JP2009076172A - データ伝送方法、光ディスク記録方法及び光ディスク記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ネットワーク経由で大容量のコンテンツデータを転送する際に適するデータ伝送方法と、その伝送方法に対応し、コンテンツに対する光ディスクへの記録状況を管理可能な光ディスク記録方法、装置を提供する。
【解決手段】
上記問題を解決するデータ伝送方法は、コンテンツデータを固定長または可変長のデータブロックに分割、それぞれに対して符号化処理を行い、データブロック伝送の際、少なくとも全データブロックに対し、それが属するコンテンツの識別情報と、コンテンツにおける順列情報を管理する第1のヘッダ情報を伝送し、各データブロック伝送時には、少なくとも該データブロックのコンテンツにおける順列情報を管理する第2のヘッダ情報を伝送するものである。
【選択図】 図2
ネットワーク経由で大容量のコンテンツデータを転送する際に適するデータ伝送方法と、その伝送方法に対応し、コンテンツに対する光ディスクへの記録状況を管理可能な光ディスク記録方法、装置を提供する。
【解決手段】
上記問題を解決するデータ伝送方法は、コンテンツデータを固定長または可変長のデータブロックに分割、それぞれに対して符号化処理を行い、データブロック伝送の際、少なくとも全データブロックに対し、それが属するコンテンツの識別情報と、コンテンツにおける順列情報を管理する第1のヘッダ情報を伝送し、各データブロック伝送時には、少なくとも該データブロックのコンテンツにおける順列情報を管理する第2のヘッダ情報を伝送するものである。
【選択図】 図2
Description
本発明はデータ伝送方法、光ディスク記録方法及び光ディスク記録装置に関する。
DVD(Digital Versatile Disc)等に記録される映画等のコンテンツデータの流通は、読み出し専用のディスクに記録し流通させることに限定されず、読み取り専用の光ディスクにそのまま記録可能なフォーマット形式でサーバ上に蓄積、ネットワーク経由で伝送し、ダウンロードデータを光ディスクへ記録する流通方法も考えられる。コンテンツデータの伝送は、目的の伝送先である光ディスク以外でのデータの二次利用を防止しながら、伝送するシステムが必須である。このような伝送データの二次利用を防止するシステムは例えば特許文献1がある。
コンテンツデータをネットワーク経由で伝送する場合、伝送途中の各伝送路における伝送帯域の違いや、伝送路におけるトラフィック量の増加、サーバへのアクセス集中により、常に一定の伝送レートを保証することは困難である。一方で例えばDVDは2時間程度の映画コンテンツ(SD映像品質で約4.7Gbyte程度)に対する記憶容量を持つが、仮に伝送レート実効値が10Mbps(1.25MB/s)である場合、1時間程度の伝送時間を要する。長時間にわたり伝送帯域の一部を占有するのは、好ましくない。
一方でネットワーク伝送の場合、伝送するデータに対し、伝送途中でのデータに対する二次利用防止のため暗号化や、伝送路のトラフック軽減のための圧縮処理(複数データのアーカイブ化目的も含まれる)が行われる。これらの処理はある単位で暗号化、圧縮処理が完結し、暗号化解除、伸張処理の際にはそのデータ単位量のデータ全てを伝送で受信する必要がある。例えば4.7GBのDVDコンテンツ単位で、暗号化、圧縮処理を行う場合、伝送中の障害(サーバからの伝送データ停止、ハングアップ、伝送網のハードウエア障害、伝送プロトコルでオーバーヘッドの少ないストリーミング伝送によるデータ欠落などが考えられる)が発生の場合、最悪データの先頭から再伝送が必要となる。従って高速かつ安定した伝送が長時間期待できない伝送路に適した、大容量データ(コンテンツデータ)向けの伝送方法が必要となる。
更に大容量データを暗号化、圧縮処理の単位とする場合には、伝送データの一時的な蓄積、それに対する暗号化解除、伸張処理を行うための大容量バッファメモリを要するという課題がある。この場合暗号化の解除されたコンテンツとして意味のある容量のデータが蓄積されることになり、光ディスクへの記録以外に二次利用される危険性がある。
光ディスクへの伝送データ記録についても、同様でありコンテンツ全てのデータが揃わないと記録を実行することができない。従ってデータ伝送途中で、それまでに受信したデータを光ディスクへ記録、その再生(コンテンツの視聴)ができず、ユーザーに不便さを感じさせる要因となる。
従って本発明の目的は上記課題を解決するデータ伝送方法、光ディスク記録方法及び光ディスク記録装置を提供するものである。
上記課題を解決するデータ伝送方法は、コンテンツデータを固定長または可変長のデータブロックに分割、それぞれに対して符号化処理を行い、データブロック伝送の際、データブロックが属するコンテンツの識別情報と、コンテンツにおける順列情報を管理するための第1のヘッダ情報を伝送し、各データブロック伝送時には、該データブロックのコンテンツにおける順列情報を管理するための第2のヘッダ情報を伝送することで解決される。
また、上記課題を解決する光ディスク記録装置は、コンテンツを蓄積した転送元へのデータ転送要求や受信を行うインターフェイス手段と、伝送単位であるデータブロックのコンテンツ内の順列情報を含むヘッダ情報の検出手段と、伝送されるデータブロックを一時的に蓄積し、光ディスクへ転送するバッファ手段と、バッファ手段に対する書込み、読出しを制御するバッファ制御手段を備えることを特徴とし、前記バッファ制御手段は、受信したデータブロック単位でバッファ領域を確保、データブロックの書込み、読出しを制御し、光ディスクへ転送が完了したバッファ領域は解放することで解決される。
本発明によるとコンテンツデータに対し、ネットワーク経由の伝送に適したデータ形式に分割すると共に、分割したデータのシーケンスを管理するヘッダ情報を付加しながら伝送することで、受信側でのデータ順列の管理可能となり、コンテンツに対するデータ順列を維持しながら光ディスクへのデータ転送、記録が可能となる。
更に大容量のコンテンツを分割データとして転送することで、伝送中の障害発生時などで記録を中断する場合には、それまでに伝送されたデータの光ディスクへの記録が可能となる。更に転送される分割データに対するバッファのみを確保し、転送データの書込み光ディスクへの転送完了を持って開放することで、暗号化、圧縮等の符号化に対する復号処理に要するバッファ容量の節約が可能となる。更に受信側のバッファに存在するデータをコンテンツデータとしては意味のない小容量データにすることで、コンテンツデータの二次利用を抑制可能となる。
更にコンテンツを構成する全ての分割データに対し光ディスクへの記録状況を管理、管理テーブルを光ディスクへ記録することで、コンテンツ伝送途中で記録を中断し、光ディスク排出後、再ローディングする場合に、未記録のコンテンツデータに対する転送要求、光ディスクへの記録が可能となる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のデータ伝送方法、光ディスク記録方法及び光ディスク記録装置についての第1の実施例を示す装置ブロック図である。図において1は伝送網(ネットワーク)経由で転送されたコンテンツデータを記録する光ディスク、2は光ディスク1に対し記録マークの読み取り、書込みを行う光ヘッド、3は転送データに対する変調処理により、光ディスク1への記録に適した信号へ変換し、再生時には変調前の元のデータに変換する変復調回路、4は転送データに対し、光ディスク1への記録に適したインターリーブ処理や誤り訂正符号等の付加を行い、復調データに対しデインターリーブ、誤り訂正処理を行うためのバッファメモリ、5はI/Fバスにおけるデータ送受信を制御するホストI/F回路であり、2から5の構成要素で光ディスクドライブ6を構成する。
次に光ディスクドライブ6に対する記録再生制御と、コンテンツサーバ16に蓄積されたコンテンツデータに対するデータ転送制御を行うドライブ制御装置15の構成について説明する。7は伝送網に対しデータ転送制御する外部I/F回路、8は受信した伝送データを一時的に蓄積するデータバッファであり、半導体メモリやハードディスクドライブ上に領域を確保することで実現される。データバッファは更に伝送単位毎に独立した各領域(データバッファ1、2、3、・・・N)が確保される。9はI/Fバスに対するデータ転送を制御し、光ディスクとの間でのデータ転送を制御するドライブI/F回路、10はコンテンツサーバ16からコンテンツデータを転送する際に付加され、データ伝送順等を管理するヘッダ情報を検出、内容を解析するヘッダ解析回路、11はデータバッファ8に対し、伝送データの書込み、読み出しを制御するバッファ制御回路、12はデータバッファに書込まれたデータに対し、暗号化の解除や、圧縮処理に対する伸張処理を行う伸張回路、13はコンテンツデータに対する光ディスクへの記録状況を管理するテーブル(DST:Download Status Table)を生成するDST生成回路、14は10から13までの構成要素を含み、回路手段のみならず、マイクロコンピュータによるプログラム制御でも実現可能なコントローラである。
図1の装置において、コンテンツサーバ16から転送されるコンテンツデータの伝送方法について図2を用いて説明する。図2において(a)は光ディスク1にダウンロードする映画等のコンテンツデータであり、ビデオ、オーディオ情報、再生制御に用いるプレイリスト等のアプリケーションデータ、更には光ディスクへのアクセス、再生に必要なUDF(Universal Disc Format)等のファイルフォーマット情報も含まれる。この一連のコンテンツデータに対し、伝送網における伝送帯域の長時間占有を避け、トラフィック混雑時にも、容易にデータ転送が完了する程度にデータを分割する。例えば分割の単位として、数十MB(byte)〜数百MBを割り当てる(例えば伝送網の実行レートが10Mbps(bit per second、1.25MB/s)程度で、約1分程度の伝送時間とする場合は、75MB程度となる)。分割単位は固定長、可変長が考えられるが、図2の場合は固定長に分割し、固定長で分割し切れなかった最後のデータのみ容量が異なる場合を示している。更に伝送網でデータ伝送する際に、中継サーバにおけるコンテンツデータの二次利用防止と伝送時間抑制を目的として、分割データ単位で、暗号化、圧縮処理等の符号化処理が行われる。コンテンツデータに含まれるビデオ、オーディオデータはMPEG方式等に基づき元々圧縮されている場合があり、分割データとしての圧縮処理については行われない場合もある。
分割後のデータは、伝送網を介して転送されるが、光ディスクへの記録はコンテンツデータの順列を維持することが、光ディスク再生時のコンテンツデータアクセス、再生上好ましい。従ってコンテンツデータ先頭にはコンテンツに対する全分割データに対する情報テーブルであるコンテンツシーケンステーブル(Content Sequence Table:CST)を、更に分割データの先頭には、コンテンツデータに対する順列の識別情報を含むコンテンツシーケンスヘッダ(Content Sequence Header:CSH)を生成、付加する。更に分割データ転送の終了を識別するデータエンドマーク(DEM)、コンテンツ最終を識別するコンテンツエンドマーク(CEM)をそれぞれ付加する。CST、CSHは符号化される場合があり分割データ同様、光ディスクへの伝送目的以外の利用を防止する(図2(b))。
CST、CSHの一例を、図2(c)、(d)を用いて説明する。図2(c)においてCSTは、コンテンツ先頭から終了までの分割データの順列を示すシーケンス番号、分割データに対する名称、データ容量のデータ伝送に必要な情報と、各分割データ或いは、分割データのソースであるコンテンツデータに対するコピー制限、符号化方式、転送元のサーバ情報と分割データ処理に必要な情報、更にコンテンツそのものを識別するための識別情報、分割データの総数情報で構成される。
CST、CSHの一例を、図2(c)、(d)を用いて説明する。図2(c)においてCSTは、コンテンツ先頭から終了までの分割データの順列を示すシーケンス番号、分割データに対する名称、データ容量のデータ伝送に必要な情報と、各分割データ或いは、分割データのソースであるコンテンツデータに対するコピー制限、符号化方式、転送元のサーバ情報と分割データ処理に必要な情報、更にコンテンツそのものを識別するための識別情報、分割データの総数情報で構成される。
図2(c)の一例において、シーケンス番号はコンテンツ先頭から終了までに対応する各分割データの順列を示し、その情報と分割データの名称、容量に関する情報から分割データ受信、光ディスクへの転送制御に用いられる。更に、各分割データ、つまりコンテンツデータに対するコピー制限情報、符号化方式の項目については、転送先としてダウンロードメディア(光ディスク)限定、データは暗号化、圧縮処理が施されている場合を示している。更に各分割データのリンク情報として転送元のサーバ名やアクセスアドレス等の情報が付加される。図2(c)においては、分割データそれぞれの転送元が異なる場合を示している。リンク情報としては、1つの転送元、アドレス情報に留まらず、2つ以上の情報を格納し、分割データに対する転送要求時にアクセス先の選択に用いることも考えられる。一方で複数の分割データで構成されるコンテンツデータに関する情報としてコンテンツ識別情報を与える。例えば映画タイトルに関する情報や、コンテンツサーバ上で管理される管理コード等が相当する。更に分割データの総数についての情報も与える。
次に図2(d)のCSHについては、それ以降に続いて伝送される分割データ特有のシーケンス番号を始めとする情報が格納される。格納される情報の項目としてはCSTと同様であり、分割データに対する処理に用いられる。
以上説明した方法で伝送網を介して伝送される各分割データを受信、バッファリングを行い、光ディスクへのデータ転送制御について図3を用いて説明する。図3(a)は分割データを一時的に蓄積するデータバッファ8の構成例を示している。データバッファは外部I/F回路7で受信した分割データを一時的に蓄積するダウンロード領域と、分割データに対して暗号化解除、伸張処理後の分割データを蓄積する伸張領域、記録データ領域からなる。更にデータバッファを分割データの受信状態に従い複数確保する場合もある。データバッファはハードディスクドライブに代表される高速、大容量記録装置や半導体メモリ等が考えられる。データバッファ8に対する各領域の確保、その領域へのデータ書込み、読出しはバッファ制御回路11で制御される。
特にハードディスクドライブを用いる場合のデータバッファ領域の確保については、データバッファ領域内或いは、複数のデータバッファ同士が連続した記録領域である必要は無いが、受信データの書込み、伸張処理、光ディスクへの転送処理データ読出しなど、アクセス増加のため、書込み、読出し時間が最小となる領域、例えはCAV(Constant Angular Velocity)方式を採用するハードディスクドライブは、転送レートの高いの外周側に確保されることが望ましい。更にハードディスクドライブのヘッド移動を最小とする連続或いは近接領域である事が望ましい。
次にバッファ制御回路11による制御により、外部I/F回路7に受信された分割データに対する処理について説明する。図3(b)は、コンテンツサーバ16からの分割データ転送時間が、その伸張後のデータに対する光ディスク記録時間よりも短い転送状態である場合の処理を示している。バッファ制御回路11は、まずデータバッファ8内にデータバッファ1を確保し、CSHの検出に呼応して分割データをダウンロード領域に書込み開始、分割データ最終を示すDEM検出或いは、CST、CSHで示されるデータ容量分を書込み、ダウンロード領域へのデータ格納を終了する。バッファ制御回路11は、例えばダウンロード領域の直後を伸張領域とし、伸張回路12を起動、ダウンロード領域に格納されたデータを読み出しながら、暗号化解除、伸張処理を行い、伸張領域に書込む。伸張領域への書込み終了後、バッファ制御回路11はドライブI/F回路9を介して光ディスクへ伸張データの転送を行う。
一方で、データバッファ1のダウンロード領域に対する書込み終了に呼応して、バッファ制御回路11は、データバッファ2を新たに確保し、次のシーケンス番号に対する分割データ転送を、外部I/F回路7を介してコンテンツサーバ16へ要求する。データバッファ2における次の分割データに対する伸張処理終了と、データバッファ1に於ける光ディスクへのデータ転送終了に呼応して、データバッファ2に格納されたデータの光ディスクへの転送を開始する。
以降同様の処理が行われるが、新たにデータバッファを確保する必要性の判断は、ダウンロード領域への書込み終了時に、先に確保されている他のデータバッファに対するステータス(状態)を確認する。ステータスが解放状態、つまりそのデータバッファ領域は光ディスクへのデータ転送を完了し、別データの上書きが可能な場合には、新たに確保されず、解放状態にあるデータバッファ領域を次の分割データに対するデータバッファとして利用する。解放状態のデータバッファ領域が存在しなければ、新たにデータバッファを確保する。図3(b)においてはデータバッファ2への分割データ書込み終了時に解放状態にあるデータバッファ領域が存在しないためデータバッファ3を新たに確保している。データバッファ3の分割データ書込み終了時にはデータバッファ1が解放状態であるため、データバッファ1の領域に対し、分割データの転送処理を開始する。
図3(c)はコンテンツサーバ16からの分割データ転送時間が、その伸張後のデータに対する光ディスク記録時間よりも長い転送状態である場合の処理を示している。データバッファ確保、処理については図3(b)の説明と同様である。
なおバッファ制御回路11は各データバッファに分割データを書込む際にヘッダ解析回路10で検出したシーケンス番号と、データバッファに確保した各分割データに対するバッファ領域との対応を保持し、光ディスク転送の際には、その情報を元にデータバッファの読み出しを制御することで光ディスクへの分割データの転送順を調整する。
シーケンス順に従いデータバッファ領域に対する読み出しを制御する。
またデータバッファにおける処理は上記説明に限定されず、例えば暗号化、圧縮処理の方式により、伸張回路12へ入力する分割データと出力される光ディスク転送データの順列が1対1に対応する場合には、データバッファにおける伸張領域の確保が不要となりバッファ容量の節約が可能となる。これは記憶容量に制限のある半導体メモリなどをデータバッファとして用いる場合に有効である。更にデータバッファに対し伸張データの読出し、書込み処理が不要となり、伸張回路で行われる処理に必要なバッファアクセス回数の削減、光ディスクへのデータ転送までのオーバーヘッド時間削減が可能となる。図3(b)、(c)において、伸張処理部分に要している時間が不要になり、ダウンロード領域に対する転送データ格納時間と、光ディスクへデータ転送を行うための読出し時間のみとなる。
またデータバッファにおける処理は上記説明に限定されず、例えば暗号化、圧縮処理の方式により、伸張回路12へ入力する分割データと出力される光ディスク転送データの順列が1対1に対応する場合には、データバッファにおける伸張領域の確保が不要となりバッファ容量の節約が可能となる。これは記憶容量に制限のある半導体メモリなどをデータバッファとして用いる場合に有効である。更にデータバッファに対し伸張データの読出し、書込み処理が不要となり、伸張回路で行われる処理に必要なバッファアクセス回数の削減、光ディスクへのデータ転送までのオーバーヘッド時間削減が可能となる。図3(b)、(c)において、伸張処理部分に要している時間が不要になり、ダウンロード領域に対する転送データ格納時間と、光ディスクへデータ転送を行うための読出し時間のみとなる。
図4のフローチャートはバッファ制御回路11によるデータバッファ8の制御方法を示している。図4においてS401はコンテンツサーバ16からの最初の転送データに含まれるCSTを検出、内容の解析をヘッダ解析回路10にて行い、コンテンツ識別情報、データ数、シーケンス等の情報を解析する。次に先頭からの分割データ転送要求を外部I/F回路7を介してコンテンツサーバ16に要求する(S402)。一方でバッファ制御部11はデータバッファ8において、転送データに対するダウンロード領域他を確保するが(図3(a))、既に光ディスクへのデータ転送が終了したデータバッファの有無を確認する(S403)。S403において転送終了のデータバッファがない場合には、新たにデータバッファを確保し、転送データの書込み、読出しにより光ディスクへのデータ転送を行う(S404)。S403で転送終了バッファが有る場合には、そのバッファ領域を解放状態とした後、転送データの書込み、光ディスクへの転送を行う(S405)。
更にS406において、コンテンツに対する全分割データの転送終了もしくは、一部を転送後、中断する場合(例えば伝送網のトラフィックが混雑し、伝送レートが著しく悪化した場合や、ユーザーがコンテンツ転送途中で、データ転送を中止する場合、コンテンツに対するプログラム編成上、ダウンロード可能なコンテンツが時間をおいて順次リリースされ、最終的に1つのコンテンツとなる場合などが考えられる)、全てのデータバッファを解放状態とする。解放状態となったバッファ領域は、別のデータ転送時に上書きされる場合や、コンテンツとは無関係のデータを上書きする。更にS401で受信、解析したCSTを元に、ダウンロードステータステーブル(DST)をDST生成回路13で生成し、ドライブI/F回路9を介して光ディスクドライブに記録する(S408)。DSTの詳細については図6で説明され、ここでは説明を省略する。S406において、分割データの転送が継続される場合にはS402からの処理が継続的に行われる。
以上説明したコンテンツを分割データとして伝送し、データバッファの書込み、読出し制御を行うことで、コンテンツに対する分割データの順列を維持しながら、光ディスクへのデータ転送制御を行うことが可能となる。更にバッファ領域における分割データの書込み、読出し処理終了で解放領域とし、次のデータ転送等のデータバッファとすることで、記録目的である光ディスク以外の記録領域には最小限のコンテンツデータのみとし、光ディスクへの記録目的以外の二次利用を困難にすることが可能となる。
図5は図3を用いて説明したデータバッファ制御の別の一例を示している。図5は図1に於けるコンテンツサーバ16に対して分割データ複数を同時に転送要求する場合や、CSTに含まれるリンク情報から同一のコンテンツデータを蓄積した別サーバー等に対して、分割データの転送要求を行う場合のデータバッファ制御を示している。データバッファ構成、制御方法は図3(a)、図4が適用され、説明を省略する。
図5において、例えば伝送網における伝送チャンネルのうち、チャンネルAとBの複数チャンネルを用いて、連続する分割データの転送要求を外部I/F回路7を介してコンテンツサーバ16に要求する。バッファ制御回路11は分割データの受信順にデータバッファへの書込み、読出しを行い、光ディスクへデータ転送を行う。図5において、例えばチャンネルAの転送速度がサーバへのアクセス集中や、伝送網の途中のトラフィック混雑により遅延、チャンネルBの転送に対して大きく遅延する場合を示す。伝送チャンネルにAを選択、データバッファ1を確保し、転送データの書込みを継続する。一方でチャンネルBに対するデータバッファ2を確保し、チャンネルAで転送中の分割データに続くデータの書込み処理を行う。データバッファ2に対する書込み終了後もデータバッファ1への書込み或いは光ディスクへの転送に伴う読み出しが継続の場合に、バッファ制御回路11はデータバッファ3、4と順次新たに確保し、チャンネルBを用いて次の分割データ転送を行う。データバッファ2以降に対する光ディスクへのデータ転送は、データバッファ1に対するデータ転送処理の終了を待って行われる。更にこの一例ではデータバッファ1に対する処理終了後、解放状態とし、転送速度が遅いチャンネルAは利用せず、チャンネルBを用いて分割データの転送を要求する。
なお伝送レートの低いチャンネルAによる転送を途中で中止し、データバッファ開放、チャンネルBを用いて、コンテンツ先頭からデータ転送をやり直す場合や、中止した時点でデータバッファに残留しているデータ以降の分割データをチャンネルBより要求、転送することも考えられる。
複数チャンネルを用いて分割データの同時転送を行う場合、データバッファの書込み終了時間が異なる場合があり、データバッファからの読み出し順を調整し、コンテンツに対する分割データの順列に従って光ディスクへの記録が行われるが、実施例1での説明と同様、バッファ制御回路11は検出した分割データに対するシーケンス番号と、その分割データを書込んだデータバッファ領域との対応に従い、データバッファ領域に対する読み出しを制御することで、光ディスクへの分割データの転送順を調整する。
次にデータバッファからの転送データを光ディスクに記録する際に行われるコンテンツに対する分割データ管理方法と、記録制御方法について図6、7を用いて説明する。
図6において、(a)は光ディスク1の物理レイヤーにおける領域構成を示している。図6においてPCA(Power Calibration Area)は記録前に行われ光ヘッド2の記録パワー調整に用いられる領域であり、ディスク種類などを示す識別情報を含むリードインエリア、記録データを記録するユーザーデータエリア、ユーザーエリアの終了を示すリードアウトエリアから構成される。リードインエリア内の識別フラグについて、例えばDVD-Rディスクはディスク製造時にプリピットで形成され、例えばサーバ上のコンテンツをそのままダウンロード可能な専用ディスクであることの識別情報を記録する。この識別情報を検出することで光ディスクローディング時のディスク識別に用いる場合や、実施例1、2で説明したコンテンツに対するデータの光ディスクへの転送許可の判断に用いることが考えられる。それ以外のリードインとリードアウトエリアについては、光ディスクへこれ以上追記を行わない、つまりファイナライズ(クローズ)処理を行う場合に記録される領域である。
図6(b)は分割データに対する光ディスクへの記録として、3回の追記が行われた場合を示している。(b)において記録1回目には分割データ1、2を記録し、更にコンテンツに対する分割データの記録状況、進捗を管理するDST(Download Status Table)を生成、ユーザーデータエリアの一部に領域を確保、記録する。DSTの更新、記録で、光ディスク上の最新記録状況の把握が可能となり、例えばコンテンツ途中で光ディスクをドライブ装置より一旦排出、後で続きのコンテンツに対する分割データの転送要求、追記が可能となる。図6(b)においては以降2回目、3回目の記録の度にDSTを更新、追記する。
DSTの生成はDST生成回路13で行われ、受信したCST/CSHのヘッダに含まれる情報に加え、例えばコンテンツに対する各分割データの光ディスクへの記録状況を示す記録ステータス情報、転送済みデータに対する光ディスク上のLBA(Logical Block Address)、更にコンテンツに対する全データの記録状態を一意に把握する情報も追加される(図6(c))。また追記のみならず、光ディスクが書換え可能な場合には古いDSTに最新のDSTを上書きすることも考えられる。DST領域は、ユーザーデータエリア内にあるが、図6(a)におけるその他の領域に確保しても構わない。
次に図7を用いて図1の装置で行われるデータバッファからの光ディスク転送データに対する記録、追記処理について説明する。図7において、図6を用いて説明した光ディスクのローディング、リードインエリア再生により、識別フラグの検出結果をドライブ制御部15へ転送、光ディスクへのコンテンツデータ転送が可能なディスクであるか判定する(S701)。コンテンツデータ転送可能な光ディスクであると判別された場合には、ドライブI/F回路9を介してDST領域にアクセス、再生し、DST生成回路13は最新のテーブル内容の分析を行う(S702)。S703において、DST解析に従いコンテンツデータに対する未記録の分割データが存在する場合、DSTに含まれるコンテンツ識別情報、シーケンス番号やリンク情報を元に、コンテンツサーバに対するデータ転送を要求する(S705)。コンテンツデータに対し未記録部分がない場合で、同一のディスクに別のコンテンツを追記する場合や、DSTの検出が行われず、光ディスクが未記録ディスクと判定された場合には、新たにコンテンツ先頭から光ディスクへ転送する場合であり、コンテンツサーバ16より転送されるCSTに従って、データ転送を要求、シーケンス順に光ディスクへ転送する。
S704、S705以降、バッファ制御回路11はデータバッファ8に対してデータバッファの確保、転送データの書込み、読出しによるバッファリング処理後、光ディスクへの転送を行い(S706)、光ディスクに記録済みの追記手前の転送データに対するシーケンス番号に連続する分割データの追記を開始する(S707)。データバッファにおける処理は図3、図4で説明の処理が適用される。
更にS709において、コンテンツに対する最終の分割データ転送をDST或いはCSTとCSHに含まれるシーケンス番号や、図2(b)で説明のCEM検出より判断し(S709)、シーケンス最終の分割データ転送が完了後、リードアウトエリアの追記を始めとするクローズ(ファイナライズ)処理や、コンテンツデータの光ディスク上の境界としてボーダ(セッション)を生成(S710)、更にDSTを更新、光ディスクに追記(S713)し、コンテンツに対する記録を終了する。なおS710は別のコンテンツを光ディスクに記録する場合には、クローズ処理は行わず、ボーダを生成して、光ディスクへの追記が可能な状態を維持する。またDSTの更新は全データの記録状態の集約情報である記録ステータスを、「Complete」とし、更に各分割データに対応するステータスも記録済みとし、コンテンツに対する追記データは無いことをDSTに反映する。
次にS709においてコンテンツに対し光ディスクへの記録が未完了のまま、記録中断とする場合について説明する。まず、S711において、コントローラ14は記録中断したLBAを一時的に保持する。オプションとしてこの時点で光ディスクに対しボーダを生成する場合もあり、コンテンツに対し記録済みの部分に対する情報再生に対応する。更にS712において光ディスクドライブ6よりディスクを排出する場合には、S713の処理を行い、再度ディスクのローディングの際にコンテンツに於ける未記録データの追記制御が可能となる。一方でS712においてディスク排出を行わず、分割データの転送制御を再開する場合には、S703より処理を再開する。
なおS702に於けるDSTの解析結果、コンテンツに対し未記録データが存在する場合には、異なるコンテンツの光ディスクへの記録を禁止する場合がある。
記録禁止の判断はサーバより転送されるCSTと光ディスクに記録されたDSTに含まれるコンテンツ識別情報を用いて転送されるコンテンツと、光ディスクに記録済みのコンテンツの不一致を検出し、かつ記録ステータスからコンテンツに対し未記録部分が存在する場合には、光ディスクへの追記を禁止する。またこの場合コンテンツに対し未記録部分の合計データ容量(DSTの容量情報から得られる)と光ディスクに記録可能な残りのディスク容量から、これから転送する別のコンテンツに割当可能な光ディスク記憶容量を算出、CSTより得られ、別コンテンツに必要なデータ容量との比較で、記録禁止を判断する場合が考えられる。更に、この場合別コンテンツに対する記憶容量が光ディスク上に確保できる場合には、光ディスクに記録途中のコンテンツに対し未記録部分の合計データ容量をDSTより把握し、そのデータ容量に対する光ディスク上の領域を確保した上で、別コンテンツに対する転送データを追記する場合も考えられる。
記録禁止の判断はサーバより転送されるCSTと光ディスクに記録されたDSTに含まれるコンテンツ識別情報を用いて転送されるコンテンツと、光ディスクに記録済みのコンテンツの不一致を検出し、かつ記録ステータスからコンテンツに対し未記録部分が存在する場合には、光ディスクへの追記を禁止する。またこの場合コンテンツに対し未記録部分の合計データ容量(DSTの容量情報から得られる)と光ディスクに記録可能な残りのディスク容量から、これから転送する別のコンテンツに割当可能な光ディスク記憶容量を算出、CSTより得られ、別コンテンツに必要なデータ容量との比較で、記録禁止を判断する場合が考えられる。更に、この場合別コンテンツに対する記憶容量が光ディスク上に確保できる場合には、光ディスクに記録途中のコンテンツに対し未記録部分の合計データ容量をDSTより把握し、そのデータ容量に対する光ディスク上の領域を確保した上で、別コンテンツに対する転送データを追記する場合も考えられる。
1 …光ディスク、2 …光ヘッド、3 …変復調回路、4 …バッファメモリ、5 …ホストI/F回路、6 …光ディスクドライブ、7 …外部I/F回路、8 …データバッファ群、9 …ドライブI/F回路、10 …ヘッダ解析回路、11 …バッファ制御回路、12 …伸張回路、13 …DST生成回路、14 …コントローラ、15 …ホスト制御装置、16 …コンテンツサーバ。
Claims (10)
- 大容量のコンテンツ情報に対するデータ伝送方法であって、
コンテンツデータを固定長または可変長のデータブロックに分割、それぞれに対して符号化処理を行い、
データブロック伝送の際、データブロックが属するコンテンツの識別情報と、コンテンツにおける順列情報を管理するための第1のヘッダ情報を伝送し、
各データブロック伝送時には、該データブロックのコンテンツにおける順列を管理するための第2のヘッダ情報を伝送することを特徴とするデータ伝送方法。 - 請求項1において、各データブロックの転送毎に、その終了を示す第1の終了識別情報を転送し、コンテンツ終端を含むデータブロック転送の際には、コンテンツ終了を示す第2の終了識別情報を伝送することを特徴とするデータ伝送方法。
- 請求項1において、第1或いは第2のヘッダ情報に含める情報として、コンテンツ転送先の記録媒体を識別する情報、データブロックに施された符号化方式に関する情報、データブロックの転送元を識別するリンク情報を含むことを特徴とするデータ伝送方法。
- 伝送網を介して伝送されるコンテンツ情報を受信しながら光ディスクへの記録を行う光ディスク記録装置であって、少なくとも、
コンテンツを蓄積した転送元へのデータ転送要求や受信を行うインターフェイス手段と、
伝送単位であるデータブロックのコンテンツ内の順列情報を含むヘッダ情報の検出手段と、
伝送されるデータブロックを一時的に蓄積し、光ディスクへ転送するバッファ手段と、
バッファ手段に対する書込み、読出しを制御するバッファ制御手段を備えることを特徴とし、
前記バッファ制御手段は、受信したデータブロック単位でバッファ領域を確保、データブロックの書込み、読出しを制御し、
光ディスクへ転送が完了したバッファ領域は解放することを特徴とする光ディスク記録装置。 - 請求項4において、データブロックを一時的に蓄積するバッファ手段は、少なくとも、
伝送されたデータブロックに対する第1のバッファ領域と、
データブロックに対する符号化解除に必要な第2のバッファ領域と、
光ディスクへの転送データを格納する第3のバッファ領域からなり、
第2、第3のバッファ領域は、バッファ手段において、共通の記憶領域であることを特徴とする光ディスク記録装置。 - 請求項4において、インターフェイス手段は、コンテンツデータ先頭からのデータブロック転送を順次要求または、複数の伝送チャンネルを用いて複数同時に要求し、
バッファ制御手段はバッファ手段に対しバッファ領域を確保しながら、受信したデータブロックの書込みを制御し、
更に、ヘッダ検出手段より得られる順列情報からコンテンツにおけるデータブロックの順列を維持しながらバッファ領域に対する読出し、光ディスクへの転送を制御することを特徴とする光ディスク記録装置。 - コンテンツデータに対し固定長、可変長に分割、伝送されるデータブロックを受信し、光ディスクへ記録する光ディスク記録方法であって、
コンテンツにおけるデータブロックの順列を示す情報を少なくとも含み、データブロックと共に伝送されるヘッダ情報に対し、更に各データブロックの光ディスク記録状況により、記録、未記録を管理する情報を追加することで記録テーブルを生成し、光ディスクへ記録することを特徴とする光ディスク記録方法。 - 請求項7において、更に、ヘッダ情報には、各データブロックの転送元を識別するリンク情報を含み、該情報を含んだ記録テーブルを生成、光ディスクへ記録することを特徴とする光ディスク記録方法。
- 請求項7において、
前記ヘッダ情報はさらに、各データブロックの転送元を識別するリンク情報を少なくとも含み、
光ディスク上の記録テーブルの再生によって、コンテンツに対する未記録データブロックの有無を判定し、未記録ブロック存在の場合には、該データブロックに対するリンク情報から転送元へ転送要求を行い、転送されたデータブロックに対し記録制御を行うことを特徴とする光ディスク記録方法。 - コンテンツデータに対し固定長、可変長に分割、伝送されるデータブロックを受信し、光ディスクへ記録する光ディスク記録方法であって、
少なくともコンテンツにおけるデータブロックの順列を示す情報と、コンテンツの識別を行う識別情報を含み、データブロックと共に伝送されるヘッダ情報をより記録テーブルを生成、光ディスクへ記録し、
光ディスク上の記録テーブル再生によって、記録テーブルで管理されるコンテンツ識別情報と、光ディスクへ記録を行うデータブロックに対するコンテンツ識別情報を比較し、
識別情報の一致に呼応してデータブロックを追記し、
不一致に呼応して、追記を禁止、光ディスクに記録済みのコンテンツデータを保護することを特徴とする光ディスク記録方法。
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