JP2009068843A - 摩擦計測装置及び摩擦計測方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】振れ回り等を起こす回転体であっても、回転体の摩擦係数等を計測する。
【解決手段】固定部3に第1〜第4ロッドR1〜R4を介して支持され、回転体20が接触する被接触リング2と、被接触リング2の90度回転位相差のある位置を第1検出位置と第2検出位置とし、この第1検出位置と第2検出位置の径方向に作用する径方向力を検出する第1径方向ひずみゲージ10及び第2径方向ひずみゲージ12と、第1検出位置と第2検出位置の接線方向に作用する接線方向力を検出する第1接線方向ひずみゲージ11及び第2接線方向ひずみゲージ13と、各ひずみゲージ10〜13の検出値より回転体20の摩擦係数を算出する演算手段4とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】固定部3に第1〜第4ロッドR1〜R4を介して支持され、回転体20が接触する被接触リング2と、被接触リング2の90度回転位相差のある位置を第1検出位置と第2検出位置とし、この第1検出位置と第2検出位置の径方向に作用する径方向力を検出する第1径方向ひずみゲージ10及び第2径方向ひずみゲージ12と、第1検出位置と第2検出位置の接線方向に作用する接線方向力を検出する第1接線方向ひずみゲージ11及び第2接線方向ひずみゲージ13と、各ひずみゲージ10〜13の検出値より回転体20の摩擦係数を算出する演算手段4とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転体の摩擦係数や摩擦力を計測する摩擦計測装置及び摩擦計測方法に関する。
この種の従来の摩擦計測装置50は、図6に示すように、固定側の半円リング部51と、X方向に移動自在な可動側の半円リング部52と、可動側の半円リング部52に作用するX方向の力FXを検出する第1ロードセル53と、可動側の半円リング部52に作用するY方向の力FYを検出する第2ロードセル54とを備えている。
双方の半円リング部51,52の間に回転体55を挿入し、可動側の半円リング部52を固定側の半円リング部51に近接するX方向に移動し、双方の半円リング部51,52に回転体55を接触させる。すると、第1ロードセル53より回転体55の径方向力のX成分FXが、第2ロードセル54より回転体55のねじり力(接線方向力)Fθがそれぞれ検出される。摩擦係数μ=ねじり力Fθ/径方向力FXの演算式より摩擦係数μを求めることができる。
尚、上記従来例と同様に、荷重検出器の出力のみから摩擦力を求める技術が特許文献1に開示されている。
特開2001−336997号公報
上記従来の摩擦計測装置50では、回転体55が双方の半円リング部51,52に常時面接触している場合には摩擦係数μを計測できる。しかし、図7に示すように、回転体55が振れ回りを起こす等の理由によって点接触と離間を繰り返す場合には摩擦係数μを計測できない。つまり、回転体55が点接触する場合には、第2ロードセル54には回転体55のねじり力Fθの他に径方向力のY方向成分FYが乗るため、ねじり力Fθを検出できないからである。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、振れ回り等を起こす回転体であっても、回転体の摩擦に関する値を計測できる摩擦計測装置及び摩擦計測方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、固定部に支持され、回転体が接触する被接触リングと、前記被接触リングの90度回転位相差のある位置を第1検出位置と第2検出位置とし、この第1検出位置と第2検出位置の径方向に作用する径方向力を検出する径方向力検出手段と、第1検出位置と第2検出位置の少なくとも一方の接線方向に作用する接線方向力を検出する接線方向力検出手段と、前記径方向力検出手段及び前記接線方向力検出手段の検出値より前記回転体の摩擦に関する値を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする摩擦計測装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の摩擦計測装置であって、前記演算手段は、前記径方向力検出手段及び前記接線方向力検出手段が検出した第1及び第2検出位置の径方向力より前記回転体の接触点における抗力を算出すると共に、第1検出位置の接線方向力と第2検出位置の径方向力、又は、第2検出位置の接線方向力と第1検出位置の径方向力より前記回転体の接触点におけるねじり力を算出し、前記回転体の抗力とねじり力より前記回転体の摩擦係数を算出することを特徴とする摩擦計測装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の摩擦計測装置であって、前記被接触リングは、90度回転間隔に配置された4本のロッドによって前記固定部に支持され、前記径方向力検出手段及び前記接線方向力検出手段は、90度回転位相差のある位置に配置された2本の前記ロッドに設けられ、前記各ロッドのひずみを検出するひずみゲージにてそれぞれ構成されたことを特徴とする摩擦計測装置である。
請求項4の発明は、固定部に支持された被接触リング内に回転体を挿入し、回転する前記回転体が前記被接触リングに接触すると、前記被接触リングの90度回転位相差のある第1検出位置と第2検出位置における径方向力と、前記第1検出位置と前記第2検出位置の少なくとも一方の接線力をそれぞれ検出し、検出した第1及び第2検出位置の径方向力、及び、第1及び第2検出位置の少なくとも一方の接線方向力より前記回転体の摩擦に関する値を算出することを特徴とする摩擦計測方法である。
請求項5の発明は、請求項4記載の摩擦計測方法であって、第1検出位置と第2検出位置の径方向力より前記回転体の接触点における抗力を算出すると共に、第1検出位置の接線方向力と第2検出位置の径方向力、又は、第2検出位置の接線方向力と第1検出位置の径方向力より前記回転体の接触点におけるねじり力を算出し、前記回転体の抗力とねじり力より前記回転体の摩擦係数を算出することを特徴とする摩擦計測方法である。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5記載の摩擦計測方法であって、第1及び第2検出位置における接線方向力と径方向力は、各ひずみゲージの出力より検出することを特徴とする摩擦計測方法である。
請求項1の発明によれば、振れ回り等によって回転体が被接触リングに接触と離間を繰り返し、被接触リングに点接触でしか接触しない場合にあっても、第1及び第2検出位置の第1径方向力検出手段及び第2径方向力検出手段が回転体の抗力の分力成分のみを検出し、第1径方向力検出手段及び第2径方向力検出手段の検出値より回転体の抗力を算出でき、又、第1検出位置又は第2検出位置の第1接線方向力検出手段又は第2接線方向力検出手段が回転体の抗力の分力成分とねじり力成分の合力を検出するため、一方の接線方向力検出手段の検出値より他方の径方向力検出手段の検出値を減算することによって回転体のねじり力成分を算出できる。従って、振れ回り等を起こす回転体であっても、回転体の摩擦に関する値を計測できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明にあって、回転体の抗力とねじり力より回転体の摩擦係数及び摩擦力を計測できる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、ひずみゲージは低コストであるため、摩擦計測装置を低コスト化できる。又、ひずみゲージはロッドに貼り付ければ装着可能であるため、装着作業が容易である。
請求項4の発明によれば、振れ回り等によって回転体が被接触リングに接触と離間を繰り返し、被接触リングに点接触でしか接触しない場合にあっても、第1及び第2検出位置の第1径方向力検出手段及び第2径方向力検出手段が回転体の抗力の分力成分のみを検出し、第1径方向力検出手段及び第2径方向力検出手段の検出値より回転体の抗力を算出でき、又、第1検出位置又は第2検出位置の第1接線方向力検出手段又は第2接線方向力検出手段が回転体の抗力の分力成分とねじり力成分の合力を検出し、一方の接線方向力検出手段の検出値より他方の径方向力検出手段の検出値を減算することによって回転体のねじり力成分のみを算出できる。従って、振れ回り等を起こす回転体であっても、回転体の摩擦に関する値を計測できる。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明にあって、回転体の抗力とねじり力より回転体の摩擦係数及び摩擦力を計測できる。
請求項6の発明によれば、請求項4又は請求項5の発明の効果に加え、ひずみゲージは低コストであるため、摩擦計測装置を低コスト化できる。又、ひずみゲージはロッドに貼り付ければ装着可能であるため、装着作業が容易である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の実施の形態を示し、図1は摩擦計測装置の要部斜視図、図2は摩擦計測装置の縦断面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は演算手段の摩擦係数算出のフローチャート、図5は回転体が点接触した際に、被接触リングに及ぼす抗力及びねじり力と、これら外力によって第1及び第2ロッドに作用する径方向力及び接線方向力を示す図である。
図1〜図3に示すように、摩擦計測装置1は、回転体20が接触される被接触リング2と、この被接触リング2を90度回転位置で固定部3に対してそれぞれ支持する4本の第1〜第4ロッドR1〜R4と、第1ロッドR1に貼着された第1径方向力検出手段である第1径方向ひずみゲージ10及び第1接線方向力検出手段である第1接線方向ひずみゲージ11と、第2ロッドR2に貼着された第2径方向力検出手段である第2径方向ひずみゲージ12及び第2接線方向力検出手段である第2接線方向ひずみゲージ13と、これらひずみゲージ10〜13の検出出力が導かれる演算手段4とを備えている。
被接触リング2は、真円のリング形状であり、剛性の非常に高い材質より形成されている。
各ロッドR1〜R4は、撓み変形が可能な断面正方形の角材ロッドである。各ロッドR1〜R4の4面は同一向きに設定されている。そして、互いに直交する二面の方向を、説明の便宜上X,Y方向(図3に示す)として以下説明する。
被接触リング2の90度回転位相差に位置する第1ロッドR1と第2ロッドR2の各支持位置が第1検出位置と第2検出位置とされている。そして、各ひずみゲージ10〜13は、第1及び第2ロッドR1,R2の長手方向の中間位置に貼着されている。各ひずみゲージ10〜13は、第1ロッドR1及び第2ロッドR2の貼着面の撓み変形量より第1検出位置及び第2検出位置の径方向力及び接線方向力を検出する。つまり、第1ロッドR1及び第2ロッドR2は、被接触リング2の第1検出位置及び第2検出位置に作用する径方向力及び接線方向力に比例してそれぞれ撓み変形するため、各たわみ変形量より被接触リング2の第1及び第2検出位置における径方向力及び接線方向力を検出するよう構成されている。
具体的には、第1径方向ひずみゲージ10は、被接触リング2の第1検出位置に作用する径方向力を検出する。第1接線方向ひずみゲージ11は、被接触リング2の第1検出位置に作用する接線方向力を検出する。第2径方向ひずみゲージ12は、被接触リング2の第2検出位置に作用する径方向力を検出する。第2接線方向ひずみゲージ13は、被接触リング2の第2検出位置に作用する接線方向力を検出する。
演算手段4は、各ひずみゲージ10〜13の検出出力を基に、図4の摩擦係数算出フローによって摩擦係数μを算出する。この摩擦係数算出フローの内容については、下記の動作説明の箇所で詳述する。
次に、摩擦計測装置1の動作を説明する。回転体20を被接触リング2内に挿入し、挿入した回転体20を回転させる。ここで、回転体20が振れ回り等によって被接触リング2に対し接触と離間を繰り返すものとする。回転体20が被接触リング2に点接触すると、被接触リング2は回転体20から抗力(回転体20の点接触位置における径方向力)Fとねじり力(回転体20の点接触位置における接線方向力)Fθを受ける。
演算手段4は、回転体20が被接触リング2に点接触で接触した際の各ひずみゲージ10〜13の検出出力を取得する(ステップS1)。
ここで、回転体2の抗力Fは、図5に示すように、X方向の分力FxとY方向の分力Fyに分けることができる。又、被接触リング2は、剛体で、且つ、4本のロッドR1〜R4によって等方支持されているものと仮定する。この仮定によって、第1〜第4ロッドR1〜R4は、回転体2からの抗力F及びねじり力Fθを均等に受けると考えることができる。
すると、図5に示すように、第1径方向ひずみゲージ10は、被接触リング2に作用する抗力の内のFx成分のみを検出する。第1接線方向ひずみゲージ11は、被接触リング2に作用する抗力の内のFy成分とねじり力Fθ成分を検出する。第2径方向ひずみゲージ12は、被接触リング2に作用する抗力の内のFy成分のみを検出する。第2接線方向ひずみゲージ13は、被接触リング2に作用する抗力の内のFx成分とねじり力Fθ成分を検出する。
演算手段4は、第1径方向ひずみゲージ10と第2径方向ひずみゲージ12の検出値より図4の(1)式を演算する。これによって、被接触リング2が回転体20から受ける抗力Fを算出する(ステップS2)。
次に、演算手段4は、第1接線方向ひずみゲージ11と第2径方向ひずみゲージ12の検出値より図4の(2)式を演算する。これによって、被接触リング2が回転体20から受けるねじり力、つまり、摩擦力Fθを算出する(ステップS3)。又、第2接線方向ひずみゲージ13と第1径方向ひずみゲージ10の検出値より図4の(3)式を演算し、ねじり力Fθを算出しても良い。尚、図4の(2)式と(3)式の両方を演算し、その平均値をねじり力Fθとしても良い。
最後に、演算手段4は、被接触リング2が回転体20から受ける抗力Fとねじり力Fθより図4の(4)式を演算する。これによって、回転体20の摩擦係数μを算出する(ステップS4)。
以上、説明したように、本発明の摩擦計測装置1及び摩擦計測方法では、第1及び第2検出位置の第1径方向ひずみゲージ10及び第2径方向ひずみゲージ12が回転体20の抗力FのFx及びFy成分のみを検出し、第1径方向ひずみゲージ10及び第2径方向ひずみゲージ12の検出値より回転体20の抗力Fを算出できる。又、第1検出位置又は第2検出位置の第1接線方向ひずみゲージ11及び第2接線方向ひずみゲージ13が回転体20の抗力FのFy成分とねじり力Fθ成分の合力、又は、抗力FのFx成分とねじり力θ成分の合力を検出し、一方の接線方向力ひずみゲージ11(又は13)の検出値より他方の径方向ひずみゲージ12(又は10)の検出値を減算することによって回転体20のねじり力Fθ成分のみを算出できる。従って、振れ回り等を起こす回転体20であっても、摩擦に関する値である摩擦係数μ及びねじり力(摩擦力)Fθを計測できる。
尚、回転体20が振れ回りせずに常時接触する場合にも摩擦係数等を計測できることはもちろんである。
この実施の形態では、第1ロッドR1と第2ロッドR2に各接線方向ひずみゲージ11,13を設け、双方の接線方向力を共に検出した。しかし、いずれか一方にのみひずみゲージを設け、いずれか一方の接線方向力のみを検出するようにしても良い。
この実施の形態では、径方向力検出手段及び接線方向力検出手段は、被接触リング2を90度回転位相差のある位置で支持する第1及び第2ロッドにそれぞれ設けたひずみゲージ10〜13にて構成されている。各ひずみゲージ10〜13は低コストであるため、径方向力検出手段及び接線方向力検出手段、ひいては摩擦計測装置1を低コスト化できる。又、各ひずみゲージ10〜13は第1及び第2ロッドR1,R2に貼り付ければ装着可能であるため、装着作業が容易である。尚、径方向力検出手段及び接線方向力検出手段は、被接触リング2の第1および第2検出位置に作用する径方向力および接線方向力を検出できるものであれば良い。例えばロードセルによって構成しても良いことはもちろんである。
尚、この実施の形態では、4本の第1〜第4ロッドR1〜R4は、断面四角形の角材であるが、断面円形の丸材等であっても良い。
1 摩擦計測装置
2 被接触リング
3 固定部
4 演算手段
10 第1径方向ひずみゲージ(第1径方向力検出手段)
11 第1接線方向ひずみゲージ(第1接線方向力検出手段)
12 第2径方向ひずみゲージ(第2径方向力検出手段)
13 第2接線方向ひずみゲージ(第2接線方向力検出手段)
R1 第1ロッド(ロッド)
R2 第2ロッド(ロッド)
R3 第3ロッド(ロッド)
R4 第4ロッド(ロッド)
2 被接触リング
3 固定部
4 演算手段
10 第1径方向ひずみゲージ(第1径方向力検出手段)
11 第1接線方向ひずみゲージ(第1接線方向力検出手段)
12 第2径方向ひずみゲージ(第2径方向力検出手段)
13 第2接線方向ひずみゲージ(第2接線方向力検出手段)
R1 第1ロッド(ロッド)
R2 第2ロッド(ロッド)
R3 第3ロッド(ロッド)
R4 第4ロッド(ロッド)
Claims (6)
- 固定部に支持され、回転体が接触する被接触リングと、
前記被接触リングの90度回転位相差のある位置を第1検出位置と第2検出位置とし、この第1検出位置と第2検出位置の径方向に作用する径方向力を検出する径方向力検出手段と、
第1検出位置と第2検出位置の少なくとも一方の接線方向に作用する接線方向力を検出する接線方向力検出手段と、
前記径方向力検出手段及び前記接線方向力検出手段の検出値より前記回転体の摩擦に関する値を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする摩擦計測装置。 - 請求項1記載の摩擦計測装置であって、
前記演算手段は、前記径方向力検出手段及び前記接線方向力検出手段が検出した第1及び第2検出位置の径方向力より前記回転体の接触点における抗力を算出すると共に、第1検出位置の接線方向力と第2検出位置の径方向力、又は、第2検出位置の接線方向力と第1検出位置の径方向力より前記回転体の接触点におけるねじり力を算出し、前記回転体の抗力とねじり力より前記回転体の摩擦係数を算出することを特徴とする摩擦計測装置。 - 請求項1又は請求項2記載の摩擦計測装置であって、
前記被接触リングは、90度回転間隔に配置された4本のロッドによって前記固定部に支持され、
前記径方向力検出手段及び前記接線方向力検出手段は、90度回転位相差のある位置に配置された2本の前記ロッドに設けられ、前記各ロッドのひずみを検出するひずみゲージにてそれぞれ構成されたことを特徴とする摩擦計測装置。 - 固定部に支持された被接触リング内に回転体を挿入し、回転する前記回転体が前記被接触リングに接触すると、前記被接触リングの90度回転位相差のある第1検出位置と第2検出位置における径方向力と、前記第1検出位置と前記第2検出位置の少なくとも一方の接線力をそれぞれ検出し、検出した第1及び第2検出位置の径方向力、及び、第1及び第2検出位置の少なくとも一方の接線方向力より前記回転体の摩擦に関する値を算出することを特徴とする摩擦計測方法。
- 請求項4記載の摩擦計測方法であって、
第1検出位置と第2検出位置の径方向力より前記回転体の接触点における抗力を算出すると共に、第1検出位置の接線方向力と第2検出位置の径方向力、又は、第2検出位置の接線方向力と第1検出位置の径方向力より前記回転体の接触点におけるねじり力を算出し、前記回転体の抗力とねじり力より前記回転体の摩擦係数を算出することを特徴とする摩擦計測方法。 - 請求項4又は請求項5記載の摩擦計測方法であって、
第1及び第2検出位置における接線方向力と径方向力は、各ひずみゲージの出力より検出することを特徴とする摩擦計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007234228A JP2009068843A (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 摩擦計測装置及び摩擦計測方法 |
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JP2007234228A Pending JP2009068843A (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 摩擦計測装置及び摩擦計測方法 |
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JP (1) | JP2009068843A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102706224A (zh) * | 2012-05-23 | 2012-10-03 | 西安近代化学研究所 | 一种摩擦载荷加载装置 |
CN103322869A (zh) * | 2013-05-20 | 2013-09-25 | 西安近代化学研究所 | 一种弹体装药摩擦环境模拟装置 |
CN110286085A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-27 | 业成科技(成都)有限公司 | 90°剥离强度测试夹具、剥离强度测试设备及方法 |
-
2007
- 2007-09-10 JP JP2007234228A patent/JP2009068843A/ja active Pending
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