JP2009069317A - Antireflection film - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、反射防止フィルムに関し、特に光学特性、透明性、表面硬度、密着性及び帯電防止性に優れた反射防止フィルムに関するものである。 The present invention relates to an antireflection film, and more particularly to an antireflection film excellent in optical properties, transparency, surface hardness, adhesion and antistatic properties.
視野性向上のため、画像表示用ディスプレイ装置の表示画面やそのカバー材料、ビデオ一体型カメラ、携帯用ハンディ端末表面などは、透明基材上への反射防止コートにより外光反射を抑えることが必須となっている。特に最近ではOA機器の小型化に伴い屋外での利用が増える傾向にあり、反射防止フィルムへの要求が一層高まってきている。 In order to improve the field of view, it is indispensable to suppress external light reflection by using an anti-reflection coating on the transparent substrate on the display screen of the image display device and its cover material, video integrated camera, portable handheld terminal surface, etc. It has become. In particular, recently, with the miniaturization of OA equipment, there is a tendency to increase the use outdoors, and the demand for an antireflection film has further increased.
プラスチックフィルムの利点として、その加工性、透明性、軽量さに加え、また安価であることなどが挙げられる。その一方でガラス等と比較して柔らかく、表面にキズが付きやすい等の欠点も有している。そこで、プラスチックフィルムの少なくとも一方にアクリル系UV硬化型樹脂等をコーティングし、ハードコート性を付帯させている。しかしながら、アクリル特有の絶縁特性に優れるため帯電しやすく、その結果、ほこりが付着しやすくなるのに加え、透明性の低下がおこるという問題を抱えていた。 Advantages of the plastic film include not only its processability, transparency and light weight, but also its low cost. On the other hand, it also has disadvantages such as being softer than glass and being easily scratched. Therefore, an acrylic UV curable resin or the like is coated on at least one of the plastic films to add a hard coat property. However, since it has excellent insulating properties peculiar to acrylic, it is easy to be charged. As a result, in addition to dust being easily attached, there is a problem that transparency is lowered.
そこで近年、これらの欠点を改善するために、ハードコート層に導電材を練り混むか、基材とハードコート層の間やハードコート層と低屈折率層との間に導電層を設ける手法が用いられている。 Therefore, in recent years, in order to improve these disadvantages, there is a method in which a conductive material is mixed in the hard coat layer or a conductive layer is provided between the base material and the hard coat layer or between the hard coat layer and the low refractive index layer. It is used.
特許文献1に開示されているように、導電材として用いられる材料は、金属酸化物微粒子や、導電性ポリマー、各種活性剤、親水性化合物、イオン導電性化合物があげられる。この中で各種活性剤、親水性化合物、イオン導電性化合物を用いる方式は外気中の水分を媒体としてイオン伝導を行うために湿度依存性が大きく、さらには上層に反射防止層などの新たな層を形成する場合には、性能が安定しないという問題がある。
As disclosed in
一方、湿度環境による影響のない電子伝導性の微粒子を使用する技術では、層間に導電層を設ける方式とハードコート練り混み方式とが用いられている。 On the other hand, in a technique using electron conductive fine particles that are not affected by the humidity environment, a method of providing a conductive layer between layers and a hard coat kneading method are used.
特許文献2に開示されているように、基材とハードコート層間とに導電層を設ける方式では、導電層の上層に積層することにより、導電性を考慮して上層に特別な処理を行わなければ行けないことや、多層構成にすることにより、工程が増えて生産性が落ちることなどが問題となる。
As disclosed in
特許文献3に開示されているように、ハードコート層と反射防止層間とに導電層を設ける方式でも同様に、多層構成にすることにより、工程が増えて生産性が落ちることなどが問題となる。また、層間に導電層を設ける方式とハードコート練り混み方式の両者において、ハードコート層の上層に反射防止層を形成するために帯電防止性能が低下することも問題となる。
As disclosed in
さらに、特許文献4に開示されているように、最外層である反射防止層に多孔質導電性微粒子を添加する方式では、導電性を発現する為には微粒子の添加量を増やす必要があり、その弊害として表面硬度が低下してしまう。また導電層の屈折率が高く十分な反射防止性を得られないなどの問題があった。 Furthermore, as disclosed in Patent Document 4, in the method of adding porous conductive fine particles to the antireflection layer that is the outermost layer, it is necessary to increase the amount of fine particles added in order to develop conductivity, As a harmful effect, the surface hardness is lowered. In addition, there is a problem that the refractive index of the conductive layer is high and sufficient antireflection properties cannot be obtained.
これまで反射防止フィルムに帯電防止性を持たせる場合、ハードコート層に導電材を練り混むか、基材とハードコート層との間やハードコート層と低屈折率層との間に導電層を設ける手法が多く用いられてきた。しかしながら、多層構成にすることにより、工程が増えて生産性が落ちる点やハードコート層の上層に反射防止層を形成するために帯電防止性能が低下することが問題となっていた。
本発明は、光学特性、透明性、表面硬度、密着性及び帯電防止性に優れた反射防止フィルムを提供する。 The present invention provides an antireflection film excellent in optical properties, transparency, surface hardness, adhesion and antistatic properties.
本発明の請求項1に係る発明は、透明プラスチックフィルムと、透明プラスチックフィルム上に形成された多官能性モノマーと金属酸化物微粒子とを有する高屈折率層と、高屈折率層上に形成された有機ケイ素化合物及びその加水分解物と導電性金属酸化物微粒子及び多孔質シリカ微粒子とを有する低屈折率層と、を備えたことを特徴とする反射防止フィルムとしたものである。
The invention according to
本発明の請求項2に係る発明は、高屈折率層は、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を含有する多官能性モノマーと粒子径1nm以上100nm以下の金属酸化物微粒子とを有し、高屈折率層は多官能性モノマーと金属酸化物微粒子との合計100重量部に対して多官能性モノマーは50重量部以上90重量部以下を含むことを特徴とする請求項1に記載の反射防止フィルムとしたものである。
In the invention according to
本発明の請求項3に係る発明は、低屈折率層は、一般式(A)RxSi(OR)4−x(但し、式中Rはアルキル基、xは0以上4以下の整数である。)で示される有機ケイ素化合物及びその加水分解物と、粒子径1nm〜100nmの導電性金属酸化物微粒子及び粒子径1nm以上100nm以下の多孔質シリカ微粒子と、を含み、一般式(A)で示される有機ケイ素化合物及びその加水分解物100重量部に対し、導電性金属酸化物微粒子及び多孔質シリカ微粒子が40重量部以上150重量部以下であることを特徴とする請求項1に記載の反射防止フィルムとしたものである。
In the invention according to
本発明の請求項4に係る発明は、低屈折率層の屈折率は1.42以下であり、380nm〜780nmにおける前記低屈折率層の最小反射率が1.2%以下であることを特徴とする請求項1又は3に記載の反射防止フィルムとしたものである。
The invention according to claim 4 of the present invention is characterized in that the refractive index of the low refractive index layer is 1.42 or less, and the minimum reflectance of the low refractive index layer at 380 nm to 780 nm is 1.2% or less. The antireflection film according to
本発明の請求項5に係る発明は、金属酸化物微粒子は、ZrO2、TiO2、NbO、ITO、ATO、SbO2、Sb2O3、SnO2、In2O3、ZnOから選ばれる1種類以上の材料を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の反射防止フィルムとしたものである。
In the invention according to
本発明の請求項6に係る発明は、導電性金属酸化物微粒子は、ATO(酸化アンチモン/酸化スズ)、ITO(酸化インジウム/酸化スズ)、Sb2O5、TiO2、ZnO、ZnO2、Ce2O3の金属酸化物粒子から選ばれる1種類以上の金属酸化物粒子を含有することを特徴とする請求項1、3及び4のいずれかに記載の反射防止フィルムとしたものである。
In the invention according to
本発明によれば、光学特性、透明性、表面硬度、密着性及び帯電防止性に優れた反射防止フィルムを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the antireflection film excellent in the optical characteristic, transparency, surface hardness, adhesiveness, and antistatic property can be provided.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ、説明する。実施の形態において、同一構成要素には同一符号を付け、実施の形態の間において重複する説明は省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the embodiments, the same components are denoted by the same reference numerals, and redundant description among the embodiments is omitted.
反射防止フィルム10においては、(1)外光の映り込みを十分に抑制することができ、(2)光の干渉によりムラを抑制することができ、(3)帯電防止性を高め反射防止フィルム10の表面についたほこりを容易に拭き取ることができ、且つ(4)耐擦傷性が高いことが要求されている。
In the
本発明者は、これら(1)〜(4)の特性を満たすためには、反射防止フィルム10において以下の特性条件を満たすことが必要であることを見出した。
The present inventor has found that the following characteristic conditions must be satisfied in the
(1)外光の映り込みの抑制
反射防止フィルム10の外光の映り込みを十分に抑制するためには、反射防止フィルム10の最小反射率を1.2%以下とする必要がある。
(2)光の干渉によるムラの抑制
透明プラスチックフィルム1上に形成された高屈折率層2と、高屈折率層2上に形成された低屈折率層3を含む本発明に係る反射防止フィルム10においては、光の干渉によりムラを抑制するためには、高屈折率層2の屈折率と透明プラスチックフィルム1の屈折率との屈折率差を0.03以下とする必要がある。
(3)帯電防止性の向上
反射防止フィルム10の表面についたほこりを容易に拭き取るためには、反射防止フィルム10の帯電防止性を高め、表面抵抗値を1.0×1012(Ω/□)以下とする必要がある。
(4)耐擦傷性の向上
反射防止フィルム10の耐擦傷性が低いと、反射防止フィルム10表面に傷が発生しやすくなり、表面に発生した傷により反射防止フィルム10の機能が発揮できなくなる。よって、反射防止フィルム10には高い耐擦傷性が要求される。
(1) Suppression of reflection of external light In order to sufficiently suppress reflection of external light from the
(2) Suppression of unevenness due to light interference The antireflection film according to the present invention comprising a high
(3) Improvement of antistatic property In order to easily wipe off dust on the surface of the
(4) Improvement of scratch resistance When the scratch resistance of the
本発明者は、上述した(1)〜(4)の特性条件の全てを満たす反射防止フィルム10を見出した。以下、本発明の反射防止フィルム10について説明する。
The inventor has found an
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る反射防止フィルム10は、透明プラスチック基板1と、高屈折率層2と、高屈折率層2に添加させた金属酸化物微粒子5と、高屈折率層2に添加させた多官能性モノマー(図示せず)と、低屈折率層3と、低屈折率層3に添加させた導電性金属酸化物微粒子6と、低屈折率層3に添加させた多孔質シリカ微粒子7と、を備えている。
As shown in FIG. 1, an
本発明の実施の形態に係る透明プラスチックフィルム1としては、種々の有機高分子からなる基材をあげることができる。光学部材として使用される基材は、透明性、屈折率、分散などの光学特性、さらには耐衝撃性、耐熱性、耐久性などの諸物性の点から選択することができる。例えば、ポリオレフィン系としてはポリエチレン、ポリプロピレン等を用いることができ、ポリエステル系としてはポリエチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート等を用いることができ、ポリアミド系としてはナイロン−6、ナイロン66を用いることができ、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリビニルアルコール、エチレンビニルアルコール、アクリル、セルロース系としてはトリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、セロファン等を用いることができるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。あるいはこれらの有機高分子の共重合体などを用いることができる。これらの有機高分子の中から単層、あるいは複数の有機高分子を積層したものを使用することができる。
Examples of the transparent
これらの透明プラスチックフィルム1の基材を構成する有機高分子に添加剤として、帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤、酸化防止剤、難燃剤等を含有させたものも使用することができる。
The organic polymer constituting the substrate of these transparent
また、この透明プラスチックフィルム1の膜厚は、特に限定されるものではないが20μm〜200μmが好ましい。
The film thickness of the transparent
高屈折率層2は、ウェットコーティング法としてディップコーティング法、スピンコーティング法、フローコーティング法、スプレーコーティング法、ロールコーティング法、グラビアロールコーティング法、エアドクターコーティング法、プレードコーティング法、ワイヤードクターコーティング法、ナイフコーティング法、リバースコーティング法、トランスファロールコーティング法、マイクログラビアコーティング法、キスコーティング法、キャストコーティング法、スロットオリフィスコーティング法、カレンダーコーティング法、ダイコーティング法等により透明プラスチックフィルム1の少なくとも片面に塗工させることができる。
The high
高屈折率層2を硬化させる方法としては、例えば、紫外線照射、加熱等を用いることができるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。紫外線照射の場合、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の有電極ランプの他、フュージョンランプに代表される無電極ランプ等を使用することができる。紫外線照射量は、通常100mJ/cm2〜800mJ/cm2程度である。
As a method of curing the high
高屈折率層2の膜厚は、塗工精度、取扱いの点で、膜厚は20μm以下が好ましく、特に3μm〜12μmの範囲が好ましい。
The film thickness of the high
本発明の実施の形態に係る低屈折率層3に含まれる有機ケイ素化合物は、一般式(A)RxSi(OR)4−xを満たすものである。式中Rはアルキル基を示し、xは0≦x≦4を満たす整数である。例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラブトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランが挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらは単独で使用しても良いし、2種類以上を併用することができる。
The organosilicon compound contained in the low
さらに、一般式(B)R’ySi(OR)4-yを満たす有機ケイ素化合物を添加することができる。式中Rはアルキル基を示し、R’は末端にアルキル基、フッ化アルキル基などの未反応性官能基やビニル基、アミノ基、エポキシ基、アリール基、(メタ)アクリロイル基などの反応性官能基を示し、yは1≦y≦3を満たす整数である。例えば、オクチルトリメトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシラン、3、3、3−トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、1H、1H、2H、2H−パープルオロヘキシルトリメトキシシラン、1H、1H、2H、2H−パープルオロデシルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロビルトリメトキシシラン、3−アミノプロビルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−イソシアナートプロピルトリメトキシシラン、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシランが挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらは単独で使用しても良いし、2種類以上を併用しても良い。 Furthermore, an organosilicon compound satisfying the general formula (B) R ′ y Si (OR) 4-y can be added. In the formula, R represents an alkyl group, and R ′ represents an unreactive functional group such as an alkyl group or a fluorinated alkyl group at the terminal, or a reactivity such as a vinyl group, an amino group, an epoxy group, an aryl group, or a (meth) acryloyl group. A functional group is shown, and y is an integer satisfying 1 ≦ y ≦ 3. For example, octyltrimethoxysilane, octadecyltrimethoxysilane, 3,3,3-trifluoropropyltrimethoxysilane, 1H, 1H, 2H, 2H-purple cyclohexyl trimethoxysilane, 1H, 1H, 2H, 2H-purple olo Decyltrimethoxysilane, vinyltrimethoxysilane, vinyltriethoxysilane, N- (2-aminoethyl) -3-aminopropyl trimethoxysilane, 3-aminopropyl trimethoxysilane, 3-aminopropyltriethoxysilane, 3-glycidoxypropyltrimethoxysilane, 2- (3,4-epoxycyclohexyl) ethyltrimethoxysilane, phenyltrimethoxysilane, diphenyldimethoxysilane, 3-methacryloxypropyltrimethoxysilane, 3-methacryloxy B pills triethoxysilane, 3-isocyanate propyl trimethoxysilane, 3-isocyanate propyl triethoxysilane including but not limited to these in the present invention. These may be used alone or in combination of two or more.
低屈折率層3の膜厚は、一般式(C)nd=λ/4(但し、nは層の屈折率、dは層厚を示し、λは光の波長を示し、450≦λ≦650を満たす整数である)を満たすことが望ましい。
The film thickness of the low
上記一般式(A)または一般式(B)で表される有機ケイ素化合物を用いて重合体を作製する方法は限定されないが、加水分解によって作製する際の触媒としては、塩酸、シュウ酸、硝酸、酢酸、フッ酸、ギ酸、リン酸、アンモニア、アルミニウムアセトナート、ジブチルスズラウレート、オクチル酸スズ化合物、メタンスルホン酸、トリクロロメタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、トリフロロ酢酸等が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらを単独、もしくは2種類以上合わせて用いても良い。 The method for producing the polymer using the organosilicon compound represented by the general formula (A) or the general formula (B) is not limited, but as a catalyst for producing by hydrolysis, hydrochloric acid, oxalic acid, nitric acid , Acetic acid, hydrofluoric acid, formic acid, phosphoric acid, ammonia, aluminum acetonate, dibutyltin laurate, tin octylate compound, methanesulfonic acid, trichloromethanesulfonic acid, paratoluenesulfonic acid, trifluoroacetic acid, etc. However, it is not limited to these. You may use these individually or in combination of 2 or more types.
低屈折率層3は、揮発性溶媒に希釈して塗布される。希釈溶媒として用いられるものは、組成物の安定性、高屈折率層4に対する濡れ性、揮発性などを考慮して、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、2−メトキシエタノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類、エチレングリコール、プロピレングリコール、へキシレングリコール等のグリコール類、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のグリコールエーテル類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド等が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらを単独、もしくは2種類以上合わせて用いても良い。
The low
低屈折率層3は、高屈折率層2と同様に前述したウェットコーティング法により塗布され、加熱乾燥により塗膜中の溶媒を揮発させ、その後、加熱、加湿、紫外線照射、電子線照射等により塗膜を硬化させることができる。
The low
本発明の実施の形態に係る多官能性モノマーは、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を分子中に含有する多官能性モノマーを主成分とする。多官能性モノマーとしては、1、4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1、6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、3−メチルペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールビスβ−(メタ)アクリロイルオキシプロピネート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリ(2−ヒドロキシエチル)イソシアネートジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、2、3−ビス(メタ)アクリロイルオキシエチルオキシメチル[2.2.1]ヘプタン、ポリ1、2−ブタジエンジ(メタ)アクリレート、1、2−ビス(メタ)アクリロイルオキシメチルヘキサン、ノナエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラデカンエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、10−デカンジオール(メタ)アクリレート、3、8−ビス(メタ)アクリロイルオキシメチルトリシクロ[5.2.10]デカン、水素添加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、2、2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、1、4−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)シクロヘキサン、ヒドロキシピバリンサンエステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、エポキシ変成ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート等を挙げることができるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。多官能性モノマーは、単独で使用しても良いし、2種類以上を併用しても良い。また、必要で有れば単官能モノマーと併用して共重合させることもできる。 The polyfunctional monomer which concerns on embodiment of this invention has as a main component the polyfunctional monomer which contains two or more (meth) acryloyl groups in 1 molecule. As polyfunctional monomers, 1,4-butanediol di (meth) acrylate, 1,6-hexanediol di (meth) acrylate, neopentyl glycol (meth) acrylate, ethylene glycol di (meth) acrylate, triethylene glycol Di (meth) acrylate, tripropylene glycol di (meth) acrylate, dipropylene glycol di (meth) acrylate, 3-methylpentanediol di (meth) acrylate, diethylene glycol bis β- (meth) acryloyloxypropionate, trimethylolethane Tri (meth) acrylate, trimethylolpropane tri (meth) acrylate, pentaerythritol tri (meth) acrylate, dipentaerythritol hexa (meth) acrylate, tri (2-H Roxyethyl) isocyanate di (meth) acrylate, pentaerythritol tetra (meth) acrylate, 2,3-bis (meth) acryloyloxyethyloxymethyl [2.2.1] heptane, poly 1,2-butadiene di (meth) acrylate 1,2-bis (meth) acryloyloxymethylhexane, nonaethylene glycol di (meth) acrylate, tetradecanethylene glycol di (meth) acrylate, 10-decanediol (meth) acrylate, 3,8-bis (meth) acryloyl Oxymethyltricyclo [5.2.10] decane, hydrogenated bisphenol A di (meth) acrylate, 2,2-bis (4- (meth) acryloyloxydiethoxyphenyl) propane, 1,4-bis ((meta ) Acryloyloxymethyl Examples include cyclohexane, hydroxypivalin sun ester neopentyl glycol di (meth) acrylate, bisphenol A diglycidyl ether di (meth) acrylate, and epoxy-modified bisphenol A di (meth) acrylate, but the present invention is limited thereto. Do not mean. A polyfunctional monomer may be used independently and may use 2 or more types together. Further, if necessary, it can be copolymerized in combination with a monofunctional monomer.
高屈折率層2において、前述した多官能性モノマーは、多官能性モノマーと金属酸化物微粒子5との合計100重量部に対し、50重量部以上90重量部以下含まれていることが好ましく、特に70重量部以上85重量部以下が好ましい。多官能性モノマーが50重量部より少ないと硬度低下や面性悪化、90重量部より多いと密着性の低下や屈折率低下が生じる。
In the high
更に光重合開始剤として、例えば、2、2−エトキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ジベンゾイル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、p−クロロベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、ミヒラーケトン、アセトフェノン、2−クロロチオキサントン等が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらを単独、もしくは2種類以上合わせて用いても良い。 Furthermore, as a photopolymerization initiator, for example, 2,2-ethoxyacetophenone, 1-hydroxycyclohexyl phenyl ketone, dibenzoyl, benzoin, benzoin methyl ether, benzoin ethyl ether, p-chlorobenzophenone, p-methoxybenzophenone, Michler ketone, acetophenone, 2 -Chlorothioxanthone and the like may be mentioned, but the invention is not limited thereto. You may use these individually or in combination of 2 or more types.
また、光増感剤としてトリエチルアミン、トリエタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール等の3級アミン、トリフェニルホスフィン等のアルキルフォスフィン系、β−チオジグリコール等のチオエーテル系を挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらを1種類あるいは2種類以上を混合して使用することができる。 Examples of the photosensitizer include tertiary amines such as triethylamine, triethanolamine and 2-dimethylaminoethanol, alkylphosphine such as triphenylphosphine, and thioethers such as β-thiodiglycol. However, it is not limited to these. These can be used alone or in combination of two or more.
さらに、性能改良のため、泡消剤、レベリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、重合禁止剤等を含有することができる。 Furthermore, for performance improvement, an anti-foaming agent, a leveling agent, an antioxidant, an ultraviolet absorber, a light stabilizer, a polymerization inhibitor and the like can be contained.
また、前記多官能性モノマーの希釈溶媒としては、非重合性のものであれば特に限定されるものではないが、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、メチルエチルケトン、アセトン等のケトン類、トルエン、キシレン等の芳香族化合物、ジエチルエーテル、メチルエチルエーテル類のエーテル類、メタノール、エタノール、イソプロパノール類のアルコール類等が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。これらは高屈折率剤に対し、10重量部以上70重量部以下が望ましく、特に30重量部以上50重量部以下が好ましい。 The diluting solvent for the polyfunctional monomer is not particularly limited as long as it is non-polymerizable, and examples thereof include esters such as methyl acetate, ethyl acetate, and butyl acetate, methyl ethyl ketone, and acetone. Examples include ketones, aromatic compounds such as toluene and xylene, ethers such as diethyl ether and methyl ethyl ether, alcohols such as methanol, ethanol, and isopropanol, but the present invention is not limited thereto. These are preferably 10 to 70 parts by weight, particularly preferably 30 to 50 parts by weight, based on the high refractive index agent.
本発明の実施の形態に係る金属酸化物微粒子5は、ZrO2、TiO2、NbO、ITO、ATO、SbO2、Sb2O3、SnO2、In2O3、ZnOのうち少なくとも1種類以上の材料を用いることができるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。
The metal
金属酸化物微粒子5の添加により高屈折率層2の表面に微細な凹凸が生じ、表面積が増大する。よって高屈折率層2と低屈折率層3との間で物理的吸着力が増大し、密着性が向上する。その結果、低屈折率層の耐擦傷性を向上させることができる。
The addition of the metal
これらの金属酸化物微粒子5の粒径は100nm以下であることが望ましく、100nmより大きくなるとヘイズが高くなり反射防止フィルムの透過率が低下してしまう。
The particle diameter of these metal
高屈折率層2において、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を分子中に含有する多官能性モノマーと金属酸化物微粒子5との合計100重量部に対し、金属酸化物微粒子5は10重量部以上50重量部以下が望ましく、特に15重量部以上30重量部以下が好ましい。金属酸化物微粒子5が10重量部より少ないと密着性の低下や屈折率低下、50重量部より多いと硬度低下や面性悪化が生じる。
In the high
本発明の実施の形態に係る導電性金属酸化物微粒子6はATO(酸化アンチモン/酸化スズ)、ITO(酸化インジウム/酸化スズ)、Sb2O5、TiO2、ZnO、ZnO2、Ce2O3の金属酸化物粒子のうち少なくとも1種類以上を用いることができるが本発明ではこれらに限定されるわけではない。その中でも白色で透明性の優れたSb2O5の使用が望ましい。
The conductive metal
これらの導電性金属酸化物微粒子6の粒径は100nm以下であることが望ましく、100nmより大きくなるとヘイズが高くなり、反射防止フィルム10の透過率が低下する。
The particle diameter of these conductive metal
本発明の実施の形態に係る多孔質シリカ微粒子7は、内部に空気を含有しているために、それ自身の屈折率は通常のシリカの屈折率が1.46と比較して著しく低い屈折率が1.20以上1.30以下である。また、この多孔質シリカ微粒子7をマトリックス中に添加した場合、多孔質シリカ微粒子7は多孔質であるため、マトリックスがシリカ微粒子内部に浸漬することが無く、屈折率の上昇を防ぐことができる。
Since the porous silica
多孔質シリカ微粒子7の平均粒径は、1nm以上100nm以下の範囲内であれば良い。この平均粒径が100nmよりも大きくなると、低屈折率層3の表面においてレイリー散乱によって光が散乱され、白っぽく見え、その透明性が低下する。また、この平均粒径が1nm未満であると、多孔質シリカ微粒子7が凝集しやすくなってしまう。
The average particle diameter of the porous silica
導電性金属酸化物微粒子6及び多孔質シリカ微粒子7は、低屈折率層3のバインダーに100重量部に対し40重量部以上150重量部以下が望ましく、特に100重量部に対し40重量部以上100重量部以下が好ましい。150重量部より多すぎると低屈折率層3の耐擦傷性が低下し、40重量部より少なすぎると導電性が得られなくなる。
The conductive metal
また、低屈折率層3において、導電性金属酸化物微粒子6及び多孔質シリカ微粒子7の配合比によって、低屈折率層3の屈折率を制御することができる。導電性金属酸化物微粒子6と多孔質シリカ微粒子7の合計100重量部に対し、多孔質シリカ微粒子7の60重量部以上80重量部以下が好ましく、特に65重量部以上75重量部以下が望ましい。
In the low
上述したとおり、本発明の反射防止フィルム10にあっては、高屈折率層2と低屈折率層3とを設けた側の波長360nm〜800nmにおける最小反射率を1.2%以下とする必要がある。最小反射率が1.2%を超えるような場合、得られる反射防止フィルム10は外光の映り込みを十分に抑制することができず、反射防止機能が不十分となる。なお、さらには最小反射率が1.0%以下であることが好ましい。
As described above, in the
また、上述したとおり、本発明の低屈折率層3の屈折率は、1.42以下とすることが好ましい。また、本発明の高屈折率層2は、低屈折率層3の屈折率と比較して0.20以上高い屈折率を有することが好ましい。本発明の低屈折率層3の屈折率を1.42以下とし、高屈折率層2の屈折率を低屈折率層3の屈折率よりも0.20以上大きくすることにより、得られる反射防止フィルム10の最小反射率を1.2%以下とすることができる。
Further, as described above, the refractive index of the low
また、上述したとおり、高屈折率層2の屈折率と透明プラスチックフィルム1の屈折率との屈折率差は光の干渉を低減するために0.03以下とすることが好ましい。両者の屈折率差が0.03を超える場合には、得られる反射防止フィルム10は光の干渉によりムラが発生する傾向にある。本発明にあっては、高屈折率層2の屈折率との屈折率差が小さいポリエチレンテレフタラートフィルムを好適に用いることができる。
Further, as described above, the refractive index difference between the refractive index of the high
また、上述したとおり、本発明の反射防止フィルム10にあっては、高屈折率層2と低屈折率層3とを設けた側の表面抵抗値が1.0×1012(Ω/□)以下とすることが好ましい。表面抵抗値が1.0×1012(Ω/□)以下とすることにより、反射防止フィルム10表面についたほこりを容易に拭き取ることができる。表面抵抗値が1.0×1012(Ω/□)を超えるような場合、反射防止フィルム10表面に付着したほこりを容易に拭き取ることが困難となる。なお、さらには、表面抵抗値が1.0×1011(Ω/□)以下とすることが好ましい。
Further, as described above, in the
以下、本発明の実施例について詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 Examples of the present invention will be described in detail below, but the present invention is not limited to the examples.
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10の性能を下記の方法に従って評価した。
The performance of the
(a)光学特性
(1)反射率測定
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10をフィルム面に艶消しの黒色塗料を塗布した後、波長360nm〜800nmの光を入射角5゜とした場合の片面の反射率を測定した。
(A) Optical characteristics (1) Reflectance measurement After coating the
(2)ヘイズ値
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10を日本電色工業(株)製、製品名「NDH−2000」の写像性測定器を使用して測定した。
(2) Haze value The
(3)干渉ムラ
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10をフィルム面に艶消しの黒色塗料を塗布した後、片面の干渉ムラの有無を目視判定した。判定基準を以下に示す。
○:干渉ムラを確認することが出来ない。
×:干渉ムラが確認できる。
(3) Interference unevenness After applying the matte black paint to the film surface of the
○: Interference unevenness cannot be confirmed.
X: Interference unevenness can be confirmed.
(b)表面抵抗値
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10をJIS K6911に準拠して行った。
(B) Surface resistance value The
(c)機械強度
(1)耐擦傷性
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10の表面をスチールウール、日本スチールウール(株)製、製品名「ボンスター#0000」により250g/cm2で10回擦り、傷の有無を目視判定した(スチールウール試験)。判定基準を以下に示す。
○:傷を確認することが出来ない。
△:数本傷を確認できる。
×:傷が多数確認できる。
(C) Mechanical strength (1) Scratch resistance The surface of the
○: Scratches cannot be confirmed.
Δ: Several scratches can be confirmed.
X: Many scratches can be confirmed.
(2)密着性
実施例及び比較例で得られた反射防止フィルム10の表面を1mm角100点カット後、粘着セロハンテープ、ニチバン(株)製、工業用24mm巾セロテープ(登録商標)による剥離の有無を目視判定した(クロスカットテープピール試験)。
(2) Adhesion After the surface of the
[実施例1]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.656
PE−3A(共栄社化学(株)製) 80重量部
ZrO2(屈折率n=2.2、東洋インキ(株)製) 20重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Example 1]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 80 parts by weight ZrO 2 (refractive index n = 2.2, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 20 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 weights
上記材料を撹拌混合して作製した高屈折率剤を厚み100μm、屈折率n=1.66のポリエチレンテレフタレート(全光線透過率:88%、ヘイズ値:0.5%)上にバーコーターを用いて塗布し、50度で1分間乾燥後、フュージョンUVシステムズ・ジャパン(株)製、「無電極Hバルブランプ」を用いて、照度400mW/cm2、照射量280mJ/cm2の紫外線を照射して塗布層を硬化させた。硬化後の高屈折率層2の厚みは約5μmであった。
Using a bar coater on a polyethylene terephthalate (total light transmittance: 88%, haze value: 0.5%) having a thickness of 100 μm and a refractive index n = 1.66, a high refractive index agent prepared by stirring and mixing the above materials After coating at 50 ° C. for 1 minute, using an “electrodeless H bulb lamp” manufactured by Fusion UV Systems Japan Co., Ltd., irradiating ultraviolet rays with an illuminance of 400 mW / cm 2 and an irradiation amount of 280 mJ / cm 2 The coating layer was cured. The thickness of the high
<低屈折率層3の形成> 屈折率=1.419
Si(OC2H5)4を95mol%、CF3(CF2)7(CH2)2Si(OCH3)3を5mol%混合したマトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6が65重量部となるように添加し、1.0N−HClを触媒に用いた低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6は、以下の割合とした。
<Formation of Low
Porous having an average particle diameter of 60 nm with respect to 100 parts by weight of a matrix in which 95 mol% of Si (OC 2 H 5 ) 4 and 5 mol% of CF 3 (CF 2 ) 7 (CH 2 ) 2 Si (OCH 3 ) 3 are mixed. Silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 65重量部
五酸化アンチモン(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.64) 35重量部
Porous silica fine particles 7 (manufactured by Catalyst Chemical Industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 65 parts by weight Antimony pentoxide (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.64) 35 parts by weight
これらを上記で作製した高屈折率層2へバーコーターを用いて乾燥後の膜厚が100nmとなるよう塗布し、120℃で1分間乾燥し、低屈折率層3を形成した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。
These were applied to the high
[実施例2]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.667
PE−3A(共栄社化学(株)製) 85重量部
TiO2(屈折率n=2.5、東洋インキ(株)製) 15重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Example 2]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 85 parts by weight TiO 2 (refractive index n = 2.5, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 15 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 weights
<低屈折率層の形成> 屈折率=1.402
マトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6が100重量部となるように添加し、低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6は以下の割合とした。
<Formation of Low Refractive Index Layer> Refractive index = 1.402
The porous silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 70重量部
五酸化アンチモン(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.64) 30重量部
Porous silica fine particles 7 (manufactured by Catalytic Chemical Industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 70 parts by weight Antimony pentoxide (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.64) 30 parts by weight
上記のようにした以外は実施例1と同様にして反射防止フィルム10を作製した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。
An
[比較例1]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.55
PE−3A(共栄社化学(株)製) 95重量部
ZnO(屈折率n=1.9、東洋インキ(株)製) 5重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Comparative Example 1]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 95 parts by weight ZnO (refractive index n = 1.9, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 5 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 parts by
<低屈折率層3の形成> 屈折率=1.391
マトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6が100重量部となるように添加し、低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6は以下の割合とした。
<Formation of Low
The porous silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 75重量部
五酸化アンチモン(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.64) 25重量部
75 parts by weight of porous silica fine particles 7 (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 25 parts by weight of antimony pentoxide (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.64)
上記のようにした以外は実施例1と同様にして反射防止フィルム10を作製した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。
An
[比較例2]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.656
PE−3A(共栄社化学(株)製) 80重量部
ZrO2(屈折率n=2.2、東洋インキ(株)製) 20重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Comparative Example 2]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 80 parts by weight ZrO 2 (refractive index n = 2.2, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 20 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 weights
<低屈折率層3の形成> 屈折率=1.446
マトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6が35重量部となるように添加し、低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6は以下の割合とした。
<Formation of Low
A low-refractive-index coating agent was prepared by adding 35 parts by weight of porous silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 50重量部
五酸化アンチモン(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.64) 50重量部
Porous silica fine particles 7 (manufactured by Catalyst Chemical Industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 50 parts by weight Antimony pentoxide (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.64) 50 parts by weight
上記のようにした以外は実施例1と同様にして反射防止フィルム10を作製した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。
An
[比較例3]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.656
PE−3A(共栄社化学(株)製) 80重量部
ZrO2(屈折率n=2.2、東洋インキ(株)製) 20重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Comparative Example 3]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 80 parts by weight ZrO 2 (refractive index n = 2.2, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 20 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 weights
<低屈折率層3の形成> 屈折率=1.36
マトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7が40重量部となるように添加し、低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7は以下の割合とした。
<Formation of Low
A porous silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 100重量部 Porous silica fine particles 7 (manufactured by Catalyst Chemical Industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 100 parts by weight
上記のようにした以外は実施例1と同様にして反射防止フィルムを作製した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。 An antireflection film was produced in the same manner as in Example 1 except for the above. The performance evaluation results of this film are shown in FIG.
[比較例4]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.656
PE−3A(共栄社化学(株)製) 80重量部
ZrO2(屈折率n=2.2、東洋インキ(株)製) 20重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Comparative Example 4]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 80 parts by weight ZrO 2 (refractive index n = 2.2, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 20 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 weights
<低屈折率層3の形成> 屈折率=1.42
マトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6が30重量部となるように添加し、低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6は以下の割合とした。
<Formation of Low
A low refractive index coating agent was prepared by adding 30 parts by weight of porous silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 75重量部
五酸化アンチモン(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.64) 25重量部
75 parts by weight of porous silica fine particles 7 (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 25 parts by weight of antimony pentoxide (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.64)
上記のようにした以外は実施例1と同様にして反射防止フィルムを作製した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。 An antireflection film was produced in the same manner as in Example 1 except for the above. The performance evaluation results of this film are shown in FIG.
[比較例5]
<高屈折率層2の形成> 屈折率=1.656
PE−3A(共栄社化学(株)製) 80重量部
ZrO2(屈折率n=2.2、東洋インキ(株)製) 20重量部
イルガキュア−184(チバ・スペシャリティケミカルズ(株)製) 5重量部
メチルエチルケトン 100重量部
[Comparative Example 5]
<Formation of High
PE-3A (manufactured by Kyoeisha Chemical Co., Ltd.) 80 parts by weight ZrO 2 (refractive index n = 2.2, manufactured by Toyo Ink Co., Ltd.) 20 parts by weight Irgacure-184 (manufactured by Ciba Specialty Chemicals Co., Ltd.) 5 weights
<低屈折率層3の形成> 屈折率=1.380
マトリックス100重量部に対して、平均粒径60nmの多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6が150重量部となるように添加し、低屈折率コーティング剤を作製した。なお、多孔質シリカ微粒子7及び導電性酸化物微粒子6は以下の割合とした。
<Formation of Low
A low refractive index coating agent was prepared by adding 150 parts by weight of porous silica
多孔質シリカ微粒子7(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.23) 75重量部
五酸化アンチモン(触媒化成工業(株)製、屈折率n=1.64) 25重量部
75 parts by weight of porous silica fine particles 7 (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.23) 25 parts by weight of antimony pentoxide (catalyst chemical industry Co., Ltd., refractive index n = 1.64)
上記のようにした以外は実施例1と同様にして反射防止フィルム10を作製した。このフィルムの性能評価結果を図2に示す。
An
実施例1及び2に係る本発明の反射防止フィルム10並びに比較例1乃至5に係る反射防止フィルム10の物性値などをまとめた表を図2に示す。図2の評価結果より、実施例1及び2に係る本発明の反射防止フィルム10は、反射防止フィルム10に必要とされる特性条件(1)外光の映り込みの抑制、(2)光の干渉によるムラの抑制、(3)帯電防止性の向上、(4)耐擦傷性の向上の全ての特性条件を満たしていることがわかる。
The table | surface which put together the physical-property value etc. of the
一方、比較例1乃至5に係る反射防止フィルム10においては、反射防止フィルム10に必要とされる特性条件(1)外光の映り込みの抑制、(2)光の干渉によるムラの抑制、(3)帯電防止性の向上、(4)耐擦傷性の向上の特性条件の全てを満たしているものは無かった。
On the other hand, in the
1 透明プラスチックフィルム
2 高屈折率層
3 低屈折率層
5 金属酸化物微粒子
6 導電性金属酸化物微粒子
7 多孔質シリカ微粒子
10 反射防止フィルム
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記透明プラスチックフィルム上に形成された多官能性モノマーと金属酸化物微粒子とを有する高屈折率層と、
前記高屈折率層上に形成された有機ケイ素化合物及びその加水分解物と導電性金属酸化物微粒子及び多孔質シリカ微粒子とを有する低屈折率層と、
を備えたことを特徴とする反射防止フィルム。 Transparent plastic film,
A high refractive index layer having a polyfunctional monomer and metal oxide fine particles formed on the transparent plastic film;
A low refractive index layer having an organosilicon compound formed on the high refractive index layer and a hydrolyzate thereof, conductive metal oxide fine particles and porous silica fine particles;
An antireflection film characterized by comprising:
前記高屈折率層は前記多官能性モノマーと前記金属酸化物微粒子との合計100重量部に対して前記多官能性モノマーは50重量部以上90重量部以下を含むことを特徴とする請求項1に記載の反射防止フィルム。 The high refractive index layer has the polyfunctional monomer containing two or more (meth) acryloyl groups in one molecule and the metal oxide fine particles having a particle diameter of 1 nm to 100 nm,
The high-refractive index layer includes the polyfunctional monomer in an amount of 50 parts by weight to 90 parts by weight with respect to a total of 100 parts by weight of the polyfunctional monomer and the metal oxide fine particles. The antireflection film as described in 1.
粒子径1nm〜100nmの前記導電性金属酸化物微粒子及び粒子径1nm以上100nm以下の前記多孔質シリカ微粒子と、を含み、
一般式(A)で示される前記有機ケイ素化合物及びその加水分解物100重量部に対し、前記導電性金属酸化物微粒子及び前記多孔質シリカ微粒子が40重量部以上150重量部以下であることを特徴とする請求項1に記載の反射防止フィルム。 The low refractive index layer includes an organosilicon compound represented by the general formula (A) R x Si (OR) 4-x (wherein R is an alkyl group, and x is an integer of 0 or more and 4 or less). The hydrolyzate,
The conductive metal oxide fine particles having a particle diameter of 1 nm to 100 nm and the porous silica fine particles having a particle diameter of 1 nm to 100 nm,
The conductive metal oxide fine particles and the porous silica fine particles are 40 to 150 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the organosilicon compound represented by the general formula (A) and a hydrolyzate thereof. The antireflection film according to claim 1.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101040739B1 (en) | 2010-01-25 | 2011-06-10 | 전북대학교산학협력단 | Antistatic film and manufacturing method thereof |
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