傾斜角度、径方向寸法及び間隔は、光源装置1の使用に応じて適宜変更することができる。径方向について最も内側の平行領域52dは放熱体2の本体20と当接し、当該平行領域52dを除いては、反射面52bは本体20と離隔して形成される。すなわち、反射面52dと放熱体2の本体20との間には中空部Sが形成されている。
カバー部材6は、例えばアルミニウムからなり、円板状に形成され、ねじ61により実装部材3に固定される。本実施形態においては、光源部4から出射した光は、放熱体2及びカバー部材6の間を通じて外部へ照射される。カバー部材6は、例えばアルミニウムからなり、平面視中央にねじ61が挿通するねじ孔62が形成される。カバー部材6は、光学制御部材51の径方向外側端部と導光板52の径方向内側端部とに当接する。
以上のように構成された光源装置1では、配線7を通じて各ガラス封止LED8に電圧を印加すると、各ガラス封止LED8の各LED素子82から青色光が発せられる。そして、青色光の一部が蛍光体83aにより黄色に変換され、各ガラス封止LED8からは青色光と黄色光の組合せにより白色光が発せられる。
また、LED素子82は、当該素子の幅に対し1/2以上の厚さとなるGaN基板を用いてフリップ実装され、さらに高屈折率(n=1.7)のガラスによって封止されている。これにより、LED素子82の発光層(MQW層)から上側に放射された光は、再び発光層に戻ることなく、当該素子の上面か側面に達する。そして、当該素子の上面及び側面に電極、ワイヤ等の光を遮るものがなく、GaN(n=2.4)に対し臨界角が約45°となるガラスとの界面から、ガラス内へ効率よく外部放射される。これによって、LED素子82内での光の再結合での発熱を抑えることができる。また、GaN基板上へのGaN結晶成長では、結晶性がよく、LED素子82の耐熱温度の高いものができる。さらに、GaN基板は導電性があるため、電流の発光層面への拡散性を高めることができ、通電電流を上げても発光効率の維持率が高くなる。尚、LED素子82からの光取り出しや電流の発光層面での拡散性については、例えばSiC基板等のようなGaN基板以外の基板を用いても同様の効果を得ることができる。また、ガラスは、Biを加えるなどして、さらに屈折率を高めたものを用いてもよい。
ガラス封止LED8から発して入射部51aから光学制御部材51内部へ進入した白色光のうち、光学制御部材51の反射面51bへ入射するものは当該反射面51aにて反射して出射面51cへ向かうよう制御される。これにより、各ガラス封止LED8から発せられた光の殆どが出射面51cへ向かうこととなる。尚、ガラス封止LED8から発せられた白色光のうち、僅かながら実装基板41へ入射するものも存在するが、白色のレジスト層44の表面で反射するので光学的な損失は殆どない。
光学制御部材51の出射面51cへ入射した光は、入射面52aから出斜面52cに平行な光として導光板52内部へ進入する。導光板52内部へ進入した光は、反射面52bの各傾斜領域52dへ入射すると当該傾斜領域52dにて反射し、出射面52cに垂直に入射して出射面52cから外部へ放射される。本実施形態においては、各傾斜領域52dがリング状であることから、平面視にて同心円の複数のリング状の発光が視認されることとなる。
また、導光板52の反射面52bと放熱体2の本体20との間には中空部Sが形成され、中空部Sは導光板52より低い屈折率の空気(屈折率:1.0)で満たされているので、反射面52bにおいては全反射の条件が成立し、導光板52へ入射するほぼ全ての光が出斜面52cから取り出される。尚、反射面52bから中空部Sの領域へ漏れた光については、放熱体20の表面で反射した後、導光板52に再入射する。
ここで、LEDが従来のように樹脂封止であれば、光のみならず熱によっても黄変等の劣化が生じるため、経時的に光量低下や色度変化が生じる。また、封止材の熱膨張率が大きい(例えば、シリコーンでは150〜200×10−6/℃)ことにより、温度変化による膨張収縮が生じるため、LED素子等の電気接続箇所にて断線が生じてしまう。
これに対し、本実施形態のようなガラス封止であれば、光や熱に対して劣化がなく、また熱膨張率がLED素子82と比較的近い値であるため、電気的断線が生じない。尚、ガラスは低融点のガラスに限定されず、例えば、アルコキシドを出発原料として形成されるゾルゲルガラスであってもよい。
また、放熱体2、実装部材3、カバー部材6等の金属部材の加工に加工油が用いられ、この加工油に含まれている有機成分が微量ながら残存している場合がある。この場合、光源装置1の使用時の発熱により、有機成分が揮発するが、ガラス封止LED8は封止部材がガラスであることから、有機成分が封止部材に浸透して封止部材が劣化するようなことはない。また、セラミック基板81とガラス封止部83とは酸化物を介した化学結合により接合されているので、これらの界面へ揮発した有機成分が侵入することはなく、セラミック基板81とガラス封止部83の界面における剥離は生じない。従って、本実施形態の光源装置1は、長期にわたって所期の特性が維持される。
これに対し、従来の樹脂封止のLEDを用いた場合、揮発した有機成分が樹脂封止部材に浸透するため、封止部材の劣化が加速される。また、樹脂材料と基板とは、ガラス封止のような酸化物を介した接合ではなく、互いに密着しているのみの状態であるため、有機成分がこれらの界面に浸入し当該界面の剥離が促進される。すなわち、本実施形態の光源装置1は、樹脂封止のLEDと金属の放熱部とを用いた際の従来の課題を解決したものである。
また、各ガラス封止LED8の各LED素子82にて生じた熱は、放熱パターン86を介して基板本体42に伝達される。このとき、ガラス封止LED8の各LED素子82は、放熱パターン86の形成部位の真上に位置しており、さらに熱抵抗が大きな絶縁層83を介さず基板本体42と接合されているので、各LED素子82にて生じた熱は的確に放熱パターン86から基板本体42へ伝達される。このとき、ガラス封止LED8の各LED素子82は、放熱パターン86の形成部位の真上に位置しているので、各LED素子82にて生じた熱は的確に放熱パターン86から基板本体42へ伝達される。そして、基板本体42へ伝達された熱は、実装部材3の実装部33へ伝達される。このとき、基板本体42及び実装部33は、ともに熱伝導率の比較的高い金属により形成され金属材料で接合されていることから、これらの間でスムースに熱が伝達される。実装部33へ伝達された熱は、ねじ部31及び鍔部32を介して放熱体2へと伝達されて、放熱体2の表面から空気中に放散される。本実施形態においては、放熱体2は複数のフィン23を有していることから、空気との接触面積が大きく、高い放熱性能を得ることができる。また、実装部33へ伝達された熱は、カバー部材6にも伝達され、カバー部材6の表面からも空気中に放散される。
本実施形態においては、ねじ部31と実装部33とは同一材料で実装部材3に一体に形成されたもので、複数の材料の組合せにより複数の材料間に熱抵抗が生じるものではなく、さらに、ねじ部31が実装部33よりも大径に形成されているので、光源部4にて生じた熱をねじ部31へ的確に伝達することができ、かつ、熱の拡散度を高めた状態にできる。また、ねじ部31と放熱体2との接触面積も大きくなり、螺合部分を通じた放熱体2への熱伝達も熱の拡散度を高めた上で的確に行うことができる。さらに、ねじ部31の軸方向一端に鍔部32が設けられ、鍔部32が放熱体2と面接触していることから、鍔部32を通じて放熱体2へも熱伝達を行うことができる。
このように、本実施形態の光源装置1によれば、光源部4の放熱性能を格段に向上させて、複数のガラス封止LED8から生じる熱を的確に放散することができる。従って、各LED素子82の光量を増大させたり各LED素子82を密集させるなど発熱量が増大する構成をとることができ、各LED素子82の性能を十分に引き出すことができる。
また、配線孔35が実装部材3に形成されているので、配線7を予め光源部4に電気的に接続した状態で、実装部材3を放熱体2へ螺合することができる。従って、面倒な電気的接続作業を、放熱体2へ実装部材3を組み付ける前に行うことができ、製造コストの低減を図ることができる。また、組み付け時に配線7を傷つけるおそれがなく、さらに、配線7と光源部4との接続部分が外部に露出することがないので、電気的接続の信頼性が高い。また、鍔部32が放熱体2と面接触することから、実装部材3と放熱体2との締結力が向上し、熱的な負荷による実装部材3と放熱体2との緩みを抑制することができる。尚、ねじ部31が実装部33より大径に形成され、雄ねじ部分と実装部分との間に配線孔35が形成されているので、光源部4で生じた熱を雄ねじ部分へ伝達する経路を狭くすることなく、また、単純な直線状の孔あけで対応することができる。
また、実装部材3のねじ部31とカバー部材6により光学制御部材51及び導光板52を挟み込むようにしたので、装置を構成する最小限の部品で光学制御部材及び導光板52を固定することができる。また、光学制御部材51及び導光板52は、実装部材3を基準として位置が定まるので、実装部材3に実装される光源部4に対して的確に位置決めされる。
尚、第1の実施形態においては、放熱体2がアルミニウムから形成されるものを示したが、例えば、銅、鉄のような他の金属からなるものであってもよい。また、放熱体2の形状等も任意であり、例えば図6に示すように、建築物の鉄骨102を放熱体として、鉄骨102のねじ穴121に実装部材3を螺合する構成とすることができる。図6の光源装置101は、建築物の天井の鉄骨102に設けられるものであり、前記実施形態と上下逆さとなっている。図6の光源装置101は、実装部材3に鍔部32は形成されていないが、その他の構成は第1の実施形態と同様である。
また、図7に示すように、鉄骨102に設けられる形態において実装部材3に鍔部232を形成する場合、ねじ部31における実装部33と同じ側の軸方向端部に形成される。図7の光源装置201は、鍔部232とカバー部材6により光学制御部材51及び導光板52が挟み込まれている。また、図7の光源装置201は、実装部材3を鉄骨102に螺合した状態で、実装部材3と鉄骨102とを締結固定するねじ225を有している。鉄骨102にはねじ225と螺合するねじ孔224が形成され、鍔部232にはねじ225と螺合するねじ孔237が形成されている。この光源装置201によれば、ねじ225により実装部材3と鉄骨102との相対回転が阻止されるので、熱的な負荷が繰り返し各部材に加わっても、実装部材3と鉄骨102との相対角度が変化することはなく、実装部材3と鉄骨102が互いに緩むことはない。尚、相対回転を阻止する部材として、ねじ225の代用としてピン等を用いてもよい。また、第1の実施形態の光源装置1において、鍔部32と放熱体2との相対回転を阻止する阻止部材を備えた構成としてもよいことは勿論である。
さらに、図8に示すように、ねじ部31における実装部33と反対側にナット311を螺合させるようにしてもよい。この光源装置301によれば、鍔部232に加えてナット311も鉄骨102と面接触することから、実装部材3と鉄骨102との締結力がさらに向上し、実装部材3の鉄骨102からの脱落をより確実に防止することができる。尚、図8に光源装置301において、ねじ225を設けずにナット311を設けた構成としてもよい。また、第1の実施形態の光源装置1において、鍔部32を設けずにナット311を設ける構成としたり、鍔部32の外周面に雄ねじを形成して該雄ねじにナット311を螺合させる構成としてもよいことは勿論である。
また、図9に示すように、光源装置401は、建築物の天井に吊設される吊り下げ具412により吊り下げられるものであってもよい。図9の光源装置401では、放熱体402は、アルミニウムからなり、下方へ向かって拡開する。放熱体402は、照明器具の笠をなす本体420と、本体420の上部中央に形成され実装部材3が取り付けられるねじ穴421と、を有している。この光源装置401は、第1の実施形態のような導光板52が設けられておらず、光学制御部材51から出射した光が、放熱体402の本体420の内面にて反射することにより、装置の下方領域が照らされるようになっている。実装部材3は、実装部33と反対側へ突出する取り付け部438を有し、この取り付け部438に形成された挿通孔に、吊り下げ具412が挿通するようになっている。このように、光学制御部5の構成は任意であり、導光板52は適宜省略することができる。また、例えば、光学制御部材51を透光性の樹脂とせず、金属等の反射鏡により構成することもできる。
図10から図12は本発明の第2の実施形態を示し、図10は光源装置の縦断面図である。
図10に示すように、光源装置501は、内周に雌ねじが形成されたねじ穴521を有する放熱体502と、雌ねじと螺合する雄ねじが外周に形成されたねじ部31を有する実装部材3と、実装部材3の実装部33に実装されLED素子82を有する光源部4と、光源部4から放射した光を光学制御する光学制御部505と、を備えている。実装部材3は、ねじ部31から雄ねじの軸方向に突出しねじ部31よりも径方向に小さく形成される実装部33と、ねじ部31を軸方向に貫通する配線孔35と、を有している。実装部材3は鍔部32が形成されていない点を除いては第1の実施形態と同様である。また、光源部4は、第1の実施形態と同様の構成である。
放熱体502は、アルミニウムからなり、円筒体522と、円筒体522の両端を閉塞する閉塞部520と、を有している。閉塞部520は円板状に形成され、中央にねじ穴521が形成されている。
光学制御部5は、ガラス封止LED8から放射された光を径方向(図中水平方向)の光とするための光学制御部材51と、光学制御部材51から入射した光を装置外部へ導く導光板552と、を有する。尚、光学制御部材51は、第1の実施形態と同様の構成である。
図11は光源装置の横断面図である。
図11(a)に示すように、導光板552は、例えばアクリル樹脂からなり、平面視にて光学制御部材51を包囲するよう形成される。導光板552は、光学制御部材51と接続される入射面552aと、導光板552内に入射した光を出射する出射面552cと、を有する。出射面552cは、縦断面にて入射面552aと平行に形成され、平面視にて円形状を呈する。
図11(b)に示すように、出射面552cは、平面視にて湾曲した波形を呈し、中心からの径方向寸法が連続的に変化するよう形成されている。これにより、出射面552cから出射する光は、出射面552cにて散乱した状態で外部へ放射される。
図12は光源装置の外観斜視図である。図12においては、説明のため導光板552を網掛けで図示している。
図12に示すように、導光板552は、カバー部材506と放熱体502とによって挟み込まれている。カバー部材506は、例えばアルミニウムからなり、円板状に形成され、接着剤等により実装部材3に固定される。カバー部材506は、導光板552の一面と当接する。
以上のように構成された光源装置501では、光学制御部材51の出射面51cへ入射した光は、導光板552の入射面552aから出射面552cを通じて外部へ放射される。これにより、円柱状に形成された光源装置501における導光板552の部分の発光が視認されることとなる。本実施形態においては、出射面552cにて光が散乱されるようにしたので、導光板552が周方向にわたって均一に発光している状態が視認される。
また、各ガラス封止LED8の各LED素子82にて生じた熱は、放熱パターン86、基板本体42を介して、実装部材3の実装部33へ伝達される。実装部33へ伝達された熱は、ねじ部31を介して放熱体502へと伝達されて、放熱体502の表面から空気中に放散される。また、実装部33へ伝達された熱は、カバー部材506にも伝達され、カバー部材506の表面からも空気中に放散される。
本実施形態においても、ねじ部31が実装部33よりも大径に形成されているので、光源部4にて生じた熱をねじ部31へ的確に伝達することができる。さらに、ねじ部31と放熱体502との接触面積も大きくなり、螺合部分を通じた放熱体2への熱伝達も的確に行うことができる。
このように、本実施形態の光源装置501によれば、光源部4の放熱性能を格段に向上させて、複数のガラス封止LED8から生じる熱を的確に放散することができる。従って、各LED素子82の光量を増大させたり各LED素子82を密集させるなど発熱量が増大する構成をとることができ、各LED素子82の性能を十分に引き出すことができる。
また、配線孔35がねじ部31に形成されているので、配線7を予め光源部4に電気的に接続した状態で、実装部3を放熱体502へ螺合することができる。従って、面倒な電気的接続作業を、放熱体502へ実装部材3を組み付ける前に行うことができ、製造コストの低減を図ることができる。また、配線7と光源部4との接続部分が外部に露出することがないので、電気的接続の信頼性が高い。
尚、第1及び第2の実施形態においては、実装部材3に固定されるカバー部材6,506を有するものを示したが、例えば図13に示すように、カバー部材6,506を設けない構成とすることもできる。また、第1及び第2の実施形態においては、実装部33の側面33aに光源部4が実装されるものを示したが、例えば図13に示すように、実装部33の上面に光源部4が実装されるものであってもよい。また、第1及び第2の実施形態においては、光源部4に隣接して光学制御部材51を設けたものを示したが、例えば図13に示すように光学制御部材51を設けない構成としてもよい。
図13の光源装置601は、第2の実施形態と同様の放熱体502を有し、放熱体502の閉塞部520にはねじ625と螺合するねじ孔624が形成され、実装部材3の鍔部632にはねじ625と螺合するねじ孔637が形成されている。図14に示すように、この光源装置601は、閉塞部520の上側に接続される半球状の透光部材652を有する。透光部材652は、白色に着色されており、外部から実装部材3、光源部4等が視認できないよう構成されている。尚、閉塞部520の上面には、放熱体502よりも反射率の高い高反射率層623が形成されている。
また、第1及び第2の実施形態においては、実装部材3の実装部33が平面視にて六角形状を呈するものを示したが、例えば実装部33が平面視にて四角形状を呈するものであったり円形状を呈するものであってもよく、実装部33の形状は任意である。
また、第1及び第2の実施形態においては、光学制御部材51が平面視にて六角形状を呈するものを示したが、例えば光学制御部材51が平面視にて四角形状を呈するものであったり円形状を呈するものであってもよく、光学制御部材51の形状は任意である。しかしながら、実装部33の側面33aに光源部4を容易に実装できるよう平面部分を設けることが望ましい。
また、前記各実施形態においては、実装基板31として基板本体が銅である銅ベース基板を示したが、実装基板は例えばアルミベース基板、ガラスエポキシ基板等であってもよい。また、ガラス封止LED8の個数や実装基板上の配置状態は任意であり、例えば複数のガラス封止LEDが実装基板に搭載される場合、各ガラス封止LEDは電気的に直列であっても並列であってもよい。
また、前記各実施形態においては、ガラス封止LED8から白色光が発せられるものを示したが、例えば、ガラス封止部83に蛍光体83aが含まれない構成として、ガラス封止LEDから青色光が発せられるようにしてもよい。ガラス封止LEDから青色光が発せられる場合、光学制御部に黄色蛍光体を含有させることにより白色光を外部へ放射する構成としてもよいし、波長変換等することなく青色光を外部へ放射する構成としてもよい。また、LED素子82をフリップチップ型としたものを示したが、フェイスアップ型としてもよい。さらに、1つのガラス封止LED8に搭載されるLED素子82の個数、LED素子82の配置状態は任意である。さらにまた、LED素子82は、成長基板として例えばサファイア基板を用いたものであってもよいし、窒化物半導体層を形成した後に成長基板を除去したものであってもよい。このように、ガラス封止LEDの細部構成、発光色等については適宜に変更が可能である。さらにまた、ガラス封止のLEDより信頼性等が劣るものの、樹脂封止のLEDを用いてもよい。
また、前記各実施形態においては、光学制御部材51の反射面51bが、断面にて放物線形状を呈するものを示したが、反射面51bは例えば断面直線状であってもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態を示す光源装置の断面図である。 光源装置の底面図である。 光源部の断面図である。 光源装置の上面図である。 図4のA−A断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す光源装置の断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す光源装置の断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す光源装置の断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す光源装置の断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す光源装置の縦断面図である。 光源装置の横断面図であり、(a)は装置全体の断面図、(b)は部分的な断面図である。 光源装置の外観斜視図である。 第2の実施形態の変形例を示す光源装置の断面図である。 第2の実施形態の変形例を示す光源装置の外観斜視図である。
符号の説明
1 光源装置
2 放熱体
3 実装部材
4 光源部
8 ガラス封止LED
21 ねじ穴
31 ねじ部
33 実装部
35 配線孔
51 光学制御部材
101 光源装置
102 鉄骨
121 ねじ穴
201 光源装置
301 光源装置
401 光源装置
402 放熱体
421 ねじ穴
501 光源装置
502 放熱体
521 ねじ穴
601 光源装置

Claims (8)

  1. 内周に雌ねじが形成されたねじ穴を有する放熱体と、
    前記雌ねじと螺合する雄ねじが外周に形成されたねじ部と、前記ねじ部から前記雄ねじの軸方向に突出し前記ねじ部よりも径方向に小さく形成される実装部と、前記ねじ部を前記軸方向に貫通する配線孔と、を有する実装部材と、
    前記実装部材の前記実装部に実装されLED素子を有する光源部と、を備えた光源装置。
  2. 前記光源部は、前記LED素子を封止するガラス封止部を有する請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記実装部材の前記実装部に固定されるカバー部材を備え、
    前記光源部から出射した光は、前記放熱体及び前記カバー部材の間を通じて外部へ照射される請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記実装部材と前記カバー部材とにより挟み込まれ、前記光源部から出射した光を光学的に制御する光学制御部材を備えた請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記実装部材は、前記ねじ部の軸方向一端から径方向外側へ延び前記放熱体と面接触する鍔部を有する請求項2から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記実装部材の前記鍔部と前記放熱体との相対回転を阻止する阻止部材を備えた請求項5に記載の光源装置。
  7. 雄ねじが外周に形成されたねじ部と、
    前記ねじ部から前記雄ねじの軸方向に突出し、前記ねじ部よりも径方向に小さく形成され、LED素子を有する光源を実装するための実装部と、
    前記ねじ部を前記軸方向に貫通する配線孔と、を有する実装部材。
  8. 前記ねじ部の軸方向一端から径方向外側へ延びる鍔部を有する請求項7に記載の実装部材。
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