JP2009066169A - 歯科用ハンドピース - Google Patents

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Abstract

【課題】切削効率を高めながらも、粉末の噴出流量の安定化を図り、粉末の持ちを向上させることのできる歯科用ハンドピースを提供することを目的とする。
【解決手段】二本一対のノズル37を凹部21の内周面21aに沿うように設け、先端部の吹出孔37aから、空間においてノズル37が設けられた側から反対側に向けて空間の内周面に沿うように空気を吹き出し、空間内において凹部21に収容された粉末を舞い上げ、空間内の空気との混合状態を良好なものとする。さらに、凹部21内に収容された粉末の量が多い状態の場合、ノズル37の側面に形成した吹出孔から吹き出す空気により、凹部21内に堆積した粉末の表面近傍の粉末を舞い上げる。凹部21内の粉末の残量が少なくなった状態では、ノズル37の側面に形成した吹出孔から吹き出した空気により、凹部21内の底部21cから粉末を舞い上げる。
【選択図】図3

Description

本発明は、粉末と空気との混合物を水とともに歯牙に吹き付けることにより歯科治療を行う歯科用ハンドピースに関する。
歯牙を研磨または洗浄するための粉末を空気と混合し、この粉末と空気との混合物を水とともに歯牙の表面に吹き付ける歯科用ハンドピースが知られている。
このような歯科用ハンドピースとしては、例えば、粉末を収納するための容器と、この容器内に空気を供給するための空気供給路と、粉末と空気の混合物を噴出ノズルまで移送するための混合物移送路と、混合物とともに歯牙の表面に吹き付けるための水を噴出ノズルまで移送するための水移送路とを備え、さらに、空気供給路と混合物移送路にそれぞれ連通する管を一本ずつ容器内に突設し、各突出管の先端に孔を穿設してそれぞれを空気吹出孔と混合物吸込孔となしたものがある。
この種の歯科用ハンドピースにおいては、粉末が適切な濃度で空気と混合されることが求められるため、空気吹出孔と混合物吸込孔が容器のほぼ中央領域に位置するようにそれぞれの突出管を配置したものも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、歯科医が治療を行う際にハンドピースは様々な姿勢で把持されるため、容器内における粉末と空気の混合物の濃度は必ずしも適切にならないこともある。また空気吹出孔が粉末に埋もれるような姿勢でハンドピースを保持して、容器内への空気供給を停止すると、空気吹出孔から空気供給路に粉末が逆流し、空気供給路が閉塞したり、空気の供給量が低下するといった問題を生じる。
そこで、本出願人は、上記のような問題を解決し、容器内において粉末と空気が混合されて適切な濃度の混合物を得ることができ、ハンドピースの姿勢にかかわらず、粉体の空気供給路への逆流を防止することができる歯科用ハンドピースを提供することを目的として、既に提案をなしている(特許文献2参照。)。
この提案による技術は、内部に粉末を収納するための容器は内部で全方向に空気が旋回可能なように内側を曲面で形成し、容器内に空気を供給して粉末と空気を混合するための空気供給路を容器内にて複数の分岐管に分け、この分岐管を容器の中央領域で容器内側の曲面近傍まで延ばし、この曲面に沿って空気が流れるように指向した複数の孔を分岐管の先端に設けたものである。
特許第3493129号公報 特許第3299736号公報
しかしながら、上記したような本出願人の提案した技術を適用した従来の製品について、その後に詳細な検討を行ったところ、粉末の噴出量、切削効率に改善の余地があることを把握した。
すなわち、従来の製品においては、容器内に、予め定められた上限レベルまでの粉末を収容した状態で、粉末と空気と水とを噴出すると、噴出を開始してから初期の段階においては粉末の噴出流量が多く、容器内の粉末が減ってくると粉末の噴出流量が減少することを把握した。このような流量変化の傾向によって、歯牙の表面の清掃をし始めて初期の段階においては清掃による効果が視認しやすいというメリットがあるが、容器内に充填した粉末を短時間で使い切ってしまうという問題がある。
また、粉末と空気と水とを噴出して歯牙の表面を清掃するときの切削効率は、常に向上させることが求められている。切削効率を高めるには、単純には粉末の流量を増やせば良いが、これでは、容器内の粉末を短時間で使い切ってしまうという傾向はさらに顕著なものとなってしまう。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、切削効率を高めながらも、粉末の噴出流量の安定化を図り、容器内に充填した粉末の持ちを向上させることのできる歯科用ハンドピースを提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、空気と粉末の混合物を水とともに噴出ノズルから歯牙に吹き付けることにより歯科治療を行う歯科用ハンドピースであって、内部に粉末を収容するほぼ球形の空間を有した容器と、粉末と混合するための空気を空間に供給する空気供給路と、粉末と空気の混合物を空間のほぼ中央部から吸い込んで噴出ノズルまで移送するための混合物移送路と、混合物とともに歯牙に吹き付けるための水を噴出ノズルまで移送するための水移送路と、を備える。そして、空気供給路は、空気を空間に吹き出す吹出手段を容器内において容器の壁面近傍に備えるとともに、吹出手段は、容器において吹出手段が設けられた側からその反対側に向けて容器の壁面に沿うように空気を吹き出す二個一対の吹出孔を有していることを特徴とする。吹出手段を設けた空間の一端側から空気を容器の壁面に沿うように吹き出すと、コアンダー効果により、空気は容器の壁面を沿いながら空間の一端側から他端側に流れる。これによってほぼ球形の空間においてスワールが発生し、粉末と空気の混合状態を良好なものとすることができる。
吹出手段は、空間において吹出手段が設けられた側からその反対側に向けて容器の壁面に沿うように空気を吹き出すことができるのであれば、いかなる構成としても良いが、例えば、吹出孔は、吹出手段から見て空間の幅が最大となる部分に向けて空気を吹き出すように形成するのが好ましい。
また、吹出手段は、空間に収容された粉末の量が多い状態における空間内の粉末の上面レベル近傍に向けて空気を吹き出す第二の吹出孔を形成することもできる。これにより、収容された粉末の量が多い状態の場合、第二の吹出孔から吹き出す空気により、空間内に堆積した粉末の表面近傍の粉末を舞い上げることができる。
さらに、吹出手段は、空間の底部に向けて空気を吹き出す第三の吹出孔が形成されたものとすることもできる。これにより、空間に収容された粉末の量が少ないときに空間の底部から粉末を舞い上げることができる。
このような吹出手段は、容器に対する取り付け角度を位置決めするための位置決め手段を備えているのが好ましい。これにより、容器を適切な角度・位置で位置決めすることができる。
ところで、水移送路は、パイプを容器の内部に埋め込むことで形成することもできる。また、水移送路は、パイプを容器の外面に沿って設けることでも形成できる。
本発明によれば、粉末と空気を混合する空間内に空気を吹き出すノズルにおいて、ノズルの先端部に形成された吹出孔から空間に吹き出した空気により、空間の内周面に沿う空気の流れが生じ、これによって空間内において、収容された粉末が舞い上げられ、空間内における粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。
また、収容された粉末の量が多い状態の場合、ノズルの外周面に形成された第二の吹出孔から吹き出す空気により、空間内に堆積した粉末の表面近傍の粉末を舞い上げて、空間内の粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。
一方、粉末の残量が少なくなった状態では、ノズルの外周面に形成された第三の吹出孔から吹き出した空気により、容器の底部から粉末を舞い上げることができ、この状態においても空間内の粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。
このようにして、空間における粉末と空気の混合状態を良好なものとしたのに加え、粉末の量が多い状態、量が少ない状態においても粉末と空気との混合を促進させることができるので、切削効率を高めながらも、粉末の噴出流量の安定化を図り、充填した粉末の持ちを向上させることが可能となる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1、図2、図3は、本実施の形態における歯面清掃用のハンドピース(歯科用ハンドピース)10の構成を説明するための図であり、図1はハンドピース10の断面図、図2はハンドピース10の部品展開図、図3はハンドピース10の要部を示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、ハンドピース10は、ハンドピース本体20と、吹出ノズル部(空気供給路)30と、吸込ノズル部(混合物移送路)40と、を備えている。
ハンドピース本体20は、歯面清掃に用いる炭酸カルシウム、重曹等の粉末を収容するための凹部21と、吹出ノズル部30が装着される吹出ノズル保持部22と、吸込ノズル部40が装着される吸込ノズル保持部23と、を有している。
図1および図2に示すように、凹部21は、図において上方に開口している。この凹部21には、凹部21を覆うキャップ50が、ハンドピース本体20に対してネジ等によって着脱可能に装着される。これら凹部21とキャップ50とによって粉末を収容する容器が形成され、凹部21の内周面21aとキャップ50の内周面50aとで全体としてほぼ球形の空間Sが形成されている。
また、凹部21の内周面21aの所定位置には、二つの開口部24、25が形成され、一方の開口部24に吹出ノズル部30の吹出ノズル本体(吹出手段)31が配置され、他方の開口部25には吸込ノズル部40の吸込ノズル本体41が配置されている。
さらに、ハンドピース本体20には、凹部21の外周側、すなわち空間Sの外側に、吹出ノズル部30と吸込ノズル部40とを連通し、水を流すための流路(水移送路)60が形成されている。この流路60は、成形により形成されるハンドピース本体20の製造時に、予め所定形状に加工されたパイプ材を成形型にセットし、この状態で成形を行うことによって形成される。
吹出ノズル部30は、前記の吹出ノズル本体31と、図示しないコンプレッサからの配管を接続するためのカプラ部32とから構成される。吹出ノズル本体31は、開口部24に、凹部21の内周面21a側からハンドピース本体20に取り付けられ、カプラ部32は、開口部24に、凹部21の外側からハンドピース本体20に取り付けられる。これら吹出ノズル本体31とカプラ部32は、Oリング等を用いた嵌合構造により、開口部24にハンドピース本体20を挟み込むような形態で取り付けられる。
カプラ部32には、適宜のカプラ構造により、図示しないコンプレッサからの配管がワンタッチで着脱できるようになっている。コンプレッサからの配管は、二重管構造等によって、コンプレッサから噴出される圧縮空気と、図示しない水タンクから供給される水とを、独立して送給する。カプラ部32には、圧縮空気の流路33と、水の流路(水移送路)34とが形成され、接続された配管(図示)から送り込まれる圧縮空気と水とがそれぞれ流れ込む。流路33、34には、それぞれ逆止弁33a、34aが設けられており、流れ込んだ圧縮空気、水の逆流を防ぐ。
カプラ部32の流路33に流れ込んだ圧縮空気は、吹出ノズル本体31に送り込まれる。一方、流路34に流れ込んだ水は、流路60に流れ込む。
図3および図4に示すように、吹出ノズル本体31は、開口部24に固定されるベース部35と、ベース部35から凹部21の内方に向けて延出した二本一対のパイプ36と、それぞれのパイプ36の先端部に設けられたノズル(吹出ノズル)37とから構成されている。
ベース部35の表面は、吹出ノズル本体31を凹部21の内周面21aに取り付けた状態で、内周面21aと連続した面を形成する。
二本一対のパイプ36は、互いに対称な形状とされ、ベース部35から両側に開くように設けられている。このパイプ36は、流路33に連通して圧縮空気をノズル37に送るとともに、ノズル37を所定の位置・方向に維持する機能を有する。これにより、一方のノズル37と他方のノズル37は、空間Sの中心Cと吹出ノズル部30とを結ぶ軸線P1と、後述する吸込パイプ43の軸線P3とを含む面を挟んで対称に設けられている。
ノズル37は、パイプ36によって、ベース部35の近傍において、凹部21の内周面21aに沿うように支持されている。ここで、具体的数値を例に挙げると、それぞれのノズル37は、その中心軸線P2が、軸線P1に対し凹部21の開口部側に仰角θ=10°傾斜して設けられている。このようにして、ノズル37は、ノズル37が近接する凹部21の内周面21aの部位に、ほぼ平行となるように設けられている。
図4に示すように、ノズル37は外形形状がほぼ円筒状で、その先端部にノズル37の中心軸線に沿った方向に圧縮空気を噴出するメインの吹出孔37aが形成され、さらに外周面に吹出孔(第二の吹出孔)37b、吹出孔(第三の吹出孔)37cが形成されている。吹出孔37aは、凹部21およびキャップ50によって形成される略球状の空間Sの内周面に沿う空気の流れを生じさせるためのものである。吹出孔37aから吹き出される空気は、空間Sにおいて吹出ノズル本体31が設けられている側から、その対向する側に向けて、空間Sの壁面に沿って流れていく。このため、吹出孔37aは、吹出ノズル本体31が設けられた位置からみて、凹部21の幅が最大となる部分に向けて空気を噴出すようにするのが好ましい。
吹出孔37bは、凹部21内に収容された粉末の量が多い状態で凹部21内の粉末の表面近傍に圧縮空気を送り込んで粉末を攪拌するためのものである。吹出孔37cは、凹部21の底部21cに向けて圧縮空気を送り込み、凹部21内の粉末の残量が少なくなった状態で凹部21内の底部21cに圧縮空気を送り込むことで粉末を舞い上げて攪拌するためのものである。このため、図4(d)に示すように、ノズル37を中心軸線に直交する面内で断面視した状態で、吹出孔37bは鉛直下方に対して空間Sの中心C側に例えば60°傾斜し、吹出孔37cは鉛直下方に対して凹部21の内周面21a側に例えば30°傾斜して形成されている。
このノズル37から噴き出される圧縮空気によって、凹部21内の粉末が空間S内で舞い上がって攪拌され、粉末と空気とが混合した状態とされる。
このような吹出ノズル本体31は、凹部21内におけるノズル37の設置角度が重要であるため、ボール38等を用いた位置決め手段により、ハンドピース本体20に対する設置角度を容易に位置決めできるようにするのが好ましい。ボール38を用いる場合、ボール38をスプリング等によって付勢し、ハンドピース本体20側に形成した溝や凹部にこのボール38を収めることで、吹出ノズル本体31の設置角度を位置決めできる。
吸込ノズル部40は、ハンドピース本体20に設けられた筒状のホルダ42によって、吸込ノズル本体41がハンドピース本体20に支持されている。吸込ノズル本体41とホルダ42とは、Oリング等によって、吸込ノズル本体41をその軸線方向に抜き差し可能となっている。
吸込ノズル本体41の中心軸線上には、吸込パイプ43が設けられている。吸込パイプ43は、凹部21の内周面21aから空間Sの中心Cに向けて突出し、その先端部にはノズル44が設けられている。ノズル44は、空間S内の粉末と空気との混合物を吸い込むためのものであり、例えばその先端面と外周面上方側に、吸込孔44a、44bが形成されている。ノズル44において吸込孔44a、44bから吸い込まれた空間S内の空気・粉末の混合物は、吸込パイプ43を通り、ハンドピース本体20の先端部に取り付けられる噴出ノズル70へと送られる。
ここで、図1に示したように、吸込ノズル本体41は、断面視略D字状とされ、外周面の一部が平面形状とされている。これに対し、吸込ノズル本体41を保持するホルダ42は、断面視略円形とされている。これにより、ホルダ42の内周面と吸込ノズル本体41の外周面との間には、吸込ノズル本体41の軸線が延びる方向に連続する空間45が形成されている。ホルダ42には、前記の流路60の端部が保持されており、空間45の一端45aが流路60に連通している。また、空間45の他端45bは、ホルダ42の先端部に開口している。これにより、空間45は、流路60に連続した、水の流路(水移送路)46を形成している。このようにして、吸込ノズル本体41の断面形状を工夫することで、別途専用のパイプ等を設けることなく水の流路46を形成することができ、構造の単純化、製造の容易化を図ることができる。
ホルダ42は、その一部がハンドピース本体20から突出し、その部分が、ハンドピース本体20の先端部に噴出ノズル70を取り付けるためのカプラ部48とされている。カプラ部48は、適宜のカプラ構造により、噴出ノズル70を着脱可能な状態で装着できる。噴出ノズル70には、吸込パイプ43から送り込まれる粉末・空気の混合物を送る粉末・空気流路71と、流路46によって送り込まれる水を送る水流路72とが独立して備えられている。これら粉末・空気流路71によって送られた粉末・空気の混合物と水流路72とによって送られた水は、噴出ノズル70の先端部において混合され、外部に噴出される。
このようなハンドピース10は、吹出ノズル部30のカプラ部32に、図示しないコンプレッサおよび水タンクから圧縮空気と水とを送り込む配管を接続し、吸込ノズル部40のカプラ部48に、噴出ノズル70を接続して使用する。そして、使用する際、すなわち歯面清掃を行う際には、凹部21内の所定レベルまで粉末を入れる。
この後、図示しないフットスイッチ等を操作することで、コンプレッサから圧縮空気が送り出され、水タンクから水が送り出される。このときの圧縮空気、水の流量は、レギュレータ等によって一定の圧力範囲内とされるとともに、フットスイッチ等の操作により、その噴出量を調整できるようになっている。
コンプレッサから送り出された圧縮空気は、カプラ部32に接続された図示しない配管から、吹出ノズル本体31の二本のパイプ36を通り、ノズル37から空間S内に吹き出す。
このとき、ノズル37の先端部に形成された吹出孔37aから空間Sに吹き出した圧縮空気により、空間Sには、空間Sの内周面に沿う空気の流れ(図3中、矢印A)が生じ、これによって空間S内において、凹部21に収容された粉末が舞い上げられ、空間S内の空気と混合状態となる。
さらに、凹部21内に収容された粉末の量が多く、吹出孔37bが粉末の中に完全に埋没している場合、吹出孔37bからの空気により、粉体の状態が変化し、粉体が浮遊し飛散し始める。また、堆積した粉末の上面レベルが吹出孔37bよりも下方であれば、空気は凹部21内に堆積した粉末の表面近傍に向けて吹き出し、この空気の流れ(図3中、矢印B)によって粉末が舞い上げられ、空間S内の粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。
一方、凹部21内の粉末の残量が少なくなった状態では、吹出孔37cから吹き出した圧縮空気の流れ(図3中、矢印C)により、凹部21内の底部21cから粉末を舞い上げることができ、この状態においても空間S内の粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。また、これにより凹部21の底部21cに粉末が残るのを抑制することもできる。
空間S内において、混合状態となった粉末と空気は、ノズル44の吸込孔44a、44bから吸い込まれ、吸込パイプ43を通り、ハンドピース本体20の先端部に取り付けられる噴出ノズル70の粉末・空気流路71へと送られる。このとき、凹部21内に収容された粉末の量が多い状態においても、ノズル44の上面側に形成された吸込孔44bにより、凹部21内に堆積した粉末の中にノズル44が埋もれるのを防ぎ、粉末と空気の混合物を確実に吸い込むことができる。
一方、水タンクから送り込まれた水は、吹出ノズル部30の流路34から、ハンドピース本体20内の流路60、吸込ノズル部40の流路46を経て、噴出ノズル70の水流路72に送られる。
そして、噴出ノズル70の先端部において、粉末・空気流路71の端部から噴出された粉末と空気の混合物と、水流路72から噴出された水とが混合され、これらの混合物となって外部に吹き出す。これら粉末と空気と水との混合物が歯面に吹き付けられることで、歯牙の表面が清掃される。
ところで、上記のようにハンドピース10においては圧縮空気を用いる。例えば、ハンドピース10に圧縮空気を送り込むコンプレッサのレギュレータに支障が生じた場合等に、ハンドピース10内の圧縮空気の圧力が過度に高くならないよう、凹部21の開口部を覆うように設けられるキャップ50は防爆仕様とするのが好ましい。
このため、本実施の形態においては、キャップ50は、樹脂製のキャップ本体51と、このキャップ本体51をハンドピース本体20に装着するためのネジ溝を有したキャップ抑え52とから構成される。そして、キャップ本体51の外周部をキャップ抑え52で抑えた状態で、ハンドピース本体20に装着する。ここで、キャップ本体51の外周部には、段部51aが形成され、これによってキャップ本体51の肉厚が、段部51aの部分において他の部分よりも小さくなっている。この段部51aは、キャップ抑え52でキャップ本体51を固定するためにも用いられる。
このように、キャップ本体51の肉厚を、段部51aの部分において他の部分よりも小さくしておくことで、ハンドピース10内の圧縮空気の圧力が過度に高くなった場合には、キャップ本体51が段部51aの部分において割れ、圧力を逃がすことができる。
上述したようなハンドピース10によれば、粉末と空気を混合する空間S内に圧縮空気を吹き出す二本一対のノズル37においては、ノズル37の先端部に形成された吹出孔37aから空間Sに吹き出した圧縮空気により、空間Sにノズル37が設けられた側から反対側に向けて空間Sの内周面に沿う空気の流れが生じ、これによって空間S内において、凹部21に収容された粉末が舞い上げられ、空間S内の空気と混合状態となる。さらに、凹部21内に収容された粉末の量が多い状態の場合、ノズル37の外周面に形成された吹出孔37bにより、圧縮空気が凹部21内に堆積した粉末の表面近傍の粉末が舞い上げられ、空間S内の粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。一方、凹部21内の粉末の残量が少なくなった状態では、ノズル37の外周面に形成された吹出孔37cから吹き出した圧縮空気により、凹部21内の底部21cから粉末を舞い上げることができ、この状態においても空間S内の粉末と空気との混合状態を良好なものとすることができる。また、これにより凹部21の底部21cに粉末が残るのを抑制することもできる。
このようにして、空間Sにおける粉末と空気の混合状態を良好なものとしたのに加え、粉末の量が多い状態、量が少ない状態においても粉末と空気との混合を促進させることができるので、切削効率を高めながらも、粉末の噴出流量の安定化を図り、充填した粉末の持ちを向上させることが可能となる。
ここで、上記構成による効果を確認したのでその結果を示す。
(実施例1)
上記したようなハンドピース10において、空間Sの直径を36mm、ノズル37の吹出孔37a、37b、37cは、それぞれφ0.5mmとし、吹出孔37bは鉛直下方に対して空間Sの中心C側に例えば60°傾斜し、吹出孔37cは鉛直下方に対して凹部21の内周面21a側に例えば30°傾斜して形成した。そして、凹部21に粉末として炭酸カルシウムを15g収容し、圧力0.3MPaの圧縮空気を送り込んだ。
そして、1分間経過するごとの粉末の残量から、経過時間と累積切削面積との関係を求めた。
(実施例2)
また、比較のため、図5に示すように、ノズル37の先端部に形成した吹出孔37aをφ0.4mmとし、外周面にφ0.4mmの3つの吹出孔37b、37c、37dを60°ずつの角度で形成した。このノズル37を用い、上記と同様にして経過時間と累積切削面積との関係を求めた。
(実施例3)
ノズル37の先端部には吹出孔を形成せず、外周面にのみ、φ0.5mmの吹出孔を2箇所形成した。外周面に形成した吹出孔の一つは、斜めに空気を吹き出し、ノズル37が設けられた側から反対側に向けて凹部21の内周面21aに沿って空気が流れるようにした。このノズル37を用い、上記と同様にして経過時間と累積切削面積との関係を求めた。
(比較例1)
本出願人による従来製品(特許文献1の技術を適用したもの)を用い、上記と同様にして経過時間と累積切削面積との関係を求めた。なお、空間Sの直径は40.5mm、一対のノズルは空間Sの直径方向に配置し、それぞれ空間Sの壁面に向けて圧縮空気を吹き出させた。空間Sには粉末として炭酸カルシウムを15g収容し、圧縮空気の圧力は0.3MPaとした。
実施例1、2、3、比較例1における経過時間と累積切削面積との関係を図6に示す。
この結果、従来製品の比較例1は6分間で粉末が出なくなったのに対し、実施例1〜3においては、11分以上にわたって粉末が出続けた。これにより、本発明のように、ノズル37を空間Sの内壁面に沿って配置し、ノズル37が設けられた側から反対側に向けて凹部21の内周面21aに沿って空気が流れるようにすることで、粉末の吹出流量が安定し、粉末の持ちが良くなることが確認された。
また、先端部に吹出孔37aを形成した実施例1、2と、先端部に吹出孔37aを形成していない実施例3とを比較すると、先端部に吹出孔37aを形成することで、いずれの経過時間においても累積切削面積が高く、切削効率が高まることが確認された。つまり、先端部の吹出孔37aから、ノズル37からみて空間Sの幅が最大となる部分に向けて空気を吹き出して空間Sの外周面に沿って空気を流すことで、空間S内でスワール(渦)が生成され、粉末と空気との混合状態が向上して切削効率が高まると考えられる。
外周面に形成した吹出孔の配置が異なる実施例1と実施例2とを比較すると、上記実施形態で具体的に示した吹出孔37a、37bの配置により、切削効率が一層高まることが確認された。ここで、実施例1は、実施例2よりも孔径を拡大しているにもかかわらず、切削効率が高く、粉末の持ちも長い。これは、効率の良い切削が行われているためである。
(比較例2)
さらに、上記実施例1で用いたノズル37を、図7に示すように配置した場合についても実施例1と同様にして経過時間と累積切削面積との関係を得た。
図7に示したように、上記実施例1で用いたノズル37であっても、空間S内の壁際において、一対のノズル37から吹き出した空気を、空間Sの内周面の一点Xに集中して吹き付けるような構成では、切削効率が向上しないことがわかる。これにより、ノズル37は、ノズル37が設けられた側から反対側に向けて空間Sの内周面を沿うように空気を吹き出し、空間S内においてスワールを効率よく発生させることのできるような配置とするのが好ましいことがわかる。
なお、上記実施の形態では、吹出ノズル本体31は、二本一対のパイプ36と、それぞれのパイプ36の先端部に設けられたノズル37とを備える構成としたが、二個一対の吹出孔37aから上記実施形態で示したような方向に空気を吹き出すことができるのであれば、その構成はいかなるものとしてもよい。例えば、図8に示すように、吹出ノズル本体31を略T字状に一体成形し、その両端部に二個一対の吹出孔37aを設けてもよいし、これ以外の形状としてもよい。
また、ハンドピース10の各部の構成について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
本実施の形態におけるハンドピースの断面図である。 ハンドピースの部品構成を示す展開図である。 ハンドピースの要部を示す斜視図である。 吹出ノズル本体を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は吹出ノズル本体の軸線に直交する方向から見た図、(c)は(b)の側面図、(d)はノズルの断面図である。 実施例2で用いたノズルの構成を示す図である。 本実施の形態における実施例の結果を示す図である。 比較例2におけるノズルの配置を示す図である。 吹出ノズル本体の他の例を示す図である。
符号の説明
10…ハンドピース(歯科用ハンドピース)、20…ハンドピース本体、21…凹部、21a…内周面、21c…底部、30…吹出ノズル部(空気供給路)、31…吹出ノズル本体(吹出手段)、34…流路(水移送路)、37…ノズル(吹出ノズル)、37a…吹出孔、37b…吹出孔(第二の吹出孔)、37c…吹出孔(第三の吹出孔)、40…吸込ノズル部(混合物移送路)、41…吸込ノズル本体、44…ノズル、46…流路(水移送路)、50…キャップ、60…流路(水移送路)、70…噴出ノズル

Claims (6)

  1. 空気と粉末の混合物を水とともに噴出ノズルから歯牙に吹き付けることにより歯科治療を行う歯科用ハンドピースであって、
    内部に前記粉末を収容するほぼ球形の空間を有した容器と、
    前記粉末と混合するための前記空気を前記空間に供給する空気供給路と、
    前記粉末と前記空気の混合物を前記空間のほぼ中央部から吸い込んで前記噴出ノズルまで移送するための混合物移送路と、
    前記混合物とともに歯牙に吹き付けるための水を前記噴出ノズルまで移送するための水移送路と、を備え、
    前記空気供給路は、前記空気を前記空間に吹き出す吹出手段を前記容器内において前記容器の壁面近傍に備えるとともに、前記吹出手段は、前記容器において前記吹出手段が設けられた側からその反対側に向けて前記容器の壁面に沿うように前記空気を吹き出す二個一対の吹出孔を有していることを特徴とする歯科用ハンドピース。
  2. 前記吹出孔は、前記吹出手段から見て前記空間の幅が最大となる部分に向けて前記空気を吹き出すように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  3. 前記吹出手段は、前記空間に収容された前記粉末の量が多い状態における前記空間内の前記粉末の上面レベル近傍に向けて前記空気を吹き出す第二の吹出孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の歯科用ハンドピース。
  4. 前記吹出手段は、前記空間の底部に向けて前記空気を吹き出す第三の吹出孔が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の歯科用ハンドピース。
  5. 前記吹出手段は、前記容器に対する取り付け角度を位置決めするための位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の歯科用ハンドピース。
  6. 前記水移送路は、パイプを前記容器の内部に埋め込む、または前記容器の外面に沿って設けることで形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の歯科用ハンドピース。
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