JP2009062112A - ストックコンベア上ワーク数検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストックコンベア上のワークの数を正確に把握可能なストックコンベア上ワーク数検出方法の提供。
【解決手段】ワーク11を搬送するストックコンベア20と、ストックコンベア20上に備えられワーク無し状態を検出する第1検出センサ31と、ワークフル状態を検出する第2検出センサ32とを備えるストックコンベア上ワーク数検出方法において、ワーク11をカウントするワークカウンタと、第1検出センサ31と連動する第1タイマーと、第2検出センサ32と連動する第2タイマーとを備え、第1検出センサ31がワーク11を検出しなくなったことをトリガーに第1タイマーが作動し、第1タイマーが第1設定値を越えた時点で、ワークカウンタのカウント数を0とし、第2検出センサ32がワーク11を検出したことをトリガーに第2タイマーが作動し、第2タイマーが第2設定値を超えた時点で、ワークカウンタのカウント数を規定値とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストックコンベア上のワークの数を検出する技術に関する。具体的には、センサ数を増やさずに、ストックコンベア上のワークの数を把握するための技術である。
生産ラインにおいて、コンベア上にワークをストックすることは以前から行われている。コンベアの長さは、基本的には設備と設備との間の距離で決定される。しかし、設備稼働中には、ツールの消耗によるツールの交換や、メンテナンスなどが必要となるために、設備を止めるケースも出てくる。この際にストックコンベアが長いと、ワークがそのコンベア上にストックされるため、短時間で設備が復旧すれば、他の設備を停止しなくても良いというメリットがあるためである。
ただし、コンベアを長くすることは、生産ラインの設置面積の拡大を意味するので、むやみにワークをストックするためにコンベアを長くすれば良いというわけではない。
コンベア上のワークの数をカウントする方法としては特許文献1及び特許文献2のような方法が開示されている。
特許文献1は、光電子センサによる在室管理システムについての技術であり、光電管を用いて、入室する人や物と退室する人や物との数から、在室している人や物の数を認識するシステムに関して開示している。出入り口に2つのセンサを設けることで、2つのセンサの検出タイミングによって人や物の動きの方向を特定できるため、正確に人や物の数をカウントすることが可能である。
特許文献2は、管状鋼材搬送ラインのトラッキング方法についての技術であり、パイプ本数カウンタCT1、CT2を配置し、これらのカウンタは搬送ラインに鋼管が無い状態でクリアされ、鋼管の通過で単純にカウントアップを続け、プリセット値との一致によるオーバーフローで0に戻る。この時、オーバーフローした本数を次ゾーンのカウンタにプリセットすると共に、更にもう1つ先のゾーンのカウンタにもプリセットする。こうすることで、パイププリセット用のカウンタのうち1つが壊れた場合にも連続操業可能であり、故障カウンタの場所を特定することが可能となる。
特開2002−319013号公報 特開平5−8838号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2には、以下のような課題があると考えられる。
特許文献1では、閉鎖空間での人や物の出入りを前提としている。したがって、ワーク搬送コンベアのように、ワークが途中で抜き取られる可能性のある系では、ワークの数がずれていってしまうという問題がある。
特許文献2についても、同様に途中で抜き取られることを前提にしていないため、抜き取られることでシステムの把握している数と実際の数がずれてしまうという問題がある。
しかし、実際の生産ラインでは製品の品質検査や、NG品の排除などの都合でコンベア上のワークは抜き取られたり、後で戻されたりすることになる。そうすると、機械が把握しているワーク数と、実際のワーク数は変化し、誤差が積算されていってしまう。
このようなワークの抜き取り等が発生するコンベア上のワークの数を正確に把握するためには、従来、コンベア上に積載可能なワークの数だけセンサを用意するしかなかった。しかし、センサの数を増やすことはコストの増大に繋がり好ましくない。
生産ライン上で、複数あるコンベア上のワークの数を常に正確に把握しておくことでのメリットは、生産ラインの効率化にある。
複数あるコンベア上のワーク数を把握しておくことで、例えば、ストックしているワークの数が少ないコンベアの後工程にある設備を短時間止めて、工具の交換やメンテナンス等を行うことが可能となり、コンベア上にワークが溜まりきる前に設備を稼働させれば、実質的に生産ラインを停止させないで、稼働させることが可能となる。
そこで、本発明はこのような課題を解決するために、ストックコンベア上のワークの数を正確に把握可能なストックコンベア上ワーク数検出方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明によるストックコンベア上ワーク数検出方法は以下のような特徴を有する。
(1)ワークを搬送するコンベアと、前記コンベア上に備えられワーク無し状態を検出する第1検出センサと、ワークフル状態を検出する第2検出センサと、を備えるストックコンベア上ワーク数検出方法において、
前記ワークの数をカウントするワークカウンタと、前記第1検出センサと連動して動く第1タイマーと、前記第2検出センサと連動して動く第2タイマーと、を備え、前記第1検出センサが前記ワークを検出しなくなったことをトリガーに、前記第1タイマーが作動し、前記第1タイマーが規定時間を越えた時点で、前記ワークカウンタのカウント数を0とし、前記第2検出センサが前記ワークを検出したことをトリガーに、前記第2タイマーが作動し、前記第2タイマーが規定時間を超えた時点で、前記ワークカウンタのカウント数を規定値とすることを特徴とする。
ここでいう「ワーク無し状態」とは、コンベア上にストックされているワークが存在しなくなった状態を言う。ワークが無くなった状態を検出するセンサは、コンベアの出口側に取り付けられることが多い。つまり、ワークの搬送方向の先端部分でワークを検出し、ワークが検出できなければ、「ワーク無し状態」と判断するケースが多い。
また、ここでいう「ワークフル状態」とは、コンベア上にストックが予定されている最大数になった状態を言う。ワークが満載となった状態を検出するセンサは、コンベアの入口側に取り付けられることが多い。つまり、ワークの搬送方向に対して後端部分でワークを検出し、ワークを検出すれば「ワークフル状態」と判断するケースが多い。
(2)(1)に記載するストックコンベア上ワーク数検出方法において、
前記コンベアが複数備えられる生産ラインに、前記ワークカウンタからデータを受け取り、前記ワークの数を表示する表示装置を備え、前記表示装置で、前記コンベアのストックする前記ワークの数をリアルタイムで表示することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によるストックコンベア上ワーク数検出方法により、以下のような作用、効果が得られる。
まず、(1)に記載される発明は、ワークを搬送するコンベアと、コンベア上に備えられワーク無し状態を検出する第1検出センサと、ワークフル状態を検出する第2検出センサと、を備えるストックコンベア上ワーク数検出方法において、ワークの数をカウントするワークカウンタと、第1検出センサと連動して動く第1タイマーと、第2検出センサと連動して動く第2タイマーと、を備え、第1検出センサがワークを検出しなくなったことをトリガーに、第1タイマーが作動し、第1タイマーが規定時間を越えた時点で、ワークカウンタのカウント数を0とし、第2検出センサがワークを検出したことをトリガーに、第2タイマーが作動し、第2タイマーが規定時間を超えた時点で、ワークカウンタのカウント数を規定値とするので、コンベア上のワークの数を正確に把握することが可能となる。これは以下に説明する作用による。
前述したようにワークを搬送するコンベアにおいて、搬送途中のワークが抜き取られたり、抜き取ったワークをコンベアに戻したりということは、生産ラインでは比較的頻繁に行われる。ワークの良品チェックのためのサンプリングや、不良品の抜き取りなどを行うためである。そこで、定期的にワークの数を正しい数字に補正してやることが望ましい。
第1検出センサは「ワーク無し状態」を検出するセンサであり、第2検出センサは「ワークフル状態」を検出するセンサである。このセンサを利用してワーク数をカウントし、補正する。
ワーク数のカウントは、第2検出センサを通過するワークを検出して、カウントアップし、第1検出センサを通過するワークを検出して、カウントダウンする。こうすることで、ワークの数をカウントすることが可能である。さらに、第2検出センサが第2タイマーの規定時間を超えてワークを検出している状態で「ワークフル状態」と判断し、ワーク数を補正する。また、第1検出センサが第1タイマーの規定時間を超えてワークを検出しないときは、「ワーク無し状態」と判断し、ワークの数を補正する。
「ワーク無し状態」若しくは「ワークフル状態」は、前工程や後工程との関係で一日に何度も発生する。したがって、コンベア上のワークの数をカウントするワークカウンタは一日に何度も補正され、途中で抜き取られたり増やされたりしても、コンベア上のワークの数をほぼ正確に把握することが可能となる。
また、(2)に記載する発明は、(1)に記載するストックコンベア上ワーク数検出方法において、コンベアが複数備えられる生産ラインに、ワークカウンタからデータを受け取り、ワークの数を表示する表示装置を備え、表示装置で、コンベアのストックするワークの数をリアルタイムで表示すので、表示装置によって各コンベア上にワークがいくつストックされているかを確認することが可能である。
表示装置に各コンベア上にストックされているワークの数が表示されていることで、例えば、ワークのストック数の少ないコンベアの後工程を止めて、設備の刃具交換等を行うことができる。
コンベアの前工程は、コンベアのストックが可能なうちは止める必要がないため、生産ラインをストップする時間を短縮することができ、ワークの生産性を向上させることが可能である。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、搬送コンベア10の模式図を示す。
搬送コンベア10は、前工程15と後工程16とを接続するストックコンベア20と、それらに配置される第1検出センサ31、第2検出センサ32、投入センサ33、待機センサ34からなる。
ストックコンベア20は、ローラコンベアやベルトコンベア等、どのような搬送方式のものでも構わないが、本実施形態ではローラコンベア方式を用いているものとする。このストックコンベア20で、前工程15から排出されたワーク11を後工程16に搬送することができる。
ワーク11はストックコンベア20と下面で接触して搬送され、押せ押せ状態で後工程16に運ばれる。ストックコンベア20の先端側には図示しないストッパが設けられているので、ワーク11が図示しないストッパに止められれば、ワーク11は次のワーク11に押されてストックコンベア20上に並ぶことになる。
ストックコンベア20上には、破線で示されたワーク11を7つまでストックすることが可能である。ワーク11は、金属製の部品であるものとする。
そして、搬送コンベア10上のワーク11は、第1検出センサ31、第2検出センサ32、投入センサ33、及び待機センサ34によって検出される。センサの種類は特に限定しないが、近接センサやリミットスイッチ、光電管など使用する環境によって使い分けるのが好ましい。本実施形態では、ワーク11が金属製であるため、検出には近接センサを用いている。
第1検出センサ31は、ストックコンベア20上にあるワーク11を検出するセンサであり、ストックコンベア20の先端に配置されている。第1検出センサ31がワーク11を検知している間はストックコンベア20上にワーク11がストックされていることを意味する。したがって、第1検出センサ31がワーク11を一定時間以上検出できない場合は、ワーク11はストックコンベア20上にストックされていないことを意味する。すなわち「ワーク無し状態」である。
第2検出センサ32は、ストックコンベア20上にあるワーク11を検出するセンサであり、ストックコンベア20の後部に配置されている。第2検出センサ32がワーク11を一定時間以上検知し続けることは、ストックコンベア20上にワーク11をこれ以上ストックできなくなっていることを意味する。すなわち「ワークフル状態」である。
こうした第1検出センサ31及び第2検出センサ32は、一般的なワーク搬送を行うストックコンベア20であれば、標準的に装備される。
投入センサ33及び待機センサ34は、それぞれ前工程15及び後工程16に設けられており、第1検出センサ31及び第2検出センサ32と同様にワーク11を検出可能である。
図2に、生産ライン50の状態を表すアンドン40の画面を示す。
アンドン40とは、生産ライン50の稼働状況を示す表示装置であり、作業者が生産ライン50の状態を把握するために用いられている。
アンドン40には、生産ライン50の大まかなレイアウトと、第1ストックコンベア21、第2ストックコンベア22、第3ストックコンベア23、及び第4ストックコンベア24にストックされているワーク11の数が表示されている。第1ストックコンベア21乃至第4ストックコンベア24の構成は、ほぼ図1に示されるストックコンベア20と同じである。ただし、前工程15及び後工程16の配置によって、ストックコンベア20の長さ及び形状が異なる。
この他に、そして、図示しないアンドン制御装置に接続されるアンドン40によって、生産ライン50の設備の稼働状況などが示されている。
本実施形態の生産ライン50はこのような構成であるので、以下に説明するような作用を示す。
図3に、搬送コンベア10のメインフローを示す。また、図4及び図5には、搬送コンベア10のサブルーチンフローを示す。以下に、その内容を説明する。
S1では、ワークカウンタのリセットを行う。ストックコンベア20を制御する図示しない制御盤にはアンドン40とデータリンクが形成されるシーケンサが備えられており、その内部でワーク11のカウントを行う。本実施形態のワークカウンタは最小値が0で最大値が7となる。そしてS2に移行する。
S2では、第1検出センサ31のチェックを行うサブルーチンを実行する。このサブルーチンについては図4を用いて後述する。そしてS3に移行する。
S3では、第2検出センサ32のチェックを行うサブルーチンを実行する。このサブルーチンについては図5を用いて後述する。そしてS4に移行する。
S4では、ストックコンベア20が処理を終了するかどうかを確認する。処理を終了するのであれば(S4:Yes)フローを終了し、処理を継続するのであれば(S4:No)、S1に移行する。
実質的にはS4で処理終了となるのは設備停止時であるため、第1検出センサ31及び第2検出センサ32のチェックを繰り返すことになる。
なお、ストックコンベア20の動作に関しては、さらにストックコンベア20の搬送停止等別の動作を必要とする場合もあるが、本実施形態では考慮していない。
次に、図4に示す第1検出センサ31のチェックを行うサブルーチンについて説明する。
S10では、第1検出センサ31がOFFしているかどうかをチェックする。第1検出センサ31がワーク11を検出している状態であれば(S10:No)、フローを終了し、メインフローに戻る。第1検出センサ31がワーク11を検出しない状態であれば(S10:Yes)、S11に移行する。
S11では、第1タイマーをリセットする。第1タイマーは、第1検出センサ31に連動するタイマーである。そしてS12に移行する。
S12では、第1タイマーのカウントを開始する。そして、S13に移行する。
S13では、第1タイマーの値が設定値を超えているかをチェックする。ここでの設定値は、「ワーク無し状態」を判断するための設定値であり、区別のために第1設定値と呼ぶことにする。第1タイマーの値が第1設定値を超えていれば(S13:Yes)、S16に移行する。第1タイマーの値が第1設定値を超えていなければ(S13:No)、S14に移行する。
第1タイマーは、S10で第1検出センサ31がワーク11を検出しない場合にS12でカウントを開始する。ここで、第1検出センサ31が検出するストックコンベア20上のワーク11の挙動は2つのパターンが考えられる。一つは、ストックコンベア20上にストックされているワーク11が無くて、第1検出センサ31がワーク11を検出できない状態が続くパターン。もう一つは、ストックコンベア20上にワーク11がストックされていて、ワーク11が後工程16に移動する際に、ワーク11と次のワーク11の間の隙間を検出するパターンである。
第1検出センサ31がワーク11を検出しない状態が続く場合は「ワーク無し状態」であると判断できる。第1タイマー及び第1設定値は、その閾値を決定するために備えられる。なお、第1設定値はストックコンベア20の速度などによって左右されるため、適宜選択されるべきである。
S14では、第1検出センサ31がONしたかどうかをチェックする。第1検出センサ31がワーク11を検出してONすれば(S14:Yes)、S15に移行する。ONしなければ(S14:No)、S13に移行する。
ここで、第1検出センサ31がワーク11を検出してONするということは、S13で第1タイマーの値が第1設定値以下であることが分かっているため、ストックコンベア20上にワーク11がストックされ、ワーク11が通過している状態であることを意味する。
S15では、ワークカウンタをカウントダウンする。そして、フローを終了しメインフローに戻る。S15を通るということは、ストックコンベア20にワーク11が1個以上ストックされていたため、ワーク11が第1検出センサ31の位置を通過し、ストックコンベア20上のストックが1つ減ったことを意味する。したがって、単純にワークカウンタをカウントダウンすればよい。
S16では、ワークカウンタをクリアする。そして、フローを終了しメインフローに戻る。S16を通るということは、ストックコンベア20が「ワーク無し状態」であることを意味する。「ワーク無し状態」の時に、ワークカウンタの数字は0であるべきである。したがって、ワークカウンタの値をクリアする。この際にワークカウンタの値が0でなければ、ワークカウンタの値は補正されることになる。
このように、図4で示される第1検出センサ31のセンサチェックを行い、「ワーク無し状態」であることを確認してワークカウンタの値をクリアしてやれば、ワークカウンタの値を「ワーク無し状態」のタイミングで補正可能となる。
次に、図5に示す第2検出センサ32のチェックを行うサブルーチンについて説明する。
S20では、第2検出センサ32がワーク11を検出したかどうかをチェックする。第2検出センサ32がワーク11を検出している状態であれば(S20:Yes)、S21に移行する。第2検出センサ32がワーク11を検出しなければ(S20:No)、フローを終了し、メインフローに戻る。
S21では、第2タイマーをリセットする。第2タイマーは、第2検出センサ32に連動するタイマーである。そしてS22に移行する。
S22では、第2タイマーのカウントを開始する。そしてS23に移行する。
S23では、第2タイマーの値が設定値を超えているかどうかをチェックする。ここでの設定値は、「ワークフル状態」を判断するための設定値であり、区別のために第2設定値と呼ぶことにする。第2タイマーの値が第2設定値を超えていれば(S23:Yes)、S26に移行する。第2タイマーの値が第2設定値を超えていなければ(S23:No)、S24に移行する。
第2タイマーは、S20で第2検出センサ32がワーク11を検出した場合にS22でカウントを開始する。ここで第2検出センサ32が検出するストックコンベア20上のワーク11の挙動は2つのパターンが考えられる。一つは、ストックコンベア20上のワーク11が満載で、第2検出センサ32はワーク11を検出し続けるパターン。もう一つは、ストックコンベア20上にワーク11が少なく、第2検出センサ32での検出位置をワーク11がすぐに通過するパターンである。
第2検出センサ32がワーク11を検知し続ける場合は「フルワーク状態」であると判断できる。第2タイマー及び第2設定値はその閾値を決定するために備えられる。なお、第2設定値はストックコンベア20の速度などに左右されるため、適宜選択されるべきである。
S24では、第2検出センサ32がOFFしたかどうかをチェックする。第2検出センサ32がワーク11を検出しなくなりOFFすれば(S24:Yes)、S25に移行する。OFFしなければ(S24:No)、S23に移行する。
ここで第2検出センサ32がワーク11を検出しなくなってOFFするということは、S23で第2タイマーの値が第2設定値以下であることが分かっているため、ストックコンベア20上にワーク11が満載でないことを意味する。
S25では、ワークカウンタをカウントアップする。そして、フローを終了しメインフローに戻る。S25を通るということは、ストックコンベア20にまだワーク11がストック可能であり、第2検出センサ32の位置をワーク11が通過し、ストックコンベア20にワーク11が1つ増えたことを意味する。したがって、単純にワークカウンタをカウントアップすればよい。
S26では、ワークカウンタの数値を補正する。そして、フローを終了しメインフローに戻る。S26を通るということは、ストックコンベア20が「ワークフル状態」であることを意味する。本実施形態のストックコンベア20は、最大ワーク数7個と設定しているため、「ワークフル状態」の時に、ワークカウンタの数字は7であるべきである。したがって、ワークカウンタの値を7とする。この際に、ワークカウンタの値が7でなければ、ワークカウンタの値は補正されることになる。
このように、図5で示される第2検出センサ32のセンサチェックを行い、「ワークフル状態」であることを確認してワークカウンタの値を補正してやれば、ワークカウンタの値を「ワークフル状態」のタイミングで補正可能となる。
このように、ストックコンベア20のワーク11はワークカウンタによって確認され、図4又は図5にしめすタイミングで補正される。そして、その数字は、リアルタイムで図2に示したようなアンドン40に表示されることになる。
したがって、第1ストックコンベア21、第2ストックコンベア22、第3ストックコンベア23、及び第4ストックコンベア24の上にあるワーク11の数はアンドン40に表示され、作業者がアンドン40を見ることで生産ライン50の作動状況を確認できる。
なお、アンドン40の一般的な機能である各ラインが稼働状況にあるか否かについても表示されていることはいうまでもない。
本実施形態の生産ライン50はこのような構成で、上記作用を示すので、以下に説明するような効果を奏する。
まず第1の効果として、ストックコンベア20上のワーク11の数が正確に把握できる点が挙げられる。
ワーク11を搬送するストックコンベア20と、ストックコンベア20上に備えられ「ワーク無し状態」を検出する第1検出センサ31と、「ワークフル状態」を検出する第2検出センサ32と、を備えるストックコンベア上ワーク数検出方法において、ワーク11の数をカウントするワークカウンタと、第1検出センサ31と連動して動く第1タイマーと、第2検出センサ32と連動して動く第2タイマーと、を備え、第1検出センサ31がワーク11を検出しなくなったことをトリガーに、第1タイマーが作動し、第1タイマーが第1設定値を越えた時点で、ワークカウンタのカウント数を0とし(S16で実施)、第2検出センサ32がワーク11を検出したことをトリガーに、第2タイマーが作動し、第2タイマーが第2設定値を超えた時点で、ワークカウンタのカウント数を規定値とするので(S26で実施)、ストックコンベア20上のワークの数を正確に把握することが可能となる。
基本的にはストックコンベア20上にストックされるワーク11は、前工程15から供給されて、後工程16に搬送される。しかしながら、ワーク11の不良品検出や、ワーク11のサンプリングなど、以外とワーク11が抜き取られるケースは少なくない。
また、ワーク11がストックコンベア20に戻されることもままある。
したがって、単純にワークカウンタをつかって、第1検出センサ31を通過したらカウントダウン、第2検出センサ32を通過したらカウントアップするだけでは、実際のストックコンベア20上にストックされるワーク11の数と、アンドン40に表示されるワークカウンタの数字が異なってくる。
しかし生産ライン50の効率化を考えるのであれば、ライン停止時間は最小限にとどめる必要がある。そこで、「ワーク無し状態」と「ワークフル状態」という2つの状態の際に、ワークカウンタを補正してやる。「ワーク無し状態」と「ワークフル状態」では、それぞれのワークの数は決まっている。
「ワーク無し状態」であれば、ストックコンベア20上にストックされるワーク11は無いはずである。
「ワークフル状態」であれば、ストックコンベア20上にストックされるワーク11の数は7であるはずである。
それぞれの状態の時には、ストックコンベア20にストックされるワーク11は決まっており、その数字に補正してやることで、ワークカウンタの数字は正しい数値を保持することが出来る。
なお、「ワークフル状態」と「ワーク無し状態」は、実際の生産ライン50では前工程と後工程との関係で、割と良く発生することが出願人によって確認されている。よって、ワークカウンタは定期的に補正され、アンドン40に表示される数字はほぼ正しい値を保ち、実際にストックされるワーク11の数と大きく差が出ることがない。
このような制御を行うことで、ストックコンベア20上のワーク11の数を、遠隔地にいても正しく把握することが可能となる。
また、第2の効果として、ストックコンベア20が複数備えられる生産ライン50に、ワークカウンタからデータを受け取り、ワーク11の数を表示するアンドン40を備え、アンドン40で、ストックコンベア20のストックするワーク11の数をリアルタイムで表示するので、遠隔地にいても生産ライン50の状態を把握することが可能である。
アンドン40は、もともと生産ライン50の稼働状態を知る手段として開発されてきた。これは、生産ライン50の生産性の向上を図るためである。異常が発生すれば生産ライン50を停止して異常箇所を即時に修正する。
こうすることで、ワーク11の不良を発生させないようにでき、結果的に生産ライン50の生産性を向上させることができる。
このアンドン40の機能を拡張するのが、本実施形態であり、アンドン40に第1ストックコンベア21乃至第4ストックコンベア24にストックされるワーク11の数が表示されていることで、ライン停止の時間を短くすることが可能となる。
生産ライン50を維持するにあたっては、ストックコンベア20の前工程又は後工程に設置されている加工機などのメンテナンスを定期的に行う必要がある。例えば、切削機などの刃具を使うような機械であれば、刃具交換等は必ず行わなければならない。
このように、生産ライン50を維持するために必要な作業で比較的短時間で終わる内容のものについては、生産ライン50を極力停止しないで行うことが望ましい。
アンドン40で第1ストックコンベア21乃至第4ストックコンベア24にストックされるワーク11の数が示されていれば、このような作業を行う目安として使用できる。
例えば、第1ストックコンベア21が「ワークフル状態」であれば、第1ストックコンベア21の前工程を止めて作業をしても、第1ストックコンベア21の後工程は、第1ストックコンベア21上にストックされているワーク11の数に後工程のタクトタイムを乗じた時間の間はワーク11の生産を継続することが可能である。後工程のタクトタイムが1分で、第1ストックコンベア21のワーク11ストック数が7個であれば、7分間は前工程を止める必要がない。
また、例えば、第3ストックコンベア23が「ワーク無し状態」であれば、第3ストックコンベア23の後工程を止めて作業をしても、第3ストックコンベア23の前工程は第3ストックコンベア23にストック可能なワーク11の数に前工程のタクトタイムを乗じた時間の間はワーク11の生産を継続することが可能である。
従来はこのような作業は、生産ライン50の内部を作業者が一通り見て回り、作業者が生産ライン50の状態を総合的に判断して、メンテナンスする部分を決定していた。これはベテラン作業者のノウハウであり、作業者の判断が適切であれば生産ライン50の生産性を低下させることがない。
本実施形態のアンドン40は、このような判断の助けになるものであり、少なくとも作業者が生産ライン50の状態を把握するために工場内を歩き回る時間を短縮することができる。その結果、生産ライン50の生産性をより一層高めることに貢献する。
また、第3の効果として、従来の生産ライン50に本実施形態の制御を追加しても、殆どコストがかからない点が挙げられる。
第1ストックコンベア21乃至第4ストックコンベア24に設置されているストックコンベア20には、従来から第1検出センサ31及び第2検出センサ32は大抵の場合用意されている。
これは、前工程15や後工程16の制御を行うために必要となるためである。そして、ストックコンベア20を制御するためにはシーケンサを備えた図示しない制御盤が用意されるのであり、タイマーやカウンタ機能は備えられている。そして図示しない制御盤とアンドン40の通信も行われている。
したがって、本実施形態のストックコンベア20上のワーク数をカウントする制御を行うプログラムを、アンドン40を制御する制御盤か、ストックコンベア20を制御する制御盤のシーケンサに組み込むことで実現が可能となる。つまり、プログラムを追加する工数だけで設備を加工したり、センサを追加したりといった作業は必要なくなる。
ストックコンベア20上にストックされるワーク11の数を検出する他の手法としては、前述したようにストックコンベア20にストック可能なワーク11と同数の検出センサを設ける方法が考えられる。
ワーク11の数の誤差を常に許さないのであれば、ストック可能なワーク11の数だけ検出センサを用意するメリットはある。しかし、生産ライン50の生産状況の概要を把握する用途であればそこまでワーク11の数を厳密に把握する必要はない。
そして、使用環境によっては高価な検出センサを用いているケースもある。また、ストックコンベア20上のワーク11をストックする数が多ければ、その分だけコストが増大するという問題もある。センサが増えればメンテの手間も増える。
したがって、本実施形態のストックコンベア20上のワーク11検出方法によれば、簡易な方法でストックコンベア20上のワーク11の数を把握できるため、コストメリットが高い。
以上、本実施形態に則して発明を説明したが、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより実施することもできる。
例えば、本実施形態の図3乃至図5で示したフローはあくまでも一つの例であり、適宜処理を追加したり順番を変更したりすることを妨げない。
また、図2に示すアンドン40の画面についても一例であるので、これに限定されるものではない。
本実施形態の、搬送コンベア10の模式図を示している。 本実施形態の、生産ライン50の状態を表すアンドン40の画面を示している。 本実施形態の、搬送コンベア10のメインフローを示している。 本実施形態の、第1検出センサ31のチェックを行うサブルーチンを示している。 本実施形態の、第2検出センサ32のチェックを行うサブルーチンを示している。
符号の説明
10 搬送コンベア
11 ワーク
15 前工程
16 後工程
20 ストックコンベア
21 第1ストックコンベア
22 第2ストックコンベア
23 第3ストックコンベア
24 第4ストックコンベア
31 第1検出センサ
32 第2検出センサ
33 投入センサ
34 待機センサ
40 アンドン
50 生産ライン



Claims (2)

  1. ワークを搬送するコンベアと、前記コンベア上に備えられワーク無し状態を検出する第1検出センサと、ワークフル状態を検出する第2検出センサと、を備えるストックコンベア上ワーク数検出方法において、
    前記ワークの数をカウントするワークカウンタと、
    前記第1検出センサと連動して動く第1タイマーと、
    前記第2検出センサと連動して動く第2タイマーと、を備え、
    前記第1検出センサが前記ワークを検出しなくなったことをトリガーに、前記第1タイマーが作動し、前記第1タイマーが規定時間を越えた時点で、前記ワークカウンタのカウント数を0とし、
    前記第2検出センサが前記ワークを検出したことをトリガーに、前記第2タイマーが作動し、前記第2タイマーが規定時間を超えた時点で、前記ワークカウンタのカウント数を規定値とすることを特徴とするストックコンベア上ワーク数検出方法。
  2. 請求項1に記載するストックコンベア上ワーク数検出方法において、
    前記コンベアが複数備えられる生産ラインに、前記ワークカウンタからデータを受け取り、前記ワークの数を表示する表示装置を備え、
    前記表示装置で、前記コンベアのストックする前記ワークの数をリアルタイムで表示することを特徴とするストックコンベア上ワーク数検出方法。
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