JP2009063305A - 光照射装置、微粒子解析装置及び光照射方法 - Google Patents

光照射装置、微粒子解析装置及び光照射方法 Download PDF

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Abstract

【課題】照射むらや、照射位置やフォーカス位置のずれを防止し得る光照射装置とすること。
【解決手段】流路11に存在する試料Aに指向性光を照射する光照射装置であって、前記指向性光L13を照射する光源13と、前記試料Aに光源12から光照射をして前記流路11内における前記試料Aの位置情報を得て、前記位置情報に基づいて前記指向性光L13の照射を制御する照射制御手段と、を少なくとも備えた光照射装置1とすること。
【選択図】図1

Description

本発明は、光照射装置、微粒子解析装置及び光照射方法に関する。より詳しくは、流路に存在する試料に対して光照射を行う技術に関する。
レーザー等の指向性光の照射技術は、分光測定や加工技術等に幅広く使用されている。指向性光は、波長が同じで位相が揃っているため、これをレンズなどで集束させた場合、光を小さい点に集めることができ、その照射点のエネルギー密度が高いという特性を有している。
レーザー分光に関しては、線型レーザー分光や非線形レーザー分光等に分類できる。吸収スペクトルや励起スペクトルを測定する線型レーザー分光も在来の光源を用いる分光に比して高感度かつ高分解能である。非線型レーザー分光は、更に高感度かつ高分解能の分光が可能となる。このようなものとして、例えば、レーザー誘起蛍光分光、レーザー・ラマン分光法、CARS(Coherent anti-Stokes Raman Scattering)、偏光分光、共鳴イオン化分光、光音響分光等が挙げられる。特に、時間分解能が高いものは、ピコ秒分光やフェムト秒分光とも呼ばれている。
例えば、レーザー照射技術はフローサイトメトリーにも用いられている(非特許文献1)。フローサイトメトリーとは、測定対象である細胞を生きたまま分取(ソーティング)して細胞の機能等を解析する測定手法である。細胞をラミナフロー中に流し込み、フローセルを通過する細胞にレーザーを照射する。これによって発生した蛍光や散乱光を測定する。また、パルス検出系では、細胞がレーザーを横切るときに生じた蛍光や散乱光を電気パルスとして検出し、パルス高やパルス幅やパルス面積等を分析することで解析を行う。これによって、細胞1個1個から発せられる散乱光や蛍光を検出することで、各細胞の特性を生きたまま分析することができる。
中内啓光著、「細胞工学別冊 実験プロトコルシリーズ フローサイトメトリー自由自在」、秀潤社、p12〜p13、第2版、2006年8月31日発行。
しかし、レーザー等の指向性光を連続的あるいは長時間照射する必要がある場合には、レーザー等の光源の寿命や稼動時間の制約を受ける。また、流路中に存在する試料に対して指向性光を照射する場合、流路中に存在する試料の位置とレーザーの照射スポット位置との関係によっては、照射むらや、照射位置やフォーカス位置のずれを生じる場合があった。
そこで、本発明は、照射むらや、照射位置やフォーカス位置のずれを防止し得る光照射装置を提供することを主な目的とする。
まず、本発明は、流路に存在する試料に指向性光を照射する光照射装置であって、前記指向性光を照射する光源と、前記試料に光照射をして前記流路内における前記試料の位置情報を得て、前記位置情報に基づいて前記指向性光の照射を制御する照射制御手段と、を少なくとも備えた光照射装置を提供する。
予め流路内における試料の位置情報を得ることで、指向性光をより正確な位置や深さに照射することができる。これにより、連続的あるいは長時間照射せずとも、流路に存在する試料に対して正確に照射できる。また、照射むらや、照射位置やフォーカス位置のずれを解消できる。
次に、本発明は、前記光の照射目標位置は、前記指向性光の照射目標位置よりも前記流路の上流の位置である光照射装置を提供する。また、本発明は、前記位置情報を得る光は、前記流路内の複数箇所に照射される光照射装置を提供する。これにより、より正確な位置情報を得ることができる。
そして、本発明は、前記位置情報を得るための光は、前記指向性光を分割照射することで得られる光である光照射装置を提供する。前記指向性光を分割することで、必要とする光源数を軽減できる。これにより、光照射装置の装置構成を簡易化できる。
また、本発明は、指向性光を照射する光源と、流路内における微粒子に光照射をして、前記流路内における微粒子の位置情報を得て、前記位置情報に基づいて前記指向性光の照射を制御する照射制御手段と、を少なくとも備えた光照射部を備えた微粒子解析装置を提供する。予め流路内における試料の位置情報を得ることで指向性光の照射むらや、照射位置やフォーカス位置のずれを解消できるため、より高精度の解析が可能な微粒子解析装置とすることができる。
更に、本発明は、前記位置情報に基づいて前記流路に存在する微粒子を加工する加工部、前記位置情報に基づいて前記流路に存在する微粒子を処理する処理部、前記位置情報に基づいて前記流路に存在する微粒子を分別する分別部の少なくともいずれかを更に備えた微粒子解析装置を提供する。前記位置情報を光照射部で行う光照射に反映させるだけでなく、加工や処理や分別といった工程についても反映させることができる。これにより、加工や処理や分別といった工程も高い精度で行うことができる。
なお、「加工」とは、試料に対して何らかの手を加えることを意味し、機械的加工のみならず人為的加工に関連する概念も包含する。「処理」とは、試料に対して何らかの処置を行うことを意味する。「分別」とは、少なくとも試料を何らかの基準に基づいて分けることを意味する。
また、本発明は、流路に存在する試料に指向性光を照射するにあたり、前記試料に光を照射して前記流路内における前記試料の位置情報を得て、該位置情報に基づいて前記指向性光を前記試料に照射することを少なくとも行う光照射方法を提供する。
本発明によれば、流路中の試料の位置情報を得ることで、適切な位置に指向性光を照射できる。
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る光照射装置の好適な実施形態について説明する。なお、添付図面に示された各実施形態は、本発明に係わる代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
図1は、本発明に係る光照射装置の第1実施形態の概略図である。
図1中の符号1は、本発明に係る光照射装置を示している。この光照射装置1の大きさや装置構成等は、目的に応じて適宜選定可能であり、光照射装置1の形態構成についても本発明の目的に沿う範囲で設計又は変更可能である。
光照射装置1は、試料Aが存在する流路11と、光源12,13とを少なくとも備えている。光源12は、試料Aの位置情報を得るために照射する光L12の光源であり、光源13の照射制御手段として用いられる光源である。光源13は指向性光L13の光源である。
光源13から照射される指向性光は、特に限定されず、例えば、レーザーやLED(Light Emission Diode;発光ダイオード)等の指向性光を用いることができる。
例えば、レーザーを用いる場合には、その種類は限定されず、使用目的に応じて適宜好適なものを選択することができる。使用目的としては、例えば、各種分析用や測量用や加熱用や加工用等が挙げられ、これらの使用目的に応じて適切な媒体を選択できる。媒体としては、例えば、半導体レーザーや液体レーザーや気体レーザーや固体レーザー等が挙げられる。
半導体レーザーとしては、GaAsレーザーやInGaAsPレーザー等が挙げられる。ガスレーザーとしては、He−Neレーザー(赤色)、Arレーザー(可視、青色又は緑色)、COレーザー(赤外線)、エキシマーレーザー(紫色等)等が挙げられる。液体レーザーとしては、色素レーザー等が挙げられる。固体レーザーとしては、ルビーレーザーやYAGレーザーやガラスレーザー等が挙げられる。また、レーザーダイオード(LD)でNd:YAG等の固体媒体を励起して発振させるDPSS(ダイオード励起固体レーザー)等も用いることができる。
試料Aは流路11内を矢印F方向に沿って送流される。試料Aに対して光源12から光L12を照射する。光L12の照射位置は照射スポットS12の位置である。光L12が試料Aに照射されることで、測定対象光L12´が発生する。この測定対象光L12´を検出器14で測定することで、試料Aの位置情報を得ることができる。
図示はしないが、検出器14には、測定対象光L12´の測定データをアナログデジタルコンバーター(ADC)等によってデジタル信号に変換し、この信号をコンピューターにより演算処理し、光源13の照射を制御するための情報等としてフィードバックすること等ができる。
測定対象光L12´の種類は限定されず、試料Aの種類や測定条件等を考慮して適宜好適な検出方法を採用することができる。測定対象光L12´としては、試料Aから発せられる蛍光や散乱光が挙げられる。検出方法としては、例えば、あらかじめ試料Aを特定の蛍光物質でラベリングしておき、光源12から励起光を光L12として照射し、これにより発する蛍光を測定対象光L12´として検出することが挙げられる。
蛍光色素を用いる場合は、使用する光L12の波長(例えば、レーザーの波長)に対応した蛍光色素を用いることができる。例えば、Arイオンレーザー(488nm)の場合には、FITC(fluorescein isothiocyanate)やPE(phycoerythrin)やPerCP(peridinin chlorophyll protein)等の蛍光色素を用いることができる。また、He−Neレーザー(633nm)の場合には、APC(allophycocyanin)やAPC−Cy7等の蛍光色素を用いることができる。ダイレーザー(598nm)の場合には、TR(Texas Red)等の蛍光色素を用いることができる。Crレーザー(407nm)レーザーや半導体レーザーの場合には、Cascade Blue等の蛍光色素を用いることができる。
測定対象光L12´を用いた別の検出方法としては、ラベリング等を行わずに試料Aからの散乱光を検出してもよい。例えば、レーザー光が試料Aを通過したときに発せられる散乱光を検出してもよい。
そして、得られた位置情報に基づいて、後続の光源13から指向性光L13が照射スポットS13に向かって照射する。この照射条件は、得られた位置情報に基づいて照射制御手段によって制御される。
流路11において試料Aが移動する場合(図1の矢印F参照)には、試料Aが流路11内を移動する速度や存在位置等によっては、指向性光L13を照射する場合に少なからず照射むらが生じてしまう。即ち、従来では指向性光の照射スポットを試料Aが通過した時間のみを検出・測定していたため、詳細な位置情報を得ることができなかった。これにより、試料Aに指向性光L13を必要十分に照射することができなかったり、より長時間の照射を行う必要があったり、照射スポット径を大きくしたりする必要があった。
特に、試料Aの大きさが流路11の流路幅よりも小さい場合には、流路11内で試料Aが一定の自由度を有して移動するため、指向性光L13の照射スポットS13のビーム径によっては、照射むらや照射位置ずれやデフォーカス(焦点はずし)等が生じることもある。このようなこと等が、指向性光L13の照射効率の低下の一因となっていた。また、このような問題を解消するために、指向性光L13を常時照射したりしていたため、光源13の短寿命化や稼働時間の制約を受ける等といった問題も生じていた。
これに対して、照射制御手段として、あらかじめ照射スポットS13の前方で試料Aの位置情報を検出しておくことで、流路11内の試料Aの移動速度や存在位置や層流幅等を知ることができる。照射制御手段として前記位置情報に基づいて照射スポットS13の照射強度や照射時間や照射位置等を調節することができる。
試料Aの位置情報とは、流路11中に存在する試料Aの流速や、3次元の存在位置等に関する情報を指し、流路11内における試料Aのベクトルに関連するあらゆる情報を包含する。
本発明では、流路11中の試料Aの位置情報を得ることで、指向性光L13の照射強度や照射時間や照射位置等を調節したり最適化することができる。その結果、照射むらや照射位置ずれやデフォーカス等を改善することができる。また、位置情報を得ることで、試料Aが照射スポットS12から照射スポットS13までに到達する時間等を予測できる。
従って、本発明によれば、試料Aが照射スポットS13に到達したときに指向性光L13を照射するように制御することもできる。この場合、光源13から指向性光L13を連続照射する必要がないため、光源の寿命や装置への負担の軽減等に寄与することができる。
例えば、照射スポットS12から照射スポットS13に試料Aが移動する時間等に基づいて、試料Aが照射スポットS13に到達する時間を予測して指向性光L2を照射するタイミングを決定することもできる。指向性光L13を常時照射する必要がなく、光源13の寿命をさらに延ばすことができる。加えて、試料の深さ(Z方向)も含む位置情報や試料の移動速度を検出することで、別途行う試料の加工や処理や分別等の工程にも反映させることができる。より具体的には、これらの工程を行うトリガタイミングとしても利用できる。
そして、本発明の光照射装置1では、必要に応じて、光源13から試料Aに光照射することで発生する光を、測定光L13´として検出できる。この場合、この光照射装置1を分光測定機器等として用いることができる。具体的には、光源13に対応する受光部15を設けることができる。この場合も、先に述べたように、必要に応じ蛍光や散乱光等を測定光として検出できる。
また、本発明において流路11内に存在する試料Aの種類については限定されない。例えば、試料Aが細胞やビーズ等の微小粒子や構造体等であっても正確に照射できる。流路11内の媒体については流体であればよく、種々の溶液や気体等を用いることができる。試料Aの種類や照射条件等を考慮して好適な媒体を選択できる。
また、前記位置情報を反映させるのは光照射を行う光学系に限定するものではない。例えば、前記試料の位置情報(特に移動速度等)を考慮して、流路11中の媒体の流速を制御する手段を設けることができる。前記位置情報に基づいて流路11内の媒体の流速を調節することで、試料Aに対してより正確な位置に指向性光L13を照射できる。
更に、指向性光L13の照射スポットS13において、前記位置情報に基づいて照射対象の試料Aを位置決めする手段を設けることもできる。試料Aが照射スポットS13に送られてくるタイミングを計って、適切なタイミングで所定時間だけ試料Aを位置決めすることもできる。このような位置決め手段を設けることで、より正確な位置に指向性光L13を照射することができる。流速の調節や位置決めを行う手段は限定されず、例えば、流速自体を調節することや、流路を弾性を有する樹脂等で構成して、その流路幅を押圧等により変形させること等を用いることができる。
光L12の照射スポットS12のスポット径は限定されないが、好適には流路11の流路幅Dyよりも小さいことが望ましい。流路幅Dyよりも小さいスポット径とすることで、流路幅Dy方向においてどの位置に試料Aが存在しているかより正確な位置情報を得ることができる。
位置情報を得る光L12の照射スポットS12は、指向性光L13の照射スポットS13の直前であることが望ましい。照射スポットS13の直前の位置情報を得ることで、指向性光L13の照射スポットS13の適切な照射目標位置をより正確に得ることができる。
また、指向性光L13の照射スポットS13等におけるスポット形状やスポットサイズ(例えばビーム径)や光量やエネルギープロファイル等は、特に限定されず、使用目的に応じて適宜決定することができる。
図2は、本発明に係る光照射装置の第2実施形態の概略図である。
図2の符号2は、光照射装置を示している。該光照射装置2は、位置情報を得る光照射の照射スポットの位置等が第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態との共通点は割愛し、相違点を中心に説明する。また、図2では、光照射の照射スポット位置についてのみ示しており、その他の部位については省略している。
光照射装置2は流路21内に存在する試料Aに対して、位置情報を得る光を複数の照射スポットS22,S23,S24に照射する。これによって得られた位置情報に基づいて、指向性光を照射スポットS25に照射する。
位置情報を得る光を複数箇所の照射スポットS22,S23,S24に照射することで、試料Aのより詳細な位置情報を検出することができる。
例えば、図2において、試料Aが照射スポットS22と照射スポットS23に跨った位置に存在している場合(図2の点線領域参照)には、照射スポットS22に照射される光と、照射スポットS23に照射される光のそれぞれから得られる測定対象光(図示せず)に基づいて試料Aの位置情報を検出できる。
試料Aが流路21の流路方向(Dx)と幅方向(Dy)についてどの位置に存在しているかをより正確に知るためには、複数の照射スポットを流路方向と幅方向について異なる位置に照射していくことが望ましい。即ち、図2に基づいて説明すれば、照射スポットS22の後方かつ下方に照射スポットS23を設定し、照射スポットS23の後方かつ下方に照射スポットS24を設定している。このような配置とすることで、時間差で試料Aの位置情報を得ることもできる。
また、2次元(DxとDy)の検出に限らず、3次元の位置情報の検出を行う場合についても同様に、複数の照射スポットのフォーカス位置を調整して配置することにより、深さ方向(Z方向)の位置情報をも検出できる。
位置情報を得る光を複数箇所に照射する方法は限定されず、各照射スポットに対応する光源を複数設けてもよいし、1の光源を走査させて照射してもよいし、1の光源から発せられる光を分割照射させてもよい。
1の光源を走査させる場合には、2次元走査に限定されず、流路21内の深さ方向を含めて3次元走査するようにしてもよい。走査手段については、特に限定されず、従来公知の手法を採用することができる。
そして、図示はしないが、各照射スポットS22,S23,S24に対応した検出器を設けておいて、それぞれの検出器によって得られた測定データを踏まえて試料Aの正確な位置情報を得ることができる。
図3は、本発明に係る光照射装置の第3実施形態の概略図である。
図3の符号3は、光照射装置を示している。該光照射装置3は、位置情報を得る光照射の照射スポット位置や流路31の形状等が第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態との共通点は割愛し、相違点を中心に説明する。また、図3では、光照射の照射スポット位置についてのみ示しており、その他の部位については省略している
光照射装置3は、照射位置前方に分岐した構造の流路31を有している。移動方向F,Fから送られてきた試料Aが合流して移動方向Fに送られてくることで、照射位置に送られてくる。
光照射装置3は、流路31内に存在する試料Aに対して、位置情報を得る光を9箇所の照射スポットS32に照射する。これによって得られた位置情報に基づいて、指向性光を照射スポットS33に照射する。
位置情報を得る光の照射スポットS32を流路31内に複数箇所に照射することで、試料Aのより詳細な位置情報を検出することができる。光照射装置3では、流路31内を略マス目状に分割して形成された各領域に対して、位置情報を得る光を照射する。
流路31が分岐している場合等では、試料Aが流路31内を回転したりして運動しながら矢印Fの方向に送られてくる。このような場合、位置情報を得る光の照射スポットS32をより多く設けて、流路31内の流路空間を網羅するように照射することで、試料Aの経時的な位置情報をも得ることができる。その結果、より正確な位置情報を検出することができる。
図4は、本発明に係る光照射装置の第4実施形態の概略図である。
図4の符号4は、光照射装置を示している。該光照射装置4は、位置情報を得る光照射の照射スポットが指向性光の照射スポットの前後に設けられている点等が第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態等との共通点は割愛し、相違点を中心に説明する。また、図4では、光照射の照射スポット位置についてのみ示しており、その他の部位については省略している。
光照射装置4は流路41内に存在する試料Aに対して、位置情報を得る光を照射スポットS42に照射する。そして、指向性光を照射スポットS43に照射する。更に、照射スポットS43の後方に設けた照射スポットS44に位置情報を得る光を照射する。位置情報を得る光を照射スポットS42,S44に照射することで、より正確な位置情報を得ることができる。
更に、指向性光を照射スポットS43に照射した後に、位置情報を得る光を照射スポットS44に照射することで、指向性光を照射した試料Aが流路41の後方領域においてどの位置に存在しているか等を知ることができる。また、前方の照射スポットS42で測定対象光を検出できなかった場合であっても、後方の照射スポットS44において測定対象光を検出することができるため、より詳細な位置情報を得ることができる。このように、流路41の後方領域における試料Aの位置情報も指向性光の光照射に反映させることができる。
図示はしないが、流路41の後方で試料Aを分取(ソーティング)する場合等では、試料が流路41内のどの位置に存在して、どの程度の速度で分取予定位置まで移動してくるのか等についても位置情報を反映できる。これについては後述する。
図5は、本発明に係る光照射装置の第5実施形態の概略図である。
図5の符号5は、光照射装置を示している。該光照射装置5は、位置情報を得る光を走査させて照射する点等が第1実施形態等と異なっている。以下、第1実施形態等との共通点は割愛し、相違点を中心に説明する。また、図5では、光照射の照射スポット位置についてのみ示しており、その他の部位については省略している。
光照射装置5は、流路51内に存在する試料Aに対して照射する照射スポットとして、流路51の幅方向に照射スポットS521,S522,S523,S524,S525を設けている。そして、この照射スポットへの光照射は、1つの光源を走査することで照射する(図5の矢印参照)。走査させて光照射を行う照射スポットS521,S522,S523,S524,S525は、位置情報を得る光の照射スポットでもよいし、指向性光の照射スポット等でもよい。
位置情報を得る光を走査させることで、光源が1つの光源でよいため、装置構成の簡易化が可能となる。そして、この位置情報を得る光も指向性光とすることが望ましい。より好適には、流路51中に存在する試料Aに指向性光を照射する光照射方法として、前記流路51の流路幅よりも小さい照射スポットを有する指向性光を、前記流路51の幅方向に走査させながら前記試料に対して照射することが望ましい。
また、指向性光を走査しながら照射することで照射スポットの面強度密度を相対的に高くすることができる(図5の斜線領域等参照)。その結果、光源の元パワーの低減や、いわゆるレーザー集光効率の改善や、低消費電力化に貢献することができる点で望ましい。
そして、光走査により複数の照射スポットを形成させることは、流路51の所望の位置において行なうことができる。従って、試料Aが流路51内のどのような位置に存在しているとしても、その流路51内を高速で光照射スキャンを行うことで位置情報の検出や、測定対象光(蛍光や散乱光等)の検出を行うことができる。
指向性光は定速度で走査することに限定されず、使用目的や照射条件等を考慮して適宜変速で走査させてもよいが、高速で走査させることが望ましい。これにより、流路51を移動する試料Aに対してより確実に光照射でき、更には複数回光照射できる。特に、好ましくは、下記式(1)に示す条件で光照射することが望ましい。
式(1)の左辺は、「照射スポット径D」を「流路51内における試料Aの移動速度v」で除したものである。これは、試料Aが照射スポット径を通過する時間を近似するものである。照射スポット径Dは特に限定するものではないが、1μm〜100μmであることが望ましい。流路51内における試料の移動速度vは特に限定するものではないが、0.1m/s〜10m/sであることが望ましい。
式(1)の右辺は、「流路幅D」を「指向性光の走査速度v」で除したものである。これは、流路幅を指向性光が走査するために要する走査時間を近似するものである。流路幅Dは特に限定するものではないが、10μm〜1mmであることが望ましい。指向性光の走査速度vは特に限定するものではないが、1m/s〜50m/sであることが望ましい。
即ち、試料Aが照射スポット径を通過する間に、少なくとも1回は流路幅の全幅に光照射されることになる。従って、より多く走査するためには、(D/V)が(D/v)に比して十分に大きいことが望ましい。より具体的には、(D/V)が(D/v)の2〜10倍であることが望ましい。この場合であれば、照射スポット(例えば、照射スポットS523)を試料Aが通過する間に2〜10回走査できる。これにより、指向性光の利用効率(efficiency)を高めることができ、複数回の走査による検出信号を精算することにより、指向性光のS/N比を更に向上させることができる。例えば、蛍光のように比較的暗い対象を扱う場合には、蛍光信号を高めながらノイズを下げることができるため、特に好適である。
また、高速で走査させることの他に、流路幅Dをより狭くすることでも同様の効果を得ることができる。流路幅Dを狭くすることで、照射スポットの走査所要時間(即ち、D/V)を短縮できる。このような走査条件、流路構造とすることで、試料に対して複数回光照射することができる。例えば、N回光照射できれば、その信号を精算することによって、(N)1/2倍で検出光信号のS/N比を更に向上させることができる。
光照射の走査手段は特に限定されないが、好適には、ガルバノミラーや、電気光学素子や、ポリゴンミラーや、MEMS素子等によって照射スポットS12を走査させることが望ましい。特に、電気光学素子は可動部がないため、安定性や信頼性が特に高い点で好適である。また、これらの走査手段を複数用いてもよい。
図6は、本発明に係る光照射装置の第6実施形態の概略図である。
図6の符号6は、光照射装置を示している。該光照射装置6は、位置情報を得る光と指向性光とが同一の光源であることを特徴としている。以下、第1実施形態との共通点は割愛し、相違点を中心に説明する。
光照射装置6は、試料Aが存在する流路11に対して指向性光としてレーザー照射を行う装置である。光照射装置6は、レーザー光Lを照射する光源62と、レーザー制御手段63と、ミラー64と、分光素子65と、対物レンズ66とを備えている。そして、測定対象光L´を検出する検出器67とアナログデジタルコンバーター(ADC)68を備えている。
光源62はレーザー発振器を用いることができ、これによりレーザーLが出射される。出射したレーザーLは、レーザー制御手段63によって所望の照射強度や照射波長や照射スポットとなるように制御することができる。このレーザー制御手段は特に限定されず、使用目的や照射する指向性光の種類等を考慮して好適な手法を採用することができる。
例えば、レーザーLのビーム径を調節するために、ビームエキスパンダー機能を有する凸レンズ等を用いることができる。
そして、ミラー64を介して分光素子65に入射される。そして、分光素子65によって3方に分割された後、対物レンズ66を経由して流路61の各照射スポット(図示せず)に照射される。
分光素子としては、例えば、グレーティングやホログラムやMEMS素子やプリズム等を用いることができる。
グレーティングは、レーザーLを複数に分けることができればよく、その種類や構造等は限定されない。グレーティングとしては、反射型グレーティングを使用したモノクロメーター等を用いることができる。グレーティングはプリズムに比して分散度を多角できる点や波長分解能に優れている等といった利点を有する。
ホログラムは、入射レーザー光を分割して、分割された各レーザビームを目標とする所定の位置に入射させる機能を有している素子である。例えば、レーザ発振器より発せられたレーザーLを集光レンズで集光し、この集光されたレーザーLの分割照射を行う各照射スポット(図示せず)の目標位置に合わせて干渉縞パターンを形成したホログラムで透過させることで複数に分割することができる。
MEMS素子としては、例えば、圧電駆動型のMEMS素子を用いることができる。この場合、MEMS素子に対して印加する電圧の大きさを制御することで、レーザーLの入射方向から所定の角度だけ傾いた方向に出射するように揺動させることができる。このようなMEMS素子を光源と回折光学素子等(図示せず)との間に設置することでレーザーLの入射光の波長毎に異なる回折パターンを投影させることも可能である。
3方に分割されたレーザーLは、位置情報を得る光とメイン照射レーザーのそれぞれの照射目的に用いることができる。即ち、1のレーザー光源から得られるレーザーを分割照射することで、その一部を位置情報を検出するために用いることができる。また、分割するレーザー光は3本に限定されず、所望する本数のレーザー光に分割してもよい。
そして、レーザーを流路61の各照射スポットに照射することで得られる各測定対象光L´,L´,L´を検出器67,67,67で検出する。検出67で得られた測定データはアナログデジタルコンバーター(ADC)によってデジタル信号に変換され、位置情報としてCPU(図示せず)等によって演算処理される。
そして、得られた位置情報はレーザー制御手段63等に送られることで、レーザーの照射強度や照射時間等に反映させることができる。また、別途試料の加工や処理や分別を行う場合には、これらのトリガ信号として反映させることもできる。
このように、1つの光源62を用いて、複数の指向性光を照射できる構成であるため、光学系の構成をより簡便にでき、装置全体の構成を簡易化できる点で好適である。
レーザー光源と、このレーザー光源から発せられたレーザー光を各照射スポットに導く出射光学系と、上記照射スポットにおいて発生した測定対象光を検出する光学検出系と、この光学検出系により得られた測定データを演算処理することで位置情報として得る演算処理部と、少なくともメインレーザー光の照射を前記位置情報に基づいて制御する照射制御手段とを備え、各照射スポットは、少なくとも1のレーザー光を分割することで照射される光照射装置とすることができる。
このように、位置情報を照射制御手段にフィードバックさせることで、より正確な位置にメインレーザーを照射できる。更に、1つの光源から出射されるレーザーを分割して照射することで、装置構成の簡便化が可能となり、光源の数も減らすことができるため経済的であり、メンテナンスも軽減できる。
この光照射装置6の照射スポットのパターン等については、図1〜図5に示した各実施形態の照射スポットのパターンを適宜採用することが可能である。使用目的等を考慮して適宜好適な照射スポットのパターンを決定できる。
本発明に係る光照射装置及び光照射方法は、種々の技術分野に応用することができ、例えば、粒子径分布測定や流体画像解析や三次元測定やレーザー顕微鏡等をはじめとする指向性光を利用した計測装置・解析装置に応用できる。そのなかでも、流路中に存在する試料に対して照射を行う技術として、微小粒子を測定対象とする微粒子解析装置等に好適に用いることができる。
微粒子解析装置としては、フローサイトメーターやビーズアッセイ(フロービーズアッセイ)等の解析装置が挙げられる。即ち、微小粒子に対して光照射を行い、得られる蛍光や散乱光等の測定対象光を検出することで、微小粒子を分取すること等を行う技術に応用することができる。
更に、本発明の微粒子解析装置は、前記位置情報に基づいて流路に存在する試料を加工する加工部を更に設けることができる。また、前記位置情報基づいて流路に存在する試料を処理する処理部を設けることができる。更には、前記位置情報に基づいて流路に存在する試料を分別する分別部を設けることができる。
本発明では、単に光照射装置に、これらの加工部や処理部や分別部を組合せだけでなく、試料の位置情報をこれらの部位にフィードバックさせることができる。これにより、加工や処理や分別といった工程をも正確かつ効率よく行うことができる。
加工部は、試料に対して何らかの手を加えるものを包含し、例えば、機械加工、レーザー加工、表面加工等を試料に対して行うものが挙げられる。処理部は、試料に対して何らかの処置を行うものを包含し、例えば、化学的処理、物理的処理、活性化処理、加熱処理、洗浄処理等を試料に対して行うものが挙げられる。分別部は、試料を何らかの基準に基づいて分けるものを包含し、例えば、試料の分離、分取(ソーティング)等を行うものが挙げられる。
例えば、本発明の微粒子解析装置をフローサイトメトリーとして用いる場合には、微小粒子の大きさや構造等を測定することのみを目的とするものや、さらに測定された大きさや構造等に基づいて所望の微小粒子を分取できるように構成することができる。このうち、特に細胞の分取を行なうものをセルソータとして用いることもできる。これらのセルソータによれば、毎秒数万〜10万という細胞の高速測定及び分取が可能である。
微小粒子をソーティングする際に、本発明の光照射技術を光学的検出機構に用いることができる。即ち、流路中に存在する微小粒子(生体細胞等)に対して正確な位置にレーザー照射することが可能であるため、生体細胞中にごくわずかに存在する幹細胞等であっても正確かつ効率よくソーティングすることができる。
このように、流路内に存在する微小粒子(細胞やビーズ等)に対して、照射もれ等が少ない適切なレーザー照射を行うことができるため、より高精度の検出が可能となる。更には、リアルタイムの検出も可能な微粒子解析装置とすることもできる点で好適である。
本発明に係る光照射装置、微粒子解析装置及び光照射方法によれば、より正確な指向性光の照射が可能であるため、各種測定機器や分析機器をはじめとする幅広い分野に応用できる。
本発明に係る光照射装置の第1実施形態の概略図である。 本発明に係る光照射装置の第2実施形態の概略図である。 本発明に係る光照射装置の第3実施形態の概略図である。 本発明に係る光照射装置の第4実施形態の概略図である。 本発明に係る光照射装置の第5実施形態の概略図である。 本発明に係る光照射装置の第6実施形態の概略図である。
符号の説明
1,2,3,4,5,6 光照射装置
11,21,31,41,51,61 流路
A 試料

Claims (7)

  1. 流路に存在する試料に指向性光を照射する光照射装置であって、
    前記指向性光を照射する光源と、
    前記試料に光照射をして前記流路内における前記試料の位置情報を得て、前記位置情報に基づいて前記指向性光の照射を制御する照射制御手段と、
    を少なくとも備えた光照射装置。
  2. 前記位置情報を得る光の照射目標位置は、前記指向性光の照射目標位置よりも前記流路の上流の位置であることを特徴とする請求項1記載の光照射装置。
  3. 前記位置情報を得る光は、前記流路内の複数箇所に照射されることを特徴とする請求項1記載の光照射装置。
  4. 前記位置情報を得る光は、前記指向性光を分割照射することで得られる光であることを特徴とする請求項1記載の光照射装置。
  5. 指向性光を照射する光源と、
    流路内における微粒子に光照射をして、前記流路内における微粒子の位置情報を得て、前記位置情報に基づいて前記指向性光の照射を制御する照射制御手段と、
    を少なくとも備えた光照射部を備えた微粒子解析装置。
  6. 前記位置情報に基づいて前記流路に存在する微粒子を加工する加工部、
    前記位置情報に基づいて前記流路に存在する微粒子を処理する処理部、
    前記位置情報に基づいて前記流路に存在する微粒子を分別する分別部の少なくともいずれかを更に備えたことを特徴とする請求項5記載の微粒子解析装置。
  7. 流路に存在する試料に指向性光を照射するにあたり、
    前記試料に光を照射して前記流路内における前記試料の位置情報を得て、
    該位置情報に基づいて前記指向性光を前記試料に照射することを少なくとも行う光照射方法。
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