JP2009074935A - 海水水位測定装置の生物付着防止方法及びその装置 - Google Patents

海水水位測定装置の生物付着防止方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】導波管に塩素水を均一に注入することで、導波管に海生生物が付着することを防止し、かつ少量の塩素水で海水を汚染することなく海生生物の付着防止効果を高める。
【解決手段】筒状の導波管1内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計2と、導波管1内に設けた、導波管1の内径より小さい外径を有するリング状の金網、
筒材6に溝7を形成した内管3と、内管3の外周面に向くように、導波管1に開口を設けた塩素水注入口4と、塩素水注入口4に塩素水を送出するように接続した注入管5とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、海水の水位を測定する技術に係り、特に海水に接する導波管に海生生物が付着することを防止する海水水位測定装置の生物付着防止方法及びその装置に関する。
海水水位の測定方法には、例えば海水中に配管を挿入し圧縮空気を流し、水位によって変化する背圧を検出するパージ式液位測定法がある。このパージ式液位測定法は、パージ配管を長期間海水に浸しているので海生生物が配管内に付着し測定に支障が生じるために頻繁にメンテナンスをする必要があった。そこで、このパージ配管を必要としない超音波レベル計が導入されるようになった。
この超音波レベル計により海水水位を計測する方法は、目的外反射波による測定障害の原因となる構造物がない広いエリアの海水の水位測定に適している。構造物が入り組んだ狭隘な部位の測定においては、導波管を導入している。一般的には水面に達する前の空気中に適用され、測定水位が深い場合は海水中にまで達する導波管が必要となる。しかし、導波管を海水に浸けることで海水面付近の管内外面に海生生物が付着する。この導波管の管内面で成長した海生生物により、測定面である海水面以外の反射波が生じるので正確な計測が継続できないおそれがある。
本発明の発明者は、図14の断面図に示すように、超音波レベル計2を入れた筒状の導波管1内へ継続的に少量、即ち環境負荷とならない程度の塩素水を注入することにより、導波管1内面側の海水面付近の海生生物が付着することを防止できることに着目した。
このような海水に接する構造物の界面に棲息・成育し種々のトラブルを発生させる海生生物の付着防止に関する技術については、例えば特許文献1の特開平11−303041号公報「海水に接する構造物の防汚方法」に示すように、海水に接するコンクリート構造物の接水面にチタン溶射皮膜を施し、もしくは該コンクリート構造物の接水面を板状または薄板状のチタン材で表面を覆い、その上にコバルトまたはマンガン含有溶液、もしくはこれらの溶液にイリジウムを混合した溶液を塗布し、熱活性化処理により酸化コバルトまたは酸化マンガン皮膜に変成させ、次いで該溶射皮膜またはチタン材を直流電源の正極に接続して陽極とし、該陽極を酸素発生電位内に保持し塩素水発生限界電位により卑な電位で通電する方法が提案されている。
特開平11−303041号公報
しかし、上述したように、図14に示すように筒状の導波管1内へ塩素水を注入口4から注入する方法では、公共水域等の放水口で環境負荷とならない量では、導波管1の内壁の一側は海生生物の付着防止効果はあるが、反対側(図示例では右側)の導波管1の内壁では付着防止効果が低いという問題を有していた。
なお、塩素水を大量に注入すれば、付着防止効果は高くなるが放水口における公共水域等の環境汚染が拡大するという問題を有していた。
特許文献1の「海水に接する構造物の防汚方法」は、電気的に海生生物の生息を防止するものであり、この通電状態では超音波レベル計を用いた測定には不向きであるという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、導波管に塩素水を均一に注入することで、導波管に海生生物が付着することを防止し、かつ少量の塩素水で海水を汚染することなく海生生物の付着防止効果を高めることができる海水水位測定装置の生物付着防止方法及びその装置を提供することにある。
本発明の付着防止方法によれば、海水に接する導波管(1)内に、超音波レベル計(2)を下向きに配置した海水水位測定装置の導波管(1)の内面に海生生物が付着することを防止するために、該導波管(1)の内壁面の全周に均一に滴り落ちるように塩素水を継続的に注入する、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止方法が提供される。
例えば、前記導波管(1)内に注入する塩素水は、海水を電解して生成した塩素を含んだ海水を利用することが好ましい。
本発明の付着防止装置によれば、筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、前記塩素水注入口(4)に塩素水を送出するように接続した注入管(5)と、を備えた、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止装置が提供される。
例えば、前記内管(3)は、ベルト状に形成した金網、筒材(6)の外周面に溝(7)を格子状に形成したもの又は筒材(6)を前記塩素水注入口(4)部分からその対向部分にかけて下方に傾斜するように形成したものを用いることができる。
筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、各塩素水注入口(4)に塩素水を注入するために、前記導波管(1)の周囲に巻き付けるように取り付けた注入導管(8)と、前記注入導管(8)に接続した、塩素水を注入するチューブ(9)と、を備えたものでもよい。
あるいは、筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、各塩素水注入口(4)それぞれに接続した、塩素水を注入するチューブ(9)とを備えることも可能である。
また、筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、前記塩素水注入口(4)から注入される塩素水の流勢を遮るように、該塩素水注入口(4)付近に設けた拡散板(10)と、前記拡散板(10)の周縁と、前記導波管(1)の内壁面にかけてその周囲を包むように取り付けたフィルタ(11)と、を備えたものでもよい。
上記構成の方法では、導波管(1)内へ継続的に少量の塩素水を注入することで、導波管(1)の内面側の海水面付近に海生生物が付着することを防止できる。そこで、導波管(1)の管内における海水面の動揺を低減することができ、超音波レベル計(2)による安定した超音波レベル計測が可能になる。
また、塩素水には、海水を電解して生成した塩素を含んだ海水を利用することにより、簡易に海生生物の付着防止が可能になる。
上記構成の装置では、導波管(1)内に、この導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)を設けたので、塩素水を塩素水注入口(4)から内管(3)の外周面に向けて注入することにより、塩素水を導波管(1)の内壁面に均一に注入することができる。この塩素水が、導波管(1)の内壁面に偏りなく滴り落ちるので、海生生物の付着を確実に防止することができる。そこで、導波管(1)の内壁面に凹凸形状が生じないので、導波管(1)の管内における海水面の動揺を低減することができ、安定した超音波レベル計測が可能になる。
導波管(1)に塩素水を均一に注入することができるので、少量の塩素水で付着防止効果を高めることができ、海水を汚染することがない。
本発明の海水水位測定装置の付着防止装置は、海水に接する筒状の導波管内に超音波レベル計を下向きに配置し、この導波管内にリング状の内管を設けることにより、この内管に向けて注入した塩素水が導波管の内壁面に均一に滴り落ちて海生生物が付着することを防止するものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の海水水位測定装置の生物付着防止装置を示す正断面図である。図2は実施例1の海水水位測定装置の生物付着防止装置の拡大平断面図である。
実施例1の海水水位測定装置の生物付着防止装置は、海水に接する筒状の導波管1内に超音波レベル計2を下向きに配置し、この導波管1内にリング状の内管3を設け、この内管3の外周面に向けて開口するように塩素水注入口4を設けたものである。
導波管1は、例えば内径が約30cm程度の塩化ビニール製の筒材から成り、潮の干満を考慮して測定しようとする海水水位が最も低い位置が下部となるような全長を有する。図1の図示例では、導波管1の中間位置が海水レベルになり、その上方位置がグランドレベルを示している。この導波管1の上部に音波パルス発生機等の超音波レベル計2を配置した。この超音波レベル計2から発生させた音波パルスを導波管1を沿わせて伝播させ、海面で反射し超音波振動子まで到達する瞬間までの時間を測定し、超音波振動子と液面(海水レベル)までの距離、即ち水位を測定するようになっている。
本発明の導波管1内には、超音波レベル計2の配置位置よりやや上方の位置に内管3を設けている。この内管3は、導波管1の内径より小さい外径を有するリング状の部材である。導波管1には、内管3の外周面に向けて開口するように塩素水注入口4を設け、この塩素水注入口4に塩素水を送出する注入管5を接続している。
実施例1の内管3は、図1と図2に示すように、金網をベルト状に巻いたものである。この金網から成る内管3は、塩素水注入口4から注入する塩素水が滲み込みやすく、塩素水注入口4の対向位置まで落下することなく移動させるためである。このように円形状の内管3の外周と導波管1の内周面との隙間に満遍なく塩素水を行き渡らすことにより、注入した塩素水を導波管1の内壁面に均一に滴り落すことができる。これにより導波管1の内壁面への海生生物の付着を防止することができる。
なお、内管3はベルト状の金網に限定されず、図示していないが、ベルト状の板材に多数の孔を開けた部材、又はベルト状の板材に多数の突起を形成した部材を用いることができる。
図3は実施例2の生物付着防止装置を示す正断面図である。図4は実施例2の内管の拡大正面図である。図5は実施例2の生物付着防止装置の部分拡大平断面図である。
実施例2の生物付着防止装置の内管3では、図3と図4に示すように、筒材6の外周面に格子状に溝7を形成し、かつ筒材6を塩素水注入口4部分からその対向部分にかけて下方に傾斜した状態に形成した。このように内管3を傾斜させた構造にすることで、塩素水注入口4から注入する塩素水を、塩素水注入口4の対向位置にまで確実に移動させることができる。また、塩素水は内管3の外周面に溝7を伝わらせることにより、塩素水を導波管1の内壁面に均一に滴り落すことができる。
なお、この内管3を傾斜配置する構造は、格子状に溝7を形成した構造のものに限定されず、上述したような金網又は板材に多数の孔を開けた部材、又は板材に多数の突起を形成した部材に用いることも勿論可能である。
図6は実施例3の生物付着防止装置を模式的に示す平断面図である。図7は実施例3の生物付着防止装置の正面図である。図8は実施例3の生物付着防止装置の部分拡大正断面図である。
実施例3の生物付着防止装置では、内管3の外周面に向けて開口するように導波管1に塩素水注入口4を複数個所に設け、各塩素水注入口4に連通するように注入導管8を導波管1の周囲に巻き付けるように取り付け、この注入導管8にチューブ9を接続した。このように注入導管8を介して塩素水を各塩素水注入口4から滴下させることで、塩素水を導波管1の内壁面に均一に滴り落すことができる。
図9は実施例4の生物付着防止装置を模式的に示す平断面図である。図10は実施例4の生物付着防止装置の正面図である。図11は実施例4の生物付着防止装置の部分拡大正断面図である。
実施例4の生物付着防止装置では、内管3の外周面に向けて開口するように導波管1に塩素水注入口4を複数個所に設け、各塩素水注入口4それぞれに塩素水を注入するチューブ9を接続した。このように塩素水をチューブ9の束を通して各塩素水注入口4から滴下させることで、塩素水が不用意に滴下することを防止し、導波管1の内壁面により均一に滴り落ちるようになる。
特に、実施例3又は4の生物付着防止装置は、平面視で円形状の導波管1の接線方向に塩素水注入口4を開けているので、この塩素水注入口4から塩素水を注入すると、この塩素水は導波管1の内壁面を伝わるように螺旋状に滴り落ちるようになる。これにより注入した塩素水を導波管1の内壁面に均一に滴り落すことができ、導波管1の内壁面への海生生物の付着を確実に防止することができる。
図12は実施例5の生物付着防止装置を模式的に示す斜視図である。図13は実施例5の部分拡大平断面図である。
実施例5の生物付着防止装置では、塩素水注入口4から注入される塩素水の流勢を遮るように塩素水注入口4付近に拡散板10を設け、拡散板10の周縁と導波管1の内壁面にかけてこの拡散板10を包むようにフィルタ11を取り付けた。実施例4の生物付着防止装置は、導波管1内に拡散板10を設けた単純な構造であるために、既存の導波管1に容易に組み込むことができる。
なお、本発明は、導波管1に塩素水を均一に注入することで、導波管1に海生生物が付着することを防止し、かつ少量の塩素水で海水を汚染することなく海生生物の付着防止効果を高めることができれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の海水水位測定装置の生物付着防止装置は、公共水域の海水水位の測定の利用することができる。
実施例1の海水水位測定装置の生物付着防止装置を示す正断面図である。 実施例1の海水水位測定装置の生物付着防止装置の拡大平断面図である。 実施例2の生物付着防止装置を示す正断面図である。 実施例2の中管の拡大正面図である。 実施例2の生物付着防止装置の部分拡大平断面図である。 実施例3の生物付着防止装置を模式的に示す平断面図である。 実施例3の生物付着防止装置の正面図である。 実施例3の生物付着防止装置の部分拡大正断面図である。 実施例4の生物付着防止装置を模式的に示す平断面図である。 実施例4の生物付着防止装置の正面図である。 実施例4の生物付着防止装置の部分拡大正断面図である。 実施例5の生物付着防止装置を模式的に示す斜視図である。 実施例5の部分拡大平断面図である。 従来の海水水位測定装置の生物付着防止装置を示す正断面図である。
符号の説明
1 導波管
2 超音波レベル計
3 内管
4 塩素水注入口
5 注入管
6 筒材
7 溝
8 注入導管
9 チューブ
10 拡散板
11 フィルタ

Claims (9)

  1. 海水に接する導波管(1)内に、超音波レベル計(2)を下向きに配置した海水水位測定装置の導波管(1)の内面に海生生物が付着することを防止するために、
    該導波管(1)の内壁面の全周に均一に滴り落ちるように塩素水を継続的に注入する、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止方法。
  2. 前記導波管(1)内に注入する塩素水は、海水を電解して生成した塩素を含んだ海水を利用する、ことを特徴とする請求項1の海水水位測定装置の生物付着防止方法。
  3. 筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、
    前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、
    前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、
    前記塩素水注入口(4)に塩素水を送出するように接続した注入管(5)と、を備えた、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止装置。
  4. 前記内管(3)はベルト状に形成した金網である、ことを特徴とする請求項3の海水水位測定装置の生物付着防止装置。
  5. 前記内管(3)は、筒材(6)の外周面に溝(7)を格子状に形成したものである、ことを特徴とする請求項3の海水水位測定装置の生物付着防止装置。
  6. 前記内管(3)は、筒材(6)を前記塩素水注入口(4)部分からその対向部分にかけて下方に傾斜するように形成したものである、ことを特徴とする請求項3,4又は5の海水水位測定装置の生物付着防止装置。
  7. 筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、
    前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、
    前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、
    各塩素水注入口(4)に塩素水を注入するために、前記導波管(1)の周囲に巻き付けるように取り付けた注入導管(8)と、
    前記注入導管(8)に接続した、塩素水を注入するチューブ(9)と、を備えた、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止装置。
  8. 筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、
    前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、
    前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、
    各塩素水注入口(4)それぞれに接続した、塩素水を注入するチューブ(9)と、を備えた、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止装置。
  9. 筒状の導波管(1)内に下向きに配置した、海水の水位を測定する超音波レベル計(2)と、
    前記導波管(1)内に設けた、該導波管(1)の内径より小さい外径を有するリング状の内管(3)と、
    前記内管(3)の外周面に向くように、前記導波管(1)に開口を設けた塩素水注入口(4)と、
    前記塩素水注入口(4)から注入される塩素水の流勢を遮るように、該塩素水注入口(4)付近に設けた拡散板(10)と、
    前記拡散板(10)の周縁と、前記導波管(1)の内壁面にかけてその周囲を包むように取り付けたフィルタ(11)と、を備えた、ことを特徴とする海水水位測定装置の生物付着防止装置。
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