JP2013223437A - 生物死滅システム - Google Patents

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直子 梶本
Kyosuke Kajimoto
恭輔 梶本
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厚美 太田
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Abstract

【課題】死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる、生物死滅システムを提供する。
【解決手段】生物死滅システム1000は、各種の水生生物が混入している生物混入液体CCWに音波照射素子1100で超音波USWを照射し、この超音波USWを特定の水生生物を死滅させる複数種類に経時的に切り換える。このため、一種類の超音波USWを継続的に照射する場合に比較して、死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、海水などの生物混入液体に混入している水生生物を死滅させる生物死滅システムに関するものである。
現在、タンカーなどの大型船舶はバラストタンクが設備されており、例えば、往路ではバラストタンクに原油などを収容し、復路ではバラストタンクに海水を注入してバランスを維持するようなことをしている。しかし、寄港した船舶が、海外で注入した海水を排出すると、海外の水生生物も海水に排出されるので、これが環境問題となる。
また、発電プラントなどでは海水を取水して冷却に利用しているが、その海水に混入している水生生物が冷却系統に付着する。このため、冷却系統に付着した水生生物を除去するメンテナンス作業が必要となっている。さらに、発電プラントは加温した海水を排出することになるので、これに起因して水生生物が異常増殖することも問題となっている。
例えば、海面下の構造物に超音波振動と電場を印加して、そのエネルギの重畳により水生生物の付着を防止する提案がある(例えば、特許文献1参照)。また、停泊した船舶の推進器を収容する容器に超音波振動子を搭載し、超音波振動で水生生物の付着を防止する提案もある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、水槽に特定レベルの周波数の超音波を照射し、養殖貝には悪影響を及ぼすことなく、養殖貝に寄生する水生生物を駆除する提案もある(例えば、特許文献3参照)。また、超音波振動器を搭載した円筒形のドラムに海水を注入し、超音波振動により水生生物を除去する提案もある(例えば、特許文献4参照)。
さらに、超音波振動子を設備した空気室とバラストタンクとを有する構造物を海水に水没させ、超音波振動子の位置を調整して水生生物を死滅させる提案もある(例えば、特許文献5参照)。
また、流路を流動する海水に超音波振動子から高密度の超音波を照射して水生生物を死滅させる提案もある(例えば、特許文献6参照)。さらに、機器内の海水に特定周波数の高密度な超音波を照射するとともに、機器も特定周波数で超音波振動させることにより、海水の水生生物を死滅させる提案もある(例えば、特許文献7参照)。
国際公開第99/25929号 特開2001−106180号公報 実用新案登録第3106203号公報 実開昭61−188624号公報 実公昭55−026038号公報 実公昭55−026037号公報 実公昭60−006694号公報
しかし、本発明者が実際に特許文献1〜7に開示されている手法を実験したところ、生物混入液体の死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることは困難であることが判明した。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる、生物死滅システムを提供するものである。
本発明の生物死滅システムでは、各種の水生生物が混入している生物混入液体に超音波を照射する超音波照射手段と、照射される超音波を特定の上記水生生物を死滅させる複数種類に経時的に切り換える超音波制御手段と、を有する。
従って、この生物死滅システムでは、各種の水生生物が混入している生物混入液体に超音波照射手段が超音波を照射し、この照射される超音波を特定の水生生物を死滅させる複数種類に超音波制御手段が経時的に切り換える。このため、生物混入液体に照射される超音波が複数種類に経時的に切り換えられるので、一種類の超音波を継続的に照射する場合に比較して、特定の水生生物が良好に死滅する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記超音波制御手段は、照射される上記超音波を複数の周波数に経時的に切り換える。従って、この生物死滅システムでは、生物混入液体に照射される超音波を特定の水生生物を死滅させる複数の周波数に超音波制御手段が経時的に切り換える。このため、生物混入液体に照射される超音波が複数の周波数に経時的に切り換えられるので、特定の周波数の超音波を継続的に照射する場合に比較して、特定の水生生物が良好に死滅する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記超音波制御手段は、照射される上記超音波を複数の出力レベルに経時的に切り換える。従って、この生物死滅システムでは、生物混入液体に照射される超音波を特定の水生生物を死滅させる複数の出力レベルに超音波制御手段が経時的に切り換える。このため、生物混入液体に照射される超音波が複数の出力レベルに経時的に切り換えられるので、特定の出力レベルの超音波を継続的に照射する場合に比較して、特定の水生生物が良好に死滅する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記超音波制御手段は、照射される上記超音波を複数のパルス幅に経時的に切り換える。
従って、この生物死滅システムでは、生物混入液体に照射される超音波を特定の水生生物を死滅させる複数のパルス幅に超音波制御手段が経時的に切り換える。このため、生物混入液体に照射される超音波が複数のパルス幅に経時的に切り換えられるので、特定の出力レベルの超音波を継続的に照射する場合に比較して、特定の水生生物が良好に死滅する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、各種の上記水生生物が混入している上記生物混入液体を所定範囲に制限する液体制限手段も有し、上記超音波照射手段は、上記所定範囲に制限された上記生物混入液体と対向する位置に配置されている。
従って、この生物死滅システムでは、各種の水生生物が混入している生物混入液体を液体制限手段が所定範囲に制限し、この所定範囲に制限された生物混入液体に超音波照射手段が超音波を照射する。このため、各種の水生生物が混入している生物混入液体が多量に存在しても、これが所定範囲に制限されて超音波が照射される。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記液体制限手段は、上記生物混入液体が流動する上記所定範囲の液体流路に制限する。
従って、この生物死滅システムでは、液体制限手段が制限する所定範囲の液体流路を生物混入液体が流動する。このため、流動する生物混入液体に超音波照射手段が超音波を照射することができる。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記生物混入液体が上記液体流路を流速Vで流動し、上記超音波照射手段は、上記生物混入液体の流動方向に複数が間隔Lで配置されており、上記超音波制御手段は、L/Vの間隔で上記超音波の周波数を切り換える。
従って、この生物死滅システムでは、液体流路を流速Vで流動する生物混入液体に、その流動方向に間隔Lで配置されている複数の超音波照射手段が超音波を照射し、その超音波の周波数を超音波制御手段がL/Vの間隔で切り換える。このため、流動する生物混入液体に照射される超音波が、最適な間隔で複数種類に経時的に切り換えられる。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記液体流路の上記生物混入液体を流動させる液体流動手段も有する。従って、本発明の生物死滅システムでは、液体流路の生物混入液体を液体流動手段が流動させる。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記生物混入液体を各々貯留する第一貯留手段と第二貯留手段とも有しており、上記液体制限手段は、上記第一貯留手段と上記第二貯留手段とを連通させており、上記液体流動手段は、上記第一貯留手段と上記第二貯留手段とに貯留されている上記生物混入液体に温度差を発生させて上記液体制限手段の内部を対流させる。
従って、この生物死滅システムでは、第一貯留手段と第二貯留手段との各々に貯留されている生物混入液体が液体制限手段で連通されており、第一貯留手段と第二貯留手段とに貯留されている生物混入液体に液体流動手段が温度差を発生させて液体制限手段の内部を対流させる。このため、第一貯留手段と第二貯留手段との各々に貯留されている生物混入液体が温度差により液体制限手段を対流する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記第一貯留手段と上記第二貯留手段とが船舶のバラストタンクからなる。従って、本発明の生物死滅システムでは、船舶のバラストタンクに生物混入液体として収容される海水の水生生物が死滅する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記生物混入液体を吸入して冷却に利用する発電プラントの取水部に上記液体制限手段が設置されている。従って、本発明の生物死滅システムでは、発電プラントが冷却に利用するために取水部で吸入する生物混入液体に混入している水生生物が死滅される。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、死滅させる特定の上記水生生物が外面に付着した処理対象物品が上記生物混入液体中に配置され、上記超音波照射手段は、上記生物混入液体中の上記処理対象物品の外面に上記超音波を照射する。
従って、この生物死滅システムでは、生物混入液体中の処理対象物品の外面に付着した特定の水生生物に、超音波照射手段が超音波を照射する。このため、処理対象物品の外面に付着した特定の水生生物が死滅する。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記超音波照射手段は、上記処理対象物品の外面のサイズと特定の上記水生生物を死滅させる死滅有効範囲とに対応して複数が配列されている。
従って、この生物死滅システムでは、処理対象物品の外面のサイズと特定の水生生物を死滅させる死滅有効範囲とに対応して複数の超音波照射手段が配列されている。このため、処理対象物品が大型船舶などの場合でも死滅させる水生生物が付着した外面に過不足なく超音波が照射される。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記処理対象物品が上記所定範囲の生物混入液体中を速度Vで移動し、上記超音波照射手段は、上記処理対象物品の移動方向に複数が間隔Lで配置されており、上記超音波制御手段は、L/Vの間隔で上記超音波の周波数を切り換える。
従って、この生物死滅システムでは、所定範囲の生物混入液体中を速度Vで移動する処理対象物品に、その移動方向に間隔Lで配置されている複数の超音波照射手段が超音波を照射し、この超音波の周波数を超音波制御手段がL/Vの間隔で切り換える。このため、移動する処理対象物品に照射される超音波が、最適な間隔で複数種類に経時的に切り換えられる。
さらに、本発明の生物死滅システムでは、上述した発明の生物死滅システムにおいて、上記超音波制御手段は、上記超音波照射手段が照射する上記超音波を幼体の上記水生生物を死滅させる周波数に切り換える。
従って、この生物死滅システムでは、超音波照射手段が照射する超音波を、幼体の水生生物を死滅させる周波数に超音波制御手段が切り換える。このため、生物混入液体に混入している幼体の水生生物が死滅する。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明の生物死滅システムでは、生物混入液体に照射される超音波が複数種類に経時的に切り換えられるので、一種類の超音波を継続的に照射する場合に比較して、死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる。
本発明の実施の形態の生物死滅システムの要部構造を示す模式的な縦断側面図である。 本発明の実施の形態の生物死滅システムの超音波制御ユニットの回路構造を示す模式的なブロック図である。 本発明の実施の形態の、変形例の生物死滅システムの要部構造を示す模式的な縦断正面図である。 本発明の実施の形態の、他の変形例の生物死滅システムの要部構造を示す模式的な二面図である。 本発明の実施の形態の、さらに他の変形例の生物死滅システムの要部構造を示す模式図である。
つぎに、本発明の実施の一形態に関して図1および図2を参照して以下に説明する。本実施の形態の生物死滅システム1000は、図1に示すように、音波照射素子1100と、液体制限管1200と、液体流動機構1300と、流速検出素子1400と、図2に示すように、超音波制御ユニット1500と、を有する。
音波照射素子1100は、各種の水生生物(図示せず)が混入している海水などの生物混入液体CCWに超音波USWを照射する。液体制限管1200は、中空の所定内径の円管などからなり、各種の水生生物が混入している生物混入液体CCWを所定範囲の液体流路に制限する。
液体流動機構1300は、液体制限管1200の一端に連結されたポンプ機構などからなり、液体流路の生物混入液体CCWを流動させる。超音波制御ユニット1500は、照射される超音波USWを特定の水生生物を死滅させる複数の周波数に経時的に切り換える。
より詳細には、音波照射素子1100は、複数が用意されており、図1に示すように、液体制限管1200の内面に間隔Lで配置されている。液体制限管1200は、例えば、液体流動機構1300とともに船舶のバラストタンクの内部などに設置されている(図示せず)。液体流動機構1300は、液体制限管1200の液体流路の生物混入液体CCWを流速Vで流動させる。
超音波制御ユニット1500は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)1510、操作手段1520、表示手段1530、VCO(Voltage Controlled Oscillator)1540、ドライバ回路1550、複数の素子接続コネクタ1560、速計接続コネクタ1570、等からなる。
操作手段1520は、いわゆるキーボードやマウスなどからなり、詳細には後述するが、超音波周波数、周波数切換時間、周波数自動切換、等の設定データなどが入力操作される。表示手段1530は、いわゆるディスプレイユニットからなり、上述のような各種データなどを表示出力する。複数の素子接続コネクタ1560には、複数の音波照射素子1100が個々に接続され、速計接続コネクタ1570には、流速検出素子1400が接続される。
CPU1510は、操作手段1520と流速検出素子1400との入力データに対応して表示手段1530に各種データを表示出力するとともに、音波照射素子1100に超音波USWを照射させる音波信号をVCO1540に出力する。
このため、CPU1510には、時間算出回路1511、時間設定レジスタ1512、周波数設定回路1513、DAC(Digital/Analog Converter)1515、等が内蔵されている。
時間算出回路1511は、流速検出素子1400の検出信号から生物混入液体CCWの流速Vを検出し、周波数自動切換が設定された場合の周波数切換時間を算出する。時間設定レジスタ1512は、操作手段1520で手動入力された周波数切換時間か、時間算出回路1511で算出された周波数切換時間か、を記憶する。
周波数設定回路1513は、操作手段1520で手動入力された複数の超音波の周波数がデジタル信号として設定される。このような複数の超音波の周波数は、例えば、1M、3M、5M、などからなる。
さらに、周波数設定回路1513は、上述のような複数の超音波USWの周波数のデジタル信号を、時間設定レジスタ1512に記憶された周波数切換時間ごとに、切換出力する。
DAC1515は、周波数設定回路1513からデジタル出力される複数の周波数をアナログ信号に変換する。ドライバ回路1550は、アナログ信号からなる複数の周波数を音波照射素子1100に出力させる。
上述のような構成において、本実施の形態の生物死滅システム1000では、船舶のバラストに収容された海水などの、各種の水生生物が混入している生物混入液体CCWを、液体流動機構1300が吸入して液体制限管1200の液体流路に流速Vで流動させる。
このとき、この生物混入液体CCWの流速Vが流速検出素子1400で検出されて超音波制御ユニット1500のCPU1510に入力される。このCPU1510では、例えば、操作手段1520で事前に周波数自動切換が設定されていた場合には、流速Vに対応して周波数切換時間を算出する。
このとき、CPU1510は、L/Vの間隔となるように超音波USWの周波数切換時間を算出する。また、CPU1510には、操作手段1520で事前に複数の周波数が設定されるので、その複数の周波数がデジタル信号として周波数切換時間ごとにVCO1540に切換出力される。
このVCO1540は、ドライバ回路1550に複数の周波数をアナログ信号として周波数切換時間ごとに切換出力するので、このドライバ回路1550は、音波照射素子1100に、L/Vの間隔で複数の周波数が切り換えられる超音波USWを出力させる。
本発明者は、上述のように死滅させたい特定の水生生物に照射する超音波USWを複数の周波数に切り換えることで、一定の周波数の超音波USWを継続的に照射する場合に比較して、死滅させたい特定の水生生物を効率的に死滅できることを発見した。
そこで、本実施の形態の生物死滅システム1000では、生物混入液体CCWに照射される超音波USWが複数の周波数に経時的に切り換えられる。このため、特定の周波数の超音波USWを継続的に照射する場合に比較して、生物混入液体CCWに混入している死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる。
特に、この生物死滅システム1000では、各種の水生生物が混入している生物混入液体CCWを液体制限管1200が所定範囲の液体流路に制限し、この液体流路に制限された生物混入液体CCWに音波照射素子1100が超音波USWを照射する。このため、各種の水生生物が混入している生物混入液体CCWが多量に存在しても、これを所定範囲の液体流路に制限して超音波USWを照射することができる。
しかも、液体流動機構1300が生物混入液体CCWを液体制限管1200の液体流路に流動させる。このため、流動する生物混入液体CCWに音波照射素子1100が超音波USWを照射することができる。
特に、複数の音波照射素子1100が生物混入液体CCWの流動方向に間隔Lで配置されており、生物混入液体CCWが液体流路を流速Vで流動し、超音波制御ユニット1500がL/Vの間隔で超音波USWの周波数を切り換える。
従って、この生物死滅システム1000では、流動する生物混入液体CCWに照射される超音波USWが、最適な間隔で複数の周波数に経時的に切り換えられる。なお、このような超音波USWの複数の周波数の切り替えは、例えば、“1M→3M→5M→1M→3M→5M→1M…”のように繰り返し実行される。
さらに、本実施の形態の生物死滅システム1000では、前述のように船舶のバラストタンクに設置することで、バラスト水からなる生物混入液体CCWの水生生物を死滅させることができる。このため、船舶がバラスト水を出し入れすることに起因する環境問題の解決に寄与することができる。
なお、本実施の形態の生物死滅システム1000では、操作手段1520で周波数切換時間を手動設定することもでき、その場合、手動設定された切換時間で超音波USWの複数の周波数が切り換えられる。
また、本実施の形態の生物死滅システム1000において、音波照射素子1100が照射する超音波USWを、超音波制御ユニット1500で幼体の水生生物を死滅させる周波数に切り換えることもできる。
この場合、生物混入液体CCWに混入している幼体の水生生物が死滅する。このため、その水生生物は成体となることなく死滅する。また、幼体の水生生物が死滅するので、これを捕食する特定の成体の水生生物も死滅する。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では生物死滅システム1000の音波照射素子1100が固定されていることを例示した。
しかし、このような音波照射素子1100を自走させてもよく、懸架することで自然に揺動させてもよい(図示せず)。これらの場合、音波照射素子1100が照射する超音波USWの有効範囲を拡大することができる。
また、上記形態では超音波制御ユニット1500が、生物混入液体CCWに照射される超音波USWを複数の周波数に経時的に切り換えることを例示した。しかし、このような超音波USW制御ユニット1500が、生物混入液体CCWに照射される超音波USWを複数の出力レベル(振幅)に経時的に切り換えてもよい。
この場合も、特定の出力レベルの超音波USWを継続的に照射する場合に比較して、生物混入液体CCWに混入している死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる。
さらに、超音波USW制御ユニット1500が、生物混入液体CCWに照射される超音波USWを複数のパルス幅(デューティ比)に経時的に切り換えてもよい。この場合も、特定のパルス幅の超音波USWを継続的に照射する場合に比較して、生物混入液体CCWに混入している死滅させたい特定の水生生物を効率的に全滅させることができる。
さらに、上記形態では生物死滅システム1000の音波照射素子1100と液体流動機構1300とが設置されている液体制限管1200を、船舶のバラストタンクに設置することを想定した。しかし、このような生物死滅システム1000を、特定用途の水槽(図示せず)などに設置してもよい。
また、上記形態では液体制限管1200の液体流路の生物混入液体CCWを液体流動機構1300で強制的に流動させることを例示した。しかし、例えば、河川などのように生物混入液体CCWが流動している場所に、液体制限管1200を設置する場合には、液体流動機構1300を省略してもよい。
さらに、図3に例示する生物死滅システム2000のように、船舶SIPのバラストタンクを、生物混入液体CCWを各々貯留する第一貯留手段である第一バラストタンク2010と第二貯留手段である第二バラストタンク2020とに区分しておき、液体制限管1200が、第一バラストタンク2010と第二バラストタンク2020とを連通させており、液体流動機構(図示せず)は、第一バラストタンク2010と第二バラストタンク2020とに貯留されている生物混入液体CCWに温度差を発生させて液体制限管1200の内部を対流させてもよい。
この生物死滅システム2000では、第一バラストタンク2010と第二バラストタンク2020との各々に貯留されている生物混入液体CCWが液体制限管1200で連通されている。
そして、第一バラストタンク2010と第二バラストタンク2020とに貯留されている生物混入液体CCWに液体流動機構1300が温度差を発生させて液体制限管1200の内部を対流させる。
このため、第一バラストタンク2010と第二バラストタンク2020との各々に貯留されている生物混入液体CCWが温度差により液体制限管1200を対流する。このため、前述のようにポンプ機構などからなる液体流動機構1300で生物混入液体CCWを液体制限管1200に流動させる場合に比較して、エネルギ効率を向上させることができる。
また、図4に例示する生物死滅システム3000のように、死滅させる特定の水生生物(図示せず)が外面に付着した処理対象物品である船舶SIPが生物混入液体CCW中に配置され、音波照射素子1100は、生物混入液体CCW中の船舶SIPの外面に超音波USWを照射する。
この生物死滅システム3000では、生物混入液体CCWは所定範囲の船舶水路SWRに制限されており、この船舶水路SWRの底面と内側面とに複数の音波照射素子1100が設置されている。ただし、音波照射素子1100は、船舶SIPの外面のサイズと特定の水生生物を死滅させる死滅有効範囲とに対応して複数が配列されている。
従って、この生物死滅システム3000では、生物混入液体CCW中の船舶SIPの外面に付着した特定の水生生物に、音波照射素子1100が超音波USWを照射する。このため、船舶SIPの外面に付着した特定の水生生物が死滅する。
特に、船舶SIPの外面のサイズと特定の水生生物を死滅させる死滅有効範囲とに対応して、複数の音波照射素子1100が配列されているので、船舶SIPが大型船舶などの場合でも死滅させる水生生物が付着した外面に過不足なく超音波USWを照射することができる。
なお、ここでは船舶水路SWRに停泊している船舶SIPを生物死滅システム3000で処理することを想定した。しかし、このような船舶水路SWRを船舶SIPが航行してもよい。
この場合、船舶SIPが船舶水路SWRの生物混入液体CCW中を速度Vで移動するならば、複数の音波照射素子1100を船舶SIPの移動方向に間隔Lで配置しておき、超音波制御ユニット(図示せず)がL/Vの間隔で超音波USWの周波数を切り換えればよい。
このような生物死滅システム3000では、船舶水路SWRの生物混入液体CCW中を速度Vで移動する船舶SIPに、その移動方向に間隔Lで配置されている複数の音波照射素子1100が超音波USWを照射し、この超音波USWの周波数を超音波制御ユニット1500がL/Vの間隔で切り換える。このため、移動する船舶SIPに照射される超音波USWが、最適な間隔で複数の周波数に経時的に切り換えられる。
また、図5に例示する生物死滅システム4000のように、海水からなる生物混入液体CCWを吸入して冷却に利用する発電プラントEGPの取水部FWUに液体制限管1200を設置してもよい。
このような生物死滅システム1000では、発電プラントEGPが冷却に利用するために、取水部FWUで吸入する海水からなる生物混入液体CCWに混入している水生生物(図示せず)を死滅させることができる。
このため、発電プラントEGPの冷却系統(図示せず)に付着する水生生物を除去するメンテナンス作業を軽減することができ、発電プラントEGPが海水を加温して排出することに起因する水生生物の異常増殖を抑制することができる。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
1000 生物死滅システム
1100 音波照射素子
1200 液体制限管
1300 液体流動機構
1400 流速検出素子
1500 超音波制御ユニット
2000 生物死滅システム
2010 第一バラストタンク
2020 第二バラストタンク
3000 生物死滅システム
4000 生物死滅システム

Claims (15)

  1. 各種の水生生物が混入している生物混入液体に超音波を照射する超音波照射手段と、
    照射される超音波を特定の前記水生生物を死滅させる複数種類に経時的に切り換える超音波制御手段と、
    を有する生物死滅システム。
  2. 前記超音波制御手段は、照射される前記超音波を複数の周波数に経時的に切り換える、請求項1に記載の生物死滅システム。
  3. 前記超音波制御手段は、照射される前記超音波を複数の出力レベルに経時的に切り換える、請求項1または2に記載の生物死滅システム。
  4. 前記超音波制御手段は、照射される前記超音波を複数のパルス幅に経時的に切り換える、請求項1ないし3の何れか一項に記載の生物死滅システム。
  5. 各種の前記水生生物が混入している前記生物混入液体を所定範囲に制限する液体制限手段も有し、
    前記超音波照射手段は、前記所定範囲に制限された前記生物混入液体と対向する位置に配置されている、
    請求項1ないし4の何れか一項に記載の生物死滅システム。
  6. 前記液体制限手段は、前記生物混入液体が流動する前記所定範囲の液体流路に制限する、請求項5に記載の生物死滅システム。
  7. 前記生物混入液体が前記液体流路を流速Vで流動し、
    前記超音波照射手段は、前記生物混入液体の流動方向に複数が間隔Lで配置されており、
    前記超音波制御手段は、L/Vの間隔で前記超音波の周波数を切り換える、
    請求項3に記載の生物死滅システム。
  8. 前記液体流路の前記生物混入液体を流動させる液体流動手段も有する、請求項3または7に記載の生物死滅システム。
  9. 前記生物混入液体を各々貯留する第一貯留手段と第二貯留手段とも有しており、
    前記液体制限手段は、前記第一貯留手段と前記第二貯留手段とを連通させており、
    前記液体流動手段は、前記第一貯留手段と前記第二貯留手段とに貯留されている前記生物混入液体に温度差を発生させて前記液体制限手段の内部を対流させる、
    請求項8に記載の生物死滅システム。
  10. 前記第一貯留手段と前記第二貯留手段とが船舶のバラストタンクからなる、請求項9に記載の生物死滅システム。
  11. 前記生物混入液体を吸入して冷却に利用する発電プラントの取水部に前記液体制限手段が設置されている、請求項2ないし8の何れか一項に記載の生物死滅システム。
  12. 死滅させる特定の前記水生生物が外面に付着した処理対象物品が前記生物混入液体中に配置され、
    前記超音波照射手段は、前記生物混入液体中の前記処理対象物品の外面に前記超音波を照射する、
    請求項1に記載の生物死滅システム。
  13. 前記超音波照射手段は、前記処理対象物品の外面のサイズと特定の前記水生生物を死滅させる死滅有効範囲とに対応して複数が配列されている、請求項12に記載の生物死滅システム。
  14. 前記処理対象物品が前記所定範囲の生物混入液体中を速度Vで移動し、
    前記超音波照射手段は、前記処理対象物品の移動方向に複数が間隔Lで配置されており、
    前記超音波制御手段は、L/Vの間隔で前記超音波の周波数を切り換える、
    請求項12または13に記載の生物死滅システム。
  15. 前記超音波制御手段は、前記超音波照射手段が照射する前記超音波を幼体の前記水生生物を死滅させる周波数に切り換える、請求項1ないし14の何れか一項に記載の生物死滅システム。
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