JP2009077364A - 自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワーク - Google Patents

自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワーク Download PDF

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Abstract

【課題】自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワークを提供する。
【解決手段】光ファイバーリングと、光回線終端装置(OLT)と、複数の光ネットワークユニット(ONU)を含む自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワーク(PON)を提供する。光ファイバーリングは第一端と第二端を有する。OLTは第一端と第二端に接続される。OLTは第一信号を第一端において、又は第一端と第二端において受信し、第二信号を第一端から、又は第一端と第二端から送信する。ONUのそれぞれは、第三端と第四端を有しており、その両方が光ファイバーリングに接続されている。ONUのそれぞれは、第二信号を第三端と第四端において受信し、第一信号を第三端と第四端から送信する。ONUは、光ファイバーリングを介してOLTに接続し、リング型PONを形成する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、全般的にリング型パッシブ光ネットワーク(PON)に関し、特に自己回復機能を有するリング型PONに関する。
ネットワーク上を伝送されるデータの量はネットワークユーザの増加に伴って増えている。データを電気信号として伝送する従来の通信技術においては、電気信号の帯域幅に制限があるためにネットワーク上で混雑が発生し得る。したがって、ネットワークユーザに多様なネットワークサービスを提供するネットワークサービスプロバイダの多くが光ファイバー通信を採用している。
光ファイバー通信においては、電気信号を用いた無線もしくは有線の通信よりも大きい帯域幅が得られるので、より大容量のデータを伝送することができより良いネットワークサービスの提供が可能となる。現在、光ファイバー通信システムにおいては通常パッシブ光ネットワーク(PON)が用いられる。PONにおいては受動装置が用いられ交換装置があまり必要でないので、維持が容易であり消費電力量も少ない。ネットワークユーザが高速大容量にてデータの送受信ができるようにするべく、今日、多くの国が光ファイバー通信技術を用いたファイバー・ツー・ザ・ホーム(FFTH)、ファイバー・ツー・ザ・カーブ(FFTC)、及びファイバー・ツー・ザ・ビルディング(FFTB)等のPONの開発に勤しんでいる。したがって、PONは、今日の主要な通信技術の一つとしての役割を担っている。
PONのトポロジーは、ツリー型トポロジー(もしくはスター型トポロジーと呼称される)、バス型トポロジー、及びリング型トポロジーに分類することができる。また、PONの多重方式には、時分割多重(TDM)、波分割多重(WDM)、符号分割多重(CDM)等がある。現実における必要性と環境にしたがって異なるトポロジーと多重方式のPON(たとえば、リング型TDM PON、ツリー型CDM PON、もしくはバス型TDM PON)を構築することができる。
図1Aは、従来のリング型PON 1A_Netを示す図である。リング型PON 1A_Netには、n個の光ネットワークユニット(ONU)1A_ONU1、1A_ONU2、・・・、1A_ONUnと、光ファイバーリング1A_FIBER_RING、及び光回線終端装置(OLT)1A_OLTが含まれる。図1Aに示すように、光ファイバーリング1A_FIBER_RINGの二つの送受信端はOLT 1A_OLTに接続され、ONU 1A_ONU1乃至1A_ONUnは光ファイバーリング1A_FIBER_RINGを介してOLT 1A_OLTに接続し、リング型PON 1A_Netを形成して互いに通信する。
OLT 1A_OLTは、ダウンストリーム信号(図1Aにおいて実線矢で示す)を送信し、アップストリーム信号(図1Aにおいて点線矢で示す)を受信する。ONU 1A_ONU1乃至1A_ONUnはダウンストリーム信号を受信してアップストリーム信号を送信する。完全な二重機能を達成するべく、アップストリーム信号とダウンストリーム信号は波長が異なる光信号であり、たとえば、アップストリーム信号の波長は1310nmであり、ダウンストリーム信号の波長は1490nmである。
光ファイバーリング1A_FIBER_RINGに障害がなければ、リング型PON 1A_NETにおけるOLT 1A_OLTとONU 1A_ONU1乃至1A_ONUnは異なる多重方式(たとえば、TDM)を用いて衝突することなく互いに通信することができる。
しかし、光ファイバーリングにおいては何らかの人的エラー(たとえば、火事)もしくは不可抗力(たとえば、地震と台風)により障害が発生し得る。この場合、障害発生箇所以降のONUはOLTに接続したり互いに通信したりすることができなくなる。図1Bは、光ファイバーリング1A_FIBER_RINGにおいて障害1A_FAULTが発生した場合のリング型 PON 1A_NETを示す図である。図1Bに示すように、障害1A_FAULTがONU 1A_ONU3と1A_ONU4において発生したとき、障害1A_FAULTの発生箇所以降のONU 1A_ONU4乃至1A_ONUnはそれ以降OLT 1A_OLTに接続したり互いに通信したりすることができなくなり、したがってONU 1A_ONU4乃至1A_ONUnからのアップストリーム信号をOLT 1A_OLTに送信することができず、また、OLT 1A_OLTからのダウンストリーム信号をONU 1A_ONU4乃至1A_ONUnに送信することができない。
図1Cは、図1BにおけるONU 1A_ONU3の構成と信号を示す図である。ONU 1A_ONU3には、二方向光結合器(CPR)1C0、送受信機1C1、及び媒体アクセス制御(MAC)インターフェース1C2が含まれる。二方向光結合器1C0は、送受信機1C1に接続される。MACインターフェース1C2は送受信機1C1を制御してアップストリーム信号を送信させ、ダウンストリーム信号を受信させる。二方向光結合器1C0は、端CPR_0、CPR_1、及びCPR_2を備える1×2二方向光結合器であり、その端CPR_0において受信したダウンストリーム信号をその端CPR_1とCPR_2に送り、その端CPR_1とCPR_2において受信したアップストリーム信号をその端CPR_0に送る。本例においては、障害1A_FAULTがONU 1A_ONU3と1A_ONU4において発生したので端CPR_1においてはアップストリーム信号が受信されない。
送受信機1C1は、送信器1C10、受信器1C11、及び波分割マルチプレクサ1C12を含む。波分割マルチプレクサ1C12は送信器1C10と受信器1C11に接続される。送信器1C10は波長が1310nmのアップストリーム信号を送信し、受信器1C11は波長が1490nmのダウンストリーム信号を受信し、送信器1C10と受信器1C11はMACインターフェース1C2に制御される。波分割マルチプレクサ1C12は受信したダウンストリーム信号を受信器1C11に送り、送信器1C10から受け取ったアップストリーム信号を二方向光結合器1C0に送る。
その他のONU 1A_ONU1、1A_ONU2、及び1A_ONU4乃至1A_ONUnも、ONU 1A_ONU3と同一の構成を有する。
上記したように、リング型PONの光ファイバーリングにおいて障害が発生したとき、障害発生箇所以降のONUはOLTに接続したり互いに通信したりできなくなる。何らかの人的エラーもしくは不可抗力により障害が発生したとき、障害発生箇所以降の領域がその他の領域との通信をこのリング型PONを介してだけしか開設していない場合、及び障害発生箇所以降の領域が緊急事態に陥ったとき、通信が障害しているために復旧作業が遅れる可能性がある。
障害発生箇所以降のONUがOLTに接続し互いに通信が行えるようにするための自己回復機能を有するリング型PONが開発されるべきである。
したがって、本発明は、リング型PONの光ファイバーリングにおいて障害が発生したとき、自己回復機能を有するリング型PONが事態から自己回復し、障害発生箇所以降の光ネットワークユニット(ONU)が引き続き光回線終端装置(OLT)に接続し、互いに通信ができるようにする、自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワーク(PON)に関する。
本発明は、自己回復機能を有するリング型PONに適合可能なOLTを提供する。
本発明は、自己回復機能を有するリング型PONに適合可能なONUを提供する。
本発明は、光ファイバーリングと、OLTと、複数のONUを含む自己回復機能を有するリング型PONを提供する。光ファイバーリングは第一端と第二端を有する。OLTは第一端と第二端に接続される。OLTは、第一信号を第一端において、又は第一端と第二端において受信し、第二信号を第一端から、又は第一端と第二端から送信する。ONUのそれぞれは第三端と第四端を有し、その両方が光ファイバーリングに接続されている。ONUのそれぞれは、第二信号を第三端と第四端において受信し、第一信号を第三端と第四端から送信する。ONUは光ファイバーリングを介してOLTに接続し、リング型PONを形成する。
本発明は、自己回復機能を有するリング型PONに適合可能なOLTを提供する。OLTは、第一送受信機と光結合器を含む。光結合器は第一送受信機に接続される。第一送受信機は、第二信号を送信し、第一信号を受信する。光結合器は第一送受信端と第二送受信端を有し、第一信号を第一送受信端から、又は第一送受信端と第二送受信端から第一送受信機に送り、第二信号を第一送受信機から第一送受信端に、又は第一送受信端と第二送受信端に送る。
添付の図面は、本発明のさらなる理解を促進するべくここに含まれており、本明細書に取り込みその一部とする。図面は、本発明の実施形態を図示し、本記載とともに本発明の原理を説明する。
図1Aは、従来のリング型パッシブ光ネットワーク(PON)1A_Netを示す図である。
図1Bは、障害が発生したときのリング型PON1A_NETを示す図である。
図1Cは、図1Bにおける光ネットワークユニット(ONU)1A_ONU3の構成と信号を示す図である。
図2Aは、本発明の実施形態に係る、障害が発生していないときの自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETの動作を示す。
図2Bは、本発明の実施形態に係る、障害2A_FAULTが発生したときの自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETの動作を示す。
図3Aは、障害が発生していないときの動作状態の光回線終端装置(OLT)2A_OLTを示す構成図である。
図3Bは、障害2A_FAULTが発生したときの動作状態のOLT 2A_OLTを示す図である。
図4Aは、ONU 2A_ONU3の構成図である。
図4Bは、ONU 2A_ONU3におけるY型光分割器40が端「a」からダウンストリーム信号を受信する様子を示す図である。
図4Cは、ONU 2A_ONU3におけるY型光分割器40が端「b」からダウンストリーム信号を受信する様子を示す図である。
図5Aは、本発明の実施形態に係る、障害5A_FAULTが発生したときの自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETを示す図である。
図5Bは、自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETにおけるダウンストリーム信号のビット誤り率(BER)を示す性能分析図である。
図5Cは、自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETにおけるアップストリーム信号のBERを示す性能分析図である。
本発明の本好適実施形態をこれから詳細に説明し、それら実施形態の例を添付の図面に示す。可能である場合はいつでも、同一の参照番号を図面と本記載において同一もしくは類似の要素を参照するときに用いる。
本発明においては、自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワーク(PON)を構築するべく信号の送信と受信の両方を行うことができる優れた光回線終端装置(OLT)と複数の光ネットワークユニット(ONU)を用いる。これにより、リング型PONの光ファイバーリングにおいて障害が発生したとき、OLTが自動的に障害とそのアドレスを検出し、一方向送受信から二方向送受信に切り替えて障害発生箇所以降のONUが引き続きOLTに接続し互いに通信ができるようにする。
本発明の模範的実施形態によると、OLTには、第一送受信機と光結合器を制御する媒体アクセス制御(MAC)インターフェースがさらに含まれる。MACインターフェースは、さらに、OLTに接続された光ファイバーリングに障害が発生したかを判定し、受信した第一信号に基づいて障害のアドレスを算出する。光結合器は、第一の二方向光結合器と光スイッチを含む。光スイッチは、第一の二方向光結合器に接続され、MACインターフェースに制御される。
図2Aは、本発明の実施形態に係る、障害が発生していないときの自己回復機能を有するリング型PON2A_NETの動作を示す。図2Aに示すように、自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETには、n個の光ネットワークユニット2A_ONU1、2A_ONU2、・・・、及び2A_ONUn、光ファイバーリング2A_FIBER_RING、及びOLT 2A_OLTが含まれる。光ファイバーリング2A_FIBER_RINGの二つの端「a」と「b」は、OLT 2A_OLTに接続される。ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnは、光ファイバーリング2A_FIBER_RINGを介してOLT 2A_OLTに接続しリング型PON 2A_NETを形成して互いに通信する。
光ファイバーリング2A_FIBER_RINGにおいて障害が発生していないとき、OLT 2A_OLTは端「a」においてアップストリーム信号(図2Aにおいて点線矢で示す)を受信し、端「a」からダウンストリーム信号(図2Aにおいて実線矢で示す)を送信する。ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnのそれぞれは、その二つの送受信端の両方が光ファイバーリング2A_FIBER_RINGに接続されている。ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnのそれぞれは、その二つの送受信端においてダウンストリーム信号を受信し、その二つの送受信端からアップストリーム信号を送信する二方向ONUである。図2Aにおいては、ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnのそれぞれは、その二つの送受信端の一つだけにおいてダウンストリーム信号を受信し、その二つの送受信端の一つだけからアップストリーム信号を送信する。それは、本実施形態においては、ONUの他方の送受信端はダウンストリーム信号を受信することができず、ONUの他方の送受信端から送信したアップストリーム信号をOLT 2A_OLTが受信することができないからである。
光ファイバーリング2A_FIBER_RINGにおいて障害が発生していないとき(図2Aに示すように)、本発明が提供する自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETは従来のリング型PONと大変に似通っている。
しかし、人的エラー(たとえば、火事)もしくは不可抗力(たとえば、地震と台風)により光ファイバーリングには障害が発生し得る。光ファイバーリングに障害が発生したとき、本発明が提供する自己回復機能を有するリング型PONにおける障害が発生した箇所以降のONUは、引き続きOLTに接続し互いに通信することができる。
図2Bは、本発明の実施形態に係る、障害2A_FAULTが発生したときの自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETの動作を示す。光ファイバーリング2A_FIBER_RINGにおいて障害2A_FAULTが発生したとき、OLT 2A_OLTは端「a」と端「b」においてアップストリーム信号を受信し、端「a」と端「b」からダウンストリーム信号を送信する。換言すると、OLT 2A_OLTが障害2A_FAULTを検出すると、OLT 2A_OLTは一方向送受信(ダウンストリーム信号の送信とアップストリーム信号の受信を端「a」においてだけ行う)から二方向送受信(ダウンストリーム信号の送信とアップストリーム信号の受信を端「a」と端「b」の両方において行う)に切り替える。ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnのそれぞれは、その二つの送受信端の両方が光ファイバーリング2A_FIBER_RINGに接続されている。ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnのそれぞれは、その二つの送受信端においてダウンストリーム信号を受信し、その二つの送受信端からアップストリーム信号を送信する二方向ONUである。したがって、障害2A_FAULTが発生した箇所以降のONU 2A_ONU3乃至2A_ONUnは、引き続きアップストリーム信号の送信を端「b」から行ってOLT 2A_OLTに受信させることができ、OLT 2A_OLTは引き続きダウンストリーム信号の送信を端「b」から行ってONU 2A_ONU3乃至2A_ONUnに届けることができる。これにより、本発明が提供する自己回復機能を有するリング型PON2A_NETにおいて、障害2A_FAULTが発生した箇所以降のONU 2A_ONU3乃至2A_ONUnは引き続きOLT 2A_OLTに接続し、互いに通信することができる。
本発明によると、優秀なOLT 2A_OLTと二方向ONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnを用いて自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETを形成する。上記の構成要素と構造に形態と詳細における多様な変更を本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく行ってよいことは理解されよう。
また、完全な二重機能を達成するべくアップストリーム信号とダウンストリーム信号は異なる波長を有する光信号である。たとえば、アップストリーム信号の波長は1310nmであり、ダウンストリーム信号の波長は1490nmである。さらに、自己回復機能を有するリング型PON 2A_NETにおいてOLT 2A_OLTとONU 2A_ONU1乃至2A_ONUnは、たとえば時分割多重(TDM)等の様々な多重方式により衝突することなく互いに通信することができる。しかし、上記の実施形態は本発明を限定することを意図しておらず、形態と詳細における多様な変更を以下の請求項に定義する本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく行ってよい。
図3Aは、障害が発生しない状況にて動作するOLT 2A_OLTの構成図であり、図3Bは、障害2A_FAULTが発生した状況にて動作するOLT 2A_OLTを示す図である。図3Aに示すように、OLT 2A_OLTには、第一送受信機31と光結合器30が含まれる。光結合器30は、第一送受信機31に接続される。第一送受信機31は、ダウンストリーム信号を送信し、アップストリーム信号を受信する。光結合器30は、端「a」から、もしくは端「a」と端「b」の両方からアップストリーム信号を受け取ってアップストリーム信号を第一送受信機31へと送り、第一送受信機31は第一送受信機31からダウンストリーム信号を端「a」へ、もしくは端「a」と端「b」の両方へ送る。図3Aに示すように、光ファイバーリング2A_FIBER_RINGには障害が発生しておらず、したがって光結合器30はアップストリーム信号を端「a」だけから受け取ってアップストリーム信号を第一送受信機31へと送り、第一送受信機31はダウンストリーム信号を第一送受信機31から端「a」だけに送る。図3Bに示すように、光ファイバーリング2A_FIBER_RINGには障害2A_FAULTが発生しており、したがって光結合器30はアップストリーム信号を端「a」と端「b」の両方から受け取ってアップストリーム信号を第一送受信機31へと送り、第一送受信機31はダウンストリーム信号を第一送受信機31から端「a」と端「b」の両方に送る。光ファイバーリング2A_FIBER_RINGに障害2A_FAULTが発生したとき、光結合器30によりOLT 2A_OLTは一方向送受信から二方向送受信に切り替わることができ、リング型PON 2A_NETにおいて自己回復機能が達成できる。
図3Aと図3Bを再び参照すると、OLT 2A_OLTには第一送受信機31と光結合器30とを制御する媒体アクセス制御(MAC)インターフェース32がさらに含まれる。MACインターフェース32は、第一送受信機31を制御して、リング型PON 2A_NETにおいて衝突を発生させないよう多重化(たとえば、TDM)を実行させる。さらに、MACインターフェース32は、光ファイバーリング2A_FIBER_RINGにおいて障害2A_FAULTが発生しているかを判定し、受信したアップストリーム信号に従って障害2A_FAULTのアドレスを算出する。たとえば、MACインターフェース32は、受信アップストリーム信号の強度もしくは遅延時間に従って障害2A_FAULTのアドレスを算出する。
図3Aと図3Bを再び参照すると、光結合器30には、二方向光結合器300と光スイッチ301が含まれる。光スイッチ301は二方向光結合器300に接続され、MACインターフェース32に制御される。図3Aに示すように、光ファイバーリング2A_FIBER_RINGに障害が発生していないとき、光スイッチは二方向光結合器300がダウンストリーム信号を端「b」に送ることとアップストリーム信号を端「b」から受け取ることを防止し、ここでは二方向光結合器300はアップストリーム信号を端「a」だけから受け取り、アップストリーム信号を端「a」だけに送る。図3Bに示すように、光ファイバーリング2A_FIBER_RINGに障害2A_FAULTが発生したとき、光スイッチ301は二方向光結合器300がダウンストリーム信号を端「b」に送りアップストリーム信号を端「b」から受け取ることができるようにし、ここでは、二方向光結合器300はアップストリーム信号を端「a」と端「b」から受け取り、アップストリーム信号を端「a」と端「b」に送る。本実施形態においては、二方向光受信機300は1×2二方向光結合器であってよく、光スイッチ301は1×2二方向光スイッチであってよいが、本発明はこれに限定されない。
図3Aと図3Bを再び参照すると、第一送受信機31には、第一送信器310、第一受信器311、及び波分割マルチプレクサ312が含まれる。波分割マルチプレクサ312は第一送信器310と第一受信器311に接続される。第一送信器310はダウンストリーム信号を送信するようMACインターフェース32に制御される。第一受信器311はアップストリーム信号を受信するようMACインターフェース32に制御される。波分割マルチプレクサ312は、アップストリーム信号を光結合器30から第一送信器310へと送り、ダウンストリーム信号を第一送信器310から光結合器30へと送る。第一送信器310は1490nmの光信号を送信する直接変調器であってよく、第一受信器311は1310nmの光信号を受信する光検出器(PD)であってよい。しかし、第一送信器310と第一受信器311は本発明において異なる形態において実施してもよい。たとえば、第一送信器310は1490nmの光信号を送信する外部の変調器であってもよく、第一受信器311は1310nmの光信号を受信するアバランシェ光検出器(APD)であってもよい。
図4Aは、ONU 2A_ONU3の構成図であり、図4BはONU 2A_ONU3におけるY型光分割器40が端「a」からダウンストリーム信号を受信する様子を示す図であり、図4CはONU 2A_ONU3におけるY型光分割器40が端「b」からダウンストリーム信号を受信する様子を示す図である。図4A乃至4Cは、ONU 2A_ONU3がダウンストリーム信号を受信したときのONU 2A_ONU3の構成とその動作だけを示しているが、その他のONU 2A_ONU1、2A_ONU2、2A_ONU4、及び2A_ONUnの構成と動作もONU 2A_ONU3と同一である。
図4Aに示すように、ONU 2A_ONU3には、第二送受信機41、二つの送受信端(一方は端「a」に通じ、他方は端「b」に通じる)、及びY型光分割器40が含まれる。Y型光分割器40は第二送受信機41に接続される。第二送受信機41はアップストリーム信号を送信し、ダウンストリーム信号を受信する。Y型光分割器40はその二つの送受信端(図4A乃至4Cに示す)からダウンストリーム信号を第二送受信機41へと送り、アップストリーム信号を第二送受信機41からY型光分割器の二つの端(図4A乃至4Cに示す)に送る。図4Bに示すように、Y型光分割器40はその一方の送受信端(端「a」に通じる)においてダウンストリーム信号を受け取り、ダウンストリーム信号をその他方の送受信端(端「b」に通じる)に送り、またY型光分割器40はアップストリーム信号をその二つの送受信端に送る。同様に、図4Cに示すように、Y型光分割器40はその一方の送受信端(端「b」に通じる)においてダウンストリーム信号を受け取り、ダウンストリーム信号をその他方の送受信端(端「a」に通じる)に送り、またY型光分割器40はアップストリーム信号をその二つの送受信端に送る。Y型光分割器40には二つの二方向光結合器400と401が含まれており、二方向光結合器401は第二送受信機41と二方向光結合器400に接続され、二方向光結合器400はY型光分割器40の二つの送受信端に接続されている。二方向光結合器400と401は1×2二方向光結合器であってよいが、本発明はこれに限定されない。
再び図4A乃至4Cを参照すると、ONU 2A_ONU3には第二送受信機41を制御するMACインターフェース42がさらに含まれる。第二送受信機41には、第二送信器410、第二受信器411、及び波分割マルチプレクサ412が含まれる。波分割マルチプレクサ412は第二送信器410と第二受信器411に接続される。第二送信器411はアップストリーム信号を送信するようMACインターフェース42に制御される。第二受信器411はダウンストリーム信号を受信するようMACインターフェース42に制御される。波分割マルチプレクサ412はダウンストリーム信号をY型光分割器40から第二受信器411へと送り、アップストリーム信号を第一送信器410からY型光分割器40へと送る。
第二送信器410は1310nmの光信号を送信する直接変調器であってよく、第二受信器411は1490nmの光信号を受信するPDであってよい。しかし、第二送信器410と第二受信器411の実施態様は本発明においては限定されない。たとえば、第二送信器410は1310nmの光信号を送信する外部の変調器であってもよく、第二受信器411は1490nmの光信号を受信するAPDであってもよい。
図5Aは、本発明の実施形態に係る障害5A_FAULTが発生したときの自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETを示す図であり、図5Bは、自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETにおけるダウンストリーム信号のビット誤り率(BER)を示す性能分析図であり、図5Cは自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETにおけるアップストリーム信号のBERを示す性能分析図である。図5Aに示すように、自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETには四つのONU 2A_ONU1乃至2A_ONU4があり、障害5A_FAULTはONU 2A_ONU3とONU 2A_ONU4との間で発生し、ネットワークの伝送速度は1.25Gbpsであり、端「a」からONU 2A_ONU4までの距離は20kmであり、端「b」からONU 2A_ONU4までの距離は5kmである。図5Bと図5Cに示すように、障害5A_FAULTが発生した自己回復機能を有するリング型PON 5A_NETのパワーペナルティーは0.4dB未満である。
つまり、本発明によると、自己回復機能を有するリング型PONの光ファイバーリングにおいて障害が発生しても、障害の発生箇所以降のONUが引き続きOLTに接続し互いに通信することができ、自己回復機能を有するリング型PONが生じるパワーペナルティーは同一BERにおいて0.4dB未満である。
本発明の範囲もしくは趣旨から逸脱することなく本発明の構成に多様な変更と多様化を行うことができることは当業者には理解されよう。上記を考慮すると、本発明の変更と多様化は、以下の請求項とその均等の範囲に存在するのであれば、本発明に包含されることが意図される。

Claims (33)

  1. 自己回復機能を有するリング型パッシブ光ネットワーク(PON)であって、
    一の第一端と一の第二端を有する一の光ファイバーリングと、
    前記第一端と前記第二端に接続され、該第一端において、又は該第一端と該第二端において一の第一信号を受信し、一の第二信号を該第一端へ、又は該第一端と該第二端へ送信する一の光回線終端装置(OLT)と、
    複数の光ネットワークユニット(ONU)であって、それぞれが、前記光ファイバーリングに接続された一の第三端と一の第四端を有し、前記第二信号を該第三端と該第四端において受信し、前記第一信号を該第三端と該第四端へ送信する複数の光ネットワークユニットと
    を含み、
    前記複数のONUは、前記光ファイバーリングを介して前記OLTに接続し、一のリング型PONを形成する、
    自己回復機能を有するリング型PON。
  2. 前記光ファイバーリングにおいて障害が発生していないとき、前記OLTは前記第一信号を前記第一端において受信し、前記第二信号を前記第一端へ送信し、前記光ファイバーリングにおいて一の障害が発生したとき、前記OLTは前記第一信号を前記第一端と前記第二端において受信し、前記第二信号を前記第一端と前記第二端へ送信する、
    請求項1に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  3. 前記OLTは、
    前記第二信号を送信し、前記第一信号を受信する一の第一送受信機と、
    前記第一送受信機に接続され、前記第一信号を前記第一端から、又は前記第一端と前記第二端から受け取って該第一信号を該第一送受信機に送り、前記第二信号を該第一送受信機から前記第一端へ、又は前記第一端と前記第二端へ送る一の光結合器と
    を含む、
    請求項1に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  4. 前記OLTは、前記第一送受信機と前記光結合器を制御する一の媒体アクセス制御(MAC)インターフェースをさらに含む、
    請求項3に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  5. 前記MACインターフェースは、さらに、前記光ファイバーリングにおいて前記障害が発生しているかを判定し、前記第一信号に従って該障害の一のアドレスを算出する、
    請求項4に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  6. 前記光結合器は、
    一の第一の二方向光結合器と、
    前記第一の二方向光結合器に接続され、前記MACインターフェースに制御される一の光スイッチと
    を含み、
    前記光ファイバーリングにおいて障害が発生していないとき、前記光スイッチは、前記第一の二方向光結合が前記第二信号を前記第二端に送ることと前記第一信号を前記第二端から受け取ることを阻止して該第一の二方向光結合器が前記第一信号を前記第一端から受け取り、前記第二信号を前記第一端に送るようにし、前記光ファイバーリングにおいて前記障害が発生したとき、前記光スイッチは、前記第一の二方向光結合器が前記第二信号を前記第二端に送ることと前記第一信号を前記第二端から受け取ることができるようにして該第一の二方向光結合器が前記第一信号を前記第一端と前記第二端から受け取り、前記第二信号を前記第一端と前記第二端に送るようにする、
    請求項4に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  7. 前記第一の二方向光結合器は、一の1×2二方向光結合器であり、前記光スイッチは、一の1×2二方向光スイッチである、
    請求項6に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  8. 前記第一送受信機は、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第二信号を送信する一の第一送信器と、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第一信号を受信する一の第一受信器と、
    前記第一送信器と前記第一受信器に接続され、前記第一信号を前記光結合器から該第一受信器に送り、前記第二信号を該第一送信器から前記光結合器に送る一の波分割マルチプレクサと
    を含む、
    請求項4に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  9. 前記複数のONUのそれぞれは、
    前記第一信号を送信し、前記第二信号を受信する一の第二送受信機と、
    前記第二送受信機に接続され、前記第二信号を前記第三端と前記第四端から前記第二送受信機に送り、前記第一信号を前記第二送受信機から前記第三端と前記第四端に送る一のY型光分割器と
    を含む、
    請求項1に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  10. 前記Y型光分割器は、
    前記第三端と前記第四端に接続された一の第二の二方向光結合器と、
    前記第二送受信機と前記第二の二方向光結合器に接続された一の第三の二方向光結合器と
    を含む、
    請求項9に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  11. 前記第二の二方向光結合器と前記第三の二方向光結合器は1×2二方向光結合器である、
    請求項10に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  12. 前記複数のONUのそれぞれは、前記第二送受信機を制御する一のMACインターフェースをさらに含む、
    請求項9に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  13. 前記第二送受信機は、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第一信号を送信する一の第二送信器と
    前記MACインターフェースに制御されて前記第二信号を受信する一の第二受信器と、
    前記第二送信器と前記第二受信器に接続され、前記第二信号を前記Y型光分割器から該第二受信器に送り、前記第一信号を該第一送信器から前記Y型光分割器に送る一の波分割マルチプレクサと
    を含む、
    請求項12に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  14. 一のリング型時分割多重方式(TDM)PONである、請求項1に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  15. 前記第一信号は一のアップストリーム光信号であり、前記第二信号は一のダウンストリーム光信号である、
    請求項1に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  16. 前記第一信号に従って前記障害の前記アドレスを算出することは、前記第一信号の強度に従って、又は前記第一信号の遅延時間に従って該障害の該アドレスを判定することである、
    請求項1に記載の自己回復機能を有するリング型PON。
  17. 一の自己回復機能を有するリング型PONに適合可能なOLTであって、
    一の第二信号を送信し、一の第一信号を受信する一の第一送受信機と、
    前記第一送受信機に接続され、一の第一送受信端と一の第二送受信端とを有し、前記第一信号を該第一送受信端から、又は該第一送受信端と該第二送受信端から該第一送受信機に送り、前記第二信号を該第一送受信機から該第一送受信端に、又は該第一送受信端と該第二送受信端に送る一の光結合器と
    を含むOLT。
  18. 前記第一送受信機と前記光結合器を制御する一のMACインターフェースをさらに含む請求項17に記載のOLT。
  19. 前記MACは、さらに、該OLTに接続された一の光ファイバーリングにおいて一の障害が発生しているかを判定し、前記第一信号に従って該障害の一のアドレスを算出する、
    請求項18に記載のOLT。
  20. 前記光ファイバーリングにおいて前記障害が発生しているとき、前記第一信号を前記第一送受信端と前記第二送受信端において受信し、前記第二信号を前記第一送受信端と前記第二送受信端へ送信し、前記光ファイバーリングにおいて障害が発生していないとき、前記第一信号を前記第一送受信端において受信し前記第二信号を前記第一送受信端へ送信する請求項19に記載のOLT。
  21. 前記光結合器は、
    一の第一の二方向光結合器と、
    前記第一の二方向光結合器に接続され、前記MACインターフェースに制御される一の光スイッチと
    を含み、
    前記光ファイバーリングにおいて障害が発生していないとき、前記光スイッチは、前記第一の二方向光結合器が前記第二信号を前記第二送受信端に送ることと前記第一信号を前記第二送受信端から受け取ることを阻止して該第一の二方向光結合器が前記第一信号を前記第一送受信端から受け取り、前記第二信号を前記第一送受信端に送るようにし、前記光ファイバーリングにおいて前記障害が発生したとき、前記光スイッチは、前記第一の二方向光結合器が前記第二信号を前記第二送受信端に送ることと前記第一信号を前記第二送受信端から受け取ることができるようにして該第一の二方向光結合器が前記第一信号を前記第一送受信端と前記第二送受信端から受け取り、前記第二信号を前記第一送受信端と前記第二送受信端に送るようにする、
    請求項19に記載のOLT。
  22. 前記第一の二方向光結合器は一の1×2二方向光結合器であり、前記光スイッチは一の1×2二方向光スイッチである、
    請求項21に記載のOLT。
  23. 前記第一送受信機は、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第二信号を送信する一の第一送信器と、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第一信号を受信する一の第一受信器と、
    前記第一送信器と前記第一受信器に接続され、前記第一信号を前記光結合器から該第一受信器に送り、前記第二信号を該第一送信器から前記光結合器に送る一の波分割マルチプレクサと
    を含む、
    請求項19に記載のOLT。
  24. 一のリング型TDM PONにさらに適合可能な請求項17に記載のOLT。
  25. 前記第一信号は一のアップストリーム光信号であり、前記第二信号は一のダウンストリーム光信号である、
    請求項17に記載のOLT。
  26. 前記第一信号に従って前記障害の前記アドレスを算出することは、前記第一信号の強度に従って、又は前記第一信号の遅延時間に従って該障害の該アドレスを判定することである、
    請求項19に記載のOLT。
  27. 一の自己回復機能を有するリング型PONに適合可能なONUであって、
    一の第三送受信端と、
    一の第四送受信端と、
    一の第一信号を送信し、一の第二信号を受信する一の第二送受信機と、
    前記第二送受信機に接続され、前記第二信号を前記第三送受信端と前記第四送受信端から前記第二送受信機に送り、前記第一信号を前記第二送受信機から前記第三送受信端と前記第四送受信端に送る一のY型光分割器と
    を含むONU。
  28. 前記Y型光分割器は、
    前記第三送受信端と前記第四送受信端に接続された一の第二の二方向光結合器と、
    前記第二送受信機と前記第二の二方向光結合器に接続された一の第三の二方向光結合器と
    を含む、
    請求項27に記載のONU。
  29. 前記第二の二方向光結合器と前記第三の二方向光結合器は、1×2二方向光結合器である、
    請求項28に記載のONU。
  30. 前記第二送受信機を制御する一のMACインターフェースをさらに含む請求項27に記載のONU。
  31. 前記第二送受信機は、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第一信号を送信する一の第二送信器と、
    前記MACインターフェースに制御されて前記第二信号を受信する一の第二受信器と、
    前記第二送信器と前記第二受信器に接続され、前記第二信号を前記Y型光分割器から前記第二受信器に送り、前記第一信号を前記第一送信器から前記Y型光分割器に送る一の波分割マルチプレクサと
    を含む、
    請求項30に記載のONU。
  32. 一のリング型TDM PONにさらに適合可能な請求項27に記載のONU。
  33. 前記第一信号は一のアップストリーム光信号であり、前記第二信号は一のダウンストリーム光信号である、
    請求項27に記載のONU。
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