JP2009072944A - インク供給針の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク供給針とホルダーベースとの超音波溶着による接合の適切化を図る。
【解決手段】フィルタ2がホルダーベース3の上方からフィルタ格納部13に収容され、
針側嵌合部22がホルダーベース3の上方からベース側嵌合部15に嵌め込まれた後、イ
ンク供給針1とホルダーベース3とが超音波溶着される場合、超音波振動のエネルギーが
針側接合部24の突部25およびベース側接合部16の接触部位に集中し、突部25の接
触部分が溶け出して溶着されることによって、インク供給針1とホルダーベース3との接
触部位が超音波溶着によって全体的に隙間なく適切に接合される。
【選択図】図3

Description

本発明は、インク供給針をホルダーベースに超音波溶着によって取付けるようにしたイ
ンク供給針の取付構造に関する。
プリンタのインク、カラーフィルタの色液材、電極液材、生体有機液材などの液体を噴
射する液体噴射装置に用いられる構造体として、インク供給針とホルダーベースとから成
る構造体が知られている。インク供給針は、インクカートリッジなどの液体容器に差し込
むための合成樹脂をインジェクション成形して成るものである。ホルダーベースは、記録
ヘッドなどの噴射ヘッドを支持するための合成樹脂をインジェクション成形して成るもの
である。図7は、特許文献1の段落番号0003乃至0005および図14で開示された
インク供給針のホルダーベースへの取付構造を示す。図7において、フィルタ2がベース
通路12を覆うようにインク供給針1とホルダーベース3との間に挟まれ、インク供給針
1の針側接合部31とホルダーベース3のベース側接合部32とが互いに接触された状態
において、針側接合部31とベース側接合部32との平坦状な接触部位33が超音波溶着
によって互いに接合される。しかしながら、接触部位33が互いに平坦な面として構成さ
れただけであるので、超音波溶着時のエネルギーが針側接合部31とベース側接合部32
との双方に分散し易く、接触部位33が全体的に隙間なく接合されないことがある。その
ようなインク供給針1とホルダーベース3とから成る接触部位33の全体的に隙間なく接
合されていない構造体が液体噴射装置に用いられ、インク供給針1が液体容器34の針接
続口部に差し込まれ、噴射ヘッド35がホルダーベース3に支持され、液体が液体容器3
4から噴射ヘッド35の噴射口部に供給された場合、長年月経過によりインク供給針1か
らホルダーベース3の側に流れる液体が接触部位33の隙間から外部に漏れるおそれがあ
るという欠点があった。特に、接触部位33はインジェクション成形で形成されるので微
視的に見ると、表裏が凸凸面となっており、あるいは粉塵等の付着でも凹凸面となってお
り、凸部の接触部位に超音波が集中して、この部位が局端に溶融し易く、このため凹部の
箇所で溶着が不十分となって欠損を生じ易くなる恐れも有った。もっとも、超音波溶着を
確実にするために、超音波供給時間を長くすることも考えられるが、製造の時間工程が長
くなってしまい、量産化には不向きであった。
特開2005−262646公報
発明が解決しようとする問題点は、インク供給針とボルダーベースとの接触部位が超音
波溶着で全体的に隙間なく接合されないことがあるという点である。
本発明に係るインク供給針の取付構造は、インク供給針の接触部位とホルダーベースの
接触部位とを互いに接触させて超音波溶着で接合するインク供給針の取付構造において、
インク供給針とホルダーベースとの接触部位のいずれか一方または両方に超音波溶着時の
エネルギーを集中させる突部が設けられたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るインク供給針の取付構造によれば、インク供給針とホルダーベースとの接触
部位が互いに接触されて超音波溶着で接合される場合、超音波溶着時のエネルギーが突部
に集中して溶け出すことによって、当該突部の溶け出しに伴ってインク供給針の接触部位
とボルダーベースの接触部位とが全面的に溶け出して適切に接合され、インク供給針の接
触部位とボルダーベースの接触部位との間には隙間が発生しない。よって、インク供給針
がホルダーベースに取り付けられた構造体において、インク供給針からボルダーベースの
側に流れる液体がインク供給針とボルダーベースとの接触部位の間から外部に漏れ出ない
という利点がある。
また、少なくとも突部に融点を高める処置を施して超音波溶着を行うようにしたので、
この突部が接する相手側の接触部位が先に溶けることから、突部がこの溶けた部位に埋没
してくい込んだ後に溶けるので、より一体性が増すという効果が得られる。
また、上記突部又はこの突部を有する上記インク供給針又は上記ホルダーベースにアニ
ール又は赤外線照射を施すか、インジェクション成形時の金型温度を略150℃程度に高
く設定して成形したので、上記突部又はこの突部を有する上記インク供給針又は上記ホル
ダーベースを簡単な方法で融点を高くでき、突部と接触部位との一体性を向上できる効果
が得られる。
また、上記突部は上記インク供給針の周りにリング状に成形されて成るので、インク供
給針とホルダーベースとの接続部分を取り囲むような超音波溶着による一体化部分が得ら
れ、外周方向へのインクのガス、水蒸気漏れを確実に防止できる。
また、上記突部の隣に溶融樹脂の一部を収容する収容部を形成したので、インク供給針
をホルダーベースに超音波溶着する場合、溶融樹脂が溶け出してもこれを収容部に容易に
収容できるので後続の超音波樹脂が前の溶融樹脂で邪魔されることなく超音波溶融がスム
ーズに行われて、超音波溶着時間を短縮できる。
また、上記収容部はリング状の溝より成るので、インク供給針の全周から溶融する樹脂を
効果的に収容部に収容できるので溶融樹脂を全周に渡って容易に収容でき、超音波溶着時
間を短縮できる。
また、上記インク供給針と上記ホルダーベースの少なくとも一方を板状フィラー含有樹
脂を用いて成形したので、フィラーがインク供給針又はホルダーベースに含有しているこ
とからインク中のガス又は水蒸気の内側から外側方向への漏れのルートを実質的に長く設
定でき、このガス等の漏れを効果的に阻止でき、高信頼性が得られる。
図1のa図は、インク供給針1とフィルタ2およびホルダーベース3を分解して示す。
本明細書において、インク供給針1は通常上向きに設けられ、これに各種色毎のカートリ
ッジの特定部位が上から差込み易いように設定されるもので、後述するようにホルダーベ
ース3の上面側に溶着して取付けられる。なお、ホルダーベース3の下面側に図外の噴射
ヘッドが取付けられ、カートリッジからのインクがインク供給針1からフィルタ2を介し
て噴射ヘッドに供給される。
図1のa図において、インク供給針1は、複数の針身5が並列状態と成るように一体に
連結された構造体であって、超音波溶着に適する物性を有する合成樹脂をインジェクショ
ン成形して構成される。針身5の個数は、カートリッジが4個の場合4本であるが、これ
に限定されるものではなく、カートリッジの個数に対応して1本または2本または3本ま
たは5本以上であってもよい。また、図外の1個のカートリッジ等の液体容器に差し込ま
れる針身5の本数は、通常1本であるが、本発明では複数であってもよい。
針身5は、直線的な円筒形となって、上方に突出している。針身5の上端部には、覆蓋
6が、カートリッジ等の液体容器の針接続口部に差し込まれる際に当該接続口部を傷める
ことのないような外側に弧状に突出した形状に構成される。覆蓋6には、複数の導入孔7
が形成される。針身5の下端部は、針身5の一端部の側から他端部の側に行くにしたがっ
て針身5の内径および外径が徐々に大きく成るフレア形状の針基部8を構成する。
針基部8は、液体導入基部などとも呼ばれる。針基部8には、連結片9が、針基部8の
最大口径の開口の周縁部から直径方向の外側に広がる板状に設けられる。最良の形態は、
4本の針身5の連結片9が互いに隣接するように同一面に配置され、隣接する連結片9の
周縁部が互いに繋げられた単一の板状に構成された構造である。
フィルタ2は、インク供給針1の針基部8とホルダーベース3の流入基部11との間に
配置される円盤状であって、針身5と同数設けられる。
ホルダーベース3は、ヘッドホルダーなどとも呼ばれ、ホルダーベース3の上部にイン
ク供給針1を取り付け、ホルダーベース3の下部に図外の記録ヘッドなどの噴射ヘッドを
取り付ける構造体であって、超音波溶着に適する物性を有する合成樹脂インジェクション
成形して構成される。ホルダーベース3には、流入基部11、ベース通路12、フィルタ
格納部13、フィルタ受止部14、ベース側嵌合部15、ベース側接合部16、ベース側
収容部17、囲い部18、ヘッド取付部19、容器設置部20が設けられる。
流入基部11は、インク供給針1における針身5と同数存在し、上方に開口し、インク
供給針1の上面から内部にすり鉢形状に窪む。インク供給針1における連結片9がホルダ
ーベース3の上部に重ね合わされた場合、針基部8と流入基部11とが互いに個別に対応
する。ベース通路12は、流入基部11に個別に設けられ、流入基部11の斜面とホルダ
ーベース3の下部とに貫通する。
そして、インク供給針1と噴射ヘッドとがホルダーベース3に取り付けられ、複数の液
体容器が針身5に個別に装着され、液体容器から液体が噴射ヘッドに供給される場合、液
体が液体容器からインク供給針1の導入孔7、針身5の内部、針基部8の内部、ホルダー
ベース3の流入基部11およびベース通路12を順に経由して噴射ヘッドにおける複数の
ヘッド通路に個別に供給される。ヘッド通路は、液体容器の個数と同数である。
フィルタ格納部13は、流入基部11の最大口径の開口を囲む上方に開口したリング状
の溝として構成される。フィルタ受止部14は、流入基部11の上方の開口を囲むように
、流入基部11の上方の開口の周縁部から上方に突出するリング状の突条として構成され
る。ベース側嵌合部15は、フィルタ格納部13を囲むリング状の突部(突条)として構
成される。
フィルタ受止部14とベース側嵌合部15との間には、上方に開口したリング状の隙間
gが存在する。ベース側嵌合部15の上部面は、リング状のベース側接合部16として構
成される。ベース側収容部17は、超音波溶着時に溶け出した余分な合成樹脂27(図3
のb図参照)を収容する空間であって、ベース側接合部16を囲む上方に開口したリング
状の溝として構成される。図1(a)において、囲い部18は、ベース側収容部17を囲
むように、ベース側収容部17の周縁部から上方に突出するリング状の突条として構成さ
れる。
図1のb図は、1つの針基部8の内部を示す。図1のb図において、針基部8には、針
側嵌合部22、針側収容部23、針側接合部24が設けられる。針側嵌合部22は、針基
部8における最大口径の開口を囲むように、当該開口の周縁部から下方に突出するリング
状の突条を構成する。ベース側接合部16に針側嵌合部22が嵌合して互いに嵌め合わさ
れ、ベース側嵌合部15の内周面には針側嵌合部22の外周面が互いに密接して、摺接す
るように、針側嵌合部22の外径がベース側接合部16の内径よりも若干小さく構成され
る。
針側収容部23は、超音波溶着時に溶け出した余分な合成樹脂26(図3のb図参照)
を収容する空間であって、針側嵌合部22を囲む下方に開口したリング状の溝を構成する
。針側接合部24は、針側収容部23における下方の開口を囲むように、針側収容部23
における下方の開口の周縁部からから下方に突出するリング状の突条を構成する。
図1のc図は、図1のb図をB−B線に沿って切断した針側接合部24および突部25
の断面を示す。図1のc図において、針側接合部24には、突部25が超音波溶着時のエ
ネルギーを集中させるものとして設けられる。突部25は、針側接合部24におけるリン
グ状の下面から下方に突出し、リング状の下面から下方に行くにしたがって横幅L3が狭
く成る、断面視2等辺三角形などの尖端形状として構成されるが、直角三角形等種々考え
られる。
図2は、インク供給針1における1本の針身5と1つのフィルタ2およびホルダーベー
ス3における1つの流入基部11を分解しかつ縦に切断した断面を示す。図2において、
針側接合部24はリング状となってベース側接合部16と同一位置にあり、互いに接触す
ることになるが、その横幅L2は、ベース側接合部16の横幅L1よりも小さい(L2<
L1)。突部25の横幅L3は、針側接合部24の横幅L2よりも小さい(L3<L2)
図3は、インク供給針1とフィルタ2およびホルダーベース3の組立工程を示す。先ず
、図3のa図に示すように、フィルタ2をインク供給針1とホルダーベース3との間にし
てホルダーベース14に熱をかけて溶着する。フィルタ2がホルダーベース3の上方から
フィルタ格納部13に収容されることによって、フィルタ2の外縁部がフィルタ受止部1
4の上に載せられる。その後、針側嵌合部22がホルダーベース3の上方からベース側嵌
合部15に嵌め込まれる。これによって、フィルタ2の外縁部がフィルタ受止部14と針
側嵌合部22の下面とに対向し、突部25の尖端がベース側接合部16の上端の接触部位
に突き当てられて接触することになる。
前記フィルタ2がフィルタ格納部13に収容され後、インク供給針1がホルダーベース
3に嵌め込まれる工程に代えて、フィルタ2が針基部8の内部の下方の開口を覆い隠すよ
うに針側嵌合部22に貼付されるかまたは流入基部11の上方の開口を覆い隠すようにフ
ィルタ受止部14に貼付された後、インク供給針1がホルダーベース3に嵌め込まれても
よい。
次に、ホルダーベース3が図外の超音波溶着を行う加工機における搭載台の上に載せら
れ、当該加工機における工具として共振器の超音波振動している作用部が針基部における
針側嵌合部22と対応する部分の上に押し付けられる。
これによって、図3のb図に示すように、ベース側接合部16と突部25とが互いに押
し付けられたまま、超音波振動が共振器の作用部から針側接合部24および突部25を経
由してベース側接合部16に伝達される。このように超音波振動がインク供給針1のホル
ダーベース3への取付構造に作用する場合、接触部位としてのベース側接合部16に針側
接合部24とより突出する突部25が針側接合部24からベース側接合部16の方向に行
くにしたがって横幅L3が狭く成る形状であるので、超音波振動のエネルギーが針側接合
部24から突部25およびベース側接合部16における突部25との接触部位に集中し、
突部25がベース側接合部16に進入するように、当該突部25およびベース側接合部1
6における突部25との接触部位が互いに溶け出して全体的に隙間なく適切に接合される
このようにインク供給針1とホルダーベース3との接触部位が超音波溶着によって全体
的に隙間なく適切に接合されるので、インク供給針1とホルダーベース3とから成る構造
体が液体噴射装置に用いられた場合、インク供給針1からホルダーベース3の側に流れる
液体がインク供給針1とホルダーベース3との接合部位から外部に漏れることはないとい
う利点がある。
針側接合部24の横幅L2がベース側接合部16の横幅L1よりも小さい寸法(L2<
L1)に構成されているので、接触部位が直接接触状態となり、上記突部25の針側接合
部24への進入に続き、接触部位としての針側接合部24が他の接触部位としてのベース
側接合部16に接触され、超音波がインク供給針から供給されると、超音波振動のエネル
ギーが針側接合部24の突部25先端からベース側接合部16の接触部位に集中し、針側
接合部24の突部25がベース側接合部16の周縁部に進入するように、当該針側接合部
24,突部25およびベース側接合部16が互いに溶け出し、超音波溶着される部分が増
加するという利点がある。特に、接触部位としての針側接合部24の表面又は、ベース側
接合部16の表面の形状にインジェクション成形時の成形誤差により多少のガタが生じた
り、あるいは粉塵等の付着により凹凸が存在しても、この凹凸等のガタを2の突部25が
接触して吸収し易く、このため、他の部位よりも先に溶融するので溶着が所期通りに確実
に行われる。
また、針側収容部23が針側嵌合部22と針側接合部24との間に設けられているので
、前記ベース側接合部16と針側接合部24および突部25が互いに超音波溶着される過
程において、針側収容部23の側に溶け出した余分な合成樹脂26は、針側収容部23に
取り込まれる。
ベース側収容部17がベース側接合部16の外周に隣接して設けられた構造であるので
、前記ベース側接合部16と針側接合部24および突部25が互いに超音波溶着される過
程において、ベース側収容部17の側に溶け出した余分な合成樹脂27は、ベース側収容
部17に取り込まれる。
よって、インク供給針1がホルダーベース3に超音波溶着によって適切に接合される場
合において、溶け出した余分な合成樹脂26;27は、ベース側収容部17および針側収
容部23のいずれか一方または両方に取り込まれるので、ベース側嵌合部15と針側嵌合
部22との合わせ面の間からフィルタ2および流入基部11の側に溢れ出ないので、イン
ク供給針1のホルダーベース3への取付構造において、液体を針基部8の内部からホルダ
ーベース3の流入基部11に適切に流すような通路が適切に確保できるという利点がある
ベース側接合部16と針側嵌合部22とが互いに嵌め合わされているので、ベース側嵌
合部15と針側嵌合部22との合わせ面が互いに密接している。よって、上記溶け出した
余分な合成樹脂26が針側収容部23を通過してベース側嵌合部15と針側嵌合部22と
の合わせ面の間に侵入することがなく針側収容部23に適切に収容されるという利点があ
る。
ベース側接合部16と針側接合部24および突部25が互いに超音波溶着されることに
よって、針側接合部24の下面がフィルタ受止部14に接近し、フィルタ2の外縁部がフ
ィルタ受止部14と針側接合部24も溶着されるので、フィルタ2が針基部8の内部から
ホルダーベース3の流入基部11に流れる液体に対するろ過機能を適切に発揮できるとい
う利点がある。
突部25がリング状の一体に形成されていることなくベース側接合部16の円周方向に
独立した複数体であってもよいが、最良の形態のように、突部25がリング状の一体に成
るものとして構成されれば、突部25およびベース側接合部16における突部25との接
触部位の超音波溶着が針側接合部24の円周方向の全域にわって行われるので、インク供
給針1のホルダーベース3への取付構造において、インク供給針1とホルダーベース3と
の超音波溶着による接合強度が向上するという利点がある。
ベース側収容部17または針側収容部23がリング状の一体に成る溝として形成されて
いることなくベース側収容部17または針側収容部23の円周方向に独立した複数体であ
ってもよいが、最良の形態のように、ベース側収容部17または針側収容部23がリング
状の一体に成る溝として構成されれば、ベース側収容部17または針側収容部23による
超音波溶着時に溶け出した余分な合成樹脂26;27を収容する容積が増加し、超音波溶
着時に溶け出した余分な合成樹脂がベース側収容部17または針側収容部23に適切に収
容できるという利点がある。
ベース側収容部17がベース側嵌合部15の隣に形成され、または、針側収容部23が
針側嵌合部22の隣に形成されているので、超音波溶着時に溶け出した余分な合成樹脂2
6;27がベース側収容部17または針側収容部23に適切に収容できるという利点があ
る。
さらに、本発明では溶融した合成樹脂はベース側収容部17または針側嵌合部23に速
やかに逃げ込むので、後続の溶融樹脂が溶融するのに何等の障害が無く、これをスムーズ
に溶融できるので、全体として超音波溶着時間を短縮できる。
図2において、ベース側収容部17または針側収容部23のいずれか一方を除去しても
よいが、その場合、ベース側嵌合部15と針側嵌合部22との合わせ面より遠い方を除去
し、ベース側嵌合部15と針側嵌合部22との合わせ面に近い方を残せば、超音波溶着時
に溶け出した余分な合成樹脂16(図3のb図参照)がベース側嵌合部15と針側嵌合部
22との合わせ面に到達しないという利点がある。突部25は、一方の接触部位としての
針側接合部24に設けられたが、他方の接触部位としてのベース側接合部16に設けられ
てよく、あるいはベース側接合部16と針側接合部24との両方に設けられてもよい。
図4は、発明を実施するための異なる第1形態に係る針側接合部24および突部25の
断面を示す。図4において、突部25の横幅L3が針側接合部24の横幅L2と同一の寸
法になっている(L2=L3)。つまり、突部25が針側接合部24から下方に行くにし
たがって細く成る構造であってもよい。
図5は、発明を実施するための異なる第2形態に係るインク供給針1における1本の針
身5と1つのフィルタ2およびホルダーベース3における1つの流入基部11を分解しか
つ縦に切断した断面を示す。図5において、インク供給針1とホルダーベース3とが板状
フィラー28の含有された超音波溶着に適する物性を有する合成樹脂により構成される。
第2形態では、板状フィラー28は、ガラスなどの通常の繊維状体ではなく、例えば、
5μm×80μm×80μmのような大きさのガラスなどの板状体として構成され、例え
ば0.05〜10質量部程度含有する。そして、多量のフィラー28がインク供給針1ま
たはホルダーベース3を成形するインジェクション成形機に供給される超音波溶着に適す
る物性を有する合成樹脂の中に混ぜられる。このフィラー28を含有しかつ溶融された超
音波溶着に適する物性を有する合成樹脂がインジェクション成形機からインク供給針1ま
たはホルダーベース3を成形するための成形型に射出される場合において、多量のフィラ
ー28が成形型への樹脂の流動によって平行な層と成るように配列された形態である。
よって、ガスや水蒸気などの気体分子29は板状フィラー28で阻止されて透過できに
くくなる。すなわち、気体分子29が例えばインク供給針1またはホルダーベース3を内
側から外側にまたは外側から内側に通過する距離は、矢印X1で示すように蛇行して長く
成るので、インク供給針1またはホルダーベース3のガスバリア性能が向上できるという
利点がある。従来は繊維形状のものを合成樹脂に配合して形成する事も試みられてはいる
が、インク水蒸気をこれで確実にブロックすることは容易ではなかったが、本発明によれ
ば、板状フィラー28が個々に平坦状となっているので、内から外に向かうガス、水蒸気
の流路長が長くなってこれを確実にブロックでき、長寿命化及び高信頼性化が図れる。ま
た、板状フィラー28を配合したことで、インジェクション成形の保形性に優れ、金型の
形状を形崩れ無く、確実に保てる。さらに、板状フィラー28が一部、突部25から表面
に露出するので、この突部25より露出した板状フィラー28がベース側接部16に圧接
された場合超音波振動がより集中し易くなり、溶隔が速やかに行われるので、超音波溶着
がより短時間で行われる。
なお、図5に示す如く連結片9の1箇所又は複数箇所の部位にインジェクションゲート
G1を設け、ここから樹脂を注入することで樹脂が連結片9からインク供給針1の上端方
向に流れるように注入されることで、この流れに沿って板状フィラー28が配向され、イ
ンク供給針1の内部を囲むように配向するので、インクのガス、水蒸気の漏れを阻止する
方向に配向することになる。図示Jがガス等の流路を示し、このように蛇行状態となり、
ガス、水蒸気の漏れの流路が長くなるので漏れが生じにくくなることがわかる。
また、ホルダーベース3についても、水平方向から樹脂のインジェクションがなされる
ように1箇所又は複数箇所にゲートG2を設けることで、樹脂がホルダーベース3のほぼ
水平面に沿うように流れ、このため板状フィラー28がこの水平面に沿うように配向され
る。従って、図示qがガス等の漏れの流路を示し、このようにフィラー28のブロック機
能により蛇行状態となり、流路が長くなるので漏れが生じにくくなることがわかる。
図5において、インク供給針1またはホルダーベース3の一方が板状フィラー28の含
有された超音波溶着に適する物性を有する合成樹脂により構成され、他方が板状フィラー
28の含有されていない超音波溶着に適する物性を有する合成樹脂により構成されてもよ
い。
図6は、発明を実施するための異なる第3形態に係る工程を示す。図6において、成形
機から排出されたインク供給針1または成形機から排出されたホルダーベース3が熱処理
装置30に入れられてアニール(一例として110℃±5℃で約2時間加熱)された後、
熱処理装置30から取り出されたインク供給針1およびホルダーベース3が互いに超音波
溶着で接合される。また、インク供給針1とホルダーベース3を超音波溶着して成る構造
体が熱処理装置30に入れられてアニールされる。そして、インク供給針1とホルダーベ
ース3とから成るアニールの施された構造体の超音波溶着された部分と、インク供給針1
とホルダーベース3とから成るアニールの施されていない構造体の超音波溶着された部分
とを検証したところ、アニールの施された構造体の方がアニールの施されていない構造体
よりも接合状態も接合強度も良好であったという利点があった。
特に、インク供給針1をアニールすると融点が高くなるのでこれをアニールしないホル
ダーベース3に押当て超音波溶着した場合、アニールしない融点が低いホルダーベース3
の接触部位側(突部25が押圧された部位)が先に溶けることから、この溶けた樹脂が各
収容部17,23に流れ込んで収容されつつ、上記突部25接触部位に埋没してくい込む
。その後突部25が溶融するので、突部25とホルダーベース3との一体性が増すことが
認められた。
以上のことは、ホルダーベース3側に突部を設け、この突部がインク供給針1の接触部
位側に接触するようにして超音波溶着を行う場合も同様であり、ホルダーベース3のみア
ニールし、ホルダーベース3の融点を高めるようにしても同様、超音波溶着で突部をイン
ク供給針の接触部位にくい込ませることができ一体性を増すことができる。
なお、このように樹脂製品をアニールすることで融点を高く設定できるが、アニールに
限らず、赤外線を照射するようにしてもアニールと同様の効果が得られる。あるいは、イ
ンジェクション成形時の金型温度を、通常は60℃の所を150℃と高く設定するように
しても冷却するまでの時間は長くなるが同様の効果が得られる。
また、アニール等は製品全体に限らず、突部かこの突部が当接する部位のいずれか一方
又は両方に局部的に行うようにしてもよい。
a図はインク供給針とフィルタとホルダーベースとの分解斜視図、b図は針基部の内部の斜視図、c図は図1のb図のB−B線断面図(最良の形態)。 インク供給針の1本の針身と1つのフィルタおよびホルダーベースの1つの流入基部の分解縦断面図(最良の形態)。 インク供給針とフィルタおよびホルダーベースの組立工程(最良の形態)。 針側接合部とエネルギー集中部との断面図(異なる第1形態)。 インク供給針の1本の針身と1つのフィルタおよびホルダーベースの1つの流入基部の分解縦断面図(異なる第2形態)。 アニールの工程図(異なる第3形態)。 インク供給針とフィルタおよびホルダーベースから成る構造体の縦断面図(従来)。
符号の説明
1 インク供給針、2 フィルタ、3 ホルダーベース、5 針身、6 覆蓋、7 導入
孔、8 針基部、9 連結片、11 流入基部、12 ベース通路、13 フィルタ格納
部、14 フィルタ受止部、15 ベース側嵌合部、16 ベース側接合部、17 ベー
ス側収容部、18 囲い部、19 ヘッド取付部、20 容器設置部、22 針側嵌合部
、23 針側収容部、24 針側接合部、25 突部、26;27 超音波溶着時に溶け
出した余分な合成樹脂、28 フィラー、29 気体分子、30 熱処理装置、31 針
側接合部、32 ベース側接合部、33 接触部位、34 液体容器、35 噴射ヘッド
、L1乃至L3 横幅。

Claims (7)

  1. 噴射ヘッドを支持するホルダーベースに、インク供給針を接触させて超音波溶着で取り
    付けたインク供給針の取付構造において、インク供給針とホルダーベースとの接触部位の
    少なくとも一方に突部を設けたことを特徴とするインク供給針の取付構造。
  2. 少なくとも突部に融点を高める処置を施して超音波溶着を行うようにしたことを特徴と
    するインク供給針の取付構造。
  3. 上記突部又はこの突部を有する上記インク供給針又は上記ホルダーベースにアニール又
    は赤外線照射を施すか、インジェクション成形時の金型温度を略150℃程度に高く設定
    して成形したことを特徴とする請求項2に記載のインク供給針の取付構造。
  4. 上記突部は上記インク供給針の周りにリング状に成形されて成ることを特徴とする請求
    項1記載のインク供給針の取付構造。
  5. 上記突部の隣に溶融樹脂の一部を収容する収容部を形成して成ることを特徴とする請求
    項1記載のインク供給針の取付構造。
  6. 上記収容部はリング状の溝より成ることを特徴とする請求項5記載のインク供給針の取
    付構造。
  7. 上記インク供給針とホルダーベースの少なくとも一方を板状フィラーの含有樹脂を用い
    て成形したことを特徴とする請求項1記載のインク供給針の取付構造。
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