JP2009079253A - シャフト及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量比で、0.15〜0.60%のC、0.2%以下のSi、0.10〜0.70%のMn、0.03%以下のP、0.03%以下のS、0.1〜1.6%のCr、0.6〜1.5%のMo、0.05〜0.40%のVを含有し、残部Fe及び不可避的不純物から成る鋼材に、880℃以上の温度で焼入れ処理を施した後、550〜650℃の温度で塩浴軟窒化あるいはガス軟窒化処理を施し、シャフトの内部硬さを400Hv以上、表面から0.05mmの深さ位置における硬さを600Hv以上とし、シャフト表面に25μm以下の厚さの窒化物層を形成する。
【選択図】なし
Description
また、従来の差動ピニオン及びメートシャフトとしては、例えば上記JIS規格に規定される構造用鋼鋼材を材料としており、互いの摺動接触部分の耐摩耗性等を高めるために、差動ピニオンの内周面に摺動接触するメートシャフトの外径面に、軟窒化処理又はニッケル−リンめっきを施したものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2に記載の窒化用鋼は、フェライト+べイナイトの金属組織であるため、マルテンサイト金属組織からなる素材よりは強度が劣ることになる。
また、このようなシャフトは、上記成分の鋼材に、880℃以上の温度で焼入れ処理を施した後、550〜650℃の温度で塩浴軟窒化又はガス軟窒化処理を施すことにより得ることができる。
そして、本発明によれば、良好な耐衝撃曲げ性と共に、良好な耐摩耗、耐焼付き性を備えたシャフト部品を実現することができ、例えばディファレンシャル機構用ピニオンメートシャフトなどに適用することができる。
また、素材鋼の被削性を向上させる観点からは、Pb、Bi及びCaのうちの少なくとも1種を後述する範囲内で添加することが望ましい。
Cは、熱処理によって所要の強度を得るために有効であるので、そのために含有させる元素である。
しかし、Cの含有量が0.15%未満では効果に乏しい。一方、0.60%を超えると靭性低下による衝撃曲げ強度の低下をもたらすと共に、素材の硬さの上昇を招き、加工コストの増大を招くことがある。したがって、C含有量については、0.15〜0.60%の範囲内とすることが必要となる。
Siは、オーステナイト化時の高温加熱による粒界酸化を助長する元素であり、粒界強度低下により衝撃曲げ強度を劣化させる。また、PやSなどの不純物元素の粒界への偏析を助長する作用があり、これも衝撃曲げ強度を劣化させる要因となる。さらに、素材の硬さの上昇を招くことがある。
これらのことから、Si含有量は低い方が望ましく、0.2%以下に限定することが必要となる。
Mnは、鋼溶製時の脱酸剤として有効であると共に、焼入性の向上に寄与する元素であるが、Siと共に焼入れ時の粒界酸化を助長し、衝撃曲げ強度を劣化させる。また、Siと同様にPやSなどの不純物元素の粒界への偏析を助長し、衝撃曲げ強度を劣化させる要因になる元素である。さらに、素材の硬さの上昇を招くことがある。
したがって、Mn含有量は、脱酸剤としての有効量以上に添加することは望ましくなく、0.10〜0.70%とする必要がある。
Pは、オーステナイト域に加熱するとオーステナイト粒界に偏析し、粒界を脆化させて耐衝撃特性を劣化させるので、低い方が望ましく、その含有量を0.03%以下とする必要がある。
Sは、Pと同様にオーステナイト域に加熱するとオーステナイト粒界に偏析し、粒界を脆化させて耐衝撃特性を劣化させるので、低いことが望ましく、その含有量を0.03%以下とすることが必要である。
Crは、焼入性を向上させる作用があるので、そのために含有させる元素である。このような効果を得るためには、0.1%以上含有させる必要があるが、1.6%を超えて過剰に添加すると、SiやMnと同様に粒界酸化を助長して、オーステナイト粒界の脆化を招いて耐衝撃特性を却って低下させることになる。
したがって、Cr含有量は、0.1〜1.6%の範囲内とする。
Moは、鋼の焼入れ性を向上させるとともに、結晶粒の微細化及びオーステナイト粒界の強度向上に寄与すると共に、焼戻し時に十分な二次硬化をもたらし、良好な母材強度を得るのに効果的な元素である。すなわち、550℃を超える条件の軟窒化処理温度においても、ビッカース硬さ400Hv以上の高い硬さを得るために添加する元素である。
しかし、含有量が0.6%未満では効果に乏しい一方、多くなると効果が飽和するばかりでなく、巨大な一次炭化物が析出して靭性低下による衝撃曲げ強度の低下をもたらすので、その上限を1.5%とする。
Vは、Moと同様に、焼戻し時にバナジウム炭化物を形成させて、十分な二次硬化及び母材強度を得るために含有させる元素である。
このような効果を得るためには、0.05%以上含有させる必要があるが、過剰に添加すると巨大な一次炭化物が晶出し、焼入れ時に残存して二次硬化に寄与するV固溶量が飽和するばかりでなく、靭性低下による衝撃曲げ強度の低下をもたらすので、その上限を0.40%とする。
Ti及びNbは、いずれも結晶粒の微細化に寄与し、強靱化に有効な元素であるため、必要に応じて、これらの一方又は両方を上記範囲内で添加することができる。
一方、Nbは、微細な炭・窒化物を形成し、結晶粒の微細化に寄与し、基地の靭性強化に有効な元素であるが、含有量が0.01%未満では効果に乏しい。また、0.20%を超えて添加しても、効果が飽和するので、その上限を0.20%とする。すなわち、Nbは、TiCによる結晶粒微細化効果が不十分な場合、Nb(C,N)を析出させ、その析出物を利用するために含有させる。
Pb、Bi、Caは、いずれも被削性を向上させるのに有効な元素であり、さらに良好な被削性が要求される場合に、必要に応じてこれらのうちから選ばれる1種又は2種以上を適量添加することができる。
また、Caは、鋼中でアノールサイト,ゲーレナイトといったCaを含有した酸化物系介在物を形成し、切削時に工具すくい面にベラーグと呼ばれる皮膜を形成することによって、特に旋削工具寿命を改善する機能を有する。しかし、0.1%を超えると鋼の靭性を低下させるため、その含有量を0.1%以下に限定する。
本発明の高強度シャフトの製造方法においては、MoやV系炭化物の析出による二次硬化を利用するようにしており、この二次硬化を十分に得るためには焼入れ前のMoやV系炭化物を十分に固溶させる必要があるため、焼入れ温度を880℃以上とする。880℃に満たない温度で焼入れを行うと、衝撃曲げ強度の劣化を招く。
すなわち、シャフトの内部硬さを400Hv以上とすることにより耐変形性を確保し、さらに、シャフト外形表面からの深さが0.05mmの位置におけるビッカース硬さを600Hv以上とすることによって、衝撃入力があった際にシャフト表層で破壊が生じる限界を向上させている。
なお、本発明において「窒化物層」とは、鋼母材の表層付近に炭素や窒素などが拡散して強化される層を含まない。すなわち、母材の表面上に形成される化合物層を意味するものとする。
表1に示す化学組成を有する鋼を溶製し、続いて、常法に基づいて圧延、焼きならした後、図1に示すように、径15mm、長さ107mmの棒状をなし、機械加工仕上げにより一端側に5mm径の貫通孔を備えた耐衝撃特性試験片に加工した。そして、各試験片について、表2に示すそれぞれの条件のもとに、熱処理と、軟窒化や被膜処理などの表面処理を行った。これら処理後の試験片の硬さや硬質表面処理膜の厚さの測定結果を表2に併せて示す。
なお、鋼を電炉溶製する場合には、Cu、Niが不純物として混入することがあるが、これらの成分量がそれぞれ0.30%以下であれば、何ら問題ないことを確認している。
上記によって得られた耐衝撃特性試験片(図1)を図2に示すように4点で支持し、そのうちの2点に480Nの衝撃入力を繰返し加える試験を行い、破断に到るまでの回数、及び100回の繰返し入力時の変形量を測定した。その結果を表3に示す。
なお、試験結果については、比較例2の結果を「1」とする相対比で表記した。また、破断回数については、比較例2に対する破断回数比が5.0を超えるものを「○」、100回入力時の変形量については、比較例2に対する変形量比が3.0を超えないものを「○」と評価した。
また、比較例2では、浸炭焼入れ焼戻しの後、95℃で燐酸マンガン皮膜処理を実施しており、シャフト内部硬さ400Hv以上、シャフト外形表面からの深さ0.05mm位置でのビッカース硬さ600Hv以上が得られているものの、炭素濃度の高い浸炭層を有していることから、シャフト表層付近の靭性が不足しており、耐衝撃特性に劣る結果となった。
さらに、比較例5、6、7の化学成分組成では、Mo,V成分の添加量が不足しており、熱処理によってシャフト内部硬さ400Hv以上を確保できず、耐衝撃特性に劣る結果であった。また、比較例9では、焼入れ焼戻しの熱処理を行っていないために、シャフト内部の硬さについて400Hv以上を確保することができず、耐衝撃特性に劣る結果となった。
図3に示すように、上記によって得られたシャフト状試験片Sを周速0.4m/sで回転させ、これにブロック状試験片B(10×10×30mm)を押し付け、焼付きが発生するときの荷重を測定した。
このとき、両試験片A,Bの摺接面には、潤滑油を毎分3cc滴下し、ブロック状試験片Bのシャフト状試験片Sとの摺接面の表面粗さについては、Raで1.5μm程度とした。
なお、試験結果については、比較例2の結果を「1」とする相対比で表記した。また、比較例2に対する焼付き荷重比が1.8以上のものを「○」評価した。
Claims (6)
- 質量比で、C:0.15〜0.60%、Si:0.2%以下、Mn:0.10〜0.70%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:0.1〜1.6%、Mo:0.6〜1.5%、V:0.05〜0.40%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物である鋼から成り、内部のビッカース硬さが400Hv以上、表面から0.05mmの深さ位置におけるビッカース硬さが600Hv以上であると共に、表面に25μm以下の厚さの窒化物層を備えていることを特徴とするシャフト。
- 質量比で、C:0.15〜0.60%、Si:0.2%以下、Mn:0.10〜0.70%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:0.1〜1.6%、Mo:0.6〜1.5%、V:0.05〜0.40%に加えて、Ti:0.01〜0.20%及びNb:0.01〜0.20%の少なくとも一方を含有し、残部がFe及び不可避的不純物である鋼から成ることを特徴とする請求項1に記載のシャフト。
- 質量比で、C:0.15〜0.60%、Si:0.2%以下、Mn:0.10〜0.70%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:0.1〜1.6%、Mo:0.6〜1.5%、V:0.05〜0.40%に加えて、Pb:0.3%以下、Bi:0.1%以下及びCa:0.1%以下から成る群から選ばれた少なくとも1種の元素を含有し、残部がFe及び不可避的不純物である鋼から成ることを特徴とする請求項1に記載のシャフト。
- 質量比で、C:0.15〜0.60%、Si:0.2%以下、Mn:0.10〜0.70%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:0.1〜1.6%、Mo:0.6〜1.5%、V:0.05〜0.40%に加えて、Ti:0.01〜0.20%及びNb:0.01〜0.20%の少なくとも一方と、Pb:0.3%以下、Bi:0.1%以下及びCa:0.1%以下から成る群から選ばれた少なくとも1種の元素を含有し、残部がFe及び不可避的不純物である鋼から成ることを特徴とする請求項1に記載のシャフト。
- ディファレンシャル機構用ピニオンメートシャフトであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載のシャフト。
- 質量比で、C:0.15〜0.60%、Si:0.2%以下、Mn:0.10〜0.70%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:0.1〜1.6%、Mo:0.6〜1.5%、V:0.05〜0.40%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物から成る鋼材に、880℃以上の温度で焼入れ処理を施した後、550〜650℃の温度で塩浴軟窒化又はガス軟窒化処理を施すことを特徴とするシャフトの製造方法。
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WO2012163391A1 (en) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | Società Bulloneria Europea S.B.E. Spa | Process for manufacturing engine starting motor shafts |
WO2023203838A1 (ja) * | 2022-04-18 | 2023-10-26 | ジヤトコ株式会社 | 歯車 |
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JP2007077411A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Daido Steel Co Ltd | 疲労強度および摩耗特性にすぐれた機械構造部品とその製造方法 |
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- 2007-09-26 JP JP2007249028A patent/JP5077814B2/ja active Active
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