JP2009071746A - Ip網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法及びサーバ - Google Patents

Ip網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法及びサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はSIPまたはSIMPLEのプロトコルによるIP網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法及びサーバに関し,SIPサーバやプレゼンスサーバに端末から設定された登録情報の登録有効時間を有効時間内に更新する信号トラヒックを平準化制御することを目的とする。
【解決手段】サービスの制御を行うサーバは,ユーザ端末からの登録情報と登録有効時間を含むサービス要求をテーブルに格納し,登録有効時間から現時点を基準とした相対時間を求め,相対時間に対応した更新信号の受信予定数をテーブルから求め,相対時間に対応する時刻を求め,時刻別の単位時間当たりの受信数制限値をテーブルから求め,求めた受信予定数が受信数制限値より少ないことが検出されると,相対時間の基となる登録有効時間を適正な時間として決定するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明はSIPまたはSIMPLEのプロトコルによる電話端末間で音声通信を行うIP網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法及びサーバに関する。
近年,各通信事業会社(キャリア)においてIP網上での電話・付加サービスの提供が推進されており,IP電話サービスを利用するユーザ数も増加する一方である。
IP網を介した電話技術であるVOIP(Voice Over IP) のプロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)またはSIPを拡張したSIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)と呼ばれるプロトコル(以下,SIP/SIMPLEという)が主流となっており,これらのサービスはSIPサーバ(呼接続の制御を行うサーバ)やプレゼンスサーバ(端末のユーザの在席,不在等の状態を管理するサーバ)により提供されている。
SIP/SIMPLEのプロトコルの規定では,端末のユーザからの各種のリクエストにより情報を受け取って登録を行うことで対応するサービスの提供をサーバから受けることができるものがある。そのようなリクエストにより登録した情報は登録有効時間が予め決められており,その登録有効時間が過ぎると登録された情報が消去されて未登録の状態になる。そのためにこれらのサービスを維持したい端末側から登録有効時間内に登録情報を更新するリクエストをIP網のサーバにアクセスする必要があり,そのためのトラヒックが過大になる場合があり,その改善が望まれている。
図8は本発明の対象となるネットワーク構成を示す。図中,50はIPネットワーク,51はユーザ端末,52,53はIP電話の通信事業者(キャリア)のLANであり,54は端末に対して呼接続の制御を行うSIPサーバ,55は端末の状態を登録し,ユーザが他端末の状態に対応したサービスの制御を行うプレゼンスサーバである。なお,SIPサーバ54,プレゼンスサーバ55は別のLAN52,53に接続されているが,実際には同じ通信事業者が運用するLANである場合が多い。
図8のようなネットワーク構成において,SIP/SIMPLEによる登録有効時間が決められたリクエストには,次のようなものがある。
REGISTER:ユーザ端末の位置登録を要求するリクエスト信号であり,例えばユーザ端末51aから自端末(可搬型の端末)の位置登録を行う時にこのREGISTERメッセージと共に端末のURI(Uniform Resource Identification)とIPアドレスを付加してネットワークに送信すると,SIPサーバ54に当該端末アドレスと共に位置情報(ユーザ端末51aの位置)が登録される。この位置登録を行った端末のアドレスを着信先とする呼が発生すると,登録された位置を確認してその位置を呼び出す。
PUBLISH:ユーザ端末におけるユーザの状態登録を要求するリクエスト信号であり,例えば,ユーザ端末51aのユーザが自分の状態として在席,不在(または外出先を含めた不在)といった状態情報を含めた状態登録を要求する時に,このPUBLISHメッセージを送信すると,プレゼンスサーバ55に状態情報が登録される。
SUBSCRIBE:他のユーザ端末の状態変化の通知を要求するリクエスト信号であた,例えば,ユーザ端末51bのユーザが他のユーザ端末51aの状態に変化が発生したら自端末51bに宛てて通知することを要求するメッセージであり,状態変化を監視する相手のアドレスの情報も付加される。このリクエスト信号はプレゼンスサーバ55に登録されて管理される。
SIP/SIMPLEのプロトコルによれば,上記した「REGISTER」のメッセージの位置登録情報は予め指定(ユーザにより指定)されたユーザ端末登録有効時間だけ保持され,有効時間内に登録有効時間を更新すれば保持されるが,端末側から登録有効時間内に更新の要求を送信しないと消去される。同様に,「PUBLISH」のメッセージの状態登録情報も指定されたプレゼンス更新登録有効時間だけ保持され,その有効時間内に端末側から更新をする要求を送信しないと消去される。更に,「SUBSCRIBE」のメッセージにより指定された監視対象の相手端末の情報を含む登録情報も指定されたプレゼンス監視登録有効時間だけ保持され,その登録有効時間を端末側から更新しないと消去される。
これらの登録有効時間を,ユーザ端末側から定期的に更新する必要があるため,IPネットワーク上の信号トラヒックは,発生契機がユーザ主導であり,ユーザ数の増加に伴いシステム側に与える負荷が増大する傾向にある。このため,システムが提供する本来のサービス処理に影響を与えてしまう。
従来の技術として,電話端末が有効時間の期限切れによりサーバ上で未登録になってしまう場合にも迅速に登録状態に復旧するための技術が提案されている(特許文献1参照)。その提案された技術では,SIPサーバにおいて,端末登録状態テーブルの各端末の登録情報を常時監視し,登録有効時間の期限切れまたはSIPサーバ自体の障害発生により端末の登録状態が「未登録」に変更されると,該当端末に対して「REGISTER」要求メッセージを送信し,これを受けた端末から「REGISTER」が到来した場合に,端末登録状態テーブルの登録状態を「登録済み」に再設定するようにしたものである。
特開2006−157612号公報
上記の特許文献1の技術によれば,端末登録情報テーブルの登録情報を監視して,登録有効時間の期限切れになって登録状態が「未登録」の変更されたことを検出した場合の技術であり,登録状態が「未登録」になって初めて実行される技術であり,未登録の状態になった直後に呼の接続制御に問題が起きる可能性がある。
そして,端末登録情報の登録有効時間を更新するための発信の契機は,ユーザ主導であり,集中する可能性がありシステム側に多大な負荷を与えて,システムが提供する本来のサービス処理(呼接続制御)に影響を与えるという問題がある。
本発明はSIPサーバやプレゼンスサーバに設定された端末登録情報の登録有効時間を有効時間内に更新する信号トラヒックがシステムに負荷を与えないよう平準化制御することができるIP網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法及びサーバを提供することを目的とする。
本発明は本来のサービス処理によるバーストトラヒック時のシステム耐性を確保するため,定期的に発生する登録有効時間更新の信号トラヒックをシステム側で事前予測して平準化し,常に最適なシステムの余力を維持することができるようにしたものである。
図1は本発明の原理構成を示す図である。図中,1はIPネットワークに接続されたサーバ(SIPサーバまたはプレゼンスサーバ),10はユーザ端末からのリクエスト情報を受信して登録を行うメッセージ受信登録部,11は登録更新時間決定部,11aは相対時間算出手段,11bは更新受信数検出手段,11cは更新受信数・時刻別制限値比較判定手段,11dはテーブル更新手段,12は通知部である。13はメモリであり,13aは各種サービス用登録情報テーブル,13bは相対時間に対応した受信予定数(既に受信することが決まっている数)が格納された受信予定数テーブル,13cは1日を24時間で分けた各時刻に対応した単位時間当たり受信数制限値(呼制御等のトラヒックの分布に応じて受信処理が可能な数)が格納された受信数制限値テーブルである。2はユーザ端末である。
ユーザ端末2からの各種サービスを要求する端末情報と登録有効時間(ユーザが要求する有効時間とする)を含むメッセージ信号をIPネットワークを介してサーバ1で受信すると,メッセージ受信登録部10において各種サービス用テーブル13aの中の要求されたサービスに対応するテーブルに要求された情報を登録する。この時,登録更新時間決定部11において,受信した端末情報の登録有効時間に基づいて最適な登録更新時刻を決定する処理が行われる。最初に相対時間算出手段11aに現在時点を起点としてユーザが要求した登録有効時間までの相対時間(起点から何秒)を算出し,続いて更新受信数検出手段11bで受信予定数テーブル13bを参照して算出した相対時間に対応した受信予定数Xを求める。次に更新受信数・時刻制限値比較判定手段11cで前記の相対時間を時刻(1日を24時間とした中の時刻)に換算して,その換算した時刻に対応する受信数制限値Yを受信数制限値テーブル13cを参照して求め,上記受信予定数Xと受信制限値Yを比較する。この比較において受信予定数Xが受信制限値Yより少ない場合はサーバの処理能力の範囲内であるためユーザが要求した登録有効時間を更新時間として決定し,テーブル更新手段11dが受信予定数テーブル13bの中の対応する相対時間の受信予定数を更新(+1)する。また,通知部12によりその登録有効時間をユーザ端末2に通知するようにしてもよい。
受信制限値Yが受信予定数X以下の場合は,相対時間を増加した上で対応する時刻を求め,増加した相対時間に対応する新たな受信予定数Xと,新たな受信制限値Yをテーブル13b,13cを参照して求めて,受信制限値Yが上記受信予定数Xより多いことが検出されるまで同様の処理を行って相対時間を決定する。その場合の相対時間はユーザが要求した登録有効時間に対応する相対時間と異なり,決定した相対時間に対応する登録有効時間を算出してユーザ端末2に通知する。
本発明により次のような効果を奏する。
(1) SIP/SIMPLEに対応したサービスのための登録有効時間の定期更新処理を必要とするユーザ端末からのリクエスト信号(REGISTER,SUBSCRIBE ,PUBLISH 等)に対する登録有効時間の更新時間の発生数をサーバにより処理可能な数に制限することにより,サービスを行うサーバのトラヒックの平準化を実現することができる。
(2) SIP/SIMPLEのプロトコルによるユーザ端末に対する時間帯毎のサーバの本来のサービス負荷量に応じて適切なトラヒックがリクエスト信号の処理に対して分配可能となる。
図2は本発明の実施例のハードウェア構成を示す図である。図中,1はサーバ(SIPサーバまたはプレゼンスサーバ),100はプロセッサ,101はプログラム格納メモリ,101aはSIP/SIMPLEメッセージ処理プログラム,101bはレジストラ情報(REGISTRE:位置登録情報)処理プログラム,101cはサブスクリプション情報(SUBSCRIBE:他の端末の状態変化の通知要求)処理プログラム,101dはプレゼンス情報(端末の状態情報)処理プログラム,102はメインメモリ,102aは端末の位置登録情報を格納したレジストラテーブル,102bはサブスクリプションテーブル,102cはプレゼンステーブル,102dは単位時間当たり受信数制限値管理テーブル(図1の受信数制限値テーブル13cに対応),102eは登録有効時間更新時刻管理テーブル(図1の受信予定数テーブル13bに対応),103はIPインタフェース部,104は運用業者のLAN,2はユーザ端末,3はIPネットワークである。
図3はREGISTER(位置登録信号)のリクエストに対応する処理シーケンスである。ユーザ端末2からサーバ1に対して「REGISTER」信号(アドレス情報や,ユーザが設定した登録有効時間を含む)を送信すると(図3のS20),サーバ1で受信され(同S10),レジストラ情報管理検索処理が行われる(同S11)。これは図2のサーバ1においてプログラム格納メモリ101のレジストラ情報処理プログラム101bを実行し,メインメモリ102のレジストラテーブル102aに対して登録が行われる。続いて,登録有効時間算出処理が実行される(図3のS12)。この場合,サーバに対して登録有効時間の更新による負荷を平準化することができるような登録有効時間を求め,その詳細は後述する図4に示す。この登録有効時間算出処理により決定した登録有効時間は,登録有効時間設定処理によりレジストラテーブル102aに登録され(図3のS13),サーバから「REGISTER」を要求したユーザ端末2に対して要求を受け付けたことを表す「200OK」を送信し(同S14),これをユーザ端末2で受信する。なお,この「200OK」の通知と共に決定した「登録有効時間」も通知され,ユーザ端末2で受信して表示,記憶される。
図4は登録有効時間算出処理のフローチャートであり,図3のステップS12において実行される。図5は各テーブルの具体例であり,図4の処理に使用し,図5のA.は登録有効時間更新時刻管理テーブル(図2の102e)の例であり,相対時間の各秒単位別に登録有効時間更新の受信予定数が設定され,B.は現在起点ポイントの該当時刻を表し,C.は時刻(一日を24時間で分けた各時刻)別の単位時間当たり受信数制限値が設定された単位時間当たり受信数制限値管理テーブル(図2の102d)の例である。
図4において,最初に,ユーザ端末から受信した登録有効時間更新値(秒単位の数値で,例えば,1800秒とする)に対して起点ポイント値(相対時間の起点の時間)を加算して相対時間(秒)を求める(図4のS1)。図5のB.の例では現在起点ポイントは「3202」であり,これにユーザ端末からの登録有効時間更新値が「1800」であれば,この値を加算することで相対時間は「5002」(秒)となる。次に,相対時間の時刻を算出する(図4のS2)。具体的には起点ポイントの該当時刻(図5のB.の例では10時10分10秒)に対してユーザ端末から受信した登録有効時間更新値(秒)を加算して,時刻に換算する。登録有効時間更新値が1800秒(30分に相当)であれば,相対時間の時刻は10時40分10秒になる。
次に相対時間の時刻の単位時間当たり受信数制限値は,相対時間の登録有効時間更新受信予定数より多いか判別する(図4のS3)。この中の相対時間の時刻の単位時間当たり受信数制限値は,図5のC.に示すテーブルを参照して,相対時間の時刻に対応する受信数制限値を求める。上記の例の10時40分10秒の場合,時刻は「10時」の受信数制限値は「40」であることが分かる。一方,相対時間の登録有効時間更新受信予定数は,図5のA.に示す相対時間の受信予定数テーブルを参照して求め,上記の加算した相対時間が「5001」の場合,受信予定数は「40」であり,2つの数値が一致するので,上記ステップS3ではノーと判定される。この場合はステップS4に移行して,相対時間を+1にして相対時間を「5001」から「5002」に更新して,ステップS2に戻る。こうして,相対時間の時刻の単位時間当たり受信数制限値の方が相対時間の登録有効時間更新受信予定数より多いことが判別されると(相対時間「5002」に対応する受信予定数は「28」で,10時の受信数制限値「40」より小さい),ステップS5に移行し,登録有効時間更新時刻管理テーブル(図5のA.)の中の該当相対時間に対応する登録有効時間更新受信予定数を+1の加算による更新をする。続いて,その相対時間から起点ポイント値(図5のB.の例では「3202」)を減算することにより登録有効時間(秒)が得られて,この処理を終了する。
図6はSUBSCRIBE(他ユーザ端末の状態変化通知の要求)のリクエストに対応する処理シーケンスである。ユーザ端末2からサーバ1に対して「SUBSCRIBE」信号(端末アドレス,状態変化の通知を要求する他の端末情報及び登録有効時間を含む)を送信すると(図6のS20),プレゼンスサーバ1で受信され(同S10),サブスクリプション情報管理検索処理が行われる(同S11)。これは図2のサーバ1においてプログラム格納メモリ101のサブスクリプション情報処理プログラム101cを実行し,メインメモリ102のサブスクリプションテーブル102bに対してサブスクリプションについての要求された情報の登録が行われる。続いて,登録有効時間算出処理が実行される(図6のS12)。この処理内容は上記図4,図5について説明したのと同じであり,算出された登録有効時間がサブスクリプションテーブル102bへの登録を含む設定処理が行われ(図6のS13),要求された情報登録が実行されたことを応答するため,サービスを要求したユーザ端末2に対し「200OK」が送信され(同S14),これをユーザ端末2で受信する。なお,決定した「登録有効時間」もユーザ端末2に通知され,ユーザ端末2で受信して表示,記憶される。
図7はPUBLISH(状態登録の要求)のリクエストに対応する処理シーケンスである。ユーザ端末2からサーバ1に対して「PUBLISH」信号(端末アドレス,状態情報及び登録有効時間を含む)を送信すると(図7のS20),プレゼンスサーバ1で受信され(同S10),プレゼンス情報管理検索処理が行われる(同S11)。これは図2のサーバ1においてプログラム格納メモリ101のプレゼンス情報処理プログラム101dを実行し,メインメモリ102のプレゼンステーブル102cに対して登録が行われる。続いて,登録有効時間算出処理が実行される(図7のS12)。この処理内容は,上記図6と同様に図4,図5について説明したのと同じであり,算出された登録有効時間がプレゼンステーブル102cへの登録を含む設定処理が行われ(図7のS13),要求されたプレゼンス情報登録が実行されたことをユーザ端末2に対し「200OK」を送信することで通知し(同S14),ユーザ端末2で受信される。この時,決定した「登録有効時間」もユーザ端末2に通知される。
本発明の原理構成を示す図である。 本発明の実施例のハードウェア構成を示す図である。 REGISTER(位置登録信号)のリクエストに対応する処理シーケンスを示す図である。 登録有効時間算出処理のフローチャートを示す図である。 各テーブルの具体例を示す図である。 SUBSCRIBE(他ユーザ端末の状態変化通知の要求)のリクエストに対応する処理シーケンスを示す図である。 PUBLISH(状態登録の要求)のリクエストに対応する処理シーケンスを示す図である。 本発明の対象となるネットワーク構成を示す図である。
符号の説明
1 サーバ(SIPサーバまたはプレゼンスサーバ)
10 メッセージ受信登録部
11 登録更新時間決定部
11a 相対時間算出手段
11b 更新受信数検出手段
11c 更新受信数・時刻別制限値比較判定手段
11d テーブル更新手段
12 通知部
13 メモリ
13a 各種サービス用登録情報テーブル
13b 受信予定数テーブル
13c 受信数制限値テーブル
2 ユーザ端末

Claims (4)

  1. SIPまたはSIMPLEのプロトコルによるIP網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法において,
    前記SIPまたはSIMPLEによるサービスの制御を行うサーバは,ユーザ端末からの登録情報とその登録有効時間を含むサービス要求信号を受信すると,登録情報をテーブルに格納し,
    前記登録有効時間から現時点を基準とする相対時間を求め,各相対時間に対応した登録有効時間更新信号の受信予定数が設定されたテーブルから前記求めた相対時間に対応する受信予定数を検出し,
    前記検出した相対時間に対応する時刻を求め,各時刻別の単位時間当たりの受信数制限値が設定されたテーブルから前記求め時刻に対応する受信数制限値を検出し,
    前記検出した受信予定数と前記検出した受信数制限値を比較して,前記受信予定数が前記受信制限値より少ないことが判別されると,前記相対時間の基となる登録有効時間を適正な時間として決定することを特徴とするIP網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法。
  2. 請求項1において,
    前記検出した受信予定数と前記検出した受信数制限値を比較して,前記受信予定数が前記受信制限値以上であることが判別されると,前記相対時間に+1をして相対時間を更新し,その更新した相対時間に対応した受信予定数を前記相対時間に対応した登録有効時間更新信号の受信予定数が設定されたテーブルから求め,前記更新した相対時間に対応する時刻を求めて対応する単位時間当たりの受信数制限値を前記時刻別の単位時間当たりの受信数制限値が設定されたテーブルから求めて前記受信予定数と比較し,
    前記受信予定数が前記受信数制限値を越えると,更に前記相対時間を+1して更新をして,前記受信予定数が前記受信数制限値より少ないとその時の相対時間に基づいて登録有効時間を求めることを特徴とするIP網を介する電話システムにおけるトラヒック平準化制御方法。
  3. SIPまたはSIMPLEのプロトコルによるIP網を介する電話システムにおけるサーバにおいて,
    ユーザ端末からの登録情報とその登録有効時間を含むサービス要求信号を受け取ると,前記登録情報を登録情報テーブルに格納する受信メッセージ登録部と,
    相対時間別に登録有効時間更新信号の受信予定数を格納した受信予定数テーブルと,時刻別の単位時間当たりの登録情報の更新要求信号の受信数制限値を格納した時刻別受信数制限値テーブルとを備え,
    前記ユーザ端末から要求された登録情報の登録有効時間を起点ポイントを基準にした相対時間に変換し,前記受信予定数テーブルから相対時間に対応する受信予定数を求め,前記相対時間を時刻に変換して前記時刻別受信数制限値テーブルから受信数制限値を求めて前記受信予定数と比較して,前記受信予定数が前記受信制限値より少なくなる相対時間を選択して最適な登録有効時間を判定する手段を含む登録更新時間決定部と,
    前記決定された登録更新時間をユーザ端末に通知する通知部を備えることを特徴とするIP網を介する電話システムにおけるサーバ。
  4. 請求項3において,
    前記登録更新時間決定部は,前記ユーザ端末から要求された登録有効時間と起点ポイントを加算して相対時間を求める相対時間算出手段と,前記受信予定数テーブルから前記求めた相対時間に対応する受信予定数を求める更新受信数検出手段と,前記受信数制限値と前記受信予定数とを比較する更新受信数・時刻別制限値比較判定手段とを備え,受信予定数が受信制限値に達していない条件を満たす登録有効時間を決定することを特徴とするIP網を介する電話システムにおけるサーバ。
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