JP2009061635A - 基板の接合方法、流体噴射ヘッドの製造方法及び流体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラスエポキシからなる第1基板上に設けられた第1電極と、可撓性を有する第2基板上に設けられた第2電極とを接続するように前記第1基板と前記第2基板とを接合する基板の接合方法であって、前記第1電極と前記第2電極との間にハンダ部を配置し、前記ハンダ部にレーザ光を照射して前記ハンダ部を溶解することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明によれば、ハンダ部にレーザ光を照射する際には、第1電極と第2電極とでハンダ部を挟持することとしたので、ハンダを溶解させたときに第1電極と第2電極とを確実に接続させることができる。
本発明によれば、第1基板及び第2基板のうち少なくとも一方がレーザ光を透過させることが可能であり、レーザ光は当該レーザ光を透過可能な基板を透過させてハンダ部に照射するので、容易にハンダ部を溶解させることができる。
本発明によれば、第1電極及び第2電極はそれぞれ複数配列されており、ハンダ部は第1電極と第2電極との間にそれぞれ挟持させ、レーザ光はそれぞれのハンダ部に対して第1電極及び第2電極の配列方向に順に照射することとしたので、第1電極及び第2電極が複数設けられる場合であっても容易にハンダ部を溶解させることができる。
本発明によれば、第1電極及び第2電極の熱容量に応じて、レーザ光の照射時間を変更しながら照射することとしたので、ハンダ部の焦げ付きを防ぐことができる。
本発明によれば、第1電極及び第2電極の熱容量に応じて、レーザ光の照射強度を変更しながら照射することとしたので、ハンダ部の焦げ付きを防ぐことができる。
本発明によれば、第1電極及び第2電極はそれぞれ複数配列されており、ハンダ部は第1電極と第2電極との間にそれぞれ挟持させ、複数のハンダ部に対して同時にレーザ光が照射されるようにレーザ光を分岐させることとしたので、ハンダ部を溶解させるのに要する時間を短くすることができる。
本発明によれば、レーザ光はハンダ部が配置される領域よりも広い領域を照射することとしたので、ハンダ部の位置にバラつきがあってもハンダ部を照射することができ、ハンダ部を確実に溶解させることができる。
本発明によれば、第1電極と第2電極との間の接続感度を向上させることができ、コストを抑えることが可能な基板の接合方法によって基板を接合させることとしたので、流体噴射ヘッド全体の製造コストを抑えることができる。
本発明によれば、製造コストを抑えることができる製造方法によって流体噴射装置を製造することとしたので、流体噴射装置を低コストで得ることができる。
同図に示すように、プリンタ1は、液体噴射ヘッドの一種であるヘッド2を搭載すると共に液体貯留部材の一種であるインクカートリッジ3を着脱可能に装着するキャリッジ4と、ヘッド2の下方に配設され記録紙6が搬送されるプラテン5と、キャリッジ4を記録紙6の紙幅方向に移動させるキャリッジ移動機構7と、記録紙6を紙送り方向に搬送する紙送り機構8とを有する構成となっている。上記紙幅方向とは、主走査方向(ヘッド走査方向)である。上記紙送り方向とは、副走査方向(主走査方向に直交する方向)である。インクカートリッジ3としては、本実施形態のようにキャリッジ4に装着するものには限らず、プリンタ1の筐体側に装着してインク供給チューブを介してヘッド2に供給するタイプのものを採用してもよい。
同図に示すように、ヘッド2は、インク導入針13を立設する導入針ユニット14と、複数の圧電振動子15を有する振動子ユニット16と、インク流路が形成された流路ユニット17と、振動子ユニット16や流路ユニット17が固定されるヘッドケース18と、ガラスエポキシからなり圧電振動子15に駆動信号を供給するための回路基板(第1基板)28とを有する構成になっている。
また、ヘッドケース18の上面には、回路基板28が配置されている。この回路基板28は、接合部70においてフレキシブル基板29に接合されている。
同図に示すように、回路基板28上には、フレキシブル基板29との接合部70に複数の電極(第1電極)28aが一列に配列されている。電極28aは、例えばAuなどの金属からなり、回路基板28上に形成された回路配線(図示せず)に電気的に接続されている。この電極28aは、例えば24個設けられている。電極28aの平面視での形状は、例えば一辺が1.0μm程度の略正方形である。
回路基板28とフレキシブル基板29との間は、上記のようにハンダ部60によって接合する。まず、回路基板28の各電極28a上にハンダ部60を形成する。次に、回路基板28の各電極28aとフレキシブル基板29の各電極29aとが平面視で重なるように回路基板28とフレキシブル基板29とを位置合わせし、電極28aと電極29aとの間にハンダ部60が配置されるようにする。
例えば、上記実施形態においては電極28a及び電極29aの配列方向に沿ってレーザ光Lを順に照射するようにしたが、これに限られることは無く、押圧部材61の表面にレーザ光Lを分岐させる素子を配置し、レーザ光Lを複数のハンダ部60について分岐させるようにしても構わない。この場合、複数のハンダ部60に同時にレーザ光Lが照射されるため、順にレーザ光Lを照射していく場合に比べて、当該接合工程に要する時間を各段に短縮させることができる。レーザ光Lを分岐させる手段として、上記の素子のほかに、押圧部材61の上面にマスクを配置する構成であっても構わない。また、例えば押圧部材61の上面にレーザ光を分岐させる素子を形成したり、マスクを形成したりして、押圧部材61自体がこれらの機能を備えるようにしても構わない。
Claims (10)
- ガラスエポキシからなる第1基板上に設けられた第1電極と、可撓性を有する第2基板上に設けられた第2電極とを接続するように前記第1基板と前記第2基板とを接合する基板の接合方法であって、
前記第1電極と前記第2電極との間にハンダ部を配置し、
前記ハンダ部にレーザ光を照射して前記ハンダ部を溶解する
ことを特徴とする基板の接合方法。 - 前記ハンダ部に前記レーザ光を照射する際には、前記第1電極と前記第2電極とで前記ハンダ部を挟持する
ことを特徴とする請求項1に記載の基板の接合方法。 - 前記第1基板及び前記第2基板のうち少なくとも一方が前記レーザ光を透過させることが可能であり、
前記レーザ光は、前記レーザ光を透過可能な基板を透過させて前記ハンダ部に照射する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板の接合方法。 - 前記第1電極及び前記第2電極は、それぞれ複数配列されており、
前記ハンダ部は、前記第1電極と前記第2電極との間にそれぞれ配置し、
それぞれの前記ハンダ部に対して前記第1電極及び前記第2電極の配列方向に順に前記レーザ光を照射する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の基板の接合方法。 - 前記第1電極及び前記第2電極の熱容量に応じて、照射時間を変更しながら前記レーザ光を照射する
ことを特徴とする請求項4に記載の基板の接合方法。 - 前記第1電極及び前記第2電極の熱容量に応じて、照射強度を変更しながら前記レーザ光を照射する
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の基板の接合方法。 - 前記第1電極及び前記第2電極は、それぞれ複数配列されており、
前記ハンダ部は、前記第1電極と前記第2電極との間にそれぞれ配置し、
前記複数のハンダ部に対して同時に前記レーザ光が照射されるように前記レーザ光を分岐させる
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の基板の接合方法。 - 前記レーザ光は、前記ハンダ部が設けられる領域よりも広い領域を照射する
ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の基板の接合方法。 - ガラスエポキシからなり第1電極が設けられた第1基板と、可撓性を有し第2電極が設けられる第2電極と、前記第1電極と前記第2電極とが接続されるように前記第1基板と前記第2基板とが接合された接合部とを備える流体噴射ヘッドの製造方法であって、
請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載の基板の接合方法によって基板を接合させることを特徴とする流体噴射ヘッドの製造方法。 - 請求項9に記載の流体噴射ヘッドの製造方法によって製造された流体噴射ヘッドを搭載したことを特徴とする流体噴射装置。
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JP2007230217A JP2009061635A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 基板の接合方法、流体噴射ヘッドの製造方法及び流体噴射装置 |
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JP2013233723A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッドの製造方法 |
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2007
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