JP2009063284A - 傘の滴取り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ぬれた傘の水分を積極的に吸収し、吸収した水分を速やかに排出できるようにして、傘地の滴取りが迅速かつ十分に行えるようにする。
【解決手段】傘21を挿入する挿入孔62と、該挿入孔62を中心にして傘の親骨23および傘地22が入る放射状の放射状溝63…とを有するように吸水体部材61…が設けられた傘の滴取り器において、吸水体部材61…が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、吸水体部材61における上記傘地22に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された傘の滴取り器11。
【選択図】図1

Description

この発明は、挿すだけで傘の滴を迅速に除去できるような傘の滴取り器に関する。
このような装置としては、下記特許文献1に開示されたようなものがある。これは、複数の吸水体を、隙間を隔てて放射状に設け、これらの中心部に傘の挿入空間を形成したもので、各吸水体が、ニットの裏側に防水コーティングを施された構造の布体を三角柱状の弾性材の表面に被覆し、弾性材を硬質の補強板に着脱自在に取り付けたものである。また、上記の弾性体は、連続気泡を有する発泡ポリエチレンや発泡ウレタン、発泡ゴム等からなる。
この構成によれば、傘を挿入空間に挿入して差込方向に沿って摺動させることによって傘地表面の滴が各吸水体に吸水される。吸水をした吸水体では、ニットが吸収した水分を傘地に戻さないように保水しつつ速やかに排水でき、吸水能力に優れた吸水体とすることができるとされている。
また、同様の装置として、下記特許文献2に開示されているものがある。これは、柔軟な材料で構成した複数個の脱水用ワイパーブロックを、中央に開口部が形成されるように隙間を隔てて環状に配置してなるワイパーブロック集合体を備えたもので、すぼめた傘を開口部の中心軸線に沿って略垂直方向に挿入したとき、傘の布部がワイパーブロック相互間の隙間に侵入し、布部に付着した滴が払拭されるというものである。
そして、上記のワイパーブロックは、略三角柱状にカットしたウレタンスポンジの表面を、撥水性を有する柔らかい布で被覆したものである。また、各ワイパーブロックが開口の中心軸に対して放射方向に撓み得るように、可撓性のバネ板が設けられている。
この構成によって、傘の生地とワイパーブロックの拭い取り面の間に所望の緊密性が得られ、生地に付着した雨水が効果的に擦拭除去されるというものである。
しかし、いずれの吸水体(ワイパーブロック)も、スポンジ等からなる弾性体の表面に布体を被覆したもので、布体には防水層が施されたり、撥水性が付与されたりしている。すなわち、傘地に付着した滴を、弾性体の弾性力と傘の摺動動作を利用して、強制的にはじき落とそうとする構造である。
このような構成の装置では、傘地が十分な撥水性を有している場合には、滴の除去が可能であろうが、傘には傘地が撥水性を喪失しているものもある。このような傘の場合には、積極的に水分を吸収しないとなかなか、滴の除去ができない。
また、表面の布体も内部のスポンジも吸水はするものの、布体の防水層や撥水性のため、傘から滴り落ちる多量の滴を吸い取るほどの能力はない。さらに、一度吸い取った滴は、スポンジに保持されるが、スポンジは布体で覆われており、通気性も悪く、スポンジの性質ゆえに水を含んだままとなる。このため、たとえば特許文献1の図11〜図14に示したような特殊な機構を設けなければ、排水ができない。
特許第3845105号公報 登録実用新案第3105236号公報
そこで、この発明は、傘地の水分を積極的に吸収し、吸収した水分を速やかに排出できるようにして、傘地の滴取りが迅速かつ十分に行えるようにすることを主たる課題とする。
そのための手段は、傘を挿入する挿入孔と、該挿入孔を中心にして傘の傘地が入る放射状の放射状溝とを有するように吸水体が設けられた傘の滴取り器であって、上記吸水体が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、吸水体における上記傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された傘の滴取り器である。
上記の吸水体は、複数の部材からなるものであるも、1個の部材からなるものであるもよい。
この構成によれば、傘を挿入孔に挿入すると、外周側に張り出そうとする親骨が傘地を押しながら放射状溝に入り、傘地が吸水体の表面側部分に接触する。すると、傘地の表面についた滴は、吸水体に吸収される。
吸水体は、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物であるので、毛細管現象により滴は速やかに吸収される。吸水体は、傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度であるので、表面側部分に吸収された滴は、順次内部側に移動し、その自重によって内部側部分を降下して、連続的に排出される。そのうえ、吸水体はスポンジと異なり通気性がよいので乾燥が速く、衛生的である。
別の手段は、傘を挿入する挿入孔と、該挿入孔を中心にして傘の傘地が入る放射状の放射状溝とを有するように設けられた吸水体と、これを内周側に保持する筒状の保持部材とを有し、上記吸水体が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、吸水体における上記傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された傘の滴取り器用カートリッジである。
この傘の滴取り器用カートリッジは、適宜のケーシングに取り付けて使用される。ケーシングは、専用のものであるほか、たとえば既存の傘立てなどであってもよい。
別の手段は、傘を挿入する挿入孔と、該挿入孔を中心にして傘の傘地が入る放射状の放射状溝とを有するように、円を描く如く離間配置される傘の滴取り器用吸水体部材であって、当該吸水体部材が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、上記傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された傘の滴取り器用吸水体部材である。
この傘の滴取り器用吸水体部材は、滴のついた傘地に接触すると、傘地の表面についた滴を吸収する。吸水体部材は、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物であるので、毛細管現象により滴は速やかに吸収される。吸水体部材は、傘地に接触する表面側部分が内部側部分よりも高密度であるので、表面側部分に吸収された滴は、順次内部側に移動し、その自重によって内部側部分を降下して、連続的に排出される。そのうえ、吸水体部材はスポンジと異なり通気性がよいので乾燥が速く、衛生的である。
以上のように、この発明によれば、吸水体または吸水体部材が傘地の滴を積極的に吸収し、吸収した水分を自動的に排出するので、傘地の滴取りが迅速かつ十分に行える。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、傘の滴取り器11(以下、「滴取り器」という。)の構造を示す断面図であり、この図に示すように、滴取り器11は、傘21を石突きの側から挿して、傘地22の滴(水分)を除去するものである。
滴取り器11は、ケーシング31と、これを適宜高さに支持する支持台41と、ケーシング31内の上部に取り付けられるカートリッジ51とを有し、カートリッジ51には、吸水体としての複数の吸水体部材61が備えられている。
ケーシング31は、中空で、図2にも示したように、上部に円筒状部32を有し、その下に三角コーン状の円錐状部33を先細りになるように有する形状で、下端には、短円筒状の排水口34が設けられ、この排水口34に、排水を所望の箇所に排出するためのホース81が接続されている。
ケーシング31の上端には、内側に延設され下方に傾斜する傾斜面部35と、この傾斜面部35の先端から垂れ下がる短円筒部36が設けられ、上記の傾斜面部35の内周側に、上記のカートリッジ51が着脱可能に取り付けられる。
ケーシング31には、防錆処理をした金属のほか、たとえば合成樹脂などの適宜材料を使用できる。
上記の支持台41は、基板42と、この基板42から立設された支柱43とを有し、支柱43は鉛直方向から傾けて設けられる。ケーシング31は、その円錐状部33が支柱43の上部に固定されるが、支柱43の傾きと、上記円錐状部33の傾斜とにより、ケーシング31の中心軸は、鉛直方向から適宜角度θ傾斜した状態となる。具体的には、鉛直方向からおよそ20〜30度位、より好ましくは23度ほど傾いた状態であるとよい。
また、基板42は適宜の重量を有するように形成され、下面には、高さ調整用のアジャスタ44と、移動用のキャスタ45とが設けられている。アジャスタ44は前方側に、キャスタ45は後方側に設けられる。
上記のカートリッジ51は、図3、図4に示したように、略円筒状の保持部材52と、この保持部材52の内周面に保持される10個の吸水体部材61…とで構成され、傘21を挿入する挿入孔62と、挿入孔62を中心にして傘21の親骨23および傘地22が入る放射状の放射状溝63…とを有する。
保持部材52は、合成樹脂製で、ケーシング31の傾斜面部35と同一または同等の傾きを有する平面視円形の天板面部53と、この天板面部53の外周縁部から垂設され、ケーシング31の短円筒部36の内側に嵌合する内筒部54と、内筒部54の内周側に隙間を隔てて内筒部54と平行に設けられた保持壁部55とを有し、内筒部54には、ケーシング31の短円筒部36に設けられた突起36aを利用して取り付けるための切欠54aが形成される。
切欠54aは、略逆L字形に形成され、下端から上に延びる垂直部54bと、垂直部54bの上端から若干斜め上に向けて横に延びる横溝54cと、この横溝54cの端部で突起36aを保持する凹部54dとを有する。
また、上記の天板面部53には、凹多角形状の切欠が設けられ、傘21の挿入を可能にしている。切欠は、中心部と、この中心部から放射状に10本の溝が延びるような形状である。換言すれば、外周側から中心に向けて、三角形状をなす10枚の突片56…が設けられた形状である。なお、各突片56…の間には、仕切りとしての突条を上下方向に延設するとよい。
一方、吸水体部材61は、図5に示したような上下方向の中間部で屈曲した略三角柱状に形成され、図6に示したように、上部の上面と背面が、保持部材52における突片56の下面と保持壁部55の内周面とに固定されている。固定は、着脱自在に行うもよいが、接着剤により一体に固定すると、不測に外れない等の利点があるのでよい。
吸水体部材61には、たとえばポリエステル等の適宜の繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、弾力性、通気性、耐久性に富んだものが使用される。
吸水体部材61の形状は、外周縁が円弧状をなす平面視略三角形状で、上面64が、保持部材52の突片56の傾きに対応する角度に傾斜している。そして、上面64を含む上側部分65が鉛直方向に延びるのに対して、それより下側の下側部分66が、内周側に向けてせり出すように傾斜している。このため、吸水体部材61の下側部分における外周側(背面側)には、挿入孔62に挿入された傘21によって背面側に押された吸水体部材61が弾力的に変形するための変形許容空間67が存在することになる。
また、吸水体部材の下側部分における内周側の下端の角部分は、側面から見ると下から順に、緩い角度の第1傾斜部68と、それより急な第2傾斜部69とで面取りされた形状である。上側に位置する第2傾斜部69は、それより上方の部分と同様に線状に形成されるが、第1傾斜部68は、三角形の面状に形成される。また、吸水体部材61の下側部分66における外周側の、第2傾斜部69の上端部分に対応する部位から下側は、徐々に先細りに形成されている。
さらに、吸水体部材61の上側部分65の上部における内周側位置には、2枚の補強板70,70が固定されている。この補強板70は上記と同一の繊維構造物からなるが、それよりも目付量が大きく設定され、高密度で硬く形成されたものを用いる。具体的には、およそ2mmの厚さで、450g/m程度の目付量を有するものが好ましい。
吸水体部材61の製造に当たっては、上記の繊維構造物からなるシート状の基材を、型に入れて圧縮し、加熱して成形する。このとき、上記の補強板70は、適宜のホットメルトのバインダーにより積極的に接着される。
また、図5に示したように、吸水体部材61の上側部分65が、下側部分66よりも硬質になるように、つまり、密度が高くなるように構成される。また、表面側の方が、内部側よりも密度が高くなるように設定される。
具体的には、上側部分65と下側部分66の密度の違いは、たとえば、上側部分65の方が下側部分66よりも1.2〜1.4倍程度密度が高くなるようにするとよい。また、表面側と内部側では、表面側の方が内部側よりも1.5〜2倍程度に密度が高くなるようにするとよい。
上記の結果、吸水体部材61の中心部分である上記の第1傾斜部68の上方部分が最も密度の小さい部分となる。この部分の密度は、たとえば0.5〜0.7g/cm程度に設定される。
このようなカートリッジ51をケーシング31に取り付けると、ケーシング31の中心軸が傾いているので、挿入孔62がケーシング31の傾きと同じ角度θ鉛直方向から傾いた状態で支持される。
このように構成された滴取り器11では、図1に示したように傘21を挿入孔62に挿すと、傘21の挿入にしたがって親骨23が傘地22を伴って10本の放射状溝63…のうち適宜箇所に侵入する。一般的な傘は8本骨のものが多く、8本の各親骨23…は、その本数よりも多い10本の放射状溝63…のいずれかに円滑に入る。そして、傘21を差し込むと、図7に示したように、傘21に押された各吸水体部材61…は、屈曲したような形態の中間部分が伸ばされるように、下側部分66が外周側に向けて弾力的に変形する。この変形は、保持部材52の突片56のたわみによっても助長される。
傘21を挿した後は、傘21を引き抜く。挿入孔62が傾斜しているので、挿入は容易である。このような傘の挿入を1、2度行えばよい。
傘21の挿入に伴って、傘地22は吸水体部材61と接触し、繊維構造体からなる吸水体部材61によって滴が吸収される。この吸収は毛細管現象により速やかに行われる。しかも、吸水体部材61は、傘地22に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度であるので、表面側部分に吸収された滴は、順次、密度の低い内部側に移動する。この移動は、上述の吸水体部材61の弾性変形に伴う慣性の法則によっても助長される。そして、内部側に移動した水は、その自重によって内部側部分を降下して、第1傾斜面部68の近傍を中心とした下端部から連続的に排出される。
排出された水は、排出口34、ホース81を通って、適宜箇所に導かれる。
また、吸水体部材61はスポンジと異なり通気性がよいので、排水性の良さと相俟って、吸水しても乾燥が速い。このため、カビの発生等が抑制でき、衛生的である。
さらに、吸水体部材61の上側部分65が、下側部分66よりも密度が高く硬質であるので、固定が強固に行える。この結果、上述の弾性変形が、良好な反発性をもってなされる。
以下、その他の形態について説明する。この説明において、上述の構成と同一の部位については同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。
図8は、吸水体部材61の他の例を示し、この吸水体部材61は、下側部分66に、ブラシ71を備えている。ブラシ71は、第2傾斜面部69に設けられ、相対向するブラシ71の先端部同士が接触するような長さに設定されている。ブラシ71は、接着などの適宜手段を利用して植設する。
このようなブラシ71が備えられると、傘21の先の部分であって吸水体部材61に接触しない、或いは接触しにくい部分の水をはじくことができる。
図9は、吸水体部材61が挿入孔62を中心にして回転自在である滴取り器11の構成を示す一部破断面図である。
この滴取り器11は、ケーシング31とカートリッジ51との間に回転機構が備えられている。すなわち、ケーシング31の短円筒部36の下端に、回転機構としてのベアリング75を備え、このベアリング75で、カートリッジ51における保持部材52の内筒部54の下端を受ける。また、カートリッジ51の抜け止めのため、ケーシング31の上端部に、ケーシング31の円筒状部32に固定される環状部76aと、この環状部76aの上端から内周側斜め下に向けて張り出す押え部76bとを有する規制部材76が備えられている。
このような構成の滴取り器11では、傘21を挿すときや傘21を引き抜くときに傘21を回すことで、吸水体部材61…が回転する。この回転により発生する遠心力で、傘地22に付着した滴や吸水体部材61…に吸水された水の移動が促進され、より効果的に水分の除去を行うことができる。また、傘21が挿入孔62の軸から傾いていても傘21を抜き取ることができ、傘21を痛めないという利点も有する。
図10は、吸水体部材61の他の例を示す斜視図である。先の例では表面側の吸水性を高めるべく、外周側の表面も密度を高く設定したが(図5参照)、図10に示したように、外周側の表面は傘地22と接触しないので、その部分の密度を、その他の表面並みに高めずともよい。この場合には、保持部材52の突片56に対する固定を強固に行えば、上述と同様の作用効果が得られる。
図11は、滴取り器11の他の例を示す斜視図であり、図12は正面図、図113は背面図、図14は右側面図、図15は平面図、図16は底面図、図17は正面図中央縦断面図である。これらの図に示すように、この滴取り器11は、基本的に図1に示した滴取り器11と同様の構造で、ケーシング31と、これを適宜高さに支持する支持台41と、ケーシング31内の上部に取り付けられるカートリッジ51とを有する。そして、図11に示した滴取り器11の場合には、上記の構成に加えて、図17に示したように、下部カートリッジ91と、石突き受け95とを有する。
ケーシング31は、上部円筒部材37と、下部円錐部材38と、漏斗ユニット39とからなる中空状である。
上部円筒部材37は、下部円錐部材38の上端に固定一体化される部材であるとともに、カートリッジ51を着脱可能に取り付ける部分である。
上部円筒部材37は円筒状で、下部の内周面に断面L字形をなすリング37aを有する(図17参照)。また、上端部の内周面の2箇所に、ピン37bを保持する取付け金具37cが備えられている。
下部円錐部材38は、上端部の内周面に上記リング37aに当接する複数の固定金具38aが等間隔に配設されている。この固定金具38aは側面視略逆L字形に形成され、リング37a側からビス止めされる。
漏斗ユニット39は、下部円錐部材38の下端に被せるように備えられる略円錐状のもので、外筒部材39aと、この中に一体に固定される漏斗部材39bとを有し、支持台41に対して固定される。漏斗部材39bの下端には、図11に示したようにホース81が接続される。
支持台41は、基板42と、この基板42の後方側から斜め上に向けて立ち上がった後、鉛直上向きにのびる2本の支柱43とを有し、各支柱43,43の上には、逆U字状をなすハンドル46が固定される。2本の支柱43,43間には、上から4枚の連結板43a,43b,43c,43dが適宜間隔を隔てて架設される。上から2、3番目の、第2連結板43b、第3連結板43cに、上記の下部円錐部材38が着脱可能に取り付けられる。4番目の第4連結板43dには、上記の漏斗ユニット39が着脱可能に取り付けられる。
下部円錐部材38は、断面略Z字状をなし、図13、図15にも示したように適宜の横幅を有する取付け金具38b,38cを用いて、上から引っかけるようにして取り付けられる。取付け金具38b,38cは、下部円錐部材の外周面の所定位置に一体に固定されており、取付け状態は、取付け金具38b,38cの上から連結板43b,43cに対してボルト47を螺合して固定される。
漏斗ユニット39は、外筒部39aの内周面に設けられたナット部材39cに対して第4連結板43dの上からねじ48止めしてから固定される。
図17中、基板42内の42aは重錘プレートで、42bは重錘プレートを固定するためのねじ部材、ハンドル下端の46aは、支柱43に差し込まれる軸部である。
カートリッジ51は、略円筒状の保持部材52と、この保持部材52の内周面に保持される10個の吸水部材61…とで構成される。
保持部材52は、図1の場合と同様に、天板部53と、10枚の突片56…とを有するとともに、ケーシング31の上部円筒部37と同径の外筒部57と、これの内側に適宜間隔を隔てて垂設される内筒部58とを有している。外筒部57は、上部円筒部材37の上端部に取り付けられるように、下端部に段部57aを有するとともに(図17参照)、上記ピン37bに対応する2ヶ所に肉厚部57bを備えて(図18参照)、この肉厚部57bに、図4に示した切欠54と同一形状の切欠54が備えられている。
上記吸水部材61…は、図5や図10に示した構成と同様のものが使用される。
上記の下部カートリッジ91は、図17に示したように、下部円錐部材38内の中間位置よりも下側に着脱可能に設けられる。下部カートリッジ91は、カバー部材92と、吸水体93とからなる。カバー部材92は、図19に示したように、上面に漏斗状のガイド面92aを有し、上端外周部分に、落下する雨水が通る複数の連通窓92bが間欠的に形成されている。中心部には、傘21の石突き24が通過する程度の挿入孔92cが形成される(図20参照)。
そして、内部には、上面がすり鉢状になった略円筒状の吸水体93が接着により固定される。吸水体93は、上記の吸水部材61と同様で、ポリエステル等の適宜の繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成されている。中心には、上記の挿入孔よりも小径の貫通孔93aが形成されている。
上記の石突き受け95は、下部円錐部材38内の下端部に固定されるもので、略円板状をなす。下部円錐部材38の内周面に固定される周壁95aが外周縁に形成されており、プレート部分95bの中心部を除く部分には、雨水を通過させる多数の透孔95cが形成されている。
このように構成された滴取り器11では、図1等に示した滴取り器11と同様の作用効果を有することに加え、図20に示したように、傘の先端部の滴まで効果的に除去できるという作用効果を得られる。
すなわち、下部カートリッジ91を有しているので、挿入孔62から傘21を挿入すると、傘21の石突きは、下部カートリッジ91のカバー部材92の挿入孔92cから吸水体93の貫通孔93aに侵入し、吸水体93と接する菊座部分25が良好に脱水される。菊座部分25は、傘地22と石突き24の間の部分である。このとき、石突き受け95が傘21の挿入深さを規制し、上記の作用効果を確実にする。そのうえ、カバー部材92のガイド面92aが傘21の挿入位置を規制し、吸水体93の損傷を防ぐ。
また、支柱43の上端にはハンドル46が取り付けられていることに加えて、基板42の底面には、キャスタ45が取り付けられているので、滴取り器11を後方に傾けることによって、容易に移動が行え、雨が降ったときの出し入れなどが迅速に行える。
図21は、滴取り器11の他の例を示す正面図中央縦断面図である。この滴取り器11は、使用中の不測の動きが起きないようにしたもので、基板42の前方側の下面に設けられたアジャスタ44の下面にゴム44aが一体化されるとともに、重錘プレート42aを固定しているねじ部材42bの後方側のものを利用して、支持脚部材49を固定している。
支持脚部材49は略Z字状に形成され、重錘プレート42aの下面に固定したときにキャスタ45を浮かせる高さに設定されている。支持脚部材49の下部にはゴム49aが一体化される。
このような構成の滴取り器11では、使用時にはアジャスタ44と支持脚部材49が接地し、キャスタ45は接地しないので、使用中の不測の移動を確実に防ぐことができる。
図22〜25は、吸水体部材61を着脱自在にした例を示している。図22は保持部材52の底面図であり、この図に示すように、10個の吸水体部材61…が保持部材52の内筒部58に対して取り付けられる。
内筒部58の内周面における突片56…間の位置には、内側に突出する突条58a…が形成されている。また、内筒部58の外周面には、図23に示したように凹溝58bが形成されている。
他方、吸水体部材61自体は、上記と同様に形成されるが、この吸水体部材61の背面に、着脱補助部材59が接着等により一体に固定される(図24参照)。
着脱補助部材59は、図24に示したように、側面視L字状をなす板状で、垂直片59aと水平片59bを有する。
垂直片59aは、上記保持部材52の内筒部58における突条58a間に差し込まれる大きさで、垂直片59aにおける下端側部分に、内筒部58の下端から嵌って、自体の材料弾性によって上記の凹溝58bに係止するクリップ59cが形成されている。
また、水平片59bは、略等脚台形状に形成され、先端縁が図23に仮想線で示したように、保持部材52に取り付ける円筒部37の内周面に近接または当接する大きさに形成されている。この水平片59bの存在により、着脱作業が容易になるとともに、取り付け状態も安定する。
図25は、着脱補助部材59の他の例を示し、この着脱補助部材59は、垂直片59aが内筒部58の上端に達する長さに形成されるとともに、この上端から内側斜め下方に向けて突片56の下面に重合する上端垂直片59dが連設されている。そして、クリップ59cは、図23、図24に示したものよりも長めに形成して、先端に形成された返し状の係止爪59eが、内筒部58に形成された係止孔58cを貫くように形成している。このように構成すると、より強固に固定できる。
これらのように吸水体部材61が着脱自在であると、メンテナンス作業においては、吸水体部材61と、これに一体の着脱補助部材59のみを交換すればよく、保持部材52を継続して使用できるので、無駄を抑えることができる。
この発明の構成と、上記の一形態のとの構成との対応において、
この発明の吸水体は、上記の複数個の吸水体部材61…に対応し、
同様に、
傘の滴取り器用カートリッジは、カートリッジ51に対応し、
傘の滴取り器用吸水体は、吸水体部材61…に対応するも、
この発明は上記の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することもできる。
たとえば、吸水体は一部材で構成するもよい。すなわち、中心に挿入孔を有し、この挿入孔を中心とした放射状溝を有する立体形状に成形することもできる。
また、吸水体を回転自在にする構成は、回転手段としてベアリングなどの部材を介在させることなく、単なる遊嵌等であるもよい。
さらに、保持部材の形状を適宜設定することにより、カートリッジをたとえば既存の傘立てやゴミ箱などの上部に取り付けて使用することが可能となる。
傘の滴取り器の構造を示す断面図。 傘の滴取り器の側面図。 カートリッジの平面図。 カートリッジの側面図。 吸水体部材の斜視図。 カートリッジの構造を示す断面図。 作用状態の説明図。 他の例に係る吸水体部材の側面図。 他の例に係る傘の滴取り器の断面図。 他の例に係る吸水体部材の斜視図。 他の例に係る傘の滴取り器の斜視図。 他の例に係る傘の滴取り器の正面図。 他の例に係る傘の滴取り器の背面図。 他の例に係る傘の滴取り器の側面図。 他の例に係る傘の滴取り器の平面図。 他の例に係る傘の滴取り器の底面図。 他の例に係る傘の滴取り器の正面図中央縦断面図。 他の例に係る傘の滴取り器におけるカートリッジの平面図。 他の例に係る傘の滴取り器における下部カートリッジの斜視図。 作用状態の説明図。 他の例に係る傘の滴取り器の正面図中央縦断面図。 他の例に係る傘の滴取り器の保持部材の底面図。 他の例に係る傘の滴取り器の吸水体部材の固定部分の断面図。 他の例に係る傘の滴取り器の吸水体部材の斜視図。 他の例に係る傘の滴取り器の吸水体部材の固定部分の断面図。
符号の説明
11…傘の滴取り器
21…傘
22…傘地
23…親骨
51…カートリッジ
52…保持部材
61…吸水体部材
62…挿入孔
63…放射状溝
65…上側部分
66…下側部分
67…変形許容空間

Claims (10)

  1. 傘を挿入する挿入孔と、該挿入孔を中心にして傘の傘地が入る放射状の放射状溝とを有するように吸水体が設けられた傘の滴取り器であって、
    上記吸水体が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、
    吸水体における上記傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された
    傘の滴取り器。
  2. 前記吸水体の上側部分が、下側部分よりも硬質に形成され、
    上記上側部分が、筒状をなす保持部材の内周側に保持された
    請求項1に記載の傘の滴取り器。
  3. 前記挿入孔が鉛直方向から傾くように、前記吸水体が支持された
    請求項1または請求項2に記載の傘の滴取り器。
  4. 前記吸水体が、挿入孔を軸にして回転自在である
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の傘の滴取り器。
  5. 前記放射状溝が、10本設けられた
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の傘の滴取り器。
  6. 前記吸水体の下側部分が、内周側に位置する挿入孔側にせり出した形状に形成されるとともに、
    吸水体の下側部分における外周側に、吸水体の変形を許容する変形許容空間が設けられた
    請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の傘の滴取り器。
  7. 前記吸水体が、複数個の吸水体部材で構成された
    請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載の傘の滴取り器。
  8. 前記吸水体部材が着脱自在である
    請求項7に記載の傘の滴取り器。
  9. 傘を挿入する挿入孔と、該挿入孔を中心にして傘の傘地が入る放射状の放射状溝とを有するように設けられた吸水体と、
    これを内周側に保持する筒状の保持部材とを有し、
    上記吸水体が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、
    吸水体における上記傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された
    傘の滴取り器用カートリッジ。
  10. 傘を挿入する挿入孔と、該挿入孔を中心にして傘の傘地が入る放射状の放射状溝とを有するように、円を描く如く離間配置される傘の滴取り器用吸水体部材であって、
    当該吸水体部材が、繊維が立体的に絡み合った繊維構造物で構成され、
    上記傘地に接触する表面側部分が、内部側部分よりも高密度に形成された
    傘の滴取り器用吸水体部材。
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