JP2009067546A - 作業車両用キャビン - Google Patents

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Iwao Takayama
岩雄 高山
Jun Fujita
潤 藤田
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Abstract

【課題】十分な強度と天井窓の左右方向への視界を確保する。
【解決手段】天面部4に天井窓4Wが形成された作業用車両のキャビンにおいて、側面部の上辺に配置されて天面部4を支持する天井側フレーム11のうち、後部受けフレーム13を、水平方向に配置された下辺部13aと、当該下辺部13aの内縁部から外側上方に折り曲げられた斜辺部13bと、斜辺部13bの上縁部から水平方向内側に折り曲げられた上辺部13dを有する略Z字形断面に形成して強度を確保し、さらに上辺部13dの内縁部を、下辺部13aの内縁部より外側に位置させて、左右方向の視界を広げた。
【選択図】図8

Description

本発明は、天面部に天井窓が設けられた作業車両用キャビンに関する。
たとえば特許文献1には、天井窓を有するキャビンが開示されている。このキャビンでは、正面窓と側面窓とが正面ポストを介して配置され、また正面窓と天井窓とが天井前部フレームを介して設置されている。このようなキャビンの他に、視線を正面と上方との間、および正面と側方との間で移動させる時に分断されるのを避けるために、正面窓と天井窓、正面窓と側面窓がガラス板を接合したコーナー部を介して連続して形成されるものもある。
特許文献2は、キャビンの天井部のフレームを、スライド窓やスライドドアを取り付けるのが容易な矩形断面の異形パイプにより形成したものである。
特開平7−101689号公報 特開2001−115498号公報
ガラス板を接合したコーナー部を介して正面窓と天井窓、正面窓と側面窓とを連続形成したキャビンの場合、天井前部フレームが省略されているため、天井窓の両側に配置された天井側フレームにより、上方からの落下物でキャビンが損傷しないだけの強度を確保しなければならない。
従来の天井側フレームには、特許文献2のようなパイプ材が用いられてきた。しかし、このような矩形断面のパイプ材は、強度を十分に確保できるものの、天井窓の左右方向の視界を広く確保することができないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決して、十分な強度と天井窓の左右方向への視界を確保できる作業車両用キャビンを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、正面窓を有する正面部と、側面窓を有する左右の側面部と、天井窓を有する天面部が形成された作業車両用キャビンであって、側面部の上辺で天面部を支持する側部受け部材を、水平方向に配置された下辺部と、当該下辺部の内縁部から外側上方に折り曲げられた斜辺部と、斜辺部の上縁部から水平方向内側に折り曲げられて天井窓を支持する上辺部とで略Z字形断面に形成し、前記上辺部の内縁部を、前記下辺部の内縁部より外側に位置するように形成したものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、天面部は、前縁部から後部上方に所定の傾斜角で傾斜する傾斜部と、当該傾斜部から水平方向に後続する平坦部からなり、前記傾斜部に沿って天井窓が設けられ、前記傾斜部に対応して、側部受け部材の上辺部が後方ほど高くなる傾斜状に形成されたものである。
請求項1記載の発明によれば、側面部の上辺で天面部(天井窓)を支持する側部受け部材を略Z字形断面に形成し、さらに上辺部の内縁部を下辺部の内縁部より外側に位置させたので、上方からの圧縮荷重および曲げ荷重に対して十分な強度を確保できるとともに、操縦席から天井窓の左右方向の視界を広く確保することができる。
請求項2記載の発明によれば、側部受け部材の下辺部を水平に配置し、傾斜部に対応して上辺部を後部上方に傾斜させることにより、ガラス板が後部上方に後傾されて反射光が少なく見やすい天井窓を容易に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1に示すように、たとえば大型のコンテナを取り扱うための作業車両である大型フォークリフト1には、車体1a上に操縦席Sを収容したキャビン2が設置されている。このフォークリフト1は、荷役装置1bにより大型のコンテナを複数段に積み付ける操作機能を有しており、キャビン2から上段で積み付けるコンテナを目視するために、正面から上方および左右側方にそれぞれ連続した広い視界が得られる複数の窓がキャビン2に形成されている。
このキャビン2は、図2に示すように、正面部3、天面部4、左右の側面部5,5および背面部6を有し、前面部3が上部後方に傾斜する後傾状の箱形に形成され、左右の側面部5,5が内側上方にそれぞれわずかに傾斜されている。
図3〜図5に示すように、正面部3には、下部の目隠し板3aと、この目隠し板3aから上方部全体に形成された正面窓3Wとが設けられている。また天面部4には、図6に示すように、傾斜角γで後部上方に傾斜されて天井窓4Wを有する傾斜部4Fと、傾斜部4Fから水平方向に後方に延長されて天井板4aで覆われた水平部4Rとが設けられている。そして、天井窓4Wと正面窓3Wは、ガラス板3g,4gが互いに当接される上辺コーナー部7Uを介して連続するように形成されている。
左右の側面部5,5には、前部の前側面窓(側面窓)5FWと、中間部の開閉扉5Dに形成された扉側面窓(側面窓)5MWと、後側面窓(側面窓)5RWとが設けられており、前側面窓5FWと正面窓3Wは、各ガラス板5g,3gが互いに当接される側辺コーナー部7Sを介して連続するように形成されている。また、前側面窓5FWと開閉扉7との間にサイドピラー8が立設されている。
背面部6には、背面板6aの上下方向の中央部から上方部分に背面窓6Wが全幅にわたって形成され、この背面窓6Wと左右の後側面窓5RWは、ガラス板が互いに当接する後面コーナー部7Rを介して連続するように形成されている。
図6に示すように、天面部4には、側面部5の上辺に天面部4を支持する左右一対の天井側フレーム11が設けられ、背面部6の上辺に天面部4を支持する天井後フレーム15が設けられている。
前記天井側フレーム11は、サイドピラー8より前部に設けられた先端受けフレーム12と、サイドピラー8より後部に設けられた本発明に係る後部受けフレーム(側部受け部材)13とで構成されている。そして、これら先端受けフレーム12と後方受けフレーム13の外側に、天井板4aに連続する上面部14aと、側面部5の外板に連続する側面部14bからなる外面部材14が取り付けられている。
先端受けフレーム12は、サイドピラー8の上端から前方に突出されて天井窓4Wの前端側を片持ち支持するもので、図7(c)(d)および図8に示すように、天井窓4Wの傾斜角γに沿って後部上方に傾斜される傾斜天板部12aと、互いに平行に垂下された外側板部12bおよび内側板部12dと、水平方向に配置された底板部12cとで、扁平状の略矩形断面に形成され、十分な強度が確保されるとともに、図5に示すように、操縦席Cからの視界θ’が確保されている。またこれら先端受けフレーム12は、基端側の高さが高く形成されるとともに、内側上部と外側下部のそれぞれの両コーナー部に、漸次幅広となる面取り板部12e,12fが設けられ、先端側の略矩形断面から基端側の略6角形断面に漸次変形されている。
後部受けフレーム13は、図6、図7(a)(b)および図8に示すように、前部で傾斜角γで傾斜する後傾部13Fと、後部で直状断面の水平部13Rからなり、外面部材14が取り付けられている。
前記後部受けフレーム13は、水平方向に配置された下辺部13aと、下辺部13aの内縁の折り曲げ部から外側上方に所定の折り曲げ角αで折り曲げられた斜辺部13bと、下辺部13aの外縁部から垂直方向下側に折り曲げられて側面部14bが取り付けられる垂辺部13cと、斜辺部13bの上縁から水平方向内側に折り曲げられて上面部14aが取り付けられる上辺部13dとで構成されている。また上辺部13dの内縁部が、下辺部13aの内縁部(折り曲げ部)より距離dだけ外側に位置するように形成されており、これにより、操縦席Cから天井窓4Wを通して広がる視界θを広く確保している。
そして、後部受けフレーム13の前傾部13Fでは、上辺部13dが、天井窓4Wの傾斜角γに対応して、高さH1からH2に変化するように傾斜され、ここの傾斜に従って折り曲げ角αが前部から後部になるに従って大きくなるように変化されている。ここで、斜辺部13bの折り曲げ角αは、60°以上で80°以下の範囲に設定されている。これは、60°未満では曲げ強度および圧縮強度が低下するからであり、80°を越えると、広い視界θが確保できないからである。
さらに後部受けフレーム13上辺部13d上面に、天井窓4Wのガラス板4gの縁部と外面部材14の上面部14aとが支持され、その隙間に合成ゴム製のシール材が装着されて、固定されるとともにシールされている(なお、図5を除いて、シール材は図示していない)。
上記実施の形態によれば、側面部5の上辺で天井窓4Wを支持する後部受けフレーム13を、略Z字形断面に形成し、さらに後部受けフレーム13の上辺部13dの内縁部を、下辺部13aの内縁部より外側に位置させ、上辺部13dに天井窓4Wのガラス板4gを支持させたので、落下物に耐える十分な強度で天面部4および天井窓4Wを確保することができ、キャビン2の安全性を確保できるとともに、操縦席Cから左右の後部受けフレーム13間の天井窓4Wの視界θを広く確保することができ、フォークリフトの作業性を向上させることができる。また、この後部受けフレーム13を採用することにより、天井窓を後傾させるために、テーパー面を有する矩形断面のパイプ材を使用するのに比較して、製造が容易で安価に製造することができる。
本発明に係る作業車両用キャビンの実施の形態を示し、作業車両を示す側面図である。 キャビンを示す斜視図である。 キャビンを示す平面図である。 キャビンを示す正面図である。 キャビンの天井部を示す横断面図である。 キャビンの天井部を示す縦断面図である。 天井側フレームを示し、(a)は図6に示すA−A断面図、(b)は図6に示すB−B断面図、(c)は図6に示すC−C断面図、(d)は図6に示すD−D断面図である。 天井側フレームの後部受けフレームを示す斜視図である。
符号の説明
1 フォークリフト
2 キャビン
3 正面部
3W 正面窓
4 天面部
4a 天井板
4W 天井窓
5 側面部
5FW 前側面窓
5D 開閉扉
7U 上辺コーナー部
7S 側辺コーナー部
8 サイドピラー
11 天井側フレーム
12 先端受けフレーム
13 後部受けフレーム(側部支持部材)
13a 下辺部
13b 斜辺部
13c 垂辺部
13d 上辺部
14 外面部材
14a 上面部
14b 側面部

Claims (2)

  1. 正面窓を有する正面部と、側面窓を有する左右の側面部と、天井窓を有する天面部が形成された作業車両用キャビンであって、
    側面部の上辺で天面部を支持する側部受け部材を、水平方向に配置された下辺部と、当該下辺部の内縁部から外側上方に折り曲げられた斜辺部と、斜辺部の上縁部から水平方向内側に折り曲げられて天井窓を支持する上辺部とで略Z字形断面に形成し、
    前記上辺部の内縁部を、前記下辺部の内縁部より外側に位置するように形成した
    ことを特徴とする作業車両用キャビン。
  2. 天面部は、前縁部から後部上方に所定の傾斜角で傾斜する傾斜部と、当該傾斜部から水平方向に後続する平坦部からなり、前記傾斜部に沿って天井窓が設けられ、
    前記傾斜部に対応して、側部受け部材の上辺部が後方ほど高くなる傾斜状に形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の作業車両用キャビン。
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