JP2009067031A - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】低コストで使用態様に則した節電移行時間とすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成要求を有効として扱う画像形成要求有効期間を設定する有効期間設定手段(ユーザインタフェイス部105)と、画像形成要求有効期間内の画像形成に関する処理の有無を判定する印刷要求数判定部103と、画像形成要求有効期間内に画像形成に関する処理が有ったと判定された場合には移行時間を維持し、画像形成要求有効期間内に画像形成に関する処理が無かったと判定された場合には変更手段により移行時間を変更させるように制御する節電コントロール部104とを備えるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムに関するものである。
近年、地球環境保全の観点から電気機器の省エネルギー化が強く求められ、各種電気機器の節電性能の向上が急務となってきている。
それに伴い、電気機器の一種としてのプリンタや複写機などの画像形成装置は、頻繁に印刷を行わない場合、つまり前回の印刷処理から所定の時間(例えば、5分〜30分間など)内に印刷処理が行われない場合には、短時間で印刷を開始できる所謂スタンバイ状態から、電力消費を抑えた節電状態(省電力状態)に移行するように構成されるものが多い。
また、プリンタ等の電源オンもしくは印刷終了時点を基準として一定の待機時間(節電移行時間)をカウントし、カウント終了後に節電状態へ移行するようにしたものもある。
一方で、このようなスタンバイ状態から節電状態へ移行する時間としての節電移行時間(移行時間)について、この節電移行時間をある程度長くして(即ち、スタンバイ状態がある程度長く継続するようにして)、印刷ジョブの処理開始時には節電状態からスタンバイ状態への復帰に要する時間を低減し、利用者等の利便性を向上させたいという要望もある。
このような要望に応えるべく種々の技術が提案されている。
例えば、特開2001−236146号公報に開示の技術では、サーバが節電モード切替えを監視するようにしている。
しかしながら、小規模オフィスなどサーバが存在しない場合には、節電モードを切り替えることができず節電効果を上げることが難しいという課題がある。また、設備コストも嵩むという問題もあった。
また、従来一般のプリンタ等では、印刷終了時点を基準として一定の待機時間(節電移行時間)をカウントし、カウント終了後に一律に節電モードへ移行させているため、印刷ジョブの発生頻度が低い場合であっても節電モードになかなか移行せず、無駄な電力を消費するという問題があった。
特開2001−236146号公報
本発明は、低コストで使用態様に則した節電移行時間とすることができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る画像形成装置は、画像形成要求に基づいて画像形成を行う画像形成手段と、予め設定される移行期間が経過した際に、所定の省電力態様に装置自身を移行させる移行手段と、前記所定の移行期間内の時間を計時する計時手段と、前記所定の移行期間内における前記画像形成要求の回数を計数する計数手段と、前記計時手段の計時結果と前記計数手段による計数結果に基づいて画像形成要求の頻度を算出する算出手段と、該算出手段によって算出された画像形成要求の頻度に応じて、前記移行時間を変更する変更手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明に係る画像形成装置は、前記計時手段は、所定のプログラムに基づいて計時処理を行うソフトウェアタイマで構成されることを特徴とする。
請求項3の発明に係る画像形成装置は、前記画像形成要求を有効として扱う画像形成要求有効期間を設定する有効期間設定手段と、該有効期間設定手段で設定された画像形成要求有効期間内の前記画像形成に関する処理の有無を判定する判定手段と、該判定手段で、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が有ったと判定された場合には前記移行時間を維持し、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が無かったと判定された場合には前記変更手段により前記移行時間を変更させるように制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項4の発明に係る画像形成装置は、それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記画像形成要求有効期間が設けられることを特徴とする。
請求項5の発明に係る画像形成装置は、前記複数段階の画像形成要求有効期間の各時間を設定する時間設定手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項6の発明に係る画像形成装置は、前記制御手段は、前記複数段階の何れの画像形成要求有効期間内における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更手段による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする。
請求項7の発明に係る画像形成装置は、前記画像形成要求有効期間は、複数段階に区分されることを特徴とする。
請求項8の発明に係る画像形成装置は、前記区分毎の時間を設定する時間設定手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項9の発明に係る画像形成装置は、前記制御手段は、前記画像形成要求有効期間の何れの区分における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更手段による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする。
請求項10の発明に係る画像形成装置は、前記画像形成手段による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数手段によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成手段によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定手段と、前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間を変更させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項11の発明に係る画像形成装置は、それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記移行時間が設けられ、前記制御手段は、前記比較結果に基づいて前記複数段階の移行時間の何れかを選択することを特徴とする。
請求項12の発明に係る画像形成装置は、前記移行時間内に前記画像形成要求が有った場合には、前記移行時間に所定の付加時間を加算するように前記変更手段を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項13の発明に係る画像形成装置は、前記画像形成手段による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数手段によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成手段によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定手段を備え、前記制御手段は、前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする。
請求項14の発明に係る画像形成装置は、前記計時手段による前記移行期間の計時中における画像形成要求に基づく画像形成開始および画像形成終了を検知する検知手段を備え、前記制御手段は、該検知手段で画像形成開始または画像形成終了が検知された場合に、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする。
請求項15の発明に係る画像形成装置は、前記付加時間を設定する付加時間設定手段を備えることを特徴とする。
請求項16の発明に係る画像形成装置は、前記付加時間は、前記予め設定された移行時間と同じ長さとすることを特徴とする。
請求項17の発明に係る画像形成システムは、請求項1から請求項16の何れかに記載の1または2以上の画像形成装置と、通信手段を介して前記画像形成装置と接続される1または2以上の情報処理装置とから構成されることを特徴とする。
請求項18の発明に係る画像形成プログラムは、画像形成要求に基づいて画像形成を行う画像形成過程と、予め設定される移行期間が経過した際に、所定の省電力態様に装置自身を移行させる移行過程と、前記所定の移行期間内の時間を計時する計時過程と、前記所定の移行期間内における前記画像形成要求の回数を計数する計数過程と、前記計時過程の計時結果と前記計数過程による計数結果に基づいて画像形成要求の頻度を算出する算出過程と、該算出過程によって算出された画像形成要求の頻度に応じて、前記移行時間を変更する変更過程とを演算手段で実行させることを特徴とする。
請求項19の発明に係る画像形成プログラムは、前記計時過程は、所定のプログラムに基づいて計時処理を行うソフトウェアタイマで構成されることを特徴とする。
請求項20の発明に係る画像形成プログラムは、前記画像形成要求を有効として扱う画像形成要求有効期間を設定する有効期間設定過程と、該有効期間設定過程で設定された画像形成要求有効期間内の前記画像形成に関する処理の有無を判定する判定過程と、該判定過程で、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が有ったと判定された場合には前記移行時間を維持し、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が無かったと判定された場合には前記変更過程により前記移行時間を変更させるように制御する制御過程とをさらに有することを特徴とする。
請求項21の発明に係る画像形成プログラムは、それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記画像形成要求有効期間が設けられることを特徴とする。
請求項22の発明に係る画像形成プログラムは、前記複数段階の画像形成要求有効期間の各時間を設定する時間設定過程をさらに有することを特徴とする。
請求項23の発明に係る画像形成プログラムは、前記制御過程は、前記複数段階の何れの画像形成要求有効期間内における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更過程による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする。
請求項24の発明に係る画像形成プログラムは、前記画像形成要求有効期間は、複数段階に区分されることを特徴とする。
請求項25の発明に係る画像形成プログラムは、前記区分毎の時間を設定する時間設定過程をさらに備えることを特徴とする。
請求項26の発明に係る画像形成プログラムは、前記制御過程は、前記画像形成要求有効期間の何れの区分における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更過程による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする。
請求項27の発明に係る画像形成プログラムは、前記画像形成過程による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数過程によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成過程によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定過程と、前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間を変更させるように制御する制御過程とを有することを特徴とする。
請求項28の発明に係る画像形成プログラムは、それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記移行時間が設けられ、前記制御過程は、前記比較結果に基づいて前記複数段階の移行時間の何れかを選択することを特徴とする。
請求項29の発明に係る画像形成プログラムは、前記移行時間内に前記画像形成要求が有った場合には、前記移行時間に所定の付加時間を加算するように前記変更過程を制御する制御過程をさらに備えることを特徴とする。
請求項30の発明に係る画像形成プログラムは、前記画像形成過程による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数過程によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成過程によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定過程を備え、前記制御過程は、前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする。
請求項31の発明に係る画像形成プログラムは、前記計時過程による前記移行期間の計時中における画像形成要求に基づく画像形成開始および画像形成終了を検知する検知過程を有し、前記制御過程は、該検知過程で画像形成開始または画像形成終了が検知された場合に、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする。
請求項32の発明に係る画像形成プログラムは、前記付加時間を設定する付加時間設定過程を有することを特徴とする。
請求項33の発明に係る画像形成プログラムは、前記付加時間は、前記予め設定された移行時間と同じ長さとすることを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求の頻度に応じて移行時間を変更するようにしているので、使用態様に則した節電移行時間とすることができるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、計時処理を行うソフトウェアタイマで構成しているので、低コストで使用態様に則した節電移行時間とすることができるという効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求有効期間内に画像形成要求が有ったと判定された場合には移行時間を維持し、画像形成要求有効期間内に画像形成要求が無かったと判定された場合には移行時間を変更させるようにしているので、使用態様により則した節電移行時間とすることができるという優れた効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、それぞれ時間が異なる複数段階にわたって画像形成要求有効期間が設けられているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、複数段階の画像形成要求有効期間の各時間を設定することができるので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、複数段階の何れの画像形成要求有効期間内において画像形成要求が有ったかあるいは無かったかに応じて移行時間の変更時間を増減させているので、種々の使用頻度により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求有効期間は複数段階に区分されているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、区分毎の時間を設定することができるので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求有効期間の何れの区分において画像形成要求が有ったかあるいは無かったかに応じて移行時間の変更時間を増減させているので、種々の使用頻度により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて移行時間を変更させているので、想定される様々な使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができるという優れた効果がある。
請求項11に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、比較結果に基づいて複数段階の移行時間の何れかを選択するようになっているので、より簡単な制御で様々な使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項12に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、移行時間内に前記画像形成要求が有った場合には移行時間に所定の付加時間を加算するようになっているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項13に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて移行時間に付加期間を加算させるようになっているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項14に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、検知手段で画像形成開始または画像形成終了が検知された場合に移行時間に付加期間を加算させるようになっているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項15に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、付加時間を設定することができるので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項16に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、付加時間は、予め設定された移行時間と同じ長さとされているので、より簡単な制御で足り、低コストで種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項17に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、使用態様により則した節電移行時間とすることができるという優れた効果がある。
請求項18に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求の頻度に応じて移行時間を変更するようにしているので、使用態様に則した節電移行時間とすることができるという効果がある。
請求項19に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、計時処理を行うソフトウェアタイマで構成しているので、低コストで使用態様に則した節電移行時間とすることができるという効果がある。
請求項20に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求有効期間内に画像形成要求が有ったと判定された場合には移行時間を維持し、画像形成要求有効期間内に画像形成要求が無かったと判定された場合には移行時間を変更させるようにしているので、使用態様により則した節電移行時間とすることができるという優れた効果がある。
請求項21に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、それぞれ時間が異なる複数段階にわたって画像形成要求有効期間が設けられているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項22に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、複数段階の画像形成要求有効期間の各時間を設定することができるので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項23に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、複数段階の何れの画像形成要求有効期間内において画像形成要求が有ったかあるいは無かったかに応じて移行時間の変更時間を増減させているので、種々の使用頻度により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項24に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求有効期間は複数段階に区分されているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項25に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、区分毎の時間を設定することができるので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項26に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像形成要求有効期間の何れの区分において画像形成要求が有ったかあるいは無かったかに応じて移行時間の変更時間を増減させているので、種々の使用頻度により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項27に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて移行時間を変更させているので、想定される様々な使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができるという優れた効果がある。
請求項28に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、比較結果に基づいて複数段階の移行時間の何れかを選択するようになっているので、より簡単な制御で様々な使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項29に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、移行時間内に前記画像形成要求が有った場合には移行時間に所定の付加時間を加算するようになっているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項30に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて移行時間に付加期間を加算させるようになっているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項31に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、検知手段で画像形成開始または画像形成終了が検知された場合に移行時間に付加期間を加算させるようになっているので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
請求項32に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、付加時間を設定することができるので、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
請求項33に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、付加時間は、予め設定された移行時間と同じ長さとされているので、より簡単な制御で足り、低コストで種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性を向上させることができる。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1から図8を参照して本発明についての第1の実施の形態に係る画像形成システムS1および画像形成装置としてのプリンタPR1(PR2)について説明する。
画像形成システムS1は、図1のブロック図に示すように、LAN等のネットワークNを介して、本発明に係る画像形成装置としての2台のプリンタPR1,PR2と、情報処理装置としての2台のパーソナルコンピュータPC1,PC2が接続されている。
なお、プリンタPR1,PR2は、特には限定されないが、ネットワーク機能を装置を備えたレーザプリンタやフルカラープリンタ等とすることができる。
また、本実施の形態では、プリンタ,情報処理装置ともに2台ずつ接続する場合を示したが、これに限定されるものではなく両者の数は任意に増減することができる。
次に、図2のブロック図を参照して、プリンタPR1の構成について説明する。なお、特には限定されないが、プリンタPR2も同様の構成とすることができる。
プリンタPR1は、外部装置(情報処理装置PC1,PC2等)と印刷データや印刷コマンド等のデータの受信を行うデータ受信部100と、印刷要求有効期間等のカウントなどを行う計時手段としてのカウント時間計算部101と、有効な印刷要求を計数する印刷カウント部102と、印刷要求(画像形成要求)数を判定する印刷要求数判定部103と、節電移行時間の変更、維持、節電(省電力)モードへの移行等の制御を行う節電コントロール部104と、操作パネル等で構成され各種設定等を行うユーザインタフェイス部105等から構成される。
カウント時間計算部101は、例えばソフトウェアタイマで構成される。
ここで、タイマとは一定時間後に処理を実行したいときや、周期的に処理を実行したいときに使用する機能である。タイマにはマイクロコンピュータ等に内蔵されたハードウェアタイマと、OSがサービスとして提供したり、所定のアプリケーションソフトウェアが必要に応じて生成するソフトウェアタイマがある。
内蔵タイマ(ハードウェアタイマ)は水晶発振子を用いた信号から作り出された時間をカウントし、予め指定した値になった時(タイムアップまたはタイムアウトという)に割り込みを発生させたり、端子の状態を変更させたりする仕組みを持っている。
ソフトウェアタイマはユーザプログラムから要求された経過時間を管理し、内蔵タイマを使ってカウントを行い、タイムアップがあれば、該当するユーザプログラムに通知する仕組みを持っている。
ソフトウェアタイマはハードウェアタイマに比べて同時に登録できる個数や用途に自由度があるが、システムの動作状況やカウント開始タイミングによって遅延や誤差を生じる場合もある。このため組込みシステムでは、リアルタイムな精度の必要な処理と、そうでない処理によってタイマを使い分ける必要がある。
本実施の形態では、上述にようにカウント時間計算部101としてソフトウェアタイマを用い、コストの低廉化を図っているが、上述のように高精度を求める場合にはハードウェアタイマを用いるようにしてもよい。
次に、図3を参照して、プリンタPR1の動作の概要を説明する。
なお、節電移行時間A1は、20分(図4,図5の場合)あるいは30分(図6の場合)に設定されているものとする。
まず、データ受信部100で印刷データが受信されて印刷が終了すると、カウント時間計算部101で算出された印刷要求有効期間T1(図4等参照)のカウントを開始する。
そして、カウント中の有効な印刷要求の計数を印刷カウント部102で行い、予め設定された印刷要求数の閾値(第2の閾値)B1と有効な印刷要求数とを比較して判定する処理が印刷要求数判定部103で行われる。
判定結果に基づいて、節電コントロール部104において、節電移行時間A1をカウント後、再度、節電移行時間A1を付加するなどの処理を行う。
これにより、印刷要求有効期間T1内に印刷要求が有ったと判定された場合には節電移行時間A1を維持したり、印刷要求有効期間T1内に印刷要求が無かったと判定された場合には節電移行時間A1を変更させることができるので、使用態様により則した節電移行時間とすることができ、利便性や省エネルギー性を向上させることができる。
次に、図4〜図6のタイムチャートを参照して、プリンタPR1の動作の具体例について説明する。
まず、図4の(A),(B)の動作例について説明する。
ここで、各種パラメータは、特には限定されないが、節電移行時間A1:20分、印刷要求有効期間T1:5分、印刷要求数の閾値B1:1と設定されているものとする。
図4の(A)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、節電移行時間A1および印刷要求有効期間T1の何れの期間内にも印刷要求(印刷ジョブ)は無かったので、節電移行時間A1のカウントにより、時点E1から20分後の時点P1に節電モードに移行する。
一方、図4の(B)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、節電移行時間A1内で、印刷要求(印刷ジョブ)J1が発生したが、印刷要求有効期間T1内では印刷に関する処理(画像形成に関する処理)が行われていないので、印刷要求数の閾値B1:1には満たない(即ち、有効な印刷要求は「0」)として、印刷要求(印刷ジョブ)J1の発生に関わらず、時点E1から20分後の時点P1に節電モードに移行させている。
これを従来のプリンタにおける節電移行に要する時間と比較すると、図4の(B)に鎖線で示すように、従来は、印刷要求(印刷ジョブ)J1の終了時点E2から節電移行時間A1のカウントを開始するので、時点P2で節電モードに移行することとなる。
即ち、本実施の形態に係るプリンタPR1の方が、時点P1〜P2の期間C1分だけ節電モードへ早く移行させる(短縮させる)ことができ、無駄な電力消費を減らして省エネルギー性を向上させることができる。
次に、図5の(C),(D)の動作例について説明する。
ここで、各種パラメータは、特には限定されないが、節電移行時間A1:20分、印刷要求有効期間T1:5分、印刷要求数の閾値B1:1と設定されているものとする。
図5の(C)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、節電移行時間A1内で且つ印刷要求有効期間T1内に印刷要求(印刷ジョブ)J2の印刷処理が開始されている。
したがって、印刷要求有効期間T1内に、有効な印刷要求数が1回カウントされ、閾値B1を満たすので、時点E1から節電移行時間A1がカウントされた20分後の時点P1後に、さらに節電移行時間A1’が設定(付加)される。そして、後で設定された節電移行時間A1’の印刷要求有効期間T1内に次の印刷要求(印刷ジョブ)が来ない場合には、時点P1から節電移行時間A1’がカウントされた20分後の時点P3で節電モードに移行させている。
なお、図5の(C)の例では、印刷要求(印刷ジョブ)J2の印刷処理は、時点P1を跨いで付加された節電移行時間A1’内で印刷終了する場合を示している。
これにより、印刷頻度が比較的高いと判断される場合に、全体の節電移行時間を実質的に延ばすことができるので、プリンタPR1の利用者の利便性を向上させることができる。
なお、時点P1後に付加される節電移行時間A1’は、本例に示すように節電移行時間A1と同じ時間としても良いが、これに限定されるものではなく、節電移行時間A1より短い節電移行時間を付加してもよいし、また、節電移行時間A1より長い節電移行時間を付加するようにしてもよい。また、付加する節電移行時間A1’の長さをユーザインタフェイス部105から設定できるようにしてもよい。
図5の(D)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、節電移行時間A1内で且つ印刷要求有効期間T1内で印刷要求(印刷ジョブ)J3の印刷処理の一部が実行されている。
この場合にも、有効な印刷要求数が1回カウントされ、閾値B1を満たすこととされる。 したがって、時点E1から節電移行時間A1がカウントされた20分後の時点P1後に、さらに節電移行時間A1’が設定(付加)される。
そして、後で設定された節電移行時間A1の印刷要求有効期間T1内に次の印刷要求(印刷ジョブ)が来ない場合には、時点P1から節電移行時間A1’がカウントされた20分後の時点P3で節電モードに移行させている。
なお、図5の(C)の例では、印刷要求(印刷ジョブ)J2に係る印刷処理は、印刷要求有効期間T1の前から開始され、印刷要求有効期間T1内で印刷終了する場合を示している。
これにより、印刷頻度が比較的高いと判断される場合に、全体の節電移行時間を実質的に延ばすことができるので、プリンタPR1の利用者の利便性を向上させることができる。
なお、時点P1後に付加される節電移行時間A1’は、本例に示すように節電移行時間A1と同じ時間としても良いが、これに限定されるものではなく、上記例と同様に、節電移行時間A1より短い節電移行時間を付加してもよいし、また、節電移行時間A1より長い節電移行時間を付加するようにしてもよい。また、付加する節電移行時間A1’の長さをユーザインタフェイス部105から設定できるようにしてもよい。
次に、図6の(E)〜(G)の動作例について説明する。
ここで、各種パラメータは、特には限定されないが、第1の節電移行時間A1:30分、第2の節電移行時間A2:10分、第1の印刷要求有効期間T1:5分、第2の印刷要求有効期間T2:3分、印刷要求数の閾値B1:1と設定されているものとする。
図6の(E)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、節電移行時間A1、第1の印刷要求有効期間T1および第2の印刷要求有効期間T2の何れの期間内にも印刷要求(印刷ジョブ)は無かったので、第1の節電移行時間A1のカウントにより、時点E1から30分後の時点P4に節電モードに移行する。
図6の(F)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、第1の節電移行時間A1内で且つ第2の印刷要求有効期間T2内で印刷要求(印刷ジョブ)J4の印刷処理が実行されている。
したがって、第1の印刷要求有効期間T1内の有効な印刷要求数が1回カウントされ、閾値B1を満たすので、時点E1から第1の節電移行時間A1がカウントされた30分後の時点P4後に、さらに第1の節電移行時間A1’が設定(付加)される。そして、後で設定された第1の節電移行時間A1’内に次の印刷要求(印刷ジョブ)が来ない場合には、時点P4から第1の節電移行時間A1’がカウントされた30分後の時点P5で節電モードに移行させている。
これにより、印刷頻度が比較的高いと判断される場合に、全体の節電移行時間を実質的に延ばすことができるので、プリンタPR1の利用者の利便性を向上させることができる。
なお、時点P4後に付加される第1の節電移行時間A1’は、本例に示すように第1の節電移行時間A1と同じ時間としても良いが、これに限定されるものではなく、第1の節電移行時間A1より短い節電移行時間を付加してもよいし、また、第1の節電移行時間A1より長い節電移行時間を付加するようにしてもよい。また、付加する第1の節電移行時間A1’の長さをユーザインタフェイス部105から設定できるようにしてもよい。
図6の(G)では、ある印刷処理が終了した(時点E1)後、第1の節電移行時間A1内で且つ第1の印刷要求有効期間T1内で印刷要求(印刷ジョブ)J5の印刷処理が実行されている。
したがって、印刷要求有効期間T1内の有効な印刷要求数が1回カウントされ、閾値B1を満たすので、時点E1から第1の節電移行時間A1がカウントされた30分後の時点P4後に、第2の節電移行時間A2が設定(付加)される。そして、付加された第2の節電移行時間A2内に次の印刷要求(印刷ジョブ)が来ない場合には、時点P4から第2の節電移行時間A2がカウントされた10分後の時点P6で節電モードに移行させている。
これにより、印刷頻度が比較的高いと判断される場合に、全体の節電移行時間を実質的に延ばすことができると共に、図6の(F)よりも早く節電モードに移行できるので、プリンタPR1の利用者の利便性を向上させると共に、省エネルギー性も向上させることができる。
なお、時点P4後に付加される第2の節電移行時間A2は、10分とされているがこれには限定されない。また、付加する第2の節電移行時間A2の長さをユーザインタフェイス部105から設定できるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、節電移行時間を、第1の節電移行時間A1と第2の節電移行時間A2の2段階としているが、これに限定されるものではなく、2段階以上とすることもできる。
また、本実施の形態では、印刷要求有効期間についても、第1の印刷要求有効期間T1と第2の印刷要求有効期間T2の2段階としているが、これに限定されるものではなく、2段階以上とすることもできる。
次に、図7のフローチャートと図8のタイムチャートを参照して、本実施の形態に係るプリンタPR1で実行される節電モード移行処理の処理手順について説明する。
ここで、各種パラメータは、特には限定されないが、節電移行時間A1:30分、印刷要求有効期間T1:5分、印刷要求数の閾値B1:3と設定されているものとする。
この処理が開始されると、ステップS10で、ある印刷処理の終了を検知するとステップS11に移行して、節電移行時間A1のカウントを開始し、節電移行時間A1−印刷要求有効期間T1=(30−5)分=25分後にステップS12に移行する。
ステップS12では、印刷要求を検知したか否かが判定され、「No」の場合にはステップS14に移行し、「Yes」の場合にはステップS13に進んで、印刷要求数をカウントしてステップS14に移行する。
ステップS14では、印刷要求有効期間T1(5分)のカウントは終了したか否かが判定され、「No」の場合にはステップS12に戻り、「Yes」の場合にはステップS15に移行する。
ステップS15では、印刷要求数の閾値B1とカウントされた印刷要求数との比較を実行してステップS16に移行する。
ステップS16では、印刷要求数は閾値B1以上か否かが判定され、「Yes」の場合にはステップS17に移行して、節電移行時間A1’を付加(図8参照)してステップS11に移行する。
また、ステップS16で「No」と判定された場合にはステップS18に移行して節電モードに移行(図8の時点P7で節電モードに移行)して処理を終了する。
これにより、印刷頻度が比較的高いと判断される場合に、全体の節電移行時間を実質的に延ばすことができ、逆に印刷頻度が比較的低いと判断される場合には通常の節電移行時間で節電モードに移行するので、プリンタPR1の利用者の利便性を向上させると共に、省エネルギー性も向上させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図9〜図17を参照して、本発明についての第2の実施の形態に係るプリンタPR2について説明する。
なお、プリンタPR3は、特には限定されないが、ネットワーク機能を装置を備えたレーザプリンタやフルカラープリンタ等とすることができる。
図9に示すように、プリンタPR3は、印刷データを受信するデータ受信部201と、印刷開始を認識する印刷開始検知部206と、印刷の終了を認識する印刷終了検知部207と、印刷時間または印刷ページ数などをカウントする印刷カウント部202、印刷中の画像形成要求数をカウントする画像形成要求数カウント部203と、節電移行時間や画像形成要求数等を設定しておく節電管理部204と、設定に基づいて節電モードへの移行を制御する節電コントロール部205と、操作パネル等で構成された各種設定を行うユーザインタフェイス部208から構成される。
次に、図10を参照して、プリンタPR1の動作の概要を説明する。
まず、データ受信部201より印刷データが受信され、印刷開始検知部206で印刷開始が検知されると、印刷時間または印刷ページ数などをカウントする印刷カウント部202によるカウントが開始される。
そして、印刷終了検知部3で印刷の終了が検知されることによりカウントは終了する。 また、印刷カウント部202がカウント中の画像形成要求数を画像形成要求数カウント部203でカウントする。
節電管理部204には、予め節電移行時間A1や画像形成要求数の閾値B1等が設定されている。
節電コントロール部205において、例えば、ユーザインタフェイス部208を介して、印刷時間の閾値(第1の閾値)C1として10分、画像形成要求数の閾値B1として1、第1の節電移行時間A1として15分、第2の節電移行時間2として1分などの値を設定することができる。
次に、図11〜図14のタイムチャートを参照して、プリンタPR3の動作の具体例を説明する。
まず、図11の(ア)では、実際の印刷時間R1が閾値C1(10分)未満の5分である場合において、印刷中に第三者からの印刷要求(印刷ジョブ)J10を印刷要求数の閾値B1(本例では「1」)以上検知した場合には、使用頻度が高いと判断し、印刷ジョブJ10の印刷時間(本例では5分)R2経過後、節電移行時間A1(15分)が経過した時点P10で節電モードへ移行させている。
また、図11の(イ)に示すように、印刷中に第三者からの印刷要求を検知しなかった場合には、使用頻度が低いと判断するのに十分な時間(閾値C1)を満たしていないと判断し、節電移行時間A1(15分)が経過した時点P11に節電モードへ移行させている。
これにより、プリンタPR3の利用者の利便性を向上させることができる。
次に、図12の(ア)では、実際の印刷時間R3が閾値C1(10分)以上の15分である場合において、印刷中に第三者からの印刷要求(印刷ジョブ)J11を印刷要求数の閾値B1(本例では「1」)以上検知した場合には、使用頻度が高いと判断し、印刷ジョブJ11の印刷時間(本例では5分)R4経過後、節電移行時間A1(15分)が経過した時点P12で節電モードへ移行させている。
また、図12の(イ)に示すように、印刷中に第三者からの印刷要求を検知しなかった場合には、使用頻度が低いと判断するのに十分な時間(閾値C1)を満たしていると判断し、節電移行時間A2(1分)が経過した時点P13で早期に節電モードへ移行させている。
これにより、プリンタPR3の利用者の利便性を向上させると共に、省エネルギー性を向上させることができる。
次に、図13のタイムチャートに示す具体例では、印刷時間の閾値(第1の閾値)C1として10分、画像形成要求数の閾値B2として5、第1の節電移行時間A1として15分、第2の節電移行時間2として1分が設定されているものとする。
そして、図13の(ア)では、実際の印刷時間R5が閾値C1(10分)未満の5分である場合において、印刷中に第三者からの印刷要求(印刷ジョブ)を印刷要求数の閾値B2(本例では「5」)以上検知している(本例では、印刷ジョブJ12〜J17の6回)ので、使用頻度が高いと判断し、印刷ジョブJ12〜J17の印刷時間R5〜R11経過後、節電移行時間A1(15分)が経過した時点P14で節電モードへ移行させている。
また、図13の(イ)に示すように、印刷中の第三者からの印刷要求数が閾値B2未満であった場合には、使用頻度が低いと判断するのに十分な時間(閾値C1)を満たしていないと判断し、印刷ジョブJ12〜J14の印刷時間R5〜R8経過後、節電移行時間A1(15分)が経過した時点P15に節電モードへ移行させている。
これにより、プリンタPR3の利用者の利便性を向上させると共に、省エネルギー性を向上させることができる。
次に、図14のタイムチャートに示す具体例では、印刷時間の閾値(第1の閾値)C1として10分、画像形成要求数の閾値B2として5、第1の節電移行時間A1として20分、第2の節電移行時間2として1分が設定されているものとする。
そして、図14の(ア)では、実際の印刷時間R5が閾値C1(10分)以上の15分である場合において、印刷中に第三者からの印刷要求(印刷ジョブ)を印刷要求数の閾値B2(本例では「5」)以上検知している(本例では、印刷ジョブJ12〜J17の6回)ので、使用頻度が高いと判断し、印刷ジョブJ12〜J17の印刷時間R13〜R17経過後、節電移行時間A1(15分)が経過した時点P16で節電モードへ移行させている。
また、図14の(イ)に示すように、印刷中の第三者からの印刷要求数が閾値B2未満であった場合であっても、使用頻度が低いと判断するのに十分な時間(閾値C1)を満たしていると判断し、印刷ジョブJ12〜J14の印刷時間R13〜R15経過後、節電移行時間A2(1分)が経過した時点P17で早期に節電モードへ移行させている。
これにより、プリンタPR3の利用者の利便性を向上させると共に、省エネルギー性を向上させることができる。
次に、図15のフローチャートと図16,図17のタイムチャートを参照して、本実施の形態に係るプリンタPR1で実行される節電モード移行処理の処理手順について説明する。
ここで、各種パラメータは、特には限定されないが、第1の節電移行時間A1:20分、第2の節電移行時間A2:15分、第3の節電移行時間A3:1分、印刷ページ数の閾値(第3の閾値)D1:10ページ,D2:5ページ、印刷要求数の閾値B1:8,B2:3と設定されているものとする。
この処理が開始されると、ステップS20で、ある印刷処理の開始を検知するとステップS21に移行して、印刷要求を検知したか否かが判定される。そして、「No」の場合にはステップS23に移行し、「Yes」の場合にはステップS22に移行して印刷要求数をカウントしてステップS23に進む。
ステップS23では、印刷終了か否かが判定され、「No」の場合にはステップS24に移行して、印刷ページ数をカウントしてステップS21に戻る。また、「Yes」の場合にはステップS25に移行して、閾値D1,D2と印刷ページ数との比較により振り分けが行われる。
即ち、印刷ページ数が閾値D1(本例では10ページ)以上であると判定された場合にはステップS30に移行する。
ステップS30では、閾値B1,B2と印刷要求数との比較により振り分けが行われる。
そして、閾値B1(本例では8)以上である場合にはステップS31に移行して、節電移行時間をA1(本例では20分)に設定してステップS38に移行する。
閾値B1(本例では8)〜閾値B2(本例では3)である場合にはステップS32に移行して、節電移行時間をA2(本例では15分)に設定してステップS38に移行する(図16の(ア)に相当する)。
閾値B2(本例では3)未満である場合にはステップS33に移行して、節電移行時間をA3(本例では1分)に設定してステップS38に移行する(図16の(イ)に相当する)。
また、ステップS25で5〜10ページの場合にはステップS26に移行して、閾値B1,B2と印刷要求数との比較により振り分けが行われる。
そして、閾値B1(本例では8)以上である場合にはステップS27に移行して、節電移行時間をA1(本例では20分)に設定してステップS38に移行する。
閾値B1(本例では8)〜閾値B2(本例では3)である場合にはステップS28に移行して、節電移行時間をA2(本例では15分)に設定してステップS38に移行する(図17の(ア)に相当する)。
閾値B2(本例では3)未満である場合にはステップS29に移行して、節電移行時間をA3(本例では1分)に設定してステップS38に移行する(図17の(イ)に相当する)。
また、ステップS25で5ページ未満の場合にはステップS34に移行して、閾値B1,B2と印刷要求数との比較により振り分けが行われる。
そして、閾値B1(本例では8)以上である場合にはステップS35に移行して、節電移行時間をA1(本例では20分)に設定してステップS38に移行する。
閾値B1(本例では8)〜閾値B2(本例では3)である場合にはステップS36に移行して、節電移行時間をA2(本例では15分)に設定してステップS38に移行する。
閾値B2(本例では3)未満である場合にはステップS37に移行して、節電移行時間をA3(本例では1分)に設定してステップS38に移行する。
ステップS38では、保留されている印刷ジョブの印刷中に印刷要求検知か否かが判定され、「Yes」の場合にはステップS21に戻って同様の処理を継続し、「No」の場合にはステップS39に移行して、節電移行時間A1〜A3をカウントし、カウントが終了するとステップS40に進んで節電モードへプリンタPR3を移行させて処理を終了する。
これにより、種々の使用態様により柔軟に対応することができ、利便性と省エネルギー性を向上させることができる。
また、他の実施例として、印刷時間が15分、節電移行時間1が15分といった場合に、節電管理部204には簡易設定モードを持たせ、1つのパラメータをセットすることにより他のパラメータの設定も同時に有効とする構成とすることも可能である。
このような簡易設定モードを使用することにより、ユーザの操作性を向上させることが可能となる。
また、簡易設定モードの一種として、印刷時間によらず、印刷中の印刷要求数(画像形成要求数)のみで節電移行時間を制御するようにしてもよい。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
(第3の実施の形態)
次に、図18〜図23を参照して本発明についての第3の実施の形態に係るプリンタPR4について説明する。
なお、プリンタPR4は、特には限定されないが、ネットワーク機能を装置を備えたレーザプリンタやフルカラープリンタ等とすることができる。
プリンタPR4は、外部装置(情報処理装置等)と印刷データや印刷コマンド等のデータの受信を行うデータ受信部300と、節電移行時間のカウントを行う計時手段としての節電移行時間カウント301と、有効な印刷要求を計数する印刷要求カウント部302と、印刷要求(画像形成要求)数を判定する印刷要求数判定部303と、節電移行時間の変更、維持、節電(省電力)モードへの移行等の制御を行う節電コントロール部304と、操作パネル等で構成され各種設定等を行うユーザインタフェイス部305等から構成される。
節電移行時間カウント301は、例えばソフトウェアタイマで構成することができる。
なお、高精度を求める場合にはハードウェアタイマを用いるようにしてもよい。
次に、図19を参照して、プリンタPR4の動作の概要を説明する。
まず、データ受信部300により印刷データが受信され、節電移行時間カウント部301で設定時間をカウントする。
そして、設定時間カウント中に印刷が行われた場合には、カウント中に印刷が終了するか、あるいはカウントを跨いで印刷が行われるかを判断し、印刷開始または印刷終了を印刷要求カウント部302でカウントする。
設定時間カウント中の印刷回数と印刷要求回数閾値を印刷要求数判定部303で比較し判定を行う。
判定結果に基づいて、節電コントロール部304は、節電モードへ移行させるか、設定時間カウントを継続するかの制御を行う。なお、節電からの復帰は、印刷開始がトリガとなる。
次に、図20,図21のタイムチャートを参照して、プリンタPR4の動作の具体例を説明する。
ここに示す例では、例えば、ユーザインタフェイス部305を介して、節電移行時間A1として5分、印刷要求数の閾値B1として1が設定されているものとする。
そして、図20の(ア)では、節電移行時間A1内に印刷要求(印刷ジョブ)J20節電移行時間A1が来て、印刷開始から印刷終了まで節電移行時間A1内に終了している。
この場合に、本実施の形態では、印刷要求数の閾値B1の「1」を満たしているとして、節電移行時間A1後に節電移行時間A1’を付加する。
したがって、従来であれば印刷ジョブ20の終了時点T20から節電移行時間A1がカウントされ時点T21で節電モードに移行しているのに比べて、本実施の形態では、節電移行時間A1のカウント終了時点T22から、さらに節電移行時間A1’がカウントされ、時点T23で節電モードに移行しており、節電モードへの移行を遅らせることができる。
これにより、プリンタPR4の利用者の利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、節電移行時間A1と節電移行時間A1’とを同じ時間(5分)としているが、これに限定されるものではなく、節電移行時間A1と節電移行時間A1’の長さを異ならせてもよい。また、ユーザインタフェイス部305から節電移行時間A1’の所望の時間を設定するようにしてもよい。
図20の(イ)は、節電移行時間A1内に、印刷要求(印刷ジョブ)が来なかった場合を示す。この場合は従来の節電制御と同じになり、例えば電源オンから節電移行時間A1(5分)カウント後に節電モードに移行する。
図21の(ア)の例では、節電移行時間A1a〜A1eは一律に5分とされ、印刷要求数の閾値B1として1が設定されている場合に、節電移行時間A1a内に印刷要求(印刷ジョブ)J21があった場合には、節電移行時間A1bが付加される。
また、節電移行時間A1b内に印刷ジョブJ21の印刷が終了しているので、さらに節電移行時間A1cが付加される。
一方、A1c内に印刷要求(印刷ジョブ)J22があった場合には、節電移行時間A1dが付加される。
また、この印刷ジョブJ22の終了が節電移行時間A1dのカウント終了間際(例えば、予め設定される猶予時間(30秒等)内など)であった場合、あるいは節電移行時間A1dのカウント終了間際で他の印刷要求(印刷ジョブ)の印刷が開始された場合には、節電移行時間A1eが付加されるが、これらの処理については節電移行時間A1e内の処理とみなさないことにより、結果的に従来の節電制御と同等の長さの節電移行時間となる。
また、図21の(イ)の例では、節電移行時間A1a内に印刷要求(印刷ジョブ)J23があった場合には、節電移行時間A1bが付加される。
さらに、節電移行時間A1b内に印刷要求(印刷ジョブ)J24があるので、節電移行時間A1cが付加される。
また、節電移行時間A1c内に印刷ジョブJ24の印刷が終了するので、さらに節電移行時間A1dが付加される。
したがって、従来では印刷ジョブJ24の終了時点T24から節電移行時間A1(5分)がカウントされ、時点T15で節電モードに移行するが、本実施の形態では、A1c(5分)のカウントの終了時点T26からさらに節電移行時間A1d(5分)がカウントされるので、節電モードへの移行時間を遅らせることができる。
これにより、連続して印刷要求が来る場合でも、より頻度が高い状態においては、節電モードへの移行タイミングを遅らせてユーザの利便性を向上させることができる。
次に、図22のフローチャートと図23のタイムチャートを参照して、本実施の形態に係るプリンタPR4で実行される節電モード移行処理の処理手順について説明する。
ここで、各種パラメータは、特には限定されないが、節電移行時間A1:10分、印刷要求数の閾値B1:3と設定されているものとする。
この処理が開始されると、ステップS50で、電源オンを検知するとステップS51に移行して、節電移行時間A1のカウントを開始してステップS52に移行する。
ステップS52では、印刷開始または印刷終了を検知したか否かが判定され、「No」の場合にはステップS54に移行し、「Yes」の場合にはステップS53に進んで印刷数をカウントしてステップS54に移行する。
ステップS54では、節電移行時間A1のカウント終了か否かが判定され、「No」の場合にはステップS52に戻り、「Yes」の場合にはステップS55に移行する。
ステップS55では、印刷要求数と印刷要求数の閾値B1との比較を行ってステップS56に移行し、閾値B1以上(本例では3以上)の場合は「Yes」としてステップS57に移行して、節電移行時間A1を付加してからステップS51に戻る。
また、ステップS56で閾値B1未満(本例では3未満)の場合は「No」としてステップS58に移行して、保留ジョブ印刷中に印刷ジョブを検知したか否かが判定される。そして、判定結果が「Yes」の場合にはステップS57に移行して、節電移行時間A1を付加してからステップS51に戻る。
また、「No」の場合にはステップS59に進んで、節電モードへ移行して処理を終了する。
これにより、印刷頻度が高い状況においては、節電移行時間A1を付加して節電モードへの移行タイミングを遅らせることができ、プリンタPR4の利用者の利便性を向上させることができる。
図23の(ア)および(イ)は、上記の節電モード移行処理の実行例を示す。
図23の(ア)の例では、節電移行時間A1内に、5つの印刷要求(印刷ジョブ)J30〜J34が来ているので、上記閾値B1:3を超えおり、印刷頻度が高いと判断し、節電移行時間A1をさらに付加して、節電モードへの移行タイミングを遅らせている。これにより、プリンタPR4の使用者の利便性を向上させることができる。
また、図23の(イ)の例では、節電移行時間A1内に2つの印刷要求(印刷ジョブ)J35、J36しか来ておらず、上記閾値B1:3を下回っているので、印刷頻度が低いと判断し、節電移行時間A1を付加することなく、電源オンから節電移行時間A1がカウントされた後に節電モードに移行している。このように、印刷要求数が閾値B1未満の場合には従来の節電制御による節電移行時間と同じになる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、各種パラメータの閾値によって、特定の機能のみを節電モードに移行させるようにしてもよい。
また、プログラムを用いる場合には、ネットワークを介して提供し、或いはCD−ROM等の記録媒体に格納して提供することが可能である。
本発明による画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムは、レーザプリンタ、フルカラープリンタ、ファクシミリ装置等に適用することができる。
第1の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロックである。 第1の実施の形態に係る画像形成システムに適用されるプリンタPR1の機能構成を示すブロック図である。 プリンタPR1の動作の概要を示す流れ図である。 プリンタPR1の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR1の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR1の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR1による節電モード移行処理の処理手順を示すフローチャートである。 プリンタPR1の動作の具体例を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係るプリンタPR3の機能構成を示すブロック図である。 プリンタPR3の動作の概要を示す流れ図である。 プリンタPR3の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR3の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR3の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR3の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR3による節電モード移行処理の処理手順を示すフローチャートである。 プリンタPR3の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR3の動作の具体例を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係るプリンタPR4の機能構成を示すブロック図である。 プリンタPR4の動作の概要を示す流れ図である。 プリンタPR4の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR4の動作の具体例を示すタイムチャートである。 プリンタPR4による節電モード移行処理の処理手順を示すフローチャートである。 プリンタPR4の動作の具体例を示すタイムチャートである。
符号の説明
S1 画像形成システム
PR1,PR2 プリンタ(画像形成装置)
N ネットワーク
PC1,PC2 情報処理装置
100 データ受信部
101 カウント時間計算部
102 印刷カウント部
103 印刷要求数判定部
104 節電コントロール部
105 ユーザインタフェイス部
PR3 プリンタ(画像形成装置)
201 データ受信部
202 印刷カウント部
203 画像形成要求数カウント部
204 節電管理部
205 節電コントロール部
206 印刷開始検知部
207 印刷終了検知部
208 ユーザインタフェイス部
PR4 プリンタ(画像形成装置)
300 データ受信部
301 節電移行時間カウント
302 印刷要求カウント部
303 印刷要求数判定部
304 節電コントロール部
305 ユーザインタフェイス部

Claims (33)

  1. 画像形成要求に基づいて画像形成を行う画像形成手段と、
    予め設定される移行期間が経過した際に、所定の省電力態様に装置自身を移行させる移行手段と、
    前記所定の移行期間内の時間を計時する計時手段と、
    前記所定の移行期間内における前記画像形成要求の回数を計数する計数手段と、
    前記計時手段の計時結果と前記計数手段による計数結果に基づいて画像形成要求の頻度を算出する算出手段と、
    該算出手段によって算出された画像形成要求の頻度に応じて、前記移行時間を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記計時手段は、所定のプログラムに基づいて計時処理を行うソフトウェアタイマで構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成要求を有効として扱う画像形成要求有効期間を設定する有効期間設定手段と、
    該有効期間設定手段で設定された画像形成要求有効期間内の前記画像形成に関する処理の有無を判定する判定手段と、
    該判定手段で、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が有ったと判定された場合には前記移行時間を維持し、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が無かったと判定された場合には前記変更手段により前記移行時間を変更させるように制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の画像形成装置。
  4. それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記画像形成要求有効期間が設けられることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数段階の画像形成要求有効期間の各時間を設定する時間設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記複数段階の何れの画像形成要求有効期間内における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更手段による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする請求項4または請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成要求有効期間は、複数段階に区分されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記区分毎の時間を設定する時間設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記画像形成要求有効期間の何れの区分における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更手段による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする請求項7または請求項8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数手段によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成手段によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定手段と、
    前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間を変更させるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の画像形成装置。
  11. それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記移行時間が設けられ、
    前記制御手段は、前記比較結果に基づいて前記複数段階の移行時間の何れかを選択することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記移行時間内に前記画像形成要求が有った場合には、前記移行時間に所定の付加時間を加算するように前記変更手段を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成手段による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数手段によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成手段によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記計時手段による前記移行期間の計時中における画像形成要求に基づく画像形成開始および画像形成終了を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、該検知手段で画像形成開始または画像形成終了が検知された場合に、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  15. 前記付加時間を設定する付加時間設定手段を備えることを特徴とする請求項12から請求項14の何れかに記載の画像形成装置。
  16. 前記付加時間は、前記予め設定された移行時間と同じ長さとすることを特徴とする請求項12から請求項15の何れかに記載の画像形成装置。
  17. 請求項1から請求項16の何れかに記載の1または2以上の画像形成装置と、
    通信手段を介して前記画像形成装置と接続される1または2以上の情報処理装置と、
    から構成されることを特徴とする画像形成システム。
  18. 画像形成要求に基づいて画像形成を行う画像形成過程と、
    予め設定される移行期間が経過した際に、所定の省電力態様に装置自身を移行させる移行過程と、
    前記所定の移行期間内の時間を計時する計時過程と、
    前記所定の移行期間内における前記画像形成要求の回数を計数する計数過程と、
    前記計時過程の計時結果と前記計数過程による計数結果に基づいて画像形成要求の頻度を算出する算出過程と、
    該算出過程によって算出された画像形成要求の頻度に応じて、前記移行時間を変更する変更過程と、
    を演算手段で実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  19. 前記計時過程は、所定のプログラムに基づいて計時処理を行うソフトウェアタイマで構成されることを特徴とする請求項18に記載の画像形成プログラム。
  20. 前記画像形成要求を有効として扱う画像形成要求有効期間を設定する有効期間設定過程と、
    該有効期間設定過程で設定された画像形成要求有効期間内の前記画像形成に関する処理の有無を判定する判定過程と、
    該判定過程で、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が有ったと判定された場合には前記移行時間を維持し、前記画像形成要求有効期間内に前記画像形成に関する処理が無かったと判定された場合には前記変更過程により前記移行時間を変更させるように制御する制御過程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項18または請求項19の何れかに記載の画像形成プログラム。
  21. それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記画像形成要求有効期間が設けられることを特徴とする請求項20に記載の画像形成プログラム。
  22. 前記複数段階の画像形成要求有効期間の各時間を設定する時間設定過程をさらに有することを特徴とする請求項21に記載の画像形成プログラム。
  23. 前記制御過程は、前記複数段階の何れの画像形成要求有効期間内における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更過程による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする請求項21または請求項22の何れかに記載の画像形成プログラム。
  24. 前記画像形成要求有効期間は、複数段階に区分されることを特徴とする請求項20に記載の画像形成プログラム。
  25. 前記区分毎の時間を設定する時間設定過程をさらに備えることを特徴とする請求項24に記載の画像形成プログラム。
  26. 前記制御過程は、前記画像形成要求有効期間の何れの区分における前記画像形成に関する処理の有無に応じて、前記変更過程による前記移行時間の変更時間を増減させることを特徴とする請求項24または請求項25の何れかに記載の画像形成プログラム。
  27. 前記画像形成過程による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数過程によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成過程によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定過程と、
    前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間を変更させるように制御する制御過程と、
    を有することを特徴とする請求項18または請求項19の何れかに記載の画像形成プログラム。
  28. それぞれ時間が異なる複数段階にわたって前記移行時間が設けられ、
    前記制御過程は、前記比較結果に基づいて前記複数段階の移行時間の何れかを選択することを特徴とする請求項27に記載の画像形成プログラム。
  29. 前記移行時間内に前記画像形成要求が有った場合には、前記移行時間に所定の付加時間を加算するように前記変更過程を制御する制御過程をさらに備えることを特徴とする請求項18または請求項19の何れかに記載の画像形成プログラム。
  30. 前記画像形成過程による画像形成に要する画像形成時間に関する第1の閾値と、前記計数過程によって計数される画像形成要求の回数に関する第2の閾値と、前記画像形成過程によって画像形成されるページ数に関する第3の閾値とを設定する閾値設定過程を備え、
    前記制御過程は、前記第1の閾値と前記画像形成時間との比較結果、前記第2の閾値と前記画像形成要求の回数との比較結果および前記第3の閾値と前記ページ数との比較結果の少なくとも一つに基づいて、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする請求項29に記載の画像形成プログラム。
  31. 前記計時過程による前記移行期間の計時中における画像形成要求に基づく画像形成開始および画像形成終了を検知する検知過程を有し、
    前記制御過程は、該検知過程で画像形成開始または画像形成終了が検知された場合に、前記移行時間に前記付加期間を加算させることを特徴とする請求項29に記載の画像形成プログラム。
  32. 前記付加時間を設定する付加時間設定過程を有することを特徴とする請求項29から請求項31の何れかに記載の画像形成プログラム。
  33. 前記付加時間は、前記予め設定された移行時間と同じ長さとすることを特徴とする請求項29から請求項32の何れかに記載の画像形成プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011013772A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム
JP2011112915A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2012010166A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム

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