JP2009074475A - ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーシング内の液体圧力が小さい場合にも液漏れを確実に防止することができるポンプを提供する。
【解決手段】回転可能に支持されて液体を吸排する円盤状の羽根車9と、該羽根車9を収容し、液体の吸込口5と吐出口7を有するポンプケース3と、該ポンプケース3の吐出口7の内面に揺動可能に設けられ、ポンプケース3内の液体を吐出口7に導く流路ガイド15とを備え、流路ガイド15の先端を羽根車11の外周面に当接させている。
【選択図】図1
【解決手段】回転可能に支持されて液体を吸排する円盤状の羽根車9と、該羽根車9を収容し、液体の吸込口5と吐出口7を有するポンプケース3と、該ポンプケース3の吐出口7の内面に揺動可能に設けられ、ポンプケース3内の液体を吐出口7に導く流路ガイド15とを備え、流路ガイド15の先端を羽根車11の外周面に当接させている。
【選択図】図1
Description
本発明は、モーターにより駆動され、液体を吸入して吐出するポンプに関する。
通常、満水状態を維持し循環して使用されることが多いポンプでは、吐出口近傍から液漏れが発生する場合がある。従って、従来は、吐出口の近傍に弾性変形可能な舌片部を設け、吐出口側における高圧の液体による背圧によって、舌片部を弾性変形させることにより、前記液漏れを防止する技術が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−60618号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された技術は、摩擦再生ポンプ等のケーシング内の液体が高圧になるポンプには適用できるものの、遠心ポンプ等のケーシング内の液体圧力が小さい場合には適用が困難であった。
そこで、本発明は、ケーシング内の液体圧力が小さい場合にも液漏れを確実に防止することができるポンプを提供することを目的とする。
本発明に係るポンプは、前記目的を達成するために、回転可能に支持されて液体を吸排する円盤状の羽根車と、該羽根車を収容し、液体の吸込口と吐出口を有するポンプケースと、該ポンプケースの吐出口の内面に揺動可能に設けられ、ポンプケース内の液体を吐出口に導く流路ガイドとを備え、前記流路ガイドの先端を羽根車の外周面に当接させたことを特徴とする。
本発明に係るポンプにおいては、流路ガイドの先端を羽根車の外周面に当接させているため、流路ガイドによって液漏れを確実に防止することができる。
また、羽根車を回転させると、流路ガイドに対して、吐出口側の部位における圧力は羽根車側の部位の圧力よりも高くなる。すると、流路ガイドは、圧力が低い羽根車側に揺動して引き寄せられるため、流路ガイドの先端は、羽根車の外周面に当接する。なお、本発明では、流路ガイドの先端を羽根車の外周面に当接させているため、吐出口側の部位と羽根車側の部位との圧力差が小さい場合にも、確実に液漏れを防止することができる。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1実施形態によるポンプ全体を示す断面図である。
図1は本発明の第1実施形態によるポンプ全体を示す断面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態によるポンプ1は、断面略円形状に形成されたポンプケース3を備えており、該ポンプケース3の中央部には吸込口5が設けられている。また、ポンプケース3の端部(図1の上端)には、ポンプケース3内の液体を排出する吐出口7が突出して設けられている。
ポンプケース3の内部には、円盤状に形成された羽根車9が中央部の回転軸を中心として回転可能に支持されている。この羽根車9は、羽根車9の厚さ方向に離間して配置された円板状の本体部11,11と、該本体部同士11,11を連結する複数の羽根13とを備えている。これらの羽根13は、円弧状に形成されており、本体部11の周方向に沿って等間隔に配置されている。従って、羽根車9が図1の矢印R方向に回転すると、羽根13に沿って羽根車9の外周方向に液体が排出される。
また、吐出口7の付け根部分の内面には、流路ガイド15が取付軸17を介して図1の矢印方向に揺動可能に支持されている。この流路ガイド15は、先端部に向かうにつれて先細りする形状に形成され、根本部がポンプケース3に軸支されている。そして、流路ガイド15の先端は、羽根車9の外周面に当接した状態で配設されている。なお、流路ガイド15の材質は、特に限定されずに種々の材質のものを採用することができる。例えば、金属またはゴム等の弾性体でも良い。また、回動可能に軸支せずに、ゴムの弾性体を吐出口の付け根部分の内面に固定しても良い。
次いで、第1実施形態によるポンプ内の液体の流れを図1を用いて説明する。
まず、羽根車9は、図外の駆動モータによって矢印R方向に回転している。吸込口5から液体が流入すると、羽根13に沿って羽根車9の外周側に排出される。こののち、羽根車9とポンプケース3の内壁面3aとの間に形成された隙間を通って、液体は吐出口7に向けて送られ、吐出口7から排出される。
以下に、本発明の第1実施形態による作用効果を説明する。
吐出口7近傍におけるポンプケース内部は、流路ガイド15によって、吐出口7側の部位19と、羽根車9側の部位21とに画成されている。従って、羽根車9が矢印R方向に回転すると、吐出口7側の部位における圧力は、羽根車9側の部位の圧力よりも高くなる。すると、回動可能な流路ガイド15は、圧力が低い羽根車9側に引き寄せられる。このように、通常状態においても、流路ガイド15の先端は、羽根車9の外周面に当接しているが、羽根車9側に引き寄せられることにより、更に確実に羽根車9の外周面に当接する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同一構造部位については、同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同一構造部位については、同一符号を付してその説明を省略する。
図2は、本発明の第2実施形態によるポンプを示す断面図である。
図2に示すように、本発明の第2実施形態によるポンプ31は、断面略円形状に形成されたポンプケース3を備えており、該ポンプケース3の中央部には吸込口5が設けられている。また、ポンプケース3の端部(図2の上端)には、ポンプケース3内の液体を排出する吐出口7が突出して設けられている。そして、ポンプケース3の内部には、羽根13を設けた羽根車9が回転可能に支持されている。
本実施形態においては、吐出口7の付け根部分の内面に設けた流路ガイド33を、薄い金属板等の磁性体から形成している。流路ガイド33は、断面略直線状の本体部33aと、該本体部33aの先端部に形成した、羽根車9側に向けて折れ曲がった屈曲部33bとから一体に構成している。
また、羽根車9には、図外のロータマグネットが設けられている。該ロータマグネットは、羽根車9を回転させる駆動モータを構成する。
次いで、第2実施形態によるポンプ内の液体の流れを図2を用いて説明する。
まず、羽根車9は、図外の駆動モータによって矢印R方向に回転している。吸込口5から液体が流入すると、羽根13に沿って羽根車9の外周側に排出される。こののち、羽根車9とポンプケース3の内壁面3aとの間に形成された隙間を通って、液体は吐出口7に向けて送られ、吐出口7から排出される。
以下に、本発明の第2実施形態による作用効果を説明する。
本実施形態においては、流路ガイドを、ロータマグネットに引きつけられる磁性体で形成している。従って、通常状態においても、流路ガイド33の先端は、羽根車9の外周面に当接しているが、ロータマグネットの磁力によって羽根車9側に引き寄せられることにより、更に確実に羽根車9の外周面に当接する。
また、流路ガイド33の先端部には、羽根車9側に向けて折れ曲がった屈曲部33bが形成されているため、屈曲部33bの先端が羽根車9の外周面に当接しやすくなる。
1,33…ポンプ
3…ポンプケース
3a…内壁面
5…吸込口
7…吐出口
9…羽根車
11…本体部
13…羽根
15,33…流路ガイド
17…取付軸
33a…本体部
33b…屈曲部
3…ポンプケース
3a…内壁面
5…吸込口
7…吐出口
9…羽根車
11…本体部
13…羽根
15,33…流路ガイド
17…取付軸
33a…本体部
33b…屈曲部
Claims (2)
- 回転可能に支持されて液体を吸排する円盤状の羽根車と、該羽根車を収容し、液体の吸込口と吐出口を有するポンプケースと、該ポンプケースの吐出口の内面に揺動可能に設けられ、ポンプケース内の液体を吐出口に導く流路ガイドとを備え、
前記流路ガイドの先端を羽根車の外周面に当接させたことを特徴とするポンプ。 - 前記羽根車を回転させる駆動モータのロータマグネットを羽根車に設ける一方、前記流路ガイドを、このロータマグネットに引きつけられる磁性体で形成したことを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007245182A JP2009074475A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007245182A JP2009074475A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009074475A true JP2009074475A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40609683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007245182A Pending JP2009074475A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009074475A (ja) |
-
2007
- 2007-09-21 JP JP2007245182A patent/JP2009074475A/ja active Pending
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