JP2009061977A - 操舵装置 - Google Patents

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裕一 小野田
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Abstract

【課題】中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができると共に、スラローム走行の場合の減速比の非線形感を低減することができる操舵装置を提供すること。
【解決手段】操舵ハンドル11の中立位置付近では操舵ハンドル11の操舵量Mに対する車輪の転舵量Rの減速比dM/dRを大きくする操舵特性付与機構20と、操舵ハンドル11の操舵を操舵方向へアシストするためのアシスト力を出力するパワーステアリング機構30と、を有する操舵装置において、操舵ハンドル11の操舵状態が、切り戻し状態から切り込み状態に移行する過程のスラローム状態であるか否か判定するスラローム判定手段44と、スラローム判定手段44により操舵状態がスラローム状態であると判定されると、パワーステアリング機構30により出力されるアシスト力を増加する第1のアシスト力制御手段45と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、操舵ハンドルの操舵に応じて車輪を転舵する操舵装置に関し、特に操舵ハンドルの中立位置付近では、中立位置付近以外と比較して、操舵ハンドルの操舵量に対する車輪の転舵量の減速比を大きくする操舵特性付与機構を有する操舵装置に関する。
従来から、操舵ハンドルの操舵に応じて車輪を転舵する操舵装置において、操舵ハンドルの中立位置付近では、中立位置付近以外と比較して、操舵ハンドルの操舵量Mに対する車輪の転舵量Rの減速比dM/dRを大きくする操舵特性付与機構を有する操舵装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の構成の操舵装置は、例えば、図2に示すように、操舵ハンドル(図示せず)と共に回転するハンドル軸(図示せず)に連結される入力軸13と、車輪転舵機構(図示せず)を介して車輪を転舵する出力軸14と、入力軸13と出力軸14とを連結する操舵特性付与機構20を備える。この操舵特性付与機構20は、入力軸13に連結された回転部材21と、出力軸14に連結された突起22とを備える。入力軸13と出力軸14とは、互いに平行に所定距離Aだけ偏心して設置され、突起22と出力軸14とは、互いに平行に所定距離B(所定距離Bは所定距離Aより大きい)だけ偏心して設置されている。回転部材21は、突起22と対向する面にカム溝23を備え、カム溝23で突起22を摺動可能に係合している。
操舵ハンドル(図示せず)の操舵に応じて、カム溝23を端面に有する回転部材21が自らの軸01周りに角度αだけ回転すると、カム溝23に係合した突起22は、カム溝23に沿って径方向外側へ摺動しつつ、出力軸14を自らの軸02周りに角度θだけ回転させる。このため、入力軸13の回転角αに対する出力軸14の回転角θの減速比(dα/dθ)は、図3に示すように、中立位置付近では大きく、中立位置付近以外では、小さくなる。したがって、上記従来の構成の操舵装置は、操舵ハンドルの操舵量Mに対する車輪の転舵量Rの減速比dM/dRを中立位置付近で大きく、中立位置付近以外で小さくすることができ、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができる。
特開平5−178222号公報
上記従来の構成の操舵装置では、中立位置付近において、操舵ハンドルの操舵量Mに対する車輪の転舵量Rの減速比dM/dRが大きくなっている。このため、操舵ハンドルの中立位置付近では、中立位置付近以外の場合と比較して、車輪が緩やかに転舵される。
左又は右方向から右又は左方向へ連続するカーブを走行するスラローム走行の場合、一方向のカーブを走行するカーブ走行の場合と異なり、操舵ハンドルは減速比の大きい中立位置を超えて操舵される。このため、スラローム走行の場合、カーブ走行の場合と比較して、中立位置付近での操舵時間が長くなり、減速比の非線形感を強く感じさせる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができると共に、スラローム走行の場合の減速比の非線形感を低減することができる操舵装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、第1の発明は、操舵ハンドルの中立位置付近では前記操舵ハンドルの操舵量に対する車輪の転舵量の減速比を大きくする操舵特性付与機構と、前記操舵ハンドルの操舵を操舵方向へアシストするためのアシスト力を出力するパワーステアリング機構と、を有する操舵装置において、
前記操舵ハンドルの操舵状態が、切り戻し状態から切り込み状態に移行する過程のスラローム状態であるか否か判定するスラローム判定手段と、
前記スラローム判定手段により前記操舵状態が前記スラローム状態であると判定されると、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する第1のアシスト力制御手段と、
を備える。
また、第2の発明は、第1の発明に係る操舵装置において、前記操舵ハンドルの操舵速度を検知する操舵速度検知手段を更に備え、
前記第1のアシスト力制御手段は、前記スラローム判定手段により前記操舵状態が前記スラローム状態であると判定されると、前記操舵速度検知手段により検知された前記操舵速度の絶対値が大きい場合、前記操舵速度の絶対値が小さい場合と比較して、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明に係る操舵装置において、前記操舵ハンドルの操舵位置を検知する操舵位置検知手段を更に備え、
前記第1のアシスト力制御手段は、前記スラローム判定手段により前記操舵状態が前記スラローム状態であると判定されると、前記操舵位置検知手段により検知された前記操舵位置が中立位置付近である場合、中立位置付近以外である場合と比較して、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する。
また、第4の発明は、操舵ハンドルの中立位置付近では前記操舵ハンドルの操舵量に対する車輪の転舵量の減速比を大きくする操舵特性付与機構と、前記操舵ハンドルの操舵を操舵方向へアシストするためのアシスト力を出力するパワーステアリグ機構と、を有する操舵装置において、
前記操舵ハンドルの操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であるか否か判定する操舵状態判定手段と、
前記操舵ハンドルの操舵位置を検知する操舵位置検知手段と、
前記操舵ハンドルの操舵速度を検知する操舵速度検知手段と、
前記操舵状態判定手段により操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であると判定されると、前記操舵速度検知手段により検知された前記操舵速度の絶対値が大きいほど、前記操舵位置検知手段により検知された前記操舵位置が中立位置に近いほど、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する第2のアシスト力制御手段と、
を備える。
第1〜第3の発明によれば、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができると共に、操舵ハンドルの操舵状態がスラローム状態であることを判定すると、パワーステアリング機構により出力されるアシスト力を増加することにより、減速比の大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、スラローム走行の場合の減速比の非線形感を低減することができる。
第4の発明によれば、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができると共に、操舵状態がスラローム状態であるか否か判定することなく、操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態あることを判定すると、操舵位置が中立位置に近づくほど、操舵速度の絶対値が大きくなるほど、パワーステアリング機構により出力されるアシスト力を増加することにより、減速比の大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、スラローム走行の場合の減速比の非線形感を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の操舵装置の構成の一実施例を示した図である。操舵装置は、図1に示すように、操舵ハンドル11と、操舵ハンドル11と共に回転するハンドル軸12に連結された入力軸13と、操舵特性付与機構20を介して入力軸13に連結された出力軸14と、出力軸14の端部に形成されたピニオン15a、及びピニオン15aに噛合するラック15bからなるラック&ピニオン機構15と、ラック15bを略中央に備えるラックバー16と、ラックバー16の左右の両端部と左右の前輪17a、17bとをそれぞれ連結する左右一対の操舵リンク18a、18bと、操舵ハンドル11の操舵を操舵方向にアシストするためのアシスト力を出力するパワーステアリング機構30とを備える。
操舵ハンドル11の操舵に応じて、入力軸13が自らの軸01周りに回転すると、操舵特性付与機構20を介して出力軸14が自らの軸02周りに回転する。出力軸14の回転力は、ラック&ピニオン機構15により直線方向の力に変換され、ラックバー16を車幅方向に駆動する。このラックバー16の動作により、操舵リンク18a、18bを介して、左右の前輪17a、17bが転舵される。このようにして、操舵ハンドル11の操舵に応じて、左右の前輪17a、17bが転舵され、車両の進行方向が決まる。
操舵特性付与機構20は、図2に示すように、入力軸13に同軸的に連結された回転部材21と、出力軸14に連結された突起22とを備える。入力軸13と出力軸14とは所定距離Aだけ偏心して設けられ、突起22と出力軸14とは、所定距離B(所定距離Aより大きい)だけ偏心して設けられている。回転部材21は、その端面に直径方向に延設されたカム溝23を有し、カム溝23で突起22を摺動可能に係合している。
操舵ハンドル11の操舵に応じて、カム溝23を端面に有する回転部材21が回転すると、カム溝23に係合した突起22は、カム溝23に沿って径方向へ摺動しつつ、出力軸14を自らの軸02周りに回転させる。このため、入力軸13の回転角αに対する出力軸14の回転角θの減速比(dα/dθ)は、図3に示すように、中立位置付近で大きくなり、中立位置付近以外で小さくなっている。したがって、操舵ハンドルの操舵量Mに対する車輪の転舵量Rの減速比dM/dRを中立位置付近で大きく、中立位置付近以外で小さくすることができ、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができる。尚、所定距離Aと所定距離Bとの比を変更することにより、減速比を変更することができる。
パワーステアリング機構30は、図1に示すように、電動モータ31と、操舵ハンドル11の操舵により入力軸13に加わる操舵トルクThを検知するトルクセンサ32と、操舵トルクThに応じて電動モータ31の回転トルクを制御するECU33とを備える。
電動モータ31は、オルタネータ等の電源(図示せず)から電力を供給され、回転トルクを出力する。電動モータ31の回転トルクは、操舵ハンドル11の操舵を操舵方向にアシストするためのアシストトルクTaとして入力軸13に伝達される。
トルクセンサ32は、例えば、トーションバー19のねじれによるハンドル軸12と入力軸13との角度差に応じた電気信号を出力するホール素子からなる。
図4は、ECU33及びその周辺部品の構成の一例を示した機能ブロック図である。本実施例のECU33は、トルクセンサ32から出力された電気信号に基づき操舵トルクThを算出する操舵トルク算出部41と、操舵トルク算出部41により算出された操舵トルクThに応じて電動モータ31を制御する電動モータ制御部42と、操舵ハンドル11の操舵角M等を算出する操舵角算出部43と、操舵角算出部43で算出された操舵角M等に基づき操舵状態が切り戻し状態から切り込み状態へ移行する過程のスラローム状態であるか否か判定するスラローム判定部(スラローム判定手段)44と、スラローム判定部44により操舵状態がスラローム状態であると判定されると、電動モータ制御部42で算出される目標アシストトルクTaを増加するアシスト力制御部(第1のアシスト力制御手段)45と、備える。
ECU33は、マイクロコンピュータによって構成されており、例えば、CPU、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、時間を計測するタイマ、演算等の処理の回数を計測するカウンタ、入力インターフェイス、及び出力インターフェイス等を有する。このECU33には、トルクセンサ32、電動モータ31への供給電力を制御する電力制御ECU51、操舵ハンドル11の操舵角に応じた電気信号を出力する操舵角センサ52が接続されている。
操舵トルク算出部41は、トルクセンサ32から出力された電気信号に基づき、トーションバー19のねじれによるハンドル軸12と入力軸13との角度差を算出し、操舵トルクThの大きさ、及び方向を算出する。
電動モータ制御部42は、操舵トルク算出部41により算出された操舵トルクThの大きさ及び方向に応じて、目標のアシストトルクTaの大きさ及び方向を算出する。また、電動モータ制御部42は、目標アシストトルクTaに応じた電力を電動モータ31に供給する指示信号を電力制御ECU51に送信する。電動モータ31への供給電力を大きくすることで、電動モータ31の回転トルクを大きくすることができる。また、電動モータ31への供給電流の向きを逆転することで、電動モータ31の回転方向を逆転することができる。
操舵角算出部43は、操舵角センサ52により出力された電気信号に基づき、操舵ハンドル11の操舵角Mを算出する。また、操舵角算出部43は、必要に応じて、操舵角Mを時間微分することで操舵角速度dM/dtを、角速度dM/dtを時間微分することで操舵角加速度dM/dtを算出してよい。尚、操舵角センサ52は、例えば、ホール効果により、ハンドル軸12と共に回転する永久磁石の磁束に応じた電気信号を出力するホール素子からなる。
スラローム判定部44は、操舵ハンドル11の操舵角M、操舵角速度dM/dt、操舵角加速度dM/dt等に基づき、操舵ハンドル11の操舵状態が切り戻し状態から切り込み状態に移行する過程のスラローム状態であるか否か判定する。スラローム状態であるか否かの判定の詳細については、後述する(図5、7参照)。
アシスト力制御部45は、スラローム判定部44により操舵状態がスラローム状態であると判定された場合、電動モータ制御部42により算出される目標アシストトルクTaを増加する。電動モータ制御部42は、増加後の目標アシストトルクTaに応じた電力を電動モータ31へ供給する指示信号を電力制御ECU51に送信する。目標アシストトルクTaの増加の詳細については、後述する(図5、7参照)。
ここで、ECU33が実行する処理の一例について図5のフローチャートを参照して説明する。
ECU33は、図5のS11において、操舵角Mと操舵角速度dM/dtとの積M・dM/dtが負か否かチェックする。尚、操舵角Mは、中立位置(直進状態)から右方向(右旋回状態)を正とし、左方向(左旋回状態)を負とする。
上記S11において、M・dM/dtが負である場合(S11、Yes)、操舵ハンドル11の操舵状態は切り戻し状態であるため、S12に進む。続いて、S12において、操舵角Mの絶対値が閾値D1未満か否かチェックする。S12において、操舵角Mの絶対値が閾値D1未満の場合(S12、Yes)、中立位置付近であるため、S13に進む。続いて、S13において、操舵角速度dM/dtの絶対値が閾値D2以上か否かチェックする。尚、閾値D1、閾値D2は、例えば、60°、20°/sにそれぞれ設定される。
上記S13において、操舵角速度dM/dtの絶対値が閾値D2以上の場合(S13、Yes)、操舵ハンドル11は、中立位置へ向けて切り戻し操舵されつつあり、中立位置付近であるにもかかわらず、素早く切り戻し操舵されているので、S14に進み、操舵状態がスラローム状態であることを判定する。
尚、上記S11において、M・dM/dtが負でない場合(S11、No)、上記S12において、操舵角Mの絶対値が閾値D1以上の場合(S12、No)、上記S13において、操舵角速度dM/dtの絶対値が閾値D2未満の場合(S13、No)、S18に進み、操舵状態がスラローム状態でないことを判定し、今回の処理を終了する。
続いて、S15では、以下の数式1に基づき、目標のアシストトルクTaを算出する。尚、数式1において、Ta0は、操舵状態がスラローム状態でないことを判定した場合の目標のアシストトルクで、K1、K2は正の比例定数である。
Figure 2009061977
数式1において、操舵位置(操舵角M)が減速比dM/dRの大きい中立位置(M=0°)付近に近づくほど、目標のアシストトルクTaが増加される。このように、減速比dM/dRに応じて、目標アシストトルクTaを増加することにより、減速比dM/dRの大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、減速比dM/dRの非線形感を低減することができ、スムースな操舵感を与えることができる。
また、数式1において、操舵角速度dM/dtの絶対値が大きくなるほど、目標のアシストトルクTaが増加される。このように、操舵ハンドル11が素早く操舵されるほど、目標アシストトルクTaを増加することにより、道路の曲率半径の小さいスラローム走行の場合であっても、減速比の大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、減速比の非線形感を低減することができ、スムースな操舵感を与えることができる。
続いて、S16では、M・dM/dtが負か否かチェックする。S16で、M・dM/dtが負の場合(S16、Yes)、操舵状態は切り戻し状態のままであるので、上記S14に戻り、操舵状態がスラローム状態のままであることを判定し、S15以降の処理を行う。
また、上記S16において、M・dM/dtが負でない場合(S16、No)、操舵状態は、切り戻し状態から移行した切り込み状態か、保舵状態であるので、S17に進み、目標のアシストトルクTaとTa0との差DTaが閾値D3以下か否かチェックする。S17で、DTaが閾値D3超の場合(S17、Yes)、操舵位置(操舵角M)が中立位置(M=0°)に近く、且つ操舵角速度dM/dtが十分速いので、上記S14に戻り、操舵状態がスラローム状態のままであることを判定し、S15以降の処理を行う。尚、閾値D3は、例えば、0に設定される。
また、上記S17において、DTaが閾値D3以下の場合(S17、No)、操舵角Mが中立位置(0°)から遠いか、操舵角速度dM/dtが十分遅いので、S18に進み、操舵状態がスラローム状態でないことを判定する。続いて、S19に進み、アシストトルクTaの増加を解除し、今回の処理を終了する。
図6は、操舵トルクThと操舵角Mとの関係の一例を示した図である。尚、図6において、実線で示される状態が非スラローム状態の場合の状態であり、2点鎖線で示される状態がスラローム状態の場合の状態である。尚、操舵トルクThは、中立位置(直進状態)から右方向(右旋回状態)を正とし、左方向(左旋回状態)を負とする。
ここで、操舵ハンドル11の操舵に必要な操舵トルクThは、近似的に以下の数式2で表現される。尚、数式2において、Trは、操舵ハンドル11の操舵により路面から入力軸13へ加わる反力トルクと、操舵装置の各構成要素間の摩擦抵抗による反力トルクとの和である。
Figure 2009061977
操舵ハンドル11の操舵は、数式2に示すように、反力トルクTrに抗しつつ行われ、アシストトルクTaによりアシストされている。
まずは、非スラローム状態の場合として、閾値D2より遅い操舵角速度dM/dtで(S13、No)、操舵ハンドル11を操舵位置P1から、P2、P3、P4を経て中立位置Oへ緩やかに切り戻す場合について説明する。操舵ハンドル11を操舵位置P1から切り戻し操舵すると、アシストトルクTaが反力トルクTrを上回るため、操舵ハンドル11から手を離した場合であっても、P3までは徐々に切り戻し操舵される。しかし、操舵位置P3を超えると、アシストトルクTaが反力トルクTrを下回るため、操舵ハンドル11は徐々に重くなる。
次に、スラローム状態の場合として、閾値D2の操舵角速度dM/dtで(S13、Yes)、操舵ハンドル11を操舵位置P1からP2、Q3へ素早く切り戻し(S11、Yes)、Q3からQ4、P5を経てP6まで素早く切り込む場合について説明する。操舵位置P1からP2までは、操舵角Mが閾値D1以上であり(S12、No)、スラローム状態でないと判定され(S18)、非スラローム状態と同じ状態を示す。操舵位置P2を超えると、操舵角MがD1より小さくなり(S12、Yes)、スラローム状態であると判定され(S14)、目標アシストトルクTaが増加され(S15)、操舵ハンドル11が軽くなる。このため、操舵ハンドル11を素早く操舵することができ、操舵時間を短縮することができる。操舵位置がQ3を超え(S16、No)、P5(操舵角M=−D1)を超えると、DTaが閾値D3(D3=0)になり(S17、No)、スラローム状態でないと判定されるため(S18)、目標アシストトルクTaの増加は解除される(S19)。
このように、本実施例の操舵装置は、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができると共に、操舵ハンドルの操舵状態がスラローム状態であることを判定すると、パワーステアリング機構により出力されるアシスト力を増加することにより、減速比の大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、スラローム走行の場合の減速比の非線形感を低減することができる。
図7は、ECU33が実行する処理の別の例について示したフローチャートである。図7に示す処理では、図5に示す処理と異なり、操舵角Mの絶対値の閾値D1と、操舵角速度dM/dtの絶対値の閾値D2とが互いに関連づけられている。以下、図7に示すECU33が実行する処理について説明するが、図5に示す処理と同一の処理については、同一の符号を付して、説明を省略する。
上記S11において、M・dM/dtが負である場合(S11、Yes)、操舵状態は切り戻し状態であるため、S21に進む。続いて、S21において、操舵角Mと操舵角速度dM/dtとの比dM/dt/Mの絶対値が閾値D4以上か否かチェックする。
上記S21において、dM/dt/Mの絶対値が閾値D4以上の場合(S21、Yes)、中立位置へ向けて切り戻し操舵されつつあり、中立位置付近であるにもかかわらず、素早く切り戻し操舵されているので、S14に進み、操舵状態が切り戻し状態から切り込み状態に移行する過程のスラローム状態であることを判定する。
尚、上記S11において、M・dM/dtが負でない場合(S11、No)、上記S21において、dM/dt/Mの絶対値が閾値D4未満の場合(S21、No)、S18に進み、操舵状態がスラローム状態でないことを判定し、今回の処理を終了する。
続いて、S22では、以下の数式3に基づき、目標のアシストトルクTaを算出する。尚、数式3において、D5は正の閾値、K3は正の比例定数である。
Figure 2009061977
数式3において、操舵位置(操舵角M)が減速比dM/dRの大きい中立位置(M=0°)付近に近づくほど、目標のアシストトルクTaが増加される。このように、減速比dM/dRに応じて、目標アシストトルクTaを増加することにより、減速比dM/dRの大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、減速比dM/dRの非線形感を低減することができ、スムースな操舵感を与えることができる。
また、数式3において、操舵角速度dM/dtの絶対値が大きくなるほど、目標のアシストトルクTaが増加される。このように、操舵ハンドル11が素早く操舵されるほど、目標アシストトルクTaを増加することにより、道路の曲率半径の小さいスラローム走行の場合であっても、減速比の大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができ、減速比の非線形感を低減することができ、スムースな操舵感を与えることができる。
尚、S16以降の処理は、図5に示す処理と同一であるので、説明を省略する。また、操舵トルクThと操舵角Mとの関係は、図6と略同一であるので説明を省略する。
図8は、ECU33及びその周辺部品の構成の別の例を示した機能ブロック図である。図8に示すECU33は、図4に示したECU33と異なり、スラローム判定部(スラローム判定手段)44を備えていない。ECU33は、スラローム判定部44の代わりに、操舵角算出部43で算出された操舵角M等に基づき操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であるか否か判定する操舵状態判定部(操舵状態判定手段)46を備える。
アシスト力制御部(第2のアシスト力制御手段)47は、操舵状態判定部46により操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であると判定されると、操舵角算出部43で算出された操舵角Mが中立位置に近づくほど、操舵角速度dM/dtの絶対値が大きくなるほど、電動モータ制御部42により算出される目標アシストトルクTaを増加する。電動モータ制御部42は、増加後の目標アシストトルクTaに応じた電力を電動モータ31へ供給する指示信号を電力制御ECU51に送信する。目標アシストトルクTaの増加の詳細については、後述する(図9参照)。
図9は、ECU33が実行する処理の別の例について示したフローチャートである。図9に示す処理では、図5、図7に示す処理と異なり、操舵状態がスラローム状態であるか否か判定しない。以下、図9に示すECU33が実行する処理について説明するが、図5、図7に示す処理と同一の処理については、同一の符号を付して、説明を省略する。また、操舵トルクThと操舵角Mとの関係は、図6と略同一であるので説明を省略する。
ECU33は、図9のS11において、M・dM/dtが負か否かチェックする。S11において、M・dM/dtが負の場合(S11、Yes)、操舵状態は切り戻し状態であるため、S31に進み、以下の数式4に基づき、操舵角速度dM/dtの絶対値に依存する変数K4を算出する。
Figure 2009061977
数式4において、変数K4は、操舵角速度dM/dtの絶対値が大きくなるほど増加し、操舵角速度dM/dtの絶対値が閾値D2未満になると0になる。尚、閾値D2は、例えば、20°/sに設定される。
続いて、S32では、以下の数式5に基づき、操舵角Mの絶対値に依存する変数K5を算出する。
Figure 2009061977
数式5において、変数K5は、操舵角Mの絶対値が小さくなるほど増加し、操舵角Mの絶対値が閾値D1超えると0になる。尚、閾値D1は例えば、60°に設定される。
続いて、S33では、以下の数式6に基づき、目標のアシストトルクTaを算出する。
Figure 2009061977
数式6において、操舵位置(操舵角M)が中立位置(M=0°)に近づくほど、操舵速度dM/dtが速くなるほど、目標のアシストトルクTaが増加される。
続いて、S16では、M・dM/dtが負か否かチェックする。S16で、M・dM/dtが負である場合(S16、Yes)、操舵状態は切り戻し状態のままであるので、上記S31に戻り、S31以降の処理を続行する。
また、上記S16において、M・dM/dtが負でない場合(S16、No)操舵状態は、切り戻し状態から移行した切り込み状態か、保舵状態であるので、S34に進み、変数K4と変数K5との積K4・K5が0であるか否かチェックする。
上記S34において、K4・K5が0でない場合(S17、Yes)、操舵角Mが中立位置(0°)に近く、操舵角速度dM/dtが十分速いので、上記S31に戻り、S31以降の処理を続行する。
また、上記S34において、K4・K5が0である場合(S17、No)、操舵角Mが中立位置(0°)から遠いか、操舵角速度dM/dtが十分遅いので、目標アシストトルクTaの増加を解除し(S19)、今回の処理を終了する。
このように、本実施例の操舵装置は、操舵状態がスラローム状態であるか否か判定することなく、操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であることを判定すると、操舵位置が中立位置に近づくほど、操舵速度の絶対値が大きくなるほど、パワーステアリング機構30により出力されるアシスト力を増加することにより、減速比の大きい中立位置付近での操舵時間を短縮することができる。
このため、中立位置付近において切り込みすぎの感を与えることなく、中立位置付近以外では十分な切り込み感を与えることができると共に、操舵状態がスラローム状態であるか否か判定することなく、スラローム走行の場合の減速比の非線形感を低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施例の電動モータ制御部42は、操舵トルクThに応じた目標アシストトルクTaを算出するとしたが、操舵トルクThに加えて、車速に応じた目標アシストトルクTaを算出してよい。例えば、高速走行では、目標アシストトルクTaを低下することにより、操舵ハンドル11を重くし、安定走行を実現することができる。この場合、ECU33には、車速に応じた電気信号を出力する車速センサが接続される。
また、本実施例のスラローム判定部44は、操舵角M、操舵角速度dM/dtに基づき、操舵状態がスラローム状態であるか否か判定したが、操舵角M、操舵角速度dM/dtと共に操舵角加速度dM/dtを用いて判定してもよい。具体的には、例えば、M・dM/dtが負であって、且つ操舵角Mの絶対値が閾値D1未満であって、且つM・dM/dtが負の場合、中立位置へ切り戻し操舵されつつあり、中立位置付近であるにもかかわらず、操舵速度dM/dtを速めつつあるので、切り戻し状態から切り込み状態に移行する過程のスラローム状態であると判定する。
また、本実施例のアシスト力制御部45では、数式1に示すように、操舵位置(操舵角M)が中立位置(M=0°)に近づくほど、操舵速度dM/dtが速くなるほど、目標アシストトルクTaが増加される設定としたが、スラローム判定部44によりスラローム状態か否か判定する限り、例えば、操舵位置(操舵角M)が中立位置(M=0°)に近づくほど、目標アシストトルクTaが増加される設定としても良く、或いは、操舵速度dM/dtが速くなるほど、目標アシストトルクTaが増加する設定としても良い。
また、本実施例の操舵特性付与機構20には、入力軸13と出力軸14とを所定距離Aだけ偏心して設け、突起22と出力軸14とを所定距離B(所定距離Aより大きい)だけ偏心して設けた偏心カム機構を用いたが、操舵ハンドルの操舵量Mに対する車輪の転舵量Rの減速比dM/dRを中立位置付近で大きく、中立位置付近以外で小さくすることができる限り、その機構に制限はなく、例えば、遊星歯車機構を用いても良い。
本発明の操舵装置の構成の一実施例を示した図である。 操舵特性付与機構20の構成の一例を示した断面図である。 入力軸13の回転角αと出力軸14の回転角θとの関係を示した図である。 ECU33及びその周辺部品の構成の一例を示した機能ブロック図である。 ECU33が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 操舵トルクThと操舵角Mとの関係の一例を示した図である。 ECU33が実行する処理の別の例について示したフローチャートである。 ECU33及びその周辺部品の構成の別の例を示した機能ブロック図である。 ECU33が実行する処理の別の例について示したフローチャートである。
符号の説明
11 操舵ハンドル
20 操舵特性付与機構
30 パワーステアリング機構
43 操舵角算出部(操舵角検知手段、操舵角速度検知手段)
44 スラローム判定部(スラローム判定手段)
45 アシスト力制御部(第1のアシスト力制御手段)
46 操舵状態判定部(操舵状態判定手段)
47 アシスト力制御部(第2のアシスト力制御手段)

Claims (4)

  1. 操舵ハンドルの中立位置付近では前記操舵ハンドルの操舵量に対する車輪の転舵量の減速比を大きくする操舵特性付与機構と、前記操舵ハンドルの操舵を操舵方向へアシストするためのアシスト力を出力するパワーステアリング機構と、を有する操舵装置において、
    前記操舵ハンドルの操舵状態が、切り戻し状態から切り込み状態に移行する過程のスラローム状態であるか否か判定するスラローム判定手段と、
    前記スラローム判定手段により前記操舵状態が前記スラローム状態であると判定されると、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する第1のアシスト力制御手段と、
    を備える操舵装置。
  2. 前記操舵ハンドルの操舵速度を検知する操舵速度検知手段を更に備え、
    前記第1のアシスト力制御手段は、前記スラローム判定手段により前記操舵状態が前記スラローム状態であると判定されると、前記操舵速度検知手段により検知された前記操舵速度の絶対値が大きい場合、前記操舵速度の絶対値が小さい場合と比較して、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する請求項1に記載の操舵装置。
  3. 前記操舵ハンドルの操舵位置を検知する操舵位置検知手段を更に備え、
    前記第1のアシスト力制御手段は、前記スラローム判定手段により前記操舵状態が前記スラローム状態であると判定されると、前記操舵位置検知手段により検知された前記操舵位置が中立位置付近である場合、中立位置付近以外である場合と比較して、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する請求項1又は2に記載の操舵装置。
  4. 操舵ハンドルの中立位置付近では前記操舵ハンドルの操舵量に対する車輪の転舵量の減速比を大きくする操舵特性付与機構と、前記操舵ハンドルの操舵を操舵方向へアシストするためのアシスト力を出力するパワーステアリグ機構と、を有する操舵装置において、
    前記操舵ハンドルの操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であるか否か判定する操舵状態判定手段と、
    前記操舵ハンドルの操舵位置を検知する操舵位置検知手段と、
    前記操舵ハンドルの操舵速度を検知する操舵速度検知手段と、
    前記操舵状態判定手段により操舵状態が切り戻し状態、又は切り戻し状態から移行した切り込み状態であると判定されると、前記操舵速度検知手段により検知された前記操舵速度の絶対値が大きいほど、前記操舵位置検知手段により検知された前記操舵位置が中立位置に近いほど、前記パワーステアリング機構により出力される前記アシスト力を増加する第2のアシスト力制御手段と、
    を備える操舵装置。
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