JP2009060968A - ゴルフアイアン用方向出し治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイアンにおける正確な方向出しを可能にするとともに、製造コストも抑えることができ、更に持ち運びも容易なゴルフアイアン用方向出し治具を提供すること。
【解決手段】ゴルフのアイアンのフェイス面に装着する装着面3を有した装着部2と、該装着部2に、前記装着面3と直交する方向に向けて連設した、山型状の基端部6と該基端部6の先端部に位置するガイド部7を有するガイド5と、を具備したことを特徴としており、これをゴルフのアイアンのフェイス面に装着して、ガイド部の先端をターゲット方向に向けた状態におけるアイアンのフェイスの角度を目と身体とで覚えることにより、確実にボールに対するアイアンの正確な角度を身につけることができ、また、ポケットに入れることもできるので持ち運びも容易である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフにおいてアイアンでゴルフボールを打つ際に、確実にターゲット方向に向けてゴルフボールを打つことを可能にしたゴルフアイアン用方向出し治具に関する。
一般的にアマチュアゴルファー等は、ゴルフにおいてアイアンを打つ際に正確な方向出しを行うことは困難である。即ち、アイアンはフェアウエーウッドに比べて、形も薄く、各番定によりライ角やロフト角が異なるため、ボールに対して正確な角度で合わせ難く、そのためにフェイスをかぶせすぎたり開きすぎたりしてしまい、ターゲットに向けて正確にボールを打ち出すことができないのが現状である。
この点、従来から、ゴルフスイングの練習用具として、長方形の敷材であって中央を長手方向に白線を引いた人工芝マットが提供されており、この人工芝マットの白線を飛球線方向に合わせてボールを打つ練習を行うことが一般的であるが、この人工芝マットでは、飛球線方向に平行な白線が存在するだけであるため、スイング時の目安とはなっても、クラブヘッドがどのような軌道を通っているのかをプレイヤー自身が確認し矯正することはできない。
そのため、このような問題点を解決するものとして、棒状ガイドからなるスイングガイド部と、ゴルフクラブのシャフトに着脱可能なクラブ装着部と、前記スイングガイド部と前記クラブ装着部を連結して前記棒状ガイドに直交して延びる連結部材とを備えたゴルフスイング矯正用具が提供されており、これによれば、棒状ガイドをクラブフェイス面に垂直になるようにシャフトに装着してボールが棒状ガイドの中央にくるようにアドレスした後にバックスイングを開始し、ボールを棒状ガイドに沿わせてクラブヘッドを引くことによって、スイング軌道を確認及び矯正することができるという利点がある。
2005−185768号公報
しかしながら、前述の従来のスイング矯正用具では構造が複雑であるために製造コストが上がってしまうという問題点があるとともに、全体的に大きく重量も多いために持ち運び等に不便であるという問題点もある。
そこで、本発明は、アイアンにおける正確な方向出しを可能にするとともに、製造コストも抑えることができ、更に持ち運びも容易なゴルフアイアン用方向出し治具を提供することを課題としている。
本発明のゴルフアイアン用方向出し治具は、ゴルフのアイアンのフェイス面に装着する装着面を有する装着部と、該装着部に前記装着面と直交する方向に向けて連設したガイドと、を具備したことを特徴としている。
本発明のゴルフアイアン用方向出し治具を用いてアイアンの方向出しを行う際には、アイアンのフェイス面に本発明のゴルフアイアン用方向出し治具の装着部を装着した後に、ボールとターゲット方向を架空の線で直線状に結び、ガイドの先端がターゲット方向に向くようにしてアドレスをする。そして、その状態におけるアイアンのフェイスの角度等を目と身体に覚えさせる。
そうすると、本発明のゴルフアイアン用方向出し治具では、ゴルフのアイアンのフェイス面に装着する装着面と直交する方向に向けてガイドが連設されているために、確実に、ボールに対するアイアンの正確な角度を身につけることができる。
従って、本発明によれば、用いるアイアンの番定毎に、前述の方法で正確なフェイスの角度を覚えることにより、アイアンにおける正確な方向出しが可能になる。
また、本発明は、ゴルフのアイアンのフェイス面に装着する装着面を有する装着部とこの装着部に前記装着面と直交する方向に向けて連設したガイドとを具備しており小型軽量であるため、製造コストを抑えることができるとともに、例えばポケットに入れることもできるので持ち運びも容易である。
本発明のゴルフアイアン用方向出し治具では、ゴルフのアイアンのフェイス面に装着する装着部を有しており、この装着部は、平坦な装着面を有し、この装着面に直交する方向に向けて、装着部にはガイドが連設してある。
ここで、前記ガイドは、その先端を棒状にするとよく、例えば、山型状の基端部と、この基端部の先端部に位置するガイド部とで構成するとよく、これにより、ターゲット方向を容易に認識することが可能である。
また、前記装着面にマグネットを配設するとよく、これにより、フェイス面が磁性体よりなるアイアンの場合には装着及び取り外しが容易となる。
本発明のゴルフアイアン用方向出し治具(以下単に「方向出し治具」という。)の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の方向出し治具の斜視図であり、また、図2は本実施例の方向出し治具の縦断正面構造を示した図である。
そして、図において1が本実施例の方向出し治具であり、本実施例の方向出し治具1では、ゴルフのアイアンのフェイス面に装着される装着部と、この装着部に連設されたガイドとを有しており、全体を樹脂により形成している。
即ち、図において2が装着部であり、本実施例において前記装着部2は平板の円盤状としており、その一方の面を、アイアンのフェイス面に装着する装着面3とし、他方の面を、前記ガイドを連接する連設面4としている。
また、前記装着部2には、マグネット8が、下面が前記装着面3に露出するような配置で埋め込まれており、これにより、磁性体のアイアンに装着する際に、特に面倒な手間を経ることなく装着及び取り外しを行うことを可能としている。なお、マグネット8は必ずしも必要なものではなく、また、マグネット8を装着する場合でも、必ずしも装着部2に埋め込む必要はなく、装着面3に貼着してもよい。
次に、図において5はガイドである。即ち、本実施例の方向出し治具1では、前記装着部2にガイド5を連設し、このガイド5によってアイアンの正確な方向出しを可能にしている。
ここで、前記ガイド5について説明すると、本実施例において前記ガイド5は、全体として山型状としており、前記装着部2における連設面4に連設される基端部6と、この基端部6に連続するガイド部7とで構成されており、基端部6の裏面を前記連設面4に装着している。
また、前記ガイド部7は、前記山型の先端部分を上方に延長させて棒状とした形態としており、このガイド部7の先端が前記装着面3と直交するようにし、前記ガイド5は前記装着部2に装着されている。従って、ガイド部7の先端は確実にアイアンのフェイス面が向いている方向に向くことになり、ガイド部7の先端をターゲット方向に向けることで、アイアンのフェイス角を正確に出すことが可能となる。
なお、前記ガイド5は、必ずしも基端部6とガイド部7とで構成して全体を山型にする必要はなく、ガイド5の先端が前記装着面3と直交するようにしてあればよい。従って、ガイド5を単なる棒状として装着部2における連設面4に連設してもよく、また、基端部6とガイド部7とでガイド5を構成して全体を山型にする場合でも、山型の先端部分を上方に延長させて棒状にする必要もない。
次に、このように構成される本実施例の方向出し治具の使用方法について説明すると、図3において、アイアン9のフェイス面10に本実施例の方向出し治具1における装着面3を装着する。このとき、アイアン9が金属製等の磁性体であるときは、本実施例の方向出し治具1の装着面3をフェイス面10に近づけるのみで、マグネットの磁力により本実施例の方向出し治具1をフェイス面10に装着することができる。なお、フェイス面10に樹脂コーティング等を施してありマグネット8が吸着されない場合には、装着面3に両面テープを貼着し、この両面テープによりアイアン9のフェイス面10に本実施例の方向出し治具1を装着するとよい。
このようにして本実施例の方向出し治具1をアイアン9のフェイス面10に装着すると、本実施例では、装着面3と直交する方向に向けてガイド部7を連設しているために、ガイド部7の先端をターゲットに向けることにより、ターゲットに向けて正確にアイアン9をアドレスすることができる。
即ち、図4において、まず、ボールとターゲット11の方向を架空の線で結ぶとともに、この架空の線に沿わせながら、ガイド部7の先端をターゲット11の方向に向ける。そして、その後は、この状態におけるアイアン9のフェイスの角度を目と身体に覚えさせ、また、このときのグリップの感覚もまた身体に覚えさせる。
そうすると、当該アイアン9において、ターゲット11の方向に対してどのようなフェイスの角度にすればターゲット11に向けて正確にボールを打つことができるかを、目と身体、及びグリップの握りの感覚で覚えることができ、この目、身体等で覚えたフェイスの角度によってボールを打つことにより、ターゲット11に向けて正確にボールを飛ばすことができる。
なお、図4における点線Aがボールとターゲット11の方向を結んだ架空の線であり、点線B、点線Cは、本実施例の方向出し治具を用いない場合にアドレスしてしまうおそれのある方向である。
このように、本実施例の方向出し治具1を用いることで、正確な方向出しが困難とされるアイアンの正しいフェイス角を容易に身につけることができる。
また、本実施例の方向出し治具1では、アイアンのフェイス面に装着する装着部と、この装着部に連設したガイドとで構成しており構成がシンプルであるために、製造コストを抑えることができる。
更に、小型軽量であるためにポケットに入れておくこともでき、持ち運びも容易で、プレーの最中にアイアンの方向出しを行うことも可能である。
本発明のゴルフアイアン用方向出し治具では、アイアンのフェイス面の正確な向きを容易に知ることができるため、すべてのゴルフのアイアン及びその他のゴルフクラブにも適用可能である。
本発明のゴルフアイアン用方向出し治具の実施例の斜視図である。 本発明のゴルフアイアン用方向出し治具の実施例の縦断正面構造を示す図である。 本発明のゴルフアイアン用方向出し治具の実施例の使用方法を説明するための図である。 本発明のゴルフアイアン用方向出し治具の実施例の使用方法を説明するための図である。
符号の説明
1 ゴルフアイアン用方向出し治具
2 装着部
3 装着面
4 連設面
5 ガイド
6 基端部
7 ガイド部
8 マグネット
9 アイアン
10 フェイス面
11 ターゲット

Claims (3)

  1. ゴルフのアイアンのフェイス面に装着する装着面(3)を有した装着部(2)と、該装着部(2)に、前記装着面(3)と直交する方向に向けて連設したガイド(5)と、を具備したことを特徴とするゴルフアイアン用方向出し治具。
  2. 前記ガイド(5)は、山型状の基端部(6)と、該基端部(6)の先端部に位置するガイド部(7)を有していることを特徴とする請求項1に記載のゴルフアイアン用方向出し治具。
  3. 前記装着面(3)にマグネット(8)を配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゴルフアイアン用方向出し治具。
JP2007229265A 2007-09-04 2007-09-04 ゴルフアイアン用方向出し治具 Pending JP2009060968A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010006177A1 (de) 2009-03-13 2011-08-04 Renesas Electronics Corp., Kanagawa Datenverarbeitungsgerät und Datenverarbeitungsverfahren

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