JP2009065096A - 半導体集積回路および半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法 - Google Patents

半導体集積回路および半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法 Download PDF

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【課題】レイアウト工程における負担を軽減するとともに、IR−DROPの観測およびIR−DROP量の算出ができる半導体集積回路を提供する。
【解決手段】半導体集積回路1において、電源VCC1が供給される機能ブロック部2と、機能ブロック部2とは独立した電源VCC2が供給されるとともに互いに異なるクロック信号が入力されるフリップフロップFF1、FF2から構成される測定部3と、フリップフロップFF1の出力とフリップフロップFF2の入力の間に接続され、機能ブロック部2のIR−DROPを測定したい位置に配置されたバッファbufとを有する。そして、バッファbufの遅延値を、機能ブロック部2が動作状態時と非動作状態時に電源VCC1を変化させて測定し、動作状態時の電源VCC1の設定値と動作状態時の遅延時間に最も近い非動作状態時の遅延時間に対応する電源VCC1の設定値との差がIR−DROP量となる。
【選択図】図1

Description

本発明はLSI(Large Scale Integrated circuit)等における電源電圧降下量を測定する半導体集積回路および半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法に関する。
近年、トランジスタサイズの微細化によって、これまで重要視されていなかった物理現象が顕在化し、半導体集積回路の動作に影響を及ぼす結果となってきている。例えば、クロストーク,エレクトロマイグレーション,ホットキャリア劣化,電源電圧降下(IR−DROP)などがその一例である。
このうち、IR−DROPは、回路中の電源を供給する電源配線の抵抗によって生じる現象であり、これにより、各回路に供給される電圧が元の電源電圧値よりも低めになるため、回路動作が遅くなる。これに対しては、その信号遅延時間を計算する際に、IR−DROPの要因である電源電圧変動、温度変動及びプロセス変動を考慮する必要があるが、それだけでは、回路中の各素子種別毎の動作電圧の違いによる遅延時間は考慮されたことにはならず、最悪の場合、半導体集積回路が誤動作を引き起こす恐れがある。
そこで、IR−DROPを考慮した設計をするために、特許文献1に記載の電圧降下計算方法や特許文献2に記載の半導体集積回路の動作解析方法などが提案されている。
特許文献1に記載の電圧降下計算方法は、LSI設計時において、回路シミュレーション結果からワースト条件及びベスト条件での電源電圧降下量を見積もっている。特許文献2に記載の半導体集積回路の動作解析方法は、LSI設計時において、各インスタンスの電源電圧波形を算出し、電圧降下量を考慮した遅延値を算出している。
また、実デバイス上でのIR−DROPによる不具合の回避に関しては特許文献3に記載の電流制御装置が提案されている。特許文献3に記載の電流制御装置は電源電圧降下を抑える為に、機能ブロック毎に補助電流を印加する機構を備えている。
特開2003−256497号公報 特開2005−4268号公報 特開2006−18666号公報
特許文献1に記載の電圧降下計算方法や特許文献2に記載の半導体集積回路の動作解析方法では、設計時にIR−DROP量を考慮した遅延値を求め、実動作に近いタイミング解析により不具合回避を行っているが、IR−DROP量が設計どおりであったか否かは実際の回路を測定しなければ検証できない。また、特許文献3に記載の電流制御装置は、IR−DROP量を直接モニターするのではなく、回路動作状態をモニターすることにより機能ブロックの消費電力増減を持ってIR−DROPの発生を推定しているのであって明確なIR−DROPの観測を行っているわけではない。
さらに、IR−DROP量を測定するために、LSI内にコンパレータなどのアナログ回路を設けると、測定回路分のスペースが必要となり、レイアウト工程における負担が増大してしまうという問題があった。
よって、本発明は、レイアウト工程における負担を軽減するとともに、IR−DROPの観測およびIR−DROP量の測定ができる半導体集積回路および半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の半導体集積回路は、電源電圧が供給される測定部と、前記測定部とは独立して電源電圧が供給される被測定部と、を有した半導体集積回路であって、前記測定部が、互いに独立したクロック信号が供給される2つのフリップフロップを有し、そして、前記被測定部が、前記2つのフリップフロップ間のデータラインに接続された遅延用の素子を有していることを特徴としている。
請求項2に記載の半導体集積回路は、請求項1に記載の半導体集積回路において、前記クロック信号を異なる遅延時間で遅延させる複数の遅延回路と、前記複数の遅延回路から1つの遅延回路を選択する選択回路と、を有していることを特徴としている。
請求項3に記載の半導体集積回路は、請求項1または2に記載の半導体集積回路において、前記測定部と該測定部に対応する被測定部とを複数組有していることを特徴としている。
請求項4に記載の半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の半導体集積回路を用いた該半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法であって、前記被測定部が非動作状態のときに前記被測定部に供給する電源電圧を複数の値に変化させて前記遅延素子の第1の遅延値を測定し、前記被測定部が動作状態のときに前記被測定部に供給する電源電圧を所定の固定値に設定した場合の前記遅延素子の第2の遅延値を測定し、そして、前記第1の遅延値のうち、前記第2の遅延値に最も近い遅延値に対応する電源電圧の設定値と、前記第2の遅延値を測定したときの電源電圧の設定値との差を電源電圧降下量としてもとめることを特徴としている。
請求項1に記載の半導体集積回路によれば、互いに異なるクロック信号が供給される2つのフリップフロップで構成された所定の電源電圧が供給される測定部と、2つのフリップフロップ間のデータラインに接続された遅延用の素子で構成された測定部とは異なる電源電圧が供給される被測定部とを有しているので、レイアウト工程時の負担が軽減でき、また、被測定回路の停止状態、動作状態それぞれにおける遅延素子の遅延時間を測定し、動作状態に近い停止状態の電圧値からIR−DROP量の測定をすることで、IR−DROPの観測およびIR−DROP量の算出を行うことが可能となる。
請求項2に記載の半導体集積回路によれば、クロック信号を異なる遅延時間で遅延させる複数の遅延回路と、複数の遅延回路から1つの遅延回路を選択する選択回路とを有しているので、複数の遅延時間でクロック信号を遅延させることができ、例えばLSIテスタ等の測定装置におけるクロック設定の分解能を補助することが可能となる。
請求項3に記載の半導体集積回路によれば、測定部と該測定部に対応する被測定部とを、複数組有しているので、遅延時間の測定箇所が増加し、IR−DROP量の測定箇所を増やす事が可能となる。
請求項4に記載の半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法によれば、請求項1乃至3に記載の半導体集積回路における被測定回路の停止状態、動作状態それぞれにおける遅延素子の遅延時間を測定し、動作状態に近い停止状態の電圧値からIR−DROP量の観測および算出を行っているので、明確なIR−DROPの観測および実回路におけるIR−DROP量の算出が可能となる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を、図1および図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる半導体集積回路の回路図である。図2は、図1に示された半導体集積回路の遅延時間測定動作を説明するタイミングチャートである。図3は、図1に示された半導体集積回路を用いてIR−DROP量を求める動作を示したフローチャートである。
図1に示した半導体集積回路1は、外周部に入出力や電源などの端子を配置するI/O部を設け、その内側に電源VCC1が供給される被測定部としての機能ブロック部2と、電源VCC1とは独立した電源であるVCC2が供給される測定部3と、を有している。
機能ブロック部2は、半導体集積回路1がシステムなどに組み込まれた際に動作すべき機能を実現する回路が構築されているとともに、前記回路とは配線接続上は独立した遅延用の素子としてのバッファbufが設けられている。バッファbufは、例えばチップ中央など設計上IR−DROPが大きくなる可能性が高く、IR−DROPを観測したい場所の近辺に配置する。
測定部3は、2つのフリップフロップFF1、FF2を有している。フリップフロップFF1はD端子にDIN端子が接続され、クロック端子にクロックCK1が接続されている。また、フリップフロップFF1の出力は機能ブロック部2に配置されたバッファbufに接続されている。フリップフロップFF2は、D端子にバッファbufの出力が接続され、クロック端子にクロックCK2が接続されている。すなわち、バッファbufは、2つのフリップフロップ間のデータラインに接続されている。また、フリップフロップFF2の出力はDOUT端子に接続されている。クロックCK1とCK2は互いに独立したクロック信号であり、異なるタイミングで入力することが可能である。
また、フリップフロップFF1とバッファbuf、バッファbufとフリップフロップFF2との接続に関しては、機能ブロック部2の他の回路からのクロストーク対策として、シールド線を平行させて配線している。さらに、フリップフロップFF1とバッファbufとフリップフロップFF2とから構成される回路は、電源VCC1及びVCC2へ同じ電圧値を供給することで、半導体集積回路1が動作状態または静止状態のどちらにおいても独立して動作することが可能となっている。
次に、上述した構成の半導体集積回路1においてIR−DROPを観測し、さらにIR−DROP量を算出する方法を図2および図3を参照して説明する。
図2は、LSIテスタを用いて、上述したフリップフロップFF1、FF2、バッファbufから構成される回路へ入力した信号の波形と出力の波形を示している。なお、クロックCK1とCK2はNRZ(Non Return to Zero)波形で印加する。図2のDOUT期待値は、LSIテスタが予め期待値として持つ値であり、マスク(mask)がされていないピリオドで実際の出力(DOUT)と比較し、一致すればパス、不一致であればフェイルと判定する。
入力端子DINは、初期値はLowレベル(L)を入力し、ピリオド2でHiレベル(H)に変化させ、以降Hを維持する。クロックCK1は、ピリオド1で立ち上がりピリオド2で立ち下げることでフリップフロップFF1を初期化する。クロックCK2は、ピリオド2で立ち上がりピリオド2で立ち下げることでフリップフロップFF2を初期化する。フリップフロップFF2の初期化が正しく行われたか否かはピリオド4でDOUT期待値と一致するか否かで確認する。
ピリオド5において、クロックCK1をTimingエッジBで立ち上げる。すると、フリップフロップFF1が、フリップフロップの遅延時間経過後Hを出力する。そして、バッファbufの遅延時間経過後フリップフロップFF2の入力に到達する。ここで、クロックCK2の入力タイミングであるTimingエッジAをTimingエッジBの前後に渡って変化させる、つまり、TimgingエッジA(クロックCK1とCK2の位相差)を変化させ、バッファbufの遅延時間経過以降にTimingエッジAが立ち上がるように設定した場合は、フリップフロップFF2がHを取り込めるのでピリオド7での期待値と一致するが、バッファbufの遅延時間経過前の場合は、またHがフリップフロップFF2まで到達しないので、ピリオド7においてフェイルする。
したがって、TimingエッジBを固定してTimingエッジAを変化させてLSIテスタにおいてシュムプロットを取得すると、TimingエッジBの設定値とTimingエッジA設定値との差が、フリップフロップFF2の入力セットアップ時間を含む形でバッファbufの遅延値として測定できる。
シュムプロット(Shmoo plot)とは、LSIテスタにおいて、テストプログラム実行中の任意の時点において、1つまたは複数のテスト条件、パラメータを変更してテストを繰り返し、そのテスト結果(パス、フェイル)をプロット図として出力し、設計目標や製品規格に対する動作余裕の判断や動作領域の形状により動作異常や設計の問題点等を見出すのに用いられているものである。
そして、上述した測定方法を用いて、図3のフローチャートに沿ってバッファbufの遅延値を測定し、IR−DROP量を求める。まず、ステップS1において、半導体集積回路1が静止状態時(機能ブロック部2が非動作時)に電源VCC1を変化させ、各電源電圧設定値におけるバッファbuf遅延値(第1の遅延値)を測定する。つまり、複数の電源電圧ごとに遅延値が測定される。
次に、ステップS2において、半導体集積回路1が動作状態時(機能ブロック部2のバッファbuf以外の回路も動作している時)のバッファbuf遅延値(第2の遅延値)を測定する。なお、ステップS1とステップS2の電源VCC2の電圧値は固定値である。
次に、ステップS3において、ステップS2で測定した動作状態時のバッファbufの遅延値が、ステップS1で測定した静止状態時のバッファbufの遅延値と同じまたは一番近い値となる場合の電源VCC1の設定値を求める。
そして、ステップS4において、ステップS2で設定している電源VCC1とステップS3で求めた電源VCC1の設定値との差がIR−DROP量となる。
つまり、動作状態時は、IR−DROPが発生するので、バッファbuf近辺の電源電圧値は動作状態時の電源VCC1の値とは異なる。一方、非動作状態では周辺回路が動作しないのでバッファbuf近辺でのIR−DROPはほとんど発生しないために、バッファbufの遅延値に対応する電源VCC1の電圧値がバッファbuf近辺にも供給されている。したがって、動作状態時のバッファbufの遅延時間を求め、その遅延時間に最も近い非動作状態時の遅延時間に対応する電源VCC1の設定値が動作時のバッファbuf近辺の電源電圧値であるといえる。よって、動作状態時のVCC1の設定値と、動作状態時のバッファbufの遅延時間に最も近い非動作状態時の遅延時間に対応する電源VCC1の設定値との差がIR−DROP量となる。
本実施形態によれば、半導体集積回路1は、電源VCC1が供給される機能ブロック部2と、機能ブロック部2とは独立した電源VCC2が供給されるとともに互いに異なるクロック信号が入力されるフリップフロップFF1、FF2から構成される測定部3と、フリップフロップFF1の出力とフリップフロップFF2の入力の間に接続され、機能ブロック部2のIR−DROPを測定したい位置に配置された遅延素子としてのバッファbufとを有する。そして、バッファbufの遅延値を、機能ブロック部2が動作状態時と非動作状態時に電源VCC1を変化させて測定し、動作状態時の電源VCC1の設定値と動作状態時の遅延時間に最も近い非動作状態時の遅延時間に対応する電源VCC1の設定値との差をIR−DROP量としているので、具体的なIR−DROP量を算出することができる。
また、この測定されたIR−DROP量に閾値を設けることで、製造された半導体集積回路1の良品/不良品の選別条件とすることもできる。
なお、上述した実施形態では遅延素子としてバッファセルを用いていたが、それに限らず、インバータやANDゲートやORゲートなど多入力素子を用いてもよい。多入力素子の場合は各入力端子全てにフリップフロップFF1の出力を接続すればよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を、図4を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、機能ブロック部2および測定部3は第1の実施形態と同様であるが、測定部3のフリップフロップFF1、FF2に入力するクロック信号CK1、CK2に分解能調整部4、5を挿入したことが異なる。
分解能調整部4は、CK1をバッファ1段分遅延させる遅延回路としての第1遅延部4aと、CK1をバッファ2段分遅延させる遅延回路としての第2遅延部4bと、CK1をバッファ3段分遅延させる遅延回路としての第3遅延部4cと、第1遅延部4a、第2遅延部4b、第3遅延部4cのうちいずれか1つの信号をフリップフロップFF1に出力する選択回路4dと、を有している。
分解能調整部5は、CK2をバッファ1段分遅延させる遅延回路としての第1遅延部5aと、CK2をバッファ2段分遅延させる遅延回路としての第2遅延部5bと、CK2をバッファ3段分遅延させる遅延回路としての第3遅延部5cと、第1遅延部5a、第2遅延部5b、第3遅延部5cのうちいずれか1つの信号をフリップフロップFF2に出力する選択回路5dと、を有している。
第1の実施形態や本実施形態では、遅延素子としてバッファbufを用いているが、LSIテスタを用いたシュムプロットを取得する際に、Timingエッジ設定の分解能がバッファbufの遅延値測定に対して十分でない場合、測定されるバッファbufの遅延値の精度が悪くなる。
そこで、分解能調整部4、5を挿入し、選択回路の制御信号(sel[1:0]、sel[3:2])で遅延時間を切り替えることで、バッファセル単位の遅延量の精度でクロック位相調整を行うことができるので、LSIテスタ等の測定装置におけるクロック設定の分解能を補助することが可能となる。
なお、図4では分解能調整部4、5は第1〜第3遅延部を設けていたが、3つに限らないことは言うまでもない。また、第1〜第3遅延部を構成するセルもバッファに限らず機能ブロック部2に配置する遅延素子と、使用するLSIテスタ等の測定装置の分解能と、に応じて変更してもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態を、図5を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、図5に示すように複数のIR−DROPを測定したい位置にそれぞれ、バッファbuf1〜buf4を配置し、各バッファに対応して2つのフリップフロップから構成された測定部3を設けている。すなわち、測定部と該測定部に対応する被測定部とを複数組有している。
このようにすることで、遅延時間の測定箇所が増加し、IR−DROP量の測定箇所を増やすことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる半導体集積回路の回路図である。 図1に示された半導体集積回路の遅延時間測定動作を説明するタイミングチャートである。 図1に示された半導体集積回路を用いてIR−DROP量を求める動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体集積回路の回路図である。 本発明の第3の実施形態にかかる半導体集積回路の回路図である。
符号の説明
1 半導体集積回路
2 機能ブロック部(被測定部)
3 測定部
4 分解能調整部
4a 第1遅延部(遅延回路)
4b 第2遅延部(遅延回路)
4c 第3遅延部(遅延回路)
4d 選択回路
5 分解能調整部
5a 第1遅延部(遅延回路)
5b 第2遅延部(遅延回路)
5c 第3遅延部(遅延回路)
5d 選択回路
FF1〜FF8 フリップフロップ
buf、buf1〜buf4 バッファ(遅延用の素子)

Claims (4)

  1. 電源電圧が供給される測定部と、前記測定部とは独立して電源電圧が供給される被測定部と、を有した半導体集積回路であって、
    前記測定部が、互いに独立したクロック信号が供給される2つのフリップフロップを有し、そして、
    前記被測定部が、前記2つのフリップフロップ間のデータラインに接続された遅延用の素子を有している
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記クロック信号を異なる遅延時間で遅延させる複数の遅延回路と、前記複数の遅延回路から1つの遅延回路を選択する選択回路と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記測定部と該測定部に対応する被測定部とを複数組有していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の半導体集積回路を用いた該半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法であって、
    前記被測定部が非動作状態のときに前記被測定部に供給する電源電圧を複数の値に変化させて前記遅延素子の第1の遅延値を測定し、
    前記被測定部が動作状態のときに前記被測定部に供給する電源電圧を所定の固定値に設定した場合の前記遅延素子の第2の遅延値を測定し、そして、
    前記第1の遅延値のうち、前記第2の遅延値に最も近い遅延値に対応する電源電圧の設定値と、前記第2の遅延値を測定したときの電源電圧の設定値との差を電源電圧降下量としてもとめることを特徴とする半導体集積回路の電源電圧降下量測定方法。
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