JP2009067734A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚表面のかさつきや毛髪のパサツキを抑え、なめらかさの付与効果をさらに高め、かつ洗浄後もそれらの効果が持続し、皮膚や毛髪に対して適度の潤いとなめらかさを付与する優れた洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で示される(A)ジメチコノールと(B)フェノキシエタノールと(C)トリグリセリドを主成分とする植物油とを含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
Figure 2009067734

〔nは0〜10,000の整数を表す〕
【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄剤組成物に関し、詳しくは、ジメチコノール、フェノキシエタノールおよびトリグリセリドを主成分とする植物油を含有した洗浄剤組成物であって、洗浄後の皮膚および毛髪に対して適度の潤いとなめらかさを付与する身体用洗浄剤、毛髪用洗浄剤組成物に関する。
従来、皮膚や毛髪を洗浄する目的で、界面活性剤を洗浄基剤とする様々な洗浄剤組成物が提案されている。
これらの洗浄剤組成物には、つっぱり感やきしみ感を緩和するためにシリコーンやシリコーン誘導体を使用されているものがある(例えば、特許文献1および2参照。)。
また、肌や髪への保湿性や使用感を向上させる目的で油剤などのコンディショニング成分が配合されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしこれらの中には、単独で配合した製品を長期間連用すると、皮膚や毛髪上に蓄積し、べたつき感、ごわつき感が生じる、乾燥によって皮膚のかさつきや毛髪のパサツキが生じる等の欠点があった。また、泡性能の低下が見られ、使用時の感触に影響を与える欠点があった。

特開2006−282518 特開2007−169225 特許3403367号
上記従来技術は、いずれも洗浄剤組成物として一定の改善がなされているが、皮膚表面のかさつき防止や毛髪のパサツキ防止等の効果において、満足できる特性を十分に得られない。
そこで、本発明の目的は、従来の組成物が有する利点を低下させることなく、皮膚表面のかさつきや毛髪のパサツキを抑え、なめらかさの付与効果をさらに高め、かつ洗浄後もそれらの効果が持続し、皮膚や毛髪に対して適度の潤いとなめらかさを付与する優れた洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者等は上記事情に鑑み、鋭意研究した結果、シリコーン類、油剤単体では得られなかった潤いやなめらかさ、泡性能の向上が、ジメチコノール、フェノキシエタノールおよびトリグリセリドを主成分とする植物油を含有する洗浄剤組成物によって得られることを見出し、本発明を完成したものである。
即ち、本発明の第1の発明は、下記一般式(1)で示される(A)ジメチコノール、(B)フェノキシエタノールおよび(C)トリグリセリドを主成分とする植物油を含有することを特徴とする洗浄剤組成物である。
Figure 2009067734
〔nは0〜10,000の整数を表す〕
本発明の第2の発明は、第1の発明において、(A)のジメチコノールの25℃における動粘度が50〜5,000,000mm/sの洗浄剤組成物である。
本発明の第3の発明は、第1もしくは第2の発明において、(A)ジメチコノールと(B)フェノキシエタノールと(C)トリグリセリドを主成分とする植物油の配合比率(質量比;A:(B+C))が1:0.05〜1:3.5で、(B)と(C)の配合比率(質量比;B:C)が1:0.02〜1:5の洗浄剤組成物である。
本発明の第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、(C)のトリグリセリドを主成分とする植物油が、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、米油、サフラワー油、ダイズ油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、パーム核油、パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、プルーン種子油、ヘチマ種子油、マカデミアナッツ油、マンゴー種子油、綿実油、ヤシ油の中から選ばれる1種又は2種以上である洗浄剤組成物である。その中でもオリーブ油を好適であるとするのが、本発明の第5の発明である。
本発明の洗浄剤組成物は、洗浄時にクリーミーでなめらかな泡を実現し、洗浄時とすすぎ時の皮膚、毛髪に滑らかな感触と潤いを付与し、洗浄後もその効果を持続し、皮膚や髪に艶ややわらかさを与える。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の成分(A)に用いられる、下記一般式(1)で示されるジメチコノールとしては25℃における動粘度が10〜10,000,000mm/sのジメチコノールであり、好ましくは25℃における動粘度が50〜5,000,000mm/sのジメチコノールである。これら成分(A)のジメチコノールとしては、YF3802A(モメンティブ社製)、X−21−5849(信越化学工業社製)などが市販品として例示される。
Figure 2009067734
〔nは0〜10,000の整数を表す〕
本発明に用いられる成分(A)のジメチコノールは単品で用いてもよいが、2種以上を組み合わせて用いてもよく、2種以上のジメチコノールを併用する場合、好ましくは25℃における動粘度が10〜1000mm2/sのジメチコノールと、25℃における動粘度が100,000mm/s〜10,000,000mm/sのジメチコノール、さらに好ましくは25℃における動粘度が50〜500mm/sのジメチコノールと、25℃における動粘度が500,000mm/s〜5,000,000mm/sのジメチコノールとを組み合わせて用いるとよい。
本発明に用いられる成分(A)のジメチコノールの配合量は、洗浄時のなめらかさと洗浄後のべたつきのなさという点から、0.01〜10質量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜5質量%、最も好ましくは0.3〜2質量%である。
本発明に用いられる成分(A)のジメチコノールは予め水性エマルジョンとして配合することが好ましく、2種以上のジメチコノールを併用しても良い。これらエマルジョンはさまざまな方法で作製することができ、それらの方法は広く知られている。そのうち、乳化剤としてはアニオン系界面活性剤を用いるのが好ましい。これら成分(A)のジメチコノールの水性エマルジョンとしては、SM558(モメンティブ社製)、SILSOFT
E−50(モメンティブ社製)などが市販品として例示される。
本発明に用いられる成分(B)のフェノキシエタノールとしては、セイセプト−P(成和化成社製)、フェノキシエタノールS(第一工業製薬製)などが市販品として例示される。
本発明に用いられる成分(B)のフェノキシエタノールの配合量は、泡性能の向上という点から、全組成中に0.01〜1質量%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜0.5質量%である。
本発明に用いられる成分(C)のトリグリセリドを主成分とする植物油は、植物の種子や果実などから圧搾や溶媒抽出により得られ、脂肪酸とグリセリンとのトリエステルを主成分とする脂肪油である。ここで、「トリグリセリドを主成分とする」という表現は、高級脂肪酸と高級アルコールとのエステルであるロウ類の植物油とを区別するものの意で用いる。具体的には、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、米油、サフラワー油、ダイズ油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、パーム核油、パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、プルーン種子油、ヘチマ種子油、マカデミアナッツ油、マンゴー種子油、綿実油、ヤシ油などが挙げられ、これらの中から、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。中でも特にオリーブ油を使用するのが好ましい。これら成分(C)のトリグリセリドを主成分とする植物油としては、クロピュア アボカド(クローダジャパン社製)、NIKKOL スイートアルモンド油(日光ケミカルズ社製)、精製オリーブ油(サミット製油)、大豆油YM(日清オイリオグループ社製)、精製椿油(横関油脂工業社製)などが市販品として例示される。
本発明に用いられる成分(C)のトリグリセリドを主成分とする植物油の配合量は、洗浄時と洗浄後の潤い感という点において、全組成中に0.001〜1質量%が好ましく、さらに好ましくは0.01〜0.5質量%である。
泡性能の向上、皮膚や毛髪に与える潤いやなめらかさ、やわらかさなどの総合的な点から、本発明の成分(A)ジメチコノールと(B)フェノキシエタノールと(C)トリグリセリドを主成分とする植物油の配合比率(質量比;A:(B+C))は1:0.05〜1:3.5、(B)と(C)の配合比率(質量比;B:C)は1:0.02〜1:5であることが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、前記の必須成分に加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通常使用されている任意の成分を使用することが出来る。これらの成分としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、脂肪酸、油分、防腐剤、保湿剤、ポリマー類、アミノ酸誘導体、糖誘導体、香料、水、アルコール、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤等が挙げられる。
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、これに限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
本発明の洗浄剤組成物を用いて洗髪した時の滑らかさの評価法を説明する。
8g/20cmの中国人毛髪を8%過酸化水素水に30分浸漬させ、ブリーチ処理を行った。それぞれの毛髪を下記組成のコントロールの5%洗浄剤組成物水溶液、もしくは試料5%洗浄剤組成物水溶液に浸漬し、洗浄時(ブラッシング12回)とすすぎ時(すすぎながらブラッシング12回)にブラッシングテスター(テクノ・ハシモト社製)にてブラッシングを行い、洗髪時における櫛どおり負荷を測定した。
コントロール (質量%)
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 10.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.0
セルロース誘導体 0.2
(商品名:カチナールHC−200 [東邦化学工業社製])
精製水 残 余
洗髪時の滑らかさ(櫛どおり負荷)
◎ :コントロールと比較して極めて良好
○ :コントロールと比較して良好
△ :コントロールと比較してやや良好
× :コントロールと比較して同等か悪い
本発明の洗浄剤組成物を用いて洗髪したときの使用感・仕上がりの評価法を説明する。使用感・仕上がり感試験法(ハーフヘッド法) パネル(30人)が頭髪を左右半々に分け、一方に上記コントロールとして示したシャンプーを、他方に試料をそれぞれ塗布し、同時に洗髪した時の滑らかさ、泡のクリーミーさ、毛髪を乾燥させた後のうるおい感、べ
たつきのなさ及びツヤ等の仕上がり感を官能評価した。
また、評価の基準を次のように設定した。
◎・・・コントロールより良いと答えた人数が25名以上
○・・・コントロールより良いと答えた人数が20〜24名
△・・・コントロールより良いと答えた人数が16〜19名
×・・・コントロールより良いと答えた人数が15名以下
表1に記載の配合組成よりなるヘアシャンプーを調製し、これらを使用したときの毛髪の滑らかさ、泡のクリーミーさ、毛髪を乾燥させた後のうるおい感、べたつきのなさ及びツヤ等の仕上がり感を評価し、その結果を同じく表1に示した。
実施例1〜16、比較例1〜6(ヘアシャンプー)
Figure 2009067734
表1より明らかなように、実施例1〜16のヘアシャンプー組成物は、使用したときの毛髪の滑らかさ、泡のクリーミーさ、毛髪を乾燥させた後のうるおい感、べたつきのなさ及びツヤ等の仕上がり感において優れた性能を示していた。
一方、本発明の構成を欠いた比較例1〜6については、使用したときの毛髪の滑らかさ、泡のクリーミーさ、毛髪を乾燥させた後のうるおい感、べたつきのなさ及びツヤ等の仕上がり感において、いずれかの項目が劣り、本発明の目的を達成しなかった。
実施例17 ヘアシャンプー
(質量%)
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 3.0
ラウリル硫酸アンモニウム 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
ラウリン酸モノイソプロパノールアミド 1.0
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
POEセチルエーテル 1.0
(商品名:N−BC−15TX[日本サーファクタント社製])
セルロース誘導体 0.2
(商品名:カチナールHC−200[東邦化学工業社製])
セルロース誘導体 0.2
(商品名:レオガードGP[ライオン社製])
エデト酸二ナトリウム 0.2
フェノキシエタノール ・・・(B) 0.2
安息香酸ナトリウム 0.4
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液 2.0
(商品名:マーコート550[カルゴン社製])
グリチリチン酸二カリウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
クエン酸 適 量
ニンジンエキス 0.1
(商品名:ニンジン抽出液BG[丸善製薬社製])
オウバクエキス 0.1
(商品名:オウバクリキッドB [一丸ファルコス社製])
オリーブ油 ・・・(C) 0.1
アボカド油 ・・・(C) 0.05
ジメチコノール水性エマルジョン ・・・(A) 1.0
(1,000,000mm/s;25℃ シリコーン純分70%)
香料 適 量
精製水 残 余
*成分配合比(質量比)
(A):((B)+(C))=1:0.5
(B):(C)=1:0.75
常法により上記組成のヘアシャンプーを調整(pH6.0/25℃)し、滑らかさ、泡のクリーミーさ、潤い感、べたつきのなさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例18 ヘアシャンプー
(質量%)
POE(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 3.0
ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液 3.0
ジプロピレングリコール 4.0
ラウリン酸モノイソプロパノールアミド 1.0
ジステアリン酸エチレングリコール 1.5
セルロース誘導体 0.3
(商品名:カチナールHC−200[東邦化学工業社製])
エデト酸二ナトリウム 0.2
フェノキシエタノール ・・・(B) 0.1
安息香酸ナトリウム 0.4
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液 2.0
(商品名:マーコート550[オンデオ ナルコ社製])
グリチリチン酸二カリウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
クエン酸 適 量
ハチミツ 0.1
加水分解コンキオリン 0.1
(商品名:真珠たん白抽出液BG−J[丸善製薬社製])
ムラサキセンブリエキス 0.1
(商品名:ムラサキセンブリ抽出液[丸善製薬社製])
オリーブ油 ・・・(C) 0.1
ジメチコノール水性エマルジョン ・・・(A) 1.0
(1,000,000mm/s;25℃:
200mm/s;25℃=7:3 シリコーン純分70%)
ジメチコン水性エマルジョン 0.5
(商品名:BY22−083[東レ・ダヴコーニング・シリコーン社製])
香料 適 量
精製水 残 余
*成分配合比(質量比)
(A):((B)+(C))=1:0.3
(B):(C)=1:1
常法により上記組成のヘアシャンプーを調整(pH6.0/25℃)し、滑らかさ、泡のクリーミーさ、潤い感、べたつきのなさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例19 ボディシャンプー
(質量%)
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 3.0
N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン 0.5
POEセチルエーテル 1.0
(商品名:N−BC−10TX[日本サーファクタント社製])
ラウリン酸モノイソプロパノールアミド 1.0
POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル 0.1
(商品名:エルファコスGT282S[アクゾ社製])
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液 1.0
(商品名:マーコート550[ナルコ社製])
エデト酸二ナトリウム 0.2
サリチル酸 0.1
パラベン 0.1
フェノキシエタノール ・・・(B) 0.2
オリーブ油 ・・・(C) 0.2
アルモンド油 ・・・(C) 0.1
ジメチコノール ・・・(A) 1.2
(100mm/s;25℃)
キウイエキス 0.1
(商品名:キウイ抽出液[香栄興業社製])
クエン酸 適 量
香料 適 量
精製水 残 余
*成分配合比(質量比)
(A):((B)+(C))=1:0.4
(B):(C)=1:1.5
常法により上記組成のボディシャンプーを調整(pH6.0/25℃)し、滑らかさ、泡のクリーミーさ、潤い感、べたつきのなさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
実施例20 ボディソープ
(質量%)
ラウリン酸 8.0
ミリスチン酸 5.0
パルミチン酸 5.0
POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 5.0
パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
グァーガム誘導体 0.1
(商品名:カチナールCG−100 [東邦化学工業社製])
アクリルアミド・アクリル酸・
塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液 1.0
(商品名:マーコートプラス3330[ナルコ社製])
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液 1.0
(商品名:マーコート550[ナルコ社製])
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.5
加水分解シルク液 0.1
(商品名:プロモイスシルク−1000[成和化成社製])
モモ葉エキス 0.1
(商品名:モモ抽出液[丸善製薬社製])
プロピレングリコール 5.0
濃グリセリン 2.0
エデト酸二ナトリウム 0.2
フェノキシエタノール ・・・(B) 0.1
オリーブ油 ・・・(C) 0.1
ツバキ油 ・・・(C) 0.1
ジメチコノール 0.5
(商品名:YF3802A[モメンティブ社製]80,000mm/s;25℃)
水酸化カリウム 適 量
香料 適 量
精製水 残 余
*成分配合比(質量比)
(A):((B)+(C))=1:0.6
(B):(C)=1:2
常法により上記組成のボディソープを調整(pH8.5/25℃)し、滑らかさ、泡のクリーミーさ、潤い感、べたつきのなさ等の仕上がり具合を評価したところ、いずれの特性も優れており、良好な結果を得た。
尚、実施例17−20の処方にて用いた香料は下記の表2に示したものである。
Figure 2009067734
本発明の洗浄剤組成物は、洗浄時にクリーミーでなめらかな泡を実現し、洗浄時とすすぎ時の皮膚、毛髪に滑らかな感触と潤いを付与し、洗浄後もその効果を持続し、皮膚や髪に艶ややわらかさを与えることができるため、従来になく使用感のよい洗浄剤を提供できる。

Claims (5)

  1. 下記一般式(1)で示される(A)ジメチコノールと、(B)フェノキシエタノールと(C)トリグリセリドを主成分とする植物油とを含有する洗浄剤組成物。
    Figure 2009067734
    〔nは0〜10,000の整数を表す〕
  2. (A)のジメチコノールの25℃における動粘度が50〜5,000,000mm/sの請求項1に記載の洗浄剤組成物。
  3. (A)ジメチコノールと(B)フェノキシエタノールと(C)トリグリセリドを主成分とする植物油の配合比率(質量比;A:(B+C))が1:0.05〜1:3.5で、(B)と(C)の配合比率(質量比;B:C)が1:0.02〜1:5の請求項1もしくは2に記載の洗浄剤組成物。
  4. (C)のトリグリセリドを主成分とする植物油が、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、米油、サフラワー油、ダイズ油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、パーム核油、パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、プルーン種子油、ヘチマ種子油、マカデミアナッツ油、マンゴー種子油、綿実油、ヤシ油の中から選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜3いずれかに記載の洗浄剤組成物。
  5. (C)のトリグリセリドを主成分とする植物油が、オリーブ油である請求項1〜4いずれかに記載の洗浄剤組成物。
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