JP2009074506A - 過給機付きエンジン - Google Patents

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Tomoyoshi Sakano
倫祥 坂野
Hideya Miyazaki
秀也 宮崎
Tamon Tanaka
多聞 田中
Masayasu Takami
雅保 高見
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Abstract

【課題】ブリーザ室からのオイルの連れ出し量を減少させることができる過給機付きエンジンを提供する。
【解決手段】過給機1のコンプレッサハウジング2のハウジング入口2aから吸気導入管3を導出し、この吸気導入管3に吸気パイプ4の基端部4aを接続し、この吸気パイプ4の先端部4bをエアクリーナ5に連通させた、過給機付きエンジンにおいて、ブリーザ室6にブリーザパイプ7の基端部7aを接続し、このブリーザパイプ7の先端部7bを吸気経路8に連通させるに当たり、吸気導入管3にハウジング入口2aよりも径大の径大部3bを設け、この径大部3bの通路断面積をハウジング入口2aのそれよりも大きくし、この径大部3bの周壁にブリーザ連通口9を開口させ、このブリーザ連通口9を径大部3b内の吸気通路3aに臨ませ、このブリーザ連通口9にブリーザパイプ7の先端部7bを連通させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、過給機付きエンジンに関し、詳しくは、ブリーザ室からのオイルの連れ出し量を減少させることができる過給機付きエンジンに関するものである。
従来の過給機付きエンジンとして、本発明と同様、過給機のコンプレッサハウジングのハウジング入口から吸気導入管を導出し、この吸気導入管に吸気パイプの基端部を接続し、この吸気パイプの先端部をエアクリーナに連通させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の過給機付きエンジンは、ブリーザ室にブリーザパイプの基端部を接続し、このブリーザパイプの先端部を吸気経路に連通させるに当たり、エアクリーナ出口管の周壁にブリーザ連通口を開口させ、このブリーザ連通口をエアクリーナ出口管内の吸気通路に臨ませ、このブリーザ連通口にブリーザパイプの先端部を連通させているが、このエアクリーナ出口管の通路断面積がハウジング入口のそれと同じであるため、問題がある。
特開2006−144640号公報(図1参照)
上記従来技術では、次の問題がある。
《問題》 ブリーザ室からのオイルの連れ出し量が多い。
エアクリーナ出口管の通路断面積がハウジング入口のそれと同じであり、その通路断面積が比較的小さいため、エアクリーナ出口管内での吸気の流速が速く、負圧が高い。このため、ここに連通させたブリーザパイプを介してブリーザ室に強い吸引力がかかり、ブリーザ室からのオイルの連れ出し量が多い。
本発明は、上記問題点を解決することができる過給機付きエンジン、すなわち、ブリーザ室からのオイルの連れ出し量を減少させることができる過給機付きエンジンを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、過給機(1)のコンプレッサハウジング(2)のハウジング入口(2a)から吸気導入管(3)を導出し、この吸気導入管(3)に吸気パイプ(4)の基端部(4a)を接続し、この吸気パイプ(4)の先端部(4b)をエアクリーナ(5)に連通させた、過給機付きエンジンにおいて、
ブリーザ室(6)にブリーザパイプ(7)の基端部(7a)を接続し、このブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を吸気経路(8)に連通させるに当たり、
吸気導入管(3)にハウジング入口(2a)よりも径大の径大部(3b)を設け、この径大部(3b)の通路断面積をハウジング入口(2a)のそれよりも大きくし、この径大部(3b)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させ、このブリーザ連通口(9)を吸気導入管(3)内の吸気通路(3a)に臨ませ、このブリーザ連通口(9)にブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を連通させた、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
(請求項1に係る発明)
《効果》 ブリーザ室からのオイルの連れ出し量を減少させることができる。
図1に例示するように、吸気導入管(3)にハウジング入口(2a)よりも径大の径大部(3b)を設け、この径大部(3b)の通路断面積をハウジング入口(2a)のそれよりも大きくし、この径大部(3b)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させ、このブリーザ連通口(9)を径大部(3b)内の吸気通路(3a)に臨ませ、このブリーザ連通口(9)にブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を連通させたので、径大部(3b)内の吸気通路(3a)の通路断面積が比較的広くなり、その吸気通路(3a)内での吸気の流速は遅く、負圧は低くなる。このため、ここに連通させたブリーザパイプ(7)を介してブリーザ室(6)にかかる吸引力が弱まり、ブリーザ室(6)からのオイルの連れ出し量を減少させることができる。
《効果》 エンジン回転の不調が起こりにくい。
図1に示すように、ブリーザ連通口(9)を径大部(3b)内の吸気通路(3a)に臨ませているので、ブローバイガスに含まれるオイルが吸気に継続的に吸引され、吸気に吸引されるオイル量の変動が少ない。このため、吸気に吸引されるオイル量の変動に起因するエンジン回転の不調が起こりにくい。
(請求項2に係る発明)
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 吸気効率を高めることができる。
図1に例示するように、径大部(3b)は、ハウジング入口(2a)側から導出方向に向けて次第に広がるテーパ部(3c)と、このテーパ部(3c)から導出方向に向けて伸びる円筒部(3d)とを備えているため、吸気がテーパ部(3c)でハウジング入口(2a)にスムーズに案内され、吸気効率を高めることができる。
(請求項3に係る発明)
請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ブリーザ室からのオイルの連れ出し量を減少させる機能が高い。
図1に例示するように、円筒部(3d)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させたので、ブリーザ室(6)からのオイルの連れ出し量を減少させる機能が高い。
《効果》 ブローバイガスの吹き返しを抑制することができる。
円筒部(3d)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させたので、ブリーザ連通口(9)への吸気の押し込みがなく、ブローバイガスの吹き返しを抑制することができる。
(請求項4に係る発明)
請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ブリーザ室での凝縮水の凍結による閉塞を抑制することができる。
図3に例示するように、ブリーザパイプ(7)の基端部(7a)はその先端部(7b)よりも高い位置に配置したので、ブリーザパイプ(7)内の凝縮水がブリーザ室(6)に流れ込みにくく、ブリーザ室(6)での凝縮水の凍結による閉塞を抑制することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図3は本発明の実施形態に係る過給機付きエンジンを説明する図で、この実施形態では、立形の過給機付き多気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
本発明の実施形態の概要は、次の通りである。
このエンジンは、図2に示すように、シリンダヘッド(10)の上部にヘッドカバー(11)を取り付け、シリンダヘッド(10)の一側に排気マニホルド(12)を取り付け、他側に吸気マニホルド(13)を取り付け、排気マニホルド(12)の上部に過給機(1)を取り付けている。過給機(1)はタービンハウジング(14)とコンプレッサハウジング(2)とを備え、タービンハウジング(14)には排気を導入し、コンプレッサハウジング(2)には吸気を導入し、タービンハウジング(14)に導入した排気エネルギーにより、コンプレッサハウジング(2)で吸気を圧縮し、過給パイプ(15)を介して吸気マニホルド(13)に過給を行う。
吸気の導入構造は、次の通りである。
図1に示すように、過給機(1)のコンプレッサハウジング(2)のハウジング入口(2a)から吸気導入管(3)を導出し、この吸気導入管(3)に吸気パイプ(4)の基端部(4a)を接続し、この吸気パイプ(4)の先端部(4b)をエアクリーナ(5)に連通させている。
過給機とブリーザ室との連通構造は、次の通りである。
図1に示すように、ブリーザ室(6)にブリーザパイプ(7)の基端部(7a)を接続し、このブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を吸気経路(8)に連通させるに当たり、吸気導入管(3)にハウジング入口(2a)よりも径大の径大部(3b)を設け、この径大部(3b)の通路断面積をハウジング入口(2a)のそれよりも大きくし、この径大部(3b)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させ、このブリーザ連通口(9)を径大部(3b)内の吸気通路(3a)に臨ませ、このブリーザ連通口(9)にブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を連通させている。
径大部の構造は、次の通りである。
図1に示すように、径大部(3b)は、ハウジング入口(2a)側から導出方向に向けて次第に広がるテーパ部(3c)と、このテーパ部(3c)から導出方向に向けて伸びる円筒部(3d)とを備えている。
円筒部(3d)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させている。
ブリーザパイプの配置は、次の通りである。
図3に示すように、ブリーザパイプ(7)の基端部(7a)はその先端部(7b)よりも高い位置に配置している。ブリーザパイプ(7)は過給パイプ(15)の下をくぐらせている。
本発明の実施形態に係る過給機付きエンジンの要部の模式平面図である。 本発明の実施形態に係る過給機付きエンジンの平面図である。 本発明の実施形態に係る過給機付きエンジンの要部背面図である。
符号の説明
(1) 過給機
(2) コンプレッサハウジング
(2a) ハウジング入口
(3) 吸気導入管
(3a) 吸気通路
(3b) 径大部
(3c) テーパ部
(3d) 円筒部
(4) 吸気パイプ
(4a) 基端部
(4b) 先端部
(5) エアクリーナ
(6) ブリーザ室
(7) ブリーザパイプ
(7a) 基端部
(7b) 先端部
(8) 吸気経路
(9) ブリーザ連通口

Claims (4)

  1. 過給機(1)のコンプレッサハウジング(2)のハウジング入口(2a)から吸気導入管(3)を導出し、この吸気導入管(3)に吸気パイプ(4)の基端部(4a)を接続し、この吸気パイプ(4)の先端部(4b)をエアクリーナ(5)に連通させた、過給機付きエンジンにおいて、
    ブリーザ室(6)にブリーザパイプ(7)の基端部(7a)を接続し、このブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を吸気経路(8)に連通させるに当たり、
    吸気導入管(3)にハウジング入口(2a)よりも径大の径大部(3b)を設け、この径大部(3b)の通路断面積をハウジング入口(2a)のそれよりも大きくし、この径大部(3b)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させ、このブリーザ連通口(9)を径大部(3b)内の吸気通路(3a)に臨ませ、このブリーザ連通口(9)にブリーザパイプ(7)の先端部(7b)を連通させた、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
  2. 請求項1に記載した過給機付きエンジンにおいて、
    径大部(3b)は、ハウジング入口(2a)側から導出方向に向けて次第に広がるテーパ部(3c)と、このテーパ部(3c)から導出方向に向けて伸びる円筒部(3d)とを備えている、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
  3. 請求項2に記載した過給機付きエンジンにおいて、
    円筒部(3d)の周壁にブリーザ連通口(9)を開口させた、ことを特徴とする過給機付きエンジン。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載した過給機付きエンジンにおいて、
    ブリーザパイプ(7)の基端部(7a)はその先端部(7b)よりも高い位置に配置した、ことを特徴とする、過給機付きエンジン。
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