JP2009073231A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 充分に盗難を防止でき、紛失していない他のキーを使用可能にし、紛失したキーが見つけた際に再度使用できる車両用盗難防止装置を提供すること。
【解決手段】 携帯機2は、エマージェンシーキー6が取り外されると、他の携帯機2と通信を行って識別情報(ID)を回収し、回収した識別情報(ID)を車載機3へ送信するステップS32〜S36の処理を備え、車載機3は、エマージェンシーキー6によるエンジン始動の際に、受信した携帯機2の識別情報(ID)を照合し、照合が成立したものを、その後の照合に使用できる活性状態とし、照合不成立なものを、その後の照合に使用できない不活性状態にするステップS5,S11〜S17の処理を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯機2は、エマージェンシーキー6が取り外されると、他の携帯機2と通信を行って識別情報(ID)を回収し、回収した識別情報(ID)を車載機3へ送信するステップS32〜S36の処理を備え、車載機3は、エマージェンシーキー6によるエンジン始動の際に、受信した携帯機2の識別情報(ID)を照合し、照合が成立したものを、その後の照合に使用できる活性状態とし、照合不成立なものを、その後の照合に使用できない不活性状態にするステップS5,S11〜S17の処理を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、照合を行うことで、盗難防止性を向上させた車両用盗難防止装置の技術分野に属する。
従来では、正規の運転者がキーを紛失し、IDコードの再登録を行う場合、再登録モードを実行するためのキーのIDコード以外の紛失キーを含めたIDコードが全て消去され、正規の運転者が所持しているキーのIDコードのみが新規に登録されるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−150899号公報(第2−10頁、全図)
しかしながら、従来の車両用盗難防止装置にあっては、正規ユーザーが保持している一つの鍵のみ再登録されることになるため、紛失していない他のキーの使用ができなくなり問題であった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、充分に盗難を防止でき、紛失していない他のキーを使用可能にし、紛失したキーが見つけた際に再度使用できる車両用盗難防止装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、車内外との受信手段を有する車両の車載機との通信により識別情報の照合を行うよう、送信手段と識別情報をそれぞれに備えるキーレスシステムの携帯機及び前記携帯機に脱着自在に取り付けられた予備鍵を有する車両用盗難防止装置において、予備鍵によるエンジン始動操作を検出する始動操作検出手段を備え、前記携帯機は、前記キーレスシステムで同じ車両に対して用いるよう設定された他の携帯機との通信を行う通信手段と、前記携帯機本体への予備鍵の脱着状態を検出する鍵脱着検出手段と、前記予備鍵が取り外されると、他の携帯機と通信を行って識別情報を回収し、回収した識別情報を前記車載機へ送信する識別情報回収手段と、を備え、前記車載機は、前記予備鍵によるエンジン始動の際に、受信した前記携帯機の識別情報を照合し、照合が成立したものを、その後の照合に使用できる活性状態とし、照合不成立なものを、その後の照合に使用できない不活性状態にする活性認証手段を備えた、ことを特徴とする。
よって、本発明にあっては、充分に盗難を防止でき、紛失していない他のキーを使用可能にし、紛失したキーが見つけた際に再度使用できる。
以下、本発明の車両用盗難防止装置を実現する実施の形態を、請求項1,2,3に係る発明に対応する実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用盗難防止装置のブロック図である。図2は実施例1の車両用盗難防止装置の携帯機とエマージェンシーキーの説明図である。
実施例1の車両用盗難防止装置1は、車両用のキーレスシステムにおける2つの携帯機2と車載機3を主な構成としている。
2つの携帯機2は、それぞれ携帯機α、携帯機βとする。プログラム等による処理内容は異なるものの、ハードウェア構成は同様であるので、処理内容構成はフローチャートで説明するものとし、ここでは両者とも携帯機2として説明する。
携帯機2は、制御部21、RF送信部22、送信アンテナ23、LF受信部24、受信コイル25、送信部26、送信アンテナ27、受信部28、受信コイル29、接触スイッチ60、エマージェンシーキー6を主要な構成としている。
図1は実施例1の車両用盗難防止装置のブロック図である。図2は実施例1の車両用盗難防止装置の携帯機とエマージェンシーキーの説明図である。
実施例1の車両用盗難防止装置1は、車両用のキーレスシステムにおける2つの携帯機2と車載機3を主な構成としている。
2つの携帯機2は、それぞれ携帯機α、携帯機βとする。プログラム等による処理内容は異なるものの、ハードウェア構成は同様であるので、処理内容構成はフローチャートで説明するものとし、ここでは両者とも携帯機2として説明する。
携帯機2は、制御部21、RF送信部22、送信アンテナ23、LF受信部24、受信コイル25、送信部26、送信アンテナ27、受信部28、受信コイル29、接触スイッチ60、エマージェンシーキー6を主要な構成としている。
制御部21は、車両毎に識別されるIDコードを記憶し、LF受信部24で処理したサーチ電波による信号が自機器のIDコードに対応するものであると判断する場合、もしくは、使用者が車両または携帯機2にリクエスト操作を行って、車両側からサーチ電波が送信され、これを受信し、サーチ電波による信号が自機器のIDコードに対応するものであると判断する場合に、IDコードをRF送信部22に出力する。
RF送信部22は、制御部21からのIDコードを示す信号を、送信する電波信号に変換してアンテナ23に出力する。
アンテナ23は、RF送信部22からの電波信号を送信する。
LF受信部24は、受信コイル25からのサーチ電波を制御部21で処理できる信号に変換して、制御部21に出力する。
受信コイル25は、車載機3からのサーチ電波を受信し、受信した電波信号をLF受信部24に送る。
アンテナ23は、RF送信部22からの電波信号を送信する。
LF受信部24は、受信コイル25からのサーチ電波を制御部21で処理できる信号に変換して、制御部21に出力する。
受信コイル25は、車載機3からのサーチ電波を受信し、受信した電波信号をLF受信部24に送る。
送信部26は、制御部21からのもう一対の携帯機2への送信情報の信号を、送信する電波信号に変換して、送信アンテナ27へ出力する。
送信アンテナ27は、送信部26からの電波信号を送信する。
受信部28は、受信コイル29からの受信情報の電波信号を制御部21で処理できる信号に変換して、制御部21に出力する。
受信コイル29は、もう一対の携帯機2からの電波を受信し、受信した電波信号を受信部28へ送る。
記憶部30は、通信結果により一時的に他の携帯機のIDを記憶する。
なお、自身の識別情報、対応するエマージェンシーキー6の識別情報(ID)は、制御部21内の例えばROM等に記憶されているものとする。
接触スイッチ60は、エマージェンシーキー6が携帯機2に取り付けられた不使用状態であることを接触により検出し、検出結果を制御部21へ出力する。
送信アンテナ27は、送信部26からの電波信号を送信する。
受信部28は、受信コイル29からの受信情報の電波信号を制御部21で処理できる信号に変換して、制御部21に出力する。
受信コイル29は、もう一対の携帯機2からの電波を受信し、受信した電波信号を受信部28へ送る。
記憶部30は、通信結果により一時的に他の携帯機のIDを記憶する。
なお、自身の識別情報、対応するエマージェンシーキー6の識別情報(ID)は、制御部21内の例えばROM等に記憶されているものとする。
接触スイッチ60は、エマージェンシーキー6が携帯機2に取り付けられた不使用状態であることを接触により検出し、検出結果を制御部21へ出力する。
エマージェンシーキー6は、図2に示すように、通常は、携帯機2と一体となっている。そして、携帯機2の電源切れや異常の際に、機械式のキーとして分離して使用する。
このエマージェンシーキー6は、内部にトランスポンダ61が組み込まれており、キーとして使用時には、図示しない車両側から電源となる送信を受け、車両とID認証処理を行って、携帯機2の電源切れや異常の際に、ドアロック操作やエンジン始動操作などを行うものである。
このエマージェンシーキー6は、内部にトランスポンダ61が組み込まれており、キーとして使用時には、図示しない車両側から電源となる送信を受け、車両とID認証処理を行って、携帯機2の電源切れや異常の際に、ドアロック操作やエンジン始動操作などを行うものである。
車載機3は、制御部31、LF送信部32、RF受信部33、各ドア開閉入力部34、ロック状態入力部35、ロック出力部36、アンロック出力部37、室外アンテナ出力部38〜40、室内アンテナ出力部41〜43、受信アンテナ44、室外アンテナ45〜47、室内アンテナ48〜50、記憶部51、外部通信ユニット52を主要な構成としている。
制御部31は、各ドア開閉入力部34、ロック状態入力部35からの入力情報と、RF受信部33から入力される携帯機2からの情報を処理して、携帯機2への送信のためのLF送信部32への出力、ロック出力部36、アンロック出力部37への出力を制御する。
LF送信部32は、制御部31からの、車両に対応した特定の携帯機2を捜索するサーチ信号を送信できる電波信号に変換して、室外アンテナ出力部38〜40、室内アンテナ出力部41〜43に出力する。
RF受信部33は、携帯機2のIDコードを示す電波信号を受信アンテナ44から受け取って、制御部31で処理できる信号に変換し出力する。
各ドア開閉入力部34は、それぞれのドアの開閉状態の情報を車両から入力し、制御部31に出力する。
ロック状態入力部35は、車両のドアロック/アンロック状態の情報を車両から入力し、制御部31へ出力する。
各ドア開閉入力部34は、それぞれのドアの開閉状態の情報を車両から入力し、制御部31に出力する。
ロック状態入力部35は、車両のドアロック/アンロック状態の情報を車両から入力し、制御部31へ出力する。
ロック出力部36は、制御部31からの指令により、図示しない車両のロック装置にドアロックを行う指令信号を出力する。
アンロック出力部37は、制御部31からの指令により、図示しない車両のロック装置にドアロックを解除する指令信号を出力する。
アンロック出力部37は、制御部31からの指令により、図示しない車両のロック装置にドアロックを解除する指令信号を出力する。
室外アンテナ出力部38〜40は、室外アンテナ45〜47に電波信号を出力する。
室内アンテナ出力部41〜43は、室内アンテナ48〜50に電波信号を出力する。
室外アンテナ45〜47は、電波信号を車外に送信する。
室内アンテナ48〜50は、電波信号を車室内に送信する。
記憶部51は、活性認証処理に関する一時的に記憶する識別情報(ID)の記憶を行う。
外部通信ユニット52は、イモビライザーのコントローラであるBCM7との通信を行う。
また、外部通信ユニット52は、エマージェンシーキー6と車両との通信によるID情報、エマージェンシーキー6によるIGN電源、エンジン始動動作等の情報を車両から通信で得るものとする。
室内アンテナ出力部41〜43は、室内アンテナ48〜50に電波信号を出力する。
室外アンテナ45〜47は、電波信号を車外に送信する。
室内アンテナ48〜50は、電波信号を車室内に送信する。
記憶部51は、活性認証処理に関する一時的に記憶する識別情報(ID)の記憶を行う。
外部通信ユニット52は、イモビライザーのコントローラであるBCM7との通信を行う。
また、外部通信ユニット52は、エマージェンシーキー6と車両との通信によるID情報、エマージェンシーキー6によるIGN電源、エンジン始動動作等の情報を車両から通信で得るものとする。
BCM7は、制御部71、記憶部72、外部通信ユニット73を備え、イモビライザーの機能を制御、つまり認証処理によりエンジン始動を許可する制御を行う。
制御部71は、イモビライザーの機能制御として、車載機3からの認証照合情報により、エンジンコントローラへエンジン始動を許可する信号を出力する。
また、制御部71は、エンジンコントローラ10からキー操作情報を得る。
記憶部72は、イモビライザーの機能制御の認証等に関する情報を記憶する。
外部通信ユニット73は、車載機3との通信を行うユニットである。
通信コイル74は、エマージェンシーキー6のトランスポンダ61へ電力を電波で供給するとともに、トランスポンダ61との通信によりIDを取得する。
制御部71は、イモビライザーの機能制御として、車載機3からの認証照合情報により、エンジンコントローラへエンジン始動を許可する信号を出力する。
また、制御部71は、エンジンコントローラ10からキー操作情報を得る。
記憶部72は、イモビライザーの機能制御の認証等に関する情報を記憶する。
外部通信ユニット73は、車載機3との通信を行うユニットである。
通信コイル74は、エマージェンシーキー6のトランスポンダ61へ電力を電波で供給するとともに、トランスポンダ61との通信によりIDを取得する。
次に作用を説明する。
[車両側メイン処理]
図3に示すのは、車載機3の制御部31で実行される車両側メイン処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
[車両側メイン処理]
図3に示すのは、車載機3の制御部31で実行される車両側メイン処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS1では、エマージェンシーキー6のトランスポンダ61のIDを取得する。
ステップS2では、エマージェンシーキー6によりキーシリンダが回転したことを検出したかどうかを判断し、検出したならばステップS3へ進み、検出していないならば処理を終了する。
ステップS3では、エマージェンシーキー6のIDより携帯機IDを取得し、携帯機IDの携帯機2へ問い合わせるデータを送信する。
ステップS4では、エマージェンシーキー6のIDに対する携帯機2のデータが受信できたかどうかを判断し、受信できたならばステップS5へ進み、受信できないならばステップS7へ進む。
ステップS5では、携帯機2の活性化処理を行う。
ステップS6では、登録完了を示す音を発生させ、処理を終了する。
ステップS7では、ステップS4において、受信できないとしてから、所定時間が経過したかどうかを判断し、経過時間のカウントアップを行い、ステップS4へ戻る。所定時間が経過した場合は、処理を終了する。
[車両側活性化処理]
図4に示すのは、車載機3の制御部31で実行される車両側メイン処理のステップS5の活性化処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
図4に示すのは、車載機3の制御部31で実行される車両側メイン処理のステップS5の活性化処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS11では、携帯機IDとトランスポンダ61のIDを取得する。
ステップS12では、トランスポンダ61のIDを保持する。
ステップS13では、携帯機IDとトランスポンダ61のIDの不活性フラグを取得する。
ステップS14では、携帯機2のフラグが立っている(フラグが0と1で1を示す)かどうかを判断し、フラグが立っているならばステップS15へ進み、フラグが立っていないならばステップS16へ進む。
ステップS15では、携帯機IDのフラグをクリアする。
ステップS16では、トランスポンダ61のフラグが立っているかどうかを判断し、フラグが立っているならばステップS17へ進み、フラグが立っていないならば処理を終了する。
ステップS17では、トランスポンダ61のIDのフラグをクリアする。
[携帯機αの応答処理]
図5に示すのは、携帯機αの制御部21で実行される携帯機αの応答処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
図5に示すのは、携帯機αの制御部21で実行される携帯機αの応答処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS21では、他の携帯機2からの問い合わせ信号を受信したかどうかを判断し、受信したならばステップS22へ進み、受信しないならば処理を終了する。
ステップS22では、トランスポンダ61へ問い合わせ信号を送信する。
ステップS23では、トランスポンダ61より返信があったかどうかを判断し、返信があったならばステップS26へ進み、返信がないならばステップS24へ進む。
ステップS24では、ステップS23において、トランスポンダ61より返信がない受信できないとしてから、所定時間が経過したかどうかを判断し、経過時間のカウントアップを行い、ステップS22へ戻る。所定時間が経過したならば、ステップS25へ進む。
ステップS25では、携帯機IDを携帯機βへ送信し、処理を終了する。
ステップS26では、トランスポンダ61のIDを取得する。
ステップS27では、携帯機IDとトランスポンダ61のIDを携帯機βへ送信し、処理を終了する。
[携帯機βの処理]
図6に示すのは、携帯機βの制御部21で実行される流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
図6に示すのは、携帯機βの制御部21で実行される流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS30では、携帯機本体にエマージェンシーキー6が取り付けれているか(刺さっているか)どうかを接触スイッチ60の検出により判断し、取り付けられている(刺さっている)ならばステップS31へ進み、取り外されている(刺さっていない)ならばステップS37へ進む。
ステップS31では、携帯機本体よりエマージェンシーキー6が引き抜かれたかどうかを接触スイッチ60の検出により判断し、引き抜かれたならばステップS32へ進み、引き抜かれないならばステップS35へ進む。
ステップS32では、近くに存在する携帯機への問い合わせ信号を送信する。
ステップS33では、携帯機αからの返信があったかどうかを判断し、返信があったならばステップS34へ進み、返信がないならばステップS35へ進む。
ステップS34では、受信した携帯機IDデータの保持を行う。
ステップS35では、車載機3より問い合わせ信号を受信したかどうかを判断し、受信したならばステップS36へ進み、受信していないならばステップS39へ進む。
ステップS36では、自身の携帯機IDと保持している携帯機IDを車載機へ送信し、処理を終了する。
ステップS37では、携帯機本体にエマージェンシーキー6を差し込んだかどうかを接触スイッチ60の検出結果から判断し、差し込んだならばステップS38へ進み、差し込んでいないならばステップS35へ進む。
ステップS38では、受信した携帯機IDのデータの削除を行う。
ステップS39では、ステップS35において、車載機3からの受信がないとしてから、所定時間が経過したかどうかを判断し、経過時間のカウントアップを行い、ステップS35へ戻る。所定時間が経過したならば、処理を終了する。
[認証によるキーレス作用]
実施例1の車両用盗難防止装置1では、携帯機αや携帯機βを車両の使用者が携帯して、車両を離れると、サーチ信号(LF波)による応答(RF波)がないことにより、施錠処理を行う。
また、携帯機αや携帯機βを携帯した車両の使用者が車両に近づくと、サーと信号による応答により認証処理を行い、キー操作することなくドアの開錠を行う。また、エンジン始動許可を行う。この際には、車両又は携帯機に設けたリクエストスイッチを操作した際に認証処理を行うようにしてもよい。
実施例1の車両用盗難防止装置1では、携帯機αや携帯機βを車両の使用者が携帯して、車両を離れると、サーチ信号(LF波)による応答(RF波)がないことにより、施錠処理を行う。
また、携帯機αや携帯機βを携帯した車両の使用者が車両に近づくと、サーと信号による応答により認証処理を行い、キー操作することなくドアの開錠を行う。また、エンジン始動許可を行う。この際には、車両又は携帯機に設けたリクエストスイッチを操作した際に認証処理を行うようにしてもよい。
[活性認証処理]
実施例1の車両用盗難防止装置において、例えば、携帯機α、携帯機βの2つの携帯機が存在しているものとし、携帯機αを紛失したとする。
この場合には、携帯機βを用い、車内に持ち込むようにする。そして、車両のエンジンキーを、携帯機βのエマージェンシーキー6で操作する。すると、このキー操作の回転がトリガとなり、ステップS2の処理でこの操作が検出される。
実施例1の車両用盗難防止装置において、例えば、携帯機α、携帯機βの2つの携帯機が存在しているものとし、携帯機αを紛失したとする。
この場合には、携帯機βを用い、車内に持ち込むようにする。そして、車両のエンジンキーを、携帯機βのエマージェンシーキー6で操作する。すると、このキー操作の回転がトリガとなり、ステップS2の処理でこの操作が検出される。
携帯機βのエマージェンシーキー6でエンジンを始動した際に、エマージェンシーキー6のトランスポンダ61のIDと対応する携帯機βのIDを車載機3で判断する(ステップS31)。そして、その携帯機βへ通信を行い、携帯機βよりデータの返却を取得する(ステップS4)。
なお、通信に失敗する場合が考えられるので失敗した場合は規定回数繰り返す(ステップS7)。
携帯機βより返却されたデータが携帯機βのIDのみの場合は、携帯機β以外の携帯機、つまり携帯機α及び携帯機αのトランスポンダ61のIDの不活性化フラグを立てて携帯機α及び携帯機αのトランスポンダ61のIDを認証処理上、無効にする(ステップS5、ステップS11〜S17)。
なお、不活性化フラグは、フラグデータであり、フラグデータを1にすることを、フラグを立てると称する。
携帯機βより返却されたデータが携帯機βのIDのみの場合は、携帯機β以外の携帯機、つまり携帯機α及び携帯機αのトランスポンダ61のIDの不活性化フラグを立てて携帯機α及び携帯機αのトランスポンダ61のIDを認証処理上、無効にする(ステップS5、ステップS11〜S17)。
なお、不活性化フラグは、フラグデータであり、フラグデータを1にすることを、フラグを立てると称する。
これにより、携帯機を紛失した場合に、紛失していない携帯機のエマージェンシーキー6を用いて、エンジン始動操作を行えば、紛失した携帯機αが車両認証可能な位置にある場合であっても、携帯機βと通信可能な近づけた位置にないことにより、携帯機αのIDは使用不能な状態となる。そのため、その後に、紛失した携帯機αが車両認証可能な位置にある場合に、第3者が車両ドアを開けようとしても車載機3と携帯機βとのキーレス処理による施錠によって、車両ドアが開いてしまうことがない。また、第3者が携帯機αを車両の近くで拾い、ドアを開錠するリクエスト操作を行ったとしても、ドアが開錠することはない。
このように実施例1の車両用盗難防止装置1では、盗難防止が行われる。
このように実施例1の車両用盗難防止装置1では、盗難防止が行われる。
次に、携帯機αが見つかった場合には、携帯機αと携帯機βを近づけ、携帯機βのエマージェンシーキー6を携帯機βの本体から引き抜くようにする。この操作は、接触スイッチ60により検出される(ステップS31)。
すると、携帯機βの本体が携帯機αへ通信トリガ(問い合わせ信号)を発信する(ステップS32)。
携帯機αは、通信トリガ(問い合わせ信号)を受信して、携帯機αのIDを携帯機βへ送信する(ステップS21〜S27)。
すると、携帯機βの本体が携帯機αへ通信トリガ(問い合わせ信号)を発信する(ステップS32)。
携帯機αは、通信トリガ(問い合わせ信号)を受信して、携帯機αのIDを携帯機βへ送信する(ステップS21〜S27)。
携帯機βでは、携帯機αから受け取った携帯機αのIDを一時的に保持する(ステップS34)。そして、車両側がエマージェンシーキー6でエンジンを始動した際(ステップS2)、エマージェンシーキー6のトランスポンダ61のIDと対応する携帯機のIDを車載機3で判断する(ステップS3)。さらに、携帯機IDの対応する携帯機へ通信を行い携帯機βよりデータの返却を取得する(ステップS4)。
この携帯機βから車載機3へ返却するデータには、携帯機βのIDデータに加えて、携帯機αのIDデータが含まれることになる。車載機3では、登録されているIDと一致することにより、不活性フラグのクリアを行う(ステップS5、ステップS14〜S17)。
この携帯機βから車載機3へ返却するデータには、携帯機βのIDデータに加えて、携帯機αのIDデータが含まれることになる。車載機3では、登録されているIDと一致することにより、不活性フラグのクリアを行う(ステップS5、ステップS14〜S17)。
これにより携帯機αは、その後、キーレス処理に用いることができる携帯機として使用できる。
このように、実施例1の車両用盗難防止装置1では、携帯機2を紛失した際に、紛失していない携帯機2のエマージェンシーキー6を用いて、エンジン始動操作を行うことにより、紛失した携帯機2及び携帯機2のエマージェンシーキー6を使用不能にすることができ、さらに、その携帯機2を見つけた際に、再登録のためにディーラー等に持ち込むことなく、再度、その紛失しなかった携帯機2のエマージェンシーキー6を用いて、エンジン始動操作を行うことにより、紛失した携帯機2及び携帯機2のエマージェンシーキー6を車両に再登録して再使用することができる。
このように、実施例1の車両用盗難防止装置1では、携帯機2を紛失した際に、紛失していない携帯機2のエマージェンシーキー6を用いて、エンジン始動操作を行うことにより、紛失した携帯機2及び携帯機2のエマージェンシーキー6を使用不能にすることができ、さらに、その携帯機2を見つけた際に、再登録のためにディーラー等に持ち込むことなく、再度、その紛失しなかった携帯機2のエマージェンシーキー6を用いて、エンジン始動操作を行うことにより、紛失した携帯機2及び携帯機2のエマージェンシーキー6を車両に再登録して再使用することができる。
なお、再登録される携帯機αでは、接触スイッチ60によりエマージェンシーキー6を紛失していないかどうかを判断できるので、紛失を検出したら、再登録をしないようにして、盗難防止性を向上させる。
また、データ通信に失敗した場合はフラグの無効、有効を行わず処理を中断する(ステップS7)。そして、エマージェンシーキー6を携帯機βへ差し込んだ際には、保持している携帯機αのデータを消去する(ステップS37,S38)。
従来では、複数のエマージェンシーキー6がある場合、紛失すると、そのIDを削除する処理を行うため、ディーラー等へ車両と携帯機2を持ち込む必要があった。また、紛失後、再度見つかったとしても、再登録するようディーラー等へ車両と携帯機2を持ち込む必要があった。しかし実施例1では、このような手間を省くことになり、また、ディーラー側のIDの登録、削除などの作業の手間を省くことになる。
また、実施例1の車両用盗難防止装置では、車両の使用者が携帯機2の紛失に気付いてから、直ぐに対応が可能であり、この早期対応が盗難の防止に非常に有効である。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用盗難防止装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)車内外との受信手段を有する車両の車載機3との通信により識別情報の照合を行うよう、RF送信部22と識別情報(ID)をそれぞれに備えるキーレスシステムの携帯機2及び携帯機2に脱着自在に取り付けられたエマージェンシーキー6を有する車両用盗難防止装置1において、エマージェンシーキー6によるエンジン始動操作を検出するエンジンコントローラ10からの情報を得る制御部71及び通信コイル74を備え、携帯機2は、キーレスシステムで同じ車両に対して用いるよう設定された他の携帯機2との通信を行う送信部26、送信アンテナ27、受信部28、受信コイル29と、携帯機2の本体へのエマージェンシーキー6の脱着状態を検出する接触スイッチ60と、エマージェンシーキー6が取り外されると、他の携帯機2と通信を行って識別情報(ID)を回収し、回収した識別情報(ID)を車載機3へ送信するステップS32〜S36の処理を備え、車載機3は、エマージェンシーキー6によるエンジン始動の際に、受信した携帯機2の識別情報(ID)を照合し、照合が成立したものを、その後の照合に使用できる活性状態とし、照合不成立なものを、その後の照合に使用できない不活性状態にするステップS5,S11〜S17の処理を備えたため、充分に盗難を防止でき、紛失していない他のキーを使用可能にし、紛失したキーが見つけた際に再度使用できる。
実施例1の車両用盗難防止装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)車内外との受信手段を有する車両の車載機3との通信により識別情報の照合を行うよう、RF送信部22と識別情報(ID)をそれぞれに備えるキーレスシステムの携帯機2及び携帯機2に脱着自在に取り付けられたエマージェンシーキー6を有する車両用盗難防止装置1において、エマージェンシーキー6によるエンジン始動操作を検出するエンジンコントローラ10からの情報を得る制御部71及び通信コイル74を備え、携帯機2は、キーレスシステムで同じ車両に対して用いるよう設定された他の携帯機2との通信を行う送信部26、送信アンテナ27、受信部28、受信コイル29と、携帯機2の本体へのエマージェンシーキー6の脱着状態を検出する接触スイッチ60と、エマージェンシーキー6が取り外されると、他の携帯機2と通信を行って識別情報(ID)を回収し、回収した識別情報(ID)を車載機3へ送信するステップS32〜S36の処理を備え、車載機3は、エマージェンシーキー6によるエンジン始動の際に、受信した携帯機2の識別情報(ID)を照合し、照合が成立したものを、その後の照合に使用できる活性状態とし、照合不成立なものを、その後の照合に使用できない不活性状態にするステップS5,S11〜S17の処理を備えたため、充分に盗難を防止でき、紛失していない他のキーを使用可能にし、紛失したキーが見つけた際に再度使用できる。
(2)エマージェンシーキー6及び携帯機2の識別情報が不活性状態の場合には、エンジン始動を許可しないBCM7の制御部71のイモビライザー機能を備えたため、紛失した携帯機2に取り付けられているエマージェンシーキー6を用いてエンジンキー操作を行ってもエンジンが始動しないようにして、盗難防止性を向上させることができる。
(3)ステップS5,S11〜S17の処理により不活性状態となった携帯機2は、ステップS32〜S36の処理により識別情報の回収を行う携帯機2への識別情報の送信を行う際、自身からエマージェンシーキー6が取り外されている場合は、識別情報の送信を行わないため、再登録する携帯機2のエマージェンシーキー6のみが盗難されて使用されるような場合を防止することができる。
以上、本発明の車両用盗難防止装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
1 車両用盗難防止装置
2 携帯機
21 制御部
22 RF送信部
23 送信アンテナ
24 LF受信部
25 受信コイル
26 送信部
27 アンテナ
28 受信部
29 受信コイル
30 記憶部
3 車載機
31 制御部
32 LF送信部
33 RF受信部
34 各ドア開閉入力部
35 ロック状態入力部
36 ロック出力部
37 アンロック出力部
38〜40 室外アンテナ出力部
41〜43 室内アンテナ出力部
44 受信アンテナ
45〜47 室外アンテナ
48〜50 室内アンテナ
51 記憶部
52 外部通信ユニット
6 エマージェンシーキー
61 トランスポンダ
7 BCM
71 制御部
72 記憶部
73 外部通信ユニット
74 通信コイル
10 エンジンコントローラ
2 携帯機
21 制御部
22 RF送信部
23 送信アンテナ
24 LF受信部
25 受信コイル
26 送信部
27 アンテナ
28 受信部
29 受信コイル
30 記憶部
3 車載機
31 制御部
32 LF送信部
33 RF受信部
34 各ドア開閉入力部
35 ロック状態入力部
36 ロック出力部
37 アンロック出力部
38〜40 室外アンテナ出力部
41〜43 室内アンテナ出力部
44 受信アンテナ
45〜47 室外アンテナ
48〜50 室内アンテナ
51 記憶部
52 外部通信ユニット
6 エマージェンシーキー
61 トランスポンダ
7 BCM
71 制御部
72 記憶部
73 外部通信ユニット
74 通信コイル
10 エンジンコントローラ
Claims (3)
- 車内外との受信手段を有する車両の車載機との通信により識別情報の照合を行うよう、送信手段と識別情報をそれぞれに備えるキーレスシステムの携帯機及び前記携帯機に脱着自在に取り付けられた予備鍵を有する車両用盗難防止装置において、
予備鍵によるエンジン始動操作を検出する始動操作検出手段を備え、
前記携帯機は、
前記キーレスシステムで同じ車両に対して用いるよう設定された他の携帯機との通信を行う通信手段と、
前記携帯機本体への予備鍵の脱着状態を検出する鍵脱着検出手段と、
前記予備鍵が取り外されると、他の携帯機と通信を行って識別情報を回収し、回収した識別情報を前記車載機へ送信する識別情報回収手段と、
を備え、
前記車載機は、
前記予備鍵によるエンジン始動の際に、受信した前記携帯機の識別情報を照合し、照合が成立したものを、その後の照合に使用できる活性状態とし、照合不成立なものを、その後の照合に使用できない不活性状態にする活性認証手段を備えた、
ことを特徴とする車両用盗難防止装置。 - 請求項1に記載の車両用盗難防止装置において、
前記予備鍵及び前記携帯機の識別情報が不活性状態の場合には、エンジン始動を許可しないエンジン始動判断手段を備えた、
ことを特徴とする車両用盗難防止装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用盗難防止装置において、
前記活性認証手段により不活性状態となった携帯機は、
前記識別情報回収手段により識別情報の回収を行う携帯機への識別情報の送信を行う際、自身から予備鍵が取り外されている場合は、識別情報の送信を行わない、
ことを特徴とする車両用盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007241715A JP2009073231A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | 車両用盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007241715A JP2009073231A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | 車両用盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009073231A true JP2009073231A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40608668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007241715A Pending JP2009073231A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | 車両用盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009073231A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078572A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | 機械式駐車場設備の制御装置、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備におけるユーザー認証方法 |
-
2007
- 2007-09-19 JP JP2007241715A patent/JP2009073231A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015078572A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | 機械式駐車場設備の制御装置、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備におけるユーザー認証方法 |
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