JP2009080278A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像剤の搬送不良が発生するのを防止することができる技術を提供する。
【解決手段】トナーを搬送する第1搬送路611と、第1搬送路611内に配置され且つ回転して第1搬送路611のトナーを搬送する第1搬送装置612と、第1搬送路611の下流側に接続され、第1搬送装置612に搬送されるトナーが重力の作用で落下する落下路670と、を備え、落下路670は、落下路670の内壁面を構成する回転部材630と落下路670の外殻を構成する外殻連結部材620とを有し、落下路670の内壁面は第1搬送装置612の回転に伴って往復移動する。
【選択図】図2
【解決手段】トナーを搬送する第1搬送路611と、第1搬送路611内に配置され且つ回転して第1搬送路611のトナーを搬送する第1搬送装置612と、第1搬送路611の下流側に接続され、第1搬送装置612に搬送されるトナーが重力の作用で落下する落下路670と、を備え、落下路670は、落下路670の内壁面を構成する回転部材630と落下路670の外殻を構成する外殻連結部材620とを有し、落下路670の内壁面は第1搬送装置612の回転に伴って往復移動する。
【選択図】図2
Description
本発明は、搬送装置に関する。
従来の搬送装置は、光学的に潜像が形成された感光体ドラムにトナー像を形成し、それを転写ベルトに1次転写し、それをさらに転写ベルトから用紙等の記録媒体に2次転写することにより印刷する画像形成装置などに設けられている。
従来の搬送装置は、トナーを搬送する第1搬送装置と、トナーを搬送する第2搬送装置と、第1搬送装置により搬送されたトナーを第2搬送装置に搬送する搬送経路と、搬送経路に第2搬送装置のトナーを攪拌する攪拌部材とを備えている。この搬送装置によれば、攪拌部材により、搬送経路から第2搬送装置に落下したトナーが第2搬送装置に凝固するのを防止している。この技術については、例えば特許文献1に記載されている。
また、その他の従来の搬送装置は、トナーを搬送する搬送部材と、搬送部材へトナーを搬送する搬送パイプと、搬送パイプ内にトナーが架橋するのを防止する架橋防止部材とを備えている。この搬送装置によれば、架橋防止部材が上下動することで搬送パイプの内周面に付着するトナーを掻き落とし、トナーが架橋するのを防止している。この技術については、例えば特許文献2に記載されている。
特開2005−037481
特開2000−284594
本発明は、現像剤の搬送不良が発生するのを防止することができる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、現像剤を搬送する現像剤搬送路と、前記現像剤搬送路内に配置され且つ回転して前記現像剤搬送路の現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、前記現像剤搬送路の下流側に接続され、前記現像剤搬送部材に搬送される現像剤が重力の作用で落下する落下路とを備え、前記落下路の内壁面は前記現像剤搬送部材の回転に伴って往復移動することを特徴とする搬送装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記落下路は、前記落下路の前記内壁面を構成する内壁部材と前記落下路の外殻を構成する外殻部材とを有し、回転する駆動伝達手段と、前記内壁部材に設けられ前記駆動伝達手段に接触して駆動を受け取る被駆動伝達部と、前記外郭部材に設けられ前記被駆動伝達部を前記落下路の前記外殻の外へ突出させる開口部または切欠き部と、前記駆動伝達手段に設けられ前記駆動伝達手段の回転に応じて前記被駆動伝達手段に接触および離間し、前記被駆動伝達手段に接触した状態で前記被駆動伝達部を所定の方向へ移動させる駆動伝達部と、前記被駆動伝達部が前記駆動伝達部から解放されたときに、前記所定の方向に移動した前記被駆動伝達部を復帰させる弾性部材とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記被駆動伝達部は重力方向に対して傾斜した状態で前記駆動伝達部に接触し、前記内壁面は重力方向の成分を含む往復移動をすることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、現像剤の搬送不良が発生するのを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、本件発明を適用しない場合と比べて、現像剤の搬送不良が発生するのをより防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、本件発明を適用しない場合と比べて、現像剤の搬送不良が発生するのをより防止することができる。
(1)第1の実施形態
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るフルカラープリンタの概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るフルカラープリンタの概略構成図である。
(フルカラープリンタの構成)
図1において、符号1は、フルカラープリンタである。フルカラープリンタ1は、装置本体10および搬送装置600を備えている。装置本体10は、画像形成ユニット10C,10M,10Y,10K、制御部20、一次転写装置200、給紙装置300、二次転写装置400および定着装置500を備えている。フルカラープリンタ1は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の色成分の重ね合わせた画像を用紙Pに印刷する。
図1において、符号1は、フルカラープリンタである。フルカラープリンタ1は、装置本体10および搬送装置600を備えている。装置本体10は、画像形成ユニット10C,10M,10Y,10K、制御部20、一次転写装置200、給紙装置300、二次転写装置400および定着装置500を備えている。フルカラープリンタ1は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の色成分の重ね合わせた画像を用紙Pに印刷する。
フルカラープリンタ1は、C,M,Y,Kの各色ごとに、画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kを、一次転写装置200に沿って一定間隔をおいて横並びに配列している。フルカラープリンタ1は、パーソナルコンピュータや画像読取装置等の図示省略した画像出力装置から所定の通信回線を経て画像データが制御部20に供給される。制御部20は、供給された画像データに基づき、各画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kに画像形成の制御指令を発する。また、制御部20はこの画像形成動作を含めて、フルカラープリンタ1全体の動作を制御する。
画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kは同一構成であり、制御部20から供給される画像データに応じてレーザ光を走査するレーザ光走査装置50と、このレーザ光走査装置50の下方に配置され、レーザ光走査装置50で走査されたレーザ光により静電潜像が形成される現像装置100とを有している。レーザ光走査装置50は、各色の画像データに応じて変調したレーザ光を偏向走査して、現像装置100の感光体ドラム110に照射する。
現像装置100は、レーザ光走査装置50からレーザ光の照射を受ける感光体ドラム110を有している。この感光体ドラム110は矢印A方向に回転する。感光体ドラム110の周囲には、感光体ドラム110の表面を掃除するクリーニング装置120と、感光体ドラム110の表面を一様に帯電する帯電器130と、感光体ドラム110の表面に形成された静電潜像を現像する現像器140が、この順で矢印A方向に沿って設けられている。
この現像装置100によると、回転する感光体ドラム110が帯電器130により帯電され、その表面に、レーザ光走査装置50からレーザ光が照射され、これによって各色の画像データに応じた静電潜像が形成される。次に、静電潜像が現像器140を通過することにより現像器140から感光体ドラム110の表面にトナー(現像剤)が供給され、その表面に、静電潜像のみにトナーが残ってトナー像が現像される。
次に感光体ドラム110上のトナー像が、矢印B方向に循環回転している一次転写装置200の転写ベルト210上に一次転写される。一次転写後、感光体ドラム110の表面には、トナーが残存する。その残存したトナーは、クリーニング装置120により感光体ドラム110の表面から掻き落とされる。そして、その掻き落とされたトナーは、搬送装置600により搬送される。
一次転写装置200は、上記のように感光体ドラム110から転写ベルト210にトナー像を受けて一次転写のプロセスを担うものであり、各画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kを通過することにより、転写ベルト210上には各色のトナー像が多重転写される。転写ベルト210は、駆動ロール220、従動ロール231,232、ステアリングロール240およびバックアップロール250に、一定のテンションがかかった状態で巻回されており、駆動ロール220によって一定速度で矢印B方向に循環回転させられる。
転写ベルト210の内周側には、各画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kの感光体ドラム110との間に転写ベルト210を挟み、感光体ドラム110と連れ回りする一次転写ロール260が、回転自在に設けられている。転写ベルト210を挟んで従動ロール232と対向する位置には、転写ベルト210の表面を掃除するベルトクリーナ270が設けられている。このベルトクリーナ270は、転写ベルト210の表面に残存したトナーを掻き落とす。
給紙装置300は、多数の用紙Pが積載される給紙保管部310と、給紙保管部310から1枚の用紙Pを引き出す抽出ロール320と、二次転写装置400に向けて間隔をおいて設けられた複数の搬送ロール対330と、用紙Pの搬送方向先端を揃え、かつ、規定のタイミングで二次転写装置400に送り込むレジストロール対340とを備えており、給紙保管部310から二次転写装置400にわたって、用紙搬送路350が形成される。
二次転写装置400は、上記バックアップロール250との間に転写ベルト210を挟み、バックアップロール250との間に転写圧を発生させながら連れ回りする二次転写ロール410を備えている。二次転写装置400においては、給紙保管部310から用紙搬送路350を搬送された用紙Pが、転写ベルト210上のトナー像とタイミングを合わせて二次転写ロール410と転写ベルト210との間に挿入され、用紙P上にトナー像が二次転写される。二次転写された用紙Pは、搬送ベルト420により定着装置500に送られる。
定着装置500は、上側の加熱ロール510と下側の定着ロール520とを備え、加熱ロール510と定着ロール520との間に用紙Pを加熱しながら強く挟んで搬送することにより、用紙P上に二次転写像を定着させる。
(フルカラープリンタの動作)
次に、フルカラープリンタ1の動作について説明する。フルカラープリンタ1は、それぞれの感光体ドラム110の表面に形成されたC,M,Y,Kの各色のトナー像を転写ベルト210に順次一次転写する。次いで、フルカラープリンタ1は、転写ベルト210上の一次転写像を給紙装置300から搬送された用紙Pに二次転写装置400によって二次転写する。そして、フルカラープリンタ1は、用紙Pを定着装置500に送り、用紙Pに二次転写像を定着させ、用紙Pを装置外に排出する。
次に、フルカラープリンタ1の動作について説明する。フルカラープリンタ1は、それぞれの感光体ドラム110の表面に形成されたC,M,Y,Kの各色のトナー像を転写ベルト210に順次一次転写する。次いで、フルカラープリンタ1は、転写ベルト210上の一次転写像を給紙装置300から搬送された用紙Pに二次転写装置400によって二次転写する。そして、フルカラープリンタ1は、用紙Pを定着装置500に送り、用紙Pに二次転写像を定着させ、用紙Pを装置外に排出する。
(搬送装置の構成)
次に、搬送装置600について図面を参照して説明する。図2は、搬送装置を示す概略構成図である。図3は、外郭連結部材周辺を示す斜視図である。図4は、外郭連結部材および回転部材を示す分解斜視図である。図5は、突起部が往復する状態を示す図である。
次に、搬送装置600について図面を参照して説明する。図2は、搬送装置を示す概略構成図である。図3は、外郭連結部材周辺を示す斜視図である。図4は、外郭連結部材および回転部材を示す分解斜視図である。図5は、突起部が往復する状態を示す図である。
搬送装置600は、図2に示すように、第1搬送装置610、落下路670、駆動伝達部材(駆動伝達手段)640、コイルスプリング(弾性部材)650および第2搬送装置660を備えている。搬送装置600は、トナーを搬送する。
第1搬送装置610は、第1搬送経路(現像剤搬送路)611、第1搬送部材(現像剤搬送部材)612を有している。第1搬送装置610は、第1搬送経路611内に第1搬送部材612を設けている。第1搬送部材612は、回転軸612aの周囲に螺旋状の刃612bを備えたものである。回転軸612aの一部は、矢印D方向において第1搬送経路611から突出している。第1搬送装置610は、図示省略した動力発生装置により回転軸612aを矢印C方向へ回転させることで刃612bを回転させ、クリーニング装置120により掻き落とされたトナーを矢印D方向へ搬送する。
落下路670は、第1搬送路611の図示省略したトナーの流入口より、第1搬送路611の下流側に接続されている。落下路670では、第1搬送部材612により搬送されたトナーが重力の作用で落下する。落下路670は、外殻連結部材(外殻部材)620と、回転部材(内壁部材)630とを有している。
外郭連結部材620は、第1搬送装置610の下側に固定されている。そのため、第1搬送装置610により搬送されたトナーは、自重により第1搬送装置610から矢印E方向に排出される。外郭連結部材620は、図3,図4に示すように、円筒状の部材で形成されている。外郭連結部材620は、落下路670の外郭を構成する。外郭連結部材620は、支持部621、軸622、引掛け部623および切り欠き部624を有している。
外郭連結部材620は、外周面に軸622を支持する支持部621を設けている。外郭連結部材620は、支持部621を設けた位置に対して外周面の側面に支持部621の突出方向に突出する引掛け部623を設けている。引掛け部623は、引掛け部623の支持部621側の反対側にコイルスプリング650を掛ける凹部623aを設けている。外郭連結部材620は、支持部621側の上端に切り欠き部624を設けている。切り欠き部624は、外郭連結部材620の周方向に傾斜を有するように形成されている。
回転部材630は、図3,図4に示すように、円筒状の部材で形成されている。回転部材630は、落下路670の内壁面を構成する回転部材630は、外郭連結部材620の内側に回転自在に設けられている。つまり、回転部材630は、回転部材630の外周面が外郭連結部材620の内周面に接するように設けられている。そのため、第1搬送装置610から排出されたトナーが回転部材630の内側を通過する。
回転部材630は、回転部材630の外周面の上端に突起部(被駆動伝達部)631を有している。突起部631は、外郭連結部材620の切り欠き部624に乗って、落下路670の外殻の外へ突出している。そのため、回転部材630が回転すると、突起部631が切り欠き部624の傾斜に沿って移動する。つまり、回転部材630は、回転するとともに重力方向に移動する。また、切り欠き部624の幅の範囲内で回転部材630の回転が制限される。また、突起部631は、重力方向に対して傾斜した状態である。
なお、突起部631を落下路670の外殻の外へ突出させる部分は、切り欠き部624に限られない。例えば、突起部631を落下路670の外殻の外へ突出させることができれば、開口部であってもよい。
突起部631の先端部631aは、後述する駆動伝達部材640の凸部(駆動伝達部)643と接触する。突起部631は、先端部631aが凸部643と接触することで、駆動を受け取る。突起部631は、コイルスプリング650を掛ける孔部631bを設けている。つまり、コイルスプリング650は、コイルスプリング650の一端が引掛け部623の凹部623aに掛けられ、コイルスプリング650の他端が突起部631の孔部631bに掛けられている。そのため、コイルスプリング650は、所定方向に移動した突起部631を所定の位置に復帰させる。
駆動伝達部材640は、図2に示すように、第1ギア641、第2ギア642および凸部643を有している。駆動伝達部材640は、第1搬送装置610の駆動を回転部材630に伝達する。第1ギア641は、第1ギア641の中心に設けた孔部641aに第1搬送経路611から突出した回転軸612aを挿入され、固定されている。そのため、回転軸612aの回転に伴って第1ギア641が回転する。
第2ギア642は、第2ギア642の中心に設けた孔部642aに外郭連結部材620の軸622を挿入されている。第2ギア642は、第1ギア641と噛み合っている。そのため、第1ギア641の回転に伴って第2ギア642が回転する。凸部643は、第2ギア642の外郭連結部材620側の表面に設けられている。そのため、凸部643は、間欠的に回転部材630の突起部631と接触する。その結果、回転部材630が周期的に回転する。
ここで、回転部材630の動作について図5を参照して説明する。図5(a)は、第2ギアの横断面図である。図5(b)は、矢印F方向から見た場合の突起部が往復する状態を示す図である。凸部643は、図5(b)に示すように、第2ギア642が矢印G方向へ回転すると、それに伴って回転移動する。
凸部643が回転移動すると、X位置で凸部643が突起部631に接触する。さらに凸部643が回転移動すると、凸部643が矢印H方向に突起部631を移動させる。これにより、回転部材630が回転する。そして、さらに凸部643が回転移動すると、Y位置で凸部643が突起部631から離間する。このように突起部631が凸部643から開放されると、コイルスプリング650の作用により矢印I方向に突起部631が押し戻される。
コイルスプリング650の作用により突起部631が矢印H方向およびI方向に往復する。つまり、凸部643と突起部631の接触状態が解除されると、図3に示すように、コイルスプリング650の作用により、突起部631が矢印H方向および矢印I方向に移動するため、回転部材630が往復移動する。その後突起部631が元のX位置に戻る。
また、回転部材630が往復移動すると、突起部631が切り欠き部624の傾斜に沿って移動するため、回転部材630が振動する。つまり、回転部材630は、重力方向の成分を含む往復移動をする。その結果、図2に示すように、回転部材630の内周面に付着していたトナーTが矢印J方向に落とされる。このような回転部材630の動作は、第2ギア642の回転に伴って繰り返し行われる。つまり、凸部643が、間欠的に突起部631と接触することで、回転部材630が周期的に回転し、振動する。
往復移動するとは、左右に回転が反転する動作をいう。なお、所定の方向に移動した回転部材630を復帰させる部材は、コイルスプリング650に限られない。例えば、ばねやゴムなど回転部材630を復帰させる部材であればよい。
第2搬送装置660は、図2に示すように、外郭連結部材620および回転部材630の下側に設けられている。そのため、回転部材630内を通過してきたトナーは、自重により第2搬送装置660に排出される。第2搬送装置660は、第2搬送経路661および第2搬送部材662を有している。第2搬送装置660は、第2搬送経路661内に第2搬送部材662を備えたものである。第2搬送部材662は、回転軸662aの周囲に螺旋状の刃612bを備えたものである。第2搬送装置660は、図示省略した動力発生装置により回転軸662を回転させることで刃663を回転させ、第2搬送装置660に排出されたトナーを矢印K方向へ搬送する。
なお、回転部材630を回転させるための駆動を第1搬送装置610から得ない搬送装置600としてもよい。この場合、回転部材630を回転させるための駆動を外部の動力発生装置から得る構成とする。また、回転部材630を回転させるための駆動を第2搬送装置660から得る構成としてもよい。さらに、搬送装置600は、クリーニング装置120内以外の場所に設けてもよい。例えば、ベルトクリーナ270内などのトナーを搬送する位置に設けてもよい。
(搬送装置の動作)
次に、搬送装置600の動作について主に図2を参照して説明する。現像器140から感光体ドラム110の表面に供給されたトナーの一部は、一次転写されず感光体ドラム110上に残存する。この残存したトナーは、クリーニング装置120により掻き落とされる。掻き落とされたトナーは、第1搬送装置610により矢印D方向に移動させられる。この移動させられたトナーは、自重により第1搬送装置610から矢印E方向に排出される。このとき、回転部材630の外周面が外郭連結部材620の内周面に接するように設けられているため、第1搬送装置610から排出されたトナーは、回転部材630の内側を通過する。
次に、搬送装置600の動作について主に図2を参照して説明する。現像器140から感光体ドラム110の表面に供給されたトナーの一部は、一次転写されず感光体ドラム110上に残存する。この残存したトナーは、クリーニング装置120により掻き落とされる。掻き落とされたトナーは、第1搬送装置610により矢印D方向に移動させられる。この移動させられたトナーは、自重により第1搬送装置610から矢印E方向に排出される。このとき、回転部材630の外周面が外郭連結部材620の内周面に接するように設けられているため、第1搬送装置610から排出されたトナーは、回転部材630の内側を通過する。
この通過するトナーの一部は、回転部材630の内周面に付着する。このとき、付着したトナーTは、回転部材630が往復移動するとともに振動することで、矢印J方向に落とされる。そして、回転部材630の内側を通過したトナーは、第2搬送装置660へ排出される。この排出されたトナーは、第2搬送装置660により矢印K方向へ搬送される。このように搬送装置600では、トナーの搬送経路においてトナーが詰まるという搬送不良が発生するのを防止し、トナーを搬送する。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態は、上記第1の実施形態の先端部および凸部を変更したものである。したがって、主に先端部および凸部について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図6は、第2の実施形態の回転部材を示す斜視図である。図7は、第2の実施形態の突起部が往復する状態を示す図である。
第2の実施形態は、上記第1の実施形態の先端部および凸部を変更したものである。したがって、主に先端部および凸部について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図6は、第2の実施形態の回転部材を示す斜視図である。図7は、第2の実施形態の突起部が往復する状態を示す図である。
回転部材630の突起部(被駆動伝達部)632の先端部632aは、図6に示すように、ギア形状に形成されている。突起部632の先端部632aは、駆動伝達部材640のギア形状に形成されている第1凸部(駆動伝達部)644および第2凸部(駆動伝達部)645と噛み合う。すなわち、突起部632と第1凸部644および第2凸部645とが、ラチェット機構である。第1凸部644は、図7(a)に示すように、第2ギア642の外郭連結部材620側の表面に設けられている。また、第2凸部645は、図7(a)に示すように、第2ギア642の外郭連結部材620側の表面に設けられている。すなわち、第2ギア642の外郭連結部材620側の表面に2つの凸部が設けられている。
第1凸部644および第2凸部645が回転移動すると、まずX位置で第1凸部644が突起部632の先端部632aと噛み合う。さらに第1凸部644が回転移動すると、第1凸部644が矢印H方向に突起部632を移動させる。これにより、回転部材630が回転する。そして、さらに第1凸部644が回転移動すると、Y位置で第1凸部644と突起部632の先端部632aとの噛み合っている状態が解除される。
噛み合っている状態が解除されると、コイルスプリング650の作用により矢印I方向に突起部632が押し戻される。コイルスプリング650の作用により突起部632が矢印H方向および矢印I方向に往復する。つまり、第1凸部644と突起部632の噛み合っている状態が解除されると、図3に示すように、コイルスプリング650の作用により、突起部632が矢印H方向および矢印I方向に移動するため、回転部材630が往復移動する。その後突起部632が元のX位置に戻る。次にX位置で第2凸部645が突起部632の先端部632aと噛み合い、回転部材630が往復移動する。
第2の実施形態によれば、第2ギア642の外郭連結部材620側の表面に2つの凸部を設けているため、回転部材630が往復移動する回数が増え、より振動する。その結果、回転部材630の内周面に付着したトナーをより落下させる。このように、凸部を複数設ける構成としてもよい。
(3)第3の実施形態
第3の実施形態は、上記第1の実施形態の切り欠き部を変更し、溝部およびガイド部材を設けたものである。したがって、主に切り欠き部、溝部およびガイド部材について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図8は、第3の実施形態の外郭連結部材周辺を示す斜視図である。
第3の実施形態は、上記第1の実施形態の切り欠き部を変更し、溝部およびガイド部材を設けたものである。したがって、主に切り欠き部、溝部およびガイド部材について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図8は、第3の実施形態の外郭連結部材周辺を示す斜視図である。
外郭連結部材620は、外郭連結部材620の支持部621側の上端に切り欠き部625を設けている。切り欠き部625は、外郭連結部材620の周方向に水平に形成されている。外郭連結部材620は、溝部626を設けている。溝部626は、外郭連結部材620の周方向に傾斜を有するように設けられている。回転部材630は、溝部626に沿って移動するガイド部材633を設けている。
回転部材630が往復移動すると、ガイド部材633が溝部626の傾斜に沿って移動する。つまり、回転部材630は、往復移動するとともに重力方向に移動する。第2の実施形態によれば、回転部材630が往復移動するとともに重力方向に移動するため、回転部材630の内周面に付着したトナーを落とす。
(4)第4の実施形態
第4の実施形態は、上記第1の実施形態の先端部を変更したものである。したがって、主に先端部について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図9は、第4の実施形態の回転部材を示す斜視図である。図10は、第4の実施形態の突起部が往復する状態を示す図である。
第4の実施形態は、上記第1の実施形態の先端部を変更したものである。したがって、主に先端部について説明し、第1の実施形態と同様な構成の説明は省略する。図9は、第4の実施形態の回転部材を示す斜視図である。図10は、第4の実施形態の突起部が往復する状態を示す図である。
回転部材630の突起部(被駆動伝達部)634の先端部634aは、図9に示すように、テーパー部634cを設けている。図10に示すように、凸部643が回転移動すると、X位置で凸部643が突起部634に接触する。さらに凸部643が回転移動すると、凸部643が矢印L方向に突起部634を移動させる。すなわち、突起部634が水平方向だけではなく、重力方向にも移動する。その結果、回転部材630が往復移動し、振動する。
第4の実施形態によれば、回転部材630が往復移動するとともに重力方向に移動するため、回転部材630の内周面に付着したトナーを落とす。このように、凸部の形状を変更し、回転部材630を往復移動させ、振動させる構成としてもよい。
本発明は、カラープリンタ、FAX、カラー複写機、これらの機能を備えた装置などの画像形成装置に利用することができる。
1…フルカラープリンタ、10…装置本体、600…搬送装置、610…第1搬送装置、611…第1搬送経路、612…第1搬送部材、620…外郭連結部材、630…回転部材、631…突起部、640…駆動伝達部材、643…凸部、650…コイルスプリング。
Claims (3)
- 現像剤を搬送する現像剤搬送路と、
前記現像剤搬送路内に配置され且つ回転して前記現像剤搬送路の現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、
前記現像剤搬送路の下流側に接続され、前記現像剤搬送部材に搬送される現像剤が重力の作用で落下する落下路と
を備え、
前記落下路の内壁面は前記現像剤搬送部材の回転に伴って往復移動すること
を特徴とする搬送装置。 - 前記落下路は、
前記落下路の前記内壁面を構成する内壁部材と前記落下路の外殻を構成する外殻部材とを有し、
回転する駆動伝達手段と、
前記内壁部材に設けられ前記駆動伝達手段に接触して駆動を受け取る被駆動伝達部と、
前記外郭部材に設けられ前記被駆動伝達部を前記落下路の前記外殻の外へ突出させる開口部または切欠き部と、
前記駆動伝達手段に設けられ前記駆動伝達手段の回転に応じて前記被駆動伝達手段に接触および離間し、前記被駆動伝達手段に接触した状態で前記被駆動伝達部を所定の方向へ移動させる駆動伝達部と、
前記被駆動伝達部が前記駆動伝達部から解放されたときに、前記所定の方向に移動した前記被駆動伝達部を復帰させる弾性部材と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 前記被駆動伝達部は重力方向に対して傾斜した状態で前記駆動伝達部に接触し、前記内壁面は重力方向の成分を含む往復移動をすることを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249204A JP2009080278A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249204A JP2009080278A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009080278A true JP2009080278A (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=40655070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007249204A Pending JP2009080278A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009080278A (ja) |
-
2007
- 2007-09-26 JP JP2007249204A patent/JP2009080278A/ja active Pending
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