JP2009067087A - 電気式ディーゼル車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、エンジンと電力変換装置を効果的に冷却できる電気式ディーゼル車両を提供することを課題とする。
【解決手段】電気式ディーゼル車両は、エンジン2、電力変換装置4、熱交換器6a、6b、および送風機8を有する。エンジン2に接続された熱交換器6aと、電力変換装置4に接続された熱交換器6bは、送風機8から発生される冷却風の流路に沿って直列に配置され、2つの熱交換器6a、6bと送風機8が一体化されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ディーゼルエンジンの出力を電気エネルギーに変換して動力を得るディーゼル機関車などの電気式ディーゼル車両に関する。
従来、電気式ディーゼル車両として、ディーゼルエンジンを用いて発電機を回して電力を得て、この電力を利用して車輪回転用のモータを駆動する鉄道車両が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。この鉄道車両は、水を冷媒としたラジエターを用いてエンジンを冷却している。
しかし、この種の電気式ディーゼル車両においては、発電機によってエンジンの出力を電力に変えた後、発電機の出力をモータの駆動に適した交流電圧(例えば3層の交流)に変換する電力変換装置が必要であり、この電力変換装置も発熱することが知られている。つまり、この電力変換装置も冷却の必要があり、冷却のための構成が別途必要となる。
MTU Friedrichshafen GmbH / SIM 06 105(52 2E)1/02・Printed in Germany・SIMA 2002-09 R
この発明の目的は、エンジンと電力変換装置を効果的に冷却できる電気式ディーゼル車両を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電気式ディーゼル車両は、エンジンの出力を電力変換装置で変換して車両の駆動装置に給電する電気式ディーゼル車両であって、上記エンジンおよび電力変換装置を冷却するための少なくとも1つの熱交換器およびこの熱交換器を通る冷却風を発生させる少なくとも1つの送風機を一体化したことを特徴とする。
また、本発明の電気式ディーゼル車両は、エンジンの出力を電力変換装置で変換して車両の駆動装置に給電する電気式ディーゼル車両であって、上記エンジンおよび電力変換装置を冷却するための少なくとも1つの熱交換器と、この少なくとも1つの熱交換器、上記エンジン、および上記電力変換装置に循環させる冷媒を収容したタンクと、このタンク内に収容した冷媒を上記少なくとも1つの熱交換器、上記エンジン、および上記電力変換装置に循環させるための少なくとも1つのポンプと、上記冷媒の流通経路を切り換えて上記エンジン用に割り当てる熱交換器と上記電力変換装置用に割り当てる熱交換器を切り換えるための少なくとも1つの切換弁と、上記少なくとも1つの熱交換器を通る冷却風を発生させる少なくとも1つの送風機と、上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方の発熱量に応じて、上記ポンプ、切換弁、送風機の少なくともいずれかを動作制御する制御部と、を有する。
更に、本発明の電気式ディーゼル車両は、エンジンの出力を電力変換装置で変換して車両の駆動装置に給電する電気式ディーゼル車両であって、上記エンジンおよび電力変換装置を冷却するための複数の熱交換器と、これら複数の熱交換器、エンジン、および電力変換装置に循環させる冷媒を収容した唯一のタンクと、このタンク内に収容した冷媒を上記複数の熱交換器、エンジン、および電力変換装置に循環させるための少なくとも1つのポンプと、上記冷媒の流通経路を切り換えて、上記エンジン用に割り当てる熱交換器と上記電力変換装置用に割り当てる熱交換器を切り換える、少なくとも1つの切換弁と、上記複数の熱交換器それぞれに対応して設けられ、各熱交換器を通る冷却風を発生させる複数の送風機と、上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方の発熱量に応じて、上記ポンプ、切換弁、送風機の少なくともいずれかを動作制御する制御部と、を有する。
上記発明によると、エンジンと電力変換装置の双方を熱交換器と送風機をユニット化した共通の冷却機構で冷却でき、それぞれの発熱量に応じて、適当な熱交換器を割り当て、適当な量の冷媒を流通させ、適当な量の冷却風を発生させることができ、エンジンと電力変換装置を無駄なく効果的に冷却することができる。
この発明の電気式ディーゼル車両は、上記のような構成および作用を有しているので、エンジンと電力変換装置を効果的に冷却できる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、この発明の第1の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。
本実施の形態の電気式ディーゼル車両は、ディーゼルエンジン2(DM;ディーゼル・モータ)(以下、単に、エンジン2と称する)、エンジン2の出力を電気エネルギーに変換する図示しない発電機、この発電機で得た交流電圧を一旦直流に変換してモータ駆動に適した3相の交流に変換する電力変換装置4(CI;コンバータ・インバータ)、および電力変換装置4で得た交流電圧を用いて図示しない車輪を回転させる図示しないモータ(駆動装置)を有する。
また、この電気式ディーゼル車両は、エンジン2を冷却するための熱交換器6a(エンジン用熱交換器)、電力変換装置4を冷却するための熱交換器6b(変換装置用熱交換器)、2つの熱交換器6a、6bの図示しない放熱フィンを通して流す冷却風Wを発生させる送風機8、およびこれら冷却機構6、8を動作させるための補助電源装置10(APU;オギジラリー・パワー・ユニット)を有する。
エンジン2および電力変換装置4には、それぞれ図示しないウォータージャケットなどを介して上述した専用の熱交換器6a、6bが接続されており、冷媒(本実施の形態では冷媒として水を用いた)の流路の途中にそれぞれ専用のポンプ12a、12bが取り付けられている。ポンプ12a、12bは、図示のように、それぞれ、エンジン2および電力変換装置4に一体化されても良いが、別体に取り付けても良い。
しかして、各ポンプ12a、12bを駆動して各熱交換器6a、6bの流路を通して冷媒を循環させることで、エンジン2および電力変換装置4の熱をそれぞれの熱交換器6a、6bが奪い、熱交換器6を送風機8の冷却風Wで冷却することで、エンジン2および電力変換装置4を冷却するようになっている。なお、本実施の形態では、2つの熱交換器6a、6bは、送風機8により発生される冷却風Wの流路に沿って直列に配置されており、これら熱交換器6a、6b、送風機8が一体化されている。
補助電源装置10は、図2に示すように、制御部20(CTR;コントローラ)、および3つの電源装置21、22、23(PU;パワーユニット)を有する。制御部20には、エンジン2の発熱量に関する情報、および電力変換装置4の発熱量に関する情報が入力されるようになっている。電源装置21は、制御部20の制御に基づいて、エンジン冷却用のポンプ12aに駆動電圧を給電する。また、電源装置22は、制御部20の制御に基づいて、電力変換装置冷却用のポンプ12bに駆動電圧を給電する。さらに、電源装置23は、制御部20の制御に基づいて、送風機8の駆動電圧を給電する。本実施の形態では、2つのポンプ12a、12bによる冷媒の流量、および送風機8による冷却風Wの流量が制御可能となっている。
すなわち、制御部20は、エンジン2および電力変換装置4の発熱量の経時変化を監視して、エンジン2および電力変換装置4のうち少なくとも一方が予め設定したしきい値を超えて発熱量が多くなった場合に、その発熱量が多くなったエンジン2または電力変換装置4に割り当てられた熱交換器6a、6bに冷媒を循環させるためのポンプを動作させる。また、制御部20は、エンジン2および電力変換装置4の発熱量に応じて、送風機8を駆動制御する。
以上のように、本実施の形態によると、エンジン2の冷却用に割り当てられた熱交換器6a、電力変換装置4の冷却用に割り当てられた熱交換器6b、および2つの熱交換器6a、6bを通る冷却風を発生させるための送風機8を一体化したため、装置構成を小型化でき、装置の設置スペースを小さくできる。また、本実施の形態によると、1つの送風機8を2つの熱交換器6a、6bに兼用としたため、騒音の発生源を少なくでき、消費電力も抑えることができる。さらに、本実施の形態によると、エンジン2の経時的な発熱量の変化、および/或いは電力変換装置4の経時的な発熱量の変化を制御部20で監視して、これら発熱量に応じてポンプ12a、12bによる冷媒の循環速度や送風機8による冷却風の流量をコントロールできるため、エンジン2および電力変換装置4を無駄なく効果的に冷却できる。
なお、上述した実施の形態では、エンジン用の熱交換器6aと電力変換装置用の熱交換器6bを使用したが、1つの熱交換器を兼用で用いても良い。また、送風機8も1台に限らず、各熱交換器に専用に設けても良い。さらに、上述した実施の形態では、送風機8による風の流れ方向上流側にエンジン用の熱交換器6aを配置して下流側に電力変換装置用の熱交換器6bを配置したが、送風機8を反対側に取り付けて風の流れる順序を逆にしても良い。
図3には、この発明の第2の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、エンジン用の熱交換器6aと電力変換装置用の熱交換器6bを一体化して、送風機8により発生される冷却風Wの流路に対して並列に配置したことを特徴としている。また、この一体化した熱交換器6と送風機8との位置関係は、冷却風Wの流路に沿って上流側に熱交換器6、下流側に送風機8を配置する構成とした。他の構成については、上述した第1の実施の形態と略同じであるため、ここでは、同様に機能する構成要素については、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図3に示す構成を採用すると、上述した第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、他の熱交換器を通っていないフレッシュな冷却風Wを各熱交換器6a、6bに供給でき、その分、熱交換能力を高めることができる。
図4には、この発明の第3の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、ポンプ12aをエンジン2と別体に配置し且つポンプ12bを電力変換装置4と別体に配置し、各ポンプ12a、12bに専用のタンク16a、16bを設けた以外、上述した第2の実施の形態の構成と略同じ構成を有する。よって、第2の実施の形態と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
冷媒を循環させるためのポンプ12a、12bは、このように、発熱体と別体に設けることもでき、設計の自由度を高めることができる。また、ポンプ12a、12bを別体に設けることにより、特に、絶縁不良の原因となり易い装置構成(すなわちポンプ12b)を電力変換装置4から分離することができ、故障の原因を少なくできる。
図5には、この発明の第4の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、エンジン2専用に予め割り当てられた2台の熱交換器6a、6b、電力変換装置4専用に予め割り当てられた2台の熱交換器6f、6g、エンジン2の冷却に使用可能であるとともに電力変換装置4の冷却に使用可能な3台の熱交換器6c、6d、6e、6f、6g、および、3台の兼用の熱交換器6c、6d、6e、6f、6gに循環させる冷媒の流路を切り換えてエンジン2または電力変換装置4に選択的に接続させるための6つの切換弁14a、14b、14c、14d、14e、14fを有する。
例えば、兼用の熱交換器6cをエンジン2に接続する場合、切換弁14aを開にして切換弁14bを閉にする。反対に、熱交換器6cを電力変換装置4に接続する場合、切換弁14aを閉にして切換弁14bを開にする。或いは、熱交換器6cに冷媒を循環させずに機能を停止させる場合には、2つの切換弁14a、14bをともに閉とする。また、2つの切換弁14a、14bをともに開にしてエンジン2と電力変換装置4の双方に接続するようにしても良い。
本実施の形態では、冷媒の流路は1系統に繋がっており、冷媒を循環させるためのポンプ12および冷媒を収容したタンク16が兼用となっている。さらに、上述した合計7台の熱交換器6a〜6gは、この順番で直列に繋げて配置されており、冷却風Wの流路に沿って複数の熱交換器6の最下流に送風機8が直列に配置されている。これ以外の基本的な構成は、上述した各実施の形態と同じであるため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
上記構造の冷却機構は、補助電源装置10内の制御部20の制御によって、次のように動作する。つまり、制御部20は、エンジン2の発熱量および電力変換装置4の発熱量を経時的に監視し、両者を適切な温度に冷却するように、送風機8、ポンプ12、および切換弁14a〜14fを制御する。例えば、車両を停止している状態から走行させるときに、発熱量の比較的大きい電力変換装置4を優先的に冷やすように兼用の3台の熱交換器6c、6d、6eを電力変換装置4に接続して合計5台の熱交換器6c〜6gで電力変換装置4を冷却し、走行を始めてエンジン2の発熱量が上昇してきたときに、兼用の3台の熱交換器6c、6d、6eをエンジン2に接続してエンジン2を優先的に冷却するようにしても良い。
以上のように、エンジン2および電力変換装置4の双方に接続可能な複数台の兼用の熱交換器6c、6d、6eを用意することで、切換弁14を切り換え制御するだけで、これらの熱交換器を適当に割り当てることができ、エンジン2および電力変換装置4の発熱量の経時的な変化に対応でき、エンジン2および電力変換装置4を効果的に冷却できる。なお、兼用の熱交換器6c、6d、6eは、エンジン2および電力変換装置4の双方に振り分けて接続しても良い。また、全ての熱交換器6a〜6gをエンジン2および電力変換装置4に兼用で接続できるように、より多くの切換弁14を設けても良い。
図6には、この発明の第5の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。また、図7には、この発明の第6の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。図6の電気式ディーゼル車両の冷却機構は、送風機8から発生される冷却風Wの流路に対して複数の熱交換器6a〜6gが並列に配置されており、この点において上述した第4の実施の形態と異なる。また、図7の冷却機構は、冷却風の流路を2系統にした点で上述した第5の実施の形態と異なる。これ以外の構成は、上述した各実施の形態と略同じであるため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6の冷却機構のように送風機8に対して複数の熱交換器6a〜6gを並列に配置することで、全ての熱交換器にフレッシュな冷却風を流通させることができ、熱交換器6による熱交換能力をより高めることができる。
図7には、この発明の第6の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両の冷却機構は、エンジン専用の2台の熱交換器6a、6bをユニット化して1台の送風機8aを組み合わせ、兼用の3台の熱交換器6c、6d、6eをユニット化して1台の送風機8bを組み合わせ、電力変換装置専用の2台の熱交換器6f、6gをユニット化して1台の送風機8cを組み合わせた構造を有する。これら3台の送風機8a〜8cは、制御部20によって独立して動作制御される。これ以外の構成は、図6を用いて説明した第5の実施の形態と略同じであるため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
このように送風機8を機能的に複数の熱交換器に割り当てることで、上述した第5の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、送風の必要の無い送風機8の運転を停止したり、ファンの回転を選択的に低速に制御したりすることもでき、騒音の発生源となる送風機8の動作を必要最小限に抑えることができる。
図8には、この発明の第7の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、3つの熱交換器6a、6b、6cをユニット化して1台の送風機8aを組み合わせて、残り4つの熱交換器6d、6e、6f、6gをユニット化して1台の送風機8bを組み合わせ、且つ、これら2台の送風機8a、8bが担う冷却風Wの流通空間を仕切る仕切り壁18を設けた点で、上述した第5の実施の形態の冷却機構(図6)と異なる構造を有する。これ以外の構成は、図6の構成と略同じであるため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
このように、車両内の空間を仕切り壁18で仕切ることで、一方の送風機8aから発生する冷却風Wと他方の送風機8bから発生する冷却風Wが干渉することを防止でき、互いの送風機8a、8bから発生する騒音が他方の空間に伝わることも防止できる。例えば、通常の運転時において、図中左側の一方の送風機8aだけを回転させて、発熱量が上がってきたら他方の部屋の送風機8bも回転させるといった運用が考えられる。この場合、切換弁14a〜14fを適宜切り換える必要がある。これにより、送風機8から発生する騒音を最小限に抑えることができ、快適な室内空間を実現できる。
図9には、この発明の第8の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、複数の熱交換器6a〜6gそれぞれに1台ずつ送風機8a〜8gを組み合わせた構成を有する。これら複数の送風機8a〜8gは、制御部20の制御によって独立してON/OFF制御可能となっている。これ以外の構成は、上述した第5の実施の形態と略同じ構造を有するため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
このように、1台の熱交換器6と1台の送風機8を1対1で組み合わせて冷却ユニットを構成し、このような冷却ユニットを複数組設け、且つその中の数組の冷却ユニットをエンジン2と電力変換装置4に兼用とすることで、より細かな冷却制御が可能となる。例えば、複数の冷却ユニットのうち数台は休止させても良く、その分、送風機8の騒音を減らすことができる。これに対し、1台の送風機8で複数台の熱交換器6に冷却風Wを送る例えば図6の構成の場合、機能させる必要のない熱交換器6にも冷却風Wを送ることになり、1台でも熱交換器6を機能させようとすると、大きな送風機8を動作させる必要がある。
図10には、この発明の第9の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、熱交換能力の異なる複数種類(本実施の形態では2種類)の熱交換器6a〜6gを有するとともに、送風能力の異なる複数種類(本実施の形態では3種類)の送風機8a〜8gを有する。これ以外の構成は、上述した第8の実施の形態の電気式ディーゼル車両(図9)と略同じ構成を有するため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
熱交換器6は、熱交換能力の比較的低い熱交換器6a、6d、6e、6gと、熱交換能力の比較的高い熱交換器6b、6c、6fと、を含む。送風機8は、比較的送風能力の低い送風機8a、8g、比較的送風能力の高い送風機8b、8f、および、中間の送風能力を有する送風機8c、8d、8eを含む。本実施の形態では、各熱交換器6および送風機8は、図示のように組み合わされているが、熱交換器6の種類と送風機8の種類は組み合わせ自由である。
以上のように、熱交換能力の異なる熱交換器6と送風能力の異なる送風機8とを適当に組み合わせて冷却能力の異なる複数種類の冷却ユニットを用意することにより、エンジン2および電力変換装置4の運用形態に応じて適切な冷却ユニットを構成でき、且つ、発熱量の経時的な変化に合わせて使用するユニットを適宜選択できる。これにより、切換弁14a〜14fの切り換え動作だけで、エンジン2および電力変換装置4を無駄なく効果的に冷却することができる。なお、本実施の形態では、熱交換能力の異なる複数種類の熱交換器6を用意するとともに送風能力の異なる複数種類の送風機8を用意して適当に組み合わせた場合について説明したが、熱交換能力の異なる複数種類の熱交換器6を用いるだけでも良く、送風能力の異なる複数種類の送風機8を用いるだけでも良い。
図11には、図10の冷却機構を有する電気式ディーゼル車両の速度、エンジン2の発熱量、および電力変換装置4の発熱量の経時変化をグラフにして示してある。なお、発熱量のグラフは、冷却機構を動作させていない状態の生のデータをプロットしてある。これによると、電気式ディーゼル車両を停止した状態から走行させると、エンジン2の発熱量はアイドリング状態から徐々に上昇してある程度時間が経ってからピークを迎えるのに対し、電力変換装置4の発熱量は車両の走行を開始した直後にピークを迎えているのが分かる。つまり、エンジン2と電力変換装置4とでは、発熱の経時的な変化が異なり、時定数が異なると言える。
このため、上述したような発熱特性を有するエンジン2および電力変換装置4を効果的に無駄なく冷却するためには、両者の経時的な発熱量の変化に合わせて冷却機構を動作させる必要がある。ここでは、発熱量の変化に応じて、上述した切換弁14a〜14fを切り換えることに加えて、送風能力の異なる複数の送風機8a〜8gの回転速度を独立して制御することで、エンジン2および電力変換装置4を効果的に冷却するようにした。さらに、図10に示した兼用の1つのポンプ12に代えて、各熱交換器6a〜6gに1対1で対応して複数の図示しないポンプを設け、各ポンプによる冷媒の流量を独立して制御するようにしても良い。
例えば、エンジン2および電力変換装置4の発熱量を監視して図10の冷却機構を動作させる場合、まず、図11のグラフの地点Cで示すタイミング(電力変換装置4の発熱量がピークとなるタイミング)で電力変換装置4に接続する熱交換器6の台数が最も多くなるように切換弁14を切り換えて、電力変換装置4に接続した全ての熱交換器6に組み合わされた送風機8の回転速度を速めるように送風機を動作制御する。つまり、このタイミングでは、電力変換装置4をエンジン2に優先して冷却する。このとき、冷媒の流量が通常より多くなるように、ポンプ12を一時的に動作制御しても良い。
そして、次に、エンジン2の発熱量がピークになるタイミング(地点D)でエンジン2に接続する熱交換器6の台数が最も多くなるように切換弁14を切り換えて、エンジン2に接続した全ての熱交換器6に組み合わされた送風機8も高速回転させる。つまり、このタイミングでは、エンジン2を電力変換装置4に優先して冷却する。
以上のように、エンジン2および電力変換装置4の発熱特性に合わせて冷却機構を動作させることにより、冷却を必要とするタイミングで冷却を必要とする装置を確実に冷却することができ、エンジン2および電力変換装置4を無駄なく効果的に冷却することができる。なお、上述したように冷却機構を動作制御するタイミングは、車両の速度や時間の経過に基づいて取得しても良いが、車両の走行位置に関する情報を取得(地点検知)して冷却機構の制御タイミングを取得しても良い。
図12には、この発明の第10の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図を示してある。この電気式ディーゼル車両は、3つの熱交換器6a、6b、6cをユニット化して送風機8aを組み合わせ、残り4つの熱交換器6d、6e、6f、6gをユニット化して送風機8bを組み合わせ、且つ2台の送風機8a、8bそれぞれに専用の補助電源装置10a、10bを接続したことを特徴としている。これ以外の構成は、図10を用いて説明した冷却機構と略同じ構造を有するため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、図12の冷却機構によると、比較的送風能力の低い一方の送風機8aを一方の補助電源装置10aの制御部(ここでは図示省略)が制御して、当該送風機8aの図示しないファンを可変速で回転させ、比較的送風能力の高い他方の送風機8bを他方の補助電源装置10bの制御部(ここでは図示省略)が制御して、当該送風機8bの図示しないファンを可変速で回転させることができる。
一般に、大きなファンを有する送風機ほど騒音が大きいことが知られているため、例えば、通常時には、切換弁14aを開いて(切換弁14b閉)、送風能力の低い小さなファンを有する送風機8aだけを可変速で動作させて、エンジン2および電力変換装置4を冷却するようにして、エンジン2または電力変換装置4の発熱量が予め設定したしきい値を超えて高くなったときだけ、他方の送風機8bを動作させるようにして、送風機8の騒音をできるだけ小さくするように、冷却機構を運用する方法が考えられる。
図13には、上述した各実施の形態で説明した送風機8に代えて車両の走行により発生する風(以下、このような風を走行風W’と称する)を冷却風として利用した、この発明の第11の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の模式図を示してある。図13(a)には車両を上方から見たときの走行風W’の流れを説明するための模式図を示してあり、図13(b)には走行風W’の流れを車両側面側から見た模式図を示してある。また、図14には、この電気式ディーゼル車両の冷却機構の構成ブロック図を示してある。この冷却機構は、図5を用いて説明した冷却機構の送風機8を取り除いて、車両の走行風W’を複数の熱交換器6a〜6gを通して流通させたことを特徴としており、それ以外の構成は略同じであるため、同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
車両の走行風W’は、一般に、車両の速度が遅いときには流量が少なく、車両の速度が速いときには流量が多くなる。つまり、走行風W’の流量はコントロールができないため、電気式ディーゼル車両が停止した状態から走行を開始した直後では、十分な量の走行風W’を熱交換器6に流通させることができない。しかし、本実施の形態の冷却機構は、切換弁14a〜14fを切り換えることでエンジン2または電力変換装置4に割り当てる熱交換器6の台数を変更でき、且つポンプ12による冷媒の流量も変更可能であるため、走行風W’が少ない状況(すなわち車両の速度が遅いとき)においては、これら切換弁14やポンプ12を制御することで、エンジン2および電力変換装置4の双方を確実且つ効果的に冷却できる。
例えば、図11のグラフを用いて説明したように、エンジン2および電力変換装置4の発熱量は、車両の走行に伴って経時的に変化する。本実施の形態のように走行風W’を用いた冷却機構で特に問題となるのは、車両の速度が遅いときであるため、車両の速度が遅いときに発熱量の比較的多い電力変換装置4を効果的に冷却する工夫が必要となる。すなわち、本実施の形態では、図11の地点Cで示すタイミングで、できるだけ多くの熱交換器6を電力変換装置4に割り当てるように切換弁14を切り換えるようにした。また、このとき、地点Cのタイミングで冷媒の流量が一時的に許容値を超えて多くなるようにポンプ12を動作させても良い。
以上のように、本実施の形態によると、車両の走行風W’を冷却風として利用した場合における不具合を解消でき、より簡単な構成の冷却機構を構成できる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態では、冷媒として水を用いた場合について説明したが、これに限らず、他の冷媒を使用しても良い。いずれにしても、本発明の冷却機構を用いれば、1種類の冷媒を用いてエンジン2および電力変換装置4の両方を無駄なく効果的に冷却でき、且つ構成を簡略化することもできる。
また、上述した実施の形態では、エンジン2と電力変換装置4を同時に冷却する冷却機構について説明したが、これに限らず、例えば、パンタグラフで集電して動力を得る鉄道車両の変圧器などを冷却する装置としても利用できる。
さらに、冷却機構に組み込んだ熱交換器、ポンプ、送風機なども、上述した実施の形態で説明した組み合わせに限らず、任意の台数、配置箇所、能力で適当に組み合わせることができ、車両に合った冷却機構を構成できる。
この発明の第1の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 図1のディーゼル車両の冷却機構の制御ブロック図。 この発明の第2の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第3の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第4の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第5の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第6の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第7の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第8の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第9の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 図10の電気式ディーゼル車両の速度、エンジンの発熱量、および電力変換装置の発熱量の経時的な変化を示すグラフ。 この発明の第10の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の要部構成ブロック図。 この発明の第11の実施の形態に係る電気式ディーゼル車両の模式図。 図13の電気式ディーゼル車両の冷却機構の構成を説明するためのブロック図。
符号の説明
2…ディーゼルエンジン、4…電力変換装置、6…熱交換器、8…送風機、10…補助電源装置、12…ポンプ、14…切換弁、16…タンク、18…仕切壁、20…制御部、21〜23…電源装置、W…冷却風、W’…走行風。

Claims (16)

  1. エンジンの出力を電力変換装置で変換して車両の駆動装置に給電する電気式ディーゼル車両であって、
    上記エンジンおよび電力変換装置を冷却するための少なくとも1つの熱交換器およびこの熱交換器を通る冷却風を発生させる少なくとも1つの送風機を一体化したことを特徴とする電気式ディーゼル車両。
  2. 上記熱交換器は上記冷却風の流路に沿って直列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気式ディーゼル車両。
  3. 上記エンジンを冷却するための少なくとも1つのエンジン用熱交換器と上記電力変換装置を冷却するための少なくとも1つの変換装置用熱交換器とを有し、これらエンジン用熱交換器と変換装置用熱交換器が上記冷却風の流路に対して並列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気式ディーゼル車両。
  4. 上記エンジン、電力変換装置、および少なくとも1つの熱交換器に冷媒を循環させるための少なくとも1つのポンプと、
    上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方の発熱量に応じて上記ポンプを動作制御する制御部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気式ディーゼル車両。
  5. 上記少なくとも1つのポンプは、上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方と一体化されていることを特徴とする請求項4に記載の電気式ディーゼル車両。
  6. 上記少なくとも1つのポンプは、上記エンジンおよび電力変換装置とは別体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電気式ディーゼル車両。
  7. 上記少なくとも1つの送風機は、上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方の発熱量に応じて、上記制御部によって動作制御されることを特徴とする請求項4に記載の電気式ディーゼル車両。
  8. エンジンの出力を電力変換装置で変換して車両の駆動装置に給電する電気式ディーゼル車両であって、
    上記エンジンおよび電力変換装置を冷却するための少なくとも1つの熱交換器と、
    この少なくとも1つの熱交換器、上記エンジン、および上記電力変換装置に循環させる冷媒を収容したタンクと、
    このタンク内に収容した冷媒を上記少なくとも1つの熱交換器、上記エンジン、および上記電力変換装置に循環させるための少なくとも1つのポンプと、
    上記冷媒の流通経路を切り換えて上記エンジン用に割り当てる熱交換器と上記電力変換装置用に割り当てる熱交換器を切り換えるための少なくとも1つの切換弁と、
    上記少なくとも1つの熱交換器を通る冷却風を発生させる少なくとも1つの送風機と、
    上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方の発熱量に応じて、上記ポンプ、切換弁、送風機の少なくともいずれかを動作制御する制御部と、
    を有することを特徴とする電気式ディーゼル車両。
  9. 上記少なくとも1つの送風機による冷却風の流通空間は、それぞれ仕切り壁によって互いに区画されていることを特徴とする請求項8に記載の電気式ディーゼル車両。
  10. 上記熱交換器は、熱交換能力の異なる複数種類の熱交換器を含み、および/或いは、上記送風機は、送風能力の異なる複数種類の送風機を含むことを特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載の電気式ディーゼル車両。
  11. 上記制御部は、上記エンジンおよび電力変換装置の発熱量の経時変化を監視して、当該発熱量が多い上記エンジンまたは電力変換装置に対して比較的熱交換能力の高い熱交換器を割り当てるように上記切換弁を切り換え、且つ比較的送風能力の高い送風機を起動させることを特徴とする請求項10に記載の電気式ディーゼル車両。
  12. 上記制御部は、上記エンジンおよび電力変換装置の発熱量に応じて、起動させる上記送風機の回転数を可変制御することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の電気式ディーゼル車両。
  13. 上記送風機は、全ての熱交換器に冷却風を流通可能な単一の送風機であることを特徴とする請求項8に記載の電気式ディーゼル車両。
  14. 上記少なくとも1つの送風機の代りに当該車両の走行風を上記冷却風として利用したことを特徴とする請求項8に記載の電気式ディーゼル車両。
  15. エンジンの出力を電力変換装置で変換して車両の駆動装置に給電する電気式ディーゼル車両であって、
    上記エンジンおよび電力変換装置を冷却するための複数の熱交換器と、
    これら複数の熱交換器、エンジン、および電力変換装置に循環させる冷媒を収容した唯一のタンクと、
    このタンク内に収容した冷媒を上記複数の熱交換器、エンジン、および電力変換装置に循環させるための少なくとも1つのポンプと、
    上記冷媒の流通経路を切り換えて、上記エンジン用に割り当てる熱交換器と上記電力変換装置用に割り当てる熱交換器を切り換える、少なくとも1つの切換弁と、
    上記複数の熱交換器それぞれに対応して設けられ、各熱交換器を通る冷却風を発生させる複数の送風機と、
    上記エンジンおよび電力変換装置のうち少なくとも一方の発熱量に応じて、上記ポンプ、切換弁、送風機の少なくともいずれかを動作制御する制御部と、
    を有することを特徴とする電気式ディーゼル車両。
  16. 上記制御部は、上記エンジンおよび電力変換装置のうち発熱量の多い方に多くの熱交換器を割り当てるように上記切換弁を制御することを特徴とする請求項15に記載の電気式ディーゼル車両。
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