JP2009078016A - 超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム - Google Patents

超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009078016A
JP2009078016A JP2007250295A JP2007250295A JP2009078016A JP 2009078016 A JP2009078016 A JP 2009078016A JP 2007250295 A JP2007250295 A JP 2007250295A JP 2007250295 A JP2007250295 A JP 2007250295A JP 2009078016 A JP2009078016 A JP 2009078016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
ultrasonic
sensitivity
diagnostic apparatus
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007250295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5274806B2 (ja
Inventor
Akihiro Kakee
明弘 掛江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007250295A priority Critical patent/JP5274806B2/ja
Priority to CN2008101658395A priority patent/CN101396290B/zh
Priority to US12/237,694 priority patent/US8425419B2/en
Publication of JP2009078016A publication Critical patent/JP2009078016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5274806B2 publication Critical patent/JP5274806B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/13Tomography
    • A61B8/14Echo-tomography

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

【課題】被検体に応じて超音波プローブに送る送信電圧を自動的に最適値に調整すること。
【解決手段】被検体2であると認識された各画像区域(m×n)内における感度SNRiの平均値SNRmeanを求め、この感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体等の被検体に対して超音波プローブから超音波ビームを送信し、そのエコーを受信して被検体の超音波画像データを取得する超音波診断装置に係り、超音波プローブに送る送信電圧を最適値に調整する超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラムに関する。
超音波診断装置では、超音波プローブを生体等の被検体に接触し、この状態で超音波プローブから超音波ビームを送信し、そのエコーを受信して被検体の超音波画像データを取得する。超音波プローブは、超音波診断装置のシステム制御部から超音波診断装置の制御部から指示された送信電圧に応じた音響パワーの超音波ビームを送信する。超音波プローブへの送信電圧は、音響パワー規制範囲内で、予めシステム制御部によって設定された送信電圧を最大送信電圧としている。
超音波ビームは、例えば胎児又は臓器等の被検体に対して大きな音響パワーの送信を行わないように、これら胎児又は臓器等の被検体の種類に応じて調整される。この超音波ビームの音響パワーの調整は、超音波診断装置のパネル上に設けられているアコーステックパワー調整スイッチをユーザがマニュアル操作して行っている。このマニュアル操作による超音波ビームの音響パワーの調整は、音響パワー規制範囲内で、予めシステム制御部によって計算された送信電圧を最大送信電圧として行われる。
超音波ビームの音響パワーの安全性が超音波診断装置においても問われている。超音波ビームに対する送信電圧は、予めシステム制御部によって演算された送信電圧に設定されている。従って、実際の被検体に対する診断時、被検体中における診断の必要ない部位に対しては、超音波ビームの音響パワーを制限しなければならない。この超音波ビームの音響パワーを制限するためにユーザは、マニュアルによってアコーステックパワー調整スイッチを操作し、超音波ビームの音響パワーを最適値に調整する。このような超音波ビームの音響パワーの調整は、例えば被検体の複数の診断部位毎に行われる。
しかしながら、複数の診断部位毎に一々ユーザがマニュアルによってアコーステックパワー調整スイッチを操作して超音波ビームの音響パワーを最適化していては、複数の診断部位に対する診断のスループットが低下してしまう。又、被検体中の複数の診断部位を診断するために、これら診断部位のトータルの診断時間が長くなる。このため、被検体に対する超音波ビームの照射時間が長くなる。
なお、超音波ドプラスペクトラム法における超音波プローブに有する複数の圧電振動子の駆動方法を制御して発熱規制或いは音響出力規制を遵守すると共にドプラスペクトラムを高感度で観察するに関する技術として例えば特許文献1がある。この特許文献1は、複数の圧電振動子に対応する駆動信号の振幅が比較的高い高パワーモードと駆動信号の振幅が比較的低い低パワーモードとを被検体の生体信号に同期して切り替えることを開示する。
特開2005−305129
本発明の目的は、被検体に応じて超音波プローブに送る送信電圧を自動的に最適値に調整できる超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラムを提供することにある。
本発明の請求項1に記載の超音波診断装置は、超音波プローブに対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体からのエコーを超音波プローブにより受信して被検体の超音波画像データを取得する超音波診断装置において、超音波画像データ中から被検体に対応する画像区域を認識する被検体認識部と、被検体認識部により被検体であると認識された画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて超音波プローブに対する送信電圧を制限する最適電圧演算部とを具備する。
本発明の請求項12に記載の超音波診断方法は、超音波プローブに対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体からのエコーを超音波プローブにより受信して被検体の超音波画像データを取得する超音波診断方法において、超音波画像データ中から被検体に対応する画像区域を認識し、被検体であると認識された画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて超音波プローブに対する送信電圧を制限する。
請求項14に記載の超音波診断装置の制御プログラムは、超音波プローブに対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体からのエコーを超音波プローブにより受信して被検体の超音波画像データを取得する超音波診断装置の制御プログラムにおいて、超音波画像データ中から被検体に対応する画像区域を認識させ、被検体であると認識された画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて超音波プローブに対する送信電圧を制限させる。
本発明によれば、被検体に応じて超音波プローブに送る送信電圧を自動的に最適値に調整できる超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラムを提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は超音波診断装置の構成図を示す。超音波プローブ1は、複数の振動子を有する。この超音波プローブ1は、生体等の被検体2に接触し、この状態で超音波ビームを被検体2内に送信し、例えば被検体2内の対象部位からの反射波を受信してそのエコー信号を出力する。この超音波プローブ1は、送受信部3に接続されている。
送受信部3は、超音波プローブ1の各振動子をそれぞれ所定の送信波形の送信電圧Eを各振動子毎に遅延を与えて駆動することにより超音波プローブ1から送信される超音波ビームを走査し、これと同時に各振動子により被検体1からの反射波を受信し、各振動子から出力される各エコー信号に対してそれぞれ受信遅延を行って加算する。
信号処理部4は、送受信部3の出力信号を入力し、この送受信部3の出力信号に対してゲイン処理、位相検波処理、ローパスフィルタ(LPF)処理、 (LOG)圧縮処理、画像フィルタ処理等の各種処理を行い、この処理結果の被検体データを出力する。この信号処理部4は、例えば超音波プローブ1による超音波ビームの1走査毎に連続して被検体データを出力する。この信号処理部4から出力される被検体データは、それぞれ輝度値を持つ複数のピクセルから成る。なお、被検体2が生体であれば、信号処理部4から出力される被検体データは、生体データと称する。
表示処理部5は、信号処理部4の出力データを入力し、この出力データに基づいて2次元画像データ又は3次元画像データのいずれか一方又は両方を構築し、ダイナミックレンジ等のポストプロセス処理を行い、2次元超音波画像データ又は3次元超音波画像データのいずれか一方又は両方を表示部7に表示する。表示処理部5には、画像メモリ8が接続されている。表示処理部5は、構築した2次元超音波画像データ又は3次元超音波画像データのいずれか一方又は両方を画像メモリ8に記憶する。
表示部7は、例えば液晶ディスプレイから成る。
システム制御部9は、CPUから成り、プログラムメモリ10と操作パネル11とが接続されている。このシステム制御部9は、プログラムメモリ10に予め格納されている超音波診断装置の制御プログラムを実行することにより送受信部3と、信号処理部4と、表示処理部5と、ヒストグラム解析部12と、生体組織識別演算部13と、最適送信電圧演算部14とに対して動作制御指令を発する。超音波診断装置の制御プログラムは、超音波プローブ1に対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体2からのエコーを超音波プローブ1により受信して被検体2の超音波画像データを取得する際、超音波画像データ中から被検体2に対応する画像区域を認識させ、認識させた少なくとも画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限させる。
操作パネル11には、本装置を操作するための各種スイッチ等が設けられている。この操作パネル11には、マニュアル操作用のアコーステックパワー調整スイッチ15が設けられている。このアコーステックパワー調整スイッチ15は、マニュアル操作されたときに超音波プローブ1への送信電圧Eを最適化する指示をシステム制御部9に与える。
ヒストグラム解析部12は、信号処理部4から出力された被検体データを入力し、超音波プローブ1から被検体2内に超音波ビームを送信する深さ方向にサンプルm(例えばピクセル数)を設定すると共に、超音波ビームの走査方向にラスタn(例えばピクセル数)を設定し、これらサンプルmとラスタnとから成る1画像区域(m×nピクセル)を複数設定し、これら1画像区域(m×n)毎にそれぞれ信号処理部4から出力される被検体データにおける各輝度値の分散値Viを求めると共に、1画像区域(m×n)毎にそれぞれ信号処理部4の出力データにおける各輝度値の平均処理(LPF)を行って平均値Siを求める。なお、1画像区域(m×n)は、例えば4×4ピクセルである。
又、ヒストグラム解析部12は、超音波プローブ1への送信電圧Eをオフしたときの信号処理部4から出力データを入力し、この出力データをノイズデータとして収集する。なお、このノイズデータは、予め外部記憶装置等に記憶してもよい。この場合、ノイズデータは、例えばシステム制御部9によって外部記憶装置から読み出され、ヒストグラム解析部12に渡される。このヒストグラム解析部12は、1画像区域(m×n)毎にそれぞれノイズデータにおける各輝度値の平均処理(LPF)を行って平均値Niを求める。
生体組織識別演算部13は、ヒストグラム解析部12により求められた被検体データにおける1画像区域(m×n)毎の輝度値の分散値Viと平均値Siとノイズデータの平均値Niとを受け取り、これら分散値Viと平均値Siと平均値Niとに基づいて1画像区域(m×n)毎に被検体2であるか否かの判定を行う。
具体的に生体組織識別演算部13は、被検体データの平均値Siとノイズデータの平均値Niとの差SNRi
SNRi=Si−Ni …(1)
を求め、この差SNRiを感度とする。
生体組織識別演算部13は、被検体データの分散値Viと感度SNRiとから各画像区域(m×n)毎に被検体2であるか否かの判定を行う。被検体2であるか否かの判定の条件は、
SNRi>SNRmin …(2)
Vmin<Vi<Vmax …(3)
である。ここで、SNRmin、Vmin、Vmaxは、予め設定される任意の値である。
最適送電電圧演算部14は、生体組織識別演算部13により被検体2であると認識された各画像区域(m×n)毎の感度SNRiと予め設定された閾値SNRtergetとに基づいて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限する。具体的に最適送電電圧演算部14は、各画像区域(m×n)内における感度SNRiの平均値SNRmeanを求める。この感度SNRiの平均値SNRmeanは、被検体2であると認識された各画像区域(m×n)におけるS/N値である。
最適送電電圧演算部14は、感度の平均値SNRmeanと閾値SNRtergetとを比較し、感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じた電圧値分ΔEだけ低下した送信電圧E=Ea−ΔEを求め、この送信電圧Eをシステム制御部9に送る。なお、Eaは、電圧値分ΔEだけ低下する直前の送信電圧である。
システム制御部9は、最適送電電圧演算部14により求められた送信電圧E(=Ea−ΔE)を受け、この送信電圧Eを送受信部3にフィードバックする。
又、システム制御部9は、アコーステックパワー調整スイッチ15から超音波プローブ1への送信電圧Eを最適化する指示を受けると、この超音波プローブ1への送信電圧Eを最適化する指示を受けたときにヒストグラム解析部12と、生体組織識別演算部13と、最適送信電圧演算部14とに対して動作制御指令を発し、上記同様に、感度の平均値SNRmeanと閾値SNRtergetとを比較し、感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じた電圧値分ΔEだけ低下した送信電圧E=Ea−ΔEを求め、この送信電圧Eをシステム制御部9に送る。なお、システム制御部9は、超音波プローブ1に対する送信電圧Eを音響パワー規制範囲内に制御するように設定されている。
次に、上記の如く構成された装置における超音波プローブ1に送る送信電圧Eの最適値への調整作用について図2に示す送信電圧最適化フローチャートに従って説明する。
先ず、システム制御部9は、ステップ#1において、音響パワー規制範囲内の最大の送信電圧Eで超音波プローブ1から超音波ビームを送信する指示を送受信部3に送る。この送受信部3は、超音波プローブ1の各振動子をそれぞれ所定の送信波形の送信電圧Eを各振動子毎に遅延を与えて駆動する。これにより超音波プローブ1は、生体等の被検体2に接触した状態で超音波ビームを被検体2内に走査し、例えば被検体2内の対象部位からの反射波を受信してそのエコー信号を出力する。送受信部3は、超音波プローブ1からの超音波ビームの走査と同時に、超音波プローブ1の各振動子から出力される各エコー信号に対してそれぞれ受信遅延を行って加算する。
信号処理部4は、送受信部3の出力信号に対してゲイン処理、位相検波処理、LPF処理、LOG圧縮処理、画像フィルタ処理等の各種処理を行い、この処理結果の被検体データを出力する。
表示処理部5は、信号処理部4の出力データに基づいて2次元画像データ又は3次元画像データのいずれか一方又は両方を構築し、ダイナミックレンジ等のポストプロセス処理を行い、2次元超音波画像データ又は3次元超音波画像データのいずれか一方又は両方を表示部7に表示する。この表示処理部5は、構築した2次元超音波画像データ又は3次元超音波画像データのいずれか一方又は両方を画像メモリ8に記憶する。
次に、システム制御部9は、ステップ#2において、送信電圧Eをオフ(送信電圧E=0)する指示を送受信部3に送る。これにより超音波プローブ1は、超音波ビームの送信がなくなる。この状態で、信号処理部4は、送受信部3の出力信号に対してゲイン処理、位相検波処理、LPF処理、LOG圧縮処理、画像フィルタ処理等の各種処理を行い、この処理結果を出力する。ヒストグラム解析部12は、信号処理部4からの出力データを入力し、この出力データをノイズデータとして収集する。
次に、ヒストグラム解析部12は、ステップ#3において、信号処理部4から出力された被検体データを入力し、超音波プローブ1から被検体2内に超音波ビームを送信する深さ方向にサンプルm(例えばピクセル数)、超音波ビームの走査方向にラスタn(例えばピクセル数)を設定した1画像区域(m×nピクセル)毎にそれぞれ被検体データにおける各輝度値の分散値Viを求めると共に、1画像区域(m×n)毎にそれぞれ信号処理部4の出力データにおける各輝度値の平均処理(LPF)を行って平均値Siを求める。
次に、ヒストグラム解析部12は、ステップ#4において、超音波プローブ1への送信電圧Eをオフしたときの信号処理部4から出力されたノイズデータに対して1画像区域(m×n)毎にそれぞれ各輝度値の平均処理(LPF)を行って平均値Niを求める。
次に、生体組織識別演算部13は、ヒストグラム解析部12により求められた被検体データにおける1画像区域(m×n)毎の輝度値の分散値Viと平均値Siとノイズデータの平均値Niとを受け取り、これら分散値Viと平均値Siと平均値Niとに基づいて1画像区域(m×n)毎に被検体2であるか否かの判定を行う。
すなわち、先ず、生体組織識別演算部13は、ステップ#5において、上記式(1)に従い、被検体データの平均値Siとノイズデータの平均値Niとの差SNRi=Si−Niを求め、この差SNRiを感度とする。
次に、生体組織識別演算部13は、ステップ#6において、被検体データの分散値Viと感度SNRiとから各画像区域(m×n)毎に、上記式(2)(3)に示す被検体2であるか否かの判定の条件に従って被検体2であるか否かの判定を行う。この判定の結果、生体組織識別演算部13は、各画像区域(m×n)毎に、SNRi>SNRminでかつVmin<Vi<Vmaxであれば、当該画像区域(m×n)を被検体2であると判定し、SNRi>SNRminでかつVmin<Vi<Vmax以外を被検体2でないと判定する。
図3は表示部7に表示された例えば胎児等の生体である被検体2の超音波画像Duを示し、図4は生体組織識別演算部13により被検体2であると判定された例えば胎児等の生体部分(太枠F内)を示す。例えば胎児等の生体部分を判定すると、生体組織識別演算部13は、超音波画像Duから例えば胎児等の生体部分を分離することが可能である。
次に、最適送電電圧演算部14は、ステップ#7において、生体組織識別演算部13により被検体2であると認識された各画像区域(m×n)内、例えば図4に示す胎児等の生体と判定された生体部分内(太枠F内)における各画像区域(m×n)内の感度SNRiの平均値SNRmeanを求め、次のステップ#8において、感度の平均値SNRmeanと閾値SNRtergetとを比較する。
この比較の結果、感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、最適送電電圧演算部14は、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じた電圧値分ΔEだけ低下した送信電圧E=Ea−ΔEを求め、この送信電圧Eをシステム制御部9に送る。
システム制御部9は、ステップ#9において、最適送電電圧演算部14により求められた送信電圧E(=Ea−ΔE)を受け、この送信電圧Eを送受信部3にフィードバックする。この結果、超音波プローブ2に対する送信電圧Eは、感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じた電圧値分ΔEだけ低下する。以上のような超音波プローブ2に対する送信電圧Eの調整は、リアルタイムに行われる。例えば、胎児等の生体である被検体2からのエコー信号のS/N値(感度SNRiの平均値SNRmean)は、最低でも例えば30dB以上ある。胎児等の生体である被検体2の超音波診断に最低限必要なS/N値を例えば10dBと定義すれば、音響パワーは、20dB低下させることが可能である。なお、胎児等の生体である被検体2からのエコー信号のS/N値が最低でも30dB以上あるのは、一例であり、他の値を示すことがあるのは言うまでもない。
一方、超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限するタイミングは、操作パネル11におけるアコーステックパワー調整スイッチ15がマニュアル操作されたときであってもよい。例えば、ユーザは、図3に示すような表示部7に表示されている被検体2の超音波画像Duを観察しながらアコーステックパワー調整スイッチ15を操作する。このときアコーステックパワー調整スイッチ15は、マニュアル操作されたときに超音波プローブ1への送信電圧Eを最適化する指示をシステム制御部9に与える。これによりシステム制御部9は、上記同様に、ステップ#1〜#8を実行し、送受信部3と、信号処理部4と、表示処理部5と、ヒストグラム解析部12と、生体組織識別演算部13と、最適送信電圧演算部14とに対して動作制御指令を発し、被検体2であると認識された各画像区域(m×n)内における感度SNRiの平均値SNRmeanを求め、この感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限する。
このように上記一実施の形態によれば、被検体2であると認識された各画像区域(m×n)内における感度SNRiの平均値SNRmeanを求め、この感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限する。これにより、被検体2に応じて超音波プローブ1に送る送信電圧Eを自動的に最適値に調整できる。
実際の胎児等の生体である被検体2に対する診断時、被検体2中における診断の必要ない部位に対しては、超音波ビームの音響パワーを制限しなければならない。このような状況下において、上記一実施の形態では、被検体2であると認識された部位、例えば図4に示す胎児等の生体部分(太枠F内)に対して自動的に超音波ビームの音響パワーを音響パワー規制範囲内の最適な音響パワーに調整することにより被検体2に対する超音波ビームの音響パワーを最適化できる。これにより、例えば被検体2中の複数の診断部位に対する診断のスループットを低下させることなく、かつ被検体2中の複数の診断部位のトータルの診断時間を短縮でき、さらに被検体2に対する超音波ビームの照射時間を短くできる。
以下、他の実施の形態について説明する。
上記一実施の形態において最適送電電圧演算部14は、超音波プローブ1から送信される超音波ビームの1走査毎に感度SNRiを求め、この感度SNRiと予め設定された閾値SNRtergetとに基づいて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限してもよい。この場合も上記同様に、被検体2であると認識された各画像区域(m×n)内における感度SNRiの平均値SNRmeanを求め、この感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じて超音波プローブ1に対する送信電圧Eを制限するようにしてもよい。
又、例えば図5に示す胎児等の生体である被検体2の超音波画像Duに対して関心領域ROIを設定することがある。この場合、最適送電電圧演算部14は、閾値SNRtergetを関心領域ROIの内外とでそれぞれ別々に設定可能である。このように閾値SNRtergetを関心領域ROIの内外とでそれぞれ別々に設定することにより胎児等の生体である被検体2に対して音響パワー規制範囲内の最適な音響パワーの超音波ビームを送信でき、かつ被検体2でないところには、不必要に大きな音響パワーの超音波ビームを送信しなくてすむ。
上記一実施の形態では、最適送電電圧演算部14により超音波プローブ1に対する送信電圧Eの制限をリアルタイムに行っているが、これに限らず、一定周期毎に行ってもよい。
又、他の実施の形態として例えば図6に示すように形態変化検知部16を設けてもよい。この形態変化検知部16は、信号処理部4から出力される被検体データすなわち超音波画像データから被検体2の形態の変化を検知する。この超音波画像データは、時間的に連続する複数のフレーム画像から成る。
従って、形態変化検知部16は、超音波画像データにおける時間的に前後する2枚のフレーム画像を比較し、この比較結果から被検体2の形態の変化を検知する。被検体2の形態の変化は、例えば胎児等の生体である被検体2の動き、又は超音波プローブ1を被検体1に接触させる部位の移動や、超音波プローブ1を被検体1に接触させる角度の変化すなわち被検体1内に送信する超音波ビームの角度の変化である。
形態変化検知部16によって被検体2の形態の変化が検知されると、ヒストグラム解析部12は、上記同様に、1画像区域(m×nピクセル)毎にそれぞれ被検体データにおける各輝度値の分散値Viを求めると共に、平均値Siを求める。又、ヒストグラム解析部12は、超音波プローブ1への送信電圧Eをオフしたときのノイズデータに対して1画像区域(m×n)毎にそれぞれ各輝度値の平均処理(LPF)を行って平均値Niを求める。
次に、生体組織識別演算部13は、分散値Viと平均値Siと平均値Niとに基づいて1画像区域(m×n)毎に被検体2であるか否かの判定を行う。
次に、最適送電電圧演算部14は、生体組織識別演算部13により被検体2であると認識された各画像区域(m×n)内、例えば図4に示す胎児等の生体と判定された生体部分内(太枠F内)における各画像区域(m×n)内の感度SNRiの平均値SNRmeanを求め、感度の平均値SNRmeanと閾値SNRtergetとを比較する。この比較の結果、感度SNRiの平均値SNRmeanが閾値SNRtergetよりも大きければ、最適送電電圧演算部14は、超音波プローブ2に対する送信電圧Eを感度の平均値SNRminと閾値SNRtergetとの差に応じた電圧値分ΔEだけ低下した送信電圧E=Ea−ΔEを求め、この送信電圧Eをシステム制御部9に送る。
このような他の実施の形態であれば、被検体2の形態の変化、例えば胎児等の生体である被検体2の動き、又は超音波プローブ1を被検体1に接触させる部位の移動や、超音波プローブ1を被検体1に接触させる角度の変化すなわち被検体1内に送信する超音波ビームの角度を変化したときに、上記一実施の形態と同様に、被検体2に応じて超音波プローブ1に送る送信電圧Eを自動的に最適値に調整できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る超音波診断装置の第1の実施の形態を示す構成図。 同装置における送信電圧最適化フローチャート。 同装置における表示部に表示された例えば胎児等の生体である被検体の超音波画像を示す模式図。 同装置における生体組織識別演算部により被検体であると判定された生体部分を示す摸式図。 同装置により超音波画像に設定される関心領域を示す図。 本発明に係る超音波診断装置の他の実施の形態を示す構成図。
符号の説明
1:超音波プローブ、2:被検体、3:送受信部、4:信号処理部、5:表示処理部、7:表示部、8:画像メモリ、9:システム制御部、10:プログラムメモリ、11:操作パネル、12:ヒストグラム解析部、13:生体組織識別演算部、14:最適送信電圧演算部、15:アコーステックパワー調整スイッチ、16:形態変化検知部、ROI:関心領域。

Claims (15)

  1. 超音波プローブに対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体からのエコーを前記超音波プローブにより受信して前記被検体の超音波画像データを取得する超音波診断装置において、
    前記超音波画像データ中から前記被検体に対応する画像区域を認識する被検体認識部と、
    前記被検体認識部により前記被検体であると認識された前記画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限する最適電圧演算部と、
    を具備することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記最適電圧演算部は、前記画像区域内における感度の平均値を求め、前記感度の平均値と前記閾値とを比較し、前記感度の平均値が前記閾値よりも大きければ、前記超音波プローブに対する前記送信電圧を低下することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 前記最適電圧演算部は、前記感度の平均値と前記閾値との差に応じた電圧値分だけ前記送信電圧を低下することを特徴とする請求項2記載の超音波診断装置。
  4. 前記最適電圧演算部は、前記超音波プローブから送信される前記超音波ビームの走査毎に前記感度を求め、前記感度と予め設定された閾値とに基づいて前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 前記最適電圧演算部は、予め設定された閾値を前記被検体に設定された関心領域の内外とでそれぞれ別々に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  6. 前記最適電圧演算部は、前記超音波プローブに対する前記送信電圧の制限をリアルタイム又は一定周期毎に行うことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  7. 前記超音波プローブへの前記送信電圧を最適化する指示を与えるための最適化指示部を有し、
    前記最適電圧演算部は、前記最適化指示部からの指示を受けたときに前記被検体認識部により認識された前記画像区域内における感度を求め、前記感度と予め設定された閾値とに基づいて前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限する、
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  8. 前記最適化指示部は、マニュアル操作を受けて前記指示を前記最適電圧演算部に与えるスイッチを有することを特徴とする請求項7記載の超音波診断装置。
  9. 前記超音波画像データから前記被検体の形態の変化を検知する形態変化検知部を有し、
    前記最適化指示部は、前記形態変化検知部により前記被検体の形態の変化が検知されたときに前記被検体認識部により認識された前記画像区域内における感度を求め、前記感度と予め設定された閾値とに基づいて前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限する、
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  10. 前記超音波画像データは、時間的に連続する複数のフレーム画像から成り、
    前記形態変化検知部は、前記超音波画像データにおける時間的に前後する前記各フレーム画像を比較して前記被検体の形態の変化を検知することを特徴とする請求項9記載の超音波診断装置。
  11. 前記少なくとも前記画像区域内における感度は、前記超音波画像データの輝度の平均値とノイズデータとの差から取得されることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  12. 超音波プローブに対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体からのエコーを前記超音波プローブにより受信して前記被検体の超音波画像データを取得する超音波診断方法において、
    前記超音波画像データ中から前記被検体に対応する画像区域を認識し、
    前記被検体であると認識された前記画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限する、
    ことを特徴とする超音波診断方法。
  13. 前記超音波プローブに対する前記送信電圧の制限は、前記画像区域内における感度の平均値を求め、前記感度の平均値と前記閾値とを比較し、前記感度の平均値が前記閾値よりも大きければ、前記感度の平均値と前記閾値との差に応じた電圧値分だけ前記送信電圧を低下することを特徴とする請求項12記載の超音波診断方法。
  14. 超音波プローブに対して電圧を送信して超音波ビームを送信させ、被検体からのエコーを前記超音波プローブにより受信して前記被検体の超音波画像データを取得する超音波診断装置の制御プログラムにおいて、
    前記超音波画像データ中から前記被検体に対応する画像区域を認識させ、
    前記被検体であると認識された前記画像区域内における感度と予め設定された閾値とに基づいて前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限させる、
    ことを特徴とする超音波診断装置の制御プログラム。
  15. 前記超音波プローブに対する前記送信電圧を制限する場合、前記画像区域内における感度の平均値を求めさせ、前記感度の平均値と前記閾値とを比較させ、前記感度の平均値が前記閾値よりも大きければ、前記感度の平均値と前記閾値との差に応じた電圧値分だけ前記送信電圧を低下させることを特徴とする請求項14記載の超音波診断装置の制御プログラム。
JP2007250295A 2007-09-26 2007-09-26 超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム Active JP5274806B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007250295A JP5274806B2 (ja) 2007-09-26 2007-09-26 超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム
CN2008101658395A CN101396290B (zh) 2007-09-26 2008-09-25 超声波诊断装置及其方法
US12/237,694 US8425419B2 (en) 2007-09-26 2008-09-25 Ultrasonic diagnostic apparatus and ultrasonic diagnostic method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007250295A JP5274806B2 (ja) 2007-09-26 2007-09-26 超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009078016A true JP2009078016A (ja) 2009-04-16
JP5274806B2 JP5274806B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=40472469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007250295A Active JP5274806B2 (ja) 2007-09-26 2007-09-26 超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8425419B2 (ja)
JP (1) JP5274806B2 (ja)
CN (1) CN101396290B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098191A (ja) * 2009-10-08 2011-05-19 Toshiba Corp 超音波診断装置、超音波画像処理装置、超音波画像処理方法、及び超音波画像処理プログラム
JP2012196263A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fujifilm Corp 超音波診断装置および超音波画像生成方法
JP2016010715A (ja) * 2015-09-07 2016-01-21 セイコーエプソン株式会社 超音波センサー制御装置、電子機器、及び超音波センサー制御方法
KR20190089998A (ko) * 2016-12-22 2019-07-31 후지필름 소노사이트, 인크. 안과 또는 다른 민감한 조직을 이미징 및 보호하기 위한 초음파 시스템

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6089499B2 (ja) * 2012-08-28 2017-03-08 セイコーエプソン株式会社 超音波トランスデューサー装置およびプローブ並びに電子機器および超音波診断装置
JP6111870B2 (ja) * 2013-05-31 2017-04-12 セイコーエプソン株式会社 超音波測定装置、超音波画像装置及び超音波画像の処理方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002125971A (ja) * 2000-10-25 2002-05-08 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
US20030158479A1 (en) * 2002-02-21 2003-08-21 Acuson, A Siemens Company Automatic ultrasound transmit power setting method and system
JP2004159770A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2005177336A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2005319296A (ja) * 2004-05-04 2005-11-17 General Electric Co <Ge> 超音波システムのパワーを制御するための方法及び装置
JP2006055672A (ja) * 2005-11-14 2006-03-02 Toshiba Corp 超音波診断装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398733B1 (en) 2000-04-24 2002-06-04 Acuson Corporation Medical ultrasonic imaging system with adaptive multi-dimensional back-end mapping
US6475148B1 (en) * 2000-10-25 2002-11-05 Acuson Corporation Medical diagnostic ultrasound-aided drug delivery system and method
US7744537B2 (en) * 2001-08-20 2010-06-29 Japan Science And Technology Agency Ultrasonic method and system for characterizing arterial tissue using known elasticity data
US7356165B2 (en) * 2004-03-09 2008-04-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Imaging apparatus performing a high reliability data analysis
JP4801912B2 (ja) 2004-03-24 2011-10-26 株式会社東芝 超音波診断装置
US7502498B2 (en) * 2004-09-10 2009-03-10 Available For Licensing Patient monitoring apparatus

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002125971A (ja) * 2000-10-25 2002-05-08 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
US20030158479A1 (en) * 2002-02-21 2003-08-21 Acuson, A Siemens Company Automatic ultrasound transmit power setting method and system
JP2004159770A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2005177336A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2005319296A (ja) * 2004-05-04 2005-11-17 General Electric Co <Ge> 超音波システムのパワーを制御するための方法及び装置
JP2006055672A (ja) * 2005-11-14 2006-03-02 Toshiba Corp 超音波診断装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098191A (ja) * 2009-10-08 2011-05-19 Toshiba Corp 超音波診断装置、超音波画像処理装置、超音波画像処理方法、及び超音波画像処理プログラム
US9687212B2 (en) 2009-10-08 2017-06-27 Toshiba Medical Systems Corporation Ultrasonic diagnosis apparatus, ultrasonic image processing apparatus, ultrasonic image processing method, and ultrasonic image processing program
JP2012196263A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fujifilm Corp 超音波診断装置および超音波画像生成方法
JP2016010715A (ja) * 2015-09-07 2016-01-21 セイコーエプソン株式会社 超音波センサー制御装置、電子機器、及び超音波センサー制御方法
KR20190089998A (ko) * 2016-12-22 2019-07-31 후지필름 소노사이트, 인크. 안과 또는 다른 민감한 조직을 이미징 및 보호하기 위한 초음파 시스템
JP2020504649A (ja) * 2016-12-22 2020-02-13 フジフイルム ソノサイト インコーポレイテッド 眼または他の損傷を受けやすい組織を撮像および保護するための超音波システム
JP7013473B2 (ja) 2016-12-22 2022-01-31 フジフイルム ソノサイト インコーポレイテッド 眼または他の損傷を受けやすい組織を撮像および保護するための超音波システム
KR102478943B1 (ko) * 2016-12-22 2022-12-16 후지필름 소노사이트, 인크. 안과 또는 다른 민감한 조직을 이미징 및 보호하기 위한 초음파 시스템
US11571186B2 (en) 2016-12-22 2023-02-07 Fujifilm Sonosite, Inc. Ultrasound system for imaging and protecting ophthalmic or other sensitive tissues

Also Published As

Publication number Publication date
CN101396290B (zh) 2010-12-15
US20090082669A1 (en) 2009-03-26
US8425419B2 (en) 2013-04-23
CN101396290A (zh) 2009-04-01
JP5274806B2 (ja) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5645628B2 (ja) 超音波診断装置
JP5054361B2 (ja) 超音波システムにおけるスペクトルドプラ利得の自動調整
US7520855B2 (en) Biological tissue elasticity measurement method and ultrasonographic device
JP2007144181A (ja) 映像処理システム及び方法
JP5274806B2 (ja) 超音波診断装置及びその方法並びに超音波診断装置の制御プログラム
JP6419976B2 (ja) 超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
EP3517046B1 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus and control method of ultrasonic diagnostic apparatus
US20140031687A1 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
WO2017038162A1 (ja) 超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
WO2018082458A1 (zh) 一种定量剪切波弹性成像方法及系统
JP2020509862A (ja) 臓器視認のための最適走査面選択
US20090069684A1 (en) Ultrasonic imaging apparatus and a method for generating an ultrasonic image
US20190216441A1 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and control method of ultrasound diagnostic apparatus
KR101120816B1 (ko) 관심영역의 이득을 선택적으로 조절하는 초음파 영상시스템
US11051789B2 (en) Ultrasound image diagnostic apparatus
JP4762010B2 (ja) 超音波診断装置およびその画像処理方法、その画像処理プログラム
US11373307B2 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and method for controlling ultrasound diagnostic apparatus
JP2006192031A (ja) 超音波画像診断装置
JP2010154980A (ja) 超音波診断装置及び超音波ビーム形成方法
JP4369206B2 (ja) 超音波画像生成装置
JP2002345823A (ja) 超音波診断装置
WO2023276501A1 (ja) 超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
US20230118210A1 (en) Ultrasound system, ultrasound probe, control method of ultrasound system, and control method of ultrasound probe
JP2009284941A (ja) 超音波装置
CN116392160A (zh) 超声成像系统和超声成像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5274806

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350