JP2009071579A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非画像コード形式で記述されたリンクを外部装置において利用可能とする「放送受信装置」を提供する。
【解決手段】表示すべきページ(a)がハイパーリンクが設定された表示オブジェクトを含んでいる場合、表示オブジェクトに設定されている各ハイパーリンクについて、ハイパーリンクのリンク先として設定されているURLを表す二次元コードを生成する。そして、各表示オブジェクトを、生成した二次元コードと共に配置した、ページの表示画面303を生成する(c)。ここで、ページの表示画面303において、各二次元コードは、当該二次元コードが表すURLがハイパーリンクとして設定されている表示オブジェクトの下に配置する。
【選択図】図3
【解決手段】表示すべきページ(a)がハイパーリンクが設定された表示オブジェクトを含んでいる場合、表示オブジェクトに設定されている各ハイパーリンクについて、ハイパーリンクのリンク先として設定されているURLを表す二次元コードを生成する。そして、各表示オブジェクトを、生成した二次元コードと共に配置した、ページの表示画面303を生成する(c)。ここで、ページの表示画面303において、各二次元コードは、当該二次元コードが表すURLがハイパーリンクとして設定されている表示オブジェクトの下に配置する。
【選択図】図3
Description
本発明は、主として、インターネット上のWebページなどの外部リソースへのリンク情報を含むデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置に関するものである。
インターネット上のWebページなどの外部リソースへのリンク情報を含むデータを扶桑するデータ放送に関する技術としては、外部リソースのURLを表すQRコード(「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の二次元コードをデータ放送に含めて放送し、当該放送を受信した放送受信装置において、受信した二次元コードを表示する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。また、このような放送を受信した放送受信装置において、当該放送受信装置に接続された携帯端末に受信した二次元コードを転送する技術なども知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2005-176287号公報
特開2006-246056号公報
放送受信装置において受信した二次元コードを表示する技術によれば、当該放送受信装置が外部リソースへアクセスする機能を備えていない場合にも、二次元コードリーダを備えた移動電話機を用いて、当該放送受信装置によって表示された二次元コードを撮影することにより、当該移動電話機から当該二次元コードが表すURLの外部リソースを利用することができるようになる。
しかしながら、外部リソースへのリンク情報が、データ放送にハイパーリンク等の非表示の形態で含まれている場合には、この技術では、このリンク情報を移動電話機によって利用することができない。
そこで、本発明は、受信したデータ放送に、外部リソースへのリンク情報が非画像コード形式で含まれている場合にも、当該リンク情報を外部装置において利用可能とすることができる放送受信装置を提供することを課題とする。
そこで、本発明は、受信したデータ放送に、外部リソースへのリンク情報が非画像コード形式で含まれている場合にも、当該リンク情報を外部装置において利用可能とすることができる放送受信装置を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置に、前記データ放送で受信した表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを表す二次元コードを生成する二次元コード生成手段と、前記データ放送で受信した表示オブジェクトを、前記二次元コード生成手段が生成した二次元コードと共に表示するデータ放送表示手段とを備えたものである。
このような放送受信装置によれば、データ放送で受信した表示オブジェクトに外部リソースへのリンクが設定されている場合には、当該リンクのリンク先のURLを表す二次元コードが自動的に生成されて、表示オブジェクトと共に表示されるので、ユーザは、データ放送に外部リソースへのリンク情報が画像形式で含まれていない場合でも、Webブラウザ等の外部リソースへのアクセス機能と二次元コードリーダとを備えた移動電話機を用いて、当該表示された二次元コードを撮影し二次元コードが表すURLにアクセスすることにより、当該リンクのリンク先のURLの外部リソースを利用することができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置に、移動電話機と選択的に接続する移動電話機接続手段と、前記データ放送で受信した表示オブジェクトを表示するデータ放送表示手段と、前記データ放送表示手段によって表示された表示オブジェクトが、ユーザによって選択操作されたときに、当該表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを前記移動電話機接続手段に接続している移動電話機に転送するURL転送手段とを備えたものである。
このような放送受信装置によれば、データ放送で受信した表示オブジェクトに外部リソースへのリンクが設定されている場合には、当該表示オブジェクトに対するユーザの操作に応じて、当該リンクのリンク先のURLが自動的に移動電話機に転送されるので、ユーザは、データ放送に外部リソースへのリンク情報が画像形式で含まれていない場合でも、Webブラウザ等の外部リソースへのアクセス機能を備えた移動電話機を用いて、当該転送されたURLにアクセスすることにより、当該リンクのリンク先のURLの外部リソースを利用することができる。
また、前記課題達成のために本発明は、外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置に、前記データ放送で受信した表示オブジェクトを表示するデータ放送表示手段と、ユーザの記録要求操作に応じて、前記データ放送手段が表示中の表示オブジェクトを規定するデータを記録する記録手段と、ユーザの記録データ呼出操作に応じて、前記記録手段が記録したデータが規定する表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを表す二次元コードを生成し、当該データが規定する表示オブジェクトを、生成した二次元コードと共に表示する記録データ表示手段とを設けたものである。また、本発明は、前記課題達成のために、外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置に、移動電話機と選択的に接続する移動電話機接続手段と、前記データ放送で受信した表示オブジェクトを表示するデータ放送表示手段と、ユーザの記録要求操作に応じて、前記データ放送手段が表示中の表示オブジェクトを規定するデータを記録する記録手段と、ユーザの記録データ呼出操作に応じて、前記記録手段が記録したデータが規定する表示オブジェクトを表示する記録データ表示手段と、前記記録データ表示手段によって表示された表示オブジェクトが、ユーザによって選択操作されたときに、当該表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを前記移動電話機接続手段に接続している移動電話機に転送するURL転送手段とを備えたものである。
これらの放送受信装置によれば、データ放送で受信した表示オブジェクトに外部リソースへのリンクが設定されている場合に、当該表示オブジェクトを規定するデータを記憶しておいて後に呼び出して利用することができる。したがって、当該表示オブジェクトを規定するデータを受信したときに、ユーザが、当該外部リソースに直ちにアクセスできない状況にある場合でも、当該表示オブジェクトのデータを記憶しておくことにより、当該ユーザは、後に、当該記憶したデータを用いて外部リソースにアクセスすることができるようになる。また、データ放送に外部リソースへのリンク情報が画像形式で含まれていない場合でも、上述した放送受信装置同様に、当該外部リソースを利用することができる。
なお、以上の各放送受信装置は、自動車に搭載される、デジタルTV放送を受信する放送受信装置であってよい。
以上のように、本発明によれば、受信したデータ放送に、外部リソースへのリンク情報が非画像コード形式で含まれている場合にも、当該リンク情報を外部装置において利用可能とすることができる放送受信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1に本実施形態に係る放送受信装置の構成を示す。
ここで、本放送受信装置は、自動車に搭載される放送受信装置であり、データ放送を伴う地上デジタルTV放送を受信する。
さて、図示するように、放送受信装置1は、アンテナ101、フロントエンド部(FE)102、復調/多重分離部103、MPEGデコーダ104、BMLブラウザ105、合成部106、表示装置107、アンプやスピーカなどを備えた音声出力装置108、制御部109、リモートコントローラ110、メモリ111、近距離無線通信または有線通信によって移動電話機2と接続する移動電話機インタフェース112とを備えている。
図1に本実施形態に係る放送受信装置の構成を示す。
ここで、本放送受信装置は、自動車に搭載される放送受信装置であり、データ放送を伴う地上デジタルTV放送を受信する。
さて、図示するように、放送受信装置1は、アンテナ101、フロントエンド部(FE)102、復調/多重分離部103、MPEGデコーダ104、BMLブラウザ105、合成部106、表示装置107、アンプやスピーカなどを備えた音声出力装置108、制御部109、リモートコントローラ110、メモリ111、近距離無線通信または有線通信によって移動電話機2と接続する移動電話機インタフェース112とを備えている。
このような構成において、フロントエンド部102は、制御部109から受信チャネルとして指定された周波数チャネルで放送されているTV放送とデータ放送とを受信し、受信信号を復調/多重分離部103に出力する。復調/多重分離部103は、入力するTV放送の受信信号の復調/復号処理を行ってTS(Transport Stream)を復元して、復元したTS中のTV放送のデータである映像及び音声データをMPEGデコーダ104に送ると共に、復元したTS中のデータ放送のデータであるBMLページデータをBMLブラウザ105に送る。
ここで、データ放送では、ページをBML (Broadcast Markup Language) で記述したBMLページデータが放送されており、当該ページには、テキストや画像などの表示オブジェクトを配置することができる。また、各表示オブジェクトに対して、インターネット上のWebページなどの外部リソースのURLへのハイパーリンクを非表示オブジェクトの形態で定義することができる。
さて、MPEGデコーダ104は、受け取ったTV放送のデータである映像及び音声データをデコードし、デコードした映像信号と音声信号を合成部106に送る。また、BMLブラウザ105はBMLページデータをデコードして描画したページを合成部106に送ると共に、当該ページによって出力が規定された音声を合成部106に送る。
そして、合成部106は、MPEGデコーダ104から送られた映像とBMLブラウザ105から送られたページを合成して表示装置107に表示し、MPEGデコーダ104から送られた音声とBMLブラウザ105から送られた音声を合成して音声出力装置108から出力する。
そして、制御部109は、リモートコントローラ110で受け付けたユーザ操作等に応じて、以上各部の動作を制御する。
次に、本実施形態で用いる移動電話機2は、携帯電話などとも呼称される携帯型の電話端末装置であり、図示するように、公衆通信網3との間の無線通信を行う無線通信部201、カメラ202、入力装置203、表示部204、音声処理部205、スピーカ206、マイクロフォン207、Webブラウザ208、二次元コードリーダ209、放送受信装置1その他の外部装置と近距離無線通信または有線通信を介して接続するための外部インタフェース210、以上各部を制御するコントローラ211とを備えている。
次に、本実施形態で用いる移動電話機2は、携帯電話などとも呼称される携帯型の電話端末装置であり、図示するように、公衆通信網3との間の無線通信を行う無線通信部201、カメラ202、入力装置203、表示部204、音声処理部205、スピーカ206、マイクロフォン207、Webブラウザ208、二次元コードリーダ209、放送受信装置1その他の外部装置と近距離無線通信または有線通信を介して接続するための外部インタフェース210、以上各部を制御するコントローラ211とを備えている。
ここで、このような移動電話機2を用いて、ユーザは、QRコード(「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の二次元コードのデコード、電話通信、Web閲覧を行うことができる。
ここで、二次元コードのデコードは、ユーザの入力装置203に対する所定の操作に応じて、カメラ202で撮影した二次元コードを、二次元コードリーダ209でテキスト情報に変換することにより行われる。
また、電話通信は、次のように行われる。すなわち、入力装置203を用いたユーザの電話発呼操作や、公衆通信網3からの電話着呼時のユーザの入力装置203に対するオフフック操作に応じて、コントローラ211は、無線通信部201を介して、所定の呼接続手順を公衆通信網3との間で実行し、通信相手との間の呼を確立する。そして、通信相手との間の呼を確立したならば、コントローラ211は、各部を制御し、公衆通信網3を介して通信相手から無線通信部201で受信した音声データを、音声処理部205でアナログ音声に復号しスピーカ206に出力すると共に、マイクロフォン207から入力した音声を、音声処理部205で音声データに符号化し、無線通信部201から公衆通信網3を介して通信相手に送信する。
ここで、二次元コードのデコードは、ユーザの入力装置203に対する所定の操作に応じて、カメラ202で撮影した二次元コードを、二次元コードリーダ209でテキスト情報に変換することにより行われる。
また、電話通信は、次のように行われる。すなわち、入力装置203を用いたユーザの電話発呼操作や、公衆通信網3からの電話着呼時のユーザの入力装置203に対するオフフック操作に応じて、コントローラ211は、無線通信部201を介して、所定の呼接続手順を公衆通信網3との間で実行し、通信相手との間の呼を確立する。そして、通信相手との間の呼を確立したならば、コントローラ211は、各部を制御し、公衆通信網3を介して通信相手から無線通信部201で受信した音声データを、音声処理部205でアナログ音声に復号しスピーカ206に出力すると共に、マイクロフォン207から入力した音声を、音声処理部205で音声データに符号化し、無線通信部201から公衆通信網3を介して通信相手に送信する。
次に、Web閲覧は、Webブラウザ208が、表示部204に表示したWebブラウザ画面上でユーザから指定されたURLや、Webブラウザ画面上に表示したWebページ上でユーザから指定された表示オブジェクトにハイパーリンクとして定義されているインターネット上のURLに、コントローラ211、無線通信部201、公衆通信網3を介してアクセスし、当該URLへのアクセスに対して当該URLが所属するWebサーバから提供されるWebページをダウンロードして表示部204に表示することにより行われる。ここで、ユーザは、このようにWebブラウザ208によってアクセスするURLとして、二次元コードから二次元コードリーダ209がデコードしたテキスト情報が表すURLや、外部インタフェース210を介して外部から転送されたURLを指定することもできる。
さて、このような構成において、放送受信装置1のBMLブラウザ105は、BMLページデータをデコードしたページの描画を図2に示すページ描画処理によって行う。
すなわち、この処理では、新たに表示すべきページが発生したならば(ステップ202)、移動電話機インタフェース112に移動電話機2が接続されているかどうかを調べ(ステップ204)、接続されていれば、BMLページデータに従って当該ページを描画し(ステップ222)、ステップ202に戻って、次回の新たに表示すべきページの発生を待つ。
すなわち、この処理では、新たに表示すべきページが発生したならば(ステップ202)、移動電話機インタフェース112に移動電話機2が接続されているかどうかを調べ(ステップ204)、接続されていれば、BMLページデータに従って当該ページを描画し(ステップ222)、ステップ202に戻って、次回の新たに表示すべきページの発生を待つ。
一方、新たに表示すべきページが発生したときに(ステップ202)、移動電話機インタフェース112に移動電話機2が接続されていない場合には(ステップ204)、ページに含まれるテキストや画像などの各表示オブジェクトについて(ステップ206、216、218)、以下の処理を行う。
すなわち、その表示オブジェクトにインターネット上のWebページなどの外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されているかどうかを調べ(ステップ208)、設定されていなければ、BMLページデータに従って当該表示オブジェクトを描画し(ステップ220)、当該表示オブジェクトについての処理を終える。
一方、その表示オブジェクトに外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されている場合には(ステップ208)、まず、その表示オブジェクトを、当該表示オブジェクトに対するハイパーリンクの設定を解除した上で描画する(ステップ210)。そして、当該表示オブジェクトに設定されていたハイパーリンクのリンク先のURLを表すQRコード(「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の二次元コードを生成し(ステップ212)、生成した二次元コードをステップ210で描画した表示オブジェクトの下の位置に描画する(ステップ214)。そして、当該表示オブジェクトについての処理を終える。
以上、送受信装置のBMLブラウザ105が行うページ描画処理について説明した。
このようなページ描画処理によれば、たとえば、表示すべきページが、BMLページデータによって、図3aのように定義されている場合には、次のように、当該ページの表示が行われる。なお、図3aにおいて、a1がBMLページデータが定義に従って表示オブジェクトを配置したページの表示画面であり、a2はページ中の表示オブジェクトに対してBMLページデータによってハイパーリンクのリンク先として設定されているURLを表している。
このようなページ描画処理によれば、たとえば、表示すべきページが、BMLページデータによって、図3aのように定義されている場合には、次のように、当該ページの表示が行われる。なお、図3aにおいて、a1がBMLページデータが定義に従って表示オブジェクトを配置したページの表示画面であり、a2はページ中の表示オブジェクトに対してBMLページデータによってハイパーリンクのリンク先として設定されているURLを表している。
さて、表示すべきページがBMLページデータによって図3aのように定義されている場合、移動電話機2が接続されているときには、BMLページデータによって定義されている通りに表示オブジェクトを配置したページの表示画面301が、図3bに示すように、TV放送で受信した映像302と合成部106で合成されて表示装置107に表示される。
なお、図3bのページの表示画面301中におけるテキストの下線は、当該テキストにハイパーリンクが設定されていることを表すためにBMLブラウザ105によって描画される。
一方、表示すべきページがBMLページデータによって図3aのように定義されている場合、移動電話機2が接続されていないときには、図3cに示すように、表示オブジェクトに設定されている各ハイパーリンクについて、ハイパーリンクのリンク先として設定されているURLを表す二次元コードを生成し、各表示オブジェクトを、生成した二次元コードと共に配置した、ページの表示画面303を生成する。ここで、ページの表示画面303において、各二次元コードは、当該二次元コードが表すURLがハイパーリンクとして設定されていた表示オブジェクトの下に配置する。
一方、表示すべきページがBMLページデータによって図3aのように定義されている場合、移動電話機2が接続されていないときには、図3cに示すように、表示オブジェクトに設定されている各ハイパーリンクについて、ハイパーリンクのリンク先として設定されているURLを表す二次元コードを生成し、各表示オブジェクトを、生成した二次元コードと共に配置した、ページの表示画面303を生成する。ここで、ページの表示画面303において、各二次元コードは、当該二次元コードが表すURLがハイパーリンクとして設定されていた表示オブジェクトの下に配置する。
そして、図3dに示すように、生成したページの表示画面303が、TV放送で受信した映像302と合成部106で合成されて表示装置107に表示される。
そして、この結果、ユーザは、移動電話機2を用いて、カメラ202で表示装置107に表示された二次元コードを撮影し、二次元コードリーダ209で二次元コードをデコードし、デコードしたURLにWebブラウザ208等でアクセスすることにより、データ放送で放送された表示オブジェクトに設定されているハイパーリンクのリンク先の外部リソースを利用することができるようになる。
そして、この結果、ユーザは、移動電話機2を用いて、カメラ202で表示装置107に表示された二次元コードを撮影し、二次元コードリーダ209で二次元コードをデコードし、デコードしたURLにWebブラウザ208等でアクセスすることにより、データ放送で放送された表示オブジェクトに設定されているハイパーリンクのリンク先の外部リソースを利用することができるようになる。
さて、図3b、dに示すようにページの表示画面を表示しているときには、BMLブラウザ105は、図4に示す表示オブジェクト選択時処理も行う。
すなわち、この処理において、BMLブラウザ105は、リモートコントローラ110を介してユーザによって、ページ301の表示画面上で、図5aに示すように、表示オブジェクトが選択されたならば(ステップ402)、選択された表示オブジェクトに対して、BMLページデータによって外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されているかどうかを調べ(ステップ404)、設定されていない場合には、選択された表示オブジェクトによってBMLページデータによって定義されている処理を行い(ステップ410)、ステップ402に戻って表示オブジェクトの次の選択を待つ。ただし、処理が定義されていない場合には、そのままステップ402に戻って表示オブジェクトの次の選択を待つ。
すなわち、この処理において、BMLブラウザ105は、リモートコントローラ110を介してユーザによって、ページ301の表示画面上で、図5aに示すように、表示オブジェクトが選択されたならば(ステップ402)、選択された表示オブジェクトに対して、BMLページデータによって外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されているかどうかを調べ(ステップ404)、設定されていない場合には、選択された表示オブジェクトによってBMLページデータによって定義されている処理を行い(ステップ410)、ステップ402に戻って表示オブジェクトの次の選択を待つ。ただし、処理が定義されていない場合には、そのままステップ402に戻って表示オブジェクトの次の選択を待つ。
一方、選択された表示オブジェクトに対して外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されている場合には(ステップ404)、移動電話機インタフェース112に移動電話機2が接続されているかどうかを調べ(ステップ406)、接続されている場合には、当該選択された表示オブジェクトに設定されているハイパーリンクのリンク先のURLを移動電話機インタフェース112を介して移動電話機2に転送する(ステップ408)。そして、ステップ402に戻って表示オブジェクトの次の選択を待つ。一方、移動電話機2が接続されていない場合には(ステップ406)、そのままステップ402に戻って表示オブジェクトの次の選択を待つ。
以上、BMLブラウザ105が行うリンク表示オブジェクト選択時処理について説明した。
このようなリンク表示オブジェクト選択時処理によれば、ユーザは、ページの表示画面上で、外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されている表示オブジェクトを選択することにより、当該URLを移動電話機2に転送することができると共に、当該移動電話機2において、転送されたURLにWebブラウザ208等でアクセスすることにより、データ放送で放送された表示オブジェクトに設定されているハイパーリンクのリンク先の外部リソースを利用することができるようになる。
このようなリンク表示オブジェクト選択時処理によれば、ユーザは、ページの表示画面上で、外部リソースのURLをリンク先とするハイパーリンクが設定されている表示オブジェクトを選択することにより、当該URLを移動電話機2に転送することができると共に、当該移動電話機2において、転送されたURLにWebブラウザ208等でアクセスすることにより、データ放送で放送された表示オブジェクトに設定されているハイパーリンクのリンク先の外部リソースを利用することができるようになる。
次に、BMLブラウザ105が行うページ記録処理と記録ページ呼出処理について説明する。
BMLブラウザ105は、データ放送で受信したBMLページデータに従ってページの表示画面を図3b、dに示すように表示する際に、併せて、記録ボタン311と呼出ボタン312を表示する。
そして、記録ボタン311がリモートコントローラ110を介してユーザから操作されたならば、表示中のページのBMLページデータを、映像を表示中のTV放送の番組名と当該番組の映像を表示中に記録したページのシリアル番号とをタイトルとして与えてメモリ111に記憶する。
BMLブラウザ105は、データ放送で受信したBMLページデータに従ってページの表示画面を図3b、dに示すように表示する際に、併せて、記録ボタン311と呼出ボタン312を表示する。
そして、記録ボタン311がリモートコントローラ110を介してユーザから操作されたならば、表示中のページのBMLページデータを、映像を表示中のTV放送の番組名と当該番組の映像を表示中に記録したページのシリアル番号とをタイトルとして与えてメモリ111に記憶する。
一方、呼出ボタン312がリモートコントローラ110を介してユーザから操作されたならば、メモリ111に記録しているBMLページデータの選択を受け付けるための、たとえば図5bに示すような選択画面320を表示装置107に表示し、当該選択画面320上で呼び出すページの選択を受け付ける。図5bに示した例では、記録したBMLページデータのタイトルに含まれる番組名の一覧を表示し、決定ボタン321が操作されたときに一覧中で選択されている番組名をタイトルとして持つBMLページデータのセットを、呼び出すページのセットとして受け付ける。なお、図5bに示した例において、戻るボタン322が操作された場合には、選択画面表示前の図3b、dに示す表示に復帰する。
さて、図5bの選択画面320で、呼び出すページの選択を受け付けたならば、選択を受け付けたBMLページデータを、図3のページ描画処理によって、移動電話機2が接続されている場合にはハイパーリンクを表示オブジェクトに設定した形態で、移動電話機2が接続されていない場合にはハイパーリンクのURLを表す二次元コードを含めた形態で図5cに示すように表示する。図5cは、図5bの選択画面320で番組名の選択を受け付けた場合のページの表示例を示すものであり、図5bの選択画面320で選択された番組名をタイトルとして持つシリアル番号が先頭のBMLページデータのページ330を表示したようすを示している。また、この図5cの例では、次ページボタン324の選択に応じて、表示中のBMLページデータと同じ番組名をタイトルに持つBMLページデータの内の表示中のBMLページデータのシリアル番号の次のシリアル番号をタイトルに持つBMLページデータのページを表示し、前ページボタン325の選択に応じて、表示中のBMLページデータと同じ番組名をタイトルに持つBMLページデータの内の表示中のBMLページデータのシリアル番号の前のシリアル番号をタイトルに持つBMLページデータのページを表示するようにしている。また、戻るボタン323が操作された場合には、図5bの選択画面表示に復帰するようにしている。
なお、図5cのように記録されているBMLページデータのページの表示中も、BMLブラウザ105は、図4に示した表示オブジェクト選択時処理を行い、移動電話機2が接続されているときには、ユーザの表示オブジェクトの選択装置に応じて、ハイパーリンクのリンク先のURLを移動電話機2に転送する。
以上、このようなBMLブラウザ105が行うページ記録処理と記録ページ呼出処理によれば、データ放送で受信した表示オブジェクトに外部リソースへのハイパーリンクが設定されている場合に、当該表示オブジェクトを規定するデータを記憶しておいて後に呼び出して利用することができるので、当該表示オブジェクトを規定するデータを受信したときに、運転中であるなどの理由により、当該外部リソースに直ちにアクセスできない状況にある場合でも、当該データを記憶しておくことにより、後に、当該記憶したデータを用いて外部リソースにアクセスすることができるようになる。
なお、以上の実施形態で示した、ハイパーリンクのリンク先のURLを二次元コードに変換して表示したり、当該URLを接続した移動電話機2に転送したり、当該URLを記録して後に利用できるようにする技術は、たとえば、字幕放送などにおいて、字幕のテキスト等に対してリンク先のURLが設定されている場合にも同様に適用することができる。
1…放送受信装置、2…移動電話機、3…公衆通信網、101…アンテナ、102…フロントエンド部、103…復調/多重分離部、104…MPEGデコーダ、105…BMLブラウザ、106…合成部、107…表示装置、108…音声出力装置、109…制御部、110…リモートコントローラ、111…メモリ、112…移動電話機インタフェース、201…無線通信部、202…カメラ、203…入力装置、204…表示部、205…音声処理部、206…スピーカ、207…マイクロフォン、208…Webブラウザ、209…二次元コードリーダ、210…外部インタフェース、211…コントローラ。
Claims (5)
- 外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置であって、
前記データ放送で受信した表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを表す二次元コードを生成する二次元コード生成手段と、
前記データ放送で受信した表示オブジェクトを、前記二次元コード生成手段が生成した二次元コードと共に表示するデータ放送表示手段とを有することを特徴とする放送受信装置。 - 外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置であって、
移動電話機と選択的に接続する移動電話機接続手段と、
前記データ放送で受信した表示オブジェクトを表示するデータ放送表示手段と、
前記データ放送表示手段によって表示された表示オブジェクトが、ユーザによって選択操作されたときに、当該表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを前記移動電話機接続手段に接続している移動電話機に転送するURL転送手段とを有することを特徴とする放送受信装置。 - 外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置であって、
前記データ放送で受信した表示オブジェクトを表示するデータ放送表示手段と、
ユーザの記録要求操作に応じて、前記データ放送手段が表示中の表示オブジェクトを規定するデータを記録する記録手段と、
ユーザの記録データ呼出操作に応じて、前記記録手段が記録したデータが規定する表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを表す二次元コードを生成し、当該データが規定する表示オブジェクトを、生成した二次元コードと共に表示する記録データ表示手段とを有することを特徴とする放送受信装置。 - 外部リソースのURLをリンク先とするリンクが設定された表示オブジェクトを規定するデータを放送するデータ放送を受信する放送受信装置であって、
移動電話機と選択的に接続する移動電話機接続手段と、
前記データ放送で受信した表示オブジェクトを表示するデータ放送表示手段と、
ユーザの記録要求操作に応じて、前記データ放送手段が表示中の表示オブジェクトを規定するデータを記録する記録手段と、
ユーザの記録データ呼出操作に応じて、前記記録手段が記録したデータが規定する表示オブジェクトを表示する記録データ表示手段と、
前記記録データ表示手段によって表示された表示オブジェクトが、ユーザによって選択操作されたときに、当該表示オブジェクトに設定されたリンクのリンク先のURLを前記移動電話機接続手段に接続している移動電話機に転送するURL転送手段とを有することを特徴とする放送受信装置。 - 請求項1、2、3または4記載の放送受信装置であって、
当該放送受信装置は、自動車に搭載され、デジタルTV放送を受信するものであることを特徴とする放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007237797A JP2009071579A (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007237797A JP2009071579A (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009071579A true JP2009071579A (ja) | 2009-04-02 |
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ID=40607386
Family Applications (1)
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JP2007237797A Withdrawn JP2009071579A (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 放送受信装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009071579A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130564A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 動画再生装置、動画再生方法、及び動画再生プログラム |
JP5798225B1 (ja) * | 2014-08-25 | 2015-10-21 | 進 辻 | コード画像を用いた情報伝達システムおよび情報伝達方法 |
-
2007
- 2007-09-13 JP JP2007237797A patent/JP2009071579A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015130564A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 動画再生装置、動画再生方法、及び動画再生プログラム |
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WO2016031809A1 (ja) * | 2014-08-25 | 2016-03-03 | 進 辻 | コード画像を用いた情報伝達システムおよび情報伝達方法 |
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