JP2009068511A - 2分割型滑り軸受装置及び回転機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受内に循環しようとする高温の潤滑油を効率よく軸受外部に排出し、軸受温度を低下させることができる2分割型滑り軸受装置を得る。
【解決手段】上半軸受2の内周側から上半軸受2の外周側に上半軸受の内周側に存在する潤滑油を排出するために、上半軸受2における冷却溝17の回転方向の前方側であって軸方向に形成した排油溝14と、排油溝14の底面と上半軸受2の外周面を貫通するように排油孔13を形成している。
【選択図】図1
【解決手段】上半軸受2の内周側から上半軸受2の外周側に上半軸受の内周側に存在する潤滑油を排出するために、上半軸受2における冷却溝17の回転方向の前方側であって軸方向に形成した排油溝14と、排油溝14の底面と上半軸受2の外周面を貫通するように排油孔13を形成している。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより回転軸を回転自在に支承し、かつ回転軸の外周面と上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して回転軸と軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置及び回転機械に関する。
蒸気タービンやタービン発電機等の大形回転機械には、図20から図22に示すような上半軸受2と下半軸受3により構成される2分割型すべり軸受が使用されており、一般的に軸受への給油は下半軸受3に設けられた給油孔4a及びこれに連通する給油溝4bから回転軸1の回転方向に沿って上半軸受2に供給される。そして、潤滑を終えた油は、下半軸受3に設けられた排油溝5bに集められた後排油孔5aから軸受外部に排油される。
しかしながら、高速・高荷重な軸受では軸受損失が大きいために潤滑油の温度が大幅に上昇して荷重性能が低下したり、図23に示す回転軸1の偏芯位置(最小油膜厚さ近傍)の温度が高温となり摺動部材10(例えばホワイトメタル)の使用限界に近づいているものもある。
このため従来技術では図20および図21に見られるように、荷重を受けない上半軸受2の内周面に幅広の冷却溝6を設けて上半軸受2の摩擦損失を低減するとともに回転軸1を冷却し、更に下半軸受3から上半軸受2に混入する熱油を給油孔4aから供給する冷油と冷却溝6内で十分混合させ、油の温度を低減させてから下半軸受3に供給する構造がとられている(例えば、非特許文献1など)。
また、図24から図26に示すように上半軸受2及び下半軸受3にそれぞれ独立した給油孔11a、11bを設け、更に給油孔11a、11bの手前にそれぞれスクレーパ12a、12bを設けて熱油を軸受両端から排出し、混入を防止するなどの改良策も提案されている(例えば、特許文献1など)。
更に、図20から図22に示す従来例に類似した例として特許文献2があり、軸受荷重が運転条件により変化する回転機械において、荷重変動に影響されることなく自励振動を防止する目的で、次のように構成したものである。すなわち、上半軸受には、軸受摺動面に冷却用の油溝が設けられ、下半軸受の軸受摺動面には荷重方向から回転方向に20〜30°位置より該割面近傍までの角度で軸受幅全面に安定化油溝が設けられたものである。
(社)日本トライボロジー学会編 「すべり軸受資料集」 養賢堂 76頁 USP5,951,172
特開2000−145781
(社)日本トライボロジー学会編 「すべり軸受資料集」 養賢堂 76頁
上記のように運転時の軸受表面温度を低減させる策が提案されているが、近年の蒸気タービンやタービン発電機の大容量化および軸受損失低減のための高面圧化に伴い、これらの改良策では十分な効果が得られない場合もでてきている。
例えば軸径がφ500mm、軸受平均面圧が2MPaを超え、3000〜3600rpmで運転されるような軸受では、図20に示すような冷却溝6を設置しても軸受最高温度が110℃程度まで上昇することがある。
また、図24に示す特許文献1のように上・下半軸受に独立して給油する方法においては、荷重を受け持たない上半軸受に排油溝が無いために無駄な損失が発生することや、このことは特許文献2にあっても同様である。特許文献1において、例えば上半軸受に排油溝を設けてもスクレーパと軸との隙間をかなり狭くしないと十分に熱油を掻きとることが困難であるなどの課題を残している。
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、軸受内に循環しようとする高温の潤滑油を効率よく軸受外部に排出し、軸受温度を低下させることができる2分割型滑り軸受装置及び回転機械を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、前記上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより前記回転軸を回転自在に支承し、かつ前記回転軸の外周面と前記上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して前記回転軸と前記軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置において、前記下半軸受は、前記上半軸受との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝を、他方の接合面に第2の給油溝をそれぞれ設け、かつ、これら第1の給油溝および第2の給油溝をそれぞれ軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、前記上半軸受は、内周面に前記第1の給油溝と前記第2の給油溝とを連通させるように冷却溝を設け、この冷却溝の前記回転軸1の回転方向の後部に位置する前記第2の給油溝に隣接して排油溝を設けるとともに、この排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置である。
前記目的を達成するため、請求項9に対応する発明は、回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、前記上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより前記回転軸を回転自在に支承し、かつ前記回転軸の外周面と前記上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して前記回転軸と前記軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置において、前記下半軸受は、前記上半軸受との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝および当該第1の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、
さらに、他方の接合面の近くに第2の給油溝および当該第2の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、前記上半軸受は、前記下半軸受に設けられた第2の給油溝側に位置する接合面に排油溝を設けるとともに当該排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設け、かつ、当該排油溝と前記下半軸受に設けた第1の給油溝とを連通させる冷却溝を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置である。
さらに、他方の接合面の近くに第2の給油溝および当該第2の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、前記上半軸受は、前記下半軸受に設けられた第2の給油溝側に位置する接合面に排油溝を設けるとともに当該排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設け、かつ、当該排油溝と前記下半軸受に設けた第1の給油溝とを連通させる冷却溝を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置である。
前記目的を達成するため、請求項10に対応する発明は、回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、前記上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより前記回転軸を回転自在に支承し、かつ前記回転軸の外周面と前記上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して前記回転軸と前記軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置において、前記下半軸受は、前記上半軸受との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝および当該第1の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、他方の接合面の近くに第1の排油溝およびこの第1の排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる第1の排油孔を設け、前記上半軸受は、前記下半軸受との接合面のうち前記第1の排油溝側の接合面の近傍に第2の給油溝およびこの第2の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる第2の給油孔を設け、さらに、前記下半軸受との接合面のうち前記第1の給油溝側の接合面の近傍に第2の排油溝およびこの第2の排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる第2の排油孔を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置である。
本発明は、軸受内に循環しようとする高温の潤滑油を効率よく軸受外部に排出し、軸受温度を低下させることができる2分割型滑り軸受装置及び回転機械を提供できる。
以下、本発明による2分割型滑り軸受装置の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1乃至図3を参照して第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。図2は図1のA−A線に沿って分割した上半軸受の下面図であり、図3は図1のA−A線に沿って分割した下半軸受の上面図である。
図1乃至図3を参照して第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。図2は図1のA−A線に沿って分割した上半軸受の下面図であり、図3は図1のA−A線に沿って分割した下半軸受の上面図である。
本発明の2分割型滑り軸受装置は、分割可能な上半軸受2及び下半軸受3からなり、これにより回転軸1を、回転自在に支承し回転軸1の外周面と上半軸受2及び下半軸受3の内周面との間に潤滑油を給油して回転軸1と軸受2、3との摩擦を減ずるようにしたものが前提である。
このように構成された2分割型滑り軸受装置は、下半軸受3に次の給油路を設けている。すなわち、下半軸受3の上半軸受2との接合面に第1の給油溝4bおよびこの第1の給油溝4aを軸受外部の給油設備に連通させる給油孔4aを設け、また、下半軸受3の上半軸受2との接合面であって、回転軸1を挟んで反対側の接合面に第2の給油溝15bおよびこの第2の給油溝15bを軸受外部の給油設備に連通させる第2の給油孔15aを設けている。
一方、上半軸受2に次のような油路を設けている。すなわち、前記上半軸受2の内周面に前記第1の給油溝4bと第2の給油溝15bとを連通させるように冷却溝17を設け、この冷却溝17の終端部近傍すなわち、回転軸1の回転方向(ωの矢印方向)の後部に位置する前記第2の給油溝15bに隣接して排油溝14を設けるとともに、この排油溝14を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔13を設けている。
このように上半軸受2に冷却溝17、排出油路(排油溝14、排油孔13)を備えているので、軸受内の潤滑油のうち上半軸受2を通過した油を極力軸受外部に排出することが可能となり、下半軸受3に供給される油の温度を従来技術に比べて低くし、軸受温度を低減することができる。
ここで、第1実施形態の作用効果について説明するが、図20の従来技術と比較して説明する。図20の従来技術では上半軸受2の冷却溝6を通過してきた潤滑油の大部分9は排油溝5bに集められた後、排油孔5aから排出され、残りの潤滑油8が下半軸受3に供給される。実機や試験装置の測定結果によれば、大型軸受(φ300mm〜φ500mm級)では、下半軸受3に供給される油8は給油7の温度に対して15℃から20℃程度高くなる。
これに対して第1実施形態では、図1乃至図3に示すように上半軸受2に形成した冷却溝17の終端部側に排油溝14及びこの排油溝14に連通する排油孔13を設けて、上半軸受2を通過した油を該部から軸受外に排出するようにすると共に、下半軸受3に給油孔15aとこれに連通する給油溝15bを設けて下半軸受3に冷油を直接給油する。これにより上半軸受2を通過した油を極力軸受外部に排出することが可能となり、下半軸受3に供給される油の温度を従来技術に比べて低くし、軸受温度を低減することができる。
[第2実施形態]
図4及び図5を参照して第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態を示す縦断面図であり、図5は図4のB−B線に沿って分割した上半軸受の下面図である。図1及び図2に示す実施形態と異なる点は、冷却溝17内であって、この冷却溝17内の潤滑油が第2の給油溝15b側に流れないようにするため、冷却溝17の終端すなわち、回転軸1の回転方向の前方側端部に軸方向に沿って形成し潤滑油を堰き止めるためのダム16を形成したものである。
図4及び図5を参照して第2実施形態について説明する。図4は第2実施形態を示す縦断面図であり、図5は図4のB−B線に沿って分割した上半軸受の下面図である。図1及び図2に示す実施形態と異なる点は、冷却溝17内であって、この冷却溝17内の潤滑油が第2の給油溝15b側に流れないようにするため、冷却溝17の終端すなわち、回転軸1の回転方向の前方側端部に軸方向に沿って形成し潤滑油を堰き止めるためのダム16を形成したものである。
なお、この場合、上半軸受2における冷却溝17の一部であって軸方向に形成した排油溝14と、排油溝14の底面と上半軸受2の外周面を貫通するように形成した排油孔13を備えていることは言うまでもない。
このように冷却溝17にダム16を形成したので、第1実施形態より排出効果が向上し、下半軸受3への高温油の混入を更に減少させることができる。第1実施形態では、上半軸受2の冷却溝17の回転方向の後方側に排油溝14と排油孔13を設けて上半軸受2を通過した油を軸受外部に排出する構造であるが、冷却溝17が下半軸受3に連通しているためこの油が下半軸受3に混入する可能性が考えられる。
そこで、図4及び図5に示すように上半軸受2の冷却溝17内の油をせき止めるために、回転方向の後方側にダム16を設けたので、これにより排出効果が向上し、下半軸受への油の混入を更に減少させることが可能となる。
[第3実施形態]
図6を参照して第3実施形態について説明する。図6は第3実施形態を説明するための図で、
図4のB−B線に沿って分割した上半軸受2の下面図である。本実施形態と前述の第2実施形態と異なる点は、前述した排油溝14の代わりに次のような排油溝18を設けた点である。これ以外は、第2実施形態と同一である。排油溝18は、上半軸受2における冷却溝17の一部であって潤滑油を軸方向端部に排出できるように上半軸受2の軸方向端部を開放した溝、つまり排油孔13の近傍に溝を形成すると共にこの溝を軸方向端部まで延長させて形成したものである。なお、図4、図5のダム16は、排油溝18に沿って形成してある。
図6を参照して第3実施形態について説明する。図6は第3実施形態を説明するための図で、
図4のB−B線に沿って分割した上半軸受2の下面図である。本実施形態と前述の第2実施形態と異なる点は、前述した排油溝14の代わりに次のような排油溝18を設けた点である。これ以外は、第2実施形態と同一である。排油溝18は、上半軸受2における冷却溝17の一部であって潤滑油を軸方向端部に排出できるように上半軸受2の軸方向端部を開放した溝、つまり排油孔13の近傍に溝を形成すると共にこの溝を軸方向端部まで延長させて形成したものである。なお、図4、図5のダム16は、排油溝18に沿って形成してある。
このように上半軸受2の軸方向端部を開放した排油溝18を設けることにより、例えば冷却溝17内の油が多く排油孔13だけでは排出できないような場合にも軸受両端から容易に排出することが可能となる。
[第4実施形態]
図7及び図8を参照して第4実施形態について説明する。図7は本発明の2分割型滑り軸受装置の第4実施形態を示す縦断面図であり、図8は図7のC−C線に沿って分割した上半軸受の下面図である。上述した実施形態(図4)では冷却溝17に1個のダム16を形成し、この隣接して1個の排油溝14を形成したが、本実施形態では冷却溝17に複数(ここでは3個)のダム19を形成し、各ダム19にそれぞれ隣接して複数(ここでは3個)の排油溝21を形成し、各排油溝21に上半軸受2の外周面と貫通するように排油孔20をそれぞれ形成したものである。これ以外の構成は、図4と同一である。
図7及び図8を参照して第4実施形態について説明する。図7は本発明の2分割型滑り軸受装置の第4実施形態を示す縦断面図であり、図8は図7のC−C線に沿って分割した上半軸受の下面図である。上述した実施形態(図4)では冷却溝17に1個のダム16を形成し、この隣接して1個の排油溝14を形成したが、本実施形態では冷却溝17に複数(ここでは3個)のダム19を形成し、各ダム19にそれぞれ隣接して複数(ここでは3個)の排油溝21を形成し、各排油溝21に上半軸受2の外周面と貫通するように排油孔20をそれぞれ形成したものである。これ以外の構成は、図4と同一である。
このように冷却溝17内に複数のダム19を設けて段階的に排油溝21、排油孔20を経て排出させる構造とすることにより、排出性能を向上させることができるので下半軸受3へ混入する油量をさらに減少することができる。
図9は第4実施形態の変形例を示すもので、図8に示す各排油溝21に代えて排油溝21aを形成したものである。具体的には、排油溝21aは軸方向端部に潤滑油が排出できるように溝を軸方向両端部まで延長させて形成したものである。図9のように排油溝21aを形成することにより、図8と同様に軸受両端からも容易に油を排出することが可能となり、より確実に上半軸受2から下半軸受3への油の混入を防止できる。
[第5実施形態]
図10乃至図12を参照して第5実施形態について説明する。図10は第5実施形態を示す縦断面図である。図11は図10のD−D線に沿って分割した上半軸受の下面図であり、図12は図10のD−D線に沿って分割した下半軸受の上面図である。
図10乃至図12を参照して第5実施形態について説明する。図10は第5実施形態を示す縦断面図である。図11は図10のD−D線に沿って分割した上半軸受の下面図であり、図12は図10のD−D線に沿って分割した下半軸受の上面図である。
本実施形態の2分割型滑り軸受装置は、次のように構成したものである。すなわち、下半軸受3は、上半軸受2との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝4bおよび当該第1の給油溝4bを軸受外部の給油系に連通させる給油孔4aを設ける。さらに、他方の接合面の近くに第2の給油溝26および当該第2の給油溝26を軸受外部の給油系に連通させる給油孔25を設ける。そして、上半軸受2は、前記下半軸受3に設けられた第2の給油溝26側に位置する接合面に排油溝24を設けるとともに当該排油溝24を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔23を設け、かつ、当該排油溝24と下半軸受3に設けた第1の給油溝4bとを上半軸受2に設けたる冷却溝17で連通するように構成したものである。
このように構成することにより、下半軸受3の接合面が図4のダムと同様の作用をして上半軸受2を通過した油をせき止め、このせき止められた油は上半軸受2の接合面に設けられた排油溝24及び排油孔23を介して軸受の軸方向両端部及び軸受外周とに排出されるので、図4の実施形態と同様の効果が得られる。
[第6実施形態]
図13及び図14を参照して第6実施形態について説明する。図13は第6実施形態を示す縦断面図であり、図14は図13のE−E線に沿って分割した上半軸受の下面図である。
図13及び図14を参照して第6実施形態について説明する。図13は第6実施形態を示す縦断面図であり、図14は図13のE−E線に沿って分割した上半軸受の下面図である。
本実施形態は、図1の実施形態に以下に述べる第2の排出油路を追加形成したものである。第2の排出油路は、下半軸受3において、油膜圧力が発生しない部分に第2の排油溝28を設け、さらに、この第2の排油溝28を設け、さらに、この排油溝28を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔27を設けたものである。
本実施形態は、別な見方をすると、下半軸受3において、上半軸受2との接合面に直交しかつ回転軸1の軸心を含む垂直な基準面に対して回転方向側に35°〜50°ずれた位置に第2の排油溝28を設け、さらに、この第2の排油溝28を軸受外部の排油処理設備(図示せず)に連通させる排油孔27を設けたものである。
このように構成することにより、下半軸受3を通過した熱油が上半軸受2に混入するのを防止することが可能となる。すなわち、油膜圧力が発生しない(荷重性能に寄与しない)軸受面の後方にダムを有する排油溝28を設けてせきとめ、排油孔27から軸受外部に排出し、排油溝28の開始角度θは35°〜50°とすることにより、下半軸受3でせん断摩擦発熱を受けて温度上昇した熱油が上半軸受2に混入するのを防止でき、前述した各実施形態の効果をさらに向上させ、より給油温度に近い冷油が下半軸受3に供給できる。
[第7実施形態]
図15を参照して第7実施形態について説明する。図15は第7実施形態を説明するための図で、図13のE−E線に沿って分割した上半軸受の下面図である。本実施形態は、第6実施形態の第2の排油溝28に代えて軸受軸方向に両端に開放した第2の排油溝29を設けた点が、第6実施形態とは異なる。
図15を参照して第7実施形態について説明する。図15は第7実施形態を説明するための図で、図13のE−E線に沿って分割した上半軸受の下面図である。本実施形態は、第6実施形態の第2の排油溝28に代えて軸受軸方向に両端に開放した第2の排油溝29を設けた点が、第6実施形態とは異なる。
このように軸受端部に開放した排油溝29を設けることにより、軸受端部近傍に流れる熱油など排油孔27から排出できないような場合にも、軸受両端から容易に排出することが可能となり、より確実に熱油の上半軸受2への混入を防止することができる。
[第8実施形態]
図16乃至図18を参照して第8実施形態について説明する。図16は第8実施形態を示す縦断面図であり、図17は図16のF−F線に沿って分割した上半軸受の下面図であり、図18は図16のF−F線に沿って分割した下半軸受の上面図である。
図16乃至図18を参照して第8実施形態について説明する。図16は第8実施形態を示す縦断面図であり、図17は図16のF−F線に沿って分割した上半軸受の下面図であり、図18は図16のF−F線に沿って分割した下半軸受の上面図である。
本実施形態は、次のように構成したものである。すなわち、下半軸受3は、上半軸受2との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝15bおよび当該第1の給油溝15bを軸受外部の給油系に連通させる給油孔15aを設ける。
また、他方の接合面の近くに第1の排油溝29、33およびこの第1の排油溝29、33を軸受外部の排油処理設備(図示せず)に連通させる第1の排油孔32を設ける。上半軸受2は、下半軸受3との接合面のうち第1の排油溝33側の接合面の近傍に第2の給油溝31およびこの第2の給油溝31を軸受外部の給油系に連通させる第2の給油孔30を設ける。
さらに、下半軸受3との接合面のうち第1の給油溝15b側の接合面の近傍に第2の排油溝14およびこの第2の排油溝14を軸受外部の排油処理設備(図示せず)に連通させる第2の排油孔13を設けたものである。
これにより、上半軸受2の接合面がダムと同様の作用をして下半軸受3からの熱油をせき止め、このせき止められた油は下半軸受3の接合面に設けられた排油溝33又は排油孔32を介して軸受外部に排出されるので、第7実施形態と同様の効果を有する。
[第9実施形態]
図19を参照して第9実施形態について説明する。図19は第9実施形態を示す縦断面図である。本実施形態は、例えば第1実施形態において、上半軸受2及び下半軸受3に供給する油量を適量に制御する機構を設けたものである。具体的には、図1の上半軸受2及び下半軸受3への給油路例えば給油配管に油量調整弁34、35を設けるとともに、回転軸の偏心方向(最小油膜位置)の軸受表面近傍温度を測定する温度センサ36、及び回転軸1の振動を測定する振動センサ37を設ける。これにより、第1実施形態の効果以外に、各センサ36、37の計測値を監視しながら油量調整弁34、35により適切な油量を供給することができる。
図19を参照して第9実施形態について説明する。図19は第9実施形態を示す縦断面図である。本実施形態は、例えば第1実施形態において、上半軸受2及び下半軸受3に供給する油量を適量に制御する機構を設けたものである。具体的には、図1の上半軸受2及び下半軸受3への給油路例えば給油配管に油量調整弁34、35を設けるとともに、回転軸の偏心方向(最小油膜位置)の軸受表面近傍温度を測定する温度センサ36、及び回転軸1の振動を測定する振動センサ37を設ける。これにより、第1実施形態の効果以外に、各センサ36、37の計測値を監視しながら油量調整弁34、35により適切な油量を供給することができる。
以上述べた第9実施形態は、第1実施形態のみならず第2乃至第8実施形態のいずれにも適用できることは言うまでもない。
[変形例]
図2の排油溝14は、軸方向の両端部まで延長して潤滑油が軸方向両端部に排出できるようにしてもよく、この場合には排油孔13を省いたものであってもよい。
図2の排油溝14は、軸方向の両端部まで延長して潤滑油が軸方向両端部に排出できるようにしてもよく、この場合には排油孔13を省いたものであってもよい。
以上述べた第1実施形態乃至第9実施形態の2分割型滑り軸受装置をいかなる回転機械に使用してもよい。
1…回転軸、2…上半軸受、3…下半軸受、4a…第1の給油孔、4b…第1の給油溝、5a…排油孔、5b…排油溝、6…冷却溝、7…給油、8…潤滑油、10…摺動部材、11a、11b…給油孔、12a.12b…スクレーパ、13…排油孔、14…排油溝、15a…第2の給油孔、15b…第2の給油溝、16…ダム、17…冷却溝、18…排油溝、19…ダム、20…排油孔、21…排油溝、21a…排油溝、23…排油孔、24…排油溝、25…第2の給油孔、26…第2の給油溝、27…排油孔、28…第2の排油溝、29…第2の排油溝、30…給油孔、31…給油溝、32…排油孔、33…排油溝、34、35…油量調整弁、36…温度センサ、37…振動センサ。
Claims (12)
- 回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、前記上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより前記回転軸を回転自在に支承し、かつ前記回転軸の外周面と前記上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して前記回転軸と前記軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置において、
前記下半軸受は、前記上半軸受との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝を、他方の接合面に第2の給油溝をそれぞれ設け、かつ、これら第1の給油溝および第2の給油溝をそれぞれ軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、前記上半軸受は、内周面に前記第1の給油溝と前記第2の給油溝とを連通させるように冷却溝を設け、この冷却溝の前記回転軸1の回転方向の後部に位置する前記第2の給油溝に隣接して排油溝を設けるとともに、この排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置。 - 前記上半軸受の冷却溝内であって、この冷却溝内の潤滑油が前記第2の給油溝側に流れないようにするダムを設けたことを特徴とする請求項1記載の2分割型滑り軸受装置。
- 前記第2の給油溝と隣接する前記上半軸受の排油溝の軸方向端部を開放した排油溝を設けたことを特徴とする請求項2記載の2分割型滑り軸受装置。
- 前記上半軸受の前記冷却溝内であって前記回転軸1の回転方向の後部に位置して複数の排油溝を設けるとともに、この各排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる複数の排油孔を設けると共に、前記冷却溝内の潤滑油が前記第2の給油溝側に流れないようにする複数のダムを前記排油溝に設けたことを特徴とする請求項1記載の2分割型滑り軸受装置。
- 前記上半軸受の前記冷却溝内であって前記回転軸の回転方向の後部に位置して複数の排油溝を設けるとともに、この各排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる軸方向端部が開放された複数の排油孔を設けると共に、前記冷却溝内の潤滑油が前記第2の給油溝側に流れないようにする複数のダムを前記排油溝に設けたことを特徴とする請求項1記載の2分割型滑り軸受装置。
- 前記下半軸受において、油膜圧力が発生しない部分に第2の排油溝を設け、さらに、この第2の排油溝を設け、さらに、この排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の2分割型滑り軸受装置。
- 前記下半軸受において、油膜圧力が発生しない部分に前記軸方向端部を開放した第2の排油溝を設け、さらに、この第2の排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の2分割型滑り軸受装置。
- 前記下半軸受において、前記上半軸受との接合面に直交しかつ前記回転軸の軸心を含む垂直な基準面に対して回転方向側に35°〜50°ずれた位置に第2の排油溝を設け、さらに、この第2の排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の2分割型滑り軸受装置。
- 回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、前記上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより前記回転軸を回転自在に支承し、かつ前記回転軸の外周面と前記上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して前記回転軸と前記軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置において、
前記下半軸受は、前記上半軸受との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝および当該第1の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、
さらに、他方の接合面の近くに第2の給油溝および当該第2の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、
前記上半軸受は、前記下半軸受に設けられた第2の給油溝側に位置する接合面に排油溝を設けるとともに当該排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる排油孔を設け、かつ、当該排油溝と前記下半軸受に設けた第1の給油溝とを連通させる冷却溝を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置。 - 回転軸を含む水平面で2分割された軸受部の上半軸受および下半軸受を備え、前記上半軸受および下半軸受を分割面で接合することにより前記回転軸を回転自在に支承し、かつ前記回転軸の外周面と前記上半軸受および下半軸受の内周面との間に潤滑油を給油して前記回転軸と前記軸受との摩擦を減ずるようにした2分割型滑り軸受装置において、
前記下半軸受は、前記上半軸受との2つの接合面のうち、一方の接合面に第1の給油溝および当該第1の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる給油孔を設け、
他方の接合面の近くに第1の排油溝およびこの第1の排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる第1の排油孔を設け、
前記上半軸受は、前記下半軸受との接合面のうち前記第1の排油溝側の接合面の近傍に第2の給油溝およびこの第2の給油溝を軸受外部の給油系に連通させる第2の給油孔を設け、
さらに、前記下半軸受との接合面のうち前記第1の給油溝側の接合面の近傍に第2の排油溝およびこの第2の排油溝を軸受外部の排油処理設備に連通させる第2の排油孔を設けたことを特徴とする2分割型滑り軸受装置。 - 前記上半軸受及び前記下半軸受と前記回転軸の間に供給する潤滑油の油量を調整する油量調整弁と、前記回転軸の最小油膜位置の軸受表面近傍温度を測定する温度センサと、前記回転軸の振動を測定する振動センサとを設け、前記温度センサ及び前記振動センサの計測値を監視しながら前記油量調整弁を制御し、前記潤滑油の油量を適切な油量を供給するようにしたことを特徴とした請求項1乃至10のいずれか一つに記載の2分割型滑り軸受装置。
- 請求項1〜11のいずれか一つに記載の2分割型滑り軸受装置を備えた回転機械。
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