JP2009063663A - 撮像装置及びズーム設定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ズーム動作のモード設定を行うモード設定手段を備え、モード設定手段は、高速でズーム動作を行う高速モード、低速でズーム動作を行う低速モード、及び予め設定した複数の位置でズーム動作を停止するステップズームモードのモード設定が可能に構成されている。
【選択図】図5
Description
また、従来のカメラ装置においては、予め決められた複数の所定の位置において変倍を行うステップズーム等も知られている。
なお、他の先行文献としては、オートズームモード選択時でも特別の操作を要することなく随意にマニュアルズーム操作が可能となり、このマニュアルズームの状態から再びオートズームの状態への復帰が可能なオードズーム機能を有するカメラがある(特許文献3)。
また、従来のディジタルカメラでは、ユーザが好きなズーム位置を設定するユーザ設定モードにおいて指定された指定位置へ移動するときは、設定されているズーム速度により移動を行うようにしていた。このため、ズーム速度が低速に設定されている場合は移動が遅いという欠点があった。
本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ズームモードとステップズームモードの設定を容易に行うことができる撮像装置、及びズーム設定方法を提供することを目的とする。
また本発明はズーム速度が低速に設定されている場合でも、ユーザ設定モード時におけるズーム移動を高速で行うことができる撮像装置、及びズーム設定方法を提供することを目的とする。
また請求項2に記載の本発明は、前記高速モード、前記低速モード、及び前記ステップズームモードを同時に表示手段に表示することを特徴とする。
また請求項3に記載の本発明は、前記モード設定手段は、ズーム位置を任意の位置に設定可能なユーザ設定モードにより設定を行う場合は、高速でズーム動作を行うことを特徴とする。
また請求項4に記載の本発明は、ズームレンズを移動させて撮影倍率を変えるズーム機能を備えた撮像装置のズーム設定方法であって、ズーム設定手段により、高速でズーム動作を行う高速モード、低速でズーム動作を行う低速モード、及び予め設定した複数の位置でズーム動作を停止するステップズームモードの何れかを選択してズーム設定を行うようにしたことを特徴とする。
図1は、本発明の撮像装置の実施形態であるディジタルカメラの概観図であり、図1(a)はカメラ上面図、図1(b)はカメラ正面図、図1(c)はカメラ裏面図である。又、図2は、本実施の形態のディジタルカメラを機能ごとに示したブロック図である。
まず、図1、図2を用いて本実施の形態のディジタルカメラの動作を説明する。
図1、2において、鏡胴ユニット(鏡胴手段)7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ7−1a及びズームモータ7−1bからなるズーム光学系7−1、フォーカスレンズ7−2a及びフォーカスモータ7−2bからなるフォーカス光学系7−2、絞り7−3a絞り3bからなる絞りユニット7−3、メカシャッタ7−4a、メカシャッタモータ7−4bからなるメカシャッタユニット7−4、これらの各モータを駆動するモータドライバ7−5からなっている。
モータドライバ7−5は、リモコン受光部6への入力や、操作キーユニット(SW1−SW13)の入力に基づいて、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ104内のCPU(Central Processing Unit)104−3からの駆動指令により駆動制御される。
ROM(Read Only Memory)108にはCPU104−3が解読可能なコードで記述された制御プログラム、制御パラメータが格納されている。ROM108に書き換え可能なフラッシュROMを用いることで、制御プログラムや制御パラメータを変更することが可能になり、機能のアップデートが容易に行える。
CCD(Charge Coupled Device)101は、撮影手段としての、光学画像を光電変換する固体撮像素子であり、フロントエンドIC102は、画像ノイズ除去用二重サンプリングを行うCDS(Correlated Double Sampling)102−1、ゲイン調整を行うAGC(Automatic Gain Control)102−2、アナログ−ディジタル信号変換を行うA/D102−3、デジタルスチルカメラプロセッサ104内のCCD1制御ブロック104−1より垂直同期信号(以下、VD)、水平同期信号(HD)を供給されてCPU104−3により制御されるCCD101、フロントエンドIC102の駆動タイミング信号を発生するTG(Timing Generator)102−4を備える。
メモリカードスロット121は、着脱可能メモリカードや、GPSカードなどを装着するためのスロットである。内蔵メモリ120は、前述したメモリスロット121にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記録できるようにするためのメモリである。
LCDドライバ111は、後述するLCDモニタ10を制御するドライブ回路であり、TV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号をLCDモニタ10に表示するための信号に変換する機能を有している。
LCDモニタ10は、例えば撮影画像のプレビューを表示するモニタであって、撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、メモリカードや前述した内蔵メモリ120に記録した画像データを表示するのに用いる。
シリアルドライバ回路123−1は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、前述したシリアルブロック104−6の出力信号を電圧変換するための回路であり、RS−232Cコネクタは、シリアル接続のためのコネクタである。
イーサネット(登録商標)接続回路または無線イーサネット(登録商標)回路130は、イーサネット(登録商標)接続のための回路であり、LANコネクタ131は、LAN接続のためのコネクタである。
SUB−CPU109は、ROM及びRAMをワンチップに内蔵したCPUであって、操作キー部(SW1−13)や、リモコン受光部6の出力信号をユーザの操作情報として前述したCPU104−3より出力されるカメラの状態を、後述するサブLCD1、AF LED8、ストロボLED9、ブザー113の制御信号に変換して出力する。
AF LED8は、撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、ストロボLED9は、ストロボ充電状態を表すためのLEDである。
なお、このAF LED8と、ストロボLED9は、メモリカードへのアクセス中であることなどを示すなど別の表示用途に使用してもよい。
操作キーユニット(SW1−13)は、ユーザが操作するキー回路であり、リモコン受光部6は、ユーザが操作したリモコン送信器の信号の受信部である。
音声記録ユニット115は、ユーザが音声信号を入力するマイク115−3、入力された音声信号を増幅するマイクAMP115−2、増幅された音声信号を増幅し、スピーカを駆動するためのオーディオAMP116−2、音声信号を出力するスピーカ116−3からなる。
方向センサユニット117は、方向や加速度などを検出して出力する加速度・ジャイロセンサ117−2と、センサから出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路117−1からなる。
この図3に示すように、本実施の形態のディジタルカメラは、全体をコントロールする全体コントロール部11、操作キーなどの操作を検出する操作検出部12、ズームレンズ7−1等のズーム制御を行うズームコントロール部13、及び撮像制御を行う撮像コントロール部14により構成される。
全体コントロール部11は、操作検出部12からキー情報が送られてきたときは、その操作キー情報を判断して各種動作を行う。例えば、全体コントロール部11は、ズーム関連の処理が必要な場合は、ズームコントロール部13へズーム命令を送り、ズームコントロール部13からはズーム結果が送られてくる。また撮像関連の処理が必要な場合は撮像コントロール部14へ撮像命令を送り、撮像コントロール部14からは撮像結果が送られてくる。
設定パラメータは、ズームの方向(テレ方向、ワイド方向、指定ズーム位置)、ステップモードのON、OFF(ステップズームするか、しないか)ズーム速度(低速か高速)となっている。
図5は、本実施の形態のディジタルカメラにおいてズームモードを設定するズーム設定画面の一例を示した図である。
この図5に示すように、ズームモードはカメラの設定メニュー画面のズーム設定の項目から設定できる。そして、本実施の形態では、このズーム設定画面の中から高速ズーム、低速ズーム、ステップズームを選択できるようになっている点に特徴がある。なお、設定メニュー画面は、表示手段であるLCDモニタ10に表示される。
例えば、ズーム焦点距離が28mm〜200mmあるカメラの場合、高速ズーム、低速ズームでは、28mm〜200mmの間はZOOM・SWの操作キーが押されている期間動作し、ステップズームの場合は、一度の操作で予め決められているポイント(28mm、35mm、50mm、85mm、105mm、135mm、200mm)で止まる動作をする。
また、本実施の形態のディジタルカメラにおいては、各撮影モードを指示するモードダイアルSW2の中にユーザ設定モードが設けられている。ユーザ設定モードでは、ユーザの好きなズーム位置を設定できるようになっている。そして、本実施の形態では、このユーザ設定モードにおいて設定したズーム位置に移動するときのズーム速度が常に高速となるようにしている。これにより、ユーザ設定モードにおける待ち時間の短縮を図ることができる。
図6は高速ズームが設定されているときの処理動作を示したフローチャートである。
この場合、全体コントロール部11は、ZOOM・SW(TELE)SW4(以下、「テレSW」と称する)が押されたか否かの判別を行い(S1)、テレSWが押されたことを検出したときは(S1で「YES」)、ズームコントロール部13にズーム移動命令を送信する(S2)。この場合は高速ズームモードなので、ズーム命令のパラメータは、方向はテレ、ズーム速度は高速、ステップズームはOFFとなる。
次に、テレSWが離されたか否かの判別を行い(S3)、テレSWが離されたことを検出したときは(S3で「YES」)、ズームコントロール部13にズーム停止命令を送信して(S4)、処理を終える。
この場合、全体コントロール部11は、テレSWが押されたか否かの判別を行い(S11)、テレSWが押されたことを検出したときは(S11で「YES」)、ズームコントロール部13にズーム移動命令を送信する(S12)。この場合は低速ズームモードなので、ズーム命令のパラメータは、方向はテレ、ズーム速度は低速、ステップズームはOFFとなる。
次に、テレSWが離されたか否かの判別を行い(S13)、テレSWが離されたことを検出したときは(S13で「YES」)、ズームコントロール部13にズーム停止命令を送信して(S14)、処理を終える。
この場合、全体コントロール部11は、テレSWが押されたか否かの判別を行い(S21)、テレSWが押されたことを検出したときは(S21で「YES」)、ズームコントロール部13にズーム移動命令を送信して(S22)、処理を終える。この場合はステップズームモードなので、ズーム命令のパラメータは、方向はテレ、ステップズームはON、ズーム速度は低速で動く必要がないので高速となる。
図9はユーザ設定モード時の処理動作を示したフローチャートである。
この場合、全体コントロール部11は、モードダイアルSW2がユーザ設定モードになったか否かの判別を行い(S31)、モードダイアルSW2がユーザ設定モードになったことを検出したときは(S31で「YES」)、ズームコントロール部13にズーム移動命令を送信して(S32)、処理を終える。この場合は、ユーザ設定モードなので、ズーム命令のパラメータは、方向はユーザが設定したユーザ指定位置、ステップズームはOFF、ズーム速度は高速となる。
Claims (4)
- ズームレンズを移動させて撮影倍率を変えるズーム機能を備えた撮像装置において、
ズーム動作のモード設定を行うモード設定手段を備え、
前記モード設定手段は、高速でズーム動作を行う高速モード、低速でズーム動作を行う低速モード、及び予め設定した複数の位置でズーム動作を停止するステップズームモードのモード設定が可能に構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 前記高速モード、前記低速モード、及び前記ステップズームモードを同時に表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記モード設定手段は、ズーム位置を任意の位置に設定可能なユーザ設定モードにより設定を行う場合は、高速でズーム動作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- ズームレンズを移動させて撮影倍率を変えるズーム機能を備えた撮像装置のズーム設定方法であって、
ズーム設定手段により、高速でズーム動作を行う高速モード、低速でズーム動作を行う低速モード、及び予め設定した複数の位置でズーム動作を停止するステップズームモードの何れかを選択してズーム設定を行うようにしたことを特徴とするズーム設定方法。
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