JP2009064554A - エラー訂正コードを含む磁気媒体上へのデータの格納のための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2レベル以上のインタリーブ式リードソロモンエラー訂正コーディング並びにトラックチェックサムを提供するディジタルデータ記憶システム。トラックチェックサムは、リードソロモンコードワード生成ルールとの相関性を有さないアルゴリズムに従って計算される。これにより、C2訂正レベルでの誤訂正を高い信頼性で決定し、これにより訂正率を向上させることが可能となる。また、C2誤訂正を識別するための向上した能力を用いてC2誤訂正を第3レベルのエラー訂正に対してマークすることにより第3レベルでのダブルエラー訂正を可能にするシステムも開示される。
【選択図】図1
Description
前記複数のデータレコードを複数のデータバイトからなる複数のグループへとグループ化するグループフォーマット手段と、
前記複数のグループの各々を複数のサブグループへと分割するサブグループ処理手段であって、その各サブグループが、1つ又は複数のデータトラックに対応するデータバイトからなる、サブグループ処理手段と、
前記1つのデータトラックについて又は前記複数のデータトラックの各々毎に1つ又は2つ以上のチェックサムを計算するトラックチェックサム計算手段と、
前記各サブグループを少なくとも1つの別個の配列へと変換する変換手段であって、その1つの配列又は複数の配列の各々がデータトラックに1つずつ対応するものである、変換手段と、
前記1つの配列又は複数の配列の各々の列をエンコードしてデータバイト及びパリティバイトからなる第1の(C1)ECCコードワードを提供する、第1のエラー訂正コードエンコード手段と、
前記1つの配列又は複数の配列の各々の行をエンコードしてデータバイト及びパリティバイトからなる第2の(C2)ECCコードワードを提供する、第2のエラー訂正コードエンコード手段とを備えており、
前記トラックチェックサム計算手段が、前記1つのトラック又は複数のトラックの各々毎に別個のトラックチェックサムを計算し、これにより、前記ECCコードワードのデコード時に、データバイト中に誤訂正が存在する誤訂正コードワードが、対応するオリジナルのコードワードと同じ寄与を対応するトラックチェックサムに与えるという実質的にランダムな(無作為の)蓋然性しか有さないようにする、というものである。
前記データレコードを複数のデータバイトからなる複数のグループへとグループ化し、
前記複数のグループの各々を複数のデータバイトからなる複数のサブグループへと分割し、該サブグループの各々が1つ又は複数のデータトラックに対応するものであり、
前記1つのデータトラックについて又は前記複数のデータトラックの各々毎に1つ又は複数のトラックチェックサムを計算して格納し、
前記サブグループの各々を少なくとも1つの個々の配列へと変換し、該配列の各々がデータトラックに1つずつ対応するものであり、
前記1つの配列又は複数の配列の各々の列をエンコードしてデータバイト及びパリティバイトからなる第1のエラー訂正コードワードを形成し、
前記1つの配列又は複数の配列の各々の行をエンコードしてデータバイト及びパリティバイトからなる第2のエラー訂正コードワードを形成し、
前記トラックチェックサムを計算するステップが、前記1つのトラックについて又は複数のトラックの各々について個々のトラックチェックサムを計算して、前記エラー訂正コードワードのデコード時に、データバイト中に誤訂正が存在する誤訂正コードワードが、対応するオリジナルのコードワードと同じ寄与を対応するトラックチェックサムに与えるという実質的にランダムな(無作為の)蓋然性しか有さないようにする、というものである。
G(x)=x8+x4+x2+1
GF(28)における基本要素(primitive element)αは00000010である。
HR×VR=0
前記トラックチェックサム生成器の多項式は次の通りである。
n = 0,1,2,...,8733
Dx,yx = G1サブグループにおけるユーザデータバイト番号
y = G1サブグループ番号
Rx,23 x = ECC2 G2 サブグループにおけるパリティバイト番号
である。
そのトラック(A又はB)、
そのバイト名(上位又は下位)
そのワード番号(0〜4367)
により識別される。
Ailは、i番目のワードにおけるトラックAの下位バイトにより識別されるバイトを示す。
Aiuは、i番目のワードにおけるトラックAの上位バイトにより識別されるバイトを示す。
Bilは、i番目のワードにおけるトラックBの下位バイトにより識別されるバイトを示す。
Biuは、i番目のワードにおけるトラックBの上位バイトにより識別されるバイトを示す。
符号 : (-1)a
フラグメント番号: i(mod78)+9
シリアル番号 : (2(u+Integer(i/78))-(Integer(i/78))(mod2))
Integer=商の整数部分
i = 0 〜 4367
a = 0 (Aiu,Ailバイトの場合)
a = 1 (Biu,Bilバイトの場合)
u = 0 (Aiu,Biuバイトの場合)
u = 1 (Ail,Bilバイトの場合)
ここで図4を参照する。同図には、トラックA及びBに対応してプラス及びマイナスという名称が付された2つの配列が示されている。各配列において、各バイトは、そのフラグメント番号(0〜95)とそのシリアル番号(0〜123)とで識別される。
G(x)=x8+x4+x3+x2+1
GF(28)における基本要素αは、00000010である。
HP×VP = 0
HQ×VQ = 0
生成器の多項式は次の通りである。
ここで、
Pij = C1バイト
Qij = C2バイト
i = フラグメント番号
j = シリアル番号
であり、C1の場合、
k = 0,1,...,95
l = 0,1
であり、k = 0,1,...,8 又は k = 87,88,...,95 の場合には、VP中のDijはQijと読まれ、
C2の場合には、
m = 0,1,2
n = 0,1,...,111
である。
以下の(ランダムエラーについてのみ有効な)分析は、C2誤訂正を高い信頼性で消跡としてマークすることでC2ダブルエラー訂正を可能にすることにより達成される訂正率の改善を示すものである。
12 G1モジュール
14 C3訂正プロセッサ
16 G2モジュール
18 G3モジュール
20 トラックチェックサム生成器
22 G4モジュール
24 ヘッダプロセッサ
26 8:10エンコーダ
28 10:8デコーダ
30 再フォーマットモジュール
32 トラックチェックサムチェッカー
34 G4再フォーマッタ
36〜40 再フォーマットモジュール
42 C3訂正アルゴリズムモジュール
Claims (11)
- 複数のデータレコードからなるストリームを磁気媒体上に格納する装置であって、
前記複数のデータレコードを複数のデータバイトからなる複数のグループにグループ化するグループフォーマット手段と、
前記複数のグループのそれぞれを、各サブグループが1以上のデータトラックに対応するデータバイトを含む複数のサブグループに分割するサブグループ処理手段と、
各データトラックからの前記データバイトをチェックサムアルゴリズムに適用し、各データトラックについて1以上のトラックチェックサムを計算するトラックチェックサム計算手段と、
前記サブグループのそれぞれをデータトラックにそれぞれ対応する少なくとも1つの配列に変換する変換手段と、
前記少なくとも1つの配列の各列をエンコードしてデータバイトおよびパリティバイトを含む第1のECCコードワード(C1)を生成する第1レベルエラー訂正コード(ECC)エンコード手段であって、前記パリティバイトは前記第1のECCコードワード中のデータバイトのうちの少なくとも1つを第1レベル訂正することができる、第1レベルエラー訂正コード(ECC)エンコード手段と、
前記少なくとも1つの配列の各行をエンコードしてデータバイトおよびパリティバイトを含む第2のECCコードワード(C2)を生成する第2レベルエラー訂正コード(ECC)エンコード手段であって、前記パリティバイトは前記第2のECCコードワード中のデータバイトのうちの少なくとも1つを第2レベル訂正することができ、第2のECCコードワードを構成する前記データバイトおよびパリティバイトは少なくとも1つの所定のECCルールに従う、第2レベルエラー訂正コード(ECC)エンコード手段と、
からなり、前記トラックチェックサム計算手段によって適用される前記アルゴリズムとして、前記所定のECCルールと相関性を持たないアルゴリズムを選択することにより、前記ECCコードワードのデコード並びに前記トラックチェックサムの再計算および検査の際に、トラックチェックサム障害の原因となるコードワードの誤訂正の確率を高める性質を有するチェックサムを生成する、装置。 - 前記エラー訂正コードエンコード手段はリードソロモンコーディングを使用し、前記ECCルールは所与のコードワード中の全てのバイトのXOR演算の結果をゼロにしなければならないというルールであり、前記トラックチェックサムアルゴリズムとして、前記トラック中のデータバイトに対するXOR以外の演算、または該演算と論理的に等価な演算が選択される、請求項1に記載の装置。
- 前記チェックサムアルゴリズムは、前記ECCルールにより要求される前記XOR演算と相関性を持たない、前記トラック中のデータバイトの算術加算である、請求項2に記載の装置。
- エンコードされた前記配列を変換し、各トラックについて前記磁気媒体に書き込むための複数のデータフラグメントを生成する手段と、
前記データフラグメントのそれぞれにフラグメントヘッダを提供するためのフラグメントヘッダ手段とを含み、
前記フラグメントヘッダのうちの少なくとも幾つかが、現在のトラックのトラックチェックサムを識別するデータバイトを含む、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の装置。 - 1グループを構成する各トラックの対応するバイト位置からコードワードを計算するための第3レベルのエラー訂正コードエンコード手段を含む、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の装置。
- 複数のデータレコードからなるストリームを磁気媒体上に格納する方法であって、
前記複数のデータレコードを複数のデータバイトからなる複数のグループへとグループ化するステップと、
前記複数のグループのそれぞれを、各サブグループが少なくとも1つのデータトラックに対応する複数のサブグループへと分割するステップと、
各データトラックからの前記データバイトをチェックサムアルゴリズムに適用し、各データトラックについて1以上のトラックチェックサムを計算するステップと、
前記1以上のトラックチェックサムを格納するステップと、
前記サブグループのそれぞれをデータトラックにそれぞれ対応する少なくとも1つの配列に変換するステップと、
前記少なくとも1つの配列の各列をエンコードしてデータバイトおよびパリティバイトを含む第1レベルのECCコードワードを形成するステップであって、前記パリティバイトは前記第1レベルのECCコード中のデータバイトのうちの少なくとも1つを第1レベル訂正することができる、第1レベルのECCコードワードを形成するステップと、
前記配列の各行をエンコードしてデータバイトおよびパリティバイトを含む第2レベルのECCコードワードを形成するステップであって、前記パリティバイトは前記第2レベルのECCコードワード中のデータバイトのうちの少なくとも1つを第2レベル訂正することができ、ECCコードワードを構成する前記データバイトおよびパリティバイトは少なくとも1つの所定のECCルールに従う、第2レベルのECCコードワードを形成するステップと、
前記ECCコードワードのデコード並びに前記トラックチェックサムの再計算および検査の際に、前記トラックチェックサム計算ステップによって適用されるアルゴリズムとして、前記所定のECCルールと相関性を持たないアルゴリズムを選択することにより、トラックチェックサム障害の原因となるコードワードの誤訂正の確率を高めるチェックサムを生成するステップと、
からなる方法。 - 少なくとも前記第2レベルのエラー訂正エンコードはリードソロモンコーディングを使用し、前記所定のECCルールは所与のコードワード中の全てのバイトのXOR演算の結果をゼロにしなければならないというものであり、前記トラックチェックアルゴリズムとして、前記トラック中のデータバイトに対するXOR以外の演算、または該演算と論理的に等価な演算が選択される、請求項6に記載の方法。
- 前記トラックチェックサムアルゴリズムは、前記ECCルールにより要求される前記XOR演算と相関性を持たない、前記トラック中のデータバイトの算術加算である、請求項7に記載の方法。
- 1グループを構成する複数のトラックの対応するバイト位置からコードワードを計算することにより、第3レベルのエラー訂正コードを適用するステップを含む、請求項6〜8のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 請求項6〜8のうちのいずれか一項に記載の方法によって格納されたデータを読み出す方法であって、
テープからデータを読み出すステップと、
該データからトラックチェックサムを抽出するステップと、
コードワードをデコードし、各トラックについてデータバイトを得るステップと、
デコードされた各データバイトについてトラックチェックサムを計算するステップと、
前記チェックサムが一致しない場合に、失敗フラグを立てるステップと、
からなる方法。 - 前記データは3レベルのエラー訂正を有し、前記トラックチェックサムは、前記第2レベルのエラー訂正の後、第2レベルのコードワード障害を知らせるために使用され、それによって、最終レベルの訂正アルゴリズムが、第2レベルのコードワード障害に対応する第3レベルのコードワード中のデータバイトを識別し、該データバイトを消跡としてマスクする、請求項10に記載の方法。
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