JP2009066669A - 動作支援装置およびその制御方法 - Google Patents

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    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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    • B25J9/0003Home robots, i.e. small robots for domestic use

Abstract

【課題】上肢の動作を動作支援時に、皿等の食器や、使用者へのマニピュレータの接触を回避し得る動作支援装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】使用者の上肢の動作を検出する第1検出手段と、該上肢の位置を検出する第2検出手段とを有し、これら各検出手段からの情報によって制御下に作動するマニピュレータを備え、上肢の動作から生成される作動目標速度情報を、マニピュレータの作動空間内に存在する対象物とマニピュレータの作動方向との関係に応じて設定される複数の速度係数から、抽出された第2検出手段の検出に基づくマニピュレータの位置と作動目標速度情報とに対応する速度係数に基づいて補正してマニピュレータを作動させる作動速度情報を生成することで、該上肢の動作を好適に支援するようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、上肢に障害をもつ身体障害者や高齢者等の使用者の上肢動作を補助する動作支援装置およびその制御方法に関するものである。
従来、上肢を自分の意志に従って好適に動かせない高齢者や身体障害者等のために、上肢の動きを支援して、自力で食事等を行なえるようにした装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開平11−253504号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、使用者の上肢から加えられた力の方向に、力の大きさに応じた移動量でマニピュレータの自由端部を移動させているため、該上肢から加えられた力によって、皿等の食器にマニピュレータが接触して該食器をひっくり返したり、使用者自身にマニピュレータが接触して、適切な動作支援がなされず、使用者に不快感をもたらしてしまう問題を内在していた。
この発明は、前述した従来の技術に内在している前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、上肢の動作を動作支援時に、皿等の食器や、使用者へのマニピュレータの接触を回避し得る動作支援装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る動作支援装置は、
使用者の上肢の動作を検出する第1検出手段と、該上肢の位置を検出する第2検出手段と、該第1検出手段の検出に基づく上肢の動作および第2検出手段の検出に基づく上肢の位置に従って作動して、該上肢の動作を支援するマニピュレータとを備える動作支援装置において、
前記マニピュレータの作動に係る制御を行なう制御部を備え、
前記制御部は、
前記第1検出手段によって検出される上肢の動作に係る動作情報を、前記マニピュレータの作動目標速度を指示する作動目標速度情報に変換する変換手段と、
前記マニピュレータの作動空間内に存在する対象物とマニピュレータの作動方向との関係に応じて設定される複数の速度係数から、前記第2検出手段の検出に基づくマニピュレータの位置と前記作動目標速度情報とに対応する速度係数を抽出する抽出手段と、
前記変換手段で変換された作動目標速度情報を、前記抽出手段で抽出された速度係数に基づいて補正した作動速度情報により、マニピュレータを作動させる作動手段とを備えることを特徴とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、使用者の上肢の動作に基づいて決定されるマニピュレータの作動速度情報を、対象物とマニピュレータの作動方向との関係に応じて設定された速度係数を用いて、マニピュレータの位置および作動方向に応じた作動速度に補正し、該補正後の作動速度によりマニピュレータを作動させるから、マニピュレータが対象物に接触しないように上肢の作動を支援し得る。
請求項2に記載の発明では、前記速度係数は、前記作動空間内に所定の間隔で離間する要素点毎に設定されていることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、マニピュレータの制御に必要な速度係数を、作動空間内に効率的に設定し得る。
請求項3に記載の発明では、前記速度係数は、前記マニピュレータの作動方向が対象物に向く場合には、前記要素点が対象物に近づくにつれて前記作動速度情報を低下させる値に設定されていることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、対象物に近づくにつれてマニピュレータの作動速度が低下するから、マニピュレータの対象物への接触を確実に回避し得る。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項4に記載の発明に係る動作支援装置の制御方法は、
使用者の上肢の動作を検出する第1検出手段と、該上肢の位置を検出する第2検出手段と、該第1検出手段の検出に基づく上肢の動作および第2検出手段の検出に基づく位置に従って作動して、該上肢の動作を支援するマニピュレータとを備える動作支援装置の制御方法において、
前記第1検出手段によって上肢の動作を検出し、該動作に係る動作情報を生成する動作情報検出段階と、
前記動作情報検出段階で生成された動作情報から、前記マニピュレータの作動目標速度を指示する作動目標速度情報を生成する作動目標速度情報生成段階と、
前記マニピュレータの作動空間内に存在する対象物とマニピュレータの作動方向との関係に応じて設定される複数の速度係数から、前記第2検出手段の検出に基づくマニピュレータの位置と前記作動目標速度情報とに対応する速度係数を抽出する速度係数抽出段階と、
前記作動目標速度情報生成段階で生成された作動目標速度情報を、前記速度係数抽出段階で抽出された速度係数に基づいて補正することで、マニピュレータを作動させる作動速度情報を生成する作動速度情報生成段階とを有することを特徴とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、使用者の上肢の動作に基づいて決定されるマニピュレータの作動速度情報を、対象物とマニピュレータの作動方向との関係に応じて設定された速度係数を用いて、マニピュレータの位置および作動方向に応じた作動速度に補正し、該補正後の作動速度によりマニピュレータを作動させるから、マニピュレータが対象物に接触しないように上肢の作動を支援し得る。
請求項4に記載の発明では、前記速度係数は、前記マニピュレータの作動方向が対象物に向く場合には、前記要素点が対象物に近づくにつれて前記作動速度情報を低下させる値に設定されることを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、対象物に近づくにつれて作動支援装置の作動速度が低下するから、該作動支援装置の対象物への接触を確実に回避し得る。
請求項5に記載の発明では、前記速度係数は、前記作動空間内に所定の間隔で離間する要素点毎に設定されることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、マニピュレータの制御に必要な速度係数を、作動空間内に効率的に設定し得る。
請求項6に記載の発明では、前記速度係数は、前記マニピュレータの作動方向が対象物に向く場合には、前記要素点が対象物に近づくにつれて前記作動速度情報を低下させる値に設定されることを要旨とする。
従って、請求項6に係る発明によれば、対象物に近づくにつれてマニピュレータの作動速度が低下するから、該マニピュレータの対象物への接触を確実に回避し得る。
請求項7に記載の発明では、前記動作情報検出段階、作動目標速度情報生成段階、速度係数抽出段階および作動速度情報生成段階は、0.01秒以下の周期で繰り返し実行されることを要旨とする。
従って、請求項7に係る発明によれば、上肢の動作を支援する動作支援装置の制御を緻密に実施してスムーズに作動させ得るから、上肢の動作を好適に支援し得る。
以上に説明した如く、本発明に係る動作支援装置およびその制御方法によれば、上肢の動作支援時に、速度係数を用いて動作支援装置の作動を制御するようにしたので、皿等の食器や、使用者へのマニピュレータの接触を回避し得る。
次に、本発明に係る動作支援装置およびその制御方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下説明する。なお、実施例では、使用者が食事用器具としてスプーンを使用して食器内に収納された食物を摂取する場合の上肢の動作を支援する例に挙げて説明する。また、以下の説明で「対象物」とは、本発明に係る動作支援装置のマニピュレータが作動可能な空間(以下、作動空間と云う)に位置する有体物を意味し、食器や使用者自身を包含する。更に、以下の説明で、「固定側」とはマニピュレータが固定されている根本側を、「先端側」とはマニピュレータの自由端側を夫々意味する。また更に、マニピュレータの位置および作動方向は、食事用器具(実施例ではスプーン)の先端に係る位置および該先端位置の作動方向を表すようにしている。
実施例に記載の動作支援装置(食事動作支援装置)10は、図1に示す如く、6軸のマニピュレータ12と、このマニピュレータ12に配設される第1検出手段としての力覚センサ30と、該マニピュレータ12の先端に食事用器具としてのスプーンBが着脱自在に装着とされる取付部32と、該力覚センサ30等から入力される情報に従って該マニピュレータ12の作動を制御する制御部40とを備える。前記6軸のマニピュレータ12は、X軸、Y軸およびZ軸に位置変化(移動)並びにX軸、Y軸およびZ軸まわりに角度(姿勢)変化が可能に構成されている。また、前記マニピュレータ12の根本は、使用者が食事に使用するテーブルに固定部11によって固定された状態となっている。
実施例では、マニピュレータ12の先端に配置されるスプーンBや取付部32が、使用者の上肢、具体的には手が接触する接触部Aとなり、接触部Aに対して作用させた力が力覚センサ30で検出可能となっている。前記マニピュレータ12は、固定部11側から順に、第1関節部14、第1アーム22、第2関節部16、第2アーム24、第3関節部18、第3アーム26、第4関節部20および先端部28を備え、これらが協働することでXYZの各軸方向の移動およびXYZの各軸まわりの姿勢変化を可能として、自由度の高い動きを達成している。
前記固定部11には、テーブルに対して垂直な軸線を中心とした回動が可能なように第1関節部14が取り付けられ、該第1関節部14には、テーブル上面に対して水平な軸線を中心とした回動が可能なような第1アーム22が取り付けられ、該第1関節部14によって固定部11と第1アーム22とが連結されている。前記第1アーム22の先端は、第2関節部16によって第2アーム24と連結され、該第2アーム24は第2関節部16によってテーブル上面に対して水平な軸線を中心とした回動が可能とされている。前記第2アーム24の先端には、テーブル上面に対して水平な軸線を中心とした回動が可能なように第3関節部18が取り付けられ、該第3関節部18には、該第2アーム24の長手方向に沿った軸線を中心とした回動が可能なように第3アーム26が取り付けられ、該第3関節部18によって第2アーム24と第3アーム26とが連結されている。前記第4関節部20は、第3アーム26と先端部28とを連結し、該先端部28を第3アーム26の長手方向に沿った軸線を中心として回動させ得るようになっている。
また各関節部14,16,18,20は、制御部40から出力される作動速度情報VI(後述)によって、前述した第1関節部14、第3関節部18、第1アーム22、第2アーム24、第3アーム26および先端部28の回動を行なうように駆動する図示しない駆動モータと、各関節部14,16,18,20の位置および姿勢を検出する第2検出手段としてのエンコーダ14a,16a,18a,20aとを夫々備えている。このエンコーダ14a,16a,18a,20aは、各関節部14,16,18,20の位置を検出して統合することで、スプーンBの先端部分の位置を検出している。
また、エンコーダ14aは、固定部11に対する第1関節部14の回動と、この第1関節部14に対する第1アーム22の回動とを検出し、エンコーダ18aは、第2アーム24に対する第3関節部18の回動と、この第3関節部18に対する第3アーム26の回動とを検出するようになっている。すなわち、各駆動モータの駆動によってマニピュレータ12は、XYZの各軸方向およびXYZの各軸まわりに自在に位置および姿勢を変化させ、この変化は前記エンコーダ14a,16a,18a,20aによって常に把握されるように構成される。ここで、駆動モータおよびエンコーダ14a,16a,18a,20aは、夫々前記制御部40に接続されている。
前記先端部28の先端に装着される取付部32は、使用者が把持等の行為によって容易に接触し得る大きさを有する円柱形状とされている(図1参照)。また取付部32の先端は、公知のドリルチャックの如き把持機構を備え、該把持機構を用いてスプーンBを容易に着脱可能に構成されている。なお、使用者の上肢はマニピュレータ12に固定されていないため、該上肢を容易にマニピュレータ12から離間可能となっている。また、スプーンBに常時手を添えず、その都度、手の甲や手のひら等によって動作を加えて動作支援装置10の支援を受けるような使用方法も可能な構成となっている。
前記先端部28の上部に配設される第1検出手段としての力覚センサ30は、使用者の上肢の動作を歪みを利用することで力として検出するものであり、前記制御部40に接続されている。また、前記力覚センサ30は、接触部Aに掛かる力を検出するように配設・調整されている。なお、重力補償を実施することで、前記接触部Aが指向する方向によって変化する力を検知しないように設定されており、該接触部Aの向きに関わらず使用者の上肢動作を検出するように構成されている。この力覚センサ30で検出された力の大きさや方向は、該上肢の動作に係る情報(以下、動作情報MIと云う)として制御部40に入力される。また力覚センサ30は、接触部Aに対して作用する力を正確かつ精密に検出するため、配設位置については接触部Aに近い位置ほど好適である。
前記制御部40には、例えば汎用のコンピュータが使用されており、図2に示す如く、前記力覚センサ30、エンコーダ14a,16a,18a,20a、駆動モータおよび入力・出力手段42が接続されている。前記入力・出力手段42は、動作支援装置10の作動に必要な制御プログラムおよび情報を外部とやり取りするための手段である。制御部40内には、記憶部44と演算部46とが備えられている。前記記憶部44は、初期情報、各制御プログラムおよび食事用器具の種類に応じた適正姿勢制御を行なうための情報等を保持している。
前記記憶部44が保持する初期情報としては、マニピュレータ12の起動時における位置情報LI(後述)、作動空間内に存在する対象物Oと食器が載置されるテーブルとの位置情報、速度係数VC(後述)および作動目標速度情報TVIの大きさがある。また、制御部40内に入力される各種情報の一時保持の機能も有する。前記演算部46は、入力される各情報(信号)を制御プログラム等によって演算するための装置であり、変換手段46a、抽出手段46bおよび作動手段46c(後述)を備えている。
制御部40は、マニピュレータ12の作動を含む動作支援装置10全体を制御している。具体的に制御部40では、前記力覚センサ30で検出した上肢の動作に基づいた動作情報MIに応じてマニピュレータ12の作動目標速度を指示する情報(以下、作動目標速度情報TVIと云う)を生成する処理が行なわれる(後述する作動目標速度情報生成段階S2)。また、制御部40では、前記各エンコーダ14a,16a,18a,20aにより検出される位置に係る情報(以下、位置情報LIと云う)から、スプーンBの先端の位置を検出すると共に、該置および該スプーンBの先端の作動方向に対応する要素点Pの速度係数VCを抽出する処理が行なわれる(後述する速度係数抽出段階S3)。更に、制御部40では、作動目標速度情報TVIを速度係数VCで補正したマニピュレータ12を作動するための作動速度情報VIを生成する処理が行なわれる(後述する作動速度情報生成段階S4)。
次に、動作支援装置10の制御方法について、図3〜図6を用いて以下説明する。なお、制御部40(記憶部44)には、予め必要な初期情報が入力・出力手段42から入力されているものとする。なお、実施例において動作支援装置10は、電源投入時に使用者が食事が可能なように、該使用者に合わせて各アーム22,24,26並びに先端部28等を回動等させて所定の位置に位置決めされる。
前記動作支援装置10の制御方法を、図3を用いて各段階毎に説明する。動作支援装置10の制御方法は、動作情報検出段階S1、作動目標速度情報生成段階S2、速度係数抽出段階S3および作動速度情報生成段階S4を有する。そしてこれら各段階S1〜S4の周期を0.001秒で繰り返し行なうことで、動作支援装置10の制御を迅速かつ正確に実施可能としている。この繰り返し時間が0.01秒を超えると、マニピュレータ12の作動がぎくしゃくしたものになってしまう。なお、各段階S1〜S4の繰り返し周期の下限値は、制御部40(演算部46)の演算性能と、制御プログラムの内容とによって決定されるが、基本的に小さな値になる程、緻密な制御が可能になる。
前記動作情報検出段階S1は、前記力覚センサ30によって、マニピュレータ12の接触部Aに接触した上肢の動作に係る大きさおよび力の向きを検出し、該検出に基づく動作情報MIを制御部40に出力する段階である。また、前記作動目標速度情報生成段階S2は、前記動作情報検出段階S1で出力された動作情報MIから、マニピュレータ12におけるスプーンBの先端位置の作動目標速度を指示する作動目標速度情報TVIを生成する段階である。実施例においては、動作情報MIの大きさに関係なく、作動目標速度情報TVIが指示する作動目標速度が初期情報として予め記憶部44に入力された数値となるように作動目標速度情報TVIが生成される。
前記速度係数抽出段階S3は、スプーンBの先端の作動空間内に存在する対象物OとスプーンBの先端の作動方向との関係に応じて設定される複数の速度係数VCから、各エンコーダ14a,16a,18a,20aが検出したスプーンBの先端の位置に対応する要素点P(後述)において、該スプーンBの先端の作動方向に対応する速度係数VCを抽出する段階である。ここで作動方向は、前記作動目標速度情報TVIから導かれる。前記要素点Pは、図4に示す如く、前記マニピュレータ12の作動空間を所要の間隔で離間する位置に設定される点であり、三次元的に整列した状態で設定されている。
ここで前記速度係数VCは、作動空間内において対象物Oが存在する要素点PにスプーンBの先端が移動しようとする場合に、要素点Pへの移動を防止するように作動目標速度情報TVIを補正するための係数である。すなわち、作動目標速度情報生成段階S2で生成された作動目標速度情報TVIを、速度係数VCを利用するして補正することで、実施例に係る動作支援装置10は、前記対象物OにスプーンBの先端が接触しないように制御される。なお、実施例においては、テーブルは対象物Oとしてマニピュレータ12せ制御することで、スプーンBの先端にテーブルが接触しないようになっている。実施例では、作動空間内に設定される要素点P毎に、該要素点Pに対応した速度係数VCが設定されている。
前記速度係数VCは、要素点Pに対して具体的には以下のように設定される。先ずスプーンBの先端の作動空間を定義し、該作動空間内に位置決めされる対象物Oの存在状態を表す環境マップを作製する。この環境マップは、各要素点P毎に対象物Oが存在するか否かを表している。実施例において要素点Pは、作動空間内の縦・横・高さ方向に0.02mmの間隔で離間して設定される。すなわち、環境マップには、前記作動空間内に整列して配置される要素点Pの離間間隔である0.02mmを最小単位として対象物Oが存在するか否かの情報が示される。
ここで各要素点P間の間隔である0.02mmは、対象物Oの形状等に左右されずに対象物Oが存在するか否かの設定が可能な数値である。この要素点P間の間隔が、0.05mmを超えると、対象物Oが作動空間内に存在するか否かを表す情報の間隔が粗くなるため、速度係数VCによる作動目標速度情報TVIの好適な補正が困難となる。一方、0.02mmを下回ると、対象物Oが作動空間内に存在するか否かを表す情報が精密になされるため、作動目標速度情報TVIの速度係数VCによる補正は緻密になるが、マニピュレータ12の作動に関して扱う情報量が増大するため、高性能なMPUや、大容量の記憶部44が必要となったり、MPUの性能が充分でなければマニピュレータ12の作動に係る制御遅れを発生させてしまう。
そして、前記環境マップを基に、前記作動空間における各要素点P毎に対応して速度係数VCが設定された速度係数マップを生成する。
ここで、実施例では、速度係数マップは、前記環境マップに対応して、作動空間内に0.02mm間隔で離間して設定される各要素点Pと、速度係数VCとを関連付けたマップである。この速度係数マップ内における要素点Pの位置とが分かれば、該要素点Pに対応した速度係数VCが特定される。そして、速度係数抽出段階S3では、この速度係数マップを利用することで、作動空間内に要素点Pに対応して複数設定されている速度係数VCから、前記第2検出手段14a,16a,18a,20aの検出に基づくスプーンBの先端の位置に対応した要素点Pにおいて前記作動目標速度情報TVIに対応した速度係数VCを抽出している。なお、前記環境マップからの速度係数マップの作製は、拡散方程式を用いたポテンシャル法(非特許文献1〜4参照)によって実施されている。
揚,山本,毛利:ポテンシャル関数を用いるマニピュレータの衝突回避軌道計画,日本機械学会論文集C編,60−575, 2345/3816(1994) 岩田浩康,菅岩泰亮,中村卓磨,九谷俊行,菅野重樹,人間共存ロボットの抵触適応行動〜第24報:"ポテンシャル法による人間追従・作業遂行・環境回避の機能統御,"第24回ロボット学会学術講演会3K14,2006 橋本洋志,齋藤将人,佐々木智典,常山悌,竹田大祐:"手のハプティックインタフェースによる障害物検知,"ロボティクス・メカトロニクス講演’05 1P1−N−106,2005 楊向東,山本元司,毛利彰:"ポテンシャル関数を用いるマニピュレータの衝突回避軌道計画,"日本機械学会論文集(C編)60 巻575号,1994
実施例において前記速度係数VCは、スプーンBの先端の作動方向が対象物Oに向く場合には、前記要素点Pが対象物Oに近づくにつれて、作動速度情報VIをゼロ(「0」)に近づけるように設定される。具体的に速度係数VCには、0〜1の間の値が設定されており、対象物Oが存在しない要素点PでスプーンBの先端が作動する場合には速度係数VCは1に設定され、スプーンBの先端の作動方向が対象物Oに向かっている場合には、要素点Pが対象物Oに近づく程、該要素点Pに設定される速度係数VCは「0」に近づくように設定されている。
また、例えば、図5に示すような要素点Pを考える場合、図5上、スプーンBの先端の作動方向が下側から上側に向かう(要素点Pに近づく)場合には、該要素点Pにおける速度係数VCは0とされるが、反対にスプーンBの先端が上側から下側に向かう(要素点Pから遠ざかる)等の下側から上側に向かう以外の場合には、該スプーンBの先端の作動を制限する必要はないので「0」を設定する必要はない。これは、同一の要素点Pに設定される速度係数VCであっても、スプーンBの先端の作動方向によって異なった値に設定する必要があることを意味し、実施例では、1つの要素点Pにおいて、作動空間における+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向、−Y軸方向、+Z軸方向、−Z軸方向(左右前後上下)の6方向毎に速度係数VCが個別に設定されている。すなわち、実施例においては、速度係数マップは6つ生成されている。この6つの速度係数マップを使用することで、作動目標速度情報TVIから導き出されるスプーンBの作動方向をXYZの各軸方向毎の成分に分解し、分解された各成分に対応する各軸方向の速度係数マップから、該各軸方向に沿った速度係数VC,VC,VCが夫々抽出される。
前記速度係数抽出段階S3において、スプーンBの先端の位置および作動方向に対応して、各軸方向に沿った速度係数VC(VC,VC,VC)が抽出した後に実施される作動速度情報生成段階S4では、以下の処理が行なわれる。すなわち、図6に示す如く、前記作動目標速度情報TVIを、XYZの各軸に沿った成分であるTVI,TVI,TVIに分解する。そして、各軸方向に沿った作動目標速度情報TVI,TVI,TVIを、同じ軸方向に沿った速度係数VC,VC,VCによって夫々補正する。そして、前記軸方向に沿った速度係数VC,VC,VCで夫々補正された軸方向に沿った作動速度情報VI,VI,VICを夫々生成し、これを図7に示すように合成することで前記マニピュレータ12を作動させる作動速度情報VIを生成する。具体的には、作動目標速度情報TVI(TVI,TVI,TVI)に対して、速度係数VC(VC,VC,VC)を掛け合わせることで作動速度情報VIが生成される。ここで前記速度係数VCは、前述の如く、0〜1の間の値に設定されている。なお、作動速度情報VIを生成する際には、同時に伝達関数法によりマニピュレータ12のメカニカルノイズ等を除去するようになっている。このようなメカニカルノイズも、使用者が「食事する」ことについて何ら意味がないものであり、上肢の動作の好適な支援を阻害する要因となるためである。適用される伝達関数としては、ローパスフィルタおよび/またはノッチフィルタが好適に使用される。
そして、前記作動速度情報生成段階S4で生成された作動速度情報VIによって、スプーンBの先端を作動させるように各駆動モータが駆動される。実施例では、スプーンBの先端を作動させている各関節部14,16,18,20に備えられる各駆動モータが協働して、スプーンBの先端が作動速度情報VIに従って作動するように、該各駆動モータを個別に駆動されている。すなわち、作動速度情報VIが「0」の場合、マニピュレータ12は作動せず、作動速度情報VIと作動目標速度情報TVIとが同じであれば、使用者の上肢の動作から検出された動作情報MIに従ってマニピュレータ12が作動する。また、動作支援装置10で処理される動作情報MI、動作情報MI、作動目標速度情報TVI、速度係数VC、作動速度情報VIおよび位置情報LIは、制御部40に入力、生成または抽出された時点で記憶部44内に収納され、新たな情報が入力、生成または抽出された時点で上書きされることで常に最新の情報となるようにされている。
次に、実施例における動作支援装置10の制御における情報(信号)の流れおよび各手段で実施される処理の概略を図8を用いて説明する。なお、前記変換手段46aでは、作動目標速度情報生成段階S2が実施され、前記動作情報MIから作動目標速度情報TVIを生成している。前記抽出手段46bでは、速度係数抽出段階S3が実施され、速度係数マップからマニピュレータ12の位置に対応する要素点Pにおいて、該マニピュレータ12の作動方向に対応する速度係数VCが抽出される。前記作動手段46cでは、作動速度情報生成段階S4が実施されており、作動目標速度情報TVIを速度係数VCで補正した作動速度情報VIが生成される。
(1)力覚センサ30から上肢の動作に係る動作情報MIは、変換手段46a(演算部46)に入力される、(2)変換手段46aに入力された動作情報MIから、作動目標速度を指示する作動目標速度情報TVIが生成される、(3)マニピュレータ12の位置および作動目標速度情報TVIが抽出手段46bに入力される、(4)前記抽出手段46bに入力されたマニピュレータ12の位置および作動目標速度情報TVIから、該マニピュレータ12の位置および作動方向に対応した速度係数VCを抽出される、(5)前記変換手段46aで生成された作動目標速度情報TVIと、抽出手段46bで抽出された速度係数VCとが作動手段46cに入力される、(6)前記作動手段46cに入力された作動目標速度情報TVIを、同じく入力された速度係数VCで補正して作動速度情報VIを生成すると共に、生成された作動速度情報VIに従ってマニピュレータ12を制御下に作動させる。
このような制御がなされる動作支援装置10は、使用者の上肢の動作を支援するマニピュレータ12の作動が、作動空間内の対象物Oの位置、スプーンBの先端の位置および作動方向によって抽出される速度係数VCによって補正された作動速度情報VIによって行なわれる。従って、対象物OへのスプーンBの先端の接触を回避して、使用者に不快感を与えることがなく、上肢の好適な支援が可能となる。
〔変更例について〕
(1)実施例では、速度係数VCとして作動空間内に所要の間隔で離間した要素点P毎に設定した値を使用しているが、本発明はこれに限定されない。各要素点P間の速度係数VCが設定されていない点についても、該点の周りに存在する速度係数VCの設定された他の要素点Pから速度係数VCを設定して制御に用いてもよい。例えば、前記点に対する速度係数VCの設定は、該点の周りに三次元的に近接して存在する速度係数VCの設定された8つの要素点Pと該点との間の距離および8つの要素点Pに設定されている速度係数VCから、内挿法等を利用した補間によって算出される。
(2)実施例では、対象物Oが存在する要素点Pに近づくにつれて作動速度情報VIを低下させるように速度係数VCが設定されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、対象物Oが存在する要素点Pに近づくにつれて、該対象物Oから遠ざかる何れかの方向にマニピュレータ12を移動させるように速度係数VCを設定することで、該マニピュレータ12の対象物Oへの接触を回避するようにしてもよい。
(3)実施例では、多自由度マニピュレータとして6軸のマニピュレータ12を採用しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、公知のマニピュレータが採用可能であり、例えば、図9に示すようなXYZの各軸方向に対する位置変化だけを自在に設定し得る3軸の多自由度のマニピュレータ13を採用してもよい。この場合、上肢の動作の支援範囲を狭めずに、より安価な構造で、簡便な制御による運用が可能になる。なお、XYZ各軸まわりに関する駆動をなす駆動モータや、位置および姿勢を検出するエンコーダ等がないこと以外は、実施例に係るマニピュレータ12と略同一な構成となっている。
(4)実施例では、マニピュレータおよび上肢の位置を検出する第2検出手段としてエンコーダを採用しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、コスト的に優れるポテンショメータ等の他の機器を動作支援装置が使用される用途等に応じて適宜採用してもよい。
(5)実施例では、速度係数マップは6つ生成されているが、本発明はこれに限定されず、動作支援装置の制御に使用する制御部の性能等によって、更に多数の速度係数マップを生成してもよい。
(6)実施例では、作動目標速度情報TVIの大きさは、力覚センサ30が検出する上肢の力に関わらず一定値として設定されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、使用者の状態によって作動目標速度情報TVIの大きさを変更して、マニピュレータ12がより大きい移動量で作動させるような作動目標速度情報TVIを生成してもよい。この場合、使用者の状態等に応じた好適な支援が可能となる。
本発明の好適な実施例に係る動作支援装置の概略を示す斜視図である。 実施例に係る制御部に対する情報(信号)の流れを概略的に示す説明図である。 実施例に係る動作支援装置の制御方法を示すフローチャート図である。 実施例に係る速度係数が設定される各要素点のマニピュレータの作動空間内における設定状態を示す概略図である。 マニピュレータが対象物が存在する要素点に近づく場合および遠ざかる場合の作動方向を示す説明図である。 実施例に係る作動目標速度情報をXYZの各軸に沿った成分であるTVI,TVI,TVIに分解する様子を示す概略図である。 実施例に係るXYZの各軸に沿った作動速度情報の成分であるVI,VI,VIから作動速度情報VIを合成して生成する様子を示す概略図である。 実施例に係る動作支援装置の制御に係る情報(信号)の流れおよび各手段で実施される処理を概略的に示す説明図である。 変更例(3)に係る動作支援装置の概略を示す斜視図である。
符号の説明
12 マニピュレータ、13 マニピュレータ、14a エンコーダ(第2検出手段)
16a エンコーダ(第2検出手段)、18a エンコーダ(第2検出手段)
20a エンコーダ(第2検出手段)、30 力覚センサ(第1検出手段)
40 制御部、46a 変換手段、46b 抽出手段、46c 作動手段
MI 動作情報、LI 位置情報、S1 動作情報検出段階、S2 動作情報抽出段階
S3 速度係数抽出段階、S4 作動目標速度情報生成段階、TVI 作動目標速度情報
VI 作動情報、VC 速度係数

Claims (7)

  1. 使用者の上肢の動作を検出する第1検出手段(30)と、該上肢の位置を検出する第2検出手段(14a,16a,18a,20a)と、該第1検出手段(30)の検出に基づく上肢の動作および第2検出手段(14a,16a,18a,20a)の検出に基づく上肢の位置に従って作動して、該上肢の動作を支援するマニピュレータ(12,13)とを備える動作支援装置において、
    前記マニピュレータ(12,13)の作動に係る制御を行なう制御部(40)を備え、
    前記制御部(40)は、
    前記第1検出手段(30)によって検出される上肢の動作に係る動作情報(MI)を、前記マニピュレータ(12,13)の作動目標速度を指示する作動目標速度情報(TVI)に変換する変換手段(46a)と、
    前記マニピュレータ(12,13)の作動空間内に存在する対象物(O)とマニピュレータ(12,13)の作動方向との関係に応じて設定される複数の速度係数(VC)から、前記第2検出手段(14a,16a,18a,20a)の検出に基づくマニピュレータ(12,13)の位置と前記作動目標速度情報(TVI)とに対応する速度係数(VC)を抽出する抽出手段(46b)と、
    前記変換手段(46a)で変換された作動目標速度情報(TVI)を、前記抽出手段(46b)で抽出された速度係数(VC)に基づいて補正した作動速度情報(VI)により、マニピュレータ(12,13)を作動させる作動手段(46c)とを備える
    ことを特徴とする動作支援装置。
  2. 前記速度係数(VC)は、前記作動空間内に所定の間隔で離間する要素点(P)毎に設定されている請求項1記載の動作支援装置。
  3. 前記速度係数(VC)は、前記マニピュレータ(12,13)の作動方向が対象物(O)に向く場合には、前記要素点(P)が対象物(O)に近づくにつれて前記作動速度情報(VI)を低下させる値に設定されている請求項2記載の動作支援装置。
  4. 使用者の上肢の動作を検出する第1検出手段(30)と、該上肢の位置を検出する第2検出手段(14a,16a,18a,20a)と、該第1検出手段(30)の検出に基づく上肢の動作および第2検出手段(14a,16a,18a,20a)の検出に基づく上肢の位置に従って作動して、該上肢の動作を支援するマニピュレータ(12,13)とを備える動作支援装置の制御方法において、
    前記第1検出手段(30)によって上肢の動作を検出し、該動作に係る動作情報(MI)を生成する動作情報検出段階(S1)と、
    前記動作情報検出段階(S1)で生成された動作情報(MI)から、前記マニピュレータ(12,13)の作動目標速度を指示する作動目標速度情報(TVI)を生成する作動目標速度情報生成段階(S2)と、
    前記マニピュレータ(12,13)の作動空間内に存在する対象物(O)とマニピュレータ(12,13)の作動方向との関係に応じて設定される複数の速度係数(VC)から、前記第2検出手段(14a,16a,18a,20a)の検出に基づくマニピュレータ(12,13)の位置と前記作動目標速度情報(TVI)とに対応する速度係数(VC)を抽出する速度係数抽出段階(S3)と、
    前記作動目標速度情報生成段階(S2)で生成された作動目標速度情報(TVI)を、前記速度係数抽出段階(S3)で抽出された速度係数(VC)に基づいて補正することで、マニピュレータ(12,13)を作動させる作動速度情報(VI)を生成する作動速度情報生成段階(S4)とを有する
    ことを特徴とする動作支援装置の制御方法。
  5. 前記速度係数(VC)は、前記作動空間内に所定の間隔で離間する要素点(P)毎に設定される請求項4記載の動作支援装置の制御方法。
  6. 前記速度係数(VC)は、前記マニピュレータ(12,13)の作動方向が対象物(O)に向く場合には、前記要素点(P)が対象物(O)に近づくにつれて前記作動速度情報(VI)を低下させる値に設定される請求項5記載の動作支援装置の制御方法。
  7. 前記動作情報検出段階(S1)、作動目標速度情報生成段階(S2)、速度係数抽出段階(S3)および作動速度情報生成段階(S4)は、0.01秒以下の周期で繰り返し実行される請求項5または6記載の動作支援装置の制御方法。
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